シバケンの単なる雑談NO.7

単なる雑談NO.5 単なる雑談NO.6
単なる雑談NO.3 単なる雑談NO.4
単なる雑談NO.1 単なる雑談NO.2

題目一覧表

目次

雑談NO.8

140.京都府立文化芸術会館(6) インターネットのハナシ(2)

139.京都府立文化芸術会館(5) インターネットのハナシ(1)

138.京都府立文化芸術会館(4) 芸術とは(2)

137.京都府立文化芸術会館(3) 芸術とは(1)

136.京都府立文化芸術会館(2) 芸術家とはヘンジンか

135.京都府立文化芸術会館(1) 無生展

134.我が家の事件簿(21)  試験

133.我が家の事件簿(20)  運転適正検査

132.我が家の事件簿(19)  動体視力検査

131.我が家の事件簿(18)  眩惑検査

130.我が家の事件簿(17)  運転適正検査

129.我が家の事件簿(16)  隣のオバハン

128.我が家の事件簿(15)  簡易裁判所(3)

127.我が家の事件簿(14)  簡易裁判所(2)

126.我が家の事件簿(13)  簡易裁判所(1)

125.我が家の事件簿(12)  交通機動隊(2)

124.我が家の事件簿(11)  交通機動隊(1)

123.我が家の事件簿(10)  免停のハナシ(2)

122.我が家の事件簿(9)   免停のハナシ(1)

121.我が家の事件簿(8)   長男、脱輪

雑談NO.6


140.京都府立文化芸術会館(6) インターネットのハナシ(2)

嫁はんが、エライ若いヒトとやってるのやなあ。
そお云うたのです。
そやけど、これは、結果論。
最初に年齢があって、情報交換してるワケではナイ。情報交換してた相手が、結果的に、若かっただけ。
ソモソモ、一人の人生で、一体、どれクライのヒトと知り合いになることが出来るのか。
産まれ育って、現在に至る地域社会から、学校を経て、社会人に至る過程で、色んなヒトとの出会いはアル。
出会いは沢山アルけど、ピンからキリまであって、顔くらい、知ってるけど、ハナシもしたことナイ。
ハナシはしたけど、数回程度。親友関係のツモリが、音信不通で、居場所さえ分からない。
死ぬまでに、約一万人と出会うことにナルとダレが云うたけど、基準にも依るのです。客商売ならイザ知らず、私の基準なら、多く見積もって、千名程度と目算してる。
私の基準とは、名前と顔が合致することが前提。
さて、インターネットなるものは、この日本の人口、一億三千万のウチ、四、五千万人とされてます。
そんな広大な海原にも関わらず、情報交換してると云うことは、お互いを認識してることにナルのやから、奇跡的な縁と思うのです。
ここで、私の奇妙なる疑問を提示してみる。
インターネットなる世界で、知り合いになったおヒトとは、名前は、異名で、顔は見たことナイ。住所も知らん。合って、ハナシをしたこともナイ。ナイこともナイけど、極めて希。
そのウエ、この世界にも、ナニやら、相性なるモノが、歴然として存在する。
マズ、私の場合、こっちから積極的に余所のホーム・ページを訪問することはナイのです。理由は、下手なことはしたくないから。仮に相手が女性やったら、ヘンな下心がアルのやないかと思われるのはシャクなこと。その防衛されてるカタがアルのを知ってるからでもアル。
さりとて、オトコやったとしたら、気分的には、気楽は気楽やけど、どんな人種か分かりません。性格異常者やったらエライこと。
そんなことで、基本的には、先方から、私の掲示板に書き込みなどして頂いて、或いは、メールなどを頂いて、ホッタラカシにしてしまうのも、相手に対して、無礼千万なこと。
ソレにも増して、ナニかの縁があっての引き合わせやから、ナンらかの応答はしなアカンやろ。
ところが、応答しても、ソレッキリのことのホウが多いのです。
或いは、教えて頂いた、先方のホーム・ページなど、一瞥して、興味が合わんことがあったりもするし、興味を抱いても、相性が合わんがために、頓挫することもアル。
かと云うて、これ等、全てが、キャッチ・ボールしてくれたら、エライことにもナル。そんなことになったら、対応が出来ません。神様は、旨い具合に調整するモノです。
その相手も、大きく変遷して行くのです。
一番最初、クルマの運転道徳を主題としてたトキ、運チャン、お巡りさんから応答があった。
リストラのハナシを掲載してたトキは、ソレに興味を抱く年代のヒト。ツマリは、中年世代。
ISOのハナシのトキは、QC関係者。耳鳴りのトキは、耳鳴りで苦しむおヒト。これは、耳鳴り患者やから、ソレなりの年齢で、経過を振り返ってみても、オトコばっかり。
タマには、ナニかのマチガイで、女性からもあったのやけど。
下手に女性からメールなどを頂くと、こちらがマゴツキます。
いずれにしても、情報交換する場合、特に、ホーム・ページを開設してる場合なら、お互いに、その内容は、確認されたウエと見成してます。
表現を変えたら、私は私のホーム・ページで、年齢も分かるよおにはしてるのです。顔は出してませんけど。
この顔を出してナイと云うのは、私の方針でもナンでもナイのです。
タマタマ、ホーム・ページの開設当時、デジカメなる近代兵器を所有してナカッタだけ。
所有してたとしたら、出してたか。
気に入った、写真が有ったら、出してた可能性はアル。その気に入った写真とは、どんなんやろ。
イマだカッテ、気に入った写真なるものは、一枚だけ。
ソレは、私の新入社員当時に同期生が撮ってくれた写真。
ツマリ、22歳のトキの写真です。
ソレ、何処ぞえ、行方不明。
手元に有ったとして、そんなムカシの写真を掲載したら、幾らナンでも、詐欺にナル。
そのマエに、ホーム・ページに、生年月日も掲載してるのやから、化け物、妖怪になる。
私の実像を知ってるヤツやったら、冗談ですむのやけど。
(00/07/17)


139.京都府立文化芸術会館(5) インターネットのハナシ(1)

「コテッチャン」、「るーちん」さんと、余計なハナシなどもした。
ソロソロ、帰ろとしたら、写真でもやて。
しかも、何処からか、二台も三台も、デジカメかフツウのカメラか、知りませんけど、出現したのです。
このことは、薄々は予測しては居たけど、どおしたモンか。
イヤ、写真がキライなワケではナイのです。撮られて、怒るヤツはヘンジンです。
気に喰わんヤツを相手に記念写真はナイ。歓迎して頂いてる証拠であることは、百も承知です。
問題は、我々の、知り合いになった背景です。
ムカシっから知ってる連中やったら、そんな、アホ臭いこと、夢にも考えませんけど、この関係はアリ得るのです。ホーム・ページに公開されたら、ドナイショ。
公開されたから云うて、歌手、芸能人、有名人、でもあるまいに、肖像権を主張して、拒否する程のモンでもナシ。ナニか悪いことして、逃亡生活してるワケでもナシ。あっさり云うたら、ナンの値打ちもナイ、そこらのオッサン。
それだけに、嬉しいやら、コワイやら、どないしよかと、まごついてしまう。写真映りがエエこともナイしなあ。
さて、ここから、インターネットに絡んで、理屈っぽいハナシをしてみます。
インターネットなるものが、普及して、ソレを通じて、適齢期の男女が、お知り合いにナリ、デートまで重ねて、結婚してしもた。そんな夫婦までがアルらしい。無論、私のことではアリマセン。
結婚云々は、既婚者でアル私には無関係やけど、当初、そんなハナシは、マトモではナイと思てたのです。息子がそんなことしよったら、ドナイショ。
マズは、どんなヒトか、実体を認識したウエで、どおするかでナクてはナラナイ。ツマリは、順序が逆やないか。相手の氏素性も分からへんのに。
最近は、ソレがチョッと変化したことは事実です。知り合いにナル、媒体が一つ増えただけのこと。最初っから、相手の氏素性が分かってるハズがナイ。文章は、その人格を現わすのも事実。
かと云うて、嘘八百、並べてしもて、誤魔化してしまうのも、可能やけど、ナンとなく分かってしまうのです。
嘘八百並べるのも、タイヘンな労力やけど、ナカには、オトコのクセして、オンナの筆使いする輩も居るらしい。ソレに引っかかるオトコもアホやけど、それなりに、敵さんも工夫してるからコワイ。
そんなメールが私にでも届くことがアル。文面からは、独特の悪臭が漂ってます。
そもそも、私なんかに、ナンの目的がアルのやろ。鼻のシタを長ごしてしもて、コロリと引っかかってしまう奴も居るからやろか。
反対に、オンナがオトコの文体で、アドレスまで、男女不明にしてるのもアル。これは、ヘンなオトコからの自己防衛やろか。斯程に、情報過多の時代は、ワケの分からんこともアル。
ムカシみたいに、紙に書かれた直筆やったら、正体を見破ることも出来るし、相手の、もっとサキまでが観えるけど、ワープロでは、筆跡不明やから、その情報はナイ。
その反面、私が書く文字なんか、ディスコで、モンキーかツィストでも踊てっるみたいやから、本人でさえ、解読困難。オトコの字体でアルことは、スグにも分かるけど、アホかカシコか得体不明。イヤ、マチガイなく、アホとの印象を与えてしまうやろ。アホにはマチガイないけど、ワープロなるものが出現して、ソレを誤魔化せるから、助かってます。
ソモソモ、私は、インターネットの世界ナルものを、どのように捕らえてるかと云うと、仮想でアルとしてるのです。仮想であるから、謎と、未知に溢れた、広大な世界。宇宙空間みたいな存在です。
ムカシっから、知ってる連中の場合は、未知ではナク、既知でアル。不思議に、既知の相手とは、インターネットを通じて、情報交換することがナイ。
タマにしても、イマ、元気かい。どおしてる。イツイツ、会わへんか、程度の簡単明瞭なるモノで、味も素っ気もナイ数行だけの文面。書くことがナイのです。
ハナシが変わって、本来の通信手段は、葉書か手紙。或いは、電話。
インターネットでは、電子郵便物と称してます。郵便物を、電話回線を通じて、発信するからです。
ムカシなら、そんな郵便物を、個人的に、見ず知らずの相手に出すことはナカッタ。
イヤ、そんなこともナイ。ナニかの雑誌には、文通希望の欄が有った。数行の募集記事で、文通が開始されることもあったのです。未知との遭遇も、変化ナシ。そやけど、アホ臭い、同性同士で、することはナカッタはず。あくまでも、出会いを求めた、若き男女のハズ。そやのに、何故か、インターネットの世界では出現するのです。
過去に、インターネットで知り合いになったヒトで、面談したのはお一人だけ。タマタマ、京都のヒトで、似た年代のヒト。
ソレ以外でも、メールを交換してるヒトはアルのやけど、遠くでもアルし、会うこともナシ。不思議にオトコばっかり。あくまでも、メル友と称する存在で、私の場合です。
そして、メル友なるモノではナイのやけど、インターネットで知り合いになった相手が、「無生展」なるものに出展されて、その出展サキが京都やから、無視するのも、余りに不義理。
知り合おたのも、ナニかの縁ではあると判断してるから、ドンなモンか、拝見することにしたのです。拝見は、あくまでも、絵のホウです。
そこで、当人と出喰わして、無視したら、それこそ、失礼千万。挨拶の一つくらいはしなアカン。
インターネットとは、不可思議なる世界で、色んな情報をキャッチ・ボールしてるけど、実像を知らんのです。
知らん相手同士が、キャッチ・ボールしてる間に、スッカリ、旧知の関係になってます。
とは云うても、実像を拝見したワケでもナイのやから、何処から何処までを理解してるか云うたら、知らんことのホウが多いやろ。百聞は一見に如かずです。
相手のご尊顔を拝見したら、文面以上の情報も得ることは可能。
これは、お互い様のこと。そおは云うても、文面からだけでも、概略の人間性は、把握してしもてるのです。
文章とは、それ程に、人間性なるものが出てしまう。私なんか、イランことまで、書き過ぎて、失敗だらけ。
さて、未知の相手は、オトコやったら、どんな美男子か。オンナやったら、どんな美人か。
勝手に想像するけど、不思議にも、相手は美男美女と相場が決まってます。
ドヘチャ、ブオトコとは、連想だにしてません。
これも、オカシなことです。
出発点が、仮想の世界でアルからです。
(00/07/16)


138.京都府立文化芸術会館(4) 芸術とは(2)

こんな機会やから、芸術なるモノについて、タマには考えてミルのもヨイことや。
芸術を知らん人間が、芸術を語るのはオカシイけど。
オカシイことではアルけれど、門外漢の芸術談義も面白いやろ。
天井からつり下げた、毛糸なるものは、風でも吹いたら、変わってしまう。
ガラスとブロックは、その点は大丈夫やけど、ソコラに置いといたら、蹴躓いて、壊してしまうことがアル。
「無生展」にはナカッタけど、ボディ・ペインティングと称するモノは、そのヒトが、雨に濡れたり、お風呂に入ったらオシマイです。
コレもナカッタけど、私が異様に思てるのは、体に絵の具を塗りタクって、画布のウエでノタウチ回るヤツ。或いは、絵の具を垂らすヤツ。そして、ヨイ具合に出来たとか云うて、悦んでるヤツ。コレは、ナニがドオ、ヨイのやら。
タブン、意図しない、偶然性の産物に芸術性なるものを求めてるのやろか。意図しない云うても、ノタウチ回る場所、絵の具を垂らす場所は、意図センとアカンのです。画布を外したら、床を汚すだけ。そしたら、意図的無作為とナル。
コレが果たして、芸術作品かドオかです。その作品を、ヨリ多くのヒトに観て頂いて、面白い。或いは、素晴らしいと、思わせたら、成功やろか。
この点が難しいのやけど、芸術と、芸術的と、芸。
これは明らかにチガウ。
芸は、技芸と称されるとおり、修練が要求される。果たして、ノタウチ回り、垂らすことに、ドレ程の修練が要求されるのか。出来上がったモノが、芸術作品と云えるのか。
ソレやったら、ナニかのハナシにもあったのや。
猫の四肢に墨汁を付けて、和紙のウエを歩かせたら、梅の花。そっちのホウが単純明快で面白いです。そやけど、自分一人で、悦に浸ってクレ。
それと比較したら、天井からの毛糸は、ナニかのネライがあって、それなりの工夫がアルのやろ。そやけど、保存が難しいから、強いて云うたら、芸術的創作とナル。ガラスとブロックの組み合わせも然りです。
私の頭のナカにアル芸術作品とは、ヤッパリ、ダレでもが、ムリせず、保存可能なモノとの固定概念がある。
理由は、刹那的なモノは、一時の快感で、ソレ以上のモノではナイからや。
一生懸命、創作した作品を、まずは、作者自身が、保存しておきたいと願い、ソレが出来てこそ、最低限の価値がアル。自分でさえもが、ホカシてしまうよおな作品やったら、どおしょうもナイ。
出来れば、部屋にでも飾って、イツでも、友人に、観て欲しい。ハッキリと、自慢出来る作品やったら、ヨイのです。
更には、義理でナク、他人さんもが、欲しがって、部屋にでも飾りたいと思われたら、値打ちが出て来る。
ソレが発展して、欲しいと云う競争相手が沢山になったとしたら、ヨリ価値で出て、高い値でも売却出来ることにナル。これは、悪いことではナイ。他人さんが、お金を支払おてでも、欲しいと云うことやから、その価値を認めたことにナル。
もっと、発展したら、何十年、何百年、骨董価値と芸術価値が相まって、凄いことにナル。
ソレが、世界の巨匠と称されるヒトの作品やろ。作者の手を離れて、保存され、コンニチに至るまで、作品が、生存出来たからこそ、後世のヒトまでが、目の当たりにすることが出来、感動までが、継承されてるのや。
ここまで云うたけど、刹那的なモノであっても、技法の一つでアルことは認めてあげる。
最初に、ボディ・ペインティッグなることを、開発して、衆目のマエで示したヒトは、マズ、勇気がアルのです。先駆者としての評価は出来るのや。画布のウエで、ノウタウチ回るのも同様です。
それ以外のヒトは、単なる真似師と云いたい。そこに、ナニかの一工夫が加えられたら、それなりの価値はアルやろけど、その作品を欲しがるヒトが、果たしてアルのかです。その作成過程を含めて、単なる、余興としての意味にか過ぎんと思うのや。
もっとも、ボディ・ペインティングも、残すことは出来る。写真等。そやけど、現物ではナイから、どんなモンか、概要しか伝えることは出来ません。
内容はともあれ、最初にナニかやったヒトは、奇をてらうと云われようが、ナンと云うわれよおが、大したモンです。
技法なるモノはナンでもそおです。
芸術の世界に限りません。科学であれ、ナンでアレ、全ての世界で、先駆者たるヒトは、尊敬にアタイする。悔しかったら、最初にやってミイ。そお云うたったらヨイのです。
エライ、小難しいハナシになったから、角度を変えてみる。
世に云う、芸術作品。世界の巨匠と賞賛された作品の、うたい文句を全部剥がして、タダにしてしまうのや。タダとはお金のこと。ン十億の作品であろおが、なかろおが、全部、タダ。
世界の美術館、お金持ちの蔵、何処ゾの銀行の社長室。
全部、取り上げて、ドレでも、一つ、持って帰ってヨイとなったらドオするか。部屋に飾るとしたら、ナニがヨイ。それを飾って、十年後、二十年後、子々孫々、保管しても、ダレかに譲るときも、タダ。
そこに、打算抜きの、各人の嗜好が現れる。
私なら、ヴァン・ゴッホの耳のナイ、自画像なんか欲しくナイ。気持ちが悪い。
ピカソの絵も、ワケが分からんし、ダリの絵は難しい。ダレかの裸婦の絵であっても、毎日眺めるのも、異なモンです。
私なら、ナニと分かる絵がヨイのや。
そやから云うて、神仏の絵は、神棚、お仏壇のナカだけでヨイ。そのマエで、アホなことも、やっれられません。
景色も、余所の国は興味がナイ。日本の富士山も、京都からでは見えません。そやから云うて、比叡山も、絵となったら、今一やろ。保津川下りもシタことナイ。
動物も、猫とか、犬そのものは好きやけど、飾る気にはナランし、人間の格好してる絵は、一時なら面白いけど、しまいには、シャクになって来る。
その点なら、花もヨイのやけど、季節の問題もアル。ひまわりの絵を、冬にまで、見てるのもナンやしなあ。そしたら、シモテしもたらヨイのやけど、邪魔くさい。
そしたら、浮世絵がヨイのやろか。日本的な情緒豊かな、絵もエエやないか。
新京極にも、売ってるお店があるのです。
欲しいなあとは思たけど、ヨイと思たのは、一枚、5万円。お金がナイから遠慮した。
それに、おハナシしたこともナイ、余所の国の王侯貴族、大昔の相撲取り、歌舞伎役者達。見たこともナイ、景色を眺めてるより、私の似顔絵が一番。
ナンでかと云うたら、自分が描かれてる絵やから、余程のことがナイ限り、ホカしてしまうことはナイやろ。
季節も無関係。気持ち悪いこともナイし、シャクに触るコトもない。子々孫々に、コレがご先祖様やと継承出来る。
それでも、精緻な絵は恥ずかしいから、写楽でも、ピカソでも、ダリでも、ヨイ。
頼めるモンやったら、頼みたい。
そやけど、崩され過ぎて、本人が、本人とさえ、分からん絵にされても、コマル。
そんなハナシはベツにして、ヤッパリ、部屋に一枚の、気に入った絵。
これは、心豊かにはシテクレルやろ。
ソノウエで、ン億円の価値やとしたら、エエのになあ。
(00/07/12)


137.京都府立文化芸術会館(3) 芸術とは(1)

「るーちん」さんと「コテッチャン」。
お二人から、一通り、作品などを紹介して頂いた。
とは云うても、コテッチャンは出展されてナイのです。
出展は、「るーちん」、「ナーキー」さん夫妻を含めて、総勢、十名程度やろか。
天井から、毛糸を吊して、芸術作品。ガラス板と、ブロックを組み合わせて、芸術作品。
エアーバックを用いたり、猫とか、花を素材にしたり。生地にナニかを染めて、作品にしたり。
素材をナニに求めるかはモトモト勝手やけど、表現技法を、特にナニとは規定セズ、作者が自由闊達に創作すると云うもので、特に、分野は決まってナイのやろ。
そこで、思うのです。
作詞も、作曲も、楽譜、文字だけでは分からんけど、メロディを奏でて頂き、朗読でもして頂ければ、ナンとなく分かる。更には、歌の上手下手なら、私でも、聴けば分かる。感動するかどおかは、嗜好の問題もアルからベツ問題やけど。
ところが、この手の創作は、上手下手が分からんのです。
イヤ、そんな難しいことはナイ。自由闊達に、ダレでもお好きなヨオに、ナンでもヨイのやで。
そお云われたとしても、ド素人が、ハイ、そおですか。では、済みそおにナイ。私が適当に、ナニかを造って、出展するワケにも行かんのや。芸術作品とは、そこが難しい。モトモト、私に、そんな才能はナイのやけど。
さて、何処がどおチガウのか。例えば、和紙ではナイけど、和紙のよおな製法の紙。つまりは、梳いた紙を画布に見立てて、絵を描いてアルとする。素材は、花。
ナンで、その和紙みたいな紙でナイとイカンのか。ソレは、作者の感性とナルのやろ。
ニジミ具合か色彩か、ナニか知りませんけど、それなりの微妙なネライがあって、ソレでナカッタらアカンのやろ。
色彩にしても、アレコレ、試行錯誤して、失敗も、重ねたはるのやろ。単純に、赤なら、赤でもナイはずや。こういうのも、観るヒトが観たら、分かるのやろか。
エアー・バックにしれもソオです。ナニかの目的があって、ソレでやったはる。
とは云え、悔しいかな、私には、作者の意図が何処まで分かるのか。分からんかったら、聞いてもヨイのやろか。そんなことして、ヨイのか悪いのか、それさえも、分かりません。
下手に聞いて、専門用語を連発されても、困るやないか。
ヨオあるのです。ナニかの作品を鑑賞しながら、フムフム、コレはナンやとか、カンやとか。アレ、分かって云うたはるのか、分かったフリして云うてるのか。
それこそ、花なら花、海なら海、猫なら猫と、表現方法がどおであれ、その素材がナニかくらいは、観たら、分かります。
そやけど、毛糸を吊されても、ナニかいな。ガラスはガラスで、ブロックはブロックやけど、その組み合わせで、ナニかを訴えたはるのやろ。
不謹慎やろけど、例えば、ピカソの絵とします。そんなモンが、仮に我が家にあったとしたら、ドナイショ。
そんな冗談云うても、最初っから、ダレも信用するハズがナイ。
有ったとしても、ドッチミチ、複製に決まってる。その複製にしても、専門家が描いたのではナク、大量生産の印刷モンやろ。正直云うて、それさえ、所蔵してませんけど。
ナンで、そおナルのかと云うと、その価値が凄いからで、その一枚が、仮にホンマモンとしたら、私の家が幾つも買えてしまうのや。
ハッキリ云うて、私にとっては、身分不相応。
そしたら、芸術作品とは、そんなモンやろか。そおとも思います。ヨイ、悪いは物はベツにして、ダレでも欲しい物は欲しいのやろ。世の中に、ホンマモンは、タダ一点。幾らでも値が高騰して、遙か彼方へ行ってしまう。
もっと、世俗的にナルけど、ピカソでナカッテもヨイのです。
謎の浮世絵師、東洲斉写楽の版画でもヨイ。ドッチミチ、日本では無視されて、包み紙にされてしもたのや。そのナカの、何枚かでも、ご先祖様が、ほかさんと、保管しといてくれたら、ヨカッタのや。
そしたら、どれくらい、儲かることになったのやろ。イマ頃は、私も、資産家のオヤジやけど、そんなケもナイわ。
こんな具合に、価値判断も、時代とか、お国によってもチガウのです。
そのウエ、世に高名な、芸術家でも、無名の頃は、無視されて、ナニかの賞でも取ったら、一躍、値段もソレなりにナル。ツイデに、無視されてた、ムカシの作品までもが、跳ね上がることもアルらしいです。
そんなモン、ナイもんはナイのやから、どおでもヨイ。
眼のマエにアル、「無生展」のことです。
芸術作品とは、観るヒトが観たとおりでヨイ。
とは聞いてるのです。
そやけど、私みたいに、コレを、造らはるのに、幾らくらい掛かったのやろ。時間はドレほどやったのやろ。
そこまでは、マダ、マシやけど、売らはるとしたら、幾らくらいやろ。
ついでに、将来、有名にでもならはったら、ドレくらいになるのやろ。
そんな、邪念を抱いて、観てるよおでは、アカンのやろ。
それにしても、天井から吊した毛糸。そして、ガラスにブロック。
「無生展」で、観てる分にはヨイけれど、どないして、温存するのやろ。
私に頂けたとしても、保管場所さえ、アラヘンで。
(00/07/11)


136.京都府立文化芸術会館(2) 芸術家とはヘンジンか

京都府立文化芸術会館。
凄い名称の会館です。
ここの駐車場はナンと30分150円也。
エライ安いやナイか。府立の施設やから出来るのやろ。
そんなことはドオでもヨイけど、さて、何処が何処やら。
云うたらナンやけど、そんな狭い建物でもナイ。かと云うて、広大な敷地でもナイ。
駐車場からなら、正面ではナク、裏手からになる。管理人さんに聞こかとも思たけど、ナンとかナルやろ。
アッチやろか、コッチやろか。そこまでは迷ってナイけど、もしかして、ココやないかと云う部屋はスグにも見つかった。
とは云え、ツカツカと入室して、余所さんやったら、エライことになる。ドアが解放されてるから、追い出されることはナイやろけど。
その部屋のマエには、看板がアル。確認したら、「無生展」。コレです。
さて、コレを、「ムセイ展」と読むのではナク、「ナウ展」と読めとのこと。
タブン、「Now展」のツモリやろ。そしたら、「今展」とナル。今展の絵とはナンやろ。
実は、ナニかの絵の展覧会やろとは思てるのですけど、ナンの絵か、皆目、知らんと来たのです。
ナンで、絵の展示会と判断してるかと云うたら、「るーちん」さんなる女性が画家とのことやから。
日本画、西洋画、前衛画。油絵、墨絵、貼り絵にペン画に版画。どんな種類があって、分類がどおかも、ヨオ知りません。クドイけど、この世界のことには無知。
そもそも、私のイマまでの人生で、世に称する芸術家ナル人と、オツキアイしたことはナイ。
マッタクと云うことではナイ。学生時代の夏休みのアルバイトで関係したことがアルにはアル。
やることは、呉服の生地に、蝶の絵が描かれてて、その生地を、湯熨(ゆのし)に出したり、ろうけつ染めに出す。湯熨は、スグにでも出来るから、通常の作業の間に挟んでもらうことになる。
そお頼んで、出来るのを待って、持ち帰る仕事。ソレ以外は、指定の日時に受け取りに行って、依頼主に手渡すのです。
何処そこのナニ屋さんで、ナニしてもらう。そのメモで行くのやけど、湯熨屋はんは、私の家の近所でした。近所も近所、通てた小学校のムカイで、家から、一分程度。当然、顔見知り。
コレは、オツキアイと云えば、オツキアイにナルけど、喋ったのは、その奥さんとだけ。絵を描いてたご主人は、タマにしか見たことナイ。当然、喋ったこともナイ。
このカタの、お名前がナニか、覚えてナイのです。双ケ丘周辺の閑静な住宅街で、広いお庭があって、イカニモ、芸術家風の建物で、ムカシからの京都の家ではナイ。
ご当人は、髪の毛、ボウボウ。口には、髭を蓄えて、パイプでタバコを吸うたはった。当時では、パイプでタバコは、ソレほど珍しいこともナイのやけど、ソレが似合う年代でもナカッタ。
ナニがどおやと、問われたら困るけど、その顔には、キッチリ、芸術家でアルと、書いたった。
この芸術家でアル、蝶々の絵描きさん。それで、立派な生計を営んだはったのやから、それなりの地位を確保したはったのやろ。イマは、どおしたはるのか。名前を覚えてナイのやから、絵描きさん、芸術家となると、その光景を、懐かしく、思い出すのです。
来る途中、嫁はんも一緒やし、イロイロ、聞かれたのやけど、ナンの絵か、知らんのや。
ドンなヒトがやったはるの。イヤ、初めてやから、顔も知らんのや。
芸術家とナルと、想像するに、あの蝶々の絵描きさんみたいな風貌やろか。ハデハデやろか、シブシブやろか。そやけど、アレはオトコやし。コンカイの、「るーちん」なるヒトは女性です。
長髪の、その髪の毛を束ねて、顔中に、ピアスとかして、ワケの分からんことをブツクサつぶやいて、あっちの世界に生息してるのやろか。
あっち云うても、黄泉の国ではナイやろけど、下手に、この世のハナシをしても、噛み合わんとか。
ピカソも、ダリも、ヘンジンやったらしい。ヴァン・ゴッホは、自分の耳を切り裂くと云う程の、キチガイやったらしい。そんなんやったら、ドナイシヨ。
云うても、多少なりとも、そのケがナイと、世に云うところの芸術作品は産み出せへんのやろか。
ツマリ、私等、凡人とは、何処か、チガウのやろ。
そおそお、「無生展」のことです。
まあ、ヨイのです。こっそり、絵などを拝見して、そのまま、引き上げてしまう手もアル。
ナカを覗いたら、入り口には、受付があって、女性と男性がチョコンと居てます。折角やから、一応、聞くだけは聞きましょう。
女性のホウに、ナンとかさん、居られますか。
そしたら、「私です。」
正直云うて、外見が、極、フツウやから、マサカ、芸術家とは思わなんだ。
そやけど、お互いに、顔も知らんとは云え、聞くだけ聞いて、ハイ、そおですか、ホナ、サイナラ。
そんなワケにもイカンから、私は、ナンとかです。名乗らんとショウガナイ。名乗る云うても、世に云う処の有名人でもナシ。タダ、初対面やから、ショウガナイのです。
そして、その隣に居たのが、コテッチャンやて。
イヤ、当日は、行けナイとのことやったから、マサカの坂です。それよりも、ホーム・ページの写真から受けてる印象とは、ゼンゼン、チガウ。
どおチガウのかと云うと、実物は柔らかい。反対には、写真からはイカツく思てたのです。
イカツいとは、それこそ、会津の小鉄会系。
そお云うたら、「るーちん」さんは、モトモトが、ナンの想定もしてナカッタ。
タダ、ナンとかナーキーさんの嫁はんで、コテッチャンの同級生までは分かってるけど、ホーム・ページに写真が掲載されてるワケでもナシ。
この「無生展」に出展の絵を描く、芸術家とのことやから、イロイロ、風貌を想定しようとしたのやけど、女性の芸術家なるモノが、どんな感じか、私の材料が乏しいこともあって、想像するのがさえも、難航した。
そのマエに、私も、ナンの写真も掲載してナイのです。写真を掲載するガラでもナシ。いわば、ナゾのオッサン。
但し、私のことは、自己紹介さえ読めば、概要だけは分かります。
読まんかったら、オッサンかどおか、ナニ者かさえも分かりませんのです。
そやけど、それは、先方のご勝手で、当人としたら、ナンのウソも掲載してない。
勘違い、記憶マチガイ、そして、多少の脚色はアルやろけど。
これら、全ては、先方の解釈の問題です。
芸術作品ナル物も、そおナンやろなあ。
(00/07/10)


135.京都府立文化芸術会館(1) 無生展

只今、「るーちん」さんの参加する、無生展なるモノに行って参じました。
自分で云うのもナンやけど、私は芸術なるものはマルッキリ分かってナイ。
分かってナイと云うのと、好き嫌いとはベツ問題。興味はアルのです。
スペインの画家ダリ、ギリシャは、ミロのビーナス、エジプトのツタンカーメン。
全部、京都市美術館で見た。
ホカにも沢山見てるハズやけど、覚えてナイのです。強いて云うたら、ピカソも見たのやろか。ハッキリとは記憶にナイから、見てナイのやろか。
ヨオ考えたら、ダリ以外は、芸術と云うよりは、歴史の分野にナルのやろか。美術館での展示やから、美術になるのやろか。そんなこと、ドッチでもヨイのやけど。
ミロのビーナスなんか、素晴らしいモンやった。ギリシャで、紀元前に創作されたモノを、日本で見ることが出来た。欠落した手がどおナッテルのか、ルーブル美術館から来た当時、評判になって、色んなヒトが勝手に想像してたけど、ナニもムリして、想像することもナイやないか。むしろ、ナイほうが綺麗とも、思てたのや。そういう意味で、ナイことにも意味はアル。
かと云うて、ギリシャには行ったこともナイし、行きたいとも思ってナイ。
エジプトのピラミッドと、中国の万里の長城。死ぬまでには、実物を見てみたいと思てます。これは、歴史的遺産であって、芸術ではナイのや。
そのエジプトのツタンカーメン王の黄金の仮面。コレ又、素晴らしいモンやった。
そして、ビーナスのトキも、ツタンカーメンのトキも、ホカに、ナニか展示してあったのやろけど、マッタク、覚えてナイ。もしかして、ソレだけに並んだのやろか。イヤ、凄い行列でした。そんな状態やから、ジックリとは見てられんかったハズ。
巨匠ダリはそれ程でもナカッタけど、代表作なるモノは、予め知ってはいたし、アア、コレがアレとか、そんな感じ。
ダリのトキ、当時、アインシュタインの相対性理論なるモノも話題になってたのです。それで、ダリの絵は、相対性理論的絵とか評するヘンなヒトも居た。
ナンでやて、歪んだ時計の絵は、マサシク、空間が歪んでるのを示してる。それで、相対性理論的絵である。シマイには、当のダリが、そお云うてるとか。
ヨオそんな、ワケの分かったよおな、分からんよおなコト云う。それでのおても分からん絵を、余計に分からんよおにしてしもて。
そやけど、ダリの絵は予想以上に色彩が綺麗でした。
美術館では、複製した絵を売ってたのです。折角やし、時計か、像と虎か、四次元、核十字。アレコレ迷て、結局は、ナニも買わなんだ。
以来、こういうのにもご無沙汰状態。と云うワケでもナク、タマタマ入った百貨店で、これまた、タマタマやってる展示会には、フラリと冷やかしに。
コレは、ナンの目的もナイのやから、ナンやったのか記憶にもナシで、まあ云うたら、ン十年、タマには、目的を持って、美術、芸術、なるモノに、接するのもエエやろと、そんな程度です。
それも、アルし、お墓参りのツイデもアル。
月一回、当家は、墓参してます。母は、朝からお医者さん。明日は、ゲート・ボール。ドッチミチ、行くツモリはナサそおで。
息子達は、もうスグ前期試験が開始。そんなことやったら、夫婦二人だけやのことになる。
朝から、そしたら、イツにしよ。今日にでも、行ってしまおとなってしもた。実は、予定してた日。ソレは明日やったけど、別件が舞い降りただけのこと。
さて、墓参も済まして、アトは、京都府立文化芸術会館。
芸術なるものには無関係の身やから、正直云うて、そんな会館の名前も聞いたことがナイ。
どっちにしても、京都御所近く、京都府立大学病院のムカイ辺り。概略の場所は分かってるのやけど、ナニブン、初めての会館。
正直云うて、府立病院には、そのムカシ、二三回、通院したこともアルけど、会館のことは知りませんでした。
駐車場はアルとのことやし、ナンのシンパイもしてナイのやけど、ウロウロしてしもた。
よおやく、アアここかと、分かったのは、「堂本印象」なる文字が見えたから。
その、堂本印象の絵は見たことがナイけど、美術館が何処にあるのかは知ってます。ここではナイのやけど。
京都府立文化芸術会館なるものは、以外に大きな会館。ソバには、関西文理学院もあったけど、これも、こんな場所にあったのかいな。
場所がチガウよおにも思うけど、現に、アルのやから、アルのや。
忘れてた。そんなことはどおでもヨカッタのです。
「るーちん」さんの芸術作品のハナシをするツモリやのに。
あくまでも、芸術なるものには、無知やから、何処までも、ツモリだけ。
(00/07/09)


134.我が家の事件簿(21)  試験

またもや、パチンコのハナシからです。
こういうのは、常に、勝ってると主張するヒト。
マアマアとか、負けてばっかりと云うヒトに別れてしまう。
実際問題としては、勝ちっ放しはナイやろし、負けっ放しもナイやろ。
私も総計したら、勝ってるツモリでは居るけど、正確には分かりません。
勝ったときは、最低限、元手換金。アトは景品。負けたトキは、景品だけのことも有ったし、手ぶらも有る。お金がナイときは、換金のみ。景品云うても、甘党やから、チョコレートばっかりでした。
パチンコで大勝ちしたと云うても、一万円にもなることは数回だけ。殆どは、それ以下。
元手も最大で三千円に決めてたのです。イマやったら、これくらいでは、勝てへんやろけど、十数年マエのことやから、それでも充分に遊べてました。一番頻繁にやってた時期は、社会人になってから、結婚する迄の独身貴族時代。
そして、会社で製造してた電子部品の納入サキが、パチンコ関係のトキでした。
クレームとか、打ち合わせで、顧客とハナシをしてたら、マスマス、電子装置と化してるのを再認識したのです。
そのウエで、ムカシ乍らの、温度、湿気に依る、板の反り具合等。つまり、雨が降り出したら、球が出易いとか、お天気続きで、乾燥してたら、球が跳ね過ぎて、アカンとか、影響される要因はオナジやけど、その対策として、空調装置も、建物の構造も、数段、ヨオなってます。
材料も、湿気、温度に影響され易い、ベニヤ板から、可能な限り、合成樹脂にする等、材料も、加工技術も、日進月歩。もお、桁チガイの管理が出来てるのです。この程度の概要やったら、ド素人でも分かってるけど、アレコレ、詳細な知識を集合させた、パチンコ屋のフランチャイズが出現。これは、心理戦争のことまで、網羅してるらしいです。
そんなことやから、プログラムだけでの制御で、相当な処まで可能です。勿論、計算不能、プログラムにしようのナイ要因もアルけど、全体の割合からは微々たるモノ。それは、敢えて、分からんままでもヨイと云うてました。
どっちにしても、微妙な機械のバラツキはアルし、マッタクの電子装置との勝負でもナイと、お客さんが、勘違いして頂くことが重要なこと。コレは、どの程度の出玉にするかのことで、そのお店の営業方針に関わる問題。余りに閉め上げたら、開店休業状態になってしまうし、出し過ぎたら、破産してしまう。地域性、客筋、時間帯もアルし、この釣り合いが最も大きな問題らしい。
コレマタ、ムカシから、当たり前になってるけど、駅前は、イマでも、閉めてるらしい。ドッチミチ、時間潰しやから。郊外店は、様変わりで、競争が激しいらしい。クルマで何処へでも行けるから。
お陰様で、この不況でも、強い産業になってます。とのことやった。
これは、プリペード・カードの偽造が出回って、問題になる直前の頃です。
そおそお、私も勘違いしてました。
自動車安全学校のハナシをしてたのです。
検査の結果は、ハッキリ云うて、歳喰って、ドン臭い。
正直云うて、歳は仕方ナイけど、イマだかつて、ドン臭いとは、思たことナイ。ナニかカラクリでもしてアルのやろ。
適正検査も、午前中で、オシマイ。
午後からは、本番の安全運転講習会。そのアトで、試験がアル。その成績次第で、免停期間がどおなるかが決まってしまう。
色んな先生が、講習されたけど、最初に仰ることは、居眠りして、注意されたら、減点する。
ホカのヒトに迷惑が掛かるから、携帯電話を切っておけ。これも、二度三度やってしもたら、減点してやる。
ここは、重要と云うたら、覚えてオケ。ハッキリ云うたら、問題に出るからや。それでも、間違うおカタがカナラズ、一人や二人居るのです。それは、寝てるのやろから、落ちても仕方がナイ。
そんなハナシばっかりでした。
遂に、試験の時間になって、先生の訓示。
マズは、ご当人の実力でやってください。そのウエで、一二点、イヤ、三四点。それくらいやったら、私が然るべき筋に頭を下げて、お願いして来ます。どおか、通してやってくださいと。
いずれにしても、そんなに難しい問題ではありません。イマまでの、講習会をマジメに聞いてたら、合格して、当たり前。
カンニングはイケマセン。それが分かった段階で、オシマイです。
さて、試験の結果はどおやったのか、私の思うには、合格の自信アリ。
そして、全員、無事、合格。
先生曰く。
免許証は返却するけど、本日、夜の12時までは免停です。それまでは、クルマに乗ってはイケマセン。実際に、居るのです。これくらい大丈夫と、乗ってしまうのが。
この場合、即刻、免許取り上げです。再度、教習所に通って、免許を取ることにナル。
この試験では、こんなハナシもあったのです。カナラズ、不合格の犠牲者を出すことになってるとか、マトモに試験はスルのやとか。
そして、アルおカタから教えて頂きました。
原則として、全員合格になる。
落ちたヒトがあったとしたら、余程のことがあったのやろ。
帰ろとしたら、あのオバハンが、ニコニコして、
「帰る方向が一緒ですねえ。」
殆どのヒトが、園部までは、一緒です。クルマはアカンのやから。
朝、降ってた雨はやんでました。
園部まで、テクテク、歩きながら、適当に、世間バナシなど。
マサカ、パチンコのハナシはしてナイけど、交通違反のことが話題です。
そして、捕まった場所が一緒やて。
五条の清水病院マエのオービス。
ピカッと光ったら、免停です。
気を付けましょねえ。
(00/07/01)


133.我が家の事件簿(20)  運転適正検査

動体視力を要求される、パチスロなるモノ。
老婆心乍ら、これは、若いヒト向き遊技と判断スル。
エエ歳したオッサン、オバハンがノメリ込む遊びではナイと云うことです。
私は後輩に連れられて以来、実物のパチスロなるモノは見たことナイけど、聞くところによれば、シッカリ、ハマッテル中年が、多いらしい。
中年どころか、もっと、先輩諸兄までがヤッテルのやて。毎日のよおに訓練してたら、初心者よりはマシやろけど、夢よ、もう一度の可能性は、着実に退化してることにナル。そお云われて、辞められるのやったら、トックのムカシに辞めたはるやろ。
そもそも、パチンコ台のタグイは、ムカシとは、マッタク、チガウのです。スッカリ、サイボーグ化されてしもて、高度な電子装置と化してます。
マズは、中央演算装置を装備してるから、こんなモンと、人間が知恵比べして、勝てるハズがナイ。出球率も、マシンのバラツキも、中央指令センターに陣取った、黒子さんの、指示命令で、調整してしまう。
確率、ナン分のナニで、出るよおにする。これが調整出来るのやから、アホみたい。
その他、アチコチにセンサーが設置され、球の量、ツマリ等、感知して、パチンコ台が自動で調整するのやから、人工頭脳を持った、ロボットに遊ばれてるみたいなモンです。
釘師との勝負やったら、出る台は出る。それを記憶しといたらヨカッタけど、コイツには、ソレがナイのです。いわば、人情味がナイ。
私が最初にパチンコなるものをやったのは、実に、小学生時代です。そんな小さいのがやれるハズがナイけど、西洞院四条のお店です。叔父に連れてもろた記憶がアル。云うても一回だけ。
当時は、子供用の台があったよおにも思います。それとも、先方が、準備してくれたのやろか。椅子があった記憶がアルのです。椅子くらい、当たり前と云われたら、その当時は、パチンコは、立ったままやってたのです。
当時、流行ったのが、パチンコ台を買おて、家でやること。その台を、叔父に買ってもらいました。
やるには、球が要るから、パチンコ屋には、何回か、球を買いに行きました。
アレは、そのパチンコ屋の球を借りてることになってるのやから、一個一個に、シルシもあって、本来は、持ち出し禁止。余所の店のも、使たらアカンのです。
小学生のことやから、そんなことは知りません。パチンコ屋も、小学生が球を買いに来て、パチンコもセンと、ポケットに入れて、そのまま帰ってしもうのを、黙って見てました。
叔父から、コンドはアッチ、ツギはコッチとか。その指示に従って、ホウボウのパチンコ屋から球を持ち出した。
一箇所からでは、マズイと、これは、叔父の判断。イマ、思えば、私を出汁にして、叔父がやりたかったのやろか。
断っておきますけど、パチンコ屋はんが、18歳未満お断りになったのは、イツのことやろか。ハッキリとは知りませんけど、気が付いたら、そおなってました。当時は、ナンの規制もナカッタのです。
かと云うて、イマとはチガウから、中学生や高校生で、ヤッタ云うたら、それだけで、不良扱い。却って、小学生くらいの子は、保護者同伴でやってました。
その前に、怖い場所でもあった。云うたら悪いけど、余り、上等は場所ではナカッタのです。それこそ、経営者そのものが、ナンと云うか、云わんとこ。
そんなんやから、女性がパチンコしてる姿は珍しかった。余程、勇気があって、マトモやナイ女性。或いは、お婆ちゃんは、トキドキ、見掛けました。お婆ちゃん云うても、余所のです。当家のお婆ちゃんに、叔父とパチンコ屋に行ったとは、口が裂けても申せません。
そやけど、家にパチンコ台も、球もアルのやから、分かってたとは思うけど。
ソラ、遊技場やから、上等でアルはずがナイ。暴力沙汰もあったよおで、子供が一人で入れる場所ではナカッタのです。
そして、ツギが学生時代。高校生と間違われて、補導されかかったトキです。この頃から、シバシバ、ヤリました。
私の足がパチンコ屋から遠退いたのは、中央演算装置が導入されてからです。それに加えて、警察までが、眼のカタキにしてた、パチンコ屋の上前をハネルよおになったこともアル。
ヤタラ、女性が増えて、しかも、若い子までが参加して、ムカシの、後ろめたいと云うのが、何処かに消えてしもたこともアル。そして、子供が置き忘れられて、犠牲になったりしてたら、もお、世も末です。その末になって久しいのやけど。
クレグレも、動体視力の退化以前の問題です。
ツイデに、もお一人、パチンコの得意なのが居ました。会社で残業してるより、パチンコのホウが稼ぎがヨイと豪語してました。実際、数時間で、ン万円を儲けてた。
ソイツの云うには、さっきの演算装置を逆利用する。
結論は、ダレかが大負けした台がヨイ。そのヒトが引き上げたら、そこでヤル。これこそ、確率、ナン分のナニに接近してるハズ。一度出たら、もう一回は、スグに出る。その一回が出てしもたら、ツギなる台に移動する。
その状態を、ぐるぐる回って、観察するのがコツらしい。ムカシのマッタクの逆ですけど、確率のハナシから云うたら、正解です。云うても、イマはどおか知りません。直伝も、聞いただけで、私は実践したことがナイ。
云うとくけど、私は、フツウのパチンコは強かったのや。総計したら、マチガイなく、勝ち越しです。
そんなことは、どっちでもヨイのです。
私が二条教習所で、やってた頃には、この適正検査はナカッタ。セイゼイ、視力検査と、色盲くらいと思います。
この検査のことを、息子達に聞いたら、イマは、教習所で、ヤッテルらしいです。自動車安全学校とは云え、教習所ナイでのことやから、考えてみたら、当然のこと。
その最後には、運転適正がありました。
間仕切りされた部屋に入ったら、さながら、ゲーム・センターのゲーム機みたいな装置があって、皆さん、ヘッド・ホンをして、画面を見ながら、足をバタバタしてます。画面には、赤黄青の信号が表示されてるダケ。ナニしてるのやろ。
順番が来て、検査員のカタから、ヘッド・ホンをシナサイとの指示。そしたら、ナニをするかの説明が聞こえてました。
青なら、アクセルを踏む。黄なら、足を外す。赤なら、ブレーキを踏む。これだけのことです。
それでは、練習開始をしましょう。やったら、結構、難しいのです。正確にシヨとしたら、スルだけ、焦ってしまう。
マゴマゴしてる間に、本番開始。本番開始は、自分で、ゲーム機のスタート・ボタンを押せとのことです。スタート・ボタンのソバには、練習用らしきボタンがあったけど、シッカリ、ガム・テープで、殺してあった。
本番の結果は、散々なモノ。
正確性に欠ける。反応が遅い。該当年齢の平均値より、劣ってる。
コンチクショウ。バカにしやがって。
こんなモン、もう一辺、やらせたら、完璧にやってヤル。
そやから、人情味のナイ、遊技機なんか、嫌いて云うてるのや。
(00/06/30)


132.我が家の事件簿(19)  動体視力検査

眩惑検査のツギが、動体視力検査。
ヤッパリ、スコープを覗いて、向こうから、輪が接近して来る。
その輪の上下左右の何処かに開いた箇所がアルから、分かった段階で、その位置を、手元のレバーを上下左右に動かすことで、示セと云うものです。
ハイ、スタートの合図でやりました。ヤルことは、簡単なこと。レバーを動かすだけ。
ちなみに、この動体視力は、野球選手は凄いのやろ。あの剛速球が、ストライクかボールか、カーブかストレートか、ウエかシタか。瞬時に判断して、バットで叩く。ヒトによっては、球の縫い目から、回転から、全部、分かるらしい。
かの有名な、巨人の川上が、選手時代に云うたらしい。
「ボールが停まって見える。」
これこそ、野球の神様の真髄です。とは云うけれど、向こうから迫って来るワッカは一向に停まってクレません。
左程の速度でもナイ。時速30kmの設定とか。
接近して来て、分かった頃には、消えてしもて、マタ、スグに、ツギのが迫って来るのです。
かのパチンコ屋はんにアル、スロット・マシンみたいなヤツ。これが、パチスロと称するのか。兎に角、オナジ絵柄を合わすヤツです。
会社に居た頃、オナジ部署の後輩が、パチンコ屋が大好きで、イヤヤと断るのに、どおしても、つき合え云うて、連行されたことがアル。
ショウガナイから、オツキアイしてやった。そやけど、アッと云う間に予定の金額をスッてしもたのです。云うても、数千円。私は、こういう賭博には、熱うなるホウやから、限度額は、決めてるのです。
そおでもセンと、有り金、全部やってしまう可能性がアル。それでも、イマドキ、数千円では、問題外やろけど、ドッチミチ、ショッチュウは、やってナイのやから、勝てるハズもナイ。あくまでも、オツキアイです。
負けてしもて、相棒は何処でやってるのかと捜したら、そのパチスロなるものをやってたのです。エライ、ごっそり儲けてるから、感心してしもた。これだけ、儲かったら、辞められへんのやろ。
もっとも、それまでに、ン万円を注ぎ込んだらしい。最初っから、万円札を500円硬貨に崩してしてしもて、タダのコイン並に扱おてるのです。
それやったら、20枚にもなるやないか。勿体ない。
そお云うたら、タッタの20枚やて。金銭感覚が、麻痺してるのや。
ソイツ、当時は独身やったから、こんなモンにお金を貢いでたらアカンやないか。そしたら、もお、婚約者が居てるて、告白してしまいよった。
それやったら、余計に、始末せんとアカンやないか。説教のツモリで云うたのに、コレのホウが稼ぎがエエのやて。ホンマかいな。
そのトキ、動体視力のハナシをしました。回転してる絵柄を云い当てるのです。
「見えますか。コレが、ナンとかです。」
そんなモン、私に説明されても、分かりますかいな。数字やったら、分かるけど、絵柄にナニがアルのやら予備知識がナイ。合おてるのか、間違おてるのか、それさえも知りません。
そして、彼曰く、
「ここで、停止させたら、全部、合いますから、ヨク、見ててください。」
宣言通り、ピッタシ、合おて、沢山のコインがザックザク。こおなったら、辞められんやろ。
彼は動体視力がヨイと、自分で云うてました。そんな具合に、動体視力のヨイ人やったら、回転シテル、絵柄が分かるのです。見えてるのやから、ヤマカンで勝負してるのではナイ。アトは時間差がアリ、マシンの個性もアルけれど、ココと判断したら、大ハズレはナイらしい。
但し、停止位置が、バラバラになるのがある。そんな台はアカンのやて。その個性を見つけるのに、ン万円もの投入をするらしい。よおヤルわ。
彼のハナシでは、動体視力は、訓練しても、ヨクなるらしい。これも、分かります。
私みたいに、初めて見たのでは、回転してる絵柄の種類も分かりませんけど、ショッチュウやってたら、絵柄くらいは記憶してしまう。その特徴を識別して、見えるよおにはナルのやろ。
それでも、回転してる絵柄のことです。パチスロで、動体視力を訓練しても、教習所での動体視力検査はとはチガウやろ。
これにしても、ナン回かやれせてもらえれば、慣れて、反応も、ヨオなるハズです。
さて、理屈は抜きにして、私の動体視力の成績は、同年代で、ヤヤ劣るの評価。
「動体視力は、年齢と共に、速度と共に、低下しますから、安全速度を守ってください。結構です。
ハイ、ツギのカタ。」
ウシロにヒトの気配がしたのです。
振り返ったら、隣の席のオバハンが居てました。
顔を合わすなり、
「皆さん、オナジことを云われたはりますよ。」
歳や歳やと云われて、私も、ガックリ、肩を落としてたのやろか。
(00/06/29)


131.我が家の事件簿(18)  眩惑検査

私が通った教習所ではナイとは云え、教習コースをナン十年ブリかに走行するのは、それなりに楽しいモノです。
勿論、キッカケが免停やから、ヤリタイからヤルのではナイけれど、与えられた環境でのことやから、そおとでも、思てんとショウガナイ。
踏切がアリ、坂道がアリ、信号がアリ、一時停止がアル。そして、S字カーブもアル。
坂道発信云うても、ムカシみたいなミッション方式ではナイのやから簡単やろ。ヤルのかなと思てたのですが、そのコースを通ることは、ナカッタのです。確かに、オートマチックでは、意味がナイ。
そして、先生の指示で、S字コースになったトキ、パッと見た瞬間、こんなに幅が有ったのかとの印象でした。
教習生の頃には、狭おて、曲がりくねって、難しい道。ワザと造ってるのやろ。ニクタラシくも感じたけど、今回は、感覚的に、余裕がアル。
かと云うて、失敗するワケにもイカンから、それなりには、緊張はしました。
もっと、速度を出してもヨカッタけど、速度違反で捕まってる身分。イランことは辞めときましょう。
私としては、ナンの失敗もナク、無事終了。ところが、先生の指摘事項は沢山あったのです。
「マズ、重要なことは、一旦停止が、マッタク、ダメです。
本人さんは、やってるツモリでしょうが、出来てません。必ず、一呼吸、入れるくらいの心ヅモリでお願いします。」
「左右確認も、成ってナイですよ。これも、ハッキリと、オーバーくらいで、丁度ヨイのです。中途半端はアキマセン。」
「ハンドルはカナラズ、両手でシッカリ、握ってください。これはクセですかねえ。左手を、常にチェンジ・レバーに置かれてますけど、ミッションではナイのです。」
「ドノ生徒さんも、そおですが、運転経験が長いホド、ヘンなクセが付いてしまって、治すのはタイヘンでしょうが、これからは、意識して、安全運転でお願いします。」
「ハイ、お疲れ様。合格です。」
最後の台詞でアンシンしたけど、これで、不合格やったら、免停期間短縮はナシかいな。
それにしても、教習生時代にも、そんなことを云われたよおな、記憶がアル。
クルマから降りたら、受講生の一人が、
「どおでした。」
そお聞かれても、どお答えたてヨイのやら。トリアエズ、安全確認はオーバーに。
このツギが適正検査。
ナニをさせられるのかと思たら、マズ、眩惑検査。
スコープを覗きなさい。そのウエで、30秒間、目に光を当てます。そしたら、輪が見えますから、その輪の何処が開いてるか、分かった段階で、答えてください。ウエとか、シタとかです。説明は、それだけのこと。
スコープを覗いてたら、確かに、輪は見えてるけど、ナニやら、クルクル回ってるだけ。開いてる箇所が何処かて、そんなモン、アラヘンで。装置がオカシイのとチガウか。
「結局、分かりませんでしたか。規定は、30秒以内ですけど、1分間待って上げたのです。
キット、輪がクルクル回ってるだけにしか、見えんかったと思いますが、どおですか。」
よお分かってる。そのとおりです。
「夜なんか、対向車のランプが眼に入ったら、イライラするのとチガイますか。」
異論ナシ。そのとおりです。アレ、腹が立つのです。
最近は、停車してるのに、ヘッド・ランプを消さんアホが多いのです。特に、RV車は、意識的にイヤガラセをしてよると思うクライに、消すヒトが珍しい。マッタク、迷惑千万でアル。常識ハズレでアル。こんなことは、教習所の教育指導要綱にでも、組み込んで、基礎の基礎として、教えてやらんとアキマセン。
それにしても、この検査員は、ナンで世間話をしてるのやな。
「それはです。歳と共に、老眼にナルのとオナジで、眼の瞳孔の開閉も、遅くなってる証拠です。
この検査で、一発に分かるのです。
それで、ランプをマトモに当てられたら、暫く、メクラ状態になってしまって、その回復が遅いから、余計にマブシく感じて、イライラするのです。
そのことを、ハッキリ認識して、運転してください。心配は要りません。その歳なら、ダレでも、そおなってます。」
ナンやな。エライことを云われてしもた。
老眼は自分でも分かってるけど、ヘッド・ランプのイライラも、ソレかいな。
検査してくれたヒトも、オナジくらいの歳。
現象も、理屈も、ヨオ分かってます。
そのヒトから、年寄り扱いされて、気分が悪い。
(00/06/28)


130.我が家の事件簿(17)  運転適正検査

自動車安全学校の受講生は、50名程度。
奇妙なことに、ウチ、20名が中年、老年。老年は二名だけやけど。
奇妙と云うのは、もっと、若い子が多いと思てたのです。
安全学校で、最初にやらさせられたのは、自動車の運転適正検査。
先生が5名やから、5ツにグループ分けされて、教習所コースを走るのです。私がトアル先生担当グループのトップ・バッター。クルマに乗れと云うから、乗りました。
そしたら、イキナリ、
「何処で引っかかったのですか。」
正直に回答したら、
「よお、そんな処で、遣られましたねえ。」
ナンのハナシやな。
「若い子は、何処にオービスがアルかくらい、皆、知ってますよ。それはそおと、何処かで、お会いしてませんか。」
イヤ、この先生は、紛れもナク、初めてです。近所でもナイし、歳も30代、間違おても、同級生ではナイし、会社関係でもナイ。そもそも、園部に知り合いが居たかいな。
そお云うたら、南丹病院で、骨折入院のトキ、一人だけ居たけど、職業も、顔もチガウ。アレは、中央市場のヒトやった。思いを巡らしらけど、思い当たりません。
「そおそお、並河駅ですわ。」
ナルホド、マイクロ・バスかいな。そやけど、運転手としか、ハナシはしてナイし、ホカに数名居たのは感知してたけど、そこまで、知らんがな。
「イヤ、ビックリしました。見慣れんお方が乗り込もおとされたでしょう。あの時間帯は、職員だけナンです。アンナこと、初めてですよ。」
私も、初めてや。
「そしたら、往きましょか。」
バカにされるのは仕方ナイけど、さあ、往きましょかて、どお往くのやな。
「これは、実技試験ではありません。適正検査です。運転経験は充分ですから、脱輪はナイと思います。」
エライ、プレッシャーを掛けられたやないか。脱輪が出来んよおになってしもた。
「どっちみち、初めてのコースですから、右とか左とか、私から指示しますので、そのとおりにお願いします。」
ナニゴトに寄らず、一番最初は緊張します。座席を調整したり、ナニしたり。それにしても、余所のクルマを運転するのは、ナン年振りやろ。
会社では、営業車用等、空いてる限り、借りて、乗れました。クルマの管理者に承認印を頂いて、アチコチに往きました。云うても、亀岡方面が多かった。M社があるからです。それも、約十年マエまでのこと。以来、社用車には乗る用事がナイ。退職したら、尚更、機会もナイ。
特に、教習車は、約30年振りになる。教習は、二条教習所に通いました。当時はミッション車のみやった。そのウエ、私が買うまで、家には、クルマはナカッタ。
そもそもが、私が免許証を取って、クルマを買うまでは、タクシーどころか、クルマに乗ること自体が、珍しいのです。
小学生時代に級友のナンとか君のお父さん。その田舎、云うても滋賀県やったけど、連れて貰たのが最初です。そして、もお二回、やっぱり、小学生時代、従兄弟のお父さん。ツマリ、叔父に乗せて貰て、祇園の「いもぼう」に往ったのと、中学生時代に、そこの梅田の家から、大阪湾に泳ぎに行ったのと、都合、三回だけやったから、私にとっては、クルマそのものが、タイヘンなことでした。
そんなことで、クルマの運転席に座ったのも、教習車が産まれて初めてのこと。先生の指示通り、エンジンを掛けて、オモムロに、ギヤを入れたら、クルマが動いたのです。ソラ、当たりマエのことやけど、動いた、動いたと、感動してたら、先生が、
「オイオイ、ハンドルを持たんかい。」
アヤウク、真正面の、柵かナニかにブツカルところでした。
教習所では、これ以外にも思い出がある。
当時は、市電が、二条教習所のマエの千本通りを運行してたのやけど、その線路にタイヤを取られたのです。そこから脱出しようにも、ハンドルが云うことを利かんのです。先生が、
「慌てたらアカン。もっと、ハンドルをチカラを入れて回すのや。線路にタイヤを取られたら、ドオなるか、ドオするか、ヨオ、覚えとけよ。」
先生が隣に居るのやから、それ程、慌ててはいませんでしたけど、そんなこともアリました。
さて、ここ、園部での運転適正検査のハナシです。
「まず、真っ直ぐ走って、最初の信号を、右に行って、スグ、左です。ハイ、ドウゾ。」
教習所では、真っ直ぐ云うても、外周コースは、曲がってるからなあ。
私は慌てん坊やから、まごつくのや。
トリアエズ、脱輪には、要注意。
(00/06/23)


129.我が家の事件簿(16)  隣のオバハン

イヨイヨ、自動車安全学校の講習会。
私は、羽束師の自動車学校と思てたら、京都府下には四箇所もあって、園部の学校を指定されたのです。確かに、ソコのホウが距離的には近い。
羽束師には、ン十年マエ、実技試験を受けたから、場所は知ってます。園部は、用事もナイし、その存在すら知らなんだ。
当日は、往った段階で、免許を取り上げられるのです。
講習会を受けたら、試験があって、成績に応じて、免停期間を短縮してくれる。講習会を拒否したら、その日から、所定の期間、免停。
そんなことで、講習会は強制ではナイけど、費用は、1万3千円幾らです。
罰金とか、講習会とか、やたら、お金が掛かります。そのウエ、朝10時から、お昼の4時頃まで缶詰の予定。バカ高い講習費用やから、昼食代も含まれてるのやろか。そお思て、電話で確認してみたのです。
「ナンですて。昼食代が、講習費用に含まれてるか、ですか。
そんな、質問されたの、アンタさんが初めてやわ。各自、勝手にしてください。何処かに食堂くらいアルのとチガイますか。」
エライ、ツツケンドンな云い方です。私は知らんから、素直に聞いてるのです。おそらくは、春日のお局さんやろ。どっちにしても、昼食はナイことが分かった。
ショウガナイ。近くの状況も知りませんから、嫁はんに頼んで、お弁当持参。
そして、当日の朝、筆記用具から、お弁当から、アレコレ、ズタ袋に準備して、JR並河駅で、電車を待ってたのです。
マア、ナンと、駅マエに、「園部自動車学校」と明記した、マイクロ・バスが停まってくれたのです。
これは結構なこと。園部の何処か、知らんから、これに乗ったら、直行出来るのや。喜び勇んで乗り込もとしたら、運転手曰く、
「何処に往きますか。」
何処て、このマイクロ・バスは、園部の自動車教習所のやろな。そこやがな。ホカの何処かに往ってくれるのかいな。
「安全講習のカタは遠慮して欲しいのです。」
ナンやな。アッサリ、断られてしもた。職員さんと、教習所で免許を取るヒトが対象らしい。生徒にしたら、年齢がオカシイし、職員にしたら、知らんヤツ。
タイミングが良過ぎたのや。遅刻したらアカンから、早い目に家を出たけど、田舎のことやから、電車も暫くナイ様子。
ヒマやし、ソトで、タバコを吸うてたら、眼のマエに、コレやから、渡りに船と思ただけ。
早々から、そんなこともあったけど、無事、園部の駅には到着しました。弁当やから、安全のため、自動販売機で、お茶も調達。
それにしても、どっちを向いて歩いたらヨイのやろ。推定、徒歩20分。贅沢ではあるけど、小雨でもアル。何年ブリかで、タクシーなど。
「自動車安全学校をお願いします。」
「免停ですか。」
グサッと来ました。ホカに云うことナイのかいな。雨が降って無かったら、場所だけ聞いて、歩く予定やったのに。
お陰様で、一番乗り。と、思てたら、丁度受付が始まったばっかりで、先客数名が居てました。
しかも、オッサン、オバハンばっかり。私もウチ一名。
席は、受付順らしく、私の隣がオバハンです。私はオッサンやから、エエ勝負やけど、このオバハン、気さくと云うべきか、ナンと云うのか、兎に角、ヨオ喋らはるのです。あのお局さんとは大違い。
「私ねえ、千代川のホウなんですよ。」
「そおですか。」
それだけでは、愛想もナイから、私は、並河のホウですと、自己紹介。
「長男が、今年、大学を卒業したのですけど、就職がマダ決まってナイのです。」
「そおですか。」
確かに、それくらいのお子さんが、居ておられても、可笑しくもナイお歳頃のご婦人ではあります。
それだけでは、ナンやし、私も、息子の紹介するとか、しなアカンのかいな。就職のハナシを主体に、それは、タイヘンですねえと、同情するべきか。
それとも、何処の大学ですかと聞くべきか。ハタマタ、聞いて欲しいから云うてるのか。かと云うて、イマドキの大学みたいなモン云うて、クソミソに、持論を熱弁するのもナンですし、こういう話題も悩むのです。
そおかと云うて、喋ってくれたはるのに、口を開くのも、ソンとばかりに、ムツッと、してるのも無愛想やし。あのお局さんにはなりとおもナイ。かと云うて、オトコのクセして、ベラベラ喋るのもナンですし。
こんな具合に、聞きもしてナイのに、家族構成から、お仕事、今回の、この経緯まで、全部、教えてくれるのです。トドメは、
「私は、幾つに見えますか。ン歳ですけど、ソチラさんは、ン歳くらいでしょ。」
ソチラさんとは私のことで、このン歳は、私の歳やろか。ゼンゼン、チガウのやけど。
講習会の申し込みで、受付で頂いた用紙には、生年月日から、ナニで免停になったまで、書いてアル。それを見せてしまおか、どおしよか。通知簿やあるまいに、隠すこともナイのやけど、モノがモノやから、ハイ、コレですと、自慢出来るモノでもナシ。
タマタマ、講習会で隣合わせになっただけやのに、そやから云うて、黙秘することもナイ。
「イヤ、ン歳です。」
「アレ、まあ、私の主人とオナジ歳。」
ご主人のオトシまで、教えてくれたのです。
「そおですか。」
これも、そやから云うて、どお答えてヨイのやら。
ここで、ハタと思い出した。丁度、亀岡に引っ越した頃(20年マエ)、出張のタメ、荷物を沢山持って、山陰線(当時はこお云うてた)で、京都駅に向こてたら、気さくな姉ちゃんが、イロイロとハナシ掛けて来るのです。
「熱いねえ。」(夏でした。)
「そやのに、ネクタイして、タイヘンねえ。」
「沢山持って、どちらへお出掛けですの。」
「ヒャー、ナニか、お土産でも買おて頂こかしら。」
イヤ、マッタク、知らんヒトですよ。
顔は、不細工でもナイけど、綺麗でもナイ。極々、普通のおカタです。服装だけは、お嬢様風やけど、年齢的には、奥様やろ。
私のホウは、返事をしながらも、オイオイ、気さくはエエけど、相手がヘンなヤツやったら、どおするのやな。内心、心配してました。
当時の姉ちゃんが、丁度、イマ、これくらいです。マサカ、あのトキも、私を年下やと思われてたのやろか。そやけど、このヒトであった可能性も幾ばくかはアル。雰囲気がソックリ。
不細工ではナイけど、綺麗でもナイ。極々、普通のご婦人で、服装も、ヤヤ、若目。
そんなこと、聞くワケにもイキマセン。聞きたいけど、説明が邪魔くさい。
加えて、車内では、立ったママ、数十分のご対談。相手かて、ドッチミチ、覚えてナイやろな。
お陰様で、講習開始までの、待ち時間など、アッと云う間に過ぎてしもた。
(00/06/22)


128.我が家の事件簿(15)  簡易裁判所(3)

さて、ヤットコサのこと、裁判所からの呼び出しがあって、入廷。
ナンのこともナイ、何人かの担当者が居て、交通機動隊で作成された調書内容を読み上げられ、これにマチガイないかと、再確認されただけで、ナニもナイ。
「ダイブ、待ちましたか。」
「待たされました。」
「アトは、判決が降りて、罰金を払うだけです。」
「判決」と云う台詞が気に入らんけど、ショウガナイ。
「幾らくらいになるのですか。」
「ン万円でしょう。」
それくらいやろと、交通機動隊でも聞かされてましたから、覚悟も決めて、準備はしてました。
「そしたら、マタ、呼び出しがありますから、待機しててください。」
待たされたワリには、以上、二分も掛かったのやろか。病院並です。こんな処で、ゴチャゴチャやられるのもイヤですけど。
どっちにしても、マタ、待機。
そこで、マタ、特筆にアタイするヒトを発見してます。
ナンとか病院のマイクロ・バスで到着したヒトがあったのです。
奥さん同伴で、病院の寝間着姿。車椅子に、点滴までくっつけてるから、交通事故でもやってしもたのやろか。
それにしては、手足等、骨折治療の形跡ナシ。顔色も健康そのもので、外からは、ナニがイカンのか判別不能。
順番が来て、検察庁に呼び出されたけど、車椅子の状態では、そのドアが狭いから、どお頑張っても、入れません。
検察官が、部屋から出張して来て、身分照会等、済ませました。
「ハイハイ、これで結構ですよ。お大事に。」
マスマス、病院並です。
このカタ、車椅子で点滴してるクセに、よお喋る、よお動きたがる。奥さんに、アアセエ、コオセエ、エラソウに、命令するから、奥さんも右往左往。場所柄、ウロウロ出来るサキもナイのやけど。
そのウチ、奥さんも、くたびれたのやろか、無言の抵抗やろか、空いた席に座ってしもて、寝てしもたフリ。それが、私の隣。
それでも、この患者はん、奥さん相手に喋るのやけど、奥さん、頭だけウンウンで相手セズ。そのウチ、患者はんも寝てしもて、静けさが戻ったら、マタ、携帯電話のオッサン登場。
聞きとおナイのに、マタ、大きな声出して。
このタヌキの二回目のハナシは、紹介致しません。オナジことの繰り返しでバカみたい。
そのウチ、判決の降りたヒトが出現して、そのオッサンが、携帯電話。
「オオ、オマエか。スグに、一万円持って来てくれ。罰金が、思たより、高かったのや。
ン万円は持ってるのやけど。一万円足らんのや。
こんな処に、何回も来るのはイヤやから、払てしまいたい。
そおや、一万円でエエのや。スグに持って来てくれ。ココで、待ってるから、頼むわな。
ナニ云うてる。ココや、ココやがな。
そおか、ココの場所やなあ。場所はなあ、向日町の、国道の、何処やな、ココ。裁判所やがな。まあ、エエわ。そのマエで、立ってるから。分からんかったら、携帯にでも電話してクレ。」
罰金の額まで云うこともないのに、大声やから、そこらに丸聞こえ。このオッサン、私より、罰金が高いがな。ナニをしたのやろ。
若い子も方々で、盛んに携帯電話をやってますけど、ボソボソで、声は小さ目。オッサンはタッタの二人やったけど、目立つのです。
いかにも、聞いてくれとでも云わんばかりに、大声出して、ウロウロ動き回るから。
私も気を付けましょう。云うても、殆ど、持ってるダケやけど。
これで、よおやく、罰金の支払いもケリが付いた。
ご丁寧に、領収書まで頂いて、半日仕事。
会社やったら、罰金でも、領収書があったら、経費で落とせるのやろか。
それにしても、マダ、講習会がアルのです。
(00/06/11)


127.我が家の事件簿(14)  簡易裁判所(2)

検察庁のツギが裁判所。
その間が一番長かったのです。
皆さん、待ちくたびれてます。くたびれてナイお方もおられます。
大きな鞄を小脇に抱えた、オッサン。
タヌキ顔負けの、大きなお腹を突き出して、動物園のトラみたいに、そこらをウロウロ歩き廻りながら携帯電話を掛けまくってるのです。
「アア、オマエか。イマ、向日町の裁判所からや。
チガウ、チガウ。ソヤソヤ。まあ、エエやないか。やってしもてなあ。まあ、エエやないか。
気にしんといてくれ。それより、アレやアレの件や。」
「ソヤソヤ、ソレの件や。それで、どおした。」
「そおか、分かった。そおしてクレ。」
「で、アノ件やけど、アレ、ダレや。そおか、そおか。ヨシヨシ。」
「その件は、ドレやな。ソオカ、ソオカ、分かった、分かった。そおしてくれたか。ヨシヨシ。」
アレ、ソレ、ドレだけで、ヨオ、ハナシが通じることです。
ここには大勢のヒトが居ますけど、原則として、顔見知りのヒトは居てナイはずの場所やから、雑談してるヒトは殆どナイ。そんな場所で、そこらに響き渡る大きな声出して、やってますから、そこらに丸聞こえ。ホンマにハナシをしてるのかいな。
一人芝居やったら、幾ら電話してもタダやけで。
そおかと思たら、ユックリ到着されたお嬢様。
受付に書類を提出するマエに、有った、有った云うて、イキナリ公衆電話を確保。若いにしては、珍しく、携帯電話を持ってナイのです。
その公衆電話は、私の座ってる席の横にアルのです。イヤでもハナシが聞こえてしまう。
「センセイですか。私です。おはようございます。
ごシンパイをお掛けしまして、申し訳アリマセン。
今日は、学校を休みますので。ハイ、スミマセン。
イツから、出られるのか。マダ、暫くです。スミマセン。
宜しく、お願いします。ハイ、スミマセンです。」
「ナンとかセンセイの電話番号を教えて頂けませんか。ハイ、スミマセン。」
「センセイですか。私です。ハイ、スミマセン。」
今日は、学校を休みますので。ハイ、スミマセン。
イマですか。向日町の、裁判所からです。イイエ、交通違反です。イツまで掛かるのでしょうねえ。分かりません。イマ、来た処なんです。エエ、そおです。沢山のヒトですよ。
イイエ、まだ、学校には、出られません。イイエ、そんなことはナイのです。ハイ、スミマセン。」
この調子で、何件掛けたかまでは、数えてませんけど、この子は変わった子です。ナニが目的の電話か、サッパリ分かりません。
何処の専門学校か、短大か、大学か、殆ど、出席してナイみたいなハナシ。それで、卒業出来るのやろか。聞かされてる私がシンパイになる。
電話で近況報告してるだけマシと云うことか。それとも、トリアエズ、忘れ去られんよおに、ツナギだけでもとの魂胆か。こんな場所でやってんでも、余所でやればヨイのに。
そおかと思たら、何処ぞで、缶コーヒーなどを調達して、飲んでるヒトも居る。それだけやったら、ナンの不思議もナイけど、飲んでしもては、マタ、調達に。それやったら、一度に買おたらヨイのに。
云うても、そのヒトの勝手ではアルのやけど、沢山飲むヒトで、正確な数まではカゾエてナイけど、5回は往復してるハズ。私もヒマなモンやから。
或いは、外車で乗り付けた、ネクタイに背広姿でピシッと決めた老紳士。もしかして、ここのエライさんの時差出勤やろか。
それにしても、運転が下手。守衛さんの指示が理解してナイのか、タブン、下手なだけやろけど、指示された場所に、停車が出来ません。
前進、後退、マタ、前進。車庫入れでもナイ。ただ、停めるだけに、何分掛けてるのか。
そんなに下手で、怖いのやったら、乗って来ることもナイのに。私が交代してやってもエエのやけど、左ハンドルは運転したことがナイ。
守衛さんも、大きな声で、「もお、そんなモンで宜しいですよ。」
それでも、マダ、やってます。
そのウチ、紳士も諦めたけど、ナンの、クルマはナナメにズレたママ。それやったら、ナニを気にしてたのや。
云うたらナンやけど、衆目のマト。当人は、必死の形相やから、見物されてることも、分かってナイ。
よおやく、クルマから出て来ましたけど、エライさんでもナンでもナシ。
受付に、書類を提出してました。
ダレかが、ポツリと申してました。
「駐車違反常習犯やろ。」
駐車違反くらいで、ここまで来るのやろか。
そやけど、常習やたら、可能性はアル。
私もヒマやから。
ハタと考え込んだりして。
(00/06/10)


126.我が家の事件簿(13)  簡易裁判所(1)

向日町の地方簡易裁判所。
ここは、初めてです。こんな場所に何回も訪問するはアリマセン。
ン十年マエは、御所のそばに出廷したことがアル。
古いハナシやから、ナニがどおであったか、スッカリ、忘れてます。これも、記憶の新しい段階で、経験することはアリマセン。
交通機動隊で、向日町のは、何処にあるのか、案内書でも届くのかと、訊ねたら、ナニも来ません。この赤切符だけ。その切符には、出廷場所等明記してあるのです。
確かに、書いてあるけど、私は方向音痴です。場所を、交通機動隊のヒトに確認したら、懇切丁寧に教えてくれました。
まず、五条通りの京タンスを知ってますか。
そこに、新しい道が出来てます。その道を、そのまま、真っ直ぐ南下したら、左ガワにあります。
真あ前には、信号もありますし、その信号を左折したら、そこが、裁判所の駐車場になってます。
分かり易いですよ。マズ、迷子にナルことはアリマセン。交通量も多い時間帯ですから、事故などに、気を付けて、出廷してくださいね。
実際、そのとおりで、迷子にもならず、到着出来ました。
受付は9時からで、午前中には裁判所に入廷してクレと云うことやから、一番に入廷するツモリでムカったのに、早くも、沢山のクルマが停まってるのです。
守衛さんが、到着したクルマを、アッチに行け、コッチに来なさいと、誘導して、見る見るウチに、ホボ、満車状態。
ツイには、あんな場所にまで停めたら、あのクルマが出られんようになる。可哀想なことする。
そお思てたら、オイオイ、待ってくれ、余所のシンパイしてるどころやナイ。私のクルマのマエにも、停められてしもた。
これは、それ相応の時間が掛かることを覚悟セヨ云うことか。
マサシク、悪い予感が的中したのです。
受付らしき窓に赤切符を差し出したら、そこらで、暫く待ってクレ。
その、待たされてる時間の長いこと。待合室も満員やから、ブラブラと、駐車場所の状況など、観察してたのです。
知ったヒトは居てナカッタ。居たとして、ナンとしたものか。こんな場所で、お久しぶりでと、挨拶するのも異なものです。
そやから云うて、イツ、名前を呼ばれるのか、検討も着きません。そんなことで、ダレ一人、ウトウト、居眠りもしてませんでした。
ようやく、裁判所内の検察庁に呼び出されたら、マズは、本人確認で、免許証の提示。
そして、事実確認。要するに、間違いありませんか。間違い無ければ、認めたと云う書類に署名捺印でオシマイ。一分と掛かってナイ。
そんなことやったら、スグにも終わるのです。そのウエ、検察官は、3名も居てます。
ナニをモタモタしてるのか云うと、世の中、色んな人が存在して、ここまで来てるのに、ニの五の云うのが居てるのです。
「略式手続きに意義がアルのですか。」
「これやけど、アッチが悪いのやから。」
「そおですか。意義アルようでしたら、裁判されますか。」
「考えさしてクレ。」
交通違反の切符には、赤と青があって、青は、反則金のみ。
赤は、免停該当で、裁判沙汰にされたウエに罰金処分。
私のがソレで、機動隊で頂いた、赤切符には、略式手続きで書面審理に同意の場合、申述書に署名捺印しなさい。イヤなら、正式裁判が出来ます。と、書いてある。
その、申述書に署名捺印してナイから、検察官に、問われてるだけです。
クルマ同士の交通事故で、物損だけやったら、お互いに云い分もアルやろけど、その程度なら、お金で済むハナシ。その場で示談したホウが徳。
ハナシがこじれて、係争するのやったら、正式裁判になってるハズ。余程のことがナイ限り、そこまでしませんけど。
ここに来てるモノは、概ね、交通違反か、人身事故。どちらも、ナンらかの違反行為があったと見なされたからで、そもそも、警察に届けた段階で、調書を作成されて、当人は間違いなしと、署名押印までしています。
そのウエで、正式な裁判にするのかどおかは、ご当人が判断して、申述書の欄に署名捺印をするか否かを、お決めなさい。
相手の検察官は一向に困ってません。必要以上に、ダダをこねたら、当人が余計な時間を喰われるダケです。
ここの検察官も、数人居てますから、その一箇所が滞るだけ。
さて、私は、一切、逆らいませんから、一分と掛かってナイ。
せっかくやから、イランことを聞いたりして、
「アンナ人も、居たはるのですか。」
「イヤイヤ、殆どは、書き忘れです。照れ隠しで、文句を云うヒトがあるのです。
それも、セイゼイ、二分でケリはつきます。」
すっかり、手のウチは、見透かさてれます。
それにしても、ナンで、こんなに待たされるのやろ。
ドン臭い、検察官が居てるのや。
(00/06/06)


125.我が家の事件簿(12)  交通機動隊(2)

出頭を命じられたのは私だけではナイやろ。
マズ、駐車場がアルのかナイのか、その様子も分かりません。
マサか、速度違反に加えて、本家本元の目前で、駐車違反も、ナンです。
そんなことで、様子伺いしたのやけど、クルマを停める場所は充分に有りました。
有料駐車場から、クルマを回して来たら、駐車場には、見張り小屋がある。そこに居た、警察官がツカツカと近寄って来た。コンドは若手。
エライ、厳重なことです。こんな怖い場所で、無断駐車するヤツは勇気がアル。それとも、有料になってるのやろか。
「何処に行かれますか。」
何処て、ここは、交通機動隊やろな。ナンと答えたらヨイのやろ。ショウガナイし、
「ここです。」
「所要時間はドレくらいです。」
コッチが聞きたい。恥ずかしいのをこらえて、葉書を提示。
「30分程度です。」
そんなモンかいな。それで、終わってくれたら、私も助かります。
とか、思いながら、イザ、出頭。
さて、ココに間違いはナイけど、入り口が分かりません。一階は、自動車の修理工場みたいに、全面解放状態で、私物らしき、クルマとバイクばっかり。
そしたら、二階やろか。適当に、階段を上がったら、ラシキ、部屋が見つかった。
襟を正して、神妙な顔にして、入ったのやけど、受付がナイ。
ナカには、制服のヒトが居たはるけど、マッタクの事務所風景。しかも、建物に調和した机が雑然と置いてアル。私が入社したトキに頂いた机くらいの年代モノ。一応、貰たのは、新品やけど、ン十年マエのこと。
それはエエけど、待合室らしきモノがナイ。私みたいな出頭者風のも居てナイし、受付らしきモノもナイのです。
一体、ダレに云うたらヨイのやら。マサカ、一番、奥のヒトに、訊ねるのもナンですから、スグソバのヒトを捕まえた。
「コレの件ですけど。どおしたらヨイのですか。」
「コレですか。コチラへどうぞ。」
葉書を見せたら、ご丁寧に、案内してくれた。云うても、数歩。このヒトでヨカッタのかいな。
そして、仕切は、衝立一枚の場所に案内されたのです。そこには、エライさんらしいのと、案内者の先輩格らしいのと、二人が居てました。エライさんは、終始、我関せずの態度。そやけど、ハナシは聞こえる。私のナナメ前。
このエライさんはナニしてるのや。読んでる書類の内容か、私の回答か、クックッと、笑いをこらえてるのです。ナニがオカシイのやろ。そして、ニヤニヤしながら、立ったり、座ったり、私の顔を見たりする。シツレイな。
調書は、案内者と先輩格が作成したのです。それにしても、衝立一枚。機密もクソもナイけど、こんな場所での事情聴取は、一見さん。
暴走行為を繰り返してるとか、どおしょうもナイ連中等は、丁重に、奥に通されて、それなりの部屋で、ヤルらしいです。しかも、出頭命令は日に一人かそこらやし、重なることもナイらしい。
そして、予想どおり、アソコで撮られた写真を見せられた。
「運転されてたのは、アナタに、間違いはアリマセンか。」
まあ、見事に映ってます。特に、逆らうこともナイ。全て、素直に回答しました。
「それでです。ン十キロ、超過の場合は免停です。」
免停の言葉で、ドキッとして、血の気が引いた。
実は、そんなに出てるとは思てもナカッタ。しかも、ン十キロ超過から、免停とも知らなんだ。
セイゼイ、罰金がチと高いくらいの認識でした。
「申し訳ナイのですが、こちらでは、どれくらいの罰金かは、分からナイのです。
地方簡易裁判所。向日町にアリマスが、そこで決定されます。初犯ですから、十万以下だとは思います。ここはクルマで行って頂いてもケッコウで、ツギに、希望に応じて、講習会に参加して頂ければ、その成績で、免停期間が短縮されます。その日は、クルマはダメです。」
早いハナシが、私の様子が、免停対象との意識がナシに、応答してるから、エライさんは笑いをこらえ、担当者は、同情したのです。
そもそも、自動監視装置、オービスは、免停対象のを対象にしてる。
それ以外の速度違反まで、捕まえてたら、切りがナイ。
そんな事情は、知りませんがな。
(00/06/01)


124.我が家の事件簿(11)  交通機動隊(1)

「光ったのが、分かりましたか。」
「ソラ、夜の9時くらいやし、バシッと光ったのは、分かりましたよ。」
ここは、京都の交通機動隊。
調書を取られてるのです。
そのトキ、真っ暗な天空で、閃光が、「バシッ」
ナニッ、ナンか光ったで。
一瞬は、ビックリしたけど、ツギの瞬間には、分かってました。
クルマの自動監視装置に引っかかったのです。残念乍ら、自分でも、充分に、心当たりはアル。
国道九号線を京都から亀岡方面へクルマで帰宅途中の清水病院マエ。
この手前にアルのは知ってました。60kmを少しでも超すと、大見出しで、「警告」の文字が表示されるのです。そやから、そこを通過してしまうまで、皆さん、速度を控え目。
私も、左様にしてました。
ところが、マダ、そのサキに、あったのです。本番が。
もっとも、「警告」のは、「警告」が目的らしい。本番のは、警告のアトやから、それはセンと、捕まえてしまうのや。
そやけど、そこには、自動監視装置がアルと書いてアルとのこと。そんなこと、知らんし、気にもしてません。
「アレはイツから設置しやはったんですか。」
「もお、5年にはなりますよ。アソコは、タマタマ通られたのですか。」
そんなことはナイ。亀岡に引っ越して以来、ホボ、毎日。
「ナニか急用とか。」
「イヤ、イツもは渋滞してるのに、珍しいことに、マエがスカッと空いてしもたから。」
「それで、スピードを出さはったのですか。」
そのとおりです。ナンの間違いもナイ。
そんなことで、過日、やってしもたのです。交通機動隊なる組織から、葉書が届いて、出頭セヨ。
場所は、京都府庁マエ近辺。府庁は知ってるけど、肝心の、交通機動隊が、何処にアルのやら、知りません。
当日は、府庁前をウロウロしたけど、立派な建物ばっかりで、サッパリ、分からへん。マサに府庁マエには、無人の有料駐車場がアル。以前は、タダで停められたのに。
云うても、何十年もマエのこと。そこに、クルマを停めて、近辺を探索しました。
目星をつけた、物々しい、警備員ツキの立派な建物があって。看板には、京都府警察本部の大文字がアル。
ここやろと、ツカツカと入りました。ナカは、何処かのホテルのロビーみたいな広さです。警察はお金持ちやなあ。
案の常、片隅には受付があって、本来なら、可愛い女性が、ニコリと、お客様、いらっしゃいませやけど、ここでは、イカツイ中年のオッサンが、待機してます。
勿論、警察の建物やから、ホテルマンではナイ。警察の制服を着てるし、紛れもナイ、警察官。
この警察官と、眼と眼が合おてしもたのです。アッチからしたら、見たこともナイ、胡散クサイヤツ。そんな眼ツキで私を見てるのです。
このまま、ツカツカとサキに進んでも、このオッサンから、「コレコレ、何処へ行くのやな。」
そんな具合に、呼び止められるやろ。それを、無視したところで、建物のナカで、アッチヤロか、コッチヤロかと、ウロウロしてしまうだけ。
丁度、ヨイ。ツイデのこと。案内係ではナイやろけど、相手は警察官。機動隊が何処かくらいは、教えてくれるハズ。
「これ、ここの何処ですか。」
葉書を見せて訊ねたのやけど、初めて見るよおな顔してる。オカシイなあ。
「ああ、コレねえ。交通機動隊ですよ。」
それくらいは、分かってます。葉書にはソオ書いてアル。その機動隊が何処かを聞いてるのや。
「隣です。」
隣て、何処やな。
「マズ、ソトに出て、右へ50m。スグに、分かります。交通違反ですか。」
そんなこと、イラン、お世話です。
とは申してません。ニコッと笑って、スミマセン。
ソトに出て、看板をヨオ見たら、京都府警察本部の横に、「110番指令センター」と「交通管制センター」と書いてアル。
こんな場所に用事はナイ。
右へ50m。そしたら、あったのです。サッキの京都府警本部とはエライチガイの建物です。
何処かのクルマの修理工場みたいな古い木造建築に、ナンで、コレが見えなんだのか。
「京都交通機動隊」のデカイ看板。
云うたらナンやけど、この交通機動隊は、警察で、一番の稼ぎ頭。
その印象がアルから、立派な官舎が建ち並んでる、そのドレかやろとの先入観。
そやから云うて、罰金のお金は、国庫に入るだけ。
(00/05/31)


123.我が家の事件簿(10)  免停のハナシ(2)

そんなことで、総勢50名ホドで、目的地目指して出発です。
まだ、無関係なハナシを続けるのかてか。
本筋には無関係やけど、チョッとくらいは関係してるのや。
まあ云うたら、何故か、この団地の住人ですけど、約一割が、このところ、非難の的になってる、警察関係者。柔らかく云うたら、警察屋はん。流石に、山科署のヒトは居てません。
そやから云うて、ご近所の、警察屋はんの皆さんが、イマ、何処に勤務して、ナンの仕事をしたはるのかも知りません。エライ、エエ加減なことですけど。
関係者は、自分で警察屋と称したり、署のことを、会社と云うてみたり、適当にアレンジしてることもアルのです。
そやから云うて、当人に、警察屋はんとは呼びにくい。そのまま、苗字でやってますけど。
ヒトによっては、職業柄、電話帳にも、自宅の電話番号を掲載してナイこともあるらしい。我が団地の警察屋はんは、皆さん、普通にしたはりますけど。
そして、我が一組には、二軒が、その関係者。云うたら、比率が高いのです。結果、用心も、非常に宜しい。
事実、それを知ってか、知らずか、団地ナイでも、トキドキ、自転車など、取たれたはるらしいけど、一組では、そのハナシは聞いたことナイ。
イヤ、お間違いナク。ウチの二男がやられたけど、家に置いてあったのとはチガイます。アレは、駅マエの駐輪場でのことやがな。
くどくどと、そっちのハナシばっかりですけど、警察屋はんは規律の世界でもあるし、姿勢、ハナシ方等、こちらが恐縮してしまうくらい、ピシッとしてるのです。返事は、「ハイ。」やし、背筋もシャキっと、伸ばしたはるから、私とはエライ違いです。
さて、レクリエーションのことですが、一組の参加者に、その警察屋はんも居たはったのです。
私は、過日、その警察のご厄介になって、前科のアル身でもアリマス。
コンドは、組長、イヤ、支部長が、その警察官など従えて、レクリエーションと云うのも、気分が宜しい。エラソオに、そんなこと云うてたら、再逮捕されるやろか。
それどころか、このお方、ワザワザ、平和台公園が、どんな処か、下見のため、行って来たらしいのや。コレマタ、職業柄やろか、支部長の私よりも、状況が詳しい。
そんなナカで、イマ、何処に居たはるのか訊ねたら、桂のホウらしい。
そやったら、私も、毎日、そのマエを通ってますがな。
そんな世間バナシをしてたのやけど、ナニを隠そお、私が捕まったのは、その署のソバで、9号線の清水病院マエのオービスです。
世に云うところの、自動監視装置で、そのシタを、通過する度に、コンチキショウとなる。毎日、通過してるのやから、シマイに、健康障害でも引き起こしそお。
もっと、早いこと、勤務地が桂と知ってたら、ヨカッタのやけど、知ってたから云うて、どおにもナランカッタやろ。相手は情けも容赦もナイ、無情の機械です。
イマ、何処に。桂やて、聞いたところで、そしたら、以前は、何処やったのか。
亀岡にも居たはったことは知ってます。白バイに乗ったはりました。云うたらナンやけど、白バイに乗ったはった、そのカッコウは、フダンと、ゼンゼン、チガウのです。エライ、凛々しいて。
イヤ、そしたら、フダンはボサッとしてとか、そんなことは云うてません。
警察屋はんは、やたら、転勤が多いから、聞いても、スグ変わるので、意味がナイ。
その転勤も、家を持ってから、地方にでもなったら、タイヘンやで。
イヤ、京都府警やから、京都府内だけ。ナンやな、そおカイナ。
それで、私の悔しいハナシなど、しながら、テクテクと、公園に向こおたのです。
亀岡とか、桂のホウやったら、私が出頭を命じられた、京都府庁の、交通機動隊のことなんか、知らんやろ。そお思たら、交通機動隊の様子をエライ詳しいのや。
ナンでやな。
以前、そこにも、勤務をしてたのやて。ソレをサキに云うてくれ。
そんなことで、この関係の知識も、豊になったのです。
そやから云うて、歩きながら、ズッと、そんなハナシばっかりもしてません。このハナシは、ホンの、チョッとだけ。ホカのヒトとも雑談してますがな。
イヨイヨ、速度違反のハナシになりますけど、エライ、ヨオ知ってるやないか。コレは、何回も、やってる常習犯やで。
イヤ、そんなことアリマセン。
あくでも、このトキに仕入れた知識がアルだけです。
云うたらナンやけど、このマエの免停は、30年マエのこと。
宜しく、ご承知置きを。
シモタ、マタ、イランことを、云うてしもた。
(00/05/26)


122.我が家の事件簿(9)  免停のハナシ(1)

トリと云うたら、最後になります。
そやけど、ホンマは最初にやってしもたのです。
内容を、最初にバラしときます。そのホウが気が楽やから。
時期は、3月末。ナニかがあって、警察から出頭命令を受け、そのウエ、裁判までされて、罰金刑に処せられた。ダレがて、私がです。
そのナニかは、クルマでの速度違反。
単なる、速度違反では、そこまでされません。制限時速、30km超過で、免停のタメやがな。残念無念。これで、云うてしもたから、スッとした。
正確には、このハナシがあってから、息子達の事件簿が連発したのです。掲載内容を、吟味したら、分かりますけど、そこまでスルことはナイ。事件簿の順番みたいなモン、どおでもヨイことです。
では、ハジマリ、ハジマリ。
そのマエに、ハナシの本筋には無関係なことから始めますので、ご了解を。
私の住む団地は、今期から数軒増えて、約百軒になったのです。
新しい家が、建てられてるのも、最初っから、見てました。
新建材やし、エエなあ、ウラヤマシイなあ、欲しいけど、ナンと、三千ン百万円。よおそんな、高額な家が買えることです。買うヒトは、お金持ちやなあ。
結果、団地の支部(組)が、8つから、9つになりました。つまり、支部長(組長)さんが9名です。
そして、団地の長は区長さんと称します。ここが、ナンとか区となってるからです。
ムカシ、京都に居た頃は、組があって、区があった。区は小学校区やったから、総数、約千軒。
その観念があるから、区長となると、エライさんになってしまう。そのシタの組は、30から60軒くらいで構成されてました。
百軒で、区は大袈裟やし、十数軒で、組と云うのも、少ないことにナル。さりとて、百軒で、組とは多過ぎる。云うたら、中途半端な軒数です。
そんなことで、ここでは、支部長が組長みたいなモンやけど、少ない軒数で、回すのやから、十数年で、一回転してしまう。
その計算やったら、区長さんは、百年に一回にナルハズやけど、これも、組単位に割り当てられるし、9年に一回は、阿弥陀籤やろか。
それ以外にも、副区長、会計、体育振興会役員やとか、ナンやとか、毎年、気が気やナイのです。
正直云うて、寿命の縮まる思い。
今年度、私は、そのナカで、一組の支部長に任命されたのです。ホンマは、任命と云うのではナイ。阿弥陀籤でもナイ。イヤも、応もナイ。持ち回り制。
そしたら、覚悟も出来てるハズやけど、本来は、来年度の予定やった。
今年度、副区長も我が組に回って来てしもて、それこそ、阿弥陀籤と思てたら、順番では、今年度の組長さん候補がソッチに立候補してしもた。
副区長のホウが大変ですから、阿弥陀籤にもならんかって、皆さん、ホッとして、拍手喝采。
それはエエのやけど、結果、支部長が、一軒、飛んで、当家に来てしもたのや。
こういうことも、アルやろとは、薄々は、覚悟もしてました。理由は、辞めときます。ドッチミチ、回って来るのが、一年、早いかどおかだけのこと。
云うても、私は、会議に出席するだけで、アトの、配りモン、区費の集金等、シンドイのは、嫁はんです。
そんな、我が団地のレクリエーションで、この日曜日、徒歩約1時間の公園にハイキング。シンドイのは嫁はんでも、名簿上は、一応、私が支部長やから、問答無用で参加です。
公園云うても、ゲート・ボールが出来る場所ではアリマセン。
亀岡縦貫道は、亀岡バイパスのスグソバ。小高い山の中腹にある、平和台と称する公園で、お年寄りが登るには、チと荷が重い。
私も亀岡に移住して、約20年。ここに公園がアルのは知らなんだ。それくらい、私は、亀岡周辺のことに、無頓着で、アキマセンです。
その公園まで、歩いて行って、弁当など食って、ビンゴ・ゲームなどしたのです。
云うたら、団地住民の親睦で、総勢、何名かは知りませんけど、参加者約50名。例年のレクリエーションとしては多数の参加でした。
私が団地に引っ越したトキには、団地そのものが、まだ、出来たばっかりやから、親睦にも意味があって、参加者も百名程度。
それが、年々、平均年齢も、着実に、高おなって、子供も成長してしもて、独立したり、数そのものも、少のおなって、参加者も、年々、減る一方。
当家にも、息子は居ますけど、参加したのは中学生頃まで。最早、大人のレクリエーションで、運動不足の解消みたい。
イツも、レクリエーションは、徒歩やから、雨天では中止になる。このマエは、何年マエやったか、参加者が39名やったらしい。
参加するヒトは、ダイタイ、決まってます。そやけど、お付き合いもアル。ヨオ参加してくれる処が支部長さんになったトキ、当然乍ら、参加者も多いのです。
参加する気がなかっても、勧誘されたら、ショウガナイときもアル。お付き合いやし。
そやけど、何処にも、勧誘セン、支部長さんもアル。そんなトキは、参加者も、少ないみたいです。
シモタ、イランことを、云うてしもたけど、当家がサボったのは、実質、一回だけ。
シモタ、余計に、イランことを。イヤ、悪気はナイのです。正直過ぎただけで、イヤイヤでも、勧誘されて、断ったことはナイ。あくまでも、サボっただけで、勧誘までされて、急用を作るホド、イケズでもナイわいな。顔を見るのもニクタラシイ。そんな家もナイわいな。
そやから云うて、反対に、余所さんから、ドオ見れれてるかまでは、知りませんのやけど。
さて、回り持ちとは云え、一応、当家は支部長やし、当然乍ら、区の行事には参加しますけど、それが、当家一軒だけやったら、ミジメやで。そんなこと、ゼンゼン、気にセン処もアルやろけど。
今回は、我が支部の参加者も、それなりの数でした。
正直云うて、カッコウは、付いたのです。
そんなことで、一組の参加者皆さんには、感謝です。コレは、嫁はんの努力やけど。
それはそおと、これまでのハナシが速度違反に、ナンの関係がアルのやな。
お疲れさん。
イランことバッカリ云うてしもて。
(00/05/23)


121.我が家の事件簿(8)  長男、脱輪

次なる事件簿は、長男に戻ります。
5月初旬の、トアル日曜日のことです。
イツもの日曜日やったら、授業もナイし、昼過ぎまで寝てるクセに、この日は、朝も、ハヨから起きて来よったのです。
珍しいことやなあと思てたら、軽音楽のサークルがアルとかで、嫁はんのクルマを借りて、出発しました。
長男の通うサキは、大阪の吹田方面で、二男とオナジク、山を越した、マダ、そのサキで、更に、数十分掛かるのやろ。私もエエ加減な親ですから、道順は、よお分かってません。
それにしても、コイツ等、普通免許を取得したら、バイクは避けて、クルマばっかり乗りたがる。それやったら、ナンのためにバイクを買おたのやら。
家庭教師のアルバイトで、二人の息子がかち合うトキがあって、そのトキは、どっちかが、バイクになる程度。ソラ、クルマのホウが便利やし、雨風の影響もナイし、気持ちは理解してるけど、勿体ないやないですか。
私にしたら、そんなこと、甘いし、不愉快やけど、嫁はんと相談のウエでやってることやから、ホオってます。
その代わり、嫁はんのクルマの洗車は無料で、私のは有料。つまりはアルバイト料金を支払おたら、洗車してくれるのです。私も、若いトキは自分で丁寧にやってましたけど、年々、邪魔くさガリの、地が出てしもて、頼んでしもてますけど。
それはそれとして、出発しよってから、20分も経ってナイのに、電話が掛かって来たのです。
「脱輪してしもた。自力で出られへんし、スグ、JAFを頼んでくれ。」
そんな内容やったらしい。これまた、嫁はんの携帯に電話やから、私は又聞きです。イツも電話は嫁はんで、私はソレを聞かされるだけ。
場所は、高槻への山道の途中らしいけど、正確な場所も分からへんのに、イキナリ、JAFを呼ぶ云うても、どお説明したらエエのやな。
まずは、どんな具合か、私等だけでナンとかナルのかナランのか、確認せんとアカンのやないか。
そお云うたら、嫁はんが、ナンともナランし、JAFをスグにも呼んで欲しいと云うてるのやと云う。
ここで、夫婦で、一悶着やけど、もめてるウチに、嫁はんが、知り合いのJAFに電話したのやけど、携帯電話に、出て来んかったらしい。
ドッチミチ、助けに行ったらんとアカンのやし、マズは出発です。
このコースやろか、アッチのコースやろか。そんな、迷うホドのコースでもナイのやけど、方向音痴やから、ショウガナイ。モメ乍らも、救援部隊は前進しました。
それにしても、どの辺りに居るのやら、当人の携帯電話に電話してるのに、繋がらんらしいのです。圏外になってるのやて。山のナカやろからです。
そしたら、最初の電話は、どおしたんやな。そんなこと、知らんがな。
まあ、兎に角、夫婦でモメにモメ乍らも、クルマで走ってたのです。そしたら、山道の、遙か手前で、長男から、携帯に電話が入ったのです。
「もおエエわ。」
やて。
ナンやな。どおしたんやな。
と云うことは、脱出出来たのかいな。そしたら、もおエエのやし、Uターンです。もめた分だけ、ソンした気分。
結果的には、とおりすがりのヒトに助けてもろたらしい。損傷は、ホイール・カバーだけらしいけど、ホンマかいな。
そして、当日、本人が帰って来たら、至って、ご機嫌ナナメ。
ナンでやて、最初に、脱輪したて云うたトキ、クルマはどおもなってないのかとは聞いたけど、体が大丈夫か、とは聞いてくれなんだ。
チガウがな。電話して来たくらいやから、体はどおもナイはずと思うがな。ナニかあったら、病院からとか、本人も、ソッチをサキに云うやろな。これは私も同感です。
で、クルマはどおなったのや。
ホイール・カバーが溶けてしもて、ボロボロ。タイヤも焦げクサい臭いがしたらしい。
そやけど、脱輪して、それだけかいな。確認したけど、ホンマにそれだけやった。
よお、それで、済んだことやけど、トオリすがりのヒトも、ご親切なことです。
最初の電話も、携帯電話が通じる処まで、ドナタかが、クルマに乗せて、連れてってくれやはったらしいのです。
そして、若いヒトから、オッサン連中まで、何人ものヒトが、エンヤコラで、クルマを動かしてしもたらしい。ホンマに、ホンマに、ご親切なことで、有りがたいことで。お礼は云うたやろなあ。
で、ナンで脱輪したのやな。
クルマのナカで、ライターを落として、それを拾おとしたら、脱輪してしもたのや。
そんな危ないことしたらアカンやないか。そやけど、よおそれで、その程度で済んだなあ。
一応、徐行運転したのや。木を取って来て、脱出しよとしたけど、アカンかったわ。
これからは、停車してからにセエよ。クルマが多かったら、大惨事にナッテル。
云うても、私も脱輪の経験はアル。
30年マエの、ホンダNVのトキ。これは、前輪駆動で、後輪が脱輪したのやから、自力で脱出出来てしもた。
原因は、私の後方確認不十分。夜、知らん道を走ってて、どおもマエの様子がおかしい。道がチガウみたいで、バックしよとした瞬間やってしもた。慌てたら、アキマセンです。
そんなことで、息子達の事件簿はこれでオシマイ。
そやけど、トリとして、オヤジとしての、私の事件簿がアルのです。
(00/05/20)



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