みんながパソコン大王
雑談<NO.290>

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総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.291
2688 <はやぶさ2>持ち帰り試料 来春にも歴史塗り替える発表(産経新聞) シバケン 21/12/07
2687 <レンタル・ビデオ業界>市場縮小で、業態転換 シバケン 21/12/06
2686 <株式投資>株価、10倍になるのが、易々の見つかれば、誰もが金持ちに成れるです。 シバケン 21/12/06
2685 <脳卒中・高血圧に要注意>「前兆がない」/「死より過酷」なリアル体験 シバケン 21/12/05
2684 <神童<!>>5歳児が、図鑑のミス発見<!>/他社と比べ「なんで分類違うの?」 シバケン 21/12/05
2683 <戦艦大和>米軍機の攻撃を受ける駆逐艦の映像。 シバケン 21/12/05
雑談NO.289

NO.2683 <戦艦大和>米軍機の攻撃を受ける駆逐艦の映像。<起稿 シバケン>(21/12/05)


【シバケン】 2021/12/05 (Sun) 00:08

<映像1>
戦艦大和が沈没した1945年4月7日に鹿児島県沖の東シナ海で米軍機の攻撃を受ける駆逐艦(豊の国宇佐市塾提供)



<映像2>
戦艦大和が沈没した1945年4月7日に鹿児島県沖の東シナ海で米軍機の攻撃を受ける駆逐艦(豊の国宇佐市塾提供)



<映像3>
1945年7月10日、和歌山県沖で機銃掃射を受けた艦船(豊の国宇佐市塾提供)



<映像4>
1945年10月31日、愛媛県の松山飛行場で焼却処分される日本軍機(豊の国宇佐市塾提供)



<写真5>
公開した映像の解説をする市民団体「豊の国宇佐市塾」の織田祐輔さん=4日午後、大分県宇佐市



>太平洋戦争開戦から8日で80年になるのを前に、戦時中の映像や資料を集めている大分県宇佐市の市民団体「豊の国宇佐市塾」が4日、戦艦大和が沈没した1945年4月7日に、護衛する駆逐艦を米軍機が攻撃する様子などを収めた映像計13本を報道陣に公開した。

>米国立公文書館で同団体の織田祐輔さん(35)が発見、2013~21年に入手した。他に公開したのは、終戦後に愛媛県の海軍松山飛行場で日本軍機が焼却処分される映像や、茨城県、和歌山県などへの空襲の映像。来年5月に一般公開する。

>駆逐艦攻撃の映像は鹿児島県沖の東シナ海で撮影され、米軍機が機銃掃射する様子を収めている。同団体は、大和沈没時の戦況を捉えた当日の動画映像が見つかるのは初めてとみられるとしている。

<参考=「「大和」沈没当日、攻撃受ける駆逐艦 大分の市民団体が映像公開」(産経新聞)>


NO.2684 <神童<!>>5歳児が、図鑑のミス発見<!>/他社と比べ「なんで分類違うの?」<起稿 シバケン>(21/12/05)


【シバケン】 2021/12/05 (Sun) 10:39

要は、記憶力抜群の、神童<!>

それと、複数の図鑑を見たになるです。

<写真>
シンカイクサウオを紹介する「最強生物大百科 水の章」



>学研プラスが発行する「最強生物大百科 水の章」で魚の分類に表記ミスがあったとして、修正後の増刷版が月内にも出版されることになった。東京都町田市の幼稚園児、白戸 喜秀よしひで ちゃん(5)の指摘を受けての対応で、同社は「校正ミスを発見できるほど読み込んでもらってうれしいし、感心した」としている。

>秀ちゃんは8月、深海の生物を紹介する2冊の図鑑を見比べ、白い大きなオタマジャクシのような魚の分類表記が違うことに気づいた。同社の図鑑では、「カサゴ目」の「シンカイクサウオ」、他社の図鑑では「スズキ目」の「マリアナスネイルフィッシュ」と紹介している。同じ生物の別名だと記憶していた喜秀ちゃんは、「なんで分類が違うのかな」と疑問に思った。

>母親の広美さん(35)が学研プラスに問い合わせたところ、「最新の研究内容を反映しておらず、従来のカサゴ目のまま製作を進めてしまった」などと説明された。同社は増刷版で「スズキ目」と表記することにした。

>喜秀ちゃんは自宅近くに移動図書館車が来ると、生物の本などを一度に20冊借りるほどの本好き。両親や祖父母から図鑑をプレゼントされると、ボロボロになるまで読み込む。大人も知らないような生物の名前を暗記し、食卓に魚が並ぶと、分類まで説明する。「もっと生物の勉強をして将来は宇宙飛行士になりたい」と夢を語る。

>北海道大の今村央教授(魚類体系学)によると、形態的特徴から従来のカサゴ目はスズキ目の中に入るとする説があり、多くの国内研究機関が利用している書籍「日本産魚類検索」でもその考えが採用されている。一方で、別の解釈からカサゴ目を認めている研究者や書籍もあるという。

<参考=「5歳児が魚図鑑のミス発見、出版社が修正へ…他社と比べ「なんで分類違うの?」」(読売新聞)>


NO.2685 <脳卒中・高血圧に要注意>「前兆がない」/「死より過酷」なリアル体験<起稿 シバケン>(21/12/05)


【シバケン】 2021/12/05 (Sun) 13:29

副題=<脳卒中・高血圧に要注意>「前兆がない」脳卒中を経験した64歳の男性が語る「死より過酷」なリアル体験」(女性自身)


<図1>
小脳は大脳の下側、後頭部の背骨寄りにある。大脳に次いで2番目に大きい



<図2>
脳の血管異常で起こる病気の違い



<写真3>
書籍化を目指し、パソコンに向かって左手一本で闘病記を入力する 撮影/佐藤靖彦



<写真4>
家の中を移動するにも歩行器を使い、外出することはほとんどない 撮影/佐藤靖彦



>国内では100万人以上の患者が存在し「国民病」とも呼ばれる脳卒中。だが、脳卒中に罹患した人は死亡したり重篤化したりするケースが多いのか、経験者の体験談を耳にする機会が想像以上に少ない。今回、脳卒中のひとつである小脳出血で手術、入院を経験した男性が入院中や退院後に、その身に起こったすべてを包み隠さず話してくれた。症状に仕事、そしてお金……。脳卒中になると一体どうなってしまうのか。


>突然襲いくる脳卒中という病
>「健康診断や人間ドックでおかしな数値が出ることもなく、体調が優れないということもなかったので、まさか自分が脳卒中、それも小脳出血になるとは思ってもみませんでした」

>ゆっくりとそう話すのは、東京都内在住の弁理士、岡崎信太郎さん(64歳)。うまく話せないのは小脳出血の後遺症の影響だという。

>「50代で仕事も順調。これまで以上に顧客を増やしていこうと思っていた矢先のことでした」

>岡崎さんは早稲田大学教育学部を卒業後、製薬会社に就職した。しかし職場にうまくなじめず退職。その後、たまたま特許事務所に勤めることになったのだが、「発明」を扱う業務に興味を持つ。

>「特許や商標の手続きを行うには弁理士の資格が必要です。勉強するのは嫌いだったのですが、どうしても特許の仕事がしたいと思い、猛勉強して弁理士の試験に合格しました。30歳になるころのことでした」

>弁理士になった岡崎さんはしばらくして独立、自分の特許事務所を開設した。その後、特許の出願だけではなく万が一訴訟になったときもワンストップサービスで対応できる事務所を目指し、ほかの弁理士や弁護士たちの事務所とも合併。誰もがその社名を知るような企業を顧客に持つなど、仕事は順調そのものだった。

>これまで以上に顧客を増やしていきたい。さらに仕事の規模を拡大しようと意欲に燃えていた岡崎さんを脳卒中が襲う。正月休みが明けたばかりの2016年1月5日、58歳のときだった。

>「仕事を終えて家に帰り、入浴中のことでした。突然景色が横に流れていき、動けなくなったのです。浴室にしゃがみ込んでしまって、右側にはタオルなどがかかっていて左側には浴槽があるはずなのですが、景色が流れてうまく確認できませんでした」

>あとでわかったことだが、右小脳の血管が破れて「小脳出血」を発症していた。

>「浴室のドアを開けて座っていると、異変に気づいた妻が来て『救急車を呼ぼうか?』と尋ねてきました。断ったのですが、その後気持ちが悪くなって洗面器の中に嘔吐しているうちに、気が遠くなってきました。結局、妻が救急車を呼んでいたみたいで、遠くで息子の話す声や、救急隊員の声が聞こえてきたのを覚えています」

>その後、救急車で搬送されたが、途中で岡崎さんは意識を失う。次に目が覚めたのは病院のベッドの上だった。

>「最初は自分がどこにいるのかわかりませんでした。意識を失っている間に開頭手術を受けたのですが、それもあとで医師から聞きました」


>退院後も残る脳卒中の後遺症
>岡崎さんは救急車内で意識を失ったあと、病院に運び込まれる。血圧が200以上もあり、小脳の血管が破れて流れ出た血の一部が脳幹にまで達していた。岡崎さんの妻の話によると、大きないびきもかいていた。一刻の猶予もない状態だった。岡崎さんは集中治療室に運び込まれ、8時間かけて小脳の出血部を取り除く手術を受ける。


>かなり危険な状態ではあったが、岡崎さんは幸運にも一命を取り留めた。
>「目覚めたのは倒れた翌日だったと思います。ただ、身体がまったく動かない。自分に何が起きているのかわからず医師に聞いたんですが、そのときは『うーん、筋肉がないんじゃない?』と言われただけだったように思います。自分が小脳出血を患ったときちんと理解できたのは、しばらくたってからでした」

>倒れて手術を行ってから1か月たっても、身体は動かない。そのころ、岡崎さんはリハビリを行うためにリハビリテーション病院に転院した。

>「あとで聞いて知ったのですが、小脳には力の入れ具合やバランスなどを計算して運動を調節する機能があるそうです。だから小脳の一部を取り除けば、これまで意識せずに当たり前のように行ってきた動作ができなくなるんです」

>歩く、自転車に乗る、食事時に箸を使って食べ物をつまむ。そういう当たり前のように思える行動が、岡崎さんは一切できなくなった。

>「硬直している筋肉を動かすリハビリと違い、動かし方がわからなくなってしまっていたので、本当につらかったです。当初はなぜ自分が歩けないのか理解できずに悩んでいたんですが、小脳の役割を知ってからは納得しました。歩く練習をさせられるんですが、これがキツい。右足を前に出して、その次は左足を前に出して、時折前方を確認して、といちいち考えながらでないと歩けないんです。そんなばかなことありますか?」

>岡崎さんは、こう嘆く。倒れてから5年余りたった今でも、岡崎さんは歩行器なしでは歩けない。当然車の運転もできないので、自ずと外出はできなくなる。そんな状態でも、諦めずにリハビリを続けている。今でも週に2度、1度は介護士に自宅まで来てもらって、もう1度は自宅の前まで車で迎えに来てもらい、リハビリ施設まで通っているという。

>「退院したばかりのころは、今の倍はリハビリに通っていました。これでも少なくなったほうです」


>岡崎さんが根気強くリハビリを続けるのには理由がある。
>「運動しておかないと寝たきりになってしまうという思いはありますが、それだけではありません。脳は一度失うと再生しません。つまり私の小脳はもう二度と再生することはないのですが、脳出血などで失われた脳の機能を、脳の別の部位が肩代わりしてくれることがあると聞きます。もしかしたら、失った小脳の代わりに運動を調節する機能を私の脳のどこかが引き受けてくれるかもしれない。それに期待して、リハビリを続けているのです」

>小脳出血の後遺症は、今もなお岡崎さんを苦しめている。利き手だった右手は、思うように動かないままだ。普段は意図したのと近い動きができる身体の左半分を主に使い、生活を送っている。パソコンのキーボードは左手だけで操作し、食事の際も左手でフォークを持つ。

>「左手で箸を使う練習をすればいいと言われることもあるんですが、左手で箸を持とうとすると震えてどうしてもうまく使えないんです」

>運動の調節ができなくなっているのは、手足など身体の見えている部分だけではない。

>「舌の筋肉もうまく調節して動かすことができなくて、こんな話し方になってしまうんです」

>文字にするとわかりにくいが冒頭でも述べたように、岡崎さんの話し方はたどたどしく、かなりゆっくりだ。酩酊している人の話し方に似ていると言えば、イメージしやすいかもしれない。これも小脳出血の後遺症だという。さらに、岡崎さんは続ける。

>「舌の筋肉の動きが悪くなったように、飲み込む力も弱くなるんです。退院したばかりのころは、食べ物を飲み込むということが本当に大変で、ほとんどできませんでした。ほかには、呼吸のことも知ってもらいたいですね。呼吸するときは、横隔膜が肺を動かしているのですが、この横隔膜も筋肉なんです。だから倒れて間もないころは横隔膜の動きも悪くて、呼吸するのがしんどかったですね」

>飲み込む力や横隔膜の動きは今では改善されているそうだが、小脳出血の後遺症は思いもよらないところにまで及ぶということがわかる。


>仕事を続けられず収入がゼロに……
>岡崎さんは倒れて入院してから約半年後に退院した。退院して最初に気になったのは、仕事のことだった。当然特許事務所に復帰して働くつもりだったが、そうはならなかった。

>「入院中は今よりもっとうまく話せなかったので、当時事務所を共同経営している弁理士や弁護士とは、妻にやりとりしてもらっていました。私が話すと大変なので。それで退院後、事務所に復帰しようと思って妻に『いつから事務所に行けばいいですか?』と聞きに行ってもらったんですが、その返事が『もう来ないでほしい』でした」

>弁理士の仕事は多岐にわたり、特許出願時には発明した人と対面で綿密な打ち合わせが必要になるのだそう。歩行器を使わないと歩けなくなった岡崎さんでは、倒れる前のように業務をこなしていくのは難しいと判断したのかもしれない。


>「結局その申し出をのんで、辞めざるをえませんでした」
>その後、自宅を自身の特許事務所として登録したが、不自由な身体では新たな顧客を見つけてくるのも難しい状況だった。

>「うまくしゃべれない、歩けないじゃ、『こいつに仕事頼んで大丈夫か?』と思われてしまいます。たとえ頭の中がはっきりしていても、です」

>せっかく無事退院できたのに、次の問題が襲いかかってきた。仕事がない、つまり収入がないことである。

>「倒れて入院したときから収入がなくなりました」

>入院費用は個室に入っていた最初の2か月間は月に約60万円、その後、大部屋に移ってからの4か月間は、月に約30万がかかった。入院していた半年間で、合計約240万円かかったことになる。相当な金額だ。

>「でも、入院費用は健康保険を使えばあとである程度戻ってくるので、そこまで負担ではありませんでした。想定外でつらかったのは、退院後に特許事務所を辞めることになり、収入が途絶えたことです。自宅マンションのローンもまだ残っていたのに……。正直、頭を抱えました」

>生きている限り生活費はかかる。妻も息子もいる。住宅ローンに加えて3人分の生活費もかかる状況の中、収入ゼロでどうやって乗り切れたのだろうか。

>「幸運なことにそれまでの蓄えがあったのと、医療保険に加入していたのでその保険金で、何とか親子3人で生活していくことができました」


>左手だけで始めた新たな挑戦
>今年5月には知人が所長を務める「ウィルフォート国際特許事務所」に再就職でき、一定の収入も確保できたという。今は自宅からリモートワークで若手の弁理士たちにアドバイスを送る日々を送っている。そんな岡崎さんは、脳卒中になるかもしれないと思っている人々に、アドバイスを送る。

>「脳卒中になると、とにかくお金がかかります。私のように、仕事を失うかもしれない。無事に退院できても、再就職にも困るかもしれない。そう考えると、もし自分が脳卒中になるかもと心配な方は、私の経験から言っても、医療保険には加入しておいたほうがよいと思います」


>岡崎さんは若いころから医療保険に加入していたという。
>「最初のころは月に1万円程度の掛け金でした。脳卒中になったころは、月3万円くらいかな。でも入っていて、本当によかった。もし加入していなかったら、相当まずいことになっていたと思います」

>さらに続ける。

>「脳卒中を発症すれば働けなくなる場合があるので、備えておくしかないと思います。日本では平均寿命が延びていて、脳卒中患者の多くは高齢。ですので、この先も脳卒中になる人が激減するとは考えにくい。自分がいつか脳卒中になるかも、と考えておくことが大事です」

>岡崎さんは、再就職して定期的な収入も生まれた。お金のことで悩むことも少なくなったのではないだろうか。

>「そんなことはありません。今の特許事務所で働けているのは、たまたま所長が古い知り合いで、彼の厚意によるものです。ずっとこのまま甘え続けるわけにはいきません」

>そんな岡崎さんが考えたのは、弁理士としての経験や知見を書き残すことだった。

>「左手でしかキーボードを打てませんが、文章を入力するのは何とかなります。実は再就職する前から執筆活動を始めていました」

>岡崎さんが書きためていた原稿は昨夏、『特許を巡る企業戦争最前線』(海鳴社)という書籍になり、発売された。弁理士仲間の間でも評判になり、手ごたえを感じた。

>「今は脳卒中の闘病記を書き始めています。この活動が何とかモノになればいいですね」

>脳卒中から生還しても、人生は続く。後遺症がある中、どう働いて収入を得ていくのか。岡崎さんの経験は、その重要さも教えてくれる。


>脳卒中は一体どんな病気なのか?
>元気で何の前兆もないのに、突如として発症するのが脳卒中の怖いところ。でも脳卒中という言葉はよく聞くが、詳しい症状や治療法などについてはご存じだろうか? 脳卒中の専門医に詳しく聞いた。

>岡崎さんが話すように、脳卒中の実態はよく知られているとはいえない。そこで、はしぐち脳神経クリニック(福岡県福岡市)院長の橋口公章先生に詳しく聞いた。

>「脳卒中は、脳の血管に異常が起こる病気の総称として使われています。脳の血管の異常は大きく分けて3つ。脳の血管が詰まるのが『脳梗塞』で、脳の血管が破れるのが『脳出血』。そして脳表面の膜と脳の間にある血管が破れる『くも膜下出血』という症状があります」


>岡崎さんは脳出血だった。

>「脳出血にも出血する部位によって症状が変わります。大脳だけでも被殻出血、視床出血、皮質下出血があり、加えて脳幹出血、そして小脳出血があります。出血した部位によって症状も変わります」

>脳卒中の症状はひと言では言い表せないようだ。では岡崎さんが患った小脳出血とは、どのようなものなのか。あまり体験談を聞かない病気だが、珍しい病気なのだろうか。

>「脳出血になるのは、脳卒中の中の2割程度です。そして小脳出血は脳出血の中の約1割。多くはないですが、珍しいというほどではありません。患者はほとんど50~60代以上ですね。小脳は運動のサポートをする器官。なので、小脳出血が起こると、酔っぱらったような歩き方になったり、舌をうまく動かせず呂律が回らない話し方になったりします。ほかの脳出血と異なるのは動くけどバランスが取れない状態なので、麻痺とは違います」

>動かせるようにするにはリハビリが必要だというが、脳の出血部位によってリハビリの内容も変わるのだろうか。

>「何ができないかによってどのようなリハビリをするかが決まるので、個人差が大きいです。ただ、後遺症によっては、出血部位にかかわらずリハビリの内容は似たものになることがあります。特に歩けない場合には歩くためのリハビリは必須。これは大脳出血でも小脳出血でも同じです。そしてどの症状でも、できないことをできるようにするわけですので、リハビリはつらいものになります」


>脳卒中になる前に、何か前兆はあるのだろうか。
>「脳卒中は、ある日突然起こる病気です。脳梗塞やくも膜下出血の場合は運動障害やめまいなどの前兆が出ることもありますが、脳出血の場合は前兆なく発症することがほとんど。脳の血管が傷んで破れるまで気づかないのです」


>岡崎さんも、ある日突然めまいがして動けなくなった。
>「小脳出血では、後頭部の痛みやめまい、吐き気といった初期症状が出ることがあります。初期症状が出た場合は、すぐに病院に行かなければ手遅れになる可能性があります。その状態が数時間続けば意識を失い、最悪死に至るケースもあるのです」


>予防できるのだろうか。
>「前兆はなくても、実は予防することは可能です。脳出血を罹患する人の多くは、高血圧なのです。つまり、日常の高血圧を放置しておかないことが脳出血の予防になります」

>突然、脳卒中で倒れたりしないように、高血圧には注意しておきたい。

<取材・文/仁井慎治(エイトワークス)協力/企画のたまご屋さん>

<参考=「「前兆がない」脳卒中を経験した64歳の男性が語る「死より過酷」なリアル体験」(女性自身)>


NO.2686 <株式投資>株価、10倍になるのが、易々の見つかれば、誰もが金持ちに成れるです。<起稿 シバケン>(21/12/06)


【シバケン】 2021/12/06 (Mon) 09:38

それは、結果的に、言えるの事。
結果論でなら、誰でもが、何とでも、言えるです。

がしかし、世界のSONYが、10倍になったですか、知らなんだです。

SONY(6758)=設立1946年・上場1958年
エムスリー(2413)=設立2000年・上場2004年
日本M&A(2127)=設立1991年・上場2006年
レーザーテク(6920)=設立1962年・上場1990年

<図1>
株価はV字回復で10倍株を代表する企業に
ソニーG(6758)



<図2>
時価総額一時6兆円超す
エムスリー(2413)



<図3>
中小の事業承継問題を解決
日本M&A(2127)



<図4>
10年で255倍
レーザーテク(6920)



>「無配とした翌年に増資を実施し、株主には大きな負担をお願いした」。10月、ソニーグループの吉田憲一郎会長兼社長は講演で、最高財務責任者(CFO)に就任した2014年からの歩みを振り返ってこう語った。市場の冷ややかな視線に耐えて調達した資金を投じた画像センサーは、今や大黒柱としてソニーGを支える。低迷期に1000円を割り込んでいた株価は11月17日に1万4625円をつけ、時価総額は17兆円を大きく上回る。三菱UFJ国際投信の「優良日本株ファンド」は17年頃からソニーGを保有する。友利啓明チーフファンドマネジャーは「キャピタルアロケーション(資本配分)を示し、稼いだ現金を設備投資や株主還元にどう使うか投資家に示したことで経営の透明性が増した」と評価する。


>141の「青い鳥」
株価が10倍になった銘柄を指す「テンバガー」。投資家にとってはなかなか見つけられない「青い鳥」だが、実は新型コロナ禍を経て、その数は増え続けている。日経ヴェリタスが10年間の最高値が10年前比で10倍を超えた銘柄数を調べたところ、コロナ禍が始まった昨年以降だけでも141社あった。


>例えば、11月22日に上場来高値を更新した決済代行のGMOペイメントゲートウェイ(3769)。電子商取引(EC)市場やキャッシュレス需要の拡大をとらえて、2021年9月期の連結純利益(国際会計基準)は88億円と10年前の11倍、株価は株式分割考慮後で約35倍にまで達している。

>今後はどうか。スパークス・アセット・マネジメントの藤村忠弘・最高投資責任者(CIO)は、「社会や経済の構造が大きく変わる時に10倍株は生まれやすい」と話す。コロナ禍や脱炭素化の流れは、環境分野を中心に技術の進歩を大きく促した。足元で欧米株に比べて日本株は出遅れているが、「化学や素材分野などでは、今後大きく成長する企業が登場するかもしれない」と藤村氏は話す。

>では、「未来の10倍株」を発掘するにはどうすればいいのか。まずは10倍株の特徴をとらえることが重要だ。株価の動きや業績を元に分類すると、ソニーGのように低迷期を経て復活した「V字回復型」、GMO-PGのように毎年着実に業績を伸ばして株価もじわじわ上昇した「右肩上がり型」、デジタルトランスフォーメーション(DX)や人材関連といった旬の話題に乗った「N字型」などの類型が浮かび上がった。

>そのうえで、独自の手法で10倍株を探し当ててきたバリュー株投資のプロや、スゴ腕の個人投資家たちに学ぶことが近道になる。著名投資家ピーター・リンチ氏の直弟子として知られる米フィデリティ・インベスメンツのジョエル・ティリングハスト氏は「日本株は割安株の宝庫だ」と語る。同氏は運用するファンドに九州地盤のドラッグストア大手、コスモス薬品を組み入れている。効率性の高さや収益力に注目しており「規模で圧倒的に勝る米ウォルマートより売上高販管費比率で下回っている」と評価する。


>日本株に割安さ
>兼業投資家の奥山月仁さん(ハンドルネーム)は今年春に、釣り具大手のグローブライドを購入した。株価に割安感があったことに加え、「コロナ禍後はアウトドアで楽しむレジャーが有望になる」という成長ストーリーを描いたためだ。その後グロブライド株は9月に上場来高値をつけ「10倍株」の仲間入りを果たした。

>オミクロン型の感染拡大懸念を受け、日経平均株価は一進一退の展開が続く。一方で企業業績は好調だ。東証1部の予想PER(株価収益率)は約15倍と、米S&P500種株価指数(約22倍)を大きく下回り、割安さも目立つ。

>「コロナ禍で苦境に立った企業が構造改革に動き、利益を出せるようになるのなら、市場の評価はより高くなる」(三井住友DSアセットマネジメントの古賀直樹氏)。「次の10倍株」の手がかりを探るには悪くない時期だ。宝探しの前に、まずは情報収集を始めてみよう。


>じっくり成長、じっくり保有
>10倍株としてもっともイメージしやすいのが、長い期間にわたって業績が好調を維持し、株価も安定して上昇していく「右肩上がり」型だ。企業を取り巻く競争環境と、そのなかでの競争優位性の強さと持続力に注目することがカギになる。

>「ポートフォリオはほとんど入れ替えない」。日本の成長株運用で約50年の経験を持つシオズミアセットマネジメントの塩住秀夫社長は、多くの10倍株に早くから投資してきたことで知られる。英国で設定・販売され、同氏が運用する「FTF マーティン・カリー・ジャパン・エクイティ・ファンド」の組み入れ銘柄上位にはエムスリーや日本M&Aセンターホールディングス(2127)といった10倍株が並ぶ。こうした銘柄は「14~15年持ち続けている」(塩住氏)という。

>塩住氏の運用哲学は明快だ。高齢化が進む日本において労働生産性の向上に資する銘柄はどれか、という点に着目。「医療」「介護」「インターネット関連」という3つの投資テーマに注目し、銘柄を選別する。

>エムスリーは製薬会社の医薬情報担当者(MR)の業務の一部を代替する医療従事者専用サイトで業績を伸ばした。MRの業務は労働集約型と言われ、インターネットの活用による効率化の余地が大きい。日本M&Aは高齢化に伴う中小企業の後継者不足を追い風に、M&Aの仲介件数を増やしている。

>このほか、企業の福利厚生代行サービスを手がけるベネフィット・ワン、介護・医療業界向け人材紹介のエス・エム・エスといった銘柄も、労働生産性の向上というテーマに沿って塩住氏が選んだ銘柄だ。これらの企業は10期以上連続増益を続けており、好調な業績が株価を支えている。

>右肩上がり」型では投資のタイミングが早いほど有利だが、今後も引き続き安定成長が見込めるかどうかは慎重な見極めが必要になる。割安成長株投資を得意とし、総資産が数億円の個人投資家のろくすけさんは「目先の成長率が見劣りしても長期の安定成長が見込める企業を買う」のが肝要だと指摘する。企業の身の丈を超えるスピードで急成長した企業には、息切れして成長の伸びしろがなくなってしまう可能性があるという。

>成長が続くかどうか、一つのヒントになるのが事業領域の幅だ。ニッチ(狭い)領域に特化し、その分野で圧倒的トップの地位にある企業は、長期にわたって競争優位を維持しやすい。競合他社からみると参入障壁が高く、シェアを奪いにくいためだ。株価が10年で255倍になった半導体関連装置のレーザーテックは、マスクブランクス検査装置で世界シェア100%を誇る。

>エスエムエスは介護や医療業界向け人材紹介、MonotaRO(3064)は中小企業向け工具のネット通販と、領域を絞ることでリクルートホールディングスや米アマゾン・ドット・コムといった大手企業とすみ分けている。

>斎藤正弘、川路洋助、藤田心が担当した。グラフィックスは安藤智彰。
[日経ヴェリタス2021年12月5日号から抜粋]

<参考=「めざせ「10倍株」ハンター 達人の技を盗め」(日本経済新聞)>


NO.2687 <レンタル・ビデオ業界>市場縮小で、業態転換<起稿 シバケン>(21/12/06)


【シバケン】 2021/12/06 (Mon) 23:27

当記事では、動画配信サービスに押されて、レンタル・ビデオ屋の市場縮小と、されてるですが。

モ一点、見たい映画が少なくなったです。
その手、映画を見逃し、レンタル・ビデオをと。ところが、その手、映画が無いと、レンタル・ビデオ屋に用事、なくなるです。

とかとか、
近所と、までは、申さんですが、車で、5分、10分程の距離にレンタル・ビデオ屋あったですが、無くなったです。
業態は、とするよりは、業者撤退で、焼き肉屋に成ったです。


<写真1>
レンタルビデオ店から姿を変えたフィットネスジムで汗を流す利用客ら(兵庫県西宮市の「TSUTAYA西宮薬師町店」で)



<表2>
レンタル店の業態転換の主な例



<図3>
動画配信サービスに押され、レンタル市場は縮小している



>レンタルビデオ店が、フィットネスジムやシェアオフィスなど別の業態に姿を変える動きが相次いでいる。急速に普及が進む動画配信サービスに利用客を奪われているためで、コロナ禍で働き方や生活様式が変わってきたことも転換に拍車を掛けている。かつてはどこの駅前にも存在し、多くの映画を手軽な価格で観賞できるようにしたレンタルビデオ店は、時代の流れにあらがえず、姿を消しつつある。(東田陽介)

>兵庫県西宮市の「TSUTAYA(ツタヤ)西宮薬師町店」の一角に11月、フィットネスジムがオープンした。店舗の4割にあたる約230平方メートルにスタジオを備え、トレーニングマシンが並ぶ。運動や美容に関連する500冊の本も常備し、トレーニングしながら自由に読むことができる。

>元々は書店とレンタルビデオ店が一体になっており、レンタル用のDVDやCDを並べていたスペースの大半をジムに改装した。会費は月額税込み7480円からで、入会を決めた市内の自営業女性(44)は「最近は動画配信サービスを使っており、レンタルの店に来ることはなかった。健康のためにも体を動かしたいと思っていたので、ジムになってうれしい」と話す。

>ツタヤなど約900店のレンタルビデオ店を運営する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」(東京)はレンタルビデオ店の業態転換を進めており、ジムは東京に続く2店舗目だ。

>シェアオフィスへの転換も進めており、首都圏や関西を中心に13か所開設している。今後3年程度で100か所に拡大する計画で、担当者は「レンタルの店舗は都心では駅に近い店舗が多い。コロナ禍で拡大しているシェアオフィスの需要を取り込みたい」と話す。

>ゲオホールディングス(HD)は、約1140店展開するレンタルビデオ店「ゲオ」を閉店する一方、衣料ブランドの在庫を買い集めて格安で売る「オフプライスストア」や古着店の出店を加速させている。今年4月~9月はゲオを44店閉店し、オフプライスストアと古着店を計52店オープンした。

>レンタルビデオ大手が業態転換する背景には、有料動画配信サービスの台頭がある。2020年のレンタル市場は1041億円と5年前からほぼ半減する一方、動画配信サービスは4倍超の3973億円に拡大した。米「Netflix(ネットフリックス)」や「Amazonプライム・ビデオ」が利用者を増やしている。

>映像メディア総合研究所の四方田浩一代表は「動画配信サービスは豊富な作品がいつでも楽しめるため、利便性が圧倒的に高い。レンタル店は映画を身近にする大きな役割を果たしたが、この2、3年で実店舗はほぼ姿を消し、自宅にDVDを届ける宅配レンタルに完全に切り替わるのではないか」と分析している。


>レンタルビデオ店は1970年代に米国で生まれたとされ、日本では、83年に大阪府枚方市で創業した「蔦屋書店(現CCC)」が本格的にチェーン展開を始めた。当時、国内にはビデオ制作会社がなく、米国から輸入した洋画やドラマをそのまま貸し出していたという。

>その後、ゲオHDや三洋堂HDなど他のチェーンも誕生。旧作を7泊8日100円程度で貸し出すなどサービスを充実させ、店舗網を広げた。日本映像ソフト協会によると、協会に加盟する全国のレンタル店は、ピークの1990年末に1万3529店に達した。

>だが、動画配信サービスに押されて地方の中小チェーンを中心に閉店が相次ぎ、2020年末時点では2776店にとどまる。CCCの担当者は「意外な作品と出会えるのが実店舗の良さ。シニアを中心に根強いファンも多く、ニーズがある限り店舗も続けたい」と話す。

<参考=「動画配信に押されるレンタルビデオ店、ジムや古着店に生まれ変わる…コロナで拍車」(読売新聞)>


NO.2688 <はやぶさ2>持ち帰り試料 来春にも歴史塗り替える発表(産経新聞)<起稿 シバケン>(21/12/07)


【シバケン】 2021/12/07 (Tue) 17:57

で、あれば、結構なれど、です。

<写真>
「隕石学を書き換える大発見」につながるという小惑星リュウグウの試料(JAXA提供)



>探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウの試料を地球に持ち帰ってから丸1年経過した6日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は記者会見を開き、試料分析の進捗(しんちょく)状況などについて「来春にも隕石(いんせき)学の歴史を書き換えるような大発見を発表できる見通しだ」などと発表した。

>はやぶさ2は昨年12月6日、試料を収めたカプセルをオーストラリア南部の砂漠に着地させた。計画全体を指揮する津田雄一プロジェクトマネージャは「カプセル帰還の瞬間を思い出すと今でも涙が出てくるが、それからあっという間の1年だった」と思いを語り、「試料の分析は順調で、とても面白い成果が出てきそうだ。担当者からは『隕石学の歴史を書き換えてしまう成果だ』と耳打ちされている」と報告した。

>試料分析を担当する臼井寛裕(ともひろ)グループ長は「年内に論文を投稿し、審査を経て来春に成果を公表したいと考えている。試料は非常に良好な状態なので、大発見になると期待していただいていいと思う」と話した。

>試料は今年6月から本格的な分析が始まり、既に水や有機物を含むことを示す特徴が見つかっていることから、地球の水の起源や生命誕生の謎の解明につながる期待が高まっている。11月末には、総量5・4グラムの約1割に当たる0・5グラムを協力関係にある米航空宇宙局(NASA)に提供。来年6月には、研究の国際公募を開始する計画だ。

>試料カプセル投下後のはやぶさ2本体は現在、小惑星「1998KY26」に向けて順調に飛行を続けている。到着は令和13年7月の予定だが、JAXAは会見で、推進に使うイオンエンジンから劣化を示すデータが出始めたと発表。そのため、少ない負荷で推進できる運用方法に切り替えたことを明らかにした。

<参考=「はやぶさ2試料 来春にも歴史塗り替える発表」(産経新聞)>