シバケンの単なる雑談NO.26

雑談NO.24 雑談NO.25
雑談NO.21 雑談NO.22 雑談NO.23

雑談NO.5 雑談NO.10 雑談NO.15 雑談NO.20
題目一覧表

目次

雑談NO.27

NO.520 半日人間ドックの話(14) 眼科の先生

NO.519 半日人間ドックの話(13) 肛門検査

NO.518 半日人間ドックの話(12) 正露丸(2)

NO.517 半日人間ドックの話(11) 正露丸(1)

NO.516 半日人間ドックの話(10) 下痢症状(5)

NO.515 半日人間ドックの話(9) 下痢症状(4)

NO.514 半日人間ドックの話(8) 下痢症状(3)

NO.513 半日人間ドックの話(7) 下痢症状(2)

NO.512 半日人間ドックの話(6) 下痢症状(1)

NO.511 半日人間ドックの話(5) サンマルク桂店の話(3)

NO.510 半日人間ドックの話(4) サンマルク桂店の話(2)

NO.509 半日人間ドックの話(3) サンマルク桂店の話(1)

NO.508 半日人間ドックの話(2) サンマルク高槻店の話(2)

NO.507 半日人間ドックの話(1) サンマルク高槻店の話(1)

NO.506 サントリーの工場見学(9) ウィスキー講習会(5)

NO.505 サントリーの工場見学(8) ウィスキー講習会(4)

NO.504 サントリーの工場見学(7) ウィスキー講習会(3)

NO.503 サントリーの工場見学(6) ウィスキー講習会(2)

NO.502 サントリーの工場見学(5) ウィスキー講習会(1)

NO.501 サントリーの工場見学(4) 山崎蒸溜所

雑談NO.25


NO.501 サントリーの工場見学(4) 山崎蒸溜所

サントリーの工場見学です。
品質管理グループ統括リーダー様を始めとして、妙齢の美女軍団の講師が口々にです。
一番のお楽しみは呑み放題の試飲会ですね。又云う、マダ云う。何回聞かされた。
ヒツコイ程に話題に出された試飲会。実際には小さなお子さんも居てますし、私みたいな下戸も居てるし。
私の向かいの老婦人のお隣に鎮座の老紳士。紳士とは云い難い風情なれどです。早い話がご夫婦ですが、ご主人は何杯もお代わりしての酒豪は少数派で、奥様は一滴もお呑みになてなくて烏龍茶。
イヤ、お子さま用にはジュースも準備されてます。見学者全員が酒呑みとは限らへん。
私なんか、兎に角、呑んだら食べられんよになるのが心配でして。
とは想いつつもオツマミ喰て。試飲会が終われば、昼食ですが、観光バスに乗って、スーパーマツモトが手配のお店に直行。
お店丸ごと貸し切りとの事で、四十人で丁度佳い具合のお店には適当に座席を確保してのバイキングです。普段なら飲み屋です。
昼食が終われば、本命の彼の有名なるサントリーの山崎蒸溜所。
遠くから見てたらスグの其処やのにナカナカ到達しやへんのです。一直線に往かずに曲がりくねった道からですが。
暑くもなく、寒くもなくて、雨も無し。
山崎蒸溜所は洋風の落ち着いた閑静なる佇まい。個人で訪れてる見学客も多数。受付で申し込みなどしてました。
工場内案内の時間が決まってまして、一時間おきで二時から故、暫しです。山崎ウィスキー館を見ててクレとの指示でして。館は今年の三月に出来たとこなんやて。
チナミニ、京都郊外山崎と紹介、宣伝されてるけれど、山崎蒸溜所の正式なる所在地は大阪になるのです。
其処には年代物のウィスキーが陳列で、昔からの宣伝ポスター等々も見てるだけでも懐かしいです。
ウロウロしてる間にも見学の時間となて、案内役の此れ又、超妙齢の美女に誘導されて。
誠に手慣れたはりましての立て板に水。お声も凛として麗しく。
スーパーマツモトの御一行様が揃うがナカナカでして、山崎蒸溜所は初めてですかの問いに全員が初めてですの大合唱。
「では、お揃いになられたよおですから、此れより山崎蒸溜所をご案内致します。」
まずはサントリーの前身、壽屋の鳥井信次郎と其の息子でサントリーの創業者の佐治敬三。
二人の創業者の銅像をご案内されまして。チャンとコースに入ってるのです。
そして、お目当ての工場内ですが、息を吸うだけでも酔いそな。イヤ、日本酒の匂いとは異なりまして、馥郁として、芳醇。
「ビールもウィスキーも原料は大麦です。大麦には二条大麦と六条大麦がありまして。
サントリーでは穀粒が大きく均一で、デンプンが多い二条大麦を使用しております。」
誠に流麗的確簡潔明確なるご説明です。
大麦に二条と六条のあるのを知らなんだけど、ウィスキーはビールとは異なり、ガラス越しではなくて、設備を目の当たりに出来るのです。
見学コースでもあるし、触ったりは出来ませんが、如何にも工場見学してる気分。
何よりもです。一番に佳かったのは樽の貯蔵庫。テレビでは見てますが。実際の貯蔵庫に入れるのです。誠にマコトにもって壮観で感動した。
樽には年が書いてあて。皆様、此れがです。
「日本のウィスキー蒸溜元年である1924年の樽で、一番最初の番号である<1>が明記してあります。」
イヤ、誠に感激、日本で一番最初のウィスキー樽が保管されてた事になる。かと云うてウィスキーを度々呑む機会はなくての年に一回の学生時代の同窓会だけやんか。
「皆様のお生まれになた年のはありますか。何処かにある筈です。」
我が年のも何処かにはあるやろけど、誘導されてる通路にはナカタ。
何処かの小母さんが歳喰てるしあらへんなあ。
誰かがすかさず、探しまくったら有る筈や。
そんな具合に見学して最後にやっぱり試飲会。試飲会はゲスト・ルームでありましての既に沢山の人。
まともに入れたら五百人は詰め込めるのでないかと。そんなに沢山は居てませんが、順々に席を確保で席にはまたもやオツマミです。席に座ると手際佳くも妙齢の美女からテイスト・グラスに入ったウィスキーと水が配られて。
「此れより、ウィスキーの上手な呑み方をご案内します。」
声のする最前列には講師。
一々妙齢のと紹介してたら切りがないので省略しての全員が超の付く妙齢の美女軍団。
(03/11/12)


NO.502 サントリーの工場見学(5) ウィスキー講習会(1)

何度でも申します。言語明瞭にです。
私はアルコールに弱いです。されど、酒の糟では酔わんけど。
ビールなら少しは呑めます。
誤解ナキよに申し添えます。呑める人との水準が違う。多少なら苦にならんし、タマに一口なら美味しいと想う事がある。
時間さえ掛ければ缶ビールが一個、ナンとかなるし、週に一度は家族全員で缶ビール一個を空ける程度。
買い置きのカートン一箱、一ヶ月も保たんのですが、犯人は他に居る。
嘗ての事ですが、祇園祭でお客様のおもてなしのためです。
瓶ビールですが。当時は瓶しかなかたのですが、ビールを一ダースも買えば二三年保った。
王冠には錆が出てて、開ける栓抜きを探すに大騒動。普段から開け慣れてないもので。
イヤ、品質管理グループ統括リーダー様の仰る賞味期限九ヶ月は缶ビールが対象。
講師は品質管理の大親分です。此の機会に瓶ならどなんですか。
一年ですか、二年ですかと質問しよかと想たけど、三十年も前に賞味期限の概念がなかたし、推測なれど九ヶ月にはナンの根拠もないのでは。一年では長いし、半年では短い故の九ヶ月ではなかろかと。
電子部品にしたって、品質保証期間、半年なんかにしてますが、半年で部品が腐る訳でなしの正直云うて根拠無し。
クレグレも電子部品での話です。テレビに冷蔵庫にパソコンではありません。にしても無償での修繕期限です。十年も二十年もこき使て壊れたからには修繕セヨと無理難題を云われても困る故の自衛手段。
イヤイヤ、瓶ビールの賞味期限についての手を挙げて質問する勇気がナカタ。
日本酒なら呑むゾと決死の勢いでお猪口に一口。場合に寄れば咽せる事がある。
早い話が日本酒は辛い。珍しくも希少価値の酒である。一生に一度しかお目に掛かれへんぞと云われたら、物は試しで舐めてはみたい。
濁酒、ウォッカ、テキーラに焼酎は呑んだ事がないです。缶チューハイならありますが。あれはジュースみたいで美味しいです。
ウィースキーとブランデーの区別はついてない。洋酒は洋酒で皆一緒。
しかるに、山崎蒸溜所に漂うウィスキーの馥郁とした香りは心地よい。何を隠そお、芳香系の香りは好きなほでありまして。
洋酒でないけど、プラモデル用のシンナーの匂いも好きやた。誤解ナキよに云うてオク。シンナー遊びなんか言葉もナカタ。
初めて聞いたときにはシンナーを嗅いで何をするのか。何か佳い事があるのかと。
一説では昇天するのやて。そんな事で奇妙な匂いをつけるよになたのですが、阿呆が増えると禄な事がないです。
シンナーの話はどでも佳いです。ビールでも日本酒でもなくて、洋酒の話。
サントリーのゲスト・ルームでの美女軍団の講習会です。
「皆様、マズ最初にお手元にお配りしましたウィスキーの香りを味わってください。」
成る程、ウィスキーの場合は嗅ぐとは云わんのや。味わうのかと、私等夫婦は素直で単純で真面目です。指示されたとおりです。手元のテイスト・グラスを持ちまして。鼻を近づけ、芳醇の香りを味わいました。
「皆様、香りを味わわれましたら、一口、お口に含んでください。
サントリーの山崎蒸溜所で造りましたウィスキーです。
そのまま、ストレートで味わってみてください。」
云うたらナンやけど、こんなキツイのをストレートで口にした事がないのです。
そやけど、美女の指示です。美女には弱い故、一口と、グラスを口元に運ぼとしたら、嫁はんがです。
「ストレートで大丈夫か。」
「全部呑んでもこんなけやんか。」
グラスの底に極少量なんです。当たり前ですが、上等のウィスキーですからナミナミとは注いでないです。呑める呑めへんは別にしてケチやなあ。
しかるに、グラスを傾けても、傾けても、ウィスキーが口に入らん。テイスト・グラスは底のほが広くなてるし、クドイけど、ウィスキーは底の底に極少量故です。
其処をナンとか口に運びましたら、誠に美味。口当たりが佳いのです。
口当たりが佳いのは危険が一杯。調子に乗って下手に呑むと昇天する。底の底に少量やから昇天は無いと想うけど、こんなに美味とは想てなんだ。
イヤ、正直云うてサントリーのウィスキーにはご縁がなかた。
イヤイヤ、ご縁があるのか無いのか分かってないです。幾度かは洋酒も呑んでるけれど、勧められるがまま怖々でして、何処の何かを知らんと呑むほが多いのです。
佳く云われます。
ウィスキーなんかの高級酒はストレートで呑まんと勿体ないゾ。
勿体ないとするのは酒呑みの理屈でありまして。私にとては単に強い酒。下手に調子に乗って、呑んだら潰れて仕舞う故、謎の液体はストレートで呑んだ事がない。
やのに相手様が美女軍団故、嫁はんの制止を振り切り、チと試しにと口に含めば、えも云われぬ形容の難しくも、芳醇なる香りが口のナカ一杯に広がると同時にピリピリとした感触が誠に心地佳い。
さりとて、限度は分かてるし、無理セズ、欲張らず。
グッと我慢とする程でないけど、ストレートは其の一口で控えてしもた。
呑み助なら勿体ないと地団駄踏むのやろ。
(03/11/13)


NO.503 サントリーの工場見学(6) ウィスキー講習会(2)

瓶ビールの買い置き、二十年モノにはモロモロの得体不明の浮遊物。
「松が弱れば日本酒を飲ませよ。」
とも云うし。
勿体ないと寄せ植に与えたら松に梅に福寿草まで枯れてシモタ。
とは、我が掲示板にmaidoさんが書き込みされた。
しかるに、ウィスキーでもそんな事があるのです。そんな事とは白い沈殿物。
出ても有害でないのでお呑みになられても大丈夫。されど、草木にとは云われてないです。
暗黙の了解として、大丈夫とは人体にとてであて、草木には不明。ヤルなら、よくよくの生体実験的覚悟が要ります。
ウィスキーの如きアルコール濃度の高いものでは大丈夫。沈殿物はウィスキーと樽の成分が結合したモノでアル。
しかるに一応のですが、賞味期限、十年間と云うたはった。但し、栓を開けず、所謂冷暗所での保管でありまして。
どっちにしても瓶詰め以降は美味しくなる事はありませぬ故、お早めにお召し上がりくださいと云うたはったです。
我が家にも洋酒は置いてある。大切にタイセツに飾ってある。
其れこそ手に入れてからの二十年モノ。買おたのは免税店、韓国出張の帰りとか、呑めへんのが分かってるのに友達から戴いたりですが。
其れでも洋酒を戴くのは不思議に嬉しいもので、後生大事に飾ってたのに、殆どは親父の葬式、集まってくれた親戚縁者に呑まれてしもた。
誤解ナキよに云うてオク。
叔父連中から、オオ、上等のウィスキーがあるやんか。出せとは云われてなくて、秘蔵のを自主的にです。呑まへんかと。
ジョニーウォーカーの赤か黒か、どっちが上等か忘れたけれど、上等のほです。
シーバス・リーガル、バレンタイン、オールド・パーからナポレオンまで有った。
一瓶も出したら充分かと想てたのに自分と一緒にしたらアカンのです。軽く何本かが空いてシモタ。
辛うじて、イヤイヤ、自主的にです。
空いてしもたら、此れはどやと出したのですが、残ったのが三本、そのままでして。親父が他界が十年前で、何時か呑みたいナと想いつつ、一滴も呑まずに現在に至り、賞味期限十年は軽く突破してしもての二十年以上。
ならば、この先何時呑む事になるのか、要らん事は掲載セズ。
サントリーの山崎蒸溜所で戴いたパンフレットに書いてるのが、山崎二十五年、サントリー創業百周年を記念しての年間限定生産千二百本のが八万円やて。モ一度、八万円やて。誤植でないです。
十二年モノが六千七百八十円で十年モノが四千円ですて。
ジョニーウォーカーが幾らか忘れたけれど、免税店で概略三千円やったのか。其れ以上、高いのを買うもんか。呑みもしやへんのに。
イヤ、実は、出張の度に叔父達へのお土産用に買おたのです。ツイデに我が家用も貯め込んだ。此れこそが呑みもしやへんのにです。
パンフレットの値段を見て、嫁はんと二人して目をパチクリ、高いなあ。
こんな高いの呑む人があるのやなあ。お金持ちやなあ。私の常識と世間の常識、殊には酒呑みで且つお金持ちとは棲む世界、考え方が異なる。
パンフレットを見つつのウィスキーを呑みの、美女軍団の講義も聞きつのオツマミも喰うので忙しい事。
隣にお座りの中年女性お二人ですが、八人架けの座席には籠に入れたオツマミ二つです。
つまりは四人で籠一つの中を数えやはて。
「どれも四個ずつ有るし、一人一つずつやなあ。」
「そやなあ。一人一つずつやなあ。遠慮せんと戴きましょ。」
そんなお声が聞こえて来まして、私も確認のため数えましたら、仰るとおりで御座います。
適当に一つずつ食べてましたが、お向かいには同年輩のご夫婦。
勿論ですが、お互いに初対面で遠慮しつつの一個ずつ。私は甘党故、チョコレートがニ個欲しかたけれど、我慢しての一個だけ。
誠に美味なオツマミでして、中身はビール工場のよりもチとだけ高級。ウィンナーが有った。
其の替わりにビール工場では籠に一杯、山盛りやって、各種一個ずつなどとケチな話でなかた。
そんな意地汚い話はどでも佳い。美女軍団の講習会です。
「山崎の天然水を原料としたサントリーのウィスキーを山崎の天然水の氷でオン・ザ・ロック。
サントリーの山崎ならではの贅をお楽しみください。」
などと、サントリーと山崎の連発。
確かに、佳いお酒は水が大切。水道水ではアカンのですが、贅沢な氷、山崎の天然水のが無いやんか。
と想てましたら、美女軍団が運んでクレました。
水道水での氷より、天然水。しかも山崎のと宣伝されたら、山崎の水が佳いのか悪いのか知らんけど、高級天然水みたいに想うがな。
「これより、サントリー・ウィスキーの上手な水割りの作り方をお教え致します。」
皆様、マズは山崎の天然水で造りましたる氷をグラスに数個入れまして。
聴講生、一斉に注目。
(03/11/14)


NO.504 サントリーの工場見学(7) ウィスキー講習会(3)

お酒の話はお酒呑みに任せておけば佳い。
とは云うもののお酒呑みさんがお酒の雑学的知識を持ってるかどかはよお分からん。
とは云うても下戸自慢がお酒の雑学的知識を持っても意味がない。
意味はないけど、何かの折りに役立つのが雑学でして。役に立っても知れてるけれど、世の中、役に立つバカリが能やないです。無駄も又、佳いです。
云うてしもたらホーム・ページも無駄なんや。時間と資源と知識と心労のです。
浪費で無駄の寄せ集めなんです。浪費やからやってられるのです。無駄と浪費と徒労の先に何があるのかと。浪漫があるのです。浪漫を求めての遣り甲斐がある。
形而上学的、浪漫的、理屈、屁理屈をこね回すホーム・ページの話でないです。単なるお酒の話やた。
雑学的知識ですが、一般的傾向としてです。よお分からんではなくて、お酒呑みさんは雑学に豊富。お酒を通じで他人さんとお話される機会が多い故と推測してる。
暖簾を潜りのチョイと一杯で、生きた知識が仕込めるのです。お店のご主人、お隣の客人を捕まえての無駄話。
私なんかは酒は呑まんし、暖簾を潜る事は滅多にないし。一人では絶対にないし、有っても誘われての義理でして。タマに飲み屋に往っても話題に窮す。元もとが無口故。
話題以前に注文にさえ四苦の八苦。何をどんなフウに頼めば佳いのヤラ。適当にで濃いのをやられたら呑めへんし。
お酒呑みさんは話題が豊富で気さくです。誰にでも気楽に話掛けてます。見も知らぬ他人さんに話掛けられたら酔っぱらいかいなと。
私なんか屋台での一杯は経験がないです。経験したいとも想てないけど、屋台となればラーメン一杯。
しかるに、呑まん洋酒を飾っとく理由は何時か呑みたいナと。
其の何時かは何時の事になるのかは、計り知れん迂遠の先であります。
実は勿体ないとする気がある。
イヤしかし、誤解ナキよに云うてオク。クレグレも人様に呑まれて勿体ないではなくてです。
私の欲しいは一口だけ。舐める程度の極少量で佳いのです。どんな味か、どんなフウかを試すダケで佳いです。
やのに、一旦、開けてしもたらほっとけへんやんか。速やかに呑まんならんやんか。呑める自信があたら即刻開けてしもて呑んでます。何千円も出して、買おた洋酒を一口では勿体ないやろな。
云うたら悪いけど、ビールに日本酒に、左程高くもないのなら、無理もセズに余れば料理酒として使うの手もあるけれど。ビールを料理酒には出来ひんけれど。高級酒ともなれば勿体ないやんか。其処までの食通でもないしやけれど。
重たい目して空港から運んで来たのです。なけなしのお小遣いを散財、吹き飛ぶのを我慢してです。
記念や記念。何かの折りに役立つやろと。一発奮起で買おたのです。飾ってるだけではモと勿体ないけれど、人間理屈通りにならんワイ。
もっと云うてしもたら、お酒呑みは嫌いで且つ羨ましいです。
嫌いはヒツコイのや。
呑めへん奴の気持ちを知らん故で、呑みたければ勝手に呑んでクレ。呑めへん奴につきまとうな。相手にするな。呑めと強要、拷問すな。呑みたければ、呑めるなら適当に呑みますがな。
呑めへんから呑まへんのや。割り勘負けを容認してるのヤ。
左様です。食事ダケならお勘定は喰た分だけか、誰かの奢り。やのに、一杯呑みは割り勘か誰かの奢り。奢って戴いての呑みには往った事がなくて、割り勘か参加費徴収のしか経験がないけれど。
羨ましいは呑める事自体が羨ましいです。お酒を美味しいと心底味わえるは幸せである。
酒の雰囲気を楽しめるのは佳い事です。限度さえ弁えてタラやけど。
そして、酒も無駄な事なんです。呑めへん私にしたらです。
さて、サントリーの山崎蒸溜所のゲスト・ルームは元もとが樽の貯蔵庫ですて。其れをゲスト・ルームに改造したのです。
とは、配られたパンフレットに書いてある。
(03/11/15)


NO.505 サントリーの工場見学(8) ウィスキー講習会(4)

美女軍団の一声。
聴講生、一斉に注目のウィスキーの水割りの作り方。
それぞれに適当にです。談笑、ざわついてたのが見事なまでに場内静粛、お顔が講師に向いたんや。
正直云うて其れまではですが、美女軍団の講義は半分も聞いてなかたのです。座った席がウシロ過ぎたせいもありますが。
私にしてみたら、水割りなんか単に氷と水を適当に混ぜたら佳いだけと違うのかいな。
アトはお好みに合わせてウィスキーの量を調整するだけやろな。
とは想いつつも、大いなる興味を持って注目です。
「では、皆様、まずは山崎の天然水で造りましたる氷をグラスにタップリ入れまして。」
しかるに、山崎のと云う訳には往きませんので、天然水のが佳いです。ミネラル・ウォーターがお勧めです。
ミネラル・ウォーターは不純物が少なく溶け難いのです。出来ればご家庭の製氷器で造るのではなく、カチ氷が宜しいです。
講習会では助手の美女軍団の実演がありましてです。
「そして、適量のサントリー・ウィスキーを注ぎます。」
適量も基準は女性の指で二本です。男性のゴツゴツした指でなくて、サントリーのウィスキーは女性のか細い指でなくてはなりません。
嘘やろ、冗談やろと会場は爆笑の渦のザワメキ、笑いが収まってからです。
「此の機会にサントリー式のかき混ぜ方をお教え致します。
マドラー、かき混ぜ棒で佳くかき混ぜてください。」
サントリー式秘伝とは大袈裟な。とは想いつつも注目。
一回、二回の三回のと、掛け声と共にかき混ぜられて。
「ハイ、皆様、何回転させたでしょおか。」
何処からか、聴講生の数人が十三回半ですのお声が掛かった。
間違いは無いです。確かに、十三回転と半分です。
「正解です。十三回転と半分です。十三回転半がサントリー式のかき混ぜ方です。」
チャンと根拠があります。
サントリーに於きまして、何回もの実験を繰り返しての最適のかき混ぜ回数は十三回転でも、十四回転でもありません。
キッチリと十三回転と半回転です。最後の半回転が重要なんです。
ウィスキーとグラスが氷で程良く冷やされるのが十三回転と半分の時間です。
会場、聴講生も講師、美女軍団のお説に納得、充分に洗脳されましての爆笑と共にメモまでしてる人もアタ。
チナミニ、私はメモなんか持ち歩いてないです。邪魔くさいし、何よりもです。メモしても我が文字では当人の私でさえもが読めへんのや。
そんな事はどでも佳いです。サントリー式水割りの作り方です。
「十三回転と半分。キッチリとかき混ぜましたら、水割りの水も天然水、ミネラル・ウォーターの冷やされたものを注ぎます。
折角、十三回転と半分、かき混ぜて、グラスとウィスキーを適度に冷やしたお水です。生暖かいミネラル・ウォーターはご遠慮ください。
水はウィスキー<1>に対して<2.5>が最適と、多くの方が認めておられます。」
成る程ねえ。私なんか、美味しい、不味いよりもです。
単純に濃いのが口に合わずにイヤとするより、アルコール濃度が高いと少量でも呑めば酔う以前に気分が悪くなたりするのが怖いのや。
周囲に迷惑やろな。一人、寝てしもたり、顔が赤いならマシで、真っ青な顔してたらアカンやろな。ナラバ、少量をチビチビと呑んでたら佳いのやけれど、洋酒は口当たりが佳い分だけ呑み過ぎる傾向にもありまして。
過ぎても、グラスに二杯も呑めへんけれどです。
イヤイヤ、講習会の話です。美女軍団の話は続きます。
「冷えたミネラル・ウォーターを注ぎましたら、マドラー、かき混ぜ棒で三回転半です。
正確に廻しましょう。
ウィスキーに氷を注いでの十三回転半と水を混ぜての三回転半の合計では十七回転となります。
十七は希しくも五七五の文字の芸術、俳句の文字数と同じになります。
山崎で蒸溜されたサントリーのウィスキーで十七回転、美味しさ最高の水割りの出来上がりです。
皆様のご家庭で是非お試しください。」
会場からは拍手喝采で美女軍団によります処の講習会は幕。
(03/11/16)


NO.506 サントリーの工場見学(9) ウィスキー講習会(5)

講習会はオワリです。されどです。
添乗員さん、スーパーマツモトの男性社員さんと、サントリーの女性社員さんですが、お仕舞いやから帰れとも、場所を移れとも云われてないし。団体行動やから勝手な行動も出来ひんやないですか。
時間は有りそやし、折角戴いた山崎の天然水で造られたかち氷です。講習会の間には相当に溶けてますが、残ったウィスキーに混ぜまして。
マドラー、かき混ぜ棒はないし、グラスも違うし、ウィスキーも少なくて、戴いたトキから女性のか細い指一本どころか、半分も有らへんので、講習会どおりには出来ひんけれど、チビリ、チビリと戴いた。
元もとが少量です。お替わりを何杯も請求してる人もありますが。した人は酒豪と認められたのか、軽く指一本分。クレグレもテイスト・グラスでの事です。
私には僅かなウィスキーで充分なんです。誠に口当たりが佳いです。
口のナカに広がった馥郁たる香り、まろやかな感覚が、大袈裟でなくて、一週間以上経過してる現在唯今でも感触が残ってる。あのウィスキーならモ一度、舐めてみたいです。
あくまでも、舐めるだけでありまして。大口でガブリ、ゴックンとやったら、急性アルコール中毒になるやんか。救急車で運ばれたらサア大変です。
基本的には洋酒が合おてるみたいですが、兎に角絶対的許容量に乏しい。生態学的、化学的にはアセトアルデヒドの分解能力が備わってない。
呑める奴が物事は訓練である。
毎日少しずつでも呑めば、自然と耐力も備わるゾ。などと云いやがるけど、訓練してまで呑めるよになりたいとは想てない。
前後左右から一点一点、細かに検証すれば矛盾の話もありますが。人間とは矛盾だらけの存在やわい。
考えて見れば親戚縁者、周辺を見渡し、酒に弱いのは私だけ。もしかしての、突然変異的現象でありまして。イヤイヤ、親父は呑めへんかたと想てます。お正月のお屠蘇程度でありました。
正確には、家族、叔父達も含めて家では呑んでなかたし、祖母が呑む現場も見た事がない。
叔父達は同居から家を出やはってから呑まはるのを知った。
母方は母を含めて全員が呑めるし、母ならば、亀岡に来てから酒豪になた。
父方の叔父連中は弱くはないし、叔母は呑めるのか呑まへんだけか、分からんウチに他界してしもた。
ビールは香りを楽しむのではないし、日本酒の匂いは苦手やし、二男は日本酒党で、長男は弱いけれど、私よりはマシで、嫁はんは日本酒なら多少はと申してますが、多少は多少で程度は知れてる。
ビールは私よりも苦手みたいで、洋酒、サントリーのウィスキーを譲り合いの精神旺盛でもないけど、水割りにしてチビリ、チビリと何とか呑み干した。
お向かいに同席のご夫婦はご主人が呑めるみたいでありまして。お替わりを何回か。
がしかし、怖い顔とするのか、ムツリとするのか、表情極めてお堅くて、話のキッカケもなし。
イヤ、お強いのですねと話掛けよとしたら、其の瞬間、横を向かれてしもて。気に喰わん奴。
しかるにですが、水割りなんか造った事がないのです。自分で呑まんからですが、家で呑んだのも何回や。親父の葬式くらいやろか。水割りを造る手順も知らんがな。
<1>対<2.5>が適量であるとは初めて知ったし、微妙な差は分からんのです。
天然水が佳い。出来ればカチ割り氷が宜しいと聞かされたらソか成る程納得やけど、水道水とどれ程の差があるのかも分からん。
分かるには相当なる修業。呑み慣れてなアカンのでないかと。ではあるけれど、上等な日本酒、上等な洋酒は分かるのです。
口に一口含んで口当たりが違う。呑めへんけれど、呑めるよな気がする。此れなら多少は喉に通しても大丈夫と安心感が沸く。
反面、アセトアルデヒドの分解処理能力に乏しい故、自重やなと。
実際問題、口当たりが佳くとも佳いと想うだけ。ガバガバ呑みたいとは想わんし、呑めへんし。
反対に酒豪自慢が居るやんか。何人でボトルで何本、日本酒何升でビール何ダース。下戸に桁の違う話をされても意味ないのや。
浴びるよに呑んで何が楽しいのか。肝臓を壊すだけやんか。勿論ですが、呑めるのは楽しいやろし、羨ましいです。
とは想うけど、酒呑みの過ぎたる話は兎角に大袈裟過ぎて信用出来ん。
小錦、武蔵丸、曙やあるまいに。彼等がボトルで一ダースと豪語しても納得は体重、容積、許容量が違うのや。
さて、頃合いを見計らい、テイスト・グラスも回収されて。イヨイヨ、ホントのお仕舞いかいなと。
テーブルにはアンケート用紙がありまして。メール・アドレスを記入して提出したら、何かが当たるのですて。
メール・アドレスを下手に書くとスパム・メールが怖いけど、今更の感もあるから書ことしたら、お向かいの奥様がご主人に、アンタも書いて出したらと。其の返事がメール・アドレスを忘れてしもた。
インターネットを余りやったあらへんナ。とは想たけど、そんな台詞の目の前でです。パパと書くのは気が退けるからにして、遠慮して。
離席されてからコソリと書いたりしまして、変に気を使てもた。
アトは帰るだけですが、観光バスに乗りましたら、サントリーからのお土産を戴いた。
サントリーのウィスキー、創業百周年記念の限定販売、二十五年モノでは高過ぎる。
戴いたお土産を何かいなと覗けば、講習会でのテイスト・グラス。
此のグラス、何時使う事になるのやら。
(03/11/17)


NO.507 半日人間ドックの話(1) サンマルク高槻店の話(1)

SaintMarc、サンマルクに往きました。十一月の事ですが。
チと高目のパン食のレストランです。
一番最初は二男の大学のソバ、高槻のお店でした。二年前です。
実験用のラット、鼠ですが、世話をしてて、突如のアレルギー症状、息苦しくなて緊急入院。
ビックリして嫁はんと二人して入院先の赤十字病院に往ったのですが、大学の近所です。
安全のため、検査のためと一週間も入院してた時の事ですが、お昼に簡単なる喰いモノ屋さんはないものかと近辺を探索してて、タマタマ入ったのがサンマルク。其れまではサンマルクの存在自体を知らなんだ。
単に其処等の喫茶店と想たんや。外から見てたら喫茶店やんか。
パンもあるからにはサンドイッチもやってるヤロしと、珈琲での軽くで佳かろおと。
やのに、何時ものとはチと違う雰囲気でして。来てる人が私等みたいなガサツでなくてお上品でして。気のセイ、ヒガミかも分かりませんが。
話簡単にはパン主体の高級レストラン的でありましての値段も高目やから、財布の中身と相談で一番安いのを注文。其れでも一人で千円以上したんやで。
イヤ、他にめぼしいお店が無かったんや。寿司屋に丼屋も有ったけど、開いてなかた。寿司屋が開いてても素通りですが。マクドナルドも有ったけど、入り口が何処か分からんで。
只でさえ方向音痴やのに、慣れてない道でオタオタしてたら事故するやんか。マクドナルド程度でオタオタは不思議なれど、聞いて頂戴。スーパーの敷地内にありまして。駐車場の入り口が分からんかったんや。最近こんなんが増えてますが。最初に二年前やて云うてるやろな。
二年前でも出来てますが、兎に角、近辺不案内な上に車が一杯と弁解しまして。
サンマルクの辺りは高級の住宅街でありましての道幅広くて車は超の閑散。マクドナルド近辺とは様相が違うかたのです。
そんな事はどでも佳いです。
アンケート用紙がありまして。出してくれたら何か当たるゾ。との事で書いて出したんや。
当たるとなればスグに出したがるのが悪い癖でして。高級パン食レストランならサゾカシ佳いのが当たるカモ分からんゾと、助平根性出しまして。
以来、何かのご案内があたのか無いのか定かでないのですが、嫁はんが招待状が届いてるえ。
期間限定、特別ご優待、十一月末まで。特製レディース・ランチ、通常二千五百円がホボの半額也。
昼飯で此の値段は高いけど、タマには贅沢なる気分も味おおてみたい。
何せ、二千五百円が半額やんか。二年前の昼飯一食と同じ値段で内容別格故、あのときの元を取らなあかんなと。私のお小遣いで支払おたのにです。
嫁はん大いに乗り気でありまして。そやけど、ワザワザ、パンを喰いに大阪、高槻にまで往くのかいな。ガソリン代が大変やんか。其処は我慢で往くにしてもタマタマ見つけただけやから辿り着けるかどかが大問題。
何せ、方向音痴でマクドナルドに入り損ねた前歴がある。しかも、二年前の話で、たったの一回しか往ってないのやで。
嫁はんしかりと情報抑えてましての、京都にも何軒かあるのやて。ソかいなとインターネットで検索しましたら、桂にもあったんや。
桂の何処にあるのかは、タマタマですが、タマタマばかりですが、「スーパーマツモト」のサントリー工場見学の際にバスがお店の真ん前を通過したんや。
嫁はん絶叫。
「お父さん、此処やで。」
「そおかいな。」
イヤ、検索で概略の場所は分かってましたが、其の瞬間、イヨイヨ、決定やなと覚悟した。我がなけなしのお小遣いが又減るナと覚悟した。
しかも夫婦二人でないです。母と息子共も予定してたんや。
そんな話はアトの事です。バスではウシロの席にお座りの中年女性、お二人様のお話が聞こえて来ました。
「此の辺りにサンマルクがあった筈やけど。もっと、先やったんやろか。」
もお通過してるのですが、黙って聞いてただけですが。そんなに有名なんかいなと。
「サンマルクのパンは焼きたてで美味しいえ。お代わりが幾らでも出来るしなあ。」
相棒のご婦人曰くに、
「そやけど、高いやろな。」
私と同意見です。クレグレもお話が聞こえてるダケですが。
しかるに、嫁はんにです。
「ソ云うたら、あのとき、他の人にはパンを持って巡回して、どですかと聞いたはったなあ。」
イヤ、私等のは一番安いのを注文故、お代わり無しやった。
そおか。サンマルクのパンは喰い放題かいな。
イヤイヤ、半日人間ドックの話やのに、イキナリ、延々とサンマルクの話をしてますが。
僅かにですが、関連してるのです。
(03/12/08)


NO.508 半日人間ドックの話(2) サンマルク高槻店の話(2)

SaintMarc、サンマルクに往きました。往ったのは十一月の事ですが。
二年前に初めて往ったのは諸般の事情で二男が入院しまして。結果的には無事に退院しまして、異常ナシでしたが。
異常が有ったら斯様な調子で暢気な話はしてられませんけど。
緊急入院と連絡を受けまして。イヤイヤ、心配は要りませんとは聞いてますが。アタフタと往ったは夜でして。
大学の場所は知ってますが、土地不案内故、アッチやろか、コッチやろかと周辺ウロウロと。
何かの宗教団体のデカイ建物が有ったりで。其の裏手にです。ドチラが裏手か分かりませんが、赤十字の病院を発見。車は病院の駐車場に停めまして。
果たして入り口が何処やろなと嫁はんと話をし乍ら歩いてましたら、ウシロから妙齢の美女が近づいて来まして。
薄暗い病院です。夜やから薄暗くて当然ですが。
木々生い茂り、病院の周辺には灯りがなくて。灯りは月明かりと病院の窓から零れる僅かな光だけが頼りの他に人影もなくて。余り気分の佳き状況ではないのです。
嫁はんと二人やから落ち着いてますが、妙齢のと分かったは可成りの接近されてからでして。病院の周辺をウロウロしてる二人は怪しい者ではナイゾと意志表示のためにも、何処やろな。何処から入るのやろな。実際、入り口が何処かが分からんかったのです。
中年夫婦で怪しいも糞も無いのですが。相手様を安心させる気持ちも多少はアタ。
しかるに、正体不明の人影が益々接近して来まして。
「夜間の入り口は彼方です。」
ソですか、相済みませんです。
薄暗い場所で、静かな場所。木々生い茂る巨大病院です。周辺がぼんやり見える夜目、遠目に白装束が接近して来たら怖いです。
病院やから看護婦さんでしたが、幽霊とまでは申しませんが、お声を発して戴けるまでは気色は佳くなかたのですが、ご親切にも教えて戴いた。
当時の二男には盆正月もなくて。土日もなくてのラットの世話、餌をやってたのですが。餌やから休む訳にもいかずの餌は二日に一回でしたが、一匹二匹でなくて、何百匹やから大変でして。
ラットの部屋に入れば、ラットの毛を吸い込む事になりますし。何かの原因、疲労等も重なってのラットの毛も貯まってしもてて、アレルギー症状を誘発して息が苦しく、呼吸困難に陥ったラシイのです。
丁度其の時期は卒業試験が何たらで、卒業試験やから、四回生の頃でしたが、合格しやへんと卒業出来ずに留年との事で。
何処の大学でも当たり前に脅迫があるのですが、薬剤師の国家試験の合格率を確保するための措置もありまして。
病院から試験だけは受けさせてクレと主治医に外出許可を得て往ってたのです。大学の近くで佳かったのですが。無事に卒業、薬剤師の試験も合格、マダ大学には通ってますが、来年には社会人。
イヤイヤ、そんな事で着替えであるとかお八つとか。持って往ったり、帰ったり。大層に云うてますが、毎日ではなくて二度だけですが。つまりは、其の夜とモ一度だけしか往ってないのですが。
二度目で昼飯を探しに土地不案内の周辺探索で、喫茶店と判断して、タマタマに入ったのがサンマルクです。
近在、其処しか開いてなかたのですが、他が開いてないからか、美味しいのか、案外に人気がありましての順番待ちが実に三十分やで。
繰り返す。昼食に喫茶店かパン屋か、レストランなんか。サンマルクと称するお店の待ち時間が三十分やで。
名勝旧跡、観光地やあるまいにです。お席に連れてかれるまではお品書きも無くて。見本もなくての待合所とするのか、店内にはパンにワインにクッキーが置いてある。
パンは出来たてホヤホヤのでありますが、極一般的な値段。ワインには興味が無いから見てないですが。
順番が来て、お席に案内されてから、チと様子が可笑しいなと、嫁はんと二人して顔を見合わせまして。
店内、チとだけですが、豪華絢爛のグランド・ピアノが置いてあたりしての何方様も弾いて居られませんでしたが、場違いな雰囲気であるのと、お品書き、メニューの値段を見てビクリした。
高いのや。
サンドイッチと珈琲だけで佳いのに無いのんや。有るにはあるけど、サラダ、スープまでがついてて高いのや。
珈琲だけ、パンだけが無いのです。サラダ抜き、スープ抜きで佳いのに無いのです。
されど、三十分も待たされて、妙齢の美女にお席に案内されて、座ってしもてです。
メニューを見て、コラ、アカン。ホナラ、サイナラとは往かへんやんかいさ。
そんな事で、初回は予想外に高い昼食やった。
この度はご招待状が届きましての半額やで。レディースのランチはランチやから昼間なれど、千円以上も出して、家族揃ての昼食ではナ。勿体ないやんか。
よって、ランチ時間ギリギリの四時に予約を入れまして。待たさせられるのが厭もありますが。
時間が一分過ぎてしもての残念でした時間切れです。ランチ・タイム終了で此れより、ディナー・タイムとなります。
ディナー・メニューは此れ此れでしての三千円も四千円もしたら大事、オオゴオやんか。
肝心の二男の予定はどやなと待ちに待ったのですが、土日は諸般の事情で悉く予定があっての期間限定の期限切れになるから二男は抜きにして。
長男は参加するとの事で吉祥院の寮から直行すると。
実は、前日までフィリピンの工場に出張、十日間でしたが帰国したのです。
ならば、来やへんか。車やたら寮から十分もあったら来られるやろな。
とは嫁はんがですが。
(03/12/09)


NO.509 半日人間ドックの話(3) サンマルク桂店の話(1)

とあるサイトです。
入室するには暗証番号とか何たらカンたら、呪文を三つ入力するのですが。
毎日ではなくて、週に一回程度、早い話が書籍販売サイトですが、欲しいのがあれば、訪問してるのです。買うのは月に一回も無くて、半年に一回も無くてです。近くの本屋に無い時だけやから、ホンのタマ。
入力ミスしまして、入れ直そとした段階でハタと困ってしもた。殆ど機会的に入れてた筈の呪文、単なる数字の羅列が想い出せへん。意味のある数字の羅列でなくて、先方様のご指定故です。
此の手のが何種類かのサイトで要求されるし、定期的でもないけど、タマには訪問しませんと忘れてしまう。
繋げっぱなしで電話代も課金されへんのに大慌て。慌てると余計に想い出せへんのですが、アレやコレやと試行錯誤した挙げ句にお手上げしてしもて。
ヤパリ歳かいなとガクリ、悲嘆、落胆のウエ、想い出せへんのやから仕方がないしと、一旦諦め、時間を置いて、挑戦したら一発やった。あれほど出て来やへんかた数字の羅列が何で出て来たのやろ。出て来たら文句は無いですが。
話を元に戻して、SaintMarc、サンマルクに往きました。十一月の事ですが。
二年前、初めて往った時のサンマルクのパンの味はどかと聞かれても分からへん。サンドイッチやから食パンや。その他モロモロの味も分かりません。
味が分かる程に舌は肥えてないし、只々高いなとダケでして。処が記憶とするには大層なれど、残ってる事がモ一つありまして。
二男の学友がお見舞いに来てくれてたのですが。スレ違い故、会ってませんが、差し入れに美味しソなケーキがありました。
何処のケーキとまでは知らなんだのですが、サンマルクのお持ち帰りで買っておられるケーキの入れ物が此処のやた。ケーキも造ってたのです。勿論ですが、鈍感なる私が気付く筈が無いです。嫁はんがです。
嗚呼、あれは此処のやなと。ソか此処のかと。ワザワザ、此処で買わはったんか。イヤイヤ、日赤病院に近くはないですが、車なら五分程度。結構高目のケーキやから、張り込まはったんやなと、サンマルクなる喫茶店。
ではなくてのパン主体のレストランをシカリと頭に叩き込まさせられた。
しかるに、二男の病室、運佳くとするのか、相部屋が空いてませんでして。個室を相部屋料金、格安での宿泊。ではなくて入院してたのですが。
全く以て、一週間程、様子を診てとなってましたし、主治医も留守勝ちでして。正確には担ぎ込まれた日の夜と日曜日にしか往ってないからですが。ご面会、お礼もしてなんだ。
以上、あくまでも二年前の事で話の主体は半日人間ドックやけど、マダマダ、サンマルクの話が続き、サンマルク、ついでなら上場企業です。
正直云うてアトから知ったんやけど、れっきとした東証一部の会社なんやて。
知ってビクリした。全国に二百五十七店もあるのやて。各種取り混ぜてではあるけれど。寿司から其れこそ喫茶店からうどん屋までなんやて。
そんなサンマルクの高槻店からの招待状ですが、桂店でも構へんのやろかと心配性故、私も嫁はんもですが。一応、聞いといたホが佳いのと違うか。イザ、到着してやで、
「此れは当店発行のモノでないですし、無効です。半額割引出来ません。全額出せ。」
なんか、宣告されたらエライ事やんか。
予め確認しときましょと嫁はんがですが、一度ならず二度三度、何度も何度もモロモロですが、電話しましての準備万端の当日です。
普段なら三十分も掛からへんから、一時間も有ったら余裕綽々と想てたのに、連休の中日で物凄い交通渋滞。安全を見て、有料道路を使てるのに、ランチ時間に間に合うのやろか。
間に合いそに無かったら、近代兵器、携帯電話ででもチと遅れますが、クレグレもランチを注文ですのでと、お断りしとかんとナ。折角お昼から心掛けてるのにですが、何を心掛けたかは秘密にしとく。
交通渋滞の真っ直中をまともに走ってたら間に合わん故、チと迂回。抜け道から往ことしたら、嫁はんが、大丈夫かいな道は分かってるのか。方向音痴、道不案内の常習犯であるのを承知の不安顔。
何抜かす。大丈夫、任せてオケとも断言出来ませんのが辛い処ですが、自信は無いけど、桂は京都。
諸般の事情で詳しいワイ。詳しかった時代からは相当なる年月経過して、道路事情、風景も大変化してしもてるけどや。何してたて、物集女街道界隈には家庭教師に往ってたわい。場所的には其のソバや。
斯くなる次第で冷や冷やし乍ら、道を間違えもせずに何とかです。国道九号線から洛西ニュータウンを中央突破しまして、辛うじての到着が予約一分前の左程に交通渋滞が凄かった。
いやまあ、予約してますので、一分前やし、大きな顔して、何々です。
四名様予約してる者ですが。モ一名は若干遅れますがと、長男の事ですが。途中嫁はんが確認したら、寮を出た処なんやて。
案内されたお席には予約席としてあって。佳く見たら予約席が多いのです。昼間の四時に満席でして。但し、予約席だけが満席でして、他はチラホラ。
様子を伺うともなく伺いましたら、ジロジロ、ジクリと観察するのも失礼やからですが。皆様、ホボ同時に到着の気配。
そんな事はどでも佳いです。
注文は決まってます。レディース・ランチ。席に着けばナイフにフォークにスプーンにです。出て来ましての、いっぱしのフルコース状態やんか。
手始めに超妙齢の美女がパンを持って来てクレまして。
何とかと何とかと何とかです。パンの種類の説明なれど、早口で分からへん。
分からんでも見たら大体は分かる。パンです。イヤ、色々のパンを持って来てクレますから、次第に理解したけれど。クルミ、ブドウにクロワッサン等々でして。全部記憶する程の基礎知識も気も、肝心の記憶容量、脳味噌が無いわい。
一度も具体名を発せず。発し切れズ。何でも結構、其れと其れをクレ。
(03/12/13)


NO.510 半日人間ドックの話(4) サンマルク桂店の話(2)

早い話がですが。余計な話ばかりで、少しも早くないですが。
一応は関係してる話をしてるツモリです。
サンマルクで出されたのは握り拳程度の大きさのパンで、丁度食べ頃の大きさで。
超妙齢の速射砲が如き早口の美女がナンとかとナンとかとナンとかのパンです。
適当なる合間に持って来てくれるパンは一度には二種類か三種類ですが、誠に美味。
されど、一々邪魔くさいやろな。ニ個づつ置いてけとも云えませんし、云うても佳いとは想いますが、云える雰囲気で無くて。パンのお皿が置ける大きさでもないけれど。
小出しに戴くから美味しく戴けるとも想うのですが、バターもつけましてのパクリのパクリ。バターが無くなれば、請求セズとも美女がお皿に放り込んでクレます。
嫁はんが、そんなにパンばっかりを食べてたら、アトから出てくるのが食べられへんえ。
注意してくれるのも無視してしもて、パクリのパクパク。出来たてのホヤホヤやから美味いのか、来てくれる度に此れ此れをクレ。
肝心のコースで一番に出たのは南蛮黍、ナンバと云うてましたが、簡単の分かり易くはトウモロコシで、コーンのスープです。パンの欠片も入ってまして。
イヤまあ、誠に美味でして。スグに飲んだとするのか、喰うてもた。
処で長男到着。吉祥院からは混んでなかったのですて。
ソラ、佳かった。まあまあ、一品だけの左程の時間差もなくてです。
交通渋滞で食事が終わってしもてたら困るやんか。夕食替わりのランチ故、急ぐ食事でないけれどです。
其のアトには前菜で、お野菜で。主菜は私は鶏肉でしたが、デザートのアイスクリームと飲み物のコーヒーでお仕舞いですが。其れ以上の詳しい内容なんか覚えてるモンですか。
しかるに、長男と会うのも何ヶ月振りかいな。
峰山に居た頃は何たらかたらで車で一時間半を掛けて戻ってましたが、吉祥院に赴任してからは三十分もあったら戻れる筈やのに一度しか戻ってないです。
公式的理由としては歓迎会とか、社内旅行とか、出張でありまして。
吉祥院の寮は出来て一年の新品、新築同然ですが、其れでも部屋は二代目ですて。早い話が半年間、何方様かが使たはったのです。
風呂、トイレ、冷蔵庫付きで冷暖房完備、エアコンの事やけど、エアコンなら峰山の寮にもあったけれど、風呂、トイレが共同の峰山よりは部屋も多少は広くて快適で。
パソコンは有るし、テレビも有るしの何の不便も有らへんやんか。イヤ、一度も覗いた事はないです。峰山のは知ってますが。
吉祥院程度なら亀岡からでも通えるのですが、会社から寮にしたらやて。単なる助言ではありますが、余計なお世話をしやがって。
会社によっては入寮には地方出身、他府県であるとか、所要の通勤時間で制限があったりしてますが、長男の会社は無いらしいです。
確かに、亀岡からの通勤では交通大渋滞よりは歩いて十分なら寮が超のつく便利さで。
其の替わりに光熱費、食事代等々、出費は嵩むと想うし、何かとお金が残らへんと想うけど。
そんな話はどでも佳いです。
海外出張はどやった。仕事は美味い事往ってるかいな。何の仕事をしてるのや。
イヤイヤ、品質保証関係とは知ってるけれど、我が専門分野でもありました故、細かく説明されても分かります。反対には一言でも概要分かります。
ソかソか遣り甲斐のある部署やなあ。責任重大やけど、頑張ってクレ。とは云うてませんが、経験が要るのです。
云うても入社して一年半です。経験のあろお筈がない。
「マニラやったら、タイに往ったトキにトランジットでチラリとだけ寄ったがな。
寄っただけで、一歩も外には出てないけれど。」
工場はマニラにあるのか。言葉はどしてたんや。インドネシア語とタイ語は違うしなあ。
などと云うてたら、
「タガログ語と云うのやけど、彼方の幹部は日本語が出来るしなあ。
ヤッパリ寮があって、其処と工場の往復だけや。」
処で、お父さん、近くにはロームの工場も有ったし、工場は首都のマニラではなくてもっと田舎やけど、マニラはフィリピンやで。
ソかソか、マニラはインドネシアやったなあ。インドネシアにロームの工場も有るらしいけど、往った事は無いのんや。
私の方向感覚、地名人名感覚は此の程度。
或いは、もしかしてですが、呆けは此の時からかと。
(03/12/14)


NO.511 半日人間ドックの話(5) サンマルク桂店の話(3)

オットット。
突然のフセイン元大統領が生きたままに拘束された。(「憂国NO.11」NO.210スペードのエースとジョーカー参照)
単純、且つ漠とです。我が当てにならぬ予測なら生存、死亡が五分五分と想てたのに、生きたまま拘束出来て佳かったです。
発見の際には無駄な抵抗、生きて恥を晒すモノかと派手な銃撃戦。
或いは薄々ですが、自決するかも分からんゾと想てたのです。聖戦、ジハード、自爆セヨ、侵略者米国に徹底抗戦セヨと訴えてたからやんか。
他人様にはエラソに云うのにイラクの英雄も自爆する勇気までは無かったのです。
自決セヨとまでは云わへんけど、多少は何ヤナ意気地無しとガクリしたし、米国を世界から非難させるためにはそんな手段も有るやろな。ヤッパリ殺してシモタかと。
しかも、捕まったのがオウムの麻原彰晃こと、小林智津夫と佳い勝負でビクリした。権力の桁が違うけれど、威張ってる奴程其の程度。
他人様に云う事とヤル事と、実際に自分がスル事が違う故、信用出来ひんと云う事や。
反対に、臆面も無くでないと金持ち、物持ち、権力持ちには成れへんのやろ。真正直では常に馬鹿を見るだけやから、出来る事なら卒業したいと真剣に想う。
イヤイヤ、当日、十二月の十四日の日曜日は突然の年会でして。
突然云うても五日前に連絡があたけどです。云うたら悪いけれど、年会、法事なる行事を五日前の連絡は無いやろな。モと早目に連絡してクレ。此の師走の忙しい時期にです。
などと愚痴る程の忙しさは無いですが、気忙しいのが師走。ジングルベルのとは云わずにクリスマス・ソングとしてますが。此奴が唸ってるだけでも気忙しくなる。
子供が小さいとか孫でも居たら。ハタマタ、もと若くて独身貴族やったら、恋愛中でもや。相応の楽しみ方もあるけれど、何にも無いです。
元もとがそんなに派手ではナカタ。当世のよに、誰かさんと一緒に過ごすとかです。クレグレも他のお方の事は知りません。昔でも派手な奴は派手なんやろ。
フセイン元大統領の拘束を知らぬがままの前夜の土曜日。嫁はんとイルミネーションでも見に往こか。何処に往く。
今時、方々に有り過ぎて。かと云うて神戸のルミナリエに今からではナ。往くだけの元気、気力が無いです。交通費も大変やなと云うた切りでパタリと話は中断。
イヤイヤ、法事、年会とは母の兄の嫁はんのです。早い話が我が伯母の七回忌。
宝ヶ池、岩倉、京都国際会議所がお馴染みの妙満寺ですが、彼方方面には何度か往って概略が分かった。
概略が今頃分かるとは異な話なれど、北山通りから宝ヶ池トンネルへの道が分からなんだんや。
道が何十年と同じならですが、充分認知の北山通りが西から東までを勝手にやで。私に断りもなく完全舗装して仕舞いやがて、周辺の状況大変貌。
有る筈の道が何処かが分からんかったから、此の機会に今度こそはと注意深く道路標識を見てたら、見つかった。国際会議場方面とした標識をです。
往ったら昔に見慣れた風景が広がり一安心。集合予定にも間に合おた。
法事も無事に済ませまして、食事は宝ヶ池のプリンス・ホテルにて。
勿論、ホテルになんか用事が無い故、存在自体を知らなんだ。想たより大きなホテルでビクリした。京都国際会議場のソバやから其の関係の人の宿泊が多いのやろか。
何れにしても、昔なら年会、法事ならばです。基本的には命日やから曜日を選ばず、平日でも何でも強行突破。
法事故、休みをクレ。休ませてクレと申し出たモンですが。人に寄っては法事をズル休みの口実に出来たのに。当世、仕事への配慮で休みの日ばっかり。
そんな話はどでも佳いです。此の伯母も想い出深き人やった。家がソバやったから、所要時間歩いて五分で佳くお邪魔したのです。
亀岡に引っ越してからは会うのも年に一回、お正月とか。
しかるに、他界の直前ですが、母を伯父宅に送っての帰りに道でバタリと会おたんや。伯父の嫁はんやから会おて当然みたいやけれど、家に居たはらへんかったんや。ウシロからポンポンと背中を小突いて、
「伯母さん、伯母さん、こんにちは。久し振りヤナ。」
「オオ、タケチャンかいな。」
其れが最後の会話とナタ。
話は年会の事でないです。フセインでも無いです。サンマルクの話です。
残念乍ら二男だけを除いての家族揃ての外食ですが、一体、パンを幾つ喰うたんやろか。
超妙齢の美女が持って来てくれて、請求しやへんかたのは一度だけで、来る度に適当に置いといてクレ。
都合少なくとも十個。もしかして十五個は喰たのでないかと。何時もならニ個か三個しか食べへんのにです。左程に美味しいパンやった。
別載の、「騒慌珍嬉のThailand」でのImperial Queen’s Park Hotelのパンと佳い勝負。
宝ヶ池プリンス・ホテルの売店でもパンを売ってたのに買いそびれてシモタ。帰りしなにでもと想てたのに、忘れてしもたんや。私と母ではアカンのや。
嫁はんが居てたらシカリと買おてます。朝食用のパンに買おとこかと。
其処まで見てないけれど、値段にも寄るけれど。
(03/12/16)


NO.512 半日人間ドックの話(6) 下痢症状(1)

馬勝った、牛負けた。
食べてスグに横になたら牛に成るゾ。ホンマに牛になるかいな。行儀が悪いゾ。
夜中に笛吹いたら蛇が出るゾ。ホンマに蛇なんか出るかいな。
傍迷惑なんや。五月蠅いのや。今時通用せぬ諺なれどです。笛は聞こえず、車の音が五月蠅いのや。嫌がらせのバイクの音と非常識なるクラクッションが五月蠅いのや。
サンマルクでのレディース・ランチはホンマにウマかった。
インドネシアでは無くて、長男からフィリピンの話を聞いたりしまして。寮と工場の往復故、聞いても大した話は出て来やへんけれど。
話をし乍らの食事ですし、先方様が料理を持って来る間合いも有るし。
他の予約席は一巡してしもて、新たなるお客も三々五々。今からやったら、ディナー・ショーかいな。皆様お金持ちやなと想てる間にもホボの満席状態。
フと腕時計を見たら六時やて。二時間も食事をしてたのかいな。粘ってたのかいな。
忘年会や新年会に歓送迎会でもあるまいに。そしたらボチボチ往こかと退席して、レジの処に往けば順番待ちの家族連れが一杯なんや。
軽く二十名は居たのでないかと。お店に入り切らずに店の外にまで居たはるから、エライ人気です。
或る意味、大衆的ファミリー・レストラン、食堂。具体的には、「さと」、「王将」、「ガスト」、「ココス」、「スカイラーク」に「フレンドリー」に「寿司屋」クルクルと回転のですが、一味違うのは確かです。趣向がですが。所謂、レストラン風ファミリー・レストラン。
私等にしたら、単なるファミリー・レストランのほが気楽は気楽でもあるし、一人前ン千円も出してとはナランけど、世の中金銭の余裕に格差が出て来たのです。
正価のままなら満喫出来たかとなれば、どなんやろ。微妙、難しい判断也。懐に相当なる余裕があって、此処しか空いてナイならしょおがない。
チナミニ、本格的レストラン、お星様が幾つかのシェフ様が何たらかたらの高級レストラン。一々お説明付きの一コース、ン万円もするよな処には無縁です。そもそも、何処にあるのかも知らんワイ。
そんな事で、来た時には駐車場もガラガラやったのが、大入り満員の隙間無し。
我が愛車、カローラの隣には嘗ての我が愛車、スプリンターが停まってまして。現在唯今は長男の車になってましての懐かしいナ。貴君も来てクレてたんや。アリガトさん。
イヤ、冬用の布団に風邪薬等々、持って来てクレと嫁はんが頼まれてるのです。
フィリピンから帰って即に風邪気味なんやて。気候が違い過ぎる故ですが。
そして、彼方のお土産やと、クレたのは甘い甘いチョコレート。一気に食べずにチビチビと、今だに喰ってますが残り一個を後生大事にです。
さて、そんな次第でサンマルクの話は終わったけれど、お見事、帰るや否や母が下痢症状。
トイレに何回往復した事か。食べ過ぎやで気をつけや。今更、気をつけても遅いけど。
年喰てるクセに若い者と一緒だけ喰うたんやて。イヤ、元もと、食欲旺盛やけど。もしかしたら、私以上の食欲でして。
明くる月曜日、本来なら振り替え休日ですが、開いてる近所の内科に往きまして。
クレグレも母がです。胃が荒れてるからと注射をしてクレやはったんやて。胃で注射かいなと冗談云うてましたら、お付き合い宜しく、引き続きの私が下痢症状。
クレグレも私は往った当日はどもなかったのです。往った日から下痢してたのは母なんです。
嫁はんと風邪気味長男はどもないのです。余程にガツガツ喰い過ぎたのか。
云うたら何ですが、此処ン十年、小学生時代を過ぎてからは食べ過ぎで下痢症状になんかなた事ないです。食べ過ぎる程に食べた事はないです。そんなに沢山食べられへんやんか。
アルコールを呑み過ぎて、気分が悪くなて、吐きソになったのは何回もある。云うても下戸故、量は知れてます。
或いは、体調を崩してですが、元もとが自慢やないけど、無芸小食、無学小心小身短足、方向音痴の人名、地名音痴で上がり症で赤面症のついでの痔主です。
イヤイヤ、何を隠そお、其の直前までは便秘やったんや。
半日人間ドックがもすぐやなと意識した途端に便秘。急転直下の下痢症状。
其の週の木曜日が其れなんや。
サンマルクのパンを喰い過ぎてかどかは知らんけど、汚い話で申し訳無し。
兎にも角にも、大変やったんや。忙しいかったんや。下痢でトイレの往復でです。
(03/12/18)


NO.513 半日人間ドックの話(7) 下痢症状(2)

一寸先が不明の株式市場。
十二月は餅つき相場と云うラシイです。
売り手、買い手が疎らで一方に偏り、乱高下。お餅つきの杵のよな激しい動きをするからでして。
されど、小泉政権からの一方的宣告の年金改悪案と無理矢理の自衛隊のイラク派遣に寄るテロ不安と、肝心の構造改革に何年も掛けて進展無しで株式市場も元気無し。
しかるにですが、私も生涯一度だけ、生涯なら此れから先もあるけれどです。
お餅つきをしたのです。お餅つきして自慢するなと云う無かれ。一生涯一度もしてない人も居てる筈。
人手は要るし、手間暇が大変やし。そもそもが、つき手が居てへんし、場所も無い。
兎に角、学生時代の一番に元気の佳い頃でした。九州は熊本出身の明憲君を帰郷直前に引っ張って来て、家の前での餅つき大会。
家の前やから道路です。仏光寺通りで強行した。
当世と違いまして、車も疎ら。天下の大道、大道ではなくての小路でもなくて、仏の光寺やけれど、道幅狭けれど、車が遠慮の時代やた。正しく、原点である人間様のための道路やた。
ご近所の皆様がやらへんかと話があったのか。経緯を知らんのですが、何を隠そお、臼も蒸籠も我が家に有った。蒸籠なら何処の家にも有ったのですが、臼はナカナカお目には掛かれん。
先祖代々かどか知らんのですが、有った筈のが、私は放した覚えが無いのに現在唯今、影も形も消えてモテル。使う用事が無いし、餅つきをする事も無いからですが。
イヤイヤ、お餅つきをするとの事で、ご近所さんが手伝うからウチのも一緒にやってクレ。
話がドンドンと大きくなったのにです。つき手は私と明憲君の二人だけ。此奴以外は帰ってしもてた。近所の同級生でも佳いけれど、何が忙しいのか家に居てなんで。
彼女が居てる筈は無くての十中八九の其れ以上の確率でのパチンコ三昧。
まあ、佳いのです。お安いご用と引き受けまして。
やったは佳いけど、大変やた。見てたら簡単やけど、相当なる労力。
力餅なるのがあるけれど、確かにチカラが要る。チカラを込めてやらねばならぬし、一臼搗くのは大変やで。足元ヨロヨロ、手元が狂たらオオゴトやし、餅米は次第に粘ついて来るし。足腰ガタガタ、フラフラになる。
流石は九州男児、熊本の明憲君は凄かった。体格的にも痩せで小身、小柄で脆弱軟弱、ひ弱な私と大違い。
朧気なる記憶では軽く半分以上。十のうちの六つ、イヤ、七つ。もしかしたら、八つまでもの勢いヤタ。蒸籠が十もないけれどや。
そしたら、一臼しかやってないみたいやけれど、一つか二つでヒックリ返ってたのではなかろかと。
もしかして、叔父達も手伝おてくれて。やり出したら、近所の誰かさんもやてくれたのでないかと想てます。要はチョッとしたお祭り騒ぎとなりました。
現在唯今なら一臼やらずに足腰ガタガタになるやろな。身がいってしもて、大変やろな。瀕死の重傷に陥るやろな。
家で餅つきをして何が佳いかとなれば、アン餅が出来るし、粳餅、ウルチ餅と読むのですが、白米を混ぜたのが造れるし。豆を混ぜたりの色んなお餅が造れるやんか。イヤイヤ、粳餅は誠に美味。形の不揃いが尚佳かった。指揮してた祖母の姿も想い出す。
何よりも、出来たてのホヤホヤの柔らかいお餅は誠にマコトに美味でアル。
美味しいからと沢山食べたらアカンえ。お餅は精が強いしナ。祖母の言葉も想い出す。
成る程、お米を叩き潰して、隙間無く。密度高くに加工してるから嵩のわりには内容濃密。
とまでの理由は教えてクレへんかったけど、火鉢、金網に載せまして。
焼け具合の番をし乍ら今や遅しと喰てたのも懐かしく。塩醤油に漬けて喰うのも美味でして。其れなら今でも出来ますが。
口のハタ、唇にデキモノこさえたら、食べ過ぎや。胃が荒れてるのやと散々に云われたけれど、祖母からですが、ビタミン不足に血行障害、ついでに、食べ過ぎ等々で胃が荒れた結果ですて。
しかるに、しかるにですが、パンなんか、空気で膨れてるだけやし、密度も知れてるやんか。
にも関わらずの下痢症状。意地汚くも食べ過ぎたのか。
大喰い競争やあるまいに。無理矢理、押し込んでもいませんし、食べ過ぎなら吐き気。
ついでに口のハタ、唇にデキモノも出てへんし。
としたら原因不明なれど、接近して来た、半日人間ドックの恐怖からやろか。
(03/12/19)


NO.514 半日人間ドックの話(8) 下痢症状(3)

京都の宇治市で刃物男。
兵庫の伊丹市では殴りつけ男。
両方共に白昼堂々、小学校内に入り込んで学童を傷つけた。
いやまあ、学校となれば子供等にとっては安全地帯である筈の場所。
大阪教育大学附属池田小学校事件以来、阿呆にキチガイが出没。
何処かの阿呆が云うてました。自衛隊派遣先の候補地、イラクのサマワは夜に女性が一人歩きしても怖くない。
嘘をつくのも程々にセヨ。そしたら何かい。日本よりも数段に安全とするのかい。
と想てたけれど、日本の治安状況は世界屈指の最低となた。
そんな道理は引っ込めて、識者が保護者が仰るに危機意識、防犯対策はどであるのかと。
ご無理ご尤もでやるべき事はやるべきなれど、そんな馬鹿気た話が出るのがバカバカしい。
日本では何時から弱い者イジメが常習化したのか。
近所つき合いが希薄になてからでないかと想てます。核家族化の進行も原因と想てます。
学校をサボらせて、行楽に往くのが当たり前になてるのも異常。
父兄参観日で、父兄が携帯電話したり、ビデオを撮る阿呆が居てる。要は自分さえ佳ければ佳い風潮も問題。思い遣りの心が希薄になた日本全体が病んでます。
病んでる、狂てる、異常と気がついてればマシなんやけど、気のつかんのが蔓延ってるのが問題でして。
ぼやいてても仕方がナイ故、犯罪に対しては一罰百戒、極刑、心神喪失が云々と下らぬ議論、裁判してるよりは、問答無用の死刑に処するべし。犯罪者には人権無し。
判決に異議申し立て、不服に文句があらば、遠慮スナ。延々堂々切々と閻魔大王様にやってクレ。
あのときはお酒を呑んでまして。麻薬をやってまして。タマタマの気が振れただけでして。
タマタマで騙されたり、傷つけられたり、殺されたりしてたら堪らんワイ。弁解ばかりする奴の遺伝子は削除されねばなりません。
そやけど、ご当人様が罪状を認識してない場合もありまして。
詭弁、愚弄と世間は想てても張本人がマトモと信じ込んでる場合は如何する。例えばですが、小泉大明神様。
そんな話はどでも佳い。
事はないけれどです。
しかるに、我が便秘が何時からかとなれば、南丹病院から検査の通知、資料が封書で届いてからです。
採便が要るのです。採便ですて。検便とは云わへんのです。
マッチ箱に便を入れまして。紐で括って学校に持って往ってましたが、今は昔の話です。
封書には採便棒が二本同封されてまして。検査日の前日、当日の便を採取せねばならぬのですが、当世のトイレでは採取し難いのや。
昔のは流れる穴が構えて前方やったのが、後方に位置してる。其れ以前はもと大変やった。
溜置き式故、云うたら何ですが、庭に新聞紙を敷いてです。やってました。京都市内が水洗式になたのは私が中学生になってからと想てます。
現代のも余りに詳細、説明は何ですが、丁度、何の何です。
落下地点が穴の処になるのです。
よって、出来る限り便器の前方にお尻の位置決めしまして、何の落下地点と思しき場所にはトイレットの紙を一杯敷きまして。要は流れて仕舞わぬよに、穴に消えて仕舞わんよに、重々注意、採便セヨ。
ワザワザ、態勢まで図解してある故、図解の通りに真似しても上手い具合に出来ひんのや。
毎回々々悩ましい作業をしてるのですが、其れを思案した途端に便秘やて。
イヤイヤ、其れまでは朝一番、快調、快便、爽やかでして。此の調子なら大丈夫と想てたのに、ヤヤ便秘気味となて。病院からの封書が届いてからは重症の便秘。
ついでの話です。当世常識化のウォシュレット。下からお水が噴出のやけど、あれでお尻を刺激をしたら、出るのですて。
なる経験談を知りまして。挑戦したけどアカンなあ。イヤイヤ、私は何してからお水を出してます。何する前には出してへんのや。本来の目的通りの使途としてる故です。
そしたら、朝食、朝はパンとカフェ・オーレですが、食べると体内刺激になて、催すのですて。
つまりは食事のアトなんです。或いは、水、出来れば冷たい氷水などを一杯飲みまして。さすれば腸を刺激する事になて、兎に角、委細構わず便座に陣取り頑張るの構え。
やってみたけど、アカンのや。種々諸々の秘伝、直伝、伝聞よりも気が一番の問題かと。
奥の手となれば、浣腸でもするかと。浣腸なら母が持ってる筈やし、一本クレと恥を忍んで頼もかと。
悩んでた矢先の下痢症状。それが簡単な下痢でない。
サンマルクに往った明くる日の朝一番にはです。言語明瞭には水みたいな状態で一気に出てしもて。
何を悩むかとなればです。水なんやで。水では採便出来ひんやろな。トイレットの紙で流出防止するにも流れて仕舞うやろな。
イヤ、採便までにはモ一日、日があるけれど、困った事になた。便秘のほがマシやんか。
(03/12/20)


NO.515 半日人間ドックの話(9) 下痢症状(4)

十九日、金曜日の夜は大変やった。
そもそもが、諸般、諸々の用事を済ませて、寝たのが相当に遅かった。
気がつけば遅かっただけですが、寝て暫くしたら、寝込みを邪魔するよな電話が掛かって来まして。
こんな時間に誰かいな。真夜中やんかいさ。丑三つ時も過ぎてるのやで。
嫁はんが渋々起きて、イヤ、心中、ギクリとしてです。
電話を取れば長男からで。薄々はそかなと想てましたが、矢っ張りや。
又、何かしたんかいな。やったんかいな。されど、当人が電話してるからには重症では無いし、電話出来る程には動けてるし。
ついでなら、オレオレ詐欺が流行ってますが、週に一千五百万円も稼ぐ奴が居てたんですて。
そら辞められへんで。振り込みさせる用の銀行口座は楽珍なる稼ぎをしやへんかと応募者を募りの手数料、お駄賃、二万円で造らせやがって。
息子も名乗りませんが、オレオレで無くて、一言だけの、ボクやけど。
タマに電話して来たら、困り事の筈。
聞き耳立てて聞いてたけれど、聞こえて来るのは、嫁はんの慌てた声で、其れで、ウン、何処に居てるのえ。そんな処かいな。レッカーが要るてか。
レッカーやて。何処かに落下してしもたのか。引き揚げんとアカンのかいな。
終わってから確認したら、後輩の坂道発進の練習にお付き合いで、車のクラッチが壊れたんやて。
此れだけでは佳お分からん。
嘗ての我が愛車はオート・マチック車。クラッチなんか有らへんのや。そしたら、後輩の車でかいな。
そおそお。其れで、場所が千代川なんやて。亀岡縦貫道路の千代川インターチェンジの側道で坂道発進の練習してたら、クラッチが壊れて、動かんよになた。
其処なら車で五分やけど、JAFに連絡しても来てクレへんのやて。
何でやな。家族全員、JAFの会員やで。一回も使てないのに、会費だけ払て。銀行口座自動振り込みでウムを云わさず、支払わさせられてるのに、イザの時にアテにならんJAFやたら、辞めて仕舞おかいな。
辞めるのは何時でも出来る。経費節減の折りです。即刻にでも辞めたりたいけど、そんな事はどでも佳いです。其れでどせと云うてるのやな。
レッカー車を何とかならんのかやて。
何ともなるかいな。こんな時間で伝手も無いのに。
しかも、エンコしてる場所が悪うて道を塞いでる形になってるのやて。車をチと動かすとか、何としてから、又電話するて云うてるし、迎えにでも往こか。
とか、云うてて、暫くしたら続報の電話。
話の中身は警察に電話して、警察の知り合いとするのか、官庁御用達のロード・サービスに来てもらう事にしたんやて。JAFは会員様が電話しても冷たい返事やのに、御用達なら即刻かいな。ど考えても、JAFは気に喰わん。
其れでや。乗せて貰えるなら、そのまま寮に帰るやて。そしたら、此れにて一件落着かいな。
今、何時、ナンドキやな。明け方や。
こんな遅い時間まで長男は起きてたのかいな。明日、土曜日は休みやから夜の遅くなら車の少ない場所で練習につき合おてたんやろな。我が息子も誰かに似て、誰とは誰と云わんけど、時間の概念に乏しいのです。しかるに、エンジンの故障でもないからエンコでなくて、クラッチ故障した場所は我が家から車で五分。
そして、一睡、明け方、外に出たらドカ雪の周囲一面の銀世界で目が眩しい。テレビで雪景色の金閣寺を映してたのが尚眩しい。
頭のウエだけでも正月準備の散髪にでも。
雪の日は散髪屋さんも散発。お客がいつもよりはヤヤ少な目の私のオツムも少な目で。
髪の毛もやけど、主は脳味噌。やって戴いてる真っ最中にもウツラ、ウツラのウトウトとは寝ないです。
寝てしもて、目が覚めたら丸坊主、丸刈り。阪神ファンでも無いのに虎刈りでは厭でも目が覚め、発狂する。もしかして、矢っ張り夢見てるとモ一度寝直したり。
イヤイヤ、寝ては無いです。目を瞑ってただけです。
冗談は顔と頭だけにしての、下痢症状、真面目、大真面目の真剣な話です。
下痢は頻繁、トイレに一日に何度往復した事か。折角食べ放題のサンマルクのパンも全部叩いてしもて、利息を倍つけて出したみたいなもんでして。
そやけど、下痢症状以外に何も無いです。
風邪気味でも無ければ、お腹は痛くも無いし、此の時期です。蚊に喰われて痒くも無し。
利息を倍支払おても、お腹の調子、食欲ですが、減額も増額もしてなくての何時もの調子。
むしろ、便秘中、或いは便秘になる以前のほがお腹は痛かった。時折、キリキリと痛んだのです。
何か悪い兆候やろか。胃が癌にでも冒されてるのやろかと深刻に考えてみたり。
下痢してからは、痛かったのも忘れてしもた。下痢の原因、何か悪い病気かと詮索するに気も廻らず。
悩みはヒタスラにです。
検便ではなくての採便の法。下痢便を如何にして採便するか。採便しても意味有るのかも心配の種。
下手に採便して、食べ過ぎに要注意とダケ宣告されたら阿呆みたいやし。
其れで済めば万歳やけど。
(03/12/21)


NO.516 半日人間ドックの話(10) 下痢症状(5)

寒い、寒い。
手足がかじかんでしもて。
やけど、頭の天辺だけでなくて、家の内も外も正月準備をせにゃならぬ。
窓ガラスを拭いたり、網戸を外したり。蛍光灯も掃除をしんとあきませんし、大忙し。
イヤ、一番に忙しいのは嫁はんでして、炬燵に引っ込んでたらアカン。
私はチと手伝えとお尻を叩かれ、用事を仰せつかってるダケですが。
当日の粗方が終わった日曜日の夕方、付け替えた蛍光灯の調子が可笑しい故、様子を見てたら、ウシロから、唯今なる声が聞こえて。
反射的に、お帰りと応答。
した瞬間に可笑しいナ。二男は朝から下呂温泉やて。
大学の研究室からの一泊旅行に往った筈。ええなあ。羨ましいなあ。
イヤイヤ、声の主が二男で無いのは分かってる。振り向けば、長男が突っ立ってるやんか。
「明日は休みかいな。」
「イヤ、仕事やで。」
にしても、金曜の夜とするのか、土曜日の明け方の件です。
後輩とは大学のかいな。会社でのかいな。結局、車はどなったんや。
後輩とは会社ので、同じ部署の後輩やて。峰山には後輩は居てなんで。新入社員が入って来るまで、何時まで経っても新入社員扱いの予定やったのに。
車はミッション方式で後輩ので。九年落ちの当然乍らの修繕ですが、十万円は掛かるのでないかと。
JAFは一応来てくれたけど、不親切やで。道幅が狭いと断られてしもたんや。入れるのにやってくれんと帰ってしもた。
ちなみに、ご親切なロード・サービスの料金は三万五千円やったんや。此れで割引料金。
車の保険を掛けてたら佳いのやて。そしたら、JAFなんか要らんなあ。
今時の車の保険やったら、JAFの会員になる必要が無いのやて。
何しに帰って来たかと問わずに其の話ばかり。
しかるに、話は十一月のマダマダ気忙しくない時期でした。
私は緊張したら便秘になる。至って単純且つ神経質なる体質です。
突然の下痢症状で、想い当たるのはサンマルクのパンを食べ過ぎしかないけれど、まあ、一日もしたら回復するやろと、甘く診てたのに、明くる日も継続でして。
母は注射一発で治ってますが、私は何もしてないですが、ヤヤ回復傾向のトイレに走るのも頻繁ではなくなった。
考えてみれば喰えば即排泄故、体内に食料が留まる暇がない。留まってなければ出しよが無いです。一日目は真夜中にもトイレに何回走った事か。
クドイけれど、下痢症状以外は至って快調。との表現も可笑しいですが、腹が減ってフラフラになる訳で無し。
とりあえずの二日目、火曜日ですが、相も変わらずの下痢症状。
イヨイヨ、次ぎの日からは採便やし、更には半日人間ドックと続く故、早急に対応せねばなりません。
其処でハタと想い当たったのが、正露丸。あの独特の強い匂いのする正露丸。
以前は大峯山の名物、陀羅尼助が常備薬。伯父が山伏をやってたからで、歳喰て辞めてからは正露丸。
お腹の調子が悪くなれば、此れ一発で解消する。誠に単純明快、素朴なるお腹。
よって探したのに、あるべき場所に無い。犯人は分かってます。何でも無くなれば十中九までは母なんです。
鋏なら各種の紙、布、植木用のが一緒クタに爪切り鋏。耳掃除、新聞紙からお茶碗に。ついでに買い置きの缶のビールから下着に靴下。イヤイヤ、私のダケとは限ってないです。
一々数え上げてたら切りが無く、チョッとした面白そなのがあったらスカサズです。自分のと家族の誰かのモノとの区別がついて無い。他人さんのならエライ事です。
よって、目当てのモノが消えれば、持ってるか。知ってるか。出してクレ。
知らんと返事されても諦める事はない。部屋に往けば十の九まで発見出来る。
正露丸は持ってるかと尋ねれば、即刻にも出現して一安心。
当人も注射だけではなくての正露丸も服用してた。
(03/12/22)


NO.517 半日人間ドックの話(11) 正露丸(1)

単純明快に便秘は佳く有る事で。
下痢はタマには有る事で。
便秘は数日続いても気にならんけど、下痢が数日続くと心配になる。
便秘ならお腹が張って、チと気分が悪くなる程度。何の加減かスグに治るし、相当なる期間、一ヶ月も二ヶ月も貯め込んだ事は無いです。長期で二週間。
下痢は二三日で治ってるから本来なら気にもしませんが、今回も治る保証無し。下痢のママで半日人間ドックも異な感じ。採便も気掛かりやし。
気掛かりだけなら佳いですが、交通渋滞の真っ直中、催したら困る。困るのは下痢だけで無いですけれど。
以前ならパチンコ屋さんなんかを探したけれど、パチンコ屋さんまで保たずに、進路変更、其処等の空き地、茂み、人目の無い処に隠れ込み。イヤ、下痢のタメではないです。小用ですが。
当世ならコンビニがトイレを貸してくれます故、便利になりました。
兎に角、正露丸を服用しまして。独特のキツイ匂いがするのですが、其の匂いが有るから利くのでないかと錯覚したり。
錯覚でも気だけでも、治れば佳いです。
飲んだ明くる日が採便初日。期待と不安の入り交じった心境で準備万端、採便用の棒を一本握り締め、トイレに駆け込み、イザ、どんな具合かと。
結果は無惨、多少はマシと想うのですが、僅かにですが、固形分が認められたからですが、殆ど喰た食料の原形そのままやんか。
しかも、上手くは停まってクレず。便器の穴にコロコロと。マダマダ水分過多で流れてしもた。
しょおが無いやんか。自分の出したモノです。意を決し、手を突っ込みましてです。
此れが二度目なんやで。
トイレが詰まった時やった。半日人間ドックのバリウムが出たのは佳いけど、穴に詰まってしもて、水が流れず、溢れてしもて。
大慌てしたけど、迷いに迷い、一大決心、手を突っ込み、握り締め。粉砕、砕いたのです。
兎角に半日人間ドックは気を使う。
されどです。二度目は決心も容易。殆ど、迷う事も無く、しょおがないと即刻に意を固めて手を突っ込み、固形物を所定の場所、トイレの紙を敷き詰めた場所に置きまして。所定の要領で採便完了で一件落着。
感覚的には下痢症状もマシになり。具体的には憚りますが、云うてしもたら水気の量が違う。
念のためです。ラッパのマークの正露丸をモ一回服用。此れにて、推定、次回は明日の朝となる。トイレに駆け込むのがですが。
そして、予測通りの当日の朝、正露丸が利き過ぎたのか。丸薬三個で佳い処を倍飲んだ故、シカリと便秘症状。誠に単純なる我が胃腸です。
されど、決められた事はしなくてはナラヌ。精一杯頑張って、しかる後の便秘で採便不可は申し訳が立つ。自分が納得出来るだけですが。
頑張って、頑張って、努力に努力を重ねたけれど、時間も時間やし。半日人間ドックに出掛ける時間が迫って来たしと、諦めた途端に採便出来た。
何でも佳いです。此れにて二件目落着。試料持参で、南丹病院に駆け込んだ。
予定の時刻、受付開始の三十分前です。何時もなら三十分前でも千客万来。下手に受付時間通りに駆け込めば、最後尾になてしもて、無罪放免、解放されるのが遅くなる。
しかるにですが、案内図に寄れば受付場所が替わってまして。替わってても勝手知ったる病院です。
考えて見れば此処、一二年は年に一回、半日人間ドックでしか用事が無くなってしもて。簡単には、年中行事の筈の風邪も引いて無いです。
引きかけた事はあるけれど、のど飴で収まってるから誠に結構な事でして。
さて、所定の場所に到着、扉を開いて様子を伺えば、看護婦さんしか居てないやんか。
其れで充分やけど、先客が居てない。居てないなら一番ですが、看護婦さんもいつもの顔ブレと違う。
毎年来てたら顔くらいは覚えて仕舞う。イヤ、妙齢の美女看護婦さんは居てなくて。熟年看護婦さんが二人です。
慣れたあらへんのか、お二人様で相談し乍らの受付開始。チェック・シートを睨み乍ら。
歳は喰てても新人看護婦さんかいな。
(03/12/23)


NO.518 半日人間ドックの話(12) 正露丸(2)

雑談のツイデです。
雑談やからツイデも何も無いですが、掲示板にmaidoさんの書き込みがあたのでご紹介。
正露丸は征露丸ではなかったのかと。
征は征伐、征服の征でありましての、露は国名の露。皆まで云わせるな。対象は露西亜。
日露戦争では兵隊さんの常備薬としての効能大。水が合わずに下痢したりので。
実際問題、水が合わんと苦労する。苦労だけですめば佳いけど、銃弾飛び交う戦地で、突如催しては大変やんか。生死に関わるやんか。
イヤ、そんな際には軍服を着たままでシタらしいです。生死に関わるのに、汚い、綺麗、衛生も臭いも糞も無いです。其処等に死体が累々。格好、体裁なんか構てられん。
だけですめば佳いけれど、下痢症状で喰た食料、全部出してしもて体力消耗。撤退、進軍でお腹にチカラも入らず、遅れても大変。迷子で済めば佳いけれど、言葉も分からぬ敵地、戦地で迷子は命取りやんか。
本来の軍隊は自衛隊では無いですし、危険な場所を避けるのでなくて、国家の存亡を賭けてます。自衛隊でなくともイラクに派兵のお国は存亡を賭けてなくて、お付き合いですが。
お付き合いで犠牲になるのは可哀想ですが。
戦争では新聞記者も命懸け。イラクで米軍に瞬時拘束されて文句を云うてる日本人記者も居たけど、行楽地と違うのや。
民衆に銃口を向けてるやないか。非戦闘員、戦闘員の区別をつけてないと正義ぶっての報道してるけど、米軍は毎日のよに狙われ、死んでるのです。戦争してるのです。
日露戦争の比ではないけど、正しく、戦闘状態やから、子女にも油断してないのや。自爆テロされたら自分が死ぬのんや。
イヤイヤ、私は戦争体験なんか無いです。戦後の産まれやけど、懇々とです。親戚、近所のオッサンから体験談を聞かされました。
何せ日本は天皇陛下の国家でありました。逃げも隠れもセズに、天命を待ち、無条件降伏を宣言された。
中東の大統領、北の書記長とは違うのです。日本国の政治家、官僚とも人種が違う。
イヤイヤ、私はガチガチの天皇崇拝思想は無いけれど、尊敬してます。
天皇の話でないです。
正露丸の話です。日本の水が良質に過ぎる。
露西亜の事まで知らんけど、中国の事も知らんけど。知らん国が多過ぎるけど。他国で知ってるのは韓国、ハワイにThailandだけ。
此の三国だけでもお水はペットボトルでありました。下手にガブリと水道水を飲めば下痢するのやで。
お薬で、私が物心がついた折りには有ったのが、太子山町奇応丸。クレグレも、樋屋奇応丸ではないです。
イヤイヤ、太子山町とは其の名の通りで太子山なる町名がありまして。
何を隠そお。隠す事もないです。山鉾、祇園祭のです。油小路の仏光寺にあるのやけれど、何を隠そお隠す事もないです。
私の居た処は仏光寺の油小路。早い話が横町に太子山町奇応丸がありました。其の先には格致小学校がありましての我が母校、廃校になてしもてます。
奇応丸は夜泣きかん虫用の薬で太子山町の建物は有形文化財に指定されてます。
物心ついタラの話でありまして。お世話になてる筈やけど、覚えて無いです。
そして、征露丸、当世の正露丸と陀羅尼助とメンソレターム、メンタムと云うてましたが、ヨードチンキ、ヨウチン、赤チンにオキシドールのオキシフル。
アトはピンセットと包帯、鋏に脱脂綿と体温計。
私に用事は無かたけれど、ノーシンと救心が家庭の常備薬。おまけで、富山の置き薬やけれど、最近、此処十年は来たあらへんです。
しかるに、傷薬にはナンボお世話になた事か。足に手に腕に、顔から足の先まで生傷の絶え間無しの。ついでに、青洟垂らして服の袖がテカテカのです。唾が打ち身、捻挫に小傷の消毒、痛み解消の妙薬奇薬。
其れが男の子の当たり前の姿でお医者さんになんか往った事が無いです。
お金が掛かるからと、痛い事されるのが厭での恐怖症、拒絶症故ですが、当今、採便とバリウムが超の苦痛症の心配症。
ヤマイは気からも検査で何にも無かったからですが、エラソオに云うてられます。
(03/12/24)


NO.519 半日人間ドックの話(13) 肛門検査

此の時期、クリスマスの時期ですが。
云うてる間にも、クリスマスのイブの前夜祭で明日には終焉。
日中には分からんでも夜中に車で走ると分かります。何がて、クリスマスの電飾、イルミネーションやんか。
此の不景気にです。不景気やからコソやけど、年々派手になってるのでないかと。
電飾のお宅には可愛いお孫チャン、お子さんが居たはるナと一発で分かる。
爺ちゃん婆ちゃん、お父ちゃん、お母ちゃんも頑張らはって。
しかるに、我が団地周辺では二箇所です。団地内で一軒と、団地の近くで一軒と。
団地内なら百二十軒あるのやけれど、お子さん、お孫さんの居てる家が少ないのです。正確にはお孫さんは居てても、別居が多い。
住人の主力の年代層からは、お孫さんが居たはても不思議で無いですが、そんな意味では電飾のお宅が羨ましいのもありまして。
当家で電飾が話題になるのは何年先かいな。息子共も二十歳も過ぎたら家には居てへんやんか。年寄り三人がクリスマス・ケーキを囲んでニタニタしてたら、アナおかし。
可笑しくなくとも盛り上がりに欠ける。
当たり前ですが、我がご幼少のおりにも一人前にクリスマスはあったんや。
家の中でお飾りするのがヤッとの電飾なら其の当時からも有りまして。高さ五十センチの造りモノのモミの木ですが。
何回も何回も使ってますと、一年に一回しか使わへんのに、電飾の点滅電球も壊れてしもて。粗悪品が多いからやけど、年々マトモなのが少なくなて。
モミの木に雪としてつける綿も変色して来るし、雪にしてもブラ下げるお飾りにしても無くなってしもて。オマケに誰も造ってくれんよになるし。
そのうち妹のタメに飾ってやったりしてましたが、早い話が補充皆無の年々ショボくなる電飾。
電飾が原因でないですが、二十四日の帰り道は老いの坂が大渋滞。
事故でもあったんかと思いきや。あらぬ処に車が停まりのアナ可笑しいナ。
ども順番待ちみたいなんですが、言語明瞭には老いの坂にはモーテルが多いです。
更には通行の車が途絶えへんのに無理矢理にです。道路反対側のに入ろとするのも居てやてからに大渋滞で、コンチクショウめ。
愚痴の話は辞めにして。半日人間ドックは七回目。
さてまあ、南丹病院の熟年看護婦さんに案内されて、所定の書類等々、採便も提出。
しかるに、紙コップを持て来て、
「採尿はこの場でやってください。」
イヤイヤ、ソ聞いたんや。繰り返せば、この場でやってクレやで。
幾ら何でも熟年ではあても看護婦さんでも一応は女性やで。
女性でなくとも男性でもや。面前でやらさせられるのかと一瞬ビクリした。
朝一番出したばかりやから出ませんが。返事をしつつの得意の早とちりかいなと。私のですが、お断りしたら、少しで佳いです。容器は置いとくから、適当な時期、帰るまでにはやってクレ。
「トイレは彼処にありますので。」
其処に有ったんかいな。何せ右も左も知りません故。
そんな事はどでも佳いです。検査服に着替えて、暫くしてから検査仲間が集まって来た。
こんなユックリなら急ぐのでなかった。
されど、呼び出しは一番の最初。体重、身長、視力、血圧、採血。採血は沢山の容器が準備してあって、こんなに沢山の血を採られるのかと。
そんな事もどでも佳いです。一番に肛門検査が有りまして。先生曰くに、
「どですか。何かありますか。」
肛門検査で何かとなれば、一つやないですか。
「痔があります。」
「成る程、成る程、有りますねえ。」
矢っ張り有るのかと意気消沈。されど、自覚症状があるから有って当然。
「痔のお薬は使っておられますか。」
と云う事は使うべきなんやろかと、益々意気消沈の深刻度が増しまして。
「何も使てませんが。」
「そですか、そですか。痔のお薬は使っておられませんか。
イヤイヤ、頑張らずに、口をパカリと開けた状態で息を吐いたり吸うたりしててくださいね。
さっきのよりも少し大きめ、冷たいのを肛門に入れますが、我慢してくださいね。」
下痢症状から急転直下の便秘故、出てしもたら困ると必死で口を開けてのハア、ハアです。
「そですか、そですか、痔ですか。
成る程、成る程、有りますねえ。痔のお薬は使っておられますか。」
此の先生ヒツコイのや。使ってませんと二度目の返事をしたツイデに聞いてヤレ。
「痔は酷いですか。
手術をするべきですか。」
「痔は痛みますか。出て来ますか。出血しますか。」
「痛くは無いですし、出血もしませんが、出て来ます。」
「そですか、そですか。出て来ますか。イヤイヤ、手術はしなくて佳いです。
痔のお薬は使っておられますか。」
使ってませんがと、三度目の返事をしたツイデに聞いてヤレ。
「そしたらほっといても佳いのですか。」
「出っぱなしで、痛くて、出血して、我慢出来んよになったら来てください。」
「そしたら手術になりますか。」
「そです。手術です。」
手術が厭やから聞いてるのに。ツイデにどんな手術か聞いてやろかと想たのにです。
「ハイ、結構ですよ。お次の方。」
(03/12/25)


NO.520 半日人間ドックの話(14) 眼科の先生

ツイデの話です。
二十五日もモーテル近辺での交通渋滞は厭やなと想てましたが、何事もなく無事に帰還出来ました。
モーテルなる施設、サービス業ですが。
昔は可成りの人目を避けまして。場所も目立ちはするけど、ネオンがですが、遠くからでも一発で分かる郊外のです。
チと奥まった処に位置してたのが、次第に表通りの国道に進出。
しかも、在る処にモーテルが集中するのです。老いの坂、京都側に三ヶ所の脇道に二ヶ所。亀岡側には二ヶ所あて。都合の七ヶ所もやで。正確には知らんのですが。もとアルよなナイよおな。
要は人目を憚りので、コソリと利用されてたのが、近頃場所だけでなくて、入りも出も堂々たるモノでして。正直云うてビクリした。交通渋滞になる程やからですが。
ツイデのツイデの話です。
知人が嵯峨の隠れ家にやって来て。同期入社の奴ですが。房雄君が突然に訪れ、彼が訪れるのは予告もナシにイキナリやけど、モ一つのイキナリにです。
此れやるワとティッシュ・ペーパーに入ったモノをくれた。
何かいな。珍菓、銘菓のお裾分けかと想いつつの開けて見れば、手彫りの置物一個。
動物の形、四つ足のです。胴体がズングリで今年の干支は未故、未かいなと。
「オイオイ、ヨオ見てクレ。何処に角が有る。耳やないか。顔も赤いやろな。」
「アア、猿かいな。来年の干支の申かいな。」
「ソラそおや。今年の干支はモオお仕舞いやがな。」
此れは此れは大変にタイヘンに失礼な事をと、心底大笑い。房雄君は機械工学専攻でして。
左程に我が感覚はズレてます。ズレを自認してます。
とまあ、此れ以上、微に細に事細かく説明すれば掲載停止命令を喰らう故、くれた置物の話は辞めにして。
しかるに、縁起モノの置物は大の好きで、毎年の干支のを買い求め、隠れ家に一杯飾ってます。
何時から買い出したのか。順番なら子、牛、寅、卯、龍、巳、午、未、申、酉、戌、亥ですが、現在唯今なら龍があて、巳が飛びましての午、未と来年の申が早々にも置いてある。
順々に買い求め、年明けで古いのはしかるべき処に収めてるのです。
龍は気に要ってるから置いてるだけでありまして。原則、基本は二つの干支で、午と未はどするか悩みの真っ最中。
息子共の干支故でして、初詣の際には龍だけでも収めよかと。そんなに広い部屋でナシ。小さな置物なら狭苦しくもならんけど。置くべき方位があるのです。
何処で買おてるかとなれば、亀岡千歳の出雲大神宮でして、そんな話に花が咲き乱れ。
神棚、お札さんに氏神様にと。出雲大神宮は我が氏神様ではないけれど。そんな話も好きで、話をし出したら停まらへん。
しかるに、半日人間ドックの話なれど、肛門検査にしても先生によて診断が違う。
大抵は痔と云われてますが、デキモノ、腫瘍、良性のと云われたり。
痔も一時は痛くて痛くて困ったのですが、ほったらかしで何もしてないのに、次第に落ち着いて来てるは確か。
寒い日、冬の最中。殊に便秘症状が続けば、痛くて痛くて困る事もありますが。手術をしたい気にはなてません。
肛門検査の部屋から追い出され。聴力検査は看護婦さんがやてくれた。
イヤ、耳鳴りが有るのですが。全然治ってませんが、生活の範囲の低音、高音は聞こえてまして、検査のは全部が判読出来た。相手様の失敗で押したのまでが聞こえてしもて。
超音波の検査で心電図、眼科にレントゲンに胃の透視と続くのですが、超音波には可成りの時間を掛けられて。長いと気にもなるやんか。
「先生、何か有るのですか。」
先生とは技士さんですが。
「先生からお話されます。」
技士さんの云うた先生とはお医者さんですが、などと気になる事を云われてしもて。
眼科では、目に空気を吹き付けられたり、光を当てられたり。
空気を吹き付けられたら反射的に目を閉じてしもて、我慢してくださいと何回もやり直し。我慢するにも反射的やからどしょもないです。
遂に先生から瞼を抑え付けられてしもてです。
イヤ、先生も技士さんかと想いきやお医者さんでして。
「目は至って良好です。強いて云えば、ヤヤ老眼気味です。」
老眼なら充分に分かってますが、気になる事がありまして。此の際、聞いてやれ。
「時折ですが、目がキリキリと痛む事が有るのですが、どおなんでしょねえ。」
「長く続きますか。」
「長くは無いです。時折です。時間にして一分弱程度が日に二度です。」
「新聞を読まれてる時とか、テレビの時とか、傾向は有りますか。」
「一回目の時間帯はバラバラですが、二度目は夜の十時頃です。
痛まん日もありますが。」
「目には特に何も有りません。悪い兆候も無いですし、強いては老眼気味だけです。」
「疲れ目なんですかねえ。」
「其れです。其れ其れ。
強いて云えば疲れ目です。目の使い過ぎです。」
イヤイヤ、此の先生は表情ニコヤカ。誠に懇切丁寧でありました。
(03/12/26)



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