シバケンの天国
パソコン大魔神

奥の院NO.10

奥の院NO.7 奥の院NO.8 奥の院NO.9
奥の院NO.4 奥の院NO.5 奥の院NO.6
奥の院NO.1 奥の院NO.2 奥の院NO.3

パソコン大魔神の雑談<NO.6>


NO.135 京町屋(きょうまちや)の話(1)

NO.134 本当に雑談(終わり)

NO.133 本当に雑談(9)

NO.132 本当に雑談(8)

NO.131 本当に雑談(7)

NO.130 本当に雑談(6)

NO.129 本当に雑談(5)

NO.128 本当に雑談(4)

NO.127 本当に雑談(3)

NO.126 本当に雑談(2)

NO.125 本当に雑談(1)

NO.124 (緊急)発達障害の問題(終わり)

NO.123 (緊急)発達障害の問題(6)

NO..122 (緊急)発達障害の問題(5)

NO.121 (緊急)発達障害の問題(4)

奥の院NO.9


NO.121 (緊急)発達障害の問題(4)


頭のリハビリ(105)- ”発達障害”者への対処法(2)-

 ”発達障害”者が引き起こす刑法犯罪が余りに多いので、警察でも”非公式”に把握するようにしている。勿論、人権に関わる重要な問題なので”公式”には認めていない。しかし、全国の警察署の「地域課」(交番を統括する部署)の業務として、あくまで”非公式”にリストアップして常に引き継がれている。そのため、何らかの刑事事案が発生すると、被疑者の特定は早い。鑑識が調査して刑事課に情報を渡す前に、地域課では容疑者を何人か特定している。この地域課の活動は、戦前の「特高警察」が行っていた事と同じで「人権侵害」となり、明確な「憲法違反」になるので、公式には認めていない。警察は役所の”住民登録”などは当てにしていないので、交番勤務の警察官が正確な居住者情報を足で稼いでいる。年に何度か近隣の交番から電話がかかって来たり、個別訪問して居住者の情報を常に更新しているのは、その為だ。そこに”要注意人物”として”引き籠もり”や”発達障害者”が含まれている。

 ”引き籠もり”=”発達障害”とは必ずしも言えないが、”発達障害者”の多くが対人関係の構築が苦手なため、接客業や営業職の仕事は難しい。従って、多くが夜間勤務のような対人関係を要求されない職種で働いている。具体的には、公共施設の夜間警備とか新聞配達とかコンビニの夜勤(主に商品陳列や清掃業務)小規模マンションの管理人(一人勤務)などに限られる。しかし、その様な好都合な職種は稀なので、結局は無職の”引き籠もり”が圧倒的に多い。

 ”発達障害者”には何故か共通点が有る。いまのところ、理由はサッパリ判らないが、犬や猫や鳥などの小動物を嫌う傾向が有る。幾つか原因として考えられる事が有るが、その話は後にするとして、”発達障害者”の焙り出しには、この共通点を利用する。仕掛ける”罠”は、「猫の餌をトレイに入れて置いておく」だけで確実にかかる。置き場所は、公園とか駐車場(100円パークなど)や歩道の目立つ所にワザと置く。この餌を周囲に撒き散らしたり、取って行ったりする事が有れば成功だ。時々、場所を移動して様子を見ると、その餌の周辺に”野良猫避け”の砂を撒いたり、水を撒いたりされる。さらに、餌に水をかけたり、クレゾール石鹸液はかけたり、墨汁をかけたり、油を撒いたりするヤツが居る。こうなると、相当重症の”発達障害者”が居る。

 こういう事が起きた場合には写真を撮って、近所の交番に連絡しておこう。この時の注意点は、「餌は必ずトレーに入れて置く」という事だ。餌をそのまま置くと「不法投棄」と見做される可能性が有るので、必ずスーパーで肉類を買った時に着いて来る”食品トレイ”を使用する。それと、必ず回収する事で、そのまま放置すると「不法投棄」になる。そこがギリギリ微妙なところだ。実際、その餌を発見した”発達障害者”が警察に通報するケースも有る。トレイに入れて回収するという事で有れば警察官から注意をされる事は無い。逆に、警察に通報したヤツの方が警察にマークされる事になる。「猫の餌が置かれてる!」と110番通報すると、県警本部の指令センターが記録して所轄の警察署の地域課に通報する。所轄の地域課では、餌を置いた者より”通報者”を記録することになっている。ただ、110番通報でも”匿名”通報者が多いので指令センターでも困っている(名前を尋ねても話さない)。

 問題は、交番勤務の警察官の中にも”発達障害者”が居る事だ。警察官の採用試験でも”発達障害”を検知することは難しい。地域課は地域住民とのコミュニケーションが重要なので”不適任”と見做される。実際、交番に通報すると「アンタが餌を置くからや!アンタが悪い!」と怒鳴り返して来る警察官が僅かだが居る。そういう場合は所轄の警察署の地域課の課長(又は課長代理)に話をしておこう。大抵は1週間以内に配置転換になる。地域課の警察官が住民と言い合いになるというのは、明らかに”不適任”とされ、交通課か機動隊に即刻移動を命じられる。地域課の警察官は拳銃所持が許されているので”危ないヤツ”は速攻で飛ばされることになっている。

 ”発達障害”の疑いの有る住民が、何故”置き餌”に異常な反応をするのかは、本人と話が出来ないので判らない。仮に本人を特定して問いただしても「餌を置くな!」と大声で喚(わめ)くだけで、理由は判らない。とにかく”餌”に異常な拒否反応を示す。中には「警察を呼ぶぞ!」と怒鳴り出す。そういう場合は警察に通報させよう。通報した本人が逆に職務質問される事になる。普段から近所の交番の警察官と仲良くしておけば、通報者が逆に”不審者”として記録されることになる。

次回は”発達障害者”の撃退法の話をしよう。

- 続く -
(22/12/31)


NO..122 (緊急)発達障害の問題(5)


頭のリハビリ(106)- ”発達障害”者への対処法(2)-
あけまして おめでとう ございます。

 偶然にも”正月”にふさわしい内容になりました。本来、東洋は「太陰暦」なので、本当の正月は2月の節分の翌日なのですが、明治政府が強引に「太陽暦」を採用したためにズレが生じています。「太陰暦」では12月10日という事になります。中国では、2023年の春節が1月22日(日曜日)となっていますが、あくまで中国の話です。

 早速、”発達障害者”の撃退法の話になりますが、”正月行事”そのものが「厄除け」「魔除け」の行事です。日本だけで無く、暦が入れ替わる節目となると世界中が「呪術」の世界になり、現実世界と”バーチャル世界”が接近します。例えば建物の入り口に置く”門松”は「魔除け」の呪(まじな)いで、竹は武器の”竹槍”を表しています。”南天の実”も「魔除け」の意味で、悪霊が家に来ないように防御しています。”正月飾り”も関東の方では”伊勢海老”や”橙(だいだい)を着けて派手になっていますが、本来は神社の本殿に吊るされている”しめ縄”で、その場所に「結界」を張って、魔物の侵入を防ぐための呪いです。自動車のフロントグリルに”しめ飾り”をするのは、関西で殆ど行いませんが、関東では「厄除け(交通事故防止)」の意味で取り付けている自動車が多いのが”お笑い”です(殆ど意味が無い)。
 正月に食べる”おせち料理”も、全てが”縁起担ぎ”で「家内安全」「子孫繁栄」「悪霊退散」の願(がん)をかけているのですが、多分に”ダジャレ”も含まれていて可笑しな物も有ります。それでも「願う」事が重要なので、この習慣は守っていくべきだと思います。”食べる”というのは生き物としては欠かせないものなので、蛋白質やミネラル分が比較的多く摂取できる”おせち料理”は、冬場に不足し勝ちな栄養を補給する役割が有るようです。


 さて本題の”発達障害者”の撃退法の話に移る。”発達障害者”は実社会での活動が少ない分、一般の社会人より”バーチャル世界”の比率が高くる傾向が有る。一般の社会人が深く考えていない事でも、異常なほど敏感に感じ取る。前回の”発達障害者”の焙り出しに使った「猫の置き餌」も、”発達障害者”は「喧嘩を売って来た!」と感じ取る。カラスや鳩に餌をやる行為も、何故か「喧嘩を売っている!」と自分の価値観で判断している。つまり、自分が嫌いな猫やカラスや鳩に餌をやるのは「当て付けだ!」と考えてしまう傾向が有る。

 これは、小鳥や犬・猫を飼った経験が有るか無いかの違いで、”発達障害者”の多くが小動物を飼った経験が無い。小動物や野生動物と接する機会が多かった人は、常識として「目を凝視(ぎょうし)してはいけない」という事が自然に身に着いている。動物は”凝視”されると”敵”と判断して警戒行動を取る。犬であれば吠えるて威嚇するし、猫や鳥なら逃げる行動を取る。”発達障害者”は特徴として”目が座る”傾向が強いので動物からは必ず警戒される。その結果「小動物は自分を嫌っている」と勘違いをしてしまう。原因は自分に有るのだが、そこに気付かないのが”発達障害者”の特徴で、その嫌われている小動物や野生動物と仲良くしている人間を「自分に対する当て付けだ!」と勝手な判断をする。それが徐々にエスカレートして「敵対心」に迄なってしまう。

 ”発達障害者”がある程度特定できたら、排除するか逃げるかを判断する。余計な揉め事になるのが嫌なら引っ越すことを考えた方が解決は早い。それが難しい場合は、排除する方法を考えるしか無い。もちろん、それなりに揉め事になるのは覚悟しなければならない。最悪は事件になる危険も有るが、「話し合い」では絶対に解決しないので仕方が無い。”発達障害者”は一般の社会人より感受性が強いので、その特徴を利用する。

 戸建て住宅の場合は、玄関に陶器で出来た動物の置物を置く。古くは”信楽焼のタヌキ”で、江戸時代から「厄除け」として店の入り口や家の玄関前に置かれていた。”発達障害者”避けの呪いは江戸時代から有ったことになる。その他では”黒猫の招き猫”で、商売繁盛は「白猫」か「三毛猫」の招き猫を置くが「厄除け」は黒猫が効く。その他では「フクロウの置物」も効く。要するに、”発達障害者”は”目”を怖がる傾向が有る。猫の置物の場合は「寝ている猫」の置物でも効果が有る。物音に敏感な猫のは近寄らない傾向が有る。自家用車にイタズラをされるケース(今回の飯能市の事件の場合)はガレージの隅に動物の置物を置き、車の中にも動物の”縫いぐるみ”を置いておく。これで”発達障害者”が家に近付くことを防ぐことが出来る。防犯カメラより動物の置物の方が効果が有る。

 次に、地域やマンションなど集合住宅から追い出す場合だが、これは結構難しい。100円ショップなどで、スマホのデコレーションに使う猫や動物のシールを沢山購入する。そのデコ・シールを至る所に張り付ける。普通の人には殆ど気にならないが、”発達障害者”にとっては心中穏やかでは居られなくなる。そこで、気になる場所に貼られてシールを剥がそうとするが、このデコ・シールは案外剥がせない。剥がされたら、そこにまた貼り付ける。これを繰り返す内にノイローゼに近い状態になる。仕舞に気味悪くなって引っ越してしまう。そこまで徹底的にやる覚悟が必要だ。”発達障害者”は半分”バーチャル世界”で生きているので、そこの弱点を利用する。昔は、”ワラ人形”を使って呪術をかけたが、この方法は余りにも強力なので、下手をすると「器物損壊」で警察沙汰になる危険が有るのでヤメた方がいい。デコ・シールならその点ギリギリで”セーフ”だが、効果は抜群だ。

 大魔神らしくない”汚い手口”だが、”呪術”というのは今でも生きている。要は、相手に悟られることで効果を発揮するので、気付かれなければ何の意味も無い。とにかく、話し合いで解決する事が不可能なので”汚い手口”と言われようが「心理戦」で行くしか仕方が無い。間違っても「暴力沙汰」になってはイケない。

- 続く -
(23/01/01)


NO.123 (緊急)発達障害の問題(6)


頭のリハビリ(107)- ”発達障害”の原因 -

 ”発達障害”というのは病気では無い。精神科医が幾ら頑張っても治るものでは無い。そもそも「治そう!」と思うのが間違いで、逆に「特殊技能」くらいの考え方をすべきだろう。事実”職人気質”というのは”発達障害”と何ら変わりは無い。世の中には”社会性”など全く必要無い職種が沢山有る。そういう仕事に従事してもらえば、才能を発揮できる。昔は「左利き」はダメだという事で無理矢理「右利き」の訓練をさせられた。先ずは箸の持ち方、次は鉛筆の持ち方など。しかし、現在は「左利き」は”個性”として重宝されている。野球の世界では、左投のピッチャーが重宝され、バッターは左打席でも右打席でもどちらでも打てるスイッチ・ヒッターが重宝されている。”発達障害”とか”自閉症”とか”自閉スペクトラム症候群”とか「疾患」を連想させる名前が、そもそもの間違いだ。

 一昨年の2021年(令和3年)12月17日に大阪府大阪市北区曽根崎新地一丁目(通称:北新地)の「堂島北ビル」4階で発生した「北新地ビル放火殺人事件」について考えて見よう。心療内科クリニック「西梅田こころとからだのクリニック」の院長:西澤弘太郎さんを含めて26人が犠牲になった放火事件で、当クリニックの患者でも有った谷本盛雄容疑者の犯行と断定されたが、被疑者本人も死亡したため”不起訴”となった。
 この事件で亡くなった西澤院長には申し訳ないが”心療内科医”として治そうと考えたところに、そもそもの間違いが有ったのでは無いか。犯人の谷本盛雄容疑者は”板金工”としては優秀だったらしい(元同僚の証言)。あくまで想像だが、西澤院長にその事を否定された可能性が考えられる。本人の自殺願望が他人を巻き込む「拡大自殺」とする説も有るが、それなら自分が通院しているクリニックで犯行に及ぶというのは説明出来ない。谷本容疑者にとっては西澤院長を道連れにする必要が有ったと考えられる。確実に西澤院長を殺害できる可能性が高い日程を狙った犯行で、院長は巻添えを喰ったのでは無い。その点、警察は読みを間違えているが、刑事裁判が開かれる事は無いので、真相は判らない。

 この「北新地ビル放火殺人事件」の”手本”になった事件が、2019年(令和元年)7月18日に京都府京都市伏見区で発生した「京都アニメーション放火殺人事件」だ。この事件では死者36名負傷者34名という大惨事になった。犯行は埼玉県さいたま市緑区(旧浦和市)在住の青葉真司容疑者(44)で、自身も重度の火傷を負った。この事件の裁判員裁判は、初公判の目途がいまだに立っていない。ただ、既に2度の精神鑑定が実施されており、今後の公判では刑事責任能力の有無や程度が最大の争点になるとみられる。犠牲者が多かった事も考えると「責任能力無しで不起訴」にはならない可能性が高いが、明らかに「被害妄想」の思い込みが極端に激しい精神障害を発症した結果である。青葉真司容疑者の家庭環境が悲惨な状況だったので、ここで言う”発達障害”とは明らかに異なる。この事件の場合は「京都アニメーション」側の不手際も多く、何らセキュリティ対策がなされていなかった事が被害を大きくしてしまった。

 ここで誤解して欲しく無いのは、”発達障害者”=”凶悪犯”では無い。ただ、精神障害者との区別が難しいので一般社会人でも医師でも判断が出来ない。基本的には、社会に適合出来ない「特殊技能者」と捉えて肯定的に接する必要が有る。最初から「排除」する事を考えてはいけないと考える。こういう”個性”を幼年期から見抜いて、本人の適性に応じた教育をするべきだと考える。例えば、美術工芸系の教育をして、本人の能力を発揮できる進路を進ませるべきだ。現在、義務教育(小・中学校)過程では、その様な進路指導がなされていない。そこに根本的な問題が隠れている。

 世の中”お笑い芸人”ばかりになったら、煩(うるさ)くて仕方が無い。黙ってコツコツと細かな仕事をする人も大切にしよう。

- 続く -
(23/01/02)


NO.124 (緊急)発達障害の問題(終わり)


頭のリハビリ(108)- 東大生の1/3が”発達障害”-

 安倍晋三元総理が殺害され、ニュースの話題から消えてしまった「森友学園問題」の直接当事者、近畿財務局長だった「佐川 宣寿(さがわのぶひさ)」氏は、典型的な”発達障害”の症状を呈していた。事件当時、近畿財務局長で担当の赤木俊夫氏に「公文書改ざん」を指示したとされる。事件後、何故か国税庁長官に抜擢され非難の的となり、早々に退官してしまった。この森友学園への国有地払い下げを担当していた赤木俊夫氏は、その後”うつ病”を発症して自殺し、その事が民事裁判になっている。この佐川宣寿氏は福島県平市(現いわき市)出身で東京大学経済学部を卒業している。「公文書改ざん」は安倍晋三元総理の直接の指示では無いと見られているが、当時の内閣府の指示か当時の国税庁長官の指示だったと見られている。この問題が発覚する以前にも、自衛隊海外派遣部隊がイラクや南スーダンで日報の存在を隠蔽していた疑惑が表面化し、その年の「流行語大賞」に「忖度(そんたく)」という言葉が選ばれたという”落ち”も有った。

 最近話題になっている「統一教会問題」でも、評価額4億円の豪邸に住むと言われている顧問弁護士の「福本修也」氏が”発達障害”の症状を呈していて、彼も東京大学法学部卒業だ。また、日本銀行総裁の「黒田東彦(くろだはるひこ)」氏も”発達障害”の症状が見られるが、彼も東京大学法学部卒業だ。実際、東大生の1/3は”発達障害者”だと言われている。”発達障害”は知的障害を伴わないので、学校での成績では判らない。共通点としてはコミュニケーション能力に欠点が有って、自分の世界で生きている。「囲碁」や「将棋」の世界なら構わないが、中央官庁の官僚の多くが”発達障害者”になってしまったために、国会答弁さえ満足に出来ない。国民に対して判り易く説明するという能力が決定的に欠如している。この国会議員も、特に”自由民主党”は官僚出身者が多く、問題を指摘されても「説明責任」すら果たせない議員が大勢居るのは看過出来ない。

 実際「東京大学」「京都大学」「大阪大学」の国立上位3校は、学生の約1/3が”発達障害者”だと言われている。そのような事になってしまった原因が明治時代から続く”入学試験制度”で、韓国や中国を除いて欧米諸国では一律の”学力テスト”は行われていない。例えば「東京大学」の場合の出身校は、一位が東京の「開成高校」、二位が「筑波大付属駒場」、三位が兵庫の「灘高校」、四位が神奈川の「聖光学園」、五位が奈良の「西大和学園」というお決まりの受験校(実質は予備校)だ。こんな”お馬鹿”な事を続けて来たために、社会性の欠如した人間ばかりが「東京大学」に合格するようになってしまい。その結果が”発達障害者”専門学校になってしまった。その多くの卒業生の1/3は結局は企業に就職もせず、起業するでも無く、研究室に残ってブラブラしているか、”引き籠もり”になってしまっている。元々国立大学というのは”官僚”や”地方公務員”の幹部職員を養成する目的で”税金”が投入されている。最近は「官僚の仕事がキツイ!」と敬遠されて”官僚”の人手不足が深刻な状態になっている。何の為の”国公立大学”なのか訳が判らない状態になっている。

 まるで”タリバン”のような”神道原理主義者”集団だった明治新政府が誤ったのは、「学力」=「能力」という勘違いをしてしまった事だ。伊藤博文を筆頭に”お馬鹿”集団の明治政府はイギリスやフランスやドイツの制度を真似をすれば「何とかなる!」と考えた。そこに徳川幕府の有能な人材を加えて体裁を整えたが、それが150年経って色々な所に歪が出て来ている。その一端が「政治」「経済」「司法」「外交」「医療」「教育」「農林水産」「公共事業」など、あらゆる部分で悲惨な状態になっている。現在の日本社会は”明治維新”の混乱に”朝鮮民族の大量流入”が加わって、メチャクチャな状態になっている。しかし、150年前のような混乱は誰も望まないので、治せるものから徐々に直して行くしか無い。そんな事を一気にやれば大混乱になるので、300年くらいかけて徐々に直して行こう。

 先ずは、何から始めるかが問題だが、それを考えるだけで100年くらい掛かるかも知れない。しかし「決まらないのが”民主主義”」なので焦らずユックリ行こう。なにしろ、我々は1万7千年前からこの地で暮らして来た”縄文人”の血を引いている”ナマケ者大和民族”なので仕方が無い。100年なんて大した長さでは無い。

- 完 -
(23/01/03)


NO.125 本当に雑談(1)


頭のリハビリ(109)- ”問題だらけ”という平和 -

 年末に埼玉県飯能市の凄惨な事件が有ったので、新年早々から深刻な話になってしまった。逮捕された斎藤淳容疑者(40)は「身に覚えが無い!」と言っているが、これが”発達障害者”の実態だ。本人は”鬼退治”をしたとでも思っているのだろう。彼は恐らく「ドラゴン・クエスト」の世界で生きている。これからも、実社会と”バーチャル世界”の区別がつかない人間が増えるだろう。そんな世の中を作ってしまった人間達の中に”大魔神”も含まれている。複雑な心境だ。

 正月恒例の「箱根駅伝」は”バーチャル世界”では無い。クソ寒いのに必死で走る子供達を見ていると、まだまだ日本は大丈夫だと思う。ただ、この出場校に「東京大学」「東京工業大学」「一橋大学」「筑波大学」「慶應大学」「上智大学」などの名門校は無い。企業の第一線で使える人材は「箱根駅伝」に出場しているような大学の学生で、いわゆる”名門校”は要らない。今の世の中は”要らない人材”に過剰投資している。「文武両道」なんて、夢のまた夢か。

 超高層ビルが立ち並ぶ東京を出発して、一人20Km以上の距離を5人でリレーして箱根の急坂を駆け上がる。最近は沿道に「タワー型マンション」が増えた。こんな物を買う奴はアホだ。30年も経ったら巨額な修繕費を賄えない、住宅ローンは終わったとしても、その頃の収入は減らされた年金だけだ。タワー型マンションとなれば、簡単に解体すら出来ない。こんな”お馬鹿”な住宅を建設する建設会社も不動産開発会社も「詐欺師」同然だが、それを嬉しがって買うヤツは救い難い”お馬鹿”さんだ。いま住んでいる人達はいいが、こんな物を相続する羽目になる子供達の事も考えなければならない。なにしろ”停電”になっただけで住めない住宅なんて最悪だ。

 ”厚木”から先でも、沿道に住宅が並んでいる。昔は畑が延々と続いていた。こんな不便な場所の住宅なんて、住宅ローンが終わる頃には建て替えなければ住めない。その頃には自家用車の運転も怪しくなるなんて、当の本人は「想定外」だ。20年後は延々と朽ちた”空き家”が連なることになるだろう。「想定外」では無い。「想定したく無い」だけの話だ。まあ、その頃には"大魔神”はこの世に居ないだろう。「パソコン大魔神」が「貧乏神」に変っているのは”想定内”だ。

「貧乏神」に変身した”大魔神”が考える未来は如何なものか?。

 首相官邸に”神武”という名前のスーパー・コンピュータが鎮座し、全ての決済を”神武AI”が決定する。国会議員も官僚も要らない。すべての情報が”神武”に集約されていて、地方自治体もすべて”神武AI”の決定に従う。何だか、昔「スタートレック」で見たような話だ。こんな事にはなって欲しくないが、選挙で国会議員を選ぶのも考え物だ。宗教団体がバックに無ければ当選できない………なんて、選挙制度は変える必要が有るだろう。”後期高齢者”も選挙権を剥奪する必要が有る。勿論、”運転免許”なんて強制剥奪すべきだ(異論は有るあるだろうが)。

 今年は年頭から「給与アップ」が叫ばれているが、これから株価が暴落するのが見えているので、恐らく給与アップは無理だろう。そもそも、労働組合が御用組合”連合”のお陰で絶滅状態になっている。高度成長時代の頃のような”ストライキ”は誰もヤル奴が居なくなった。従って「給料アップ」は望めない。実質賃金が下がる中で、質素に生きて行くしか無い。後は、北朝鮮や中国からミサイルが飛んで来ないようにただ「祈る」しか無い。

「貧乏神」が支配する我が日本国の”平和”は続く。

- 続く -
(23/01/04)


NO.126 本当に雑談(2)


頭のリハビリ(110)- どうする岸田文雄 -

 年始早々から株価が暴落している。我が「ローム株式会社」も1月4日の終値が9,360円まで下落した。昨年9月30日に付けた安値9,350円を下回る9,310円を付けた。11月16日に付けた最高値11,700円から2か月足らずで2割以上の値下がりだ。この間に株価の時価総額で2,462億円が吹っ飛んだ事になる。「村田製作所」などは1兆円近くの時価総額がフッ飛んだ。証券市場や商品市場、更に不動産市場は”バーチャル世界”の数字がリアルに動くという”不思議の世界”なので、1円も株式投資や不動産投資をしていない「貧乏神の”大魔神”」には全く関係無い。「エライこっちゃ!」と思う反面「ザマ~見ろ!」とも思う。

 故安倍晋三元総理の命によって株価の”吊り上げ役”を演じて来た「吸血コウモリ」の「日本マスタートラスト信託銀行」と「日本カストディ銀行」の損失は、日本の今年の国家予算の2倍近い損失を出したことになる。同時に我々の年金積立金も2割近くフッ飛んだことになる。ところが、株価の下落が止まった訳では無い。これから年度末に向かって、まだまだ下落する可能性が高い。「資産倍増」を叫んでいた誰かさん、「どうする岸田文雄!」。

 何となく「第二のバブル崩壊」の匂いがして来た。経済団体の”お馬鹿”経営者達は口を揃えて「景気が回復して来ている」と言っているが「何処がや?」と言いたい。「何処を見て”景気回復”なんて言える?」。原材料費が大幅に値上がりして中小企業の収益は急激に悪化している。住宅も金利引き上げ気配で、急激に市場が縮小している。自動車も正直なところ停滞している。企業の設備投資も停滞している。僅かに、インバウンドだけは円安の影響で伸びているが、中国人は来なくていい。いや、来て欲しくない。三年前の「世界的パンデミック」について中国人は誰も謝っていない。そんな奴等は来なくていい。”習近平”は世界中に土下座をするべきだろう。先ず、それが先だ。中国の外務省は「中国人差別だ!」と言っているが「盗人猛々(ぬすっとたけだけ)しい!」とは、お前達の事だ。

 日銀の政策転換で”長期金利”が上昇し、不動産関連が”固まって”いる。目前に”崩壊”が近づいているのは目に見えている。不動産業界は「野村不動産」でも「三菱地所」でも「三井不動産」でも、実際に社員としてやっている人間は”朝鮮人”が多い。我々大和民族は伝統的に”土地取引”には抵抗感が有る。1990年代の「バブル崩壊」では不動産業者の多くが韓国に逃げた。残ったのは莫大な住宅ローンだけだった。
 我々”大和民族”は太平洋戦争後に”GHQ”が土地の所有制度を強引に変更してしまったために、今でも混乱が続いている。”大和民族”にとって”土地”は天皇の物であって「個人所有するものでは無い」という感覚で利用して来た。古来から日本は中国と同じように”借地権”の取引は有っても、売買するものでは無いという概念だった。土地の利用者は「御上から管理を任されている」という感覚だった。そこに”マッカーサー”と”朝鮮人”達が、この伝統的な価値観をブッ壊してしまった。従って、我々”大和民族”は土地を個人所有するという感覚に慣れていない。土地を所有するという事は、管理責任も所有者個人の責任になる。そこが判っていないので、”空き家”や耕作放棄地や放置森林が増えている。土地の管理責任を放棄するというのは”犯罪”なのだが、日本の刑法では曖昧(あいまい)になっている。明治時代に制定された”民法”では土地の個人所有を想定していなかったために、”空き家”が放置されて地方自治体が困っている。戦前までは「御上」が召し上げれば済む話だった。この事も「どうする岸田文雄!」。

「どうする岸田文雄!」と言っても可哀想な話で、どうにもならない話ばかりだ。みんなで100年かけて考えよう。

- 続く -
(23/01/05)


NO.127 本当に雑談(3)


頭のリハビリ(111)- 東南アジアの干支は”猫”-

 今年の干支(えと)は”兎”。最近、マンションでは”犬”は吠えたり散歩させるのが面倒という事で敬遠され、”猫”は意外に長生きするので、”兎”を飼う人が増えているらしい。確かに、マンションでは飼い易い小動物だと思う。”兎”は寒い地域の動物なので熱帯地域には生息していない。従って、タイとベトナムでは”猫年”となっている。この干支は何故かロシアや東欧にも伝わっていて、ロシアやベラルーシでは”兎”と”猫”の両方が今年の干支らしい。

 干支は方角を表すためのものとして中国の殷(いん)の時代に広まったものだが、殷は西方の遊牧民族だった。そのため、アジアからヨーロッパにまで伝わったと考えられる。全方位360度を12個に分割する歴史は古く、”四方八方”と言うように8分割する方法と干支のように12分割する方法が有る。時計の文字盤も12分割、音楽の1オクターブも12分割されている。1年を12ヵ月に分けているのも同じだ。ちなみに、コンピュータも12ビット・マシンから始まったが、これは関係無い。”たまたま”IBMの機械式計算機のパンチカード・システムが1文字を12の穴で表現したからだが、だだ”12進法”というのは案外自然なのかも判らない(何故だろう?)。

 今、ロシアとウクライナが領土の取り合いをしているが、異なる民族と異なる宗教が入り混じると境界線が引けない。民族が違うと言っても我々のような東アジアから見れば違いが判らない。宗教もロシア正教とウクライナ正教と何処が違うのか判らない。我々から見ると”似た者同士”が親戚同士で喧嘩をしているようにしか見えない。そもそも、ロシアとウクライナに国境線を引いてしまった事が間違いだった。同じ事は中東諸国の問題でも言える。石油さえ発見され無ければ砂漠の国同士で国境なんか無かった。それでもイスラム教のスンニ派とシーア派で揉めて来た。そこにイギリス人(アラビアのロレンス)が余計な事をした。更に、そこにユダヤ教のイスラエルが割り込んでメチャクチャになってしまった。

 ユダヤ人はナチス・ドイツに”目の敵”にされて大虐殺(ホロコースト)されて哀れだと思う人が多いが、実は大間違いでユダヤ人は平気で惨い事をやって来た歴史が有る。第二次世界大戦中、リトアニアのカウナス領事館の外交官”杉原千畝(東洋のシンドラーと言われている)”が、ユダヤ人の避難民たちに大量のビザを発行してアメリカに避難させた恩を知らずに、日本中の都市に焼夷弾を落とし、広島と長崎に原子爆弾を落とした。沖縄では、火炎放射器で沖縄の人達を焼き殺した。この時のアメリカ軍の司令官がユダヤ人だった。「その事は言うまい!」としたのが昭和天皇で、アメリカ政府が日本を特別視して中国とハッキリ区別しているのは、この事が大きい(遅いわ!)。

 この時期になるとシベリアから沢山の”渡り鳥”がシベリアから「鳥インフルエンザ」を背負って飛んで来る。鳥は免疫力が強く、インフルエンザのワクチンは正しくは大量の”卵”にインフルエンザ・ウィルスを植え付けて”抗体”を採取する。最も免疫力が強いのは”ダチョウの卵”だが、ダチョウが産んだ卵を横取りするのが”命懸け”で、怒ったダチョウに追いかけられ、蹴飛ばされて大怪我をした研究者が大勢居る。新型コロナ・ウィルス用のワクチンはウィルスを不活化する本来のワクチンでは無い(スパイク蛋白を無効化するだけ)ため、ウィルスの変異に対して対応出来ない。ファイザーとかモデルナのワクチンは”何ちゃってワクチン”なので何回も打たされる。製薬会社も本気で「不活化ワクチン」を作らなければならないが、新型コロナ・ウィルスは自然界に存在するウィルスと違って、人工的に変異し易いように遺伝子操作された(兵器用に中国が開発した)ものなので、完璧な”不活化ワクチン”は作れない可能性が有る。ワクチン接種は永遠に続くかも………。

 シベリアから鳥インフルエンザを背負って飛んで来た渡り鳥はインフルエンザなんか何とも思っていないが、養鶏場の”密”に飼われているニワトリは感染して発症する。しかし、”平飼いの地鶏”で鳥インフルエンザが発症したという話は聞いた事が無い。”平飼いの地鶏”は渡り鳥と同様に感染していても発症しない。恐らくPCR検査をすれば陽性反応が出るだろう。それなのに、養鶏場のニワトリは毎年大量に”殺処分”されている。こんなアホな事に陸上自衛隊が駆り出されている。そもそも「家畜伝染病予防法」がデタラメなのだが、一旦”法律”になってしまうと法律を改正する仕組みが無い。”狂犬病”が根絶されて久しいのに、未だに「狂犬病予防法」が生きている。同じ事は「豚(とん)コレラ」や牛の「口蹄疫」でも起きている。どちらも有効なワクチンが存在するのに「家畜伝染病予防法」の存在が邪魔をして、多くの家畜が”殺処分”されている。本来”殺処分”にしなければならないのは「農林水産省」と「法務省」の頭が悪い官僚達の方だろう。

 もう、いい加減「記憶力が良い」=「頭がイイ」という間違った概念を捨てるべきだ。実際、偏差値が高い奴ほどアホな奴が多い(医者や弁護士や官僚)。逆に、サッカー選手や野球選手や駅伝の選手は頭が良く無ければ出来ない。”大谷翔平”や”ダルビッシュ有”や”イチロー”の頭の良さは半端では無い。昨年のサッカー・ワールドカップ日本代表の選手や監督達も抜群の頭の良さだった。「大学入学共通テスト」なんか一日も早く止めるべきだ。

- 続く -
(23/01/07)


NO.128 本当に雑談(4)


頭のリハビリ(112)- 失われた30年 -

 1995年(平成7年)1月17日「阪神・淡路大震災」が、大魔神の運命を変えた。この時「パソコン大魔神」は京都のコンピュータ・ディーラーの社長をやっていた。それから今年で28年、長い様で短い様な”失われた30年”だった。千葉工業大学精密機械工学科を卒業して「東洋電具製作所」に入社したのが、1974年(昭和49年)3月、配属された「半導体製造部設備課」からスタートして「LED製造部QC課」を最後に退職したのが、1982年(昭和57年)3月の8年間だった。その間に世界標準になったLED面表示素子とLEDランプを一人で設計し市場を制覇した。かつて「LEDのローム」と言われるくらい「ローム株式会社」を支え、現在でも市場の40%を占めるトップメーカーだ。

 現在「半導体のローム」として半導体業界を支えている「ローム株式会社」だが、実態は「炭素被膜固定抵抗器」「スイッチング・ダイオード」「ディスクリート・トランジスタ」「アナログIC」「発光ダイオード」「センサー」「サーマル・プリントヘッド」が「ローム株式会社」を下支えしている。残念ながら「車載用パワー・ディバイス」は未だ会社を支える迄には至っていない。企業と言うのは、目立たないが他社を寄せ付けない強力な製品が無ければ維持できない。逆に、そういう”影の主役”が有る企業は絶対に潰れない。皮肉な事だが、「ローム株式会社」をリストラされた”シバケン”さん達と、自主退社した”大魔神”達が今でも「ローム」を支えている。自分が設計・開発・量産化を行った製品が、影ながら支えている以上「ロームはオレの会社だ!」と勝手に思い込んでいる(何か文句あるか?)。

 しかし、大魔神が経営していた会社は、バブル経済の崩壊と阪神淡路大震災の煽(あお)りをマトモに受けて潰された。倒産こそ免れたが廃業に追い込まれた。直接の原因は「京都信用金庫」と「京都中央信用金庫」の”貸し剥がし”に遭った事だが、資金面で支えてくれていた「京都みやこ信用金庫」が国に潰されてしまった事が致命的だった。「京都銀行」も足を引っ張るだけだった。それ以来、銀行と弁護士と京都地方裁判所と金融庁は”天敵”となった。その頃、大魔神は日本IBMの本社に居たが、その間隙を狙われてしまった。だが、後悔はしていない。大魔神の会社は沢山のユーザーと「サポート契約」を結んでいた。例えコンピュータの売上が無くても、この「サポート契約」で10年間生きていられた。変な話だが、会社は無くなっても”銀行口座”は無くならない。勿論、新たに法人口座を作ることは出来ないが、法人名義の”当座預金”や”普通預金”は抹消されない。銀行口座さえ有れば”幽霊会社”として生きて行けるという「会社法」の”穴”が有った。表向きは「自主廃業」となっているので、税務署への税務申告は当然していない。従って、例え原価でパソコンを売っても消費税分(当時5%)は丸儲けになった。そのパソコンは「Microsoft Windows95」の発表で売れに売れてボロ儲けだった。

 実は「日本IBM株式会社」も”マシン売り”のビジネスから「サービス・ビジネス」に転換していた。そのグランド・デザインをしていたのが”大魔神”だった。自分の会社は放って置いても潰れない仕組みにしていたので「日本IBM」を救う事に力を注いだ。その頃「日本IBM」も主力の「ES/9000」が頭打ちになり、大変な状況だった。「Aptiva」や「ThinkPad」はIBMの大所帯を支えるものでは無かった。その時IBMを影で支えたのが「サービス・ビジネス」だった。ハードウェアの生産部門は大リストラが行われ、中には工場も研究開発部門も他社に売却する荒療治をした。例えば「ハードディスク部門」を”日立製作所”に売却したり「ThinkPad部門」を中国の”Lenovo”に売却して世界中を驚かせた。それまでのIBMパソコンを支えていた”PS/55”は「IBM Powerシリーズ」に、”ES/9000”は「IBM Zシリーズ」に大きく変わった。

 まるで”仙人”のようになった”大魔神”は、1999年(平成11年)1月「シバケンの天国」に「パソコン大魔神コーナー」を新設する。開設した当初は質問も少なかったが、半年・1年と時が経つに連れてQ&Aが増えて来た。その原因は「Microsoft Windows95」から「OSR2」「Windows98」「Windows Me」「Windows2000」と目まぐるしく変化して、CPUやチップセットの進歩が追い付いていなかった。その為、パソコン市場は大混乱が続いていた。本来、最も信頼される筈のIntel社製チップセットが余りにもデタラメだった。そこのあたりの交通整理を「パソコン大魔神」がやっていた。その間に「ソーテック」を潰し、「Gateway」を日本市場から追い出し、「Dell」と「HP」を擁護した。その間「Mac」は徹底して無視して来た(あんな物はパソコンじゃ無い!)。

 時代は「昭和」から「平成」に変り、1989年(平成元年)4月に”消費税制度”が導入され、1995年(平成7年)1月「阪神・淡路大震災」に遭い、1998年(平成10年)長野オリンピックが開催された。バブル経済の崩壊は1990年台から始まり、以後30年以上日本経済は長いトンネルの中に有る。何が悪かったのか? 誰が悪かったのか?、自分はどうだったのか? 色々と考える。経済大国から製造業の長期低落、金融・サービスへのシフト、そして新型コロナのパンデミックでインバウンド需要の壊滅。その間、日本の少子高齢化は着実に進んだ。ただ、戦争に巻き込まれる事だけは無かった。しかし、それも何と無く怪しくなって来た。

さあ、どうする”パソコン大魔神”。

- 続く -
(23/01/08)


NO.129 本当に雑談(5)


頭のリハビリ(113)- 充実した30年 -

 「パソコン大魔神」のコンピュータ・ディーラーは真面目にコツコツとユーザーを広げて来たのが幸いして、自主廃業した後でも多くのユーザーが支えてくれた。その中には日本共産党関連の会社や病院や保育所、ヤクザ関係の土木建築会社やサラ金、京都や滋賀の役所、そして京都府警本部まで、まさに「ヤクザから役場まで」という幅広いユーザーを持っていた。その中で一番面白かったのは信販会社の「京都ファイナンス」だった。この会社は「京都信用金庫」の子会社で、会社の車のリースを一手に任せて来た。その親会社が潰しに掛かって来たのだが、その裏情報がリース会社から筒抜けだった。「京都信用金庫」が真面目にやっている会社を狙い撃ちにしなければならなかった事情は、ヤクザに過剰な融資をして”ゴルフ場開発”をした貸付金が焦げ付いてしまったのが原因で、苦肉の策で”怖くない会社”から資金を回収するしか無かったという話だった。バブル崩壊で被害に遭ったのは”真面目で怖くない会社”が集中して狙われた。それを後ろから後押ししていたのが「金融庁」だった。その後、現在まで生き残った”メガ・バンク”は「三菱銀行」を筆頭に全て”盗人”の様な銀行ばかりだ。

 その「京都ファイナンス」も「許永中事件(イトマン事件)」に巻き込まれ、東京地検特捜の家宅捜索を受け、納品したパソコンが押収されたりした。更に親会社の「京都信用金庫」から何故か訴えられて裁判になったりしていたので、裏情報が次々と入って来た。そこで、今度はこちらの方から「京都信用金庫」を訴えてやった。その理由が「ヤクザに貸した金が焦げ付いたので潰しに掛かって来た」という訴状で、こんな訴訟を引き受けるマトモな弁護士が居る筈も無いので、自分で”訴状”を作成して「本人訴訟」として提訴した。訴状には「京都ファイナンス」から得た裏情報を元にしたリアルな内容だったが「京都信用金庫」の顧問弁護士と京都地方裁判所の判事が談合して「そんな事実は無い!」と蹴って来た。こちらは、京都信用金庫の内部情報なので”知らない”筈は無い。「許永中」事件まで持ち出して「京都信用金庫」を追い詰めたが、結局は裁判官もグルになって”トボケ”る作戦に出て来た。裁判官が敵に回ったので、当然「敗訴」となったが、これは”想定内”。そこで、大阪高等裁判所に上訴してやった。マトモな弁護士(?)なら、こんなアホな事はしない筈だが、こちらは「本人訴訟」なので関係無い!。「京都信用金庫」側も想定外の事態に大騒ぎになった。敵も”弁護団”を用意して防戦して来たが、この弁護団が弱虫ばかりで法廷で喧嘩にもならない。結果は勿論「敗訴」になったが、最高裁判所に上告しても”控訴棄却”になるのは目に見えている。「京都信用金庫」も相当にビビッていたので、大阪高等裁判所までで勘弁してやった。「京都信用金庫」を法廷で「被告席」に座らせてやったことで充分だ。そこまでやる弁護士は絶対にこの世にには居る筈は無い。そこまで、裁判所と民事の弁護士は腐り切っているのが判った。それだけで充分遊ばせてもらった。

 この30年で得た教訓は、「金貸し」と「株屋」と「不動産屋」にロクな奴は居ないという事だ。現在、これらの業界で飯を喰っている奴等は、バブル崩壊で潰されて首を吊った善良な経営者達の祟りで、苦しんで苦しんで死ぬ事になる。その事は覚悟して置くべきで、ジタバタせずに諦めて死んでクレ!。

 話は変るが、こんな状態の時でも多くのユーザーが支えてくれた。その恩返しとしてコンピュータ・システムの肝心な事をそれぞれの企業に伝授する事にした。ユーザー・サポートの基本は「肝心な事は絶対に教えない」という事で、これを教えてしまうと仕事が無くなる。大魔神の会社が10年生きていられたのは「イザと言う時に居ないと困る」という存在だったからで、操作を誤っても、システムで障害が起きても、マシンが壊れても「大魔神が来れば絶対に治る!」という安心感を売りにしていた。そういう考えを捨てて、それぞれのユーザーに情報管理の核になる人を選んで、徹底的に基礎から教えて行った。結果的には”自分で自分の首を絞めた”ことになったが、それを承知で後継者を育成して行った。

 世間では「失われた30年」と言われているが、大魔神的には「人を育てる30年」だった。現在は3年前に三条商店街で中国人から頂いたコロナ・ウィルスの”後遺症”で体調を崩しているが、頭はまだまだ冴えているので、しばし休養しながら余生をノンビリと送ろうと思っている。しかし、この中国製の新型コロナはシブトイなぁ~。

- 続く -
(23/01/09)


NO.130 本当に雑談(6)


頭のリハビリ(114)- 失われた30年の後 -

 過去の話は反省材料にするとして、将来の事を考えよう。現在大きな課題となっている項目は「少子高齢化問題」「防衛問題」「住宅の問題」「産業政策」「宇宙開発」「国際紛争」などが挙げられる。政治家では無いので、選挙公約では無い。自分の頭で自由に考えて見よう。大切な事は、誰かの意見に「いいね!」は絶対ダメだ。最近の行き過ぎたSNSの悪影響で、自分の頭で考えずに他人の意見に同調する傾向が顕著になっている。例えば「アラブの春」「シリア内戦」「ワシントン・議会議事堂襲撃事件」そして最近起きた「ブラジル議会襲撃事件」はSNSが誘発した事件だ。この問題はEU諸国でも起きていて、過激な意見の右派政党が勢力を拡大している。”過激な意見”に同調する危険な傾向は、明らかに”自分の頭で考えない傾向と行き過ぎたネット社会”の現れだと考えられる。極端な話だが、現在の社会不安は「スマホ」と「ツイッター」と「YouTube」が作り出したと言える。

少子高齢化の問題

 現在議論されている「少子化問題」は、将来の税収とか労働者不足の観点からしか考えていない。日本の国土と食糧生産能力から考えると江戸時代の人口5,000万人が限度だ。従って、まだまだ人口が多過ぎる。イギリスやドイツと同じ位の人口に減らす必要が有るが、そうなると財政のバランスが崩れてしまう。ここは国民が「日本の将来設計」を真剣に議論する必要が有る。実は、この問題こそが「日本の大問題」で、今のところ”正解”は無い。いずれの場合も大きな”痛み”を伴う選択になる。
 現在、政府は人口減少を食い止める方向で「少子化問題」を解決しようと考えているが、果たしてこれが国民の総意なのかどうかは疑問が有る。本来であれば”国民の信”を問わなければならない問題だが、そもそも、国民がそんな事を考えていない。「少子化対策としてお金をバラ撒いてくれると助かる!」程度にしか考えていない。

 総務省統計局の公表値(2021年10月1日現在)によると0歳~19歳の総人口(外国人を含む)は2,036万人、20歳~39歳が2,655万人、40歳~59歳が3,498万人、60歳以上が4,360万人となっている。あくまで単純計算だが、現在の出生率のままだと20年後には子供の数は500万人減る。総人口数も1億人を割る。更に、40年後には日本の総人口は5,000万人にまで減る。それを前提に学校の数や産業別の人員配置を計画しなければならない。現在は足りない部分を海外からの”技能実習生”で賄っているが、将来は自衛隊員や警察官まで外国人を当てるという事に成り兼ねない。それは、有り得ない話だろう。

 産業分野別に人口を割り振るとなれば、現在の”自由主義”では限界が有る。そこで、”社会主義計画経済”への移行まで考えなければならない。国民の生活を保証する代わりに”職業選択の自由”というのは大きく制限される。「人口が減る」というのは、そこまで考える必要が有る。

 今から60年後に日本の総人口が5,000万人にまで減れば、そこで安定状態になる。そうなれば、社会インフラも集約して効率を上げる事が可能になる。例えば、上下水道や電気・ガスのインフラは居住地域に集約すれば、老朽化したインフラは補修するコストが大幅に削減出来る。道路や橋も最小限度に減らす事が出来る。高速道路は物資輸送の専用道路として無償化され、一般自家用車は走行が禁止されるか、高額な通行料金支払うことになる。首都圏の地下鉄は半分以上が廃線となり、核シェルターとしての転用が可能になる(嫌な世の中だ!)。

そう考えると「リニア新幹線」は絶対に要らないなぁ~。

- 続く -
(23/01/11)


NO.131 本当に雑談(7)


頭のリハビリ(115)- 60年後の日本国 -

 ”60年後”と言うと、短いように感じるが、今年生まれた赤ん坊が還暦を迎えるという事だ。60年前、大魔神は東京の杉並区に住んでいた。その頃、中央線は蒸気機関車が走っていた。高尾駅から西は電化されていなくて山梨・長野方面は蒸気機関車に乗り換えた。上野原のあたりは勾配が急だったので、スイッチバックで高度を稼がなければならなかった。沢山有るトンネルは機関車の汽笛を聞いて慌てて窓を閉めないと、客車内は大変な事になっていた。新宿には高層ビルなど一つも無く、都庁のあたりは”淀橋浄水場”だった。京王線は新宿駅まで甲州街道の横を走っていて、当時の車両は”青ガエル”だった。そんな状態なのに新幹線が開通し、東京オリンピックが開催された。

 東京オリンピックが開催されたのは1964年(昭和39年)、これを契機に”高度経済成長”が始まった。その30年後にバブル経済が崩壊し”失われた30年”が始まった。この”失われた30年”は逆にパソコンが爆発的に普及し、ネット社会が定着した30年でも有る。大魔神的には決して失われてはいなかった。それが世界全体に良かったのか、悪かったのかは、今後の60年で評価されると思う。懸念されるのはアメリカの「トランプ元大統領」やブラジルの「ボルソナーロ元大統領」のような”お馬鹿”を生んでしまったり、日本ではNHK党の「ガーシー議員(本名:東谷義和)」のような馬鹿が参院議員に当選してしまったのは、明らかなネット社会の弊害だろう。

 逆に「ウクライナ紛争」では、ロシアの20世紀型武力侵攻に対して、ウクライナはネット社会を武器にしてアメリカやEUを味方に付けて対抗している。もし、ネット社会で無ければ、かつてのチェチェン紛争の様に一瞬でウクライナ軍は潰されていた筈だ。しかし、戦争というのは事の善悪とは別で「武力」で決まる。そういう意味では結果は見えている。アメリカが「B-2スピリット爆撃機」を投入すればモスクワは一瞬で壊滅して戦争は終わる。ロシアが”核兵器”を万が一使用する兆候が有れば、その時は最後となる。ロシアの核弾頭が保管されている場所はすでに判っているので、もしロシアが核弾頭を運搬を開始すればアメリカ軍の「B-2スピリット爆撃機」が発進する。そうなるか、現在はギリギリの状態が続いている。興味が有る人は是非見て欲しい。
<参考=「【1機2,000億円】世界一高価な飛行機"B-2スピリット"ステルス爆撃機」(YouTube)>
 コイツが発進したらロシアは終わる。勿論、ロシア軍も馬鹿では無いので、対抗手段として原子力潜水艦をアメリカ周辺に配備している。

 今後の60年は「核戦争」になるか、「中国製コロナ・ウィルス」が人類を滅ぼすかは判らない。こういうギリギリの状態が何時まで続くのか。それ以外でも日本は爆弾を常に抱えている。大地震と火山の噴火だ。「首都直下型地震」は間違いなく起きる。現在の超高層ビルやタワーマンションは”ピサの斜塔”のようになるだろう。28年前に起きた「阪神淡路大震災」では実際にこの目で見た。ビルもマンションも斜めになっている姿は今でも忘れない。さらに、東日本大震災の気仙沼のように流出した油に、海水に浸かった自動車が自然発火して引火し、東京湾全体が”火の海”になる。関西でも「南海トラフ大地震」は必ず起きる。東海地方・大阪・高知は壊滅する。富士山も大噴火をするだろう。その前に箱根が大噴火するかも判らない。日本列島周辺は常にプレートが沈み込んでいるので、天変地異は防ぐ事が出来ない。地震や噴火の予知は可能になるだろうが、残念ながら止める事は出来ない。如何に”事前に察知して逃げる”しか打つ手は無い。

何れにしてもイイ事は無いなぁ~。早く”仏様”になろう。

- 続く -
(23/01/12)


NO.132 本当に雑談(8)


頭のリハビリ(116)- 中国アレルギー -

 「大学入学共通テスト」が始まった。あんなアホな試験は一刻も早く止めるべきだが、1979年(昭和54年)から「大学共通第1次学力試験」として始まったものが未だに続いている。実際に社会人になって判る事だが、小・中・高の学校で習った事で役に立たない事が余りにも多過ぎる。そもそも、学校の教師自体が社会経験が無い。そんな教師がデタラメな事を教えている。その典型が数学と理科と社会(特に歴史)、英語が役に立たないのは今に始まった話では無いが、或る程度意味が有るのは国語くらいなものだ。この中で数学は特にヒドい。先ず、分数の計算なんか実社会では使わない。連立方程式なんか使う事は絶対に無い。関数も三角関数は使う事が僅かに有るが、それ以外の関数は実社会では絶対に使わない。勿論、微分・積分なんか実社会では絶対に使わない。今は”Excel”さえ使えれば支障無く仕事が出来る。こんな馬鹿な事に時間を浪費するなら、暗算の訓練をする方が余程役に立つ。

 社会は地理と政治は構わないが、歴史と経済はデタラメな事を教えている。こんな科目で高い点数を取るヤツは実社会では邪魔者でしか無い。理科も物理そのものがデタラメで”物質”の概念が根本的に間違っている。実際に半導体の製品設計や生産技術に従事して”電子”なんかにお目に掛った事は無い。生物でも地学でもデタラメな事を教えている。化学も”物質”の概念が根本的に間違っている以上、無機化学も有機化学もデタラメだ。国語でさえも、マトモに文章が書けないので意味が無い。”明治の文豪”なんかにロクな奴は居ない。文法に至っては話にならない。

 これから「大学入学共通テスト」を受験する子供達には申し訳ないが、こんなもので”人生が決まる”と思ったら大間違いなので「程々にしとけ!」と言いたい。これまで学校で習った事は、実社会では殆ど役に立たない。そんな事より”部活”で頑張る方が何倍も役に立つ。

 前置きはこの位にして”中国”の話をしよう。そもそも、アメリカ人(ユダヤ人)は中国の歴史が判っていない。奴等は本来の中国人では無い”何ちゃって中国人”だ。中国共産党は必ずしも中国を代表している訳では無い。中国人と一口で言うが、実際は5つの異なる民族が”陣取り合戦”をやって来た。元々の”中国人”は四川省と広東省と福建省、それと香港やシンガポールに居る。実は、台湾と日本も本来の中国人だ。ただ日本人は縄文人の血が混じったために”ナマケモノ”に代わっている。現在の中国共産党は西方の遊牧民族の子孫で、常に他の4つの民族から狙われている。従って、外国に攻め込む余裕は無い。精々”南シナ海”の島に”基地モドキ”を作る位で、他国に攻め込む心配は絶対に無い。北朝鮮も同様で、他国に攻め込む事は絶対に無い。ただ、北朝鮮は韓国を”他国”とは思っていないので、見解の相違が有る。東アジアと言うのは過去4,000年間微妙な力関係でやって来た。何処かが戦を始めると、矢が後ろから飛んで来るのが中国だ。仮に中国共産党が台湾を攻撃したら、四川省や広東省の人達が黙っていない。そんな簡単な事がユダヤ人には理解出来ない。

 アメリカが太平洋戦争を除いては失敗の連続なのは、ここの微妙な力関係が理解出来ないからだ。これはヨーロッパでも中東でも中央アジアでも同じで、地上戦では勝っても”統治”が出来ないのでベトナムやイラクやアフガニスタンで同じ失敗を繰り返している。そもそも、ユダヤ人は今のイスラエルを見れば判るように”自分達は正しい”という思い込みが激し過ぎる。もっと日本の”大和民族”のように”ナマケモノ”にならなければ多民族から嫌われるだけだ。

- 続く -
(23/01/14)


NO.133 本当に雑談(9)


頭のリハビリ(117)- 震災で得た教訓 -

 この時期になると、本当に気が重い。阪神淡路大震災の悪夢が蘇る。京都は震度5強で住んでいたマンションの太い柱にX型の割れが入り、廊下にはコンクリートの破片が散乱していた。11階建ての5階に住んでいたが、神戸三宮の多くのビルが5階だけ潰れていたのを見て「5・6階はヤバイ!」と思った。震災5日目に被災地に救援に行ったが、阪神高速3号線(国道43号線)を境に山側と海側では別世界だった。高速道路が倒れた国道43号線は「野島断層」そのものだった。灘の酒蔵の殆どが倒壊して景色がまるで違っていた。一般の住宅は全てが倒壊していて屋根だけになっていた。三宮周辺のピルは全て傾いていて、中には完全に倒れているものも有った。

 あれから28年、一見すると復旧しているように見えるが、殆どが屋根を軽くしたプレハブ住宅ばかりになってしまった。あの震災以来”耐震化”が叫ばれ、柱が無い”壁構造”で屋根を軽くしただけの住宅が増えた。その結果、台風で屋根が飛ばされる被害が増えてしまった。住宅産業というのは”お馬鹿”な業界だと思う。見掛けは頑丈そうに見えるが、所詮は”ハリボテ”でしか無い。豪雪地帯でも同じような住宅を販売したために、大雪が降ると雪降ろしの事故が増えてしまった。”その地域に合った住宅”という考え方が無くなってしまった。そんな物のために住宅ローンを組んで、一生を棒に振っている。住宅ローンが終わる頃には建て替えなければならない家なんて”詐欺”にも等しい。

 マンションも30年も経てば設備類が老朽化するが。排水管や給水管の交換すら出来ないような構造のものが殆どだ。鉄筋コンクリートでも60年でボロボロになる。コンクリート・ポンプが普及してスカスカの軽量コンクリートになっている。そんなものを購入するのはアホだ。地震でも有れば補修も必要になる。そんな事を考えて設計しているマンションは一つとして無い。資産だと思っていた物が、一夜にして負債に代わる危険が有る。阪神大震災はそれを実感させてくれた。マンションは30年になる前に売らないと、その後は負債だけが残る。一般の戸建て住宅は更に短いと考えるべきだ。20年くらい住んだら売る事を考えないと売れなくなる。売れなくなれば、それから後は修繕費ばかりかかってしまう。家は絶対に買ってはいけない。借家を転々とするのが賢い方法だ。変な奴が近くに居るのが判ったら、何時でも引っ越せばいいし、一夜にして資産が負債に変るというリスクも無い。もし、家を建てたいなら、余程の悪くどい商売をし、億単位の金を荒稼ぎして、注文建築の豪邸を建てるべきだ。そんな豪邸を建てたら防犯対策を完璧にしないと強盗に襲われる心配が有る。そんな余計な心配をしないで済むのは”賃貸マンション”だ。そんな訳で、京都の南区に幾つか所有していたマンションは早々に全て売却した。

 現在住んでいる京都の御池通り周辺は、バブル崩壊で倒産した呉服問屋のビルがマンションに代わってしまった。相場は60平米程の2LDKで4,000万円程、もう少し広い物件は”億ション”になる。こんなアホな物件を買う奴は医者か中国人で、実際は殆ど住んでいない。夜になっても部屋の電気が点かないマンションが沢山有る。ガレージにはベンツやポルシェやマセラティが置かれているが、殆ど動いていない。世の中には”金余り”のアホな奴が沢山居るようだ。そんなのが御池通り周辺のマンション事情だが、逆に静かで住み易い、交通の便はイイし、買い物の便もイイ。何より、野良猫が沢山居る。我が家のマンションでも4匹住み着いている。近所の猫も集まって来るので、多い時は10匹ほどの”猫だらけ”状態になる。中には文句を言う奴も居るが「そんな事を言う奴は”朝鮮”に帰れ!」と言って黙らせている。御池通り周辺には100匹近い野良猫が住んでいて、それを住民達みんなで面倒を観ている。京都の中京区は寺町通りや錦市場周辺も含めて”猫の国”でもある。野良猫達と人間が仲良く普通に暮らしている”猫好き”には堪らない場所だ。

- 続く -
(23/01/18)


NO.134 本当に雑談(終わり)


頭のリハビリ(118)- ウソは蔓延(はびこ)る -

 ネット社会でも顕著な現象だが、それ以前のテレビや出版のマスコミの時代でも”嘘(うそ)が蔓延る”傾向は今に始まった話では無い。この雑談シリーズでも色々なウソを暴(あば)いて来たが、世の中はウソにまみれている。

 思い返して見よう。先ず「日本の半導体業界は遅れてしまった」というのは大ウソで、半導体製造設備も材料も資材も圧倒的に日本製が市場を制覇している。「ブラックホールの撮影に成功した」というのも大ウソで、この世に”ブラックホール”など存在しない。”光”は”音”と同じような”波”なので、質量は無い。従って、如何に巨大な重力でも引かれて外に出られないなんて事は絶対に無い。「太陽は核融合で燃えている」というのも大ウソで、太陽を周回している惑星の質量から計算すると鉄の塊でなければ説明出来ない。また「水素爆弾」は核融合では無く、ウランとリチウムの核分裂に水素爆発が加わっただけの物だ。また、地球を構成する岩石は殆どが金属酸化物で、生成されてから数百億年は経っている。従って、150億年の宇宙の始まり”ビッグバン”は大ウソだ。そうなると「アインシュタインの相対性理論」は大ウソだと言うことになる。「ニュートリノ」も「重力波」も大ウソだし、「キラー電子」なんて物も大ウソだ。そもそも、物質を構成する”陽子””中性子””電子”も単なる想像の産物で、実際に半導体製品の開発・生産を経験すると大ウソだと実感できる。

 そうなると、学校で教えている物理学は「何なんだ?」という話になる。学校では生徒に大ウソを教えて試験をしている。更に学習塾が大ウソの上塗りをしている。その集大成が「大学入学共通テスト」で、大ウソを丸暗記した生徒が多くの国公立大学に入学し、更に税金を使って”大ウソの信奉者”のような異常な人材を作り出している。その約3割が発達障害を持っていて、卒業生の3割が”引き籠もり”になっている。

 日本の精神医療は、世界的に見ても立ち遅れていて”発達障害者”の医療的なケアが全く行われていない。刑法犯罪者の多くが”発達障害者”なのだが、警察は判っていて対処が出来ない。”発達障害者”に対応する法律が無いのが一番の原因で、警察の地域課や刑事課や生活安全課ではマークするのが限界だ。それも”内々に”マークしているのが実態で、公式には認めていない。しかし、先日福岡で起きた殺人事件でも犯人は”発達障害者”で警察はマークしていたが決定的な対策を取ることが出来ず、凶行を許してしまった。そうなる前に犯人に対する精神的なケアが必要だった。”発達障害者”への適切なケアが見逃されて来た原因は、厚生労働省の官僚に”発達障害者”が多く存在する事で、こんな状態を続けていたら刑法犯罪は絶対に減らない。

 元近畿財務局の佐川氏や、日銀の黒田総裁のような”発達障害者”が多い中央官庁の官僚の世界は問題が多く、そもそも”バブル景気”の原因となった「電電公社の民営化」では、本来電話債券を買わされた電話加入者に株式を配分しなければならないのに、株式市場に上場してしまった事から始まった。多額の累積赤字を抱えた「国鉄」を分割民営化することで、国鉄清算事業団は多額の土地売却益を得る事が出来た。「消えた年金」問題では、問題を指摘した「社会保険庁」を”ヤミ専従問題”で潰して、旧厚生省とNTTデータが組んでデータ入力を外部に委託したために、過去の年金データがズタズタになってしまったのが原因だった。中央官庁に蔓延(はびこ)る”発達障害者”のお陰で多くの善良な国民が多大な被害を受けている。

 日本の歴史教育も大ウソが多く、そもそも”大和民族”は今から3,000年程前に中国本土から渡来した漢民族の祖である「華夏族」の末裔で、初代の天皇「神武」は中国南方系の「華夏族」だった。その血統も古墳時代(仁徳天皇の頃)に山東半島・百済系の漢民族に入れ替わり、更に明治天皇で一時的に入れ替わったが、昭和天皇の頃に百済系に戻った。天皇家の「万世一系」というのは大ウソで、更に「男系男子」では無く「母系」の血統で続いて来た。宮内庁は絶対に認めていないが「光明皇后」以降は山東半島・百済系(藤原の血筋)で続いて来たのは「母系」の遺伝子だった。源平合戦以降の武家社会も上杉・斎藤・織田・羽柴の”高句麗系”、尼子・明智・徳川・北条・武田の”秦氏系”、天皇家・藤原・足利の”山東・百済系”の民族紛争で、学校で教えている歴史は大ウソばかりだ。

 そもそも、宗教というのは全てが”大ウソ”の話ばかりで、神様や仏様が出て来る事自体”大ウソ”なのだが、何故か人間社会では「大ウソが蔓延る」傾向が有る。
『ウソは”大ウソ”程強い!』


ここからが重要:

 「パソコン大魔神の雑談シリーズ」は、これまでに多くの”ウソ”を暴いて来た。それが全て世界中の言語に翻訳されてGoogleやBingの検索エンジンに蓄積されている。実は、この”雑談シリーズ”は「誰かに読んで貰おう!」と思って掲載しているわけでは無い。検索エンジンの蓄積されるように文章の構成を考えて執筆されている。”検索エンジン”は元々は学術論文を検索する目的で開発されたもので、決められたアルゴリズムで作成された”論文”を優先して蓄積するようにプログラミングされている。その検索エンジンの中核の部分は現在でも残っているので、「”論文”だ!」と判断したらデータベースに蓄積している。新たな学術論文を発表しようとする人は、同様の論文が発表されていないかを、必ず検索エンジンを使ってチェックしている。そこで大魔神の論文が「待て!」となる。

 実際、「ブラックホール」の問題は3日で世界中の論文を潰してやった。「核融合は次世代のクリーン・エネルギーだ!」という話も3日で潰した。「オゾン・ホール」のウソは1か月後にフランスの研究機関から「オゾンホールが回復しつつある」と反応が有った。今後「温室効果ガス=二酸化炭素」の話は潰れるだろう。最近、徐々に”大気中の水蒸気量”の問題が指摘され始めて来た。”発達障害者”の問題も精神医療でのケアが必要だという話が出始めた。日本の政治の世界が”朝鮮化”している問題も指摘され始めて来た。

大魔神が何と世界中の検索エンジンを乗っ取りつつ有る。それを止めるには大魔神を超える説得力の有る論文を検索エンジンに読ませる以外に方法は無い。

- 完 -
(2/01/22)


NO.135 京町屋(きょうまちや)の話(1)


頭のリハビリ(119)- 100年使える仮設住宅:京町屋 -

 人間、長いこと生きていると色々な経験をするもので「何でやねん?」と思う事は沢山有る。それらの全てが解明されるわけでは無いが、先入観を捨てて5年・10年・20年と見ているだけで、それらの理由が何となく見えて来る。例えば、京都市内にヤタラ野良猫が多いのは何故か?とか、京都市内の道路が突然に広くなったり狭くなったりするのは何故か?とか、京町屋に雨戸が無いのは何故か?など、長年京都に住んでいると当たり前の事で不思議な事が沢山有る。
 検索エンジンのデータベースに記憶させる重大事項は、取り合えず一段落したので、これから先は”どうでもイイ”話をする事にしよう。”どうでもイイ”話だが、結構参考になる話ばかりなので、気楽に読んで欲しい。先ずは、”京町屋”の話から始める事にする。

 「京町屋」というのは実は江戸時代初期に考案された”元祖:プレハブ住宅”で”元祖:仮設住宅”でも有る。現在の「建築基準法」では新築する事が出来ない純木造建築で、現在残っている「京町屋」は最低でも100年は経っている。古い物は江戸時代後期のものが現在も残っていて200年以上の物も沢山有る。これだけの耐久性を持つプレハブ住宅は、現在は作られていない。住宅建築に関しては明治以降明らかに退化している。原因は、「建築士」の教育を間違えてしまったからだ。

 意外に知られていないのが”元祖:免振住宅”としての京町屋だ。現在の京町屋の基本的な構造は”伏見城”が倒壊したり、”方広寺”の大仏が崩壊した(大仏殿は倒壊を免れた)ことで知られる文禄5年閏(うるう)7月(1596年9月)に発生した「慶長伏見地震」(マグニチュード7.5:震度6:犠牲者4万5千人)の大地震で当時の家屋の多くが倒壊した事から、耐震性を考慮して大幅に修正した画期的な構造が現在に伝わっている。「慶長伏見地震」は、高槻・有馬断層が動いたために京都での被害が大きかったが、この断層の延長線上に六甲・淡路断層が有る。つまり、阪神淡路大震災と同じ「野島断層」が動いた事になる。

 それまでの京都の家屋は柱を土に埋める「掘っ立て小屋」だったが、地面の揺れが家屋に直接伝わって多くの家屋や社寺建築物が倒壊し多くの犠牲者を出した。その教訓から、それ以降の建築物は地面に”乗せるだけ”の構造になった。つまり、「地面は動くもの」という発想に変った。地面の埋められているのは神社の”鳥居”だけで、神社の社殿も、寺の本殿や山門も礎石の上に乗せているだけだ。従って、地震による水平方向の揺れは建物全体がズレることで倒壊を防ぎ、縦方向の揺れに対しては建物が浮き上がって建物を守る構造になっている。実際の地震は水平方向と縦方向の揺れが複合しているので、どちらにも対応できる構造になっている。実は、京町屋も全く同じ構造になっていて、地震の揺れでは倒壊し難い構造になっている。京都の歴史的建造物は”構造力学”では無く”運動力学”で設計されていた。京都の歴史的建造物を目にする時、是非建物の土台の部分を見て欲しい。京都の建物は500年前から免振構造で建造されていた。

 だた、京町屋の場合は防犯上の観点から、通りに面した部分は隙間無く建てられているので、社寺建築ほどの自由度が無い。そこで”土壁”で仕切る事で、免振ダンパーの働きをさせ、仮に倒壊しても住民の命を守る構造になっている。”土壁”は地震で崩れても水で練って何度でも再利用が可能なため、コンクリートのように産業廃棄物にはならない。”土壁”の仕切りは免振ダンパーとしての機能のほか、室内の湿度を一定に保ったり、火災の延焼を遅らせる効果も有る。現在の住宅では全く使われなくなってしまった”土壁”だが、是非見直して欲しい建築工法だ。

- 続く -
(23/01/25)