シバケンの単なる雑談NO.42

雑談NO.41
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雑談NO.30 雑談NO.35
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題目一覧表

目次

雑談NO.43

NO.690 間人蟹の話(8) 帰りしなの話(3) 天橋立

NO.689 間人蟹の話(7) 帰りしなの話(2) 道の駅の話

NO.688 間人蟹の話(6) 帰りしなの話(1) バスの話

NO.687 間人蟹の話(5) 温泉の話(3)

NO.686 間人蟹の話(4) 温泉の話(2)

NO.685 間人蟹の話(3) 温泉の話(1)

NO.684 間人蟹の話(2) 蟹、カニ、蟹の蟹尽くし

NO.683 間人蟹の話(1) 日帰りバス・ツアーに参加

NO.682 明眼利生、眼病平癒の柳谷観音さん(18) 長岡天満宮

NO.681 明眼利生、眼病平癒の柳谷観音さん(17) 寿司の話

雑談NO.41


NO.681 明眼利生、眼病平癒の柳谷観音さん(17) 寿司の話

クレジット・カードの利点は手元、銀行口座に相応の金額が無くとも借りられる事でして。
其の分、無計画な人には大きな落とし穴なんやけど。
キャッシュ・カードは現金を持ち歩かんでも、ATMさえ見つけたら、引き出せる事で。

どちにしても、お金が絡むし、取り扱いには要注意で、自衛手段としてです。専門家曰くに暗証番号は適宜変更セヨとなってるけれどや。
確かに、仰る事は重々承知で納得やけど。

小マメにしてる人が居たら表彰モノです。当世みたいに、カードが氾濫してたら、覚え切れへんよになるです。
其の対策としてです。変更するなら一斉やけど、バレたら諸共にやられるです。

イヤ、大金を入金してる口座は相応の管理が要ると思うですが。
日本人にはカード社会は馴染まんのや。カード社会が立派で高級でもあらへんし。単に米国の真似してるだけですやんか。
やのに、銀行によては、入金、出金、振り込みなんかはカードでやてくれと、窓口ではお断りされる事があるですて。
確かに、先を登録も出来るし、便利は便利やけどです。

云うたら、インターネットの世界も矢鱈に暗証番号、パスワードの要る世界です。保存の設定しておいてです。
何年もしてから、フォーマットでもしてみいな。大慌てやで。
先の重要度にも寄りますが。場合によては、再登録しんならんかたりしまして。邪魔くさい事、此の上無しです。

要は世の中、便利の裏に危険も潜んでますし。
ナンでもをカードでとされても、お賽銭までをカードでなんか、出来ひんやろな。桁を間違おたらエライ事ですやんか。大損と思たら、罰が当たるですし、そやから云うて、お吊りも請求出来ひんし。
カードは最低数にしとく事です。

さて、柳谷観音さんの独鈷水を戴きまして。
まあ、云うたら、時分時でもありますし。嫁はんの心当たりの寿司屋です。
云うても、クルクルの回転寿司に決まってますが。小町と称するですが。丁度、長岡天神さんの正面にあるです。
私が知る訳が無いです。嫁はんが、知り合いと何度も挑戦したけれど。何時も大入り満員で入れへんかったんやて。

処が間が佳くて、スンナリ入れまして。話簡単には駐車場の空きが何カ所もあったです。
勿論、待ち時間があったですが、団体さんでもあらへんし。二人ですし、カウンター席で佳いならと、先客を飛び越しての、お席に着けたです。

いやまあ、回転のクルクル寿司屋も方々に出来まして。
一昔、二昔なら、お寿司となれば、寿司屋さんに決まってまして。回転寿司も寿司屋は寿司屋やけれどや。
寿司職人さんが、長年経験してのお店が寿司屋はんで、寿司なんか、年に何回やろ。

何かのお目出度い時にしか戴けへんし。家で造るバラ寿司やけど。
大体が寿司屋なんか、ナカナカにご縁がなかたです。高級過ぎて。
其の寿司屋の事で、一人前の職人さんが居たはる寿司屋さんに入れたのは過去何回やろかと。

品質管理の実習で海外から来てたのを、ホテル、河原町通リの五条上ル、「京都リッチホテル」に送ってからです。
イヤ、実習としてでは無くて。一人立ちして工場の品質管理責任者として、打ち合わせで来た時にです。

ホナラ、久し振りやし、夕食でも奢ったろかと。佳い格好してです。
やけど、何分心当たりは無いですが、適当なる飯屋は無いかいなと。
実際、酒を呑まんですし、食事処を知らんです。呑む人はホントにビクリする程に詳しいです。度胸とするか、経験豊富とするべきか。

飯屋云うても、ホントの飯屋で無いですが。一応は格好のつく飯屋やけれど。ブラブラ、歩いてたら、あったんや。

大奮発で、一発、入ろかと。云うたら寿司は代表的日本食でもあるしです。
ネタの何が何かも分からんけど。怖々にお品書きを見たら、「お任せ」なるのがありまして。此れで結構ですで、助かったです。
しかも、此処だけの話で値段も適当やったです。以来、そんな時の夕食は其処で決まりとなったです。

回転寿司屋も助かるです。
現物がクルクル回転してるのやし。お好みでお皿を取ったら佳いだけですやんか。一皿幾らで、概略の値段も分かるし。
今時のファミリー・レストランよりも安く済む場合もあるやんか。実際、安く済んだし、お寿司が庶民にも身近になったです。
(05/01/23)


NO.682 明眼利生、眼病平癒の柳谷観音さん(18) 長岡天満宮

さて、イヨイヨ長岡天神さんやけどです。
正直云うて、駐車場がなあ。場所は分かってるけど、戻らんならんしなあ。
一時間も二時間もお参りするのと違うしなあ。云うても、境内の様子も知らんのですが。悪いけど、暫し預かっといて戴きましょと、寿司屋はんに置いといてです。
往きました。

長岡天神さんは外から見てるだけでも偉容を誇ってまして。相当なる広さと思うですが、二万坪ですて。
信号から道路の向かい側に渡って、チョッとの石段を登れば、見えたなあ。
周囲1kmの八条ケ池。灌漑用として構築されたですが、景観ナカナカに風情、風流がありまして。

石段から真っ直ぐど真ん中の橋が参道ですが、其れが佳いです。太鼓橋があって。加賀前田侯の寄進でと。
更には、池の中之島に通じる檜造りの水上橋がありまして。ご近所の人やろか、散策なんかを楽しんだはるです。
折角やし、水上橋を渡って、対岸の道路に出たですが、天満宮の右手から入る事になったです。

さて、何処に何があるのやら。サッパリやけど。
云うてもチョッとの拝観に来ただけですが。本殿と思しき処で結婚式をしたはって。本日、大安吉日なんかと。
誰が花嫁はんで、花婿さんかと。得した気分。

タブンなら、お席中央に居たはるのが主人公なんですが。
式は滞りなく終わって、記念写真の段階ですが。参列者が方々に居たはるしなあ。
邪魔せぬよに、本殿に参拝。その他諸々のお社にも参拝させて戴きまして。兎に角余り邪魔してもあかんしと、アサリと退散したですが。

まあまあ、所要時間ホンの三十分程度です。
車も寿司屋はんに置いたままやし、気を使うです。
戻れば、駐車場の空きもあったですし。そんなにはお商売の邪魔もして無いと勝手に納得して、長岡京市からも退散したです。

一度往ってみたかった、長岡天神さんはそんな事で、散策には宜しいですし。
ご近所のお方が羨ましいです。

さて、肝心の柳谷観音さんで戴いたる独鈷水の話、気は心の御利益なれどです。
最初にも申してますが、二度訪問したです。独鈷水が無くなったからでありまして。
シカリと洗眼してたら一週間で無くなったとの事で。

二度目は様子も分かってますし、ペット・ボトル、普通の大きさのやけど。三個か四個、持参でですが。
境内隈無く参拝しまして。

どの程度の期間、やらなあかんのかも分からんですが。縁起に寄れば、十七日間ですが。
何週間か継続したですが、ヤッパリ、気は心の御利益との話です。
ソ簡単に眼が佳くなれば、お医者さんも要らんですが。お医者さんでは何ともならん処を神頼みですやんか。
斯くなる次第の、又機会があれば、ペット・ボトル持参で往って参じます。
(05/01/24)


NO.683 間人蟹の話(1) 日帰りバス・ツアーに参加

「人間」の反対で「間人」と書いて、「タイザ」と読むです。地名です。
場所は京都府丹後半島で、日本海に面してるです。何で有名かとなれば、蟹でして。
ご当地の間人蟹は蟹好きの人なら知ってるけれど。正直云うて私は知らなんだです。

そしたら、蟹は嫌いかとなれば、食べるのは好きやけど、身を出すのが邪魔くさいです。
其れを云うと嫁はんが、美味しいから苦にならんと申すです。

昨年の事ですが、其の間人蟹を喰いに、お一人様、一万四千円の日帰りバス・ツアーで往ったんです。勿論やけど、母も蟹が好きやから、誘たですが、イツ何時が何で、何時が何でと。
要は例の調子で、予定が一杯で往けへんと断られたです。

よて、初めてのバス旅行に嫁はんと一緒にです。
しかるに、云うときますが。日本海に蟹を喰いには二度目です。一度目は一家総出で、息子共が小学生時分やから、軽くの十年以上が経ってます。

トアル日の祝日のです。朝早くの未明に家を出て。
バスは最寄りのバス停、土田(つった)に来てくれます。先客、私等よりは年配のご夫妻が一組居たはったし。
時刻からして同行者かと、「お早う御座います。」とご挨拶。
「お早う御座います。宜しくお願い致します。蟹ですか。」
ハイ、左様で御座います。「此方こそ宜しくお願い致します。」

間も無く到着のバスに乗ったけど。お申し込みの順ですと、一番ウシロの席が指定されたです。早い話が滑り込みセーフの一番最後の申し込みやったんですが、知らん人ばかりやから、ウシロの席が気が楽やけど。
思てたよりは、ガタガタのバスで。ウシロの窓もあらへんし。只、乗ってるだけしかあらへんです。

予定では、三時間で目的地に到着なんやけど、福知山経由としてあったけど。福知山に寄ったのでは時間的に苦しい故、飛ばすとの添乗員さんのお話で。
何せ、祝日で案外に道が混んでたのです。福知山も相当なる以前に一度だけ、往った事があるですが。目的は蟹ですし、全員異論無し。

途中、9号線と27号線の分岐点にある、「やまがたや」、昔っからあるドライブインで、ホンダのNVで来た事もあったです。
当時は用事も無いし、寄ってませんが。

トイレ休憩なんかを挟みまして、先に進めば、見たよな景色がありまして。
コッチ方面で見たよなとなれば、一箇所しか無いです。今は居てないですが、峰山の息子の寮でして。

イヤ、実際、ソやったんです。間違いなく、峰山やったんです。
電化製品なんかを買い求めたショッピング・センターがあったし。此処にも見に来たなあと、専門店もありましたし。

そしたら、あの辺りやでと、見遣った処に工場も見えたです。寮は其のスグのソバなんです。
奇しき縁です。
同じコースを取るとは思てなんだですが、懐かしい想いで暫し、眺めてたです。

云うたら、此の当時のほが、長男は佳く帰って来てました。
年末年始のお休みには事前に日本海の蟹を送ってくれて。年末には豪華絢爛の蟹料理となったです。

最近ではトンとご無沙汰で、替わりに二男が何やかやと。
理由は云わへんし、聞きもしませんが。時折帰ってくれるです。此の土曜日にも戻って来ましたが、昼飯と夕食を喰たら、何処へやら。大体が我が家は中継地点みたいなモンでして。
イヤイヤ、タブンなら、一部は業務でアトは私用です。

ついでの話で、お金を沢山と云うたら語弊があるですが。結構貯めてるみたいで、ビクリしたです。
勤め始めて、一年も経って無いし、残業もあらへんしと愚痴を零してたし、頻繁に戻ってますので、懐具合もピー、ピーかと。思てたんです。実際、給料も大した額でもあらへんし。
そしたら、ボチボチ、車の頭金程度は貯めてると。ホンマかいなと概略の計算してたら、案外に可能なんです。始末家やなあ。親に似ず。

とするよりは、状況が大違いです。
私なんかは、家から通てたんですが。家からやたら、沢山残るみたいに思われ勝ちやけど。
トンでもないです。
給料の額は凄かったけど。残業がモロについたからですが。残念乍ら、家に軽くの半分以上で。大抵なら、お小遣い以外の殆どを出してしもてたし、貯金なんか無いと云うて正解やったです。
貯蓄となれば、給料天引きの財形貯蓄だけやったです。

お陰様で、結婚費用も最低限で、国内やし。
結納金もボーナス全額やったりしての、丁度三ヶ月分やったんです。
更に、会社から結婚祝い金とするのか。十年で返済の、返済したら、十年後に錫婚式のお祝いとして頂ける制度を利用して工面したです。

イヤイヤ、そんな話で無いです。予想外の峰山の長男が居た寮のソバを通過で想い出しただけです。
本題は一路、丹後半島の間人蟹を目指してのバス旅行です。
(05/01/25)


NO.684 間人蟹の話(2) 蟹、カニ、蟹の蟹尽くし

期せずして、朝のテレビでもやってました。
幻の間人蟹の話を、です。間人蟹はどんな蟹かとなれば、単純に丹後半島間人港で獲れる松葉蟹です。
鮮度が重要な蟹で、獲って来て、スグに食べるのが一番でと。そんな事なら何でもソやと思うけど。
ロシア、北朝鮮、韓国船が獲ってきた輸入の蟹ではなくて。蟹を獲りに往く船も三艘で、天候等の問題もあて、毎日は獲りに往けへんのですて。
テレビでやるのも度々かも分からんですが、タマタマ、往きましたので、注目しただけと思うです。

兎に角、ヒタスラ、バスに乗ってるだけで。一時間置きにトイレ休憩があるだけで。何の余興もバス・ガイドも無いです。
無いと云うたら語弊があるですが。バス・ガイドさんも同乗で、時たま、思い出したよに、ガイドされますが、突然では対応出来ひんがな。

そんな事はどちでも佳いです。
蟹、カニ、蟹の蟹尽くしの話です。
添乗員さんから、モすぐにも間人蟹が食べられます。とのアナウンスがありまして。
あったと思たら着いてたです。
「はしうど荘」なる屋号の、食事処兼の温泉屋はんですて。

説明では、我々バス・ツアー御一行様は温泉にも入れるです。
タオルも売ってますが、持参でも佳いとの事で、入るツモリで持って来てるです。食事が終われば、チャポンとです。

そして、説明が続いて。お席は決まってます。鍋料理もあります。
ご夫婦が一番に多いですが、離さぬよに。三人さんでお申し込みの場合も離さぬよに、配慮してますとの事で。

どんな人と一緒やろなあ。
鍋料理を全然知らん人と食べるのは気が進まんなあと嫁はんとです。お互いに遠慮してしまうか、争奪戦になってしまいます。
家族やったら、取ったら、生やって。鍋に戻しても、文句は云わんけど、他人さんのは気色が悪いけど、仕方がないなあで、私等は気をつけましょと。

バスから降りて、案内されるがママに移動して。席を見つけてです。
真正面には、三人さんが居たはりました。お一人は男で四十代半ばで、タブンなら其のお母さんとです。モ一人、お婆さんが居たはるですが、関係が佳く分からんかったけど、一緒に食事してる間に分かったですが。

お母さんの知り合いのお婆さんで、お歳が八十二歳やて。我が母と同い歳ですやんか。
殆ど食べやあらへんのです。
気にセズ、お若い方が食べてクレ。
私等にしてみたら、お婆さんからではお若いけれど。そんなにお若くも無いですが、食べもセズに蟹ツアーに参加とはなあ。
イヤイヤ、多少、風邪気味もあるですて。

まあまあ、お向かいさんは何回も蟹を喰いに往ってるのですて。毎年なんやて。
ソですか。豪勢ですねえ。
お金持ちやなと思てましたら、ポイント・カードで来てるのやて。
ポイント・カードとは、亀岡の商業協同組合に加入のお店で品物を買えば、ポイントがついて、特典のあるサービスなんですが。百円で1ポイントついて。原則500ポイントで500円分の数倍、或いはイベントなんかに参加出来るです。
そやから、只で来たんですて。何ポイントで来たかは知らんですが。

最初に云うてます。私等はお一人様一万四千円を支払おての参加で、何で知ったかとなれば、京都新聞のチラシです。
正直、有りのママを嫁はんが説明したら。
へえ、そんなに高いんですか。二人で一万四千円なら分かるけど。そんなんやったら、沢山食べてもらわんとなあ。
云われて、ソですかとは食べられへんですが。

今回のは蟹も少ないのですて。
余所のは食べ切れへん程の量が出るのですて。

云われてもねえ。前回が十年以上も経ってますし。家族で一泊旅行で民宿やったし。
思い出せば、長男が、ウンウン、唸り出してです。
家族一同心配したですが、原因はズボンのベルトを締め過ぎてまして。お腹が苦しかったんです。

とりあえず、最初は焼き蟹で。ガス焜炉が設えてあって、大皿に大盛りの蟹なんかを焼いて喰うのやけれど。或いは、生でやけれど。
其処までの話が出たのは、焼蟹は終わって、鍋の時。
まあ云うたら、ヤヤ打ち解け合い出してです。お互いにやけど、同席の相手さんが、佳い人で佳かったなあと。

云うても、初対面やしねえ。気を使うですが、お向かいのお母さん、喋る、喋る。ヨオ喋る。
殆ど、一人で喋ってたです。
実際、周辺見渡してたら、無言で黙々、食の進んでない処もあったですが。我が一団のは殆ど食べ尽くしたです。一人一人に配られた、丸ごと一杯の茹で蟹以外はです。
母のお土産に持って帰ろかと。そやないと、アトが五月蠅いしなあと。
(05/01/26)


NO.685 間人蟹の話(3) 温泉の話(1)

「はしうど荘」の大広間、宴会場から、温泉場に移動です。
食卓を囲んだ、お向かいさんの男性は一足お先にで。アトの女性陣はマダマダ食べられるとの事でして。

ホナラ、持ち物云うても、財布と時計、ハンカチ、鼻紙、ならぬ、ティッシュ・ペーパーと携帯電話を入れた、小物入れしか無いですが。
嫁はんに、預かっといてと、タオル一丁だけを持ちまして。

場所は分かってます。
宴会場は、「はしうど荘」入り口から右手やったですが、反対の左手にラシキのがあったです。
ツタツタと歩いて往ったら、前を歩く中年女性が入り口、玄関やけど。往ってしもたです。

外に何かあるのかなあと、思てましたら、場所を間違わはただけやった。
バツが悪そな顔して、戻って来やはて。
「こっちでしたか。」
こっちでは目的地が分からんけど、持ち物からしたら、温泉故、「温泉はこっちです。」と、教えてあげて。
クレグレも混浴では無いです。別々です。此の中年女性とはそれっきりです。

男風呂の入り口を見つけて、脱衣場ですが、予想外に人が少なくて。
予想外とは、大広間で座ったはるのが少なかったです。よて、殆どは此方に移動かと思たですが、居たはったのは、同席の男性一人だけで、開放型の脱衣の棚もガラガラで。
空きの棚を必死で探さんならんよな、大入り満員よりは数段気楽ですけれど。選り取り見取の何処でも勝手も困るですが。ホンマかいなとビクリしたです。

ガラガラと扉を開けて、中に入ったら、先客タタの四名様。
同席のを含めてでして。アトは、親父さんと、小さな、兄妹の親子連れで。風呂場で存分に泳げる程やけど。
小さな子が居るから、やらへんけどや。居てなくとも、やらへんけどや。
我れ一人なら是非共やってみたいです。

更に奥手に岩風呂があて。日本海が見えるです。委細構わず、好奇心旺盛。ツタツタと奥手に移動で、モ一人の男性もついて来たです。
そっちに誰も居てませんので、大きな風呂は親子で楽しみ、岩風呂はむつけき男二人が独占状態。

日本海が見える云うても、其れだけや。
一応の目隠しはしてあるです。さもないと、裸が丸見えになるです。
男湯ならまだしも、女湯なら大事、オオゴトやで。男女同権とは云うものの、何から何まで、歴然とした差はあるのです。
云うたら、何ですが。都合勝手で、男女同権。女やしなあと、使い分けは辞めておけ。多少なら許すけどや。

そんな話はどでも佳いです。
「そお云うたら、温泉やったんやねえ。」
とは、私の発言ですが。
周辺見渡しても、何の掲示も無いのです。
「温泉とする以上、張り付けとかんとアカンのやねえ。所謂、効能書きを。」
問題になりましたがな。白骨温泉です。

一生懸命に話をしてるのに、マッタクの無視されて。しかるに、此の男性、独身なんですて。
お母さんが云うたはりましたです。誰か佳い人、知らはりませんか、やて。私の知ってるのは、相応の歳の女性です。妙齢の美女に縁は無いです。
とは云うて無いですが。返事に困るよな話題まで出たです。

ソラ、程度問題の、知ってる事は知ってるけれど。たった今、知ったばかりの人にお見合いしやへんか、とは、云えへんやんか。
余りシッカリし過ぎのお母さんが居たはるのも考えモノで。我が母をチラリと思たりも。

さて、此処は温泉に嘘偽りは無いです。
出しなに分かったです。玄関先にデカデカと張り付けてあったのをバスに乗ってから見つけたです。
「ナトリウム・カルシウム硫黄塩泉」である旨、「神経痛、筋肉痛、関節痛等、特に火傷に効果絶大!」とです。
残念乍ら、効能書きの諸痛に無関係故、意味なかったけれど、耳鳴り、痔瘻に頭痛なら佳かったのにと。
(05/01/27)


NO.686 間人蟹の話(4) 温泉の話(2)

そもそもの発端は、昨年の夏場です。
長野県の白骨温泉、白濁の湯が売り物やったのにです。
透明になてしもて。「草津温泉の素」なる粉を混ぜて、白濁化させてたのを、写真にバチリと撮られてしもての、大騒ぎ。

毎日毎日、テレビの報道番組では、白骨温泉だけでは無いゾと。出て来る、出て来るの大暴露合戦勃発。
神戸の有馬温泉では、温泉に水道水を混ぜたりしまして。お湯の量の確保のためやけど。
福井県の芦原温泉では、井戸水を沸かして。群馬県の伊香保温泉は水道水を、「温泉」と表示してたんやて。

中には温泉やのに、温泉表示してなかったりの、温泉を掘るにも許可が要るためやけど。無許可でやてしもて、温泉との表示が出来なんだです。

話簡単にはマトモな温泉が無いみたいになてしもて。
モト簡単には、巡り巡って、白骨温泉が一番マトモなインチキ温泉やったりしまして。中身は温泉で、着色だけですやんか。

知識人、評論家の皆様は、温泉の成分は化学物質やからにして。下手に混ぜると化学反応を起こすゾと。脅迫したりしてました。
やけど、化学物質を混ぜるのでなくて。元々が地中に流れてる温泉の成分なんです。不純物なんです。知れてますやんか。針小棒大に煽りなさんナ。
とは、我が見解なれどです。

嘘偽りはイカンのやけど。水道水を温泉と表示は明らかなる詐欺行為やけれど。
法制度もズサンで、一度取ったら、更新不要で。温泉とは、僅かにでも温泉の成分が含まれてたら佳いのやて。
喉元過ぎたら、何にも云わんよになったですが。日本人は熱し易しの冷め易しです。
今年になても、静岡県の伊豆、土肥、熱海で水道水を温泉やて。嘘にも程があて。こんな業者こそは、詐欺罪で留置所送りすべしです。

私は温泉なるモノにそんなに期待はしてないですが。
何処其処の温泉で、利くとはされても、実際にはどかが分からんですし。腰痛が治った。リウマチが治った。肩凝りがスキリとしたとされてもです。
そもそも、往くのに時間が掛かるし、費用も要るですが。同じ往くなら温泉が佳いに決まってますが。
私にしても、「はしうど荘」の温泉に入ったのは、「温泉」やからで、単なるお湯なら邪魔くさいです。

白骨温泉やないですが。温泉の成分を内風呂に混ぜても一緒の筈ですやんか。
我が家でも一時やってました。
戴きモノではありますが。タマには買いましたが。何とか温泉の素なるを入れてです。どんな効果があったかとなれば。
温泉の素が入ってるのやなと、思ただけです。夢々、肩凝り、痔瘻、耳鳴り解消は期待して無いです。

タブンなら、体調がチと佳くなるやろかと。淡い期待は寄せますが。
実際にも、不純物の混ざった風呂のほが佳い筈です。浸透膜の原理やけれど。人間様の体は不純物の塊やないですか。相当量の不純物、温泉成分が混ざってないとお湯に持ち逃げされるです。

しかるに、温泉にはトンとご縁が無いけれど。
入社当時でありました。
会社の売店、パンとか、牛乳、オヤツのです。毎朝、お世話になってたです。家では朝飯、喰わしてくれへんしです。
イヤ、祖母は次第に体が衰弱してましたし。母はグスリと、寝てましたし。

結果、売店の親父さんと親しくなて。親父さんは、魚釣りが大の趣味でして。
和歌山に鯛を釣りに往かへんかと、誘われまして。私もやた事が無いモンで、二の返事で連れてって欲しいと。

記憶では、アト二人の先輩、業務に無関係の総務部の人が往きました。
男四人で車一台で、車中泊やで。高速道路も無い時代ですやんか。あっても日帰りでの魚釣りはシンドイですが。

親父さんと、先輩二人の運転でして。当時の私は教習所に通てた身分で、運転免許証を持ってなかたです。
後部座席に座ってただけやけど。しんどかったなあ。寝るとなたら大変やたなあ。普通車やしなあ。座ったままやしなあ。
兎に角、何処をどんな具合に走ったのか、皆目覚えて無いし。車中泊の場所も適当やったけど、釣り場のソバで寝たよな記憶です。

明くる朝から釣りやけど。太平洋の海に棹さすですが。勿論、棹は親父さんのを借りまして。
大胆なる波が打ち寄せる岩場でです。岩場は結構なる高さがあったですが。真夏でも無かったけれど。冬場でも無かったし。落ちても、私は河童やしなあ。全然怖くは無かったです。

何時間やってたのか。誰一人、一尾も釣れず。私はもっぱら、岩を釣ってたですが。
其の度に親父さんに、スミマセンですと。実際問題、岩場で棹を振り回すのはムツカシイ。釣りに往くのも初めてやしねえ。
親父さん、先輩に針を引っ掛けたらアカンぞと。必死やったなあ。

口々に、アカンなあと諦めムードの時ですやんか。来ましてねえ。
事もあろおに、私のがです。
「来た、来た、どしょ。小父さん、どしたら佳いですか。」
「そのまま、そのまま。スグに往くからナ。」

アトは親父さんに任せてしもて。上手く網で取って戴きましたです。
収穫は黒鯛ですやんか。
云うとくけれど、小さくは無いです。立派な黒鯛でして。嘘やないです。ホントです。皆で歓声を上げて、持ち帰ったですが。
帰りしなに、魚屋はんに寄りまして。此処だけの話にしとこナと。要は釣れた事にしとこナと、魚を買おたんですやんか。四人で黒鯛一尾では格好つかんです。

イヤイヤ、魚釣りの話で無いですが。
温泉の話やけれど。関係してるから、してるです。
しかるにですが。魚釣りなるは、此の和歌山の岩場と息子共が小学生時代に舞鶴港での二度だけです。

親父さんは、現在八十歳突破で、息子さんが売店を引き継いでます。
息子さんも五十歳にボチボチやけど。実は其の当時、息子さんの家庭教師を頼まれたんや。
(05/01/28)


NO.687 間人蟹の話(5) 温泉の話(3)

勿論です。
嘘偽り表示は詐欺行為やけど。
アソコまでコテンパンにヤル事も無かったのではと。
反面、インチキ、偽装の温泉の実態、存在も分かったですが。
私は温泉の経営者では無いですが。経営者の気持ちも分かるです。自ら、嘘ついてました。
とはナカナカ云えるものでないですが。居たはりましたので、勇気に感心しました。

ソラ、自分だけならまだしも、従業員の皆様も居たはるですし。真実を語った段階で信用ガタ落ちやし。
日本人は熱し易し、冷め易し。
ではあても、水道水を温泉とは問題外の言語道断やけど、大体が、問題になた温泉地帯になんか往った事が無いですやんか。

むしろ、贋温泉事件で、名称を知ったです。何かの機会で往く事があればです。
かの有名なる何とか温泉かと。佳き宣伝になったです。

イヤ、其れでです。
和歌山に鯛を釣りに往った帰りしなです。魚屋に寄っただけでは無くて、親父さんの知ってる温泉に往ったです。
イヤイヤ、何処の温泉かもヨオ知らんですが。今から考えたらですが。もしかしたら、亀岡の湯の花温泉ではなかったかと。

温泉なるもの、其れが産まれて初めてでは無いですが。
初めては、比叡山の麓、北白川のラジウム温泉です。小学生時代に従兄弟と一緒に祖母に連れられてです。(「単なる雑談NO.2」35.雪騒動参照)

真冬で、雪が一杯で。従兄弟と雪合戦したのを覚えてるです。雪合戦出来る程の雪が珍しかった故ですが。肝心のラジウム温泉の事は覚えて無いです。
しかるに、当時はラドン温泉と云うてたですが。ラドンは放射能が出るし、火傷をするし、危険であると、専門家が申しまして。
ラジウムでもラドンでも一緒やけれど。ラドンなら空飛ぶ怪獣映画があったのに。

モと云うたら、ラドン温泉バスなる、器具です。
温泉気分が味わえる、家のお風呂に入れる温泉器具が販売されてたです。今でも販売されてるですが。
何を隠そお、我が家でも一個買い求め。風呂に設置した事がありましたが、先の通りの火傷するとか、危険でと。大々的に報道されたですから、廃棄処分してしもた。

買おたんは、亀岡に引っ越して来た頃の話です。
タマタマ、販売店が近くでもあったしで。水の浄化作用もあるとかの、謳い文句もあったですが、余り効果は無かったよな感もあったよなで。むしろ、お風呂、浴槽が黒ずんで来たです。
安くは無かったですが。クレグレも二十数年が過ぎてます。現在販売されてるのは、どか知らんです。

そんな事で、シカリと温泉と認知しての、入湯は和歌山からの帰りしなの、其の時です。
やけど、何の温泉かも覚えて無いです。湯の花温泉としたら、冷泉で。矢っ張り、ラジウム温泉です。
本来の温泉とは、25度以上で、冷泉とは、其れ以下でして。

親父さんに連れられて、四人での温泉は気楽な雰囲気でして。
外は見えへん磨りガラスやけど。四面の内の一面が窓やから、眩しい程に明るうて。結構な広さで、浴槽は檜で。
他に客は居て無くて。誠に結構やけど、泳いでは無いです。
風呂で泳ぐ、泳ぐと五月蠅いけれど。実際問題、童心に戻って泳ぎたい気はあるです。泳げる内にです。
歳喰てしもたら、泳ぐに泳げへんやんか。

以来、温泉なるのに入ったのか、入って無いのか。
定かで無いです。タブンなら、一度か二度は入ってると思うですが。温泉とは認識して無いです。

大体が温泉が大好きと云う人も、温泉そのものよりは、料理を楽しむのが主でなかろかと。
或いは、温泉街の呑み屋とか、歓楽街とかや。お土産物屋はんとか。ご当地独特のです。
私は呑めへんし、グルメ、食通でもあらへんし。まあ云うたら、歓楽街にもなあ。
やけど、お土産物屋はんなら、単純にです。どんなんかなあと、見て楽しむだけなら、フラフラ、ホッツキ歩くも一興かと。

そんな事で、温泉には無縁な人間ではあるけれど。
折角やし。話の種にでもと、「はしうど荘」のは只やから入ってみたんです。
云うても、時間がそんなには無いです。宴会場から出て来たのが、集合時間まで残り、二十分。ジクリと温泉気分を味わうのでなくて。
ホントに様子を見ただけですやんか。

岩風呂は数分だけで、屋内の温泉に戻って、体を洗い、髪の毛はシャンプーもして。モ一度チャポンと大浴場に浸かりまして。
ホナラと、お暇する頃になて、何人かが入って来ました。
我がバス旅行の御一行様では無いです。今から入ってたら、集合時間に間に合わんやろな。

扉を開けて、外に出よとしたら、様子がチガウかってねえ。出口処か、サウナやた。
まあまあ、サウナがあったんかと。
イヤ、誰も居て無いですが。引き返したら、同席の男性も入って来まして。

矢っ張り、間違おたんですが。私が先に往ったモンやから連れられてです。
こっちと違いますわ。あっちですわ。
モ一箇所の扉をガラガラと開けて、誰も居て無い脱衣所に無事にです。
(05/01/29)


NO.688 間人蟹の話(6) 帰りしなの話(1) バスの話

斯くなる次第で、一ヶ月、二ヶ月と湯治のために、温泉宿に投宿出来るなら別として。
一回や二回の入湯では効果の程も分からんですが。唯の水道水を沸かしたよりは、温泉のほが気分が佳くて、当たり前。

何れにしてもや。
嘘偽りは問題やけど、大騒動の発端の白骨温泉が一番に良心的なる偽装やったです。
私が当事者でもやってたカモ分からんです。

ソラ、白濁の筈の温泉が次第、次第に透明化したら、慌てるです。白骨温泉が白濁の湯が売り物だけにですし、透明よりは、白濁のほが如何にも温泉らしく見えますし。
効能があると思て、普通です。
且つ、厳密には法にも抵触して無いです。道義的責任はあるですが、考えよに寄っては善意とも云えるです。

混ぜたのも、適当なる染料では無くて、「草津温泉の素」ですやんか。其れも必死に探して来やはったんやで。
オソラクは、探し充てた人は拍手喝采を浴びやはったと思うです。救世主としてです。

云いたいのは、温泉であるのが事実なら、湯治客は知らぬが仏で。
病は気からの、気は心の効果ありと思てるほが幸せですやんか。
事程左様に極めて同情的やけど、水道水を温泉と偽ってた業者こそを、いの一番にチクってやるべしで。即営業停止処分です。

しかるに、比叡山のラジウム温泉も、湯の花温泉かどかは分からんですが、親父さんと往ったのは、無色透明やったし。此の度のも、無色透明で。無色透明では、温泉としての実感が無いです。
誰かが、温泉と云うから、ソか温泉かと。思ただけで、何の効能も期待さえしてないです。

「はしうど荘」は食事処兼の温泉で、土産物は置いて無いです。
そしたら、温泉にも浸からんと、皆様、何をしたはったんかいなと。余計な詮索やけど。知らん人ばっかりやし、お尋ねするも出来ませんけど。

大広間、云うても、二つの部屋を足しただけですが。戻った頃には集合時間間際。
食べ切るのは勿体ないしと、お持ち帰りの茹蟹を、「はしうど荘」に戴いたビニール袋に入れまして。ついでに、マジック・インクも拝借しまして。目印としての苗字を書き込みまして。

御一行様、お持ち帰りが多かったですし。仲居さんも心得たモノで、むしろ、マジック・インクは要りませんかと、促されたです。
ボチボチやなと、ゾロゾロ歩いて、バスに乗車ですが、バス・ガイドさんが、お荷物預かりますと、バスの横っ腹の収納庫に入れて戴きまして。

何かあったら、何なりと、仰ってくださいねと、嬉しいお言葉戴きまして。
イザ、出発ですが、お世話になた、「はしうど荘」の社長さんやろか。男性一人と仲居さん数名にお見送りして戴きまして、恐縮やけど、気分爽快やんか。

イヤ、こんな事して戴くのは久し振りですし。又、機会でもあればと思うですが。現金ではなくて、ポイント・カードの点数での参加にしますけど。

アトは丹後半島一周での帰路ですが。
予定では、屏風岩、丹後松島、経ヶ岬、カマヤ海岸、舟屋の里公園、天橋立で亀岡やけど。
飯喰てしもたら、眠とおてねえ。時間的にも、場所に寄っては相当なる交通渋滞やし。何処を走ってるのかも分からへんし。

まあ、バス・ガイドさんが、バス・ガイドさんらしく。とも云えへんのですが、此処が丹後松島でとか、経ヶ岬でとか。
ポイント、ポイントでの一応のガイドはあったですが、マトモには聞いて無いです。
其れよりも、窓際に座った嫁はんの座席なんやけど、リクライニングをしたら、固定が出来ひんのや。

往きしなは緊張もあったし、リクライニングはしてなかったですが、帰りしなはなあ。
腹も膨れて、満足やし。お腹が膨れると眠たいしと。
ホナラと、何なりと仰ってくださいの、バス・ガイドさんに席の事を訴えたら、添乗員さんが来やはってねえ。
バスの事やのに、バス・ガイドさんと違うのやねえ。見てくれやはったけど、治らんで。

要は非常口の処やし、非常口を開ける取っ手が邪魔になて、固定が出来ひんのです。
「しょおがないですねえ。」
とは、添乗員さんですが、しょおがないモンはしょおがないですし、諦めたけど。
此のバスの、此の座席に座った人で、リクライニングした人が居たはらへんかった筈は無いです。

理由は簡単。何処から贔屓目に見ても、新品の観光バスに非ずの故でして。使い古しの、失礼乍ら、ボチボチ廃車でなかろかと。
エンジン音は大きいし。車体はガタガタ云うてるし。
クッションは悪いし。内装も汚いけど、しょおがないと云われたら、しょおがないです。
(05/01/30)


NO.689 間人蟹の話(7) 帰りしなの話(2) 道の駅の話

帰りしなは、トイレ休憩を兼ねてのお買い物が旺盛でして。
最初に寄った先が、「舟屋の里公園」なる、「道の駅」です。近頃、方々に出来てます。
「道の駅」がです。

亀岡にもありまして。「ガレリアかめおか」と称するですが。平成十年九月に農協の跡地に出来たです。
勿論やけど、「道の駅」なる表示を見て、何かいなと。其の前に、「ガレリア」とは何かいなと。

「ガレリア」とは、イタリア語で回廊の意で。大きな空間がある回廊なんですて。確かに、天井が高く、空間は広いです。殆ど、がらんどうみたいな建物です。
クレグレも、伽藍堂では無いです。あくまでも、がらんどうやけど。伽藍堂を文字っての、ガラガラのお堂、空間と勝手に解釈しています。
但し、人は居てます。職員さんが圧倒的に多いです。

出来た頃です。物珍しいし、息子共も高校生時分です。どんなんかなあと。一家揃て、見物に往きましたです。
パソコン教室があったり、図書館があったり。大広間、映画なんかも出来るホール。研修室から喫茶店にお風呂まであるですが。お風呂は唯のお風呂やけれど。
正直云うて誠に贅沢なる造りで、時折色んな売り出しもしてるですが。儲かるんかいなと。兎に角、人が少ないからでして。

息子共と何しに往ったかとなれば、京都のFM放送αステーションのサテライトで、お喋りパーソナリティ、谷口キヨコさんが来たからでして。
どんな子かなと興味津々で。見物人は多かったですが、遠目では、思てたよりは小柄な子やと思たです。
以降、二度程寄ってますが、がらんどうは、がらんどうです。

そんなイメージの、「道の駅」でして。
ハキリと云うて、税金の無駄使いと評価してるですが、方々に出来まして。
昨年ですが、京都府の和知のにも往ったです。「和(なごみ)」と称するですが、ご当地の物産展、直売所的趣向で以て、結構な人気ですやんか。
亀岡のよりは圧倒的に活気があったです。

お野菜から、栗やとか、饅頭、昔懐かしのお菓子に、お漬け物とか、お土産物等々でして。
其処等にでも売ってるけれど、ご当地のやしなあ。お菓子も昔懐かしのやし。お野菜にしても、獲れ獲れのやし。

広くは無いけど、狭いけど。余計な事をして無いです。
亀岡のパソコン教室なんか、何になる。お風呂なんか居らんです。広い広い通路で、人も少ない処で屋台でお店を出したはても、覗く気にもならんです。
狭くとも、人が一杯なら、其の気にさせるです。「和」のは、安いんかいなと。実際、ヤヤ安めみたいでしたけど。
平日にも人が一杯かどかが問題でして。

「舟屋の里公園」も、「道の駅」ですが、ご当地の物産展、直売所的趣向で以て、「和」と同様の趣向で、凄い人やったです。
駐車場に入るにも、満杯でして。途中でバスから降ろされたです。しかるに、モと手前で待ってますので、帰りしなに間違わんよに、宜しくと。添乗員さんのお達しです。

駐車場が満杯やから、中も人が一杯で。先を争うよにお買い物。往きしなと大違いです。
往きしななんか、「やまがたや」でも似たよなモノはあったけど、朝でもあったし、目的地に往く途中やし。誰一人として、買い物してるのは居てなんで、唯単純に時間潰しに見てただけ。

ご当地で、獲れ獲れとなれば、蟹があるです。魚があるです。
其の他諸々のお菓子なんかもあったですが。お菓子なんか、何処でも買えるですし。蟹とかお魚に人気集中。

私等は、所要を済ませて、ソフト・クリームなんかを食べまして。要は買う気はなかたですが。
ボチボチ、集合時間やしと、帰りしなです。外に一夜干しの鯵の開きが一串ナンボを見つけて、買おて帰ろかと。お土産兼のオカズのためです。

イヤ、美味かったです。
身が厚かったし、歯応え充分の、何時ものとは大違いやったです。
ナンボの値打ちは充分あるし、お買い物やたです。
そやから云うて、ワザワザ、買いに往ってたら、ガソリン代が高こつく(たこつく)ですが。
(05/01/31)


NO.690 間人蟹の話(8) 帰りしなの話(3) 天橋立

イラクでの選挙は命懸け。
世界が固唾を飲んで、注目した選挙が一月三十日に実施されたです。
反対派勢力、アルカイダ系、シーア派のテロで、四十人の犠牲があったんですて。
其の四十人も、四十人で済んだとするのか、四十人モとするのかですが。私は四十人で済んで佳かったナと思てます。相手さんが、手段を選ばぬテロ集団やからです。

宗教の問題、人種の問題。
私等には理解の難しい問題山積でして。報道されてる事だけを総合すればの事ですが。
フセイン政権下で甘い汁を吸うてたシーア派が国際テロ組織に乗せらえ、自国の民主化を妨害してるです。

厳戒令下で、米軍主体の多国籍軍と俄造りのイラク国軍、三十万人にガチリと守護され、投票場に出向かれたのが、有権者の60%なんですて。
数字的には、日本の投票率よりも高いですし。佳いも悪いも、兎に角、命懸けやしなあ。
ズボラでサボりの日本の有権者とは大違いです。
其れだけ、日本は幸せやのに、分かって無いです。斯く申す私も分かってませんが、棄権は一回もして無いです。

選挙が出来ても、問題の解決しませんが。当面の大きな課題は消化したです。
此のアト、どんな展開になるかは神ならぬ私なんかに分からんですが。タダタダ、テロの無い、民主国家になって欲しいと望むのみです。

などと、エラソに云うても、そしたら、日本は民主国家と云えるかとなれば、甚だ疑問。
小泉の純ちゃんが独断専行する故でして。やけど、反対する人も無いですし。オマエなんか辞めてまえ。我が輩が取って代わてやる。
とは、代議士先生一人も口にセズ。
理由は簡単。我が身が第一番に可愛い故で。誰でも我が身は可愛いけれどや。
代議士先生のは欲が深過ぎるです。自分が佳ければ、国民なんか、どおでも佳いと思てるです。

そんな意味なら、イラクのテロ集団も同様でして。
此の時期、イラク国の代議士先生に立候補するのは相当なる勇気です。
選挙民以上に、命掛け。当選してからのほが、モと危険やし、尊敬に値するです。
イヤ、米国の傀儡政権と思われよが、実際ソであろおがです。当面は仕方無しとして、近い将来、完全に突き離せば佳いです。

戦後六十年もやで。
経ってるのに、アホの一つ覚えの米国に追従隷属、金魚の糞みたいにくっついて、自国民に犠牲を強いて、小馬鹿にしてる歴代の自民党傀儡政権にです。
先達としてのイラク国政府が、日本国政府にお手本を示してやてくれ。

斯くなる次第の、「道の駅」とは、高速道路のサービス・エリアを国道に持って来ただけです。国道では無い、「道の駅」もあるですが。
高速道路では国土交通省が利権を握って、価格は高めに設定やけど。
「道の駅」は市町村のお役人さんの知恵の出し処やけどです。ハキリと亀岡のは落第点。

ホンマです。余所のをそんなに沢山は見てないです。三箇所ですが。
外から見たらです。亀岡のが一番に偉容を誇るですが。偉容を誇り過ぎて、一見して何の建物かも分からへんし、中身は名実共に、がらんどうですやんか。
二度、三度と又寄りたいナとは思わんです。寄っても何にもあらへんのに。佳い加減に頭を冷やして方向転換したら佳いのに、しやへんです。

どんな具合にかとなれば、一番簡単なは、繁盛してる、「道の駅」の真似するだけで、充分ですやんか。
丹波栗、松茸、丹波ワイン、猪肉とかを、宣伝を兼ねて売ったら佳いのに、しやへんなあ。

ちなみに、猪肉は一度だけ喰たです。亀岡の西友で二男が福引きで当てたです。
残念乍ら、我が一家のお口に合わんかたけど、考えてみたらです。牛、豚、鶏みたいに、万人に合うなら、相応に広まってる筈ですが、話の種にはなるです。

さて、お土産は、「はしうど荘」で戴いた、茹で蟹と、「舟屋の里公園」で買い求めた、鯵の開きの一夜干しとなったですが、ご同行の皆様、極めて買い気旺盛。
トイレ休憩兼のお買い物で寄った最後の場所、「天橋立」の、屋号は覚えて無いです。海産物のお店では、凄かったです。
此処が終わると、丹後半島もサイナラして、「やまがたや」までは、休憩が無いです。
「やまがたや」は、「やまがたや」やし。亀岡からなら近いですし、珍しいモンもあらへんし。

往きしなに土田のバス停で一緒になたご夫妻が蟹を買おたはりましたです。
安いとか、高いとか。あっちでは幾らやったとか。
イヤイヤ、嫁はんが。と云うたら問題やけど。吊られてと云うても問題やけど。茹で蟹二杯だけでは、そんなに量が無いナと。
実際、そんなに大きな蟹では無いですし、足だけでも買おとこかと。補充したです。
結果、明くる、夕食でも蟹が喰えたです。

しかるに、正直云うてです。
蟹を食べるのは難しいです。殊に、私は下手糞で、不器用で。邪魔くさがり屋で、身を残してしまうです。勿体ないとは、思てますが、どしょも無いです。努力が足らんのもあるですが。

間人蟹と云われても、私なんか、蟹そのものを食べ慣れて無いですが。新鮮であるのは明確で、生のを醤油とワサビで、実に美味かったです。
家では、量は少ないけど。余所様に気も使わんと、シャブシャブで、落ち着いて味わえたです。
(05/02/01)



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