みんながパソコン大王
雑談<NO.292>

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表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.293
2701 <沢村忠>知ってる方、居てるの哉の、キック・ボクシングの王者<!> シバケン 21/12/20
2700 <温暖化の影響<?>>島根県沿岸で、釣れ出した「見慣れない魚」/他府県では珍味<!> シバケン 21/12/18
2699 将棋の王将戦(渡辺明37対藤井聡太19)七番勝負第1局、1/9~10掛川市二の丸茶室 磯津千由紀 21/12/17
2698 <今更ですが>ミス・ユニバース世界大会で日本代表の衣装が炎上! 通りすがり
でもないMr.X
21/12/14
2697 <岸田首相>公邸に引っ越す/「公邸の幽霊、見ていない」/二・二六事件の舞台 シバケン 21/12/14
2696 <日の丸半導体>日本のシェア8年後にゼロ?/尾を引く金融敗戦<?> シバケン 21/12/13
2695 <清水寺>2021年「今年の漢字=金」五輪も開催され、まあ、妥当<!> シバケン 21/12/13
2694 <エネルギー>グリーン水素、欧州勢が南米開拓 チリ最安・日本出遅れ(日本経済新聞) シバケン 21/12/13
雑談NO.291

NO.2694 <エネルギー>グリーン水素、欧州勢が南米開拓 チリ最安・日本出遅れ(日本経済新聞)<起稿 シバケン>(21/12/13)


【シバケン】 2021/12/13 (Mon) 13:28

<図1>
シーメンス・エナジーとポルシェが建設する合成燃料のプラント(イメージ図)



<図2>
チリの水素戦略



<図3>
欧州企業は南米やアフリカで水素製造に乗り出す



>欧州企業が南米やアフリカで再生可能エネルギー由来の「グリーン水素」の製造に動き始めた。太陽光・風力発電の適地が大きく、製造コストが低いからだ。エネルギー輸出国を目指すため外資誘致に力を入れる新興国に協力し、新市場で先行する。日本勢がオーストラリアなどで手掛ける海外事業は小粒で、出遅れ感が否めない。


>製造コスト、日本より4割安く
>フランスの電力大手エンジーは南米チリのグリーン水素プロジェクトに20億ドル(約2270億円)以上の投資を検討していることを明らかにした。2025年までに北部の砂漠地帯で太陽光パネルから水素を製造するプラントを稼働する計画を皮切りに、施設の大型化を目指す。

>チリ中部から北部の砂漠地帯は太陽光発電の適地で、南極に近い南部では風力発電が盛んだ。グリーン水素を製造するために必要な再生エネのコストは安い。プライスウォーターハウスクーパース(PwC)と世界エネルギー会議によると、20年時点でチリのグリーン水素製造コストは1キログラム当たり3.5~3.75ユーロ(約450~480円)と世界でも最安レベル。日本より4割以上安い。

>チリ政府はこれらの地域でグリーン水素やグリーンアンモニアの製造プラントを建設し、世界中に輸出する計画を進める。エンジーは各地で再生エネの発電所の建設や運営を画策している。


>独シーメンス・ポルシェは合成燃料
>水から水素を製造する水電解装置で世界大手の独シーメンス・エナジーは9月、ポルシェなどと共同で水素と二酸化炭素(CO2)から作る合成燃料のプラントの建設プロジェクトをチリ南部で始動した。22年にも製造に着手し、26年までに生産能力を5億5000万リットルまで拡大する計画だ。ポルシェのディーラーなどを通じて販売する。

>合成燃料は水素とCO2を化学的に合成して製造する。通常のガソリンと同じように利用でき、CO2の排出量を9割減らせる。シーメンス・エナジーは中南米地域のエネルギー問題を議論するオンライン会議を主催するなど、各国の閣僚や有力企業幹部に直接、グリーン水素の製造技術を売り込んでいる。

>水素は化石燃料に代わる発電用のエネルギー源のほか、船舶・自動車の燃料、製鉄の低炭素化など幅広い分野で需要が拡大している。国際エネルギー機関(IEA)は50年までに水素の消費量が年間5億2800万トンと、20年の6倍に増えると予測。なかでも再生エネからつくるグリーン水素はカーボンゼロ燃料として注目を集める。

>広大な国土を持つ中南米諸国は再生エネのコストが低く開発余地が大きいものの、先進国と比べ産業集積が遅れている。欧州企業はグリーン水素の発展が産業育成や雇用創出につながるとアピールし、国や地方政府と連携。エンジーは10月、ブラジル北東部のセアラ州とグリーン水素の製造を核とした地域振興を推進することで合意した。


>アフリカでも存在感
>欧州企業はアフリカでも存在感を示す。ノルウェー太陽光発電会社のスカテックは10月、エジプトでグリーン水素製造に乗り出すと発表した。エジプトではシーメンス・エナジーやイタリア炭化水素公社(ENI)もグリーン水素事業に取り組むと表明している。

>モロッコやチュニジアでも欧州企業が参入している。アルジェリアなどから既存の天然ガス用のパイプラインを経由して水素を欧州に輸出する計画も持ち上がっている。

>脱炭素のエネルギー源として水素を重視する欧州連合(EU)欧州委員会は20年に出したリポートで「EUが優先するのは再生エネ由来の水素だ」と明記した。「地理的に近い北アフリカはコスト競争力のある再生エネ由来の水素をEUに供給する可能性がある」として、官民一体でアフリカでの水素製造を後押しする。

>ドイツ政府は20年に水素産業立ち上げのため90億ユーロを拠出すると発表した際「ドイツの再生エネの容量は限定的だ」として、20億ユーロを海外でのグリーン水素産業育成に充てるとした。シーメンスのチリでの投資にも、こうした補助金が使われている。


>日本は「グレー水素」優先
>欧州が官民一体で新興国でのグリーン水素の開拓を進める一方、日本勢の動きは鈍い。日本政府は10月に閣議決定したエネルギー基本計画で30年の電源構成における水素・アンモニアの比率を1%としたが、資源エネルギー庁は「既存の水素供給源を最大限活用する」として、当面は化石燃料由来の「グレー水素」の輸入を優先する姿勢を崩していない。

>ENEOSや岩谷産業、川崎重工業などがオーストラリアで製造したグリーン水素の輸入に向け動いているものの、規模は限定的だ。日本政府は30年までに最大300万トンの水素を活用するとしているが、大半はグレー水素になる。EUは30年に最大1000万トンのグリーン水素を製造するとしており、格差が大きく開きそうだ。


>チリエネルギー相「グリーン水素、化石燃料より安価に」
>チリのフアン・カルロス・ジョベット・エネルギー相が日本経済新聞の取材に応じた。再生可能エネルギー由来のグリーン水素について、10年以内に化石燃料より安価になるとの見方を示した。再生エネの発電コストが安い「地の利」を生かし、水素を通じたエネルギー輸出国への転換を目指す。

>現在、チリでのグリーン水素1キログラム当たりの製造コストは4~5ドル(約450~570円)程度。ジョベット氏は「今後10年で1.5ドルまで下がり、原油や天然ガス、石炭よりも(価格面で)競争力を持つ」と話す。「水素は長期的に安定した価格で販売できる」として、化石燃料に比べ価格があまり変動しない点もメリットだという。

>現在、世界で流通する水素は天然ガスなど化石燃料由来の「グレー水素」が大半を占める。製造技術が確立されており1キロ当たり1~2ドル程度と安価だ。ジョベット氏は「第26回気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)で議論された通り、今後炭素の価格が上がるにつれてグレー水素の価格も上昇する」と指摘。今後はグレー水素製造の際に生じるCO2を回収し地下に貯留する工程が必要で、割高になると指摘した。

>グリーン水素は「製造コストの50~80%を占める再生エネの価格が大幅に下がり続ける」と分析。再生エネのコストが世界でも最安水準とされるチリではグリーン水素関連で60以上のプロジェクトが始動した。大量生産により製造コストが下がることで「2025年か26年にはグリーン水素はグレー水素に比べ競争的(な価格)になる」と主張した。

>チリ政府は50年までに水素や関連製品の輸出額で年300億ドル(約3兆4000億円)を目指す計画を立て、世界中から投資を募る。欧州企業の参画が目立つ中、ジョベット氏は「グリーン水素は発電や製鉄、自動車など日本にとって必要な産業の脱炭素を後押しする」として、日本企業にも参加するよう要請。「日本企業はチリの鉱業に投資して成功したが、今後10年、20年はクリーンエネルギーでも再現できる」として、投融資や技術開発でも連携を求めた。

>(外山尚之)

<参考=「グリーン水素、欧州勢が南米開拓 チリ最安・日本出遅れ」(日本経済新聞)>


<参考=NO.1360 ガソリン車の次ぎは、電気or水素エンジン<?>

<参考=NO.2671 <NH3>脱炭素で注目、緑のアンモニア 日欧が合成技術で先行


NO.2695 <清水寺>2021年「今年の漢字=金」五輪も開催され、まあ、妥当<!><起稿 シバケン>(21/12/13)


【シバケン】 2021/12/13 (Mon) 16:38

加えての、
藤井聡太が、最年少四冠達成<!>
大谷翔平が、大リーグでMVP獲得。

これを、金字塔<!>


<写真1>
今年の漢字に選ばれた「金」を揮毫する清水寺の森貫主(京都市東山区・清水寺)=代表撮影



<図2>
過去27回の「今年の漢字」一覧



>一年の世相を表す「今年の漢字」に「金」が選ばれ、京都市東山区の清水寺で13日、日本漢字能力検定協会(同区)が発表した。「金」が選ばれるのは2000年、12年、16年に続き4回目。

>日本漢字能力検定協会は、応募者が「金」を選んだ理由の概要として、東京五輪で日本人選手が多数の「金」メダルを取ったことや、大谷翔平選手が大リーグでMVPを獲得、藤井聡太さんの最年少四冠達成など各界で「金」字塔を打ち立てたことなどを列挙。さらに給付「金」や新紙幣、新硬貨などお「金」にまつわる話も話題に上ったことを挙げている。

<参考=「今年の漢字は「金」 京都・清水寺で発表、五輪の金メダルや各界の金字塔反映」(京都新聞)>


<参考=NO.2212 <今年<2020年>の漢字>清水寺/「密」


NO.2696 <日の丸半導体>日本のシェア8年後にゼロ?/尾を引く金融敗戦<?><起稿 シバケン>(21/12/13)


【シバケン】 2021/12/13 (Mon) 20:07

この記事、筆者は、金融面からだけで、見てるです。
確かに、資本力があれば、大きなプロジェクトを動かすが出来るです。

がしかし、それだけで、新技術や、生産技術力が、向上するかと、なればの、出来ませんです。
あくまでもの、総合力。

まあ、つまり、8年後にゼロ<!>
なるは、机上の空論、頭でっかちの、計算上の話。
又、政治が、政府が、足引っ張るのべからず<!>

<図1>
経産省が6月に公表した会議資料「半導体戦略(概略)」の7ページ目
「日本の凋落」



<図1-1>
<図1の左の表を拡大>



<図1-2>
<図1の右の表を拡大>



<写真2>
1980年代と今は何が違うのか
「1986年5月、当時の渡辺美智雄通産相とヤイターUSTR代表のトップ会談で打開を目指した日米半導体問題」



<図3>
日米半導体の世界シェア



<表4>
米テック4社の資金の使い道(21年予想)



>日本の半導体の世界シェアは2030年にゼロになる――。

>唐突かもしれないが、そんな問題提起をしたのは、ほかならぬ経済産業省だ。6月に公表した会議資料「半導体戦略(概略)」の7ページ目に予想図(グラフ)を示し、警鐘を鳴らしている。

>残り9年。いや、あと半月で新年だから日本に残された時間は実質8年だ。では、どうすれば1988年(世界シェア50.3%)以降、右肩下がりの折れ線グラフを反転させられるのか。

>「新しい最終製品を生む力弱くなった」
今年、進展があったとすれば世界最大の受託生産会社、台湾積体電路製造(TSMC)の熊本誘致に成功したことだ。だが4000億円という巨額の補助金には公正な貿易という点で「問題あり」との指摘もある。日本の半導体メーカーがシェアを取れるわけではないうえ、投資の対象が「回路線幅20ナノ(ナノは10億分の1)メートル台」と10年前の技術というのも気になる。

>日立製作所やソニーで半導体担当役員を務め、「日本半導体復権への道」などの著書がある牧本次生氏は、86年の日米半導体協定(日本市場で外国製品の活用を奨励)で企業が萎縮したことや成功体験の反動、リーダーの不在などを衰退の原因として挙げる。なかでも「新しい最終製品を生む力が弱くなったことが問題」と話す。

>半導体産業は川上(材料や製造装置)、川中(半導体)、川下(最終製品)と3つの階層に分類できる。80年代に日本が一世を風靡したAV(音響・映像)機器の時のように「川中と川下の連携をもう一度」ということだろう。新しい最終製品を生むには電機・情報機器メーカーだけでなく、半導体メーカーのマーケティングと企画の力が不可欠だからだ。

>では、どんな分野に復活の機会があるかといえば、ゴーグル型の仮想現実(VR)機器や自動運転車を含むロボット分野というのが多くの専門家の見立てだ。日本は機械や自動車に強いから「ロボットやロボカーでパソコンとスマートフォンの負けを取り返せるはず」と考えたいところだが、果たして首尾よくいくのか。


>AIチップ製造企業は日本以外で
>TSMCを見てみよう。日本で生産する20ナノ製品はスマホ用のイメージセンサーや車載用のマイコンになるが、米国では現在、最先端の3ナノ製品を作る工場も建設中だ。3ナノといえば、データセンター用の高性能プロセッサーや、20年代後半から自動運転車に載るとされる「人工知能(AI)チップ」の可能性が高い。うわさされる「アップルカー」の頭脳も、もしかしたらそこで製造される可能性がある。

>つまり、懸念すべきは付加価値の高いAIチップを設計、製造する企業が日本以外の場所で生まれる可能性が高いということだ。トヨタ自動車が外販もにらんで、自動運転車の基本ソフト(OS)を開発する新会社を設立したが、連携するチップの製造を日本でするとは限らない。半導体の設計にも巨額投資をする「GAFA」やマイクロソフトも車やロボットの頭脳を狙ってくるだろう。その時、日本に戦略はあるのか。

>米IT(情報技術)大手が出てくれば、最大の問題は資金力の差かもしれない。収益性はもちろん、日米で差がついたのは企業の価値創出力、言い換えれば金融力の差だ。GAFAもマイクロソフトも株式時価総額は、日本企業と比較するのが無意味なくらいに巨大だ。製品、サービスの実力もさることながら膨大な利益を自社株買いや配当に惜しみなく注ぎ込む経営がダイナミズムの源泉である。

>QUICK・ファクトセットによれば、アップルの株主還元(自社株買いと配当)は今年、9兆円を超え、過去最高となる見通しだ。マイクロソフト、アルファベット(グーグル持ち株会社)、メタ(旧フェイスブック)を合わせた4社で見ても、その規模は設備投資の1.8倍にもなる。

>株式市場は資金調達の場ではなく資金を返す場に転じ、株主還元→株価上昇→家計の資産価格上昇と消費拡大→自社の利益増という循環を生む。それがまた有能な人材、技術を囲い込むサイクルをも強める。家計の貯蓄が銀行経由で企業融資に回る、旧態依然とした資金循環ではないのだ。


>問われる企業の価値創出力
>80年代には逆の風景があった。米国企業は銀行借り入れが中心で、しかも高金利下にあった。日本企業は高い株価を背景に、エクイティファイナンス(新株発行を伴う資金調達)で調達した安い資金を使い、設備投資を繰り返した。その結果が半導体でみられた日本の世界シェア5割、米国3割という業界模様だったわけだ。

>90年代に入り、米国が壊そうとしたのが日本との資本コストの差だった。米国は官民で日本の含み資産を前提とした資金調達を繰り返し批判し、バブル崩壊や円高も重なって日本の半導体設備投資は92年以降激減した。当時、証券会社で半導体業界を担当した武者リサーチ(東京・港)の武者陵司代表は「ハイテク敗戦というより金融敗戦だった」と振り返る。

>日本はエルピーダメモリが12年に経営破綻し、キオクシアホールディングス(旧東芝)もどこまで日本企業として自立運営が可能かが見えない。日の丸半導体の灯を「あと8年」で消さないようにするには、企業価値創出に見られる米国のダイナミズムやアニマルスピリットに伍(ご)していく覚悟が必要だろう。TSMCを呼べばいい、補助金をつければいいという議論では、すまされない。

>中山 淳史
自動車、電機など産業動向、経営トレンドに精通。編集委員、論説委員などを経て2017年2月より現職。「GEと東芝」「移動の未来」などで講演多数。2001年の米同時テロをニューヨーク駐在時に取材。アルゼンチン留学も。

<参考=「半導体、日本のシェア8年後にゼロ? 尾を引く金融敗戦 本社コメンテーター 中山淳史」(日本経済新聞)>


【シバケン】 2021/12/19 (Sun) 00:38

副題=<当たり前と、言えば、当たり前>投資なくして成長・分配なし(産経新聞)

が、何故に、日本国の指導者が、わかって無いが、摩訶不思議の話。

<図>
日米英韓の実質総固定資本形成と日本のGDPデフレーター(1995年=100)



>岸田文雄政権も野党も分配優先だからだろう。国会での経済論戦は現金かクーポンかが焦点だが、しょせんはバラマキ小細工、経済成長とは別次元だ。投資なくして成長なし、よって分配もできなくなる。そんな経済常識が顧みられない。

>新型コロナウイルス禍が主要国の経済政策を金融主導から財政主導に変えたのは、財政資金を直接、中小企業や家計に渡したほうが有効需要(カネの裏付けのある需要)を喚起できると判断したからである。1930年代大恐慌期に近代経済学の巨頭、ケインズが理論化し、最近では「現代貨幣理論(MMT)」が各国の財政政策に少なからぬ影響を与えている。
<以下、有料記事>

<参考=「田村秀男の経済正解 投資なくして成長・分配なし」(産経新聞)>


NO.2697 <岸田首相>公邸に引っ越す/「公邸の幽霊、見ていない」/二・二六事件の舞台<起稿 シバケン>(21/12/14)


【シバケン】 2021/12/14 (Tue) 09:26

尚、福田康夫氏が官房長官を務めた当時に、「2.26事件の亡霊だと言う話」てな事、申したり。
兵隊の行進の足音が聞こえたとの証言がと。


実は、安倍晋三首相、菅義偉首相は、公邸に住まず。
原因、幽霊騒動のタメで、恐がり<?>
されどの、首相官邸には、首相しか、住めず<!>


<写真>
岸田文雄首相が引っ越した公邸=10日午後、東京都千代田区(矢島康弘撮影)



>「今のところ、まだ見ておりません」

>岸田文雄首相は13日午前、東京・赤坂の衆院議員宿舎から引っ越したばかりの公邸で「幽霊」を見たかどうかを記者団に問われ、こう答えた。

>かつて首相官邸だった公邸は昭和11年の「二・二六事件」の舞台となり、「犠牲者の幽霊が出る」と噂されてきた。安倍晋三元首相が「森(喜朗元首相)さんがお化けの一部を見たという話は聞いた」と明かしたこともある。平成25年には、政府がこの噂を「承知していない」とする答弁書を閣議決定した。

>ただ、岸田首相の前には今のところ、幽霊は登場していないとみられ、「(公邸で)ゆっくり眠れた」と笑顔で語った。

<参考=「岸田首相「公邸の幽霊、見ていない」 二・二六事件の舞台」(産経新聞)>


【シバケン】 2021/12/29 (Wed) 17:23

副題=公邸に住むと、短命政権<?>

>都内の盛り場にクリスマスの賑わいが戻る中、岸田文雄首相が12月11日から首相公邸住まいを始めたことが年末の永田町での格好の話題となっている。野田佳彦元首相以来9年ぶりの入居で、公邸入りを嫌った菅義偉、安倍晋三前元首相への当てつけとの声もあり、その政治的意図がさまざまな憶測を呼んでいるからだ。

>旧官邸を改修して現在の公邸が完成したのは小泉純一郎内閣時代の2005年4月。ただ、小泉政権後に相次いで公邸に入居した6人の首相は、いずれも1年前後の「短命政権」に終わった。このため、岸田首相がこの「不吉なジンクス」を打ち破れるかどうかが話題になるのだ。

>昔から「幽霊が出る」との噂が絶えず
>現在の公邸となった旧官邸は、さまざまな政治的大事件の舞台となり、「二・二六事件」などで時の首相らが命を落とした場所でもある。このため、昔から「幽霊が出る」との噂が絶えず、歴代首相が入居をためらう理由ともされてきた。

>就任2カ月あまりで入居に踏み切った岸田首相は、「危機管理」を最大の理由とし、負のジンクスや幽霊伝説については、「聞き流す力」で気にする素振りも見せていない。内閣支持率が就任時より上昇していることによる「強気と自信の表れ」(側近)との声も出る。

>ただ、年末年始を控え、最大の不安要因であるコロナ新変異種オミクロン株の感染拡大が、日増しに現実味を帯び始めている。国民の不安をあおる感染拡大は内閣支持率低下に直結し、政権の命運も左右しかねない。

>それだけに、公邸の不吉なジンクス打破へのカギは、政局運営より当面のコロナ対策の成否にかかっているのが実態だ。このためか、岸田首相は連日、「先手先手の感染防止策」の打ち出しに躍起となっている。

>岸田首相は、臨時国会での予算委審議を控えた週末の12月11日に、官邸に隣接する首相公邸に入居した。10月4日の首相就任以降、官邸と約400メートル離れた赤坂の衆院議員宿舎から通勤してきたが、自らの意思で「職住一体」を決断した。

>現在の公邸は旧官邸を曳家(ひきや)・改築したもので、小泉政権後半の2005年夏前から供用を開始した。入居の可否は時の首相の意向次第だが、公邸の維持管理には年間約1億6千万円の経費が必要とされ、入居しなかった首相には「税金の無駄遣い」「重大危機にトップが即時対応できない」などの批判が絶えなかった。

>現在の公邸になった小泉政権後、第1次政権の安倍晋三、福田康夫、麻生太郎の3氏、続く民主党政権では鳩山由紀夫、菅直人、野田の3氏と、計6人の首相が連続して入居した。しかし、2012年暮れに第2次政権を発足させた安倍氏は、東京・富ケ谷の自宅から、続く菅義偉氏も議員宿舎から官邸に通い、公邸入居を避けた。

>安倍氏は「自宅のほうが、心身の休養、充電ができる」ことを理由とし、菅氏はメディアの取材が困難な議員宿舎での有力議員や民間の相談相手との密談を重視して、議員宿舎住まいにこだわったとされる。

>これに対し岸田首相は、「就任当初から公邸への引っ越しを検討してきた」(側近)。職住一体化による危機管理強化が主目的だが、赤坂の繁華街にある議員宿舎からの通勤による警備陣の負担を公邸入居で軽減させたいとの「岸田流の気配り」(同)もあったとされる。


>安倍氏「冬はすきま風で寒く、風邪を引きやすい」
>首相官邸ホームページによると、現公邸は鉄筋4階建ての洋館で、延べ床面積は7000平方メートルにも及ぶ。大小多数の部屋があり、旧官邸時代に海外要人をもてなした大ホールも健在だ。ただ、首相の居住スペースも広いため「冬はすきま風で寒く、風邪を引きやすい」(安倍氏)との欠点も指摘されていた。

>さらに、旧官邸は、1932年の「五・一五事件」で犬養毅首相が、1936年の「二・二六事件」では岡田啓介首相の義弟が殺害されたという歴史的惨劇の舞台でもある。旧官邸が歴史的建造物として一部改修だけで現公邸に引き継がれたため、一部には銃弾の跡などが残り、当時の殺害現場や旧官邸の庭などで軍服姿の幽霊が出るとの「都市伝説」(安倍氏)が語り継がれてきた。

>旧官邸時代の2000年に公邸に入居した森喜朗元首相は、当時のメディアの取材に対し「寝入りばなに寝室のドアノブを回す音が聞こえたので、『誰だ』と大声を出し、ドアを開けたら、暗闇の廊下を(幽霊が)走り去る音が聞こえた」と首をすくめた。

>また、1994年に羽田孜元首相(故人)が公邸入りした際は、噂を気にした綏子(やすこ)夫人が霊能者に頼んでお祓いをしたという逸話も残る。公邸入りを嫌った菅氏も、官房長官時代に「そういえばそんな気もする」などとあえて幽霊伝説に言及していた。

>今回入居を決めた岸田首相は、裕子夫人や長男ら家族とともに公邸入りした際、取り囲む記者団に「公務に専念するためで、新鮮ながらも心の引き締まる思いだ」と心機一転を強調。「家族もできるだけ一緒に過ごしたい。家族との時間は大事にしたい」と笑顔を見せた。

>さらに岸田首相は13日朝、公邸から官邸への徒歩出勤の際、記者団に「ゆっくりしっかり寝られたような気がする」と満足気で、幽霊伝説についても「いえ、今のところまだ見ておりません」と答え、その後も「もし見たらすぐ皆様に報告します」などと冗談交じりに笑い飛ばしている。

>名門派閥宏池会領袖の首相就任は宮澤喜一元首相(故人)以来30年ぶり。ただ、宮沢氏は旧公邸入りを避けた。枕が変わると寝られないという神経質な宮沢氏は「公邸では気が休まらない」と原宿の私邸から通勤した。

>それ以前も歴代首相はほとんど私邸から通勤し、首相就任後すぐに旧公邸入りしたのは中曽根康弘氏(故人)だけ。ただ、中曽根氏は5年の長期政権を実現し、蔦子夫人(同)は「公邸に入ったおかげ」などと振り返った。

>したがって、首相短命説は新公邸になってからのジンクスとなる。その原因は、小泉政権後3年間と3年余の民主党政権の際の政局混迷によるもので、「政治的ジンクスというようなものではない」(首相経験者)との指摘もある。

>ただ、歴代首相には「孤独ゆえに迷信などにこだわった」人物も少なくない。その中で、公邸に入居しても幽霊の話や短命ジンクスにはまったく無関心だったのが菅直人元首相とされる。

>もともと、迷信などを頭から否定する性格で、しかも酒好きで公邸でも酔いつぶれて眠るのが習慣だった菅氏だけに、当時の側近は「幽霊が出ても気づくはずがなかった」と苦笑した。


>未来を知るのは「公邸のミミズク」だけ?
>岸田首相は12月23日の都内での講演で「もし衆院選で負けていれば、史上最短の首相として名を残したかも」と軽口を叩き、政権維持への自信をアピールした。ただ、7月の参院選で自民敗北となれば、短命に終わる可能性もある。逆に、参院選を自民勝利で乗り切れば、最低でも2024年9月までの任期全うが保証される。

>臨時国会閉幕を受けて、安倍、麻生、茂木氏の3大派閥領袖会談や、菅氏を中心とする反主流派各領袖の密談など、政局絡みの動きが目立ち始めている。岸田首相もすかさず安倍氏を表敬訪問する一方、麻生、茂木両氏との定期会談で主流派の結束を誇示する。永田町では「政権を巡る闇試合も佳境に入りつつある」(閣僚経験者)との声も出る。

>公邸(旧官邸)のシンボルは屋上で四方に目を光らせる4羽のミミズクの彫刻だ。ミミズクはローマ神話に登場する知恵と武勇の女神、ミネルバの使いで、知恵の象徴として官邸の役割を表しているともいわれる。

>この公邸のミミズクに終日見守られてさまざまな難題処理に挑む岸田首相。「聞く力」と「聞き流す力」を強かに使い分ける岸田流で、首尾よく長期本格政権を実現してジンクスを打破できるかどうか。「その未来はミミズクだけが知っている」のかもしれない。

>泉 宏 : 政治ジャーナリスト

<参考=「9年ぶり公邸入居、岸田首相襲う「不吉なジンクス」 安倍氏と菅氏は回避、「幽霊が出る」うわさも」(東洋経済)>


NO.2698 <今更ですが>ミス・ユニバース世界大会で日本代表の衣装が炎上!<起稿 通りすがりでもないMr.X>(21/12/14)


【通りすがりでもないMr.X】 2021/12/14 (Tue) 15:48

日本文化を理解していない海外の作家が日本を扱うと混乱する。


>ピンク色の髪の毛をお団子にまとめ、ピンク色の着物風のドレスを左前に着ている。袖には日の丸。大きくはだけた胸元には「日本」と漢字で書かれている。両手にはなぜか金色の招き猫たちが……。

>ミス・ユニバース世界大会で日本代表が着用した「伝統衣装」に、SNS上で「これが海外から見た日本のイメージだと思われているのだとしたら、残念」といった声や、一般的に左前の着物は死に装束で使われる事から「せめて左前はやめて欲しかった」などと批判的な声が上がっている。【安藤健二・ハフポスト日本版】

>駐日イスラエル大使館「歓迎とお祝いの気持ちを込め、原宿ファッションと着物を融合させた」と説明
>2021年のミス・ユニバース世界大会の決勝は現地時間12月12日、イスラエルのエイラートで開かれ、インド代表のハーナ・サンドゥさんが優勝した。

>80カ国の女性が2週間にわたる衣装コンテストやスピーチなどの審査を経た結果だった。10日にはナショナル・コスチューム(伝統衣装)部門のコンテストが開かれ、各国代表が自国の文化を元にした衣装を身につけた。

>このとき日本代表の渡辺珠理(わたなべ・じゅり)さんが着た衣装を、駐日イスラエル大使館が12月2日に紹介していた。これがSNS上で拡散。「おしゃれでいいと思う」「ジョジョ第6部の空条徐倫のようだ」と歓迎する声の一方で、「これが海外から見た日本のイメージだと思われているのだとしたら、残念」「日本人に対する侮辱と思われても仕方ない」と批判的な声も続出した。

>同大使館によると、この衣装は日本とイスラエルの国交樹立70周年を記念し、イスラエル人デザイナーのアビアド・ヘルマンさんがデザインしたものだという。

>「歓迎とお祝いの気持ちを込め、原宿ファッションと着物を融合させたというピンクベースの衣装には、きらびやかなスパンコールがちりばめられ、袖部分には日本国旗があしらわれています」と説明していた。

>このツイートの時点ではベルトに、日本のパスポートにも使われている「十六一重表菊」(皇室のシンボルである菊の御紋を図案化したもの)があしらわれていた。これに関しては、実際のコンテストの際にはデザインが変更されていた。

>安藤健二・ハフポスト日本版

<参考=「「せめて左前はやめて欲しかった」ミス・ユニバース日本代表の“伝統衣装”に批判続出」(HUFFPOST)>


【通りすがりでもないMr.X】 2021/12/14 (Tue) 16:11

第70回ミス・ユニバース世界大会で「伝統衣装」を披露する日本代表の渡辺珠理さん。2021年12月10日にイスラエル・エイラートで撮影


【通りすがりでもないMr.X】 2021/12/14 (Tue) 17:52

韓国でも報道。

自由な発想?日本人にも確認すべきでした。

>第70回ミス・ユニバース世界大会の日本代表が着用した衣装が物議を醸している。

>ハフポスト日本版によると、10日(現地時間)イスラエルでおこなわれたナショナル・コスチューム(国家衣装)部門で、日本代表の渡邉珠理さん(26)が着用した衣装が批判を浴びた。

>渡邉さんの衣装はピンク色の着物風のドレスで、袖には日の丸があしらわれ、胸元には漢字で「日本」と書かれている。さらに、ピンク色のブーツを履き、ピンク色のお団子にヘアアレンジをし、両手で金色の招き猫を持っている。さらに、ドレスを左前で着用している。

>この衣装に日本のネットユーザーたちは強い反発心を抱いた。あるネットユーザーは駐日イスラエル大使館のSNSに「美的感覚も格式もない。日本の歴史・文化を完全に笑い者にした」と指摘した。

>同衣装は日本とイスラエルの国交樹立70周年を記念し、イスラエル人デザイナーが手掛けたものだという。歓迎と祝福の意味を込めて10~20代ファッションの中心地・原宿のファッションスタイルと着物を融合させたというのが、イスラエル大使館側の説明だ。

>しかし、意図がそうであっても、各国代表が自国の文化を基にした衣装で登場したのに対し、多少外れているとの指摘が続く。

>去る2日に先に紹介された際にはベルトが「十六一重表菊」(皇室のシンボルである菊の御紋を図案化したもの)をモチーフにしたものだったが、不適切との指摘が寄せられ、実際のコンテストでは変更された。

>一方、同大会の決勝は12日(現地時間)にイスラエルのエイラートで開かれ、インド代表のハーナ・サンドゥさん(21)が優勝した。


<参考=「「美的感覚も格式もない」と批判殺到…ミス・ユニバース日本代表の「国家衣装」、韓国でも報道」(WoW!Korea)>


NO.2699 将棋の王将戦(渡辺明37対藤井聡太19)七番勝負第1局、1/9~10掛川市二の丸茶室<起稿 磯津千由紀>(21/12/17)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/12/17 (Fri) 01:50

 こんばんは。


 合併前の掛川市(榛村市長時代)から十余年続く、二の丸茶室での将棋の王将戦、新型コロナ禍も納まってきたので、大盤解説を対面でやるそうです。


> 第71期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社など主催)第1局が2022年1月9、10日に開かれる掛川市で、地元支援組織・将棋によるまちづくり実行委員会(会長・久保田崇市長)が3日、市役所で会合を開き、2年ぶりに復活する対面での大盤解説会開催など事業計画を発表した。

> 対局は掛川城二の丸茶室で行われ、37歳の渡辺明王将・名人(3冠)に19歳の藤井聡太竜王(4冠)が挑戦する。藤井竜王が王将戦七番勝負に臨むのは初めて。王将戦の掛川城対決は59期から13年連続、第1局開催は61期から11年連続となる。

> 前回は新型コロナウイルス感染症対策で3密を避けるため、プロ棋士による大盤解説会をリモート配信で開催したが、今回は掛川城近くの大日本報徳社大講堂(80人、事前申し込み抽選制)での対面(有料)で開かれる。

> 一方、コロナ対策に配慮し、1月8日に開催する第9回掛川こども王将戦は今回もオンライン対局で実施。掛川グランドホテルである前夜祭や二の丸茶室での対局見学会の参加は関係者に限定する。

> 久保田会長は会合で「渡辺3冠対藤井4冠の頂上対決。楽しみな対局で、これを機に掛川の魅力の発信にも努めたい」とあいさつした。大盤解説会、掛川こども王将戦(共に24日締め切り)など詳細は市ホームページに掲載。問い合わせは市文化・スポーツ振興課(0537・21・1126)。【福沢光一】


> 記念扇子を販売

> 渡辺王将、藤井竜王の2人の揮毫(きごう)入り第71期記念扇子(2500円)も当日販売される。


<参考=「第71期王将戦・第1局 2年ぶり、対面で大盤解説 実行委が計画発表 来年1月9、10日 /静岡」(毎日新聞、12月5日)>


NO.2700 <温暖化の影響<?>>島根県沿岸で、釣れ出した「見慣れない魚」/他府県では珍味<!><起稿 シバケン>(21/12/18)


【シバケン】 2021/12/18 (Sat) 18:40

モノは、
フエフキダイ、ヨコスジフエダイ

<写真1>
島根半島で釣れたフエフキダイとヨコスジフエダイ(右端)(山陰中央新報)



<写真2>
ヨコスジフエダイの塩焼き(山陰中央新報)



>島根県沿岸で「見慣れない魚」が釣れるようになった。元々個体数が少なかった魚が地球温暖化で繁殖しているもようで、釣り人の多くは正体が分からないため魚を海に帰している。だが調べてみると、他県では食用として流通する魚もあり、実際に焼き魚にしてみるとおいしく味わえる。

>島根半島周辺の磯や防波堤での釣りでは、今年の夏前ごろから、クロアイ(メジナ、グレ)やチヌ(クロダイ)に混じり、体長30センチ前後で唇が厚く、黄色とピンクの混じった魚が目立つようになった。

>くちばしのような口のタイプと、全身に黒い筋が入ったタイプの2種類。ベテランの釣り人に聞くと、後者は通称「紋付き」と呼ばれ、以前から時々釣れることがあったという。今シーズンは釣りに行けば必ず釣れる「豊漁」で、釣りが趣味の記者も30匹以上を釣り上げた。

>県西部の近海を再現した展示水槽があるしまね海洋館アクアス(江津市、浜田市)は、定期的に江津市沖の定置網から鮮魚を入荷している。魚類展示課の岩沢愛弥さん(26)は「例年より多く網に混じるようになった」といい、フエフキダイの仲間だという。

>フエフキダイの調査実績がある沖縄県水産海洋技術センター海洋資源・養殖班の岸本和雄班長(48)は「新潟以南の日本海、太平洋、東シナ海、瀬戸内海沿岸に分布している」とする。つまり、フエフキダイ生息域の北限が更新されたとは言い難い。

>しかし、今年に入って比較的体長の大きい個体が上がることから「南の方から回遊し、温暖化による環境変化で冬を越すのが難しい海域だったのが住みやすくなった可能性はある」と分析する。

>岸本班長に釣り上げた2種の写真を見てもらうとフエフキダイ、ヨコスジフエダイに見えるとの回答があった。九州では市場で流通し、刺身やムニエルなどさまざまな調理法があるという。

>双方を塩焼きにして食べた。いずれもおいしく、特にヨコスジフエダイは脂が乗っていた。今後、水温が下がる中で釣果があるかは不明だが、「外道」などとぞんざいに扱わず、お土産として持ち帰りたい。

<参考=「沿岸で釣れた「見慣れない魚」 実は他県では珍味? 塩焼きにして食べてみると…」(じもにゅー新潟)>
(21/11/21)
<消滅・22/02/24>


NO.2701 <沢村忠>知ってる方、居てるの哉の、キック・ボクシングの王者<!><起稿 シバケン>(21/12/20)


【シバケン】 2021/12/20 (Mon) 16:33

そもそもが、当時、ボクシングに非ず、レスリングでも無い。
キック・ボクシングなるは、聞き初めの、格闘技でしたです。
あくまでもの、当方が、の話。

1967年から、TBSで、放送と、してる故、当方20歳の頃。
まあ、言うたら、学生時代。
沢村忠は、4歳上故、24歳。

何が言いたいかと、なればの、非常に強かったです。
そらねえ、当記事でも、<232勝(228KO)5敗4分>と、されてるです。

凄いスポーツに、凄い選手が出て来たなあと。

で、
記事上、1977年34歳で、引退発表と、されてるですが。
当方的、印象、数年で消えた<!>と。
で、以降の消息不明でねえ。どしてるの哉と。

で、此度、当記事みつけて、へえの、今年まで、生きてたのかと。

又、
テレビの実況中継では、沢村の技をば、「真空飛び膝蹴り」「飛び前蹴り」とか、言うてたです。

当方的、格闘技は、余り見ませんですが、沢村だけは、時間あれば、見てたです。

<写真>
1969年、後楽園ホールで戦う沢村忠さん



>半生は漫画「キックの鬼」に

>武士道を体現したかのような人柄で、キックボクシングで得たファイトマネーのほとんどを福祉施設に寄付していたという沢村忠さん。天才的な強さを誇った沢村さんの知られざる「横顔」を振り返る。

>人呼んで、キックの鬼。沢村忠さん(本名・白羽秀樹)は、キックボクシングで国民的な人気を誇った。

>必殺技の真空飛び膝蹴りは喝采を浴びた。助走なしで垂直に飛び上がり、膝蹴りを頭部に叩き込む。相手はひとたまりもなく崩れる。

>1967年からTBSで試合が放送され、その迫力は視聴者を釘付けにした。

>実況を担当したTBSの元アナウンサー、石川顕さんは振り返る。

>「実況席まで血しぶきが飛んできました。伸び盛りの選手が沢村さんに挑んだ時、沢村さんはローキックだけで倒してしまった。相手の足が赤から紫色へと見る見るうちに変わるのがわかりました。強いだけではない。武士道を体現していました。誰にでも優しい紳士。人間的にも引きつけられました」

>半生は、梶原一騎の原作で漫画「キックの鬼」となりテレビアニメ化もされた。

>「天才と呼ばれ、スターになってからも一番にジムに来て、誰よりも遅くまで練習していたのです。今、一生懸命練習をしておけばもっと強くなれると言い、自分の旬を客観的に理解していました」(石川さん)

>232勝(228KO)5敗4分
>43年、満洲の新京生まれ。引き揚げ後、東京で育つ。祖父から武道を学びスポーツは万能。日本大学藝術学部に進んだのは、シナリオを書くことにも興味があったためだ。大学時代に空手の剛柔流で頭角を現す。

>キックボクシングはプロモーターとして活躍していた野口修さんが、タイの格闘技ムエタイを参考に考案したもの。野口さんに誘われ、66年、日本キックボクシング協会に参加。沢村さんはブームの立役者となる。

>ノンフィクション作家の織田淳太郎さんは言う。

>「ファイトマネーのほとんどを福祉施設に寄付していました。武道を儲けの手段にしてはならぬという祖父の教えを守り続けていたのです。どんなに疲れていてもサインに応じ、養護施設への訪問も続けていました」

>唯一の贅沢は外車を運転することだった。

>77年、34歳で引退を発表。公式の試合だけで232勝(228KO)5敗4分という驚異的な戦績。過酷なスケジュールの中でだ。

>引退式後、約9年も消息不明に。満身創痍で廃人になったとまで噂された。

>「居場所を突き止めた時、沢村さんは、まっすぐ目を見て話したから信用しよう、と言ってくれました。引退後3年ほど、自動車修理工場の見習い工として月給約13万円で働き、独立。キックボクシングをやり尽くし、新しい人生を一から始めた、車は嘘をつかないからね、と話して下さった。事を荒立てるのが嫌いで、時間はかかっても自分で考え結論を出そうとしていたのです」(織田さん)

>「頑固一徹な面も」
>1男2女を授かる。娘の玲子さんはスカウトされ、タレントや歌手として活躍。

>「信頼したから友達だ、と自宅にも呼んで下さった。質素な暮らしでトロフィーなど活躍を偲ばせるものは全く置かれていなかった。子供たちにも問われなければ昔話をしなかったくらい徹底していました」(織田さん)

>2001年に『真空飛び膝蹴りの真実』を上梓したスポーツライターの加部究さんは言う。

>「腰の低い丁寧な人で、頑固一徹な面もありました。往年のイメージを崩さないことを大切にしている様子が伝わってきました」

>空手の呼吸法を毎日続けるなど、自分に厳しかった。

>昨年夏に体調を崩し、進行した肺癌が見つかった。昨年10月には細田昌志さんが『沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修評伝』(新潮社刊)を出版、改めて沢村さんが注目されていた。

>3月26日、78歳で逝去。

>「講演を勧められても、お茶を飲みながら小人数で話すなら、と遠慮するほど。ひとりの人間として対等に付き合ってほしいと言われても、やはり以前の活躍が浮かびます。孤独だったのかもしれません」(織田さん)

>デイリー新潮編集部 新潮社

<参考=「“キックの鬼”沢村忠さんは引退後、9年間消息不明に…その間何をやっていたか【2021年墓碑銘】」(デイリー新潮)>