シバケンの天国禁談奇談
−明日は我が身の話−

−介護・凡人の憂鬱ー

要介護1NO.2

要介護1NO.1

母入院NO.3 母入院NO.4
爺さん・婆さんの話 母入院NO.1 母入院NO.2

題目一覧表

目次

要介護1NO.3

NO.20 イタイイタイ病とヨッコラ病(8) お医者さんでの話(4)

NO.19 イタイイタイ病とヨッコラ病(7) お医者さんでの話(3)

NO.18 イタイイタイ病とヨッコラ病(6) お医者さんでの話(2)

NO.17 イタイイタイ病とヨッコラ病(5) お医者さんでの話(1)

NO.16 イタイイタイ病とヨッコラ病(4) 初のショート・ステイ(4)

NO.15 イタイイタイ病とヨッコラ病(3) 初のショート・ステイ(3)

NO.14 イタイイタイ病とヨッコラ病(2) 初のショート・ステイ(2)

NO.13 イタイイタイ病とヨッコラ病(1) 初のショート・ステイ(1)

NO.12 「要介護1」認定の話(12) ショート・ステイについての話

NO.11 「要介護1」認定の話(11) ディ・ケアについての話(3)

要介護1NO.1


NO.11 「要介護1」認定の話(11) ディ・ケアについての話(3)

斯くしての、殆ど雑談。
では無くての、記憶力推測の、住所、氏名の生年月日と、お尋ねになって。

デデデの、お生まれはと。
京都どすねん。
「どすねん。」ねえ。ホンマに、気は確かかと。こんな時だけ、所謂のええ格好しまして。言葉使いまで、変にして。イツもの調子ならばの、出生(でしょう)を疑われるゾと。私等には、悪口雑言、罵詈雑言の速射砲やのにと。

そんな事は置いといて。
京都の何処ですかと。問われて、何処やったかなあと、私にですやんか。そんな事、知らんがなと。
とは、云うてへんですが。ソ云うたら、ホントに知らんナと。イヤイヤ、細かな事まで、聞いてへんです。ソラなあ、母方の二人の伯父、一人の叔母、昔は全員、京都在住故、京都出身には間違い無いけれどや。

変な話、何処と、具体的には、知らんのや。聞かされた事も、聞いた事もあらへんです。
母方の親が早くに他界で、顔も知らんしで。様子からしての、長兄が先祖代々の家にでも無いしで。次兄もやしで。本家ならばの、烏丸のと。具体的に、こことは聞いてるけれどや。ええ処やなあと。
されどの、本家と如何なる関係かを知らんです。ソラ、母の旧姓と一緒やけれどや。母方の祖父が兄弟なんか、其の上かと。大抵なら、祖父がと思うけれどの、お顔も知らんしと。

イヤ、従兄弟の結婚式にて、会おたが、最初で、最後かと。正式なる、紹介もしてもろてへんしと。
考えてみたら、葬式等々でも、会おてる筈の、母方の斎事、祭事、悉くの、全部出席してるですが。親父が往かへんしで。母は一人では往かへんしで。柴田の長男としてです。親戚縁者、大切にと、思う故で。
しかるに、本家と云われても、我が柴田の本家でも無いですやんかと。疎遠で、家には一歩たりとも、入ってへんしで、来て戴く事もあらへんしで。最早のン十年、音信不通の、様子も全く、知らんです。音信するなら、母がするべきでと。

イヤイヤ、要は、ここで産まれたの、ここを、聞いて無いです。
よって、私に聞かれてもナと。自分の事なら、承知してるですがと。油小路、仏光寺の風早町の、梅鉢っつあん、梅鉢医院でと。我が家から、歩いて、一分ですと。
本籍も、云えるけれどや。免許証の通りやしで。亀岡には移してへんしで。生涯、移す気も無いしでと。移す必要性が無くの、出来れば、子々孫々もと。

イヤ、母、一向に返答の気配無く。
私の顔見たままでと。私が返答代行かと。ホナラのドチミチのと、細かな話と違うしと。細かに云うても、分からんしで、単純明快、下京ですと。大きな間違い、無いしでと。
そおですか。下京ですかと。ええ、処ですねえと。
へえ、そおどすねん。下京どすねん。
とは、母でして。又かと。「どすねん。」かと。
俄然、意気揚々、元気溌剌、イタイイタイ病の杖も放り投げの、グリコの一粒三百メートル疾走かと。一時が万事、この調子でと。困れば、私にで。喉元過ぎれば、我が事でと。
しかるに、屁理屈ならばの、下京も広いしなあと。何処を以て、ええ処かと。とは、云うてへんけれどや。単なる、社交辞令やしと。細かくの、大まかなら、中京に近いけれどや。私やったらでと。母のは、クドイけれどの知らんしでと。

斯くしての、雑談終了の、担当のお方からの本題にと。
ディ・ケアですがと。水曜日と、土曜日の週二回で、宜しいですかと。母にやけれど。返事が無いしで、ええなあと。水曜日、土曜日、何にもあらへんなあと。無い、無い。何にも無いでと。

しからばと、そのよにと。大体の大まかなる、予定としたら、朝、8時半前後にお迎えにと。往ってスグにお風呂でと。リハビリ等々致しましての、昼食喰て、日替わり、お遊び致しましてと。オヤツが出まして、ボチボチの帰宅の準備で、概略の4時半頃には、お帰りかと。
へえと。オヤツまで付いてるですかと。結構やなあと。
しかるにの、大体の予算、都合の、一日、1600円見当になりますが、宜しいですかと。ご質問はありますかと。

問われて、ええも悪いもあらへんですが。内容、お聞きしてましての、表現、単刀直入の、幼稚園、保育園並かと。
イヤ、実際、其の通りでと。マイクロ・バスで、送迎での、一日、遊ばせての、プログラムでと。何の替わりも無いなあと。マイクロ・バスに汽車ポッポのイラストがあるか、無いかの差でと。実際、年寄りなるは、手に負えんの、駄々っ子バッカリでと。
イヤイヤ、お風呂とリハビリがあるですがと。

イヤ、園児よりも、大変やでと。
園児も目が離せへんけれどや。転んで、泣いても、なだめたら済むですが。お年寄りが、転けてみいな。骨折やがなと。救急車やでと。場合によっての、再起不能でと。口だけ達者で、動きがアカンで、自分の事だけでと。

園児やったら、何かあっても、ヒョイとダッコでええけれどや。年寄りはソは出来ひんしと。園児よりは、重たいし。下手に扱えへんしで、壊れモノ、腫れ物、要注意でと。
加えて、持病持ちが多いやろしと。お薬がと。
そんな事まで、云うてへんですが。ホンマにええなあと。オヤツだけでも、一緒したいナと。冗談やけど。
以て、「こもれび」の面談も終了でと。

イヤ、明日、14日、14時からです。
「第二亀岡園」の面談ですので、連日で、申し訳ありませんが、宜しくお願いしますと。ケア・マネージャーさんから、再確認で。ハイ、承知と。
(07/12/02)


NO.12 「要介護1」認定の話(12) ショート・ステイについての話

イヤまあ、北京オリンピックの野球のアジア予選が、台湾洲際野球場にて開催されたです。
韓国、台湾、フィリピン、日本の四カ国で争われ、一位のみが、出場権を得られるですが。
フィリピンの試合は見てもいいひんし、あるのを知りも、してへんかったですが。韓国のと、台湾のは、シッカリと、テレビ中継、見させて戴いたです。
まあ、云うたら、韓国戦でのアナウンサー、アホみたいでと。矢鱈に、アトが無い。アトが無いと。負けたら、おしまいと、危機感煽りまして。他に云う事、無いのかと。聞いてて、不愉快千万やったですが。

加えて、韓国チームはズルこいなあと。国際規定で認められてるとは云えど、先発メンバー表を直前にコロリと変更したり。イン・コースの球には、ワザと、ぶつかり、デッド・ボールにしたりと。姑息やでと。勝てば、何でも結構とは違うでと。勝っても、勝ち方が問題でと。
まあ、負けたら、おしまいやしで。勝って、値打ちであって。規定の範囲を逸脱しいひんかったらと、手段は選ばずと、なるかも分からんですが。ソラ、オリンピック出場して、ナンボやしと。韓国チームは兵役免除の特典付きやしでと。

日本チームが勝ったから、ええけれどや。韓国には、スポーツ・マン・シップとの文言無いのかなあと。その点、台湾チームは正々堂々の、ご立派やったです。
云うたら、球場の土の整備が無茶苦茶でと。イレギュラーのオン・パレードでと。国際試合やのにです。よくぞ、こんな球場で、やったです。選手は怪我もしんと。
台湾戦では、バントありの、代走、主将の宮本選手の絶妙の走塁。ダブル・プレー崩し。加えて、無死満塁にての、大村選手のスクイズですて。
まあ、兎に角、悉くの、決まったしで、勝ったしで、おめでとうさんですと。

デデデの、本題です。
急遽の、ショート・ステイ先に決まった、「第二亀岡園」からは、若き男性でして。
イヤ、ボチボチかと、窓から、外を見てたです。一分、二分と過ぎたですしで。大体は、時間ピタリやったしでと。遅いナと。
ホナラの、らしき車が、家の前を素通りでと。暫くしたら、真向かいの、駐車場に現れまして。
もしかしたらの、アレやろかと。されどの、ケア・マネージャーさんと一緒の筈で。一緒やったら、昨日の今日の、その前にもで、二度来たはるしで、家は間違わはらへんやろと。

思てましたら、電話がリンリンと。嫁はん、出ましたならばの、矢っ張り、其れらしく。イヤ、極近くに来てるですがと。家の場所がと。
そこから、見える筈ですがと。後ろを向かれましての、左手、角から二軒目でと。ハイ、承知と。アレまの、ケア・マネージャーさんがご一緒では無かったですかと。イヤ、一寸、遅れられるみたいでと。先にやってて下さいと。

イヤイヤ、デデデの、嫁はん、スグにも小用でと。スミマセンです。外出しますのでと。お茶出しして、席をば、外しましての、お暇しまして。
ホナラの早速ですがと、契約書類を二種類、四通。署名、捺印をばと。要は、注意事項、等々の要件でして。細々、説明して戴きましての、ハイ、承知と、即刻の、署名、捺印しまして。ソラ、17日から、お世話になるですしで、急ぐです。
イヤ、その間にも、母への面談、して戴きまして。まあ、話は一緒やろしと。実情、そのまま、見てくださいと。
ホナラと、施設の概要をと、パンフレットで、母に説明をと。

ホナラの、ホナラで、電話がリンリンと。今度は、ケア・マネージャーさんで、所用が長引いてましてと。スミマセンねえと。申し訳ありませんが、もっと、遅れますのでと。某さんには、面談終われば、私を待たれず、お帰りにと、お伝えくださいと。
私は、別件にて、お伺い致しますのでと。イヤ、マダマダ、書類があるらしく。署名、捺印をばと。
変な話、書類、書類バッカリでと。しかるべくの、当世、契約、注意事項、遵守は重要ですが。話がこじれて、裁判沙汰になったら、大変やしで。
とは、理解してるですが。

加えて、受け入れ、お世話になる施設では、個々に面談されるかと。念には念をで、相互理解も必要やしでと。
先方様からしたら、受け入れての、手違い、聞いてへん事で、事故、怪我、病気、体調異変にでもなられたら、大変やしで。食べ物についての、アレルギーの件、好き嫌い等々、常用のお薬についても、設問あったです。
まあ、我が母、何でも喰うし、好き嫌いは無いですが。アレルギーもあらんですが。常用薬だけが、一杯ありましての、問題、特には、眠剤でしてと。

イヤイヤ、デデデの、担当のお方には、其の旨、お伝えしまして。
デデデの、17日からの件ですがと。ショート・ステイの概略の説明、費用についても、して戴きましての、朝9時にお迎えにと。
ホナラの、母要求するに、一人部屋の方がと。イヤ、申し訳無いですが、空いてへんです。大体は四人部屋かと。
ホナラの、母要求するに、車椅子をばと。
加えて、母要求するに、携帯トイレ、オマルをばと。

あのなあと。リハビリしんならんのやでと。歩け、歩けの、歩けるよにと。そのための、ショート・ステイでもあるのやしと。分かってるかと。
されどの、イキナリは歩けませんし。さりとての、車椅子、オマルで、楽させたのでは、意味ありませんしねえと、担当のお方にです。
そおですねえ。部屋から、しかるべくの施設には、一寸、距離もありますが、出来る限りの自力が主旨、目的でしてと。ソですよねえと。
加えての、大きな施設ではありませんのでと。介護士が少なく、夜の当直も二名でと。充分なる、付き添いは出来ませんがと。まあ、お母さんなら、大丈夫かと。

状況もありますしで、来て戴いた上での、様子を見てと。ソレで宜しくお願い致しますと。
しかるにの、緊急の場合ですがと。何かあった際、病院は何処にと。ホナラの、母曰くに、亀岡シミズ病院は嫌やしナと。ホナラの、南丹病院にお願い出来ますかと。基本原則、お宅に電話を致しますがと。出来れば、携帯電話番号をと。ハイ、承知と。

斯くしての一時間。大体は面談、一時間かと。
母、スックと、ベッドから出て来ての、何をするかと思いきやの、お見送りですて。イヤイヤ、結構ですよ。そのままでと。先方仰ってるのに、ええのか、悪いのかの、ハタにしたら転けられたら、大変やしで、出て来られたら、手が掛かるしで。
ベッドからでも、有り難う御座いましたの、御礼、謝意で結構なんやけどと。一応は、「要介護1」なんやしと。

イヤ、流石に、施設のお方はお上手でと。手慣れたはるです。
余所様故、母が抵抗しいひんのもあるですが。杖をば、右手故に、左手で、母の左手を。右手は母の右腕の脇、肩の下をと、支えやはりまして。誠にすんなりと。
成る程なあと。有無を云わさず、そしたらええのかと。見るからに、安定感があるなあと。

ホンマやで。私等なら、手を持てば、嫌がって。服をつかむし、服が伸びるし、止めてクレと。云うても、聞かずに、服をシッカとつかまえても、不安定やのにです。
ナンボ云うても、聞かへんのや。コレでええと。ええのは、そっちだけで、こっちは、困るんやと。殆ど、口論し乍ら、歩行補助しんならんですが。

加えて、何でも、モノがあれば、そっちに助けを求めまして。シッカリ、固定のモノなら、心配しいひんけれど。辺り構わずでと。加えて、モ一歩、足を運べば、楽やのにと。
遠くから、もたれるよに、すがるしで、バランスを崩さへんかと、気が気で無いです。手が掛かりの、手に余すですが。
(07/12/04)


NO.13 イタイイタイ病とヨッコラ病(1) 初のショート・ステイ(1)

「第二亀岡園」のお方に、流石ですねえと。ええ、慣れてますのでと。
イヤ、大いに参考になったです。次回から、この方法でと。有無を云わさず、してやれと。
云うたら、面倒臭いけれどや。云うてられへんです。
転けられて、入院、イタイは勝手やけれど。結果、こっちも大変でと。ほっとけへんやんかと。転けたら、おしまいやでと、注意してても、アカンのやと。体全体に余計なチカラを出しまして。怖々の歩行でと。家でなら、時間も構わへんですが。お医者さんには大変でして。
まあ、幾度も連れてってるしで、忍耐強くもなってるですが。なってるのは、こっちがですが。

イヤ、お帰りになってからです。ケア・マネージャーさん、バイクで来られまして。
スミマセンねえと。イヤ、施設のお方の付き添いにて、とある病院に往かれたですが。2時には、戻れると思てたですがと。終わったのが、2時でしてと。
諸般の書類に署名、捺印をと。
私の方はコレでおしまいですがと。「こもれび」の担当につきましては、再度のお伺い致しますのでと。イヤ、矢っ張り、書類がと。
へえと。要るモノは要るしで、ハイ、承知と。

実はの、「こもれび」のは、結果的、22日となりましての、我が家にEo光、屋内配線の日と重なりまして。居間では、私が立ち会いでの、配線でして。
台所で、嫁はんと、担当のお方の話となったですが。
以て、「要介護1」での、一連の書類作成、面談、契約書類の件、終わったですが。アトは、当人、母が体験しての、何と思うかだけかと。

デデデの、斯くなる次第で、ショート・ステイの日ですやんか。17日から、20日まででして。
要は、嫁はんが、年会にての、前日、16日から20日まで、里帰りでと。私一人で面倒見切れへんしで。

イヤイヤ、大体が9時にお迎えとの事でして。
前夜です。朝、9時やしナと。チャンと出られるよにしときやと、母にです。ホナラの7時に起こしてやと。あのなあと。
とは、云うてへんですが。とりあえず、眠剤飲んだらアカンでと。只でさえ、寝坊助やのにです。普段のままなら、10時やしで。イヤ、既に、痛み止めと、眠剤、こっちが預かってるですが。請求無ければ、渡さへんですが。
請求しても、しかるべく、用事のある前夜には、渡さへんですが。何と、駄々こねられてもです。子供扱いしてるです。実際、手に負えん、餓鬼でして。

斯くしての、11月17日、土曜日の朝です。7時にはと、云うてたですが。
イヤ、私は朝早いです。30分前には起きてるです。朝一番、インターネットのメールをチェックしての、Spamメールの記録、削除をと。まあ、一時(いっとき)程ではなくなりまして。最近、楽にはなってるですが。
加えて、開放されるの日も近いかと。イヤ、プロバイダをEo(関西電力)にするしで、京都inetとも、永遠のお付き合いでは無くなったしで。さりとての、現在のメール・アドレスを解除、放棄しん事には、アカンですが。
どっちにしたって、最長、来年三月末までかと。年契約のためでと。
イヤ実際には、現在唯今の、12月4日では、Eoの、URLも、メール・アドレスも取得してるけれどや。イツ、切り替えるかと。ユックリとは、してられへんですが。ソレまでは、Spamメールに惜別の思いにてと。記録だけでも、したろかと。

イヤイヤ、デデデの、7時丁度、母の部屋には明かりがと。ゴソゴソと。ホナラの起きてるなあと。結構と。
母、朝飯喰て。朝飯も、パンとコーヒーなんやけど。喰て、暫くしたら、出て来まして。イヤ、チャンと格好してで。コロコロの格好、重装備にてで。荷物もなあ。大きな布袋、二個やで。前夜から、当方預かってるですが。忘れんよにと。
当人、手提げ鞄を持ちまして。

イヤイヤ、ショート・ステイでは、持参のモノには、お名前をと。
との事で、嫁はん、何日も前から、大変、名前を書くのが一杯でと。そんなに沢山要るのかと。先方にて、洗濯もしてくれやはるのにと。云うても、聞かへんのや。あれも、これも、要る、要ると。
何で要るのかと。要るから、要ると。使うのやと。三泊四日やろなと、頑として、聞き入れへんのや。
まあなあ、云うよにしとかんとと。されどの、先方様、施設のお方も大変と。荷物、当然乍らの当人、持てへんしと。管理してやらんならんですが。そんな事、お構い無しでと。

そんな事は、置いといて。持って往くのは、持って往くしで。
喰てしもたら、ソソクサとです。杖突いて、部屋から出て来まして。玄関先にと。
あのなあと。来やはるのは、9時なんやと。今、8時前やでと。一時間以上、早いでと。云うても、聞かへんのや。靴履いて、外に出てしもて。寒いのにです。
イヤ、ほっとけへんやんかと。ショート・ステイの初日から、往く直前、玄関先で転けられてみいな。目も当てられへんです。救急車で、病院直行でしてと。イッソの事、亀岡シミズ病院に放り込んだろかと。

イヤイヤ、ソはならんよにです。
お付き合いしんならんです。自分一人を持て余してるのに、歩けへんのに。カドで、一時間も、立ってられるモンですかと。私でもシンドイがなと。
イヤ、再度の9時なんやでと、今、やっとで、8時やでと。座ってたらと。云うても、アカンのや。
当然にして、10分もしたら、座って、待ってるわと。ホナラの手を持ち、腕の脇をば、下支えましての、「第二亀岡園」のお方がされた通りにです。イヤ、すんなりと。
さもなくば、服だけ持たれて、嫌やでと。云うても、自分の事だけ、精一杯でと。

斯くなる次第の、出たり、入ったり。入ったり、出たりの、様子を伺えどの、ソラ、9時と云うたはるのにと。一時間も余計なお付き合いするも、大変やで。さりとての、知らんと、云うて、ほっとけへんしで。朝の早くから、ウロウロ、させられて。
しかるにの、丁度の、9時となりての、過ぎたですが。一向に現れへんです。らしき、マイクロ・バスがです。
イヤイヤ、我が家、初めてやろしと、9時の一寸前からは、私が家の前で、待ったですが。おかしいなあと。大体は、8時半、施設を出発でと。順々にで、30分と、聞いてたですが。

丁度は無理としての、15分経過で、確認をばと。
電話一発、先日のお方はお休みでして。別途のお方に聞けば、確かに、予定に入ってますので、モ暫く、お待ちを。ハイ、承知と。
結果、9時25分にマイクロ・バス到着と相成ったです。早い話が、8時からやで。この時間まで、出たり、入ったりの、アホみたい。
一寸は、ハタの云う事も、聞いたらと。こっちが、迷惑なんやと。
(07/12/05)


NO.14 イタイイタイ病とヨッコラ病(2) 初のショート・ステイ(2)

斯くして、25分経過で、現れまして。マイクロ・バスがです。
運転手さんには、大きな袋、荷物二個と、母の手提げ鞄を預けまして。ご指定の料金、その他諸々、保険証等々、ここに入ってますのでと、説明しまして。
この施設では、料金、前払い制でと。面談の際、云われてたですしで。

イヤ、お一人で、大変やナと。何人かが一緒と違うのかと。まあ、施設にもよるしで。元々が人数少ないですと、聞いてたですが。
ソラなあ、お年寄りバッカリなんや。お年寄りも、多分なら、相応の認定のお方です。「要介護」の、「1」とか、「2」とかので、介護の要るお方です。マイクロ・バスを横付けでも、一人では、乗れへんです。乗れたら、介護認定受けられへんです。

イヤ、到着されて、方向転換、して来ますのでと。一旦消えたです。昇降口を家の前にするがためです。
ホントにねえ。気も使たはるです。私等若手、とも云えへんですが。お年寄りと比較したらの親子程の年齢差故でと。昇降口、こっちでも、あっちでも、移動に10秒と掛からんですが。お年寄りはなあ、一寸の移動が大変でして。大騒動でと。云う事、聞かへんやろしと。
ホンマやで。ハタで見てるよな、好々爺、好々婆とは、違うんやと。
されどの、施設のお方は余所様でして。マダマダ、云う事、聞いてるですが。

イヤイヤ、玄関先、横付けのマイクロ・バスに乗せるも大変でして。あっち持ったり、こっちを持ったり。運転手さんが、ここを持ってくださいと、指示したはるのに、聞いてへんし。聞かへんし。自分が思うがままでして。
思うも無茶苦茶なんやけど。冷静に、冷静にと、したら佳いのに、出来ひんです。我が身だけが、精一杯の、助言、指示も耳に入ってへんです。

イヤイヤ。お尻が反対です。ソレでは座れませんし。先にお尻を座席に向けてください。そのためには、この腕が邪魔です。
イヤイヤ、右手は、離して、左手で、ここを持って、足をこっちにと。
云われて、イヤ、これでええのやと、反論しいひんだけでも、ホと安堵。家と一緒みたいに、やられてみいな。こっちが、スミマセン、スミマセンねえの、連発しんならんですが。

ホンマやで。云われてる事、一緒やでと。誰もが、悪いよには、してへんですが。
まあ、先方様も相手が相手やしで、慣れたはると思うですが。やっとの事で、座れまして。乗るだけで、ン分掛かったかと。
では、宜しくお願いしますと、運転手さんにで。

イヤ、ホンマになあ。見境が無いです。移動するに、手当たり次第につかみまして。固定されてへんし、動くでと。動いて、落としてみいな。後始末が大変。
だけで無くの、転けるでと。
転けたら、知らんでと。口では、知らんと、云うてても、実際には、ほっとけへんがな。ソレを承知で、ワザとやってるのかと。

思う程に、云う事、聞かずの、反対ばっかりやし、しまいには、アホかと、怒鳴りともなるですが。
当たり前に、他人様の面前では、アホかとは、怒鳴らへんけれどや。居たはらへんでも、居たはっても、アホかとは、怒鳴らへんけれどや。移動補助だけで、一生懸命でと。当然の、語気は荒いし、強いけれどや。云うたら、ボロのカスなれどの、他人や無いしで。
されどの、余所様に何と思われても、一向に構わへんです。体裁なんか、構てらへんわいと。ソレこそ、ホットイテくれと。分かる人には分かってるわと。大変な事がです。我が事やと。

デデデの、結果、母、土曜日の朝の早くから、起きまして。
喜び勇んで、出掛けたですが。出してしもたら、ホッと安堵の、洗濯物をば、干さんならんです。
本来ならばの、母が出るまでにはしてしまおと、ツモリをしてたですが。先の通りの、聞かん坊でと。9時やのに、8時から、出掛ける体制しやがってと。
結果、お付き合い、見守りで、時間取られてしもて。クドイけれどの、ほっとけへんしで。

嫁はんも里帰りで居てへんしで。前夜から、洗濯機だけは廻してたです。朝一番、二番ででも、干せるよにと。
イヤイヤ、正直、この歳にして、洗濯機を扱うは初体験でして。嫁はんが出る前に操作の方法をば、教えてもろてたです。このスィッチ押すだけと。但しの水は、風呂の残り湯でと。勝手に吸い込んでくれるしナと。へえ、ソかと。
まあ云うたら、自分のモノだけやしで。溜めといても佳いけれどや。一寸は勉強しませんとと。

ソラなあ、物心ついた時には、母も祖母も居たですし。妹がと。そして、結婚してと。
一人暮らしはしてへんし。一度たりとも、女手の無かった事が無かったですしで。

イヤイヤ、デデデの、洗濯機から、洗濯物を出そとしたらです。中には、放り込んだ覚えの無いのが入ってまして。
話簡単、母のです。オットの、ソ云うたら、母のを忘れてたなあと。もっと、話簡単、出る直前、様子がおかしかったですが。コレかいナと。
イヤイヤ、イツもならばの、起きたら、イタイイタイのイタイイタイ病の連発でして。加えて、ヨッコラ、ヨッコラ、ヨッコラショの短略のです。極端ならば、ヨッコ、ヨッコと大声での、掛け声出すのやけれど。
至って、静かで、おかしいナと。まあ、痛くも無く、調子もええのかと、善に解釈してたですが。

そんな意味なら、朝起きての、準備万端、バスに乗るまで、では無くての、来るまでの、イタイ、イタイのイタイイタイ病も、ヨッコラショのヨッコラ病、連発処か、一発だに無かったなあと。或る意味、不思議に思てたですが。
来たら、当然乍らの一言も無いです。素直です。
イヤイヤ、調子がええのやなあと。往くのを楽しみにしてたかと。佳かったなあと。
事実、楽しみにはしてたですが。さもなくばの、そんなに早くは起きひんです。過去の実績からしてもです。所謂の、遊びに出る時には、起きるが早いです。

されどの、起きてから、静かやったは、コレかいナと。
常識的に、一言云うてクレと。せめてもの、洗濯物を、した中に放り込んでくれるなよと。一寸は中を確認してくれと。
そやけど、やられてしもたしで。当人、居てへんしで。居てても、知らんで、押し切られるだけで、今更、仕方が無いです。ソラなあ、喧嘩口論したって、始まらへんのや。誰かが、処理しんならんです。誰かて、此度、私がやるしか無いやろナと。他に誰も居てへんがなと。
放り込まれたのを、しかるべくの処理しまして。モ一回、慣れぬ手つき、操作で、洗濯させて戴いたです。
正直、嫁はんの大変さの、一部のみ、垣間見たです。ソラ、洗濯なんか、私は初体験やけど。嫁はん、毎日の事やしでと。

イヤイヤ、何度でも、申し述べるです。明日は我が身と思てるです。反面教師であると。
特には、婆より、爺が数段扱い難いが大原則、世の常識なるは、百、万、千万、承知と。我れ、順当ならばの、爺なるゾと。現在唯今でも、孫娘居てるし、爺なれどです。同居してへんだけでと。
世間を見てみい。両親揃た、親の面倒見たはるは、殆ど居たはらへんです。あったら、聖人君子、百人分の精神力が要るです。そんな意味なら、義姉の家は、聖人君子、百人分に相当の、該当者かと。ホントに大したモンです。

クドイけれどの、同居したはっての話やでと。
別居でなんか、どでも結構、知るもんかと。表面的にだけでも、仲良く出来て当然でと。双方、お客様でと。
爺、言語明瞭、邪魔なは、論より証拠の、我が町内会、120軒で、爺との同居、一軒も無いです。同居、婆のみ、四軒でと。平均寿命の問題もあるけれどや。

爺こそが、一番に厄介なんやと。
チと意味合い違うですがの、男やもめに蛆が沸くと。爺、一人になってみいと。蛆処の騒ぎと違うゾと。イヤイヤ、自分で分かってるです。分かってるだけでも、大したモンと。
加えて申すならばの、こんな具合に掲載によりの、母への激高、抑えてるです。自分を見定め、反省しつつです。早い話が、誰しもの、聖人君子と違うわい。凡人やと。

先祖代々、子々孫々、昔っからの永遠の問題なんやと。人生、死ぬまで、修行、苦行、難行かと。云うたら、凡人だけに、辛いんやと。
且つは、マダマダ、序の口と、覚悟もしてるわと。云うたら、見聞状況、余所事とは露程思わず、シカと、直視してるですと。
よって、親を大切にしたげてナ。などの、間抜けな挨拶文言、アホかと。誰に抜かしてるかと。単なる挨拶言葉とは承知しててもです。
親と同居してたり、したなら、そんな文言、出て来ませんですと。まあ、親の寿命にもよるけれどや。イヤイヤ、早く死ねとも、露程思てへんです。
思てたら、激高、叱咤激励、腹も立たんし、こんな掲載してへんわと。
(07/12/06)


NO.15 イタイイタイ病とヨッコラ病(3) 初のショート・ステイ(3)

イヤイヤ、時折の嫁はん、愚痴零してたです。幾ら頼んでも、無視されてと。
洗濯物なんか、チャンと出さへんし、強制回収してたですて。さもなくば、私がやられたと、同じ事になるですて。私がボタン操作、初体験なだけでと。

ホンマになあ。そんな時だけです。イタイイタイ病も、ヨッコラ病の連発あらへんです。お見事までに、静かで、分からへんです。ホナラの、あのイタイイタイ病と、ヨッコラ病は仮病(けびょう)かと。
我が身一つの移動が大騒動やのに、物音立てず、洗濯物を洗濯機に放り込むのが出来るかと。手に持たんならんのやでと。出来てたんやし、やったんやけど。
ソレこそ、他に誰も居てへんしで。

イヤイヤ、デデデの、ショート・ステイに出てからです。次には、諸般の事情で、母の押し入れ、開けよと、母専用の掃除機をば、退けたらです。何とマの、押し入れと、掃除機の間に、捨てるべきモノがありまして。
イヤ、11月19日です。ガクンと寒くなったしと。押し入れのガス・ストーブを出すがためでして。云うといてくれてたら、燃えるゴミやしで。燃えるゴミとして、出したのにと。
次回まで、しかるべくの、処理して、置いとかんならんがな。
イヤイヤ、其の日が回収の日で、朝一番、当然乍らの、母の部屋のゴミも、出したです。そやけど、ゴミ箱とかの、目につく処しか見てへんがな。

イヤイヤ、嫁はんの苦労の一旦、又もやの、垣間見たです。
後日、チラと話をしたならばです。
そんなモン、隅から、隅まで、家捜し、しんと、アカンよと。今に限ってへんよ。入院、退院無関係の、昔っからよと。其の又大昔ならばの、自分でやってたよと。ソレ又、困るしと。出して頂戴と。こっちが、やりますしと。

へえと。ソラなあ、此度、或る意味、モノがモノやしで、隠すとするのか、単に片脇にと。掃除機の向こうやしで、隠すウチには入ってへんけれど、気持ち、分からんでも無いけれどや。やられた、こっちが困るですがと。
嫁はんなら、経験豊富、一発、発見でもや。
云うたら、都合の悪いモノは、隠してしもて。隠しても、イツかは、処理しんならんしで。見つけ出してでも、してしまわんと、部屋がなあ。大変になるしで、常には、嫁はんが、粗探し同然の、してるですが。
イヤ、隠すも隠さへんも、或る意味、一寸、モノを移動したら、見つかるしで。ほったらかしにしてる程度でありましてと。場所が、目立たへんだけでしてと。

へえと。コレでは嫁はん、大変やと。佳くやってるなあと、再認識したです。
イヤイヤ、クドイけれどの、気持ち、分からん事は無いです。私でも、イザとなったらと。まだ、斯様な事態、無いだけでと。
実は、コレが、大きな原因の一つかと。世の嫁はんから嫌がられるのです。
今時の蝶よ、花よの、ご令嬢、若嫁はんでは、とてもやないけど、付いてけへんです。理解も誤解、六階、苦界の、猪八戒もあらへんです。ましてやの、途中からではナと。

その場になればの、気絶してしまいよるかと。想像絶しの、今までの姑さんの、ニコニコ顔とは、まるでの、話が違うしと。外では、ニコニコでも、ウチでは鬼婆なんやでと。違うで、当たり前やけどです。祖父母と同居で無い限りは分からんです。
同居してても、親がやってるしで。やってても、多少は見る、聞く、ヤルの機会もあるやろしと。女の子やったらです。
云うたら、隠されてたモノ、洗濯物、ピンセットでつかまず、イトも簡単、当然乍らの素手でしてと。

イヤイヤ、デデデの、母、ショート・ステイに出てしもたら、天下太平、五穀豊穣、子孫繁栄、家内安全、平穏無事。
正直、トイレも、汚れ、水浸しを確認しんでも宜しいです。幾ら何でも、コレばっかりは、困るしで。被害がこっちに及ぶしでと。
イヤ、トイレで何があっても、小言は云うてへんです。云うたってなあ。ン十年なおってへんのやしと。今や、往くだけ、精一杯やのにです。

コトリ、ゴトリ、コトコトの一寸した物音にて、何事かと、心配あらへんしで。そもそもが、母の部屋からの、物音あらへんですが。あっても、予測出来るの音ばっかりでと。自分一人やしと。
少なくとも、母がどかしたかと。ベッドから落ちたか、転んだかと、心配の必要あらへんです。
(07/12/07)


NO.16 イタイイタイ病とヨッコラ病(4) 初のショート・ステイ(4)

デデデの、何です。日は勝手に進みましての、所定の三泊四日。帰って来まして。
イヤマア、既に、日は経ってるけれどや。そんな事は置いといて。直前には、嫁はん、母が戻るに間に合うよにと、里から、帰還したです。
デデデの、私等に、母、開口一番、何と云うたか。
オモシロ無いと。
モ、二度と往かへんと。何でやなと。
ご飯が不味いし、同じオカズばっかりでと。そんな筈は無いやろなと。
そんな筈、無い事、無いと。ご飯は冷たいし、不味いしと。あのなあと。お世話しんならんお方が人数居たはったら、家みたいには、ナカナカに出来ひんでと。一人に一人が付いてられへんしと。団体生活なんやしと。ホンマに園児並やナと。

話題変更の、しかるにの、ええ処はあったんかと。
問うたならばの、あのなあ、部屋が佳かった。綺麗やった。お風呂もなあ。お湯を一人、一人替えてくれやはって、泡風呂やしと。ホンマに佳かったでと。へえ、泡風呂ねえ。凄いナと。
其の二つが佳かったら、ええやんかと。旅館、ホテルと違うのにと。
向こうの人も親切やったしと。ソラ、結構やがナと。全部結構で何が不足か、飯だけかいなと。熱々のご飯と違うだけやろナと。一寸、冷めてただけやろナと。

そやけど、二度と、往きとお無い。贅沢三昧、何を云うてるかと。勝手にしてクレと。
イヤイヤ、勝手は困るの、往ってもらわんならん時には、往ってもらうしナと。云う事を、一々、まともに聞いてたならばの、腹の立つノリでと。

早速にも、「こもれび」での、ディ・ケアの、初回は明くるの、11月21日、水曜日になってたですが。明日は、どするかと。母にです。ディ・ケアなんか、嫌や。往かへん。止めると。
イヤ、元々が、ショート・ステイから、帰っての明くる日では、もしかしたら、シンドイのではなかろかと。退院以来、外出初めてでと。医者以外はです。よって、母の様子を見まして、しかるべく、連絡致しますと、してたですが。
其の様子が、想定外の話になってしもて、もお、往かへんと。ディ・ケアには、二度と往かへんと。

二度て、ディ・ケアにはマダ、往ってへんでと。往くのは、今回が初めてやでと。
今まで往ってたのは、ショート・ステイでと。ディ・ケアと違うんやと。イヤ、往かへん云うたら、往かへんのやと。駄々こねて。無理矢理に往かせてもと、気持ちが落ち着くまではと。
まあ、一日延期して戴こかと。延ばしても、往かへんとなれば、困るけれどや。折角の諸般の手続き、無駄になるしで。そやけど、今日の明日は避けましてと。

ホナラの早速にも、先方様に連絡をと。早い方がと。都合、予定もあるやろしと。当日、朝、直前ではナと。
デデデの、申し訳ありませんが、21日の予定やったですが、明くるの22日にして戴ければと。嫁はんがです。結構ですよとなりまして。

デデデの、何です。其の日です。本来ならばのディ・ケアに往く日です。断ったしで、遅くに起きたですが。
突然です。何でも、突然やけどです。
母の部屋から、ドスンの、アイタタ、タッタのタのタの、イタイ、イタイと、叫び声。いつものイタイイタイ病とは違うです。云うたら、真剣、悲鳴でと。

ホンマやで。イタイ、イタイの、イタイばっかりやし、オオカミ婆になってるですが。イタイ、イタイで、何して欲しいと。するにも、毎日毎日、口を開けば、イタイ、イタイの、イタイイタイ病では、結果、何も出来ひんです。又か、ホットケと。
されどの、此度、ドスンと、アイタタ、タッタのタのタが付いてたしで。もしかしての、やったかと。転けたかと。部屋を覗けば、ペタリと座ってまして。
どした。転けた。イタイ、イタイと。泣きそな顔でと。

イヤ、腰の辺りをぶっつけたみたいでと。
立ととしたら、ヨロヨロとして、転けて、鏡台の角で、腰を打ったですて。へえと。コレは大変と。何分のガラスの骨、メッキの精神力、口だけ達者で、我が儘、気儘の横着ならばの絶品、比類無くの、世界無双でと。
イヤイヤ、世の中、広いし、もっと、もっと、凄いのが存在するとは、思うですがと。
スグにも、救急車を呼ぶか、様子を見るかで、暫しの、沈思黙考。どっちにしたって、生命に異常は無さそやしで。痛みが落ち着いてから、考えよかと。落ち着くのか、落ち着かへんのもあるけれどや。動かすにしたって、当人、よ動かへんしと。痛みが鎮まるまで、横になったらと。

イヤイヤ、横着しての、手元遠くの杖をば、立って、取ろとしたんやてえ。立てるなら、杖なんか要らへんがなと。立てへんし、歩けへんから、杖突いてるのにと。しかも、杖もポイと放置しててからにと。
云うたら、悪いけれどの、罰(ばち)が当たったゾと。素直に、「こもれび」の、ディ・ケアに往ってたら、こんな事は無かったのにと。今頃、向こうで、泡風呂に入って、鼻歌やのにと。

イヤ、元々が自分が云い出したんやでと。
私等、そんな発想してへんかったです。お風呂に入れて、お昼をご馳走になってと。ゲームをして、遊ばせてもろたりと。云うても、只では無いけれどや。
往きたいナと、云うたは、アンタやでと。私等、中身、知らんかったんやと。

よって、ご希望通りにと、走り回りの、時間を取りのと。先方様も来てくれやはってと。往けるよに段取り出来たのにと。
ソレがイツの間にやら、こっちの都合みたいに云いやがってからにと。腹の立つノリでと。ソラ、ショート・ステイはこっちの都合やけれどや。嫁はん、留守で、面倒見切れへんしで。

もっと、云うたら、何が気に要らん、コレもアレもと、贅沢三昧、云うてるからやと。何でもが、家みたいに、好き放題の、気に要るよには、成らへんでと。出来ひんでと。
こっちも、エラソに云うてるみたいやけれどの、実際、聞かん婆で、頼む事は、無視。口を開けば、愚痴、小言。イタイ、イタイの、ヨッコラ病で、往く処、往く処の後始末では、私等夫婦、付き人並で、手間暇取られ、不快で、鬱になるです。見合う分の時間給クレと。実費もと。
売り言葉に、買い言葉で、云いともなるけれどや。

出来れば、タマの一回、間違おてでも、ええ話、笑顔が出せへんのかなあと。
まあ、云うたら、骨折でも無いみたいで、ホッと、安心したのもあっての、愚痴、小言、やり返しの十連発。
百連発でも、したろかと。
(07/12/08)


NO.17 イタイイタイ病とヨッコラ病(5) お医者さんでの話(1)

さりとての、愚痴云うててもナと。
面前の事態、どするやと。水臭くも、勝手にせえとは云えへんし。マズは、動けるのかと。
動けてるみたいでと。様子を見てたら、分かるですが。
コルセットは付けてるかと。服を上げたら、付けてるしで。打った場所的、状況的、其の上からみたいで、チと安堵。

背骨、尾てい骨をば、モロにで無いしで、最悪、肋骨かと。
マズは、町医者にでも連れてって、先生に仔細を述べての、しかるべく、ご助言を戴こかと。ソラ、町医者のほが、近いし、待ち時間も短いしで。先生が整形外科にと仰ればの、嫌々、二度とは往かへんの、亀岡シミズ病院に無理矢理にでも、放り込むゾと、嫌味一発。
ソラなあ、救急車では、指定の出来ん場合があるです。手一杯でと。
とは、口では云うても、実際には、可哀想やしで。出来ればと、南丹病院をば、指定するけれどや。

まあまあ、落ち着いて来まして。何とか、歩けるみたいでと。
イヤイヤ、イタイイタイ病は、酷いけれどや。ソラ、ゴツンと音がする程に打ったんやしで、痛いは、ホントに痛い筈なれどです。大体が常に云い過ぎるです。

暫くしたら、足がなあ。動かへんと。
動かへんのも、今に限ってへんけれどや。常から、ソレばっかりやし、実際の程度も分からへんしで、受付時間に間に合わせんとと。強引にでも、出るにしたです。ホンマやで、常から、イタイ、イタイのヨッコラの、足がと。その割には、云うたら、都合の悪いは、黙っての、素早い処理やしで。何処までが、ホントで、大袈裟か、演技か、分からへんのや。
イヤ、痛いだけみたいでと。素人的には、骨折してへんナと。してへん事を祈るですがと。

イヤイヤ、大変、車に乗せるのがです。
イツも大変やけどです。辺り構わず、イタイ、イタイの、イタイイタイ病でと。知らん人、通りすがりの某さんやったら、虐待しての、虐めてるみたいでと。密告されての、三面記事に載せられるゾと。町内会のお方でも、知らん人は、知らんですしで。
イヤ、何にも、してへんです。ツネリも、引っ掻きもしてへんです。手を持ち、腕の付け根、脇の下を支えてるだけでと。「第二亀岡園」のお方がされてた通りにやってるだけでと。

しかるにの、怖がって、怖がっての、体が、ガチガチ。云うたら、支えの人間をば、信用してへんです。ホナラのイッソの、止めとこかと。止めたら、転けるしで、止められへんけれどや。
お尻は、こっちで、右手はここ持ち、左手はと。右足はと。云うても、しいひん、やらへん、やれへんしと。怖い、怖い、イタイ、イタイの連発でと。聞き慣れてるし、切迫感に乏しいなあと。転けた時は、悲鳴でと。
ガタガタ云うな。五月蠅いわと。こっちも、連れて往くは、邪魔くさいがな。
兎に角、無理矢理にでも、車に乗せたです。この日からは、後部座席にです。

イヤナア、話簡単、亀岡シミズ病院入院中にての、杖での歩行訓練、してへんのかと、思う程でと。
イヤ、杖も持って往ったです。リハビリの先生に指示されてと。二本要ると。母が云うしで。
云うたら、何やけれどの、私も足の骨折にて、入院したですが。リハビリでは、教えて戴いたです。松葉杖の使い方、歩き方をです。松葉杖、二本では、一本の場合は、こんな具合にと。

松葉杖と、杖では違うけれどや。理屈は一緒。
要は、杖は足の代行、補助でしてと。右手に杖で、杖を前に出せばの、反対側の左足を、一歩前進でと。しかる後に、右足をと。
ソレを、右手に杖で、前に出しての、同じの右足を一歩前進では、バランス、崩れるです。引っ繰り返るです。
加えて、原則、痛い方の足側、松葉杖でと、杖でしてと。理屈は説明しんでもと。先の通りの、痛いの足の補助故でと。

云うたら、失礼乍らの、松葉杖の使い方、無茶苦茶の患者さんを佳く見掛けるですが。まともに使えてへんお方が多いです。
教えてもろてへんのやなあと。或いは、折角の教えを無死してるか、忘れてるかと。自分の事やのにです。
ソラなあ、或る意味、若けりゃ、何とでもです。失敗しても、痛いは自分持ちでと。痛いも、入院長引くも、勝手でと。されどの、年寄り、転けたら、再起不能でと。

イヤ、今までは、反対やでとは、思いツツの、指導するの気分的余裕が無かったです。イタイイタイ病に邪魔されてと。一刻も早く、車に乗せて、移動させんとと。何を云うても、反対して、聞かへんしで。
されどの、最早の余裕とするよりもの、イタイイタイ病連発には慣れたです。勝手に云うてえと。もっと、叫べと。何なら、マイクロフォン、拡声器、持って来たろかと。町内中に大宣伝、大いに結構。
達観とする程でも無いけれどや。一々の世間体なんか、云うてられへんです。気にもならんです。
理屈、屁理屈、一切無用の、我輩、やるべきを、やってるだけと。逃げてへんゾ。誤魔化してへんゾと。

私が虐めてるですと。ホレ、この通りで、見て頂戴と。見ての、思わはった、その通りやでと。余所様が、様子見て、感じ取られた中身までは、分からんしで。修正するにも、出来ひんしで。弁解、説明する気、毛頭無しの、如何様にでもと。所詮は同じ立場の人にしか、分からんわと。
罵声連発、何してる。こっちの足を動かさんとと。何や。違うで、こっちや。こっちの、この足やと。ポンポンと、イタイ、イタイの足をば、蹴飛ばしてと。
蹴飛ばしたら、転けるしで。嫌でも、分かるよに、足を手で叩きまくってと。チカラ一杯では、転けるしと。園児並にと。

ソレでも、一歩、ン十秒。私みたいな、短気で保たんです。
最初は余所様には聞こえんよにと、小声でやってたけれどや。最早の気にもしてへんです。してたら、一歩、一分と。
までは、大袈裟なれどの、当人に合わせてたら、一歩たりとも進めへんです。嫌々連発故での、遠慮してたら、譲歩したら、忽ちの、立ち往生するです。
誰がために、何してるか、分からんよになるです。我がタメと違うのにと。
兎に角、車に乗せまして。助手席はヤヤ高いみたいしで、座り難いしで、後部座席にと。イヤ、実際、この方が乗せ易いしと。

イヤイヤ、お医者さんの駐車場に止めるまでに、マズは玄関先で降ろしまして。少々の邪魔は仕方が無いわと。一分、二分、待っててクレと。こっちは、忙しいんやと。降ろすだけでもと。
イヤ、こっちも、そんなに時間は喰いとは無いですが。車の行き来も少ない処で助かるですが。
降ろしても、入り口までが遠いんやと。たったの5メートル程度やけれど。降りた、スグの其処に、椅子があるしで、座っててナと。車を止めたら、入り口まで連れて往くしと。入り口まで、だけと違うけれどや。

靴脱いで、上がって、診察カードを出して。待合所で、座らせんならんけれどや。状況によりの、席に座らせてる間にも、一足お先に診察カードを出したりと。
其の、道中、全てが大騒動なんやで。
動けへん。痛い。転けると。こっちを、信用しなさいと。或る意味、付いて来てるからには、怪我させんよにと、全責任を負おてるです。家まで、無事連れ帰るがため、一緒に来てるんやと。云うたら、私の都合と違うんやと。全部、アンタの都合やでと。
とは、云うてへんけれどの、一事が万事、こんな調子でと。

イヤイヤ、嫁はんと、交代交代にて、連れて往ってるですが。コレを一人でやったはったるお方もあるしで、ソラ、大変やナと。
心中、ヨック、分かるです。持って往き場もあらへんしと。
スマンのお。
の、一言でも、あったら、多少は救われるですが、無いなあと。ヨック、聞くです。
(07/12/09)


NO.18 イタイイタイ病とヨッコラ病(6) お医者さんでの話(2)

そらなあ、出入り口から、中に入るも一苦労。
アトから、来た人には、お先にどうぞ。出る人にも、お先にどうぞ。出入り口突破だけでも大変でと。

ソラなあ、色んな人が居たはるです。出入り口近辺にて、モタモタしてたら、押し退けてでも、突破のお方。ええ、構いませんよと、待つお方。そおですかと、突破のお方。嫌そな表情にて、状況観察のお方。
言語明瞭、押し退けてと、嫌そな表情、見せるのお方は、むしろ、私等辺りの年代の男女に多いです。イヤ、お急ぎとは思うですが。
イヤイヤ、押し退けられても、不快には思わへんです。気を使わんでもええしで、モタモタのこっちが、通行の邪魔してるは重々承知で。されどの、瞬時であれ、嫌そな表情見せられるは、一番に辛いです。

振り返って、自分ならばの、どしてるかとなれば、待つなあと。イヤ、当然乍らの、出入り口の状況にもよるですが。
処が、今度は、お先にと、云うてくれるお方が、案外に少ないです。ソラなあ、お先に往けと、云うて戴ければ、往き易いしで。
ここは、町医者、出入り口は狭いです。

反面、手を貸して戴けるお方も居たはって。イヤ、見知らぬお方やけれど。介護経験あるのかと。職場でか、ご自宅かは知らんけど。まあ、云うたら、我が状況、稚拙で、下手と判断かと。見るに見かねか、有無も云わさず、母のです。後ろから、羽交い締め。
では、無く、ダッコして。さあ、やったげてと。多分ならばの、靴を脱がせるを指示されたかと。
イヤ、一度だけあったですが。云うたら、顔つき、男みたいな、イカツイ、オバハンやけど。手慣れたはるなあと。

確かに、出入り口を突破しても、靴脱ぎやしで。此処が一番の難所でと。そんなとこ、持ったらアカン。動く。壊れる。持つなら、こっち、こっち。下駄箱持てと。
座わらんでもええで。脱がしたるでと。座ったら、立たせるのが大変やしで。その前に、下手にガツンと座られてみい。尾てい骨に衝撃、圧迫骨折、再起不能やゾと。
とは、脅してへんけれどや。衆目の中故でと。支えてくれやはったら、助かるですが。さりとて、ご親切、イキナリにやられてもなあ。正直、困るんや。意図、目的が分からんしで。

欲を云えば、支えてあげるし、靴脱がしてあげて。
とでも、云われたら、ご厚意感謝で、こっちも、スムーズに次ぎなる動作が出来るですがと。あくまでもの、贅沢なる、願望でと。支えて戴ければ、脱がせてる間に転けられる心配無いですし。
さりとての、折角のご厚意にも関わらずの、転けられたらなあと。まあ、先の通りの顔つきだけで無くの体格もご立派、ガッシリしたオバハンでと。
イヤ、実際、手を貸すも相当なる勇気、決断要るです。私なんか、よしいひんです。怖いです。我が母故、やってるだけでと。

イヤイヤ、デデデの、待合室での席の確保までも、大騒動。
持つなと、云うのに、又、固定されてへんのをつかむしで。アカンでと、云うたら、構わへん。動かへん。大丈夫やと。
アンタが大丈夫と保証したって、アカンものはアカンのやと。壊して、誰が弁償するのか、謝らんならんかと。こっちやないかと。
とまでは、云うてへんです。衆目ある故でと。

さあ、もお一歩、前進、方向転換。ここで結構、座りなさいと。チャンと位置確認までして、云うてるのに、怖い、怖いと、座りしなに、先客、隣に座ったはる、余所様の、服つかんでしもて。或いは、持ち物とかを。
イヤ、ここ空いてますと、場所をば、若干なりとも、譲って戴けたですし、座らせたですが。

嗚呼、すみませんです。申し訳ありませんと。当人、座るに必死で周辺の状況分かってへんしで、こっちが、代行、謝ったりで。
そのクセ、死んだら、ええのやろと。死にたい人間が、座る程度で、怖がるモンかと。大体が、クッションなんやし、場所見てるし、私以上の常連さんが、何抜かす。
とも、云うてへんけれどや。衆目の中故でと。

座ってしもたら、意気軒昂。
顔見知りやろなあ。ご挨拶なんかしてまして。イツもは見せへんの、満面の笑顔。アホらしなって来るです。
イヤ、何処様も一緒と思うです。余所様には、好々爺で、好々婆。翁(おきな)で、媼(おうな)でありましてと。

ホンマやで。余所様、爺さん、婆さんの顔までが、仮面を被ってるかに、見えるです。被ってて、当然やけどです。仮面と、中身の落差が問題でと。
云うたら、我が仮面なんか、薄っぺらいです。被るにも、感情、スグ出てしまうしで。抑えるに必死の、無芸小食、小心小者で、芸事出来ひんのや。

ええなあ。今まで、苦労して、育てて来やはって。ええ息子さんやなあ。チャンと連れて来て、貰えてと。
何処の何方様かは知らんですが。私はヒネクレ者でして。
とは、云うてへんけれどや。苦労して、育てたかどかは、知らんやろなと。そもそもが、苦労と思うならばの、子なんか、造るな。恩着せがましいです。産んだ限りは、責任持って、育てて、当然かと。子は産んでクレとは頼んでへんでと。
とも、云うてへんけれどや。必死の、笑顔、造り笑いで、しのいでるですが。
顔引きつってしもて。

オマケで、其の顔見知り曰くに、アンタも姑さんを面倒見て来やはったんやろと。
返答するに、へえへえ、苦労しましたわ。下の世話まで、千度(せんど)して来ましたわと。
あのなあと。とも、云うてへんですが。何で、そんな話題をと。二人しての、恩着せがましい文言をと。ホナラの、周囲の大変さも、承知してるのにと。

しかるに、何です。
京都の通りに千本(せんぼん)通りがあるです。一本でも、千本通りと、云うのやなあと。
京都の地名に百万遍(ひゃくまんべん)があるです。一箇所、一辺でも、百万遍でと。兎角に表現、大袈裟かと。
ついでの話に、百万遍とは、其処には、知恩寺、「知恩」に、「寺」故、千恩院さんとは字面、似てても、別途の寺ですが。ありまして。正式には、「浄土宗大本山百万遍知恩寺」と称するですが。
後醍醐天皇の勅命によりの、疫病退散のため、百万遍の念仏、南無阿弥陀仏を唱えた結果、効有り、百万遍の号を賜ったと、されてるです。

イヤイヤ、デデデの、祖母は云うてたです。
私がタマの世話したらの、堪忍(かんにん)えと。イヤ、誰にでも、云うてたですが。ホントに一寸した事でも、感涙、涙して、喜んでたです。感謝してたです。カンニン、カンニンえと。オオキニ、オオキニと。ソレが全てを物語るです。
よって、祖母には、こっちが、気い付けてと。

祖母、80歳で他界なれどの、認知性皆無でと。母を基準にての、介護認定ならばの、「要介護」の、「2」か、「3」に該当かと。少なくとも、「1」では無かったなあと。車にぶっつけられての、入院以来、自力で、起きられへんかったしでと。
(07/12/10)


NO.19 イタイイタイ病とヨッコラ病(7) お医者さんでの話(3)

要は、感謝の心と思うです。肝要です。
感謝してもらうわんでもと、云うたらウソです。
感謝されて、やり甲斐あってと。次も、してあげよかと、なるです。
ソラ、もしかしての、迷惑やったりと。余計なお節介もあるですしで。私はヒネクレ者故、余りに、感謝、感謝と、云われ過ぎても、困るけれどや。チとは、云うてくれよと。

ソラなあ、涙して感謝されたら、ジンと来るです。やれる事はやったるでと。遠慮すなと。
云うたら、常平生から、見てたら分かるです。
お裁縫でも、祖母、当たり前に老眼やしで。眼鏡は掛けてへんかったですが。持ってへんしで。常には要らんしで。イヤ、昔の人は大概が、老眼鏡なんか、掛けてへんかったです。高価であったもあるですがと。
結果、針に糸が通らへんし、やったるでと。指に唾つけ、コネコネと。糸先、尖らせまして。
誰のを、繕(つくろ)おてるか、知らんけれどや。やったたら、オオキニ、オオキニ、助かったと。

思い出すです。近所の夜店、9の付く日にやってたですが。西洞院、四条上がった処でです。ええモン見つけたです。
針を簡単に通せるの小道具でして。まあ、云うたら、針の穴の先に、喇叭(らっぱ)状とするのか、漏斗(じょうご)状のを添えまして。糸を通り易く、するの小道具でして。コレはええゾと、大枚、清水の舞台から、飛び降りるの決意、勇断で以て、買おたです。

イヤ、ボン、ボンよと。
お婆ちゃん、お母ちゃんが喜ぶでと。お婆ちゃん孝行、親孝行したげてやと。オッサンに云われてねえ。イヤイヤ、針を突き刺すが如くに、余りに真剣に見てるしで。
幾らしたのか、当時で、5円、10円やったかと。大体がお小遣いなんか、もろてへんです。5円、10円、超の付く、大金でして。小学生の身分故。1円が威力発揮の時代故。1円の値打ちが違うもあるけれどや。
買おて、喜び勇んで、祖母にです。コレ、あげるわと。指し示せば、オオキニ、オオキニ。そやけど、相談してからにしいやと。へえと。
特に、夜店での、買い物はと。へえと、皆目の、意味不明なれどです。
ソラ、夜店のオッサン、イトも易々、針に糸を通してたですが。小学生乍らも、理屈的にも、名案也と。判断したですが。イヤ、手品師みたいに見えたです。

違うんやて。
男の子やしなあと。知らんで結構の、針にも、色々種類があってと。コレはなあ、大きな穴のしか、アカンですて。大きな穴なら、祖母にでも、出来るでと、やって、見せてくれたです。へえと。
されどの、小さな穴のは、出来ひんのやと。モ一度、へえと。そもそもが、セット出来ひんのや。イヤ、針の頭を首つり状にするの穴に引っ掛からずで。アカンなあと、納得したですが。
祖母曰くに、オマエが、ええ子やから、引っ掛かったんやと。ソかと。自分はええ子かと。褒められた気になったりでと。

そやけど、オオキニなあと。気持ちが、嬉しいと。幾らしたと、ハイと、5円やったか、10円かの、買おただけのお金をくれたです。
デデデの、知ってたかと。尋ねたならばの、昔っから、有名なんやて。三度目の、へえと。この手のを、売るのが、香具師(やし)なんやて。へえと。
以来、夜店で、モノは買わんにしたです。元々、お金も持ってへんけれどや。多分ならばの正月、一月やったかと。お年玉でと。さもなくばの、買えへんです。
イヤイヤ、ン十年もの昔の話です。以来、コレを夜店で見た事、無いです。子供時代は別として、そんなには、夜店、昼店にも、往かへんけれどや。
逆算、当時、祖母、60歳、一寸だけの手前かと。

イヤイヤ、役立たずの小道具やのに、ホカしもせす、後生大事にと。ズっと、針箱に入れてあったです。時たま、祖母に頼まれ、針に穴を通す度、黙って、確認したですが。あるなあと。
発見しては、ソラ、嬉しかったです。されどの、もしかしたらの、針箱の見つけ易い場所に置いてたかと。今、思てるです。策士やなあと。

イヤイヤ、デデデの、何です。町医者、待合室にての、待つこと、ホンの、一分、二分かと。精算を待つ人多かったかと。
兎に角、呼ばれましての、ハイ、スミマセンと。ワタシャ、何でも、スミマセンだけでと。
マタモヤの、親子喧嘩、足を前に、モ一歩前進。ここ持って。コレ以上、足が動かへん。何のために、お医者さんに来たんやなと。

デデデの、やっとの事で、診察室に入れば、先生、またもやの、私の母と同い歳ですなあと。
甘えさせんよに、里に戻しましたと。
イツもと、同じ話やけれどの、此度は、成る程なあと、思たです。或る意味正解の面あるなあと。されどの、ソレが出来る人と、出来ん人があるけどなあと。
とは、云うてへんですが。

甘えられてもねえ。こっちも、時間があらへんですしねえと。
あらへんで、済むなら、済ませるけれどや。こっちは、済まへんやんかと。ほっとけへんと。
とも、云うてへんですが。ソレで、押し通せたらなあと。
イヤ、難しい問題でしてと。何を優先するかでありましてと。仕事か、家族かと。お医者さんには、患者さんが居たはるしと。そやけどなあ、怪我したり、病気したら、云うてられへんのも、あるやろしと。
ホントに難しいです。どっちにも、どっちの理屈、真理があって。所詮は正解あらへんかと。

イヤイヤ、デデデの、斯くなる次第でと。腰の辺りを打ちましてと。状況説明致しまして。
母、痛み止めの注射を打って欲しいと、請求しまして。イヤ、骨に異常の有無、先やのにと、思たですが。
先生、早速にも、準備しまして。しかるにの、毎回、毎回、来る度の、注射、注射もなあ。イザの時に利かへんしと。
思いはしても、先生が毎回、毎回、承知の上で、打つのやしと。打って、効き目があるのか、無いのか、分からんですが。気休めかと。
ホンマやで。注射で、効果覿面、ン時間後からでも、二三日保てばやけれど。打っても、一緒の、延々、イタイ、イタイのイタイイタイ病と、ヨッコラ病が、なおってへんです。

ソレを母に云えば、イタイんやと。打ってもらわへんかったら、もっと、痛いんやと。
私等からしたら、注射一本、只では無いです。多少なりともの、なおればやけど。一騒動で、連れて来ても、同じ調子ではナと。何のためにとなるですが。
通院、ソレだけの目的でも無いけれどや。湿布薬が、痛み止めの薬が、眠剤がと。全部が、気休め薬でと。

イヤイヤ、此度は、他にも目的あってと。
どんな具合ですかと、先生にです。言下に、骨折の可能性、心配の有無を尋ねたですが。
イヤイヤ、先生も先刻承知で、腰の辺り、方々をば、触診されまして。此処は痛いか。痛いナと。此処はども無いやろナと。云いツツの痛み止めの注射を打たはって。
母、何処を触られても、イタイ、イタイのアタタのタっタと、呻きまして。先生、此処が痛かったら、大変やでと。嗚呼、ども無いと。先生、此処より、さっきの方が、マシやろなと。此処は相当に痛い筈と。へえ、痛いですと。

もお、ええ、触らんといてと、母がです。
先生、曰くに、打った処やしなあと。そやけど、場所的には、安心して下さいと。骨は大丈夫と、思います。折れてても、何にも出来ん場所ですしと。
幸いにして、コルセットをしたはったみたいやしと。コレからも、チャンとしときやと。
まあなあ、多少の痛い方が、ボケんで宜しい。脳が活性化されますと。人間、痛かったら、痛くならんよに、工夫するしと。
まあねえ、真理の一端あるですがと。
とは、云うてへんです。
(07/12/11)


NO.20 イタイイタイ病とヨッコラ病(8) お医者さんでの話(4)

デデデの、母、腰の方々、手を回して、さすって、指差して。此処も打って欲しい。
或いは、こっち、膝もと、請求したですが。先生、アンマリ、方々打ってもなあと。それに、薬が無くなったわと。事実の、空になった、注射器見せて。
ソレで結構です。クセになるです。既に、クセになってるですがと。言語明瞭、云うたです。

私にしたら、骨折の心配さえ、消滅したら、目的果たしてるです。イヤ、消滅してへんけれどや。先生と母の掛け合い漫才聞いてたならばの、鏡台の角で、打って、痛いだけの、打撲でと。
痛いのなら、四六時中の、鏡台で強打も無関係の、イツもやしで。何処までが、ホントに痛いか、演技かと。イヤ、痛いは痛いと思うですが。
親子でも、痛さの程度、分からんですし。私なら、我慢の出来る範囲か、のたうち回りの、悶絶、卒倒、気絶、昇天かと。
誰にも、体の何処かに、多少の調子の悪い部分もあるですがと。口に出すか、出さんだけでと。

デデデの、湿布薬出しとくしと。いつものと、打ち身のと、二種類出すしと。
ホナラの母請求するに、痛み止めもと。眠剤もと。
先生、返答するに、この前、出してるなあと。飲んでしもた。そおか。一寸だけ出すし、一日一つにしときやと。
イヤ、痛み止めと眠剤、こっちで管理してるですが。有ります。要りませんと、云うても、聞かへんしで、黙ってたですが。

イヤイヤ、デデデの、診察室での椅子から立ち上がりしなです。
再びの、あっちを持ち、こっちをつかみと。チャンと、私が付いてるのにと。イヤ、構わへん。大丈夫と。先生も、アカンとも云えへんしで、大丈夫ですよと、云うから、又、手を出して。

イヤイヤ、遂に、やったです。
止めとき、動くと注意してるのに、何のためかは、知らんですが。ポール状のが、立ってまして。もしかしたらの、上着か、帽子を掛けるのためかと。ぐらぐら、動くですが。つかみまして。
つかんだまでは、ええけれどや。其の横手、棚にです。手の骨格の模造品が置いてありましての、触ってしもて、ゴトンと、床に落下したです。

イヤイヤ、プラスチック製でありましての、棚からの落下程度で壊れへんけれどや。壊れるよなのを、そんな場所には、置いてへんですが。
とは、思うですが。場所が場所だけに。先生も大丈夫と云うからにはです。
嗚呼、スミマセン。申し訳ありませんと、謝罪方々、手の骨をば、拾い、取れた台にくっつけての、元の位置に戻したですが。先生、イヤイヤ、結構ですよ。そのままでと。
云われてもなあ。ハイ、左様(さよ)ですかと、ほったらかしには出来ひんやんかと。
母、そんな時には、我が指示に、至って素直に従いまして。イヤ、足の運び、杖の運びをです。結果、その場を去るのも早くて、助かったですが。同じ調子で、モタモタされたら、私も都合が悪いです。しかるに、痛め止めの注射よりも、効果覿面かと。或る意味、安堵したです。
漫画やなあと。

イヤ、ホンマやで。
此度の、鏡台に腰打っての通院、意味あるですが。今までの、週二回は、何かいナと。云うたら、金銭的にならばの、老人医療にての、一割負担で安いですが。
毎回、痛み止めの注射を打って戴き、湿布薬、痛み止めの薬、眠剤(睡眠剤)をば、戴きましての、大体が、500円と一寸です。何の加減か、300円台の時もありまして。

痛いは別としての、痛さが分からんしで。眠剤なんか、何で要るのかと。
朝の遅くにしか、起きて来いひんし。暇があったら、昼間寝て。夜寝られへんで、当たり前かと。イヤ、ン十年の昔っからです。最近ならばの、退院以来、無くなったは、便秘薬。
イヤ、イチジクの浣腸でして。大体が始末が悪いし、トイレに空いたをそのままでと。一発、使たが、分かるですが。

イヤ、診察室を一歩出たら、いつもの調子で、一騒動で、家に戻ったですが。
否やの、素早くです。戴いた薬を持って、部屋にと。イヤイヤ、杖突いてやけれどや。当然乍らの、薬の袋は私が持ってたですが。家に上がってしもたら、こっちのモンと、袋をと、持つしと、請求しまして。
云うたら、痛み止めと、眠剤が目的ですやんか。私と嫁はんに取り上げられてるしで、確保のためかと。まあなあ、部屋までなら結構の、アトででも、袋から出しとこかと。
湿布薬以外はです。そでもしんと、薬にばっかり、頼ってまして。何でも、頼ってるけれどや。云いたい放題でと。
(07/12/12)



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