シバケンの単なる雑談NO.12

単なる雑談NO.10 単なる雑談NO.11
単なる雑談NO.7 単なる雑談NO.8 単なる雑談NO.9
単なる雑談NO.4 単なる雑談NO.5 単なる雑談NO.6
単なる雑談NO.1 単なる雑談NO.2 単なる雑談NO.3

題目一覧表

目次

雑談NO.13

240.続・尾籠なる話(3) 胃の検査

239.続・尾籠なる話(2) コンタクト・レンズ

238.続・尾籠なる話(1) 半日ドック

237.お盆の話(7) 尾籠なる話(4)

236.お盆の話(6) 尾籠なる話(3)

235.お盆の話(5) 尾籠なる話(2)

234.お盆の話(4) 尾籠なる話(1)

233.お盆の話(3) 唐草模様の風呂敷

232.お盆の話(2) お坊様との雑談

231.お盆の話(1) お坊様のお迎え

230.MUSE389(16) BREMEN頑張れ

229.MUSE389(15) 音曲の世界

228.MUSE389(14) BREMENのボーカル君

227.MUSE389(13) 毛沢東の人民服

226.MUSE389(12) TRASH

225.MUSE389(11) 黒人ボーカル(2)

224.MUSE389(10) 黒人ボーカル(1)

223.MUSE389(9) カリスマ京小娘(2)

222.MUSE389(8) カリスマ京小娘(1)

221.MUSE389(7) 素晴らしいリーダー

雑談NO.11


240.続・尾籠なる話(3) 胃の検査

この話の半日人間ドックは市役所が窓口となり、国保加入者を対象として、規定では一年以上の間隔を開けることになってます。
がしかし、ヨイ加減なもので、前回のドック入りは昨年の十二月で、この話は、八月ですから、その間、八ヶ月。照査してないのか、黙認してるのか。
尤も、無料ではありませんし、ナニより邪魔くさいがな。一年に二回も三回も、やりたいものでナシ。細かく調べることもありません。私にしても、好き好んで申し込みしたわけでナシ。単に家族が五月蠅いから、渋々です。
予約も大変で、病院の受け入れ体制が関係してるため、半日ドックは毎週水曜日で、国保の定員は一名です。それ以外は、会社の定期診断を受け入れてるのです。
市役所に申し込みに行けば、一覧表を見せられて、空白の日から選択してクレ。それは六月のことで、空白の最初が、八月下旬。その最初の日を選択しただけですが、この段階で、職員さんが尋ねたのです。
「コンカイが初めてですか。」
「イヤ、毎年やってます。」
「前回から一年以上、経過してますか。」
「ハイ、しています。」
我乍ら、白々しい虚偽の証言ですが、無事通過。
イヤ、前回はイツですかとの設問なら、正直に昨年十二月と答えてますぞ。それと、一年以上は経過してませんですが、毎年一回しか申し込みはしてません。
ハテサテ、アトは胸部レントゲンとバリウム飲んでの胃の検査。そして、心電図を取れば検査完了。
レントゲンは、数分ですし、バリウムのホウもイマは心配してません。心臓は人一倍弱いですが、心臓の機能は大丈夫。
小食快便、本日、便秘気味。されど、下剤を戴きますから、解消予定也。
胃の検査も看護婦さんによって準備体制が異なるのです。ナニがチガウのか云えば、イツもは時計も指輪も全部外しなさいねと指示されてます。ナンで、時計と指輪がアカンのかと思いつつ、反論一切セズ。
指輪は所有してませんので、指示される前に、イツもどおり、超高級の購入価格一万円也の時計を外したなら、妙齢の美人看護婦さんがニコリと微笑み、外さなくても結構ですよ。
グッチ、エルメス、オメガ、ロレックス、ヴェルサーチの時計なら、私がしっかり預からせて戴きます。
とまでは、申されてませんが、さも、このオッサン、慌て者やなあと云いたげな表情でした。取り越し苦労でも、ひがみでもナイ。明らかに、顔にそお書いてありました。
ヨイ加減な看護婦さんやなあと思てたら、以外に細かいのです。
この位置にスリッパを脱いで、検査台に上がれ。上がればこちらに向き直れ。そして、
「両方の枠をしっかり握ってくださいよ。イヤ、手のムキが反対です。こちらを見てください。こんな風にするのです。
検査台は90度回転しますから、落ちて怪我しないよおにしてくださいね。」
更には、背筋を伸ばし、気を楽にして、肩のチカラを抜いて、深呼吸して。炭酸を一気に飲み干したなら、水を飲め。飲んだなら、ゲップは絶対にしたらアカンしな。したら、何度でも飲み治しやぞ。
そこまでは云われてませんが、バリウムはバナナ味にしてあります。意義ありませんよねえと、手渡され。
「気分が悪くなったら、合図してくださいね。」
と云い終わるや、看護婦さんはさっさと姿を消した。
ちょっと待ってクレ。ソバに呼び鈴ナシ。手を挙げて、合図するにも、検査台が回転中なら、お言葉どおり、落下してしまうから、大声で、助けてクレと叫べばよいのか。
委細構わず、アナウンスの声。
「バリウムを一口、口に含んでください。飲むのは、合図してからですよ。」
始まってしもたでと、慌てて、コップを持ち上げて。
(01/09/02)


239.続・尾籠なる話(2) コンタクト・レンズ

ホントにナンにもナイなら嬉しいのですが、先日は、座れんくらい痛かったのです。
そおも云えませんから、
「痔はどんな具合ですか。」
「有りますよ。この程度なら、まあ、ほっとけば宜しいです。」
我が痔がこの程度と評されるなら、手術する痔はどんなものやろか。
とは云え、場所が場所だけに自分では見えませんから、ナンとも分かりません。あんなことが度々あっても困るけど、先生がそお仰ってることでもあります。反対に、
「それなら、もお一辺、診てみましょう。」
となり、ナンと、これは大変や。凄いのが有りますから、即、入院して、切ってしまいましょう。
などと前言を撤回され、天国から地獄に落とされるよりマシやがな。そんな頼りない先生では、手術して戴くのも怖いしなあ。
そこまでの覚悟はしてませんし、アレ以来、落ち着いてますから、早々に有り難う御座いますと、お暇し、次なる眼科です。
眼については、老眼以外、ナニもナシ。その老眼も心配して治るものでなし。
肛門は男の先生でしたが、こっちは女医先生。しかるに、肛門が女医先生でなくてよかったです。そおなら、痔のことなんか、完全黙秘。どおもナイと云うて戴いた瞬間にお暇してます。
さて、ここでも妙齢の女医先生がニッコリ笑い、
「そこに座ってくださいね。」
ここに顎を載せて、覗き窓の先に、気球が有りますからね。ハイ、結構です。
反対側をやりますよ。ハイ、結構です。
反対側に座ってくださいね。ここに顎を載せて戴いて、空気をシュッと吹きつけますからね。ハイ、結構です。要らぬ無駄口一切セズ。
素直に従い、ナニを検査されたのかは、最後の総合評価の先生に聞いたのです。
気球を見ることで、遠視、近視、乱視が分かるのですて。チナミニ、私はヤヤ遠視で、僅かに乱視気味。
遠視、近視は、乱視も不随するのやて。歳になったら仕方ナイですなあと、同情されて。その先生のホウが年寄りやで。
空気吹きつけは、眼圧検査。眼球内の水圧が高くなると視神経を圧迫して、視界が狭まるのです。これを緑内症と称しますが、私は眼底検査でも正常とのことでした。
歳の割りには視力もヨイのやて。そお云えば、検査前に女医先生に聞かれました。
「コンタクト・レンズはされてますか。」
かなり以前から、近眼が大流行で、若い子が、若いどころか幼稚園児でもド近眼眼鏡が珍しくもなくなってます。原因は、テレビ・ゲームに違いない。イマや、三十、四十代の親父さんなら、ゲーム世代です。その子がゲーム三昧になっても不思議でない。
そして、ド近眼のハズの子が中学生になると眼鏡人口が減るのです。ここから先はコンタクト・レンズにしてますから、お年頃になって、眼鏡を掛けてないから、近眼でナイとは判断出来ませんのです。
我が世代では、任天堂のゲーム器、ファミコンと云うたのか。これが、三十歳頃に出現しましたが、卓球、テニス程度のゲームで、スグ、飽きた。
その後、機種もソフトも日進月歩で、イマや、ゲーム器と云うより、インターネットまで可能な、端末機と化してますが、正直云うてついてけませんし、競う気もない。
よって、我が年代辺りがコンタクト・レンズの分かれ目ではないかと思うのです。実際、我が同年輩で、コンタクト・レンズをしてるのを知りません。
ところが、彼の有名な、竹下派大幹部で既に他界の金丸信爺さんがコンタクト・レンズです。そお云えば、政治家には眼鏡が少ないで。写真写りを気にしてのことかなあ。
いずれにせよ、あのお歳、とは云え、何歳か知りませんですが、オソラク、八十代見当と思いますが、その世代で、コンタクト・レンズは、或る意味、勇気が要ると思います。
私の場合、慣れてないから、眼に異物が触れること自体が気持ちが悪いし、眼にモノを入れるのには抵抗がある。
そもそも、コンタクト・レンズは面倒やし、老眼鏡は邪魔くさい。
目の状態が悪ければ、背に腹は替えられませんが、老眼以外なら、眼にだけは自信アリ。
(01/09/01)


238.続・尾籠なる話(1) 半日ドック

「ご希望のとおり、たっぷり目にしておきましたよ。水分を沢山お摂りくださいね。
では、お大事に。」
妙齢の美人看護婦さんがニコリと微笑み、無色透明の飲み物を小カップに並々と注いだのと、お茶をくれたのです。小カップのは、甘いシロップ状のもので、効能は下剤です。
イヤ、毎年恒例の半日人間ドックに往って参じたので御座います。
当病院では肛門検査もしてくれて、前回は、腫瘍が二カ所出来てますが、良性ですから、特に問題有りませんが、気になるなら、外来で来てくださいね。処置致します。との診断がくだされてます。
その前には、痔が二カ所出来てますが、焦ることはありませんです。とのことでした。
つまり、腫瘍二カ所と痔が二個有るのかと案じてるのです。
ならばその時、聞いとけばヨイ。簡単にスムのですか。どんな処置ですか。日数は。痛いですかとか。
しかるに、気転が利かんと云うか、気が廻らんのか、気が弱いのか。良性で、特に問題有りませんの言葉を聞いた瞬間、ホッと安堵してしもて、ナンにも聞かずに、ハイ、有り難う御座います。で終わってしもてます。痔のホウも、焦ることはナイと云うし、実際、一時の頃からすれば、深刻には考えてなかったのです。
コンカイこそは、聞かねばならぬ。痔の具合はどおですか。お薬で治るのでしょうか。処置は簡単ですか。入院となれば、日数はどれくらいで、切れば、必ず治るのですか。ついでに、頼まねばならぬ。腫瘍も一緒にやってしもてください。
そんな心ツモリで半日ドックに参加したのです。
前日の夜八時から絶食して、禁茶禁酒禁煙。禁酒は努力要りませんが、禁煙はチと苦しい。
禁酒くらいなら、一週間でも、一年、十年。これから先、一生、死ぬまで構いませんです。お茶どころか水を飲んでもダメですから、お酒がアカンのは分かり切ってますが、ナンで、禁煙までせねんばならぬのか、分かりませんですが、注意書きには斯様に明記されてます。よって、従わざるを得んのです。
目的は、バリウム飲んでの胃の検査です。替わりに胃カメラでもヨイのですが、一度やったことがあって、死ぬ程苦しいかったから、以降、希望セズ。
前日には、一回目の検査用の便収集を行いまして、問診票も記入して。問診票には、耳鳴りと痔のことも明記して。
当日の朝には、二回目の便の収集と尿ですが、便のホウが出ませんのです。又、軽い便秘かなあ。時間も急ぎますから、中止して。
それで、下痢薬も多めに頼んだ次第です。身長、体重、体脂肪率に血圧測定。そして、沢山の採血されて、最初が聴力検査。
操作してるのが見えてますし、全部聞こえてます。
「耳鳴りがあるのですがねえ。」
「イヤ、この検査では分かりません。耳鳴りは高音域ですし、この検査は日常生活での範囲です。」
いともあっさり云われてしもて。
次は、超音波で、主に肝臓、腎臓を調べるのです。ゼリー状のものを体に塗りたくられ、こそばいこと。
「ナニかありましたか。」
「昨年と同じです。特にナニもありません。」
その前には、気泡があるとのことでした。それで、どおせえ云うのやと聞いたのですが、ナニもすることは有りません。ヨイ、悪いではナイのです。気泡が有ると云うだけです。様子を見てんとショウガナイですねえ。これは、総合評価の先生の話です。
さて、次が問題の肛門検査。外科の診察室で、検査です。
横になって、膝を屈め、パンツをずらしてくださいね。コレ又、妙齢の美人看護婦さんに指示されて、恥ずかしいこと。
「ハイ、チカラを抜いてくださいね。」
先生の言葉と同時に、肛門に、ナニかを突っ込まれたのは、ホンの数秒だけ。
「もお、一回、診させてくださいね。」
腫瘍と痔を発見されて、その確認かなあ。ならば、是非共、お尋ねせねばならぬことがある。
「ハイ、結構です。ナニも有りません。」
これは問題です。遂、先日、痔が出て困ったから、ナニもナイはずがナイし、腫瘍も消えるのかいな。
(01/08/31)


237.お盆の話(7) 尾籠なる話(4)

排便活動が開始されたのは朗報ですが、ジワジワと肛門付近に激痛が駆け巡る。
悲鳴を上げたくなるけれど、事が事だけに、悲鳴どころか、呻くワケにもイカンのです。叫んだ処で、痛みが減るワケでナシ。
下手に声出して、家族に聞かれでもしたら、ナニかあったのか、どおしたかと尋ねられ、正直に答えるのも恥ずかしいし、誤魔化すにも説明に窮します。
別段、家の者には隠してませんのです。痔のことは云うてますし、お盆休みとは云え、お坊様をお送りするなり、お手洗いに駆け込んで、出て来たら寝転がってますから、
「何処か具合が悪いのか。」
「イヤ、痔が出てるから、座れへんのや。」
と公表スミ。
ではありますが、それと、お手洗いで呻くのは別問題です。
今更、中断することも出来ませんから、激痛を耐えに耐え、ナンとか出すべきものは出たのですが、量たるや、満足するには程遠いけど、贅沢は云うてられん。
さて、ウォシュレットの番ですが、この度は心の準備は出来てますし、調整もやってます。それでも、用心に越したことはナイ。どんな具合かと、スィッチを入れたのですが、痛いは痛かったのですが、マシでした。
真冬に冷水ではお尻から風邪引きますが、今年の暑さは特別で、気温が気温だけに、冷水のホウが心地良し。そしたら、誰が高温にしたのやろ。
犯人探しはどおでも宜しい。不満足ではありますが、一歩前進したからには、二歩三歩と挑戦すればヨイ。
とは云うても、排便時の痛さも中途半端ではナイ。当面は、排便の都度、激痛に責められるのかと思うとイヤになりますが、そのためにも便を柔らかくすることと、催せば、我慢セズ、何回でも駆け込むことやなあ。アトは、その痛さがイツまで続くのかです。
それと、ナンとでもして、痔を元の位置に納めること。こっちのホウは、お風呂でやるのが適当ですから、皆に早く入れと促して、最後にジックリ挑戦です。
お風呂もお湯ですから、痔は大丈夫かと心配したのですが、左程のこともナシ。そして、無事に収まってくれたのです。収まりさえさえすれば、こっちのモンです。座れます。座薬も挿入して、便秘の薬も戴いて。
本来なら、その時間、夜の零時ともなれば、翌日分の掲載文をアップしてるのですが、そんな事情がありまして、手も足も出ず。出たのは痔と便だけですから、零時になってから作成に取り掛かり、ナニを掲載するかと迷た末、予定を変更して、「お盆の話」とした次第です。
イヤ、頭のナカはこのことばかりでしたから、手っ取り早いし、ホカのことを考える余裕ナシ。
さて、明くる日です。息子が深刻な表情で、尋ねるのです。
「痔も遺伝するのやろかなあ。」
そんなこと聞かれても分かりませんが、我が親父も痔であったことは知ってます。
私同様、痔が出て痛いと愚痴を零してました。よって、私も痔になることは薄々覚悟はしてたのです。更に、さかのぼり、祖父のことは知りません。叔父にも痔がどおかまでは聞いたことがナイ。
されど、痔、そのものが遺伝するかどおかは別にして、体質が遺伝するならば、悪いけど、子々孫々、覚悟だけはしてオケ。
但し、これからの時代、遺伝子治療が進展すれば、解決の道も有るやろなあ。私の時代には間に合わんやろ。間に合おたとしても、既に出てしもてるがな。
そして、あれから丁度一週間、お盆週間も終盤で、幸にして、小食快便、痔も元の鞘に収まり、痛くナシ。
あなかしこ。
(01/08/18)


236.お盆の話(6) 尾籠なる話(3)

我がお尻は真っ赤っ赤に腫れ上がってるのではないか。
場所が場所だけに、自分で見ることは出来ませんし、誰にも見せとおない。されど、状況から判断すれば、色具合はお猿とヨイ勝負で、感触では間違いなく腫れ上がってます。
私にとって、如何にしてこの事態を無難に切り抜けるかが最重要課題であるからにして、頭のナカは、このことばかりで満ちあふれてます。
私も長年に渡り、いがみ、にらみ合い、ののしり合いながらも、お付き合いしてるのですが、この度のことは初体験故、どおすればヨイのかが分かりません。当面は、イマ現在をどおするかですが、座るのが辛ければ、横になってんとショウガナイ。
さりとて、無為無策では情けない。苦しい姿勢ではありますが、中腰となり、インターネットの世界で、「痔」と「便秘」で検索すれば、山程あるわいさ。
そんなにあれば、狙いを絞り込むのも大変で、適当に文言を追加削除してたら、出て来やがったのです。忌々しい浣腸野郎。そんなもん、分かり切ってるわいと、別のを覗けば、手術をしたらと、イランことばかりが出て来ます。
更に追求すれば、体験談的なものが現れたのです。
話を総合すれば、そもそも、ウォシュレットの水を勢いヨク出すのは大間違い。
速度はユックリ目にし、温度も低くすることが肝要である。その反対のことをすれば、炎症はひどくなるだけで、一旦、腫れてしまえば、収まるまで、二三日を要する。
成る程、そのとおりです。患部が炎症してるのに、熱いお湯を勢いヨク当てれば、火に油を注ぐよおなもので、刺激され、怒り狂い、炸裂してしまう。
私にしてみれば、我が指とは云え、イチオウ、事前に洗てますが、痔を押し込もおとしたからには、お尻を清潔にするためにも、洗浄せねばならぬと思たのですが、温度と強さの調整までは気が回らんかった。結果、ウォシュレットに対する恐怖感がつのっただけ。
もっと無いのかと、検索を続行すれば、出たのです。イヤ、名案がです。
ウォシュレットで肛門を洗浄し、刺激するのもヨイ方法で、トキには習慣性となり、それをしないと排便出来ぬこともあるらしい。
私にそんな習慣はナイのです。そもそも、ウォシュレットとは、排便後、肛門周辺に付着した便を洗い流すためのものと理解してますから、排便マエにお水をかける発想ナシ。
そもそも、ウォシュレットなど、以前には無かったもんやがな。トイレット・ペーパーも我が幼き頃には無かったし、落とし紙でした。これも、古紙回収業者が新聞紙からの再生とか云うてましたで。
落とし紙も切らさずとも出来ませんでしたから、つなぎは、新聞紙のことも有ったのや。さぞかし、痔のお尻は痛かろお。幸にして、その頃なら痔に縁はナシでした。
物心ついたトキには落とし紙でしたが、そのマエはとなれば、物の本に寄るしか無いのです。
ソレ用の手拭いが有ったとか。それも無ければ、そこらの草で。それもなければ、手で拭いたとか。
そんなことしたら汚いと云うけれど、手元にナニもなければショウガナイやろな。産まれたトキからの習慣なら、それで当たり前ですし、ここから先は諸説紛々。お手洗いそのものが庶民の家には無かったらしい。
そんな昔のことはどおでもヨイのですが、痔が痛いと苦しみ、ウォシュレットの操作がどおこおと、横になって思案してるのは贅沢贅沢。ではありますが、現実の問題は極めて深刻ですから、そんなこと云うてられません。
そんなこんな、してる間に、これならと思う策を見つけたのです。
お水を飲めば、胃が刺激され、刺激が腸に及び、排便活動を促進させる。
お手洗いに入ったからには、出ずと諦めることなく、我慢に我慢を重ね、便座に腰掛け、粘りに粘り、耐えに耐え、腹式呼吸を繰り返し、お腹をさすってやるのも良策也。兎に角、排便活動してクレるよお、刺激を与えることが肝要也。
それでダメなら、指を突っ込み、便を掻き出すことも選択肢。お年寄りになれば、そおでもせんとアカンこともあるのやて。それでダメなら、浣腸で、それでもダメなら、手術となりますが、その前に、便秘薬がこの世に存在する。
便秘薬に、痔の薬なら、家にも保管されてますが、これを効果的に作用させるのはお風呂上がりで寝るマエの服用です。
さて、ここまで調査したからには、凝っとしてるのは時間の無駄。早速にも、お水を飲んで、所定の場所に駆け込んだ。
お水を飲み過ぎたのか、出るのは小便ばかり。
そこを我慢して、腹式呼吸。お腹もさすり、ハタと気が付き、ウォシュレットの設定を確認すれば、温度最大、速度最強になってます。こいつを、低温、最小に設定して一安心。
安心した途端、出てくれた。これは、排便のことです。
(01/08/17)


235.お盆の話(5) 尾籠なる話(2)

話が話だけに、ここから先の話は尾籠になる。
尾籠になってはイカンと中断したのでは話そのものが便秘症状となり、思わせぶりな表現にしてたのでは、消化不良となる。
かと云うて、ズバリと俗語を連発したのでは、下痢症状となり、ナニを隠そう、当事者の私が気恥ずかしい。よって、適当に、言葉を選んで続行することにする。
さて、一旦はお手洗いから出たけれど、お尻がカッカしてしもて、見えぬ部分の感覚が耐え難くも辛いから、再び入り治して、挑戦です。
ナンとか、元の場所に収まってクレと、必死に押し込もおとするのですが、痛おて堪らんのと、明らかに、痔が大きいなり過ぎて、収まってくれんのです。
そこを我慢して、強引にやってしまいたいのですが、まずは、ヒリヒリして痛いのと、いくらやっても、収まる気配がない。つまりは、やればやるだけ痛いのがひどくなるだけのこと。
そこを我慢して、余りに強引にやり過ぎ、破裂してしもてもイカンし、我が汚い指で患部を触り過ぎ、ばい菌が付着して、更に腫れ上がってしもたら、万事休すです。下手したら、救急病院に駆け込む羽目となり、そこで、即、手術にでもなれば、エライことですよ。
ソンナ、アンナで、意を決し、またもや、一旦は小休止と、押し込むのを諦めたのですが、さっきのことを忘れてしもて、ウォシュレットのスィッチを押してしまいましてねえ。
お湯が勢いヨク、お尻目がけて噴射され、痛おて、痛おて、思わず飛び上がってしもて、飛び上がり乍ら、シモタなあ。そこらじゅうが、またもや、水浸しとなりまして、拭き掃除やて。同じ失敗をやってしもたのでありまする。
しかも、僅かにではありますが、出血してるよおでもありますから、情けナイやら、心配やら。そのウエ、お坊様の読経のおりは痛くともナンとか座れてたのですが、この度は、座るに座れませんのです。患部が更に膨れ上がり、下着に触れるだけでも痛いのです。
横になったままで、沈思黙考。どおしたもんかいなあと、悩んでても仕方がナイのです。兎に角、出すべきものはナンとしてでも出さねばならぬし、横になって暫くしたら、又、催すし。
と云うよりも、痔が腫れ上がり、出たままの状態ですから、お尻に便が挟まれてるよおな感覚で、気分極めて悪しです。
催し、お腹が張って来て、ヨシ来たぞと駆け込んでも、出るのは、ガスばかり。ウサギの糞でも我慢するから、幾らかでも出てクレよなあ。
さてさて、自分で云うのもナンですが、私は間違いなく普通の人間ですから、余所様同様、時折、便秘症状にはなりますが、コンカイは我が人生史上最大最悪の現象です。
普段なら、ナニを隠そう、小食快便。余り喰ってないのに、毎日朝一番、出るホウが多いのではナイかと思う程。
果たして、排便が一日一回飛ぶことが便秘であるのか、二日、或いは三日目ともなれば便秘とするのかは、各人各様の判断基準に寄るらしい。
事に寄っては、一週間で一回の人も有るらしいし、一日に、二度、三度も通わねばならぬお人も居るらしいです。
余計なお世話ですが、一週間で一回の排便ならば、二三週間も空けば、便秘と判断するのかなあ。私がそんなになれば、痔どころか、お腹が破裂してしまう。
反対に、日に二度三度のこともありますが、それは、下痢症状等、タマなことですし、通うだけなら、この騒動で、朝から十数回は飛び込んでます。
余所様のことはどおでもヨイのです。イマは私自身のことが大問題。さて、どおしたものか。
このままでは、固くなりつつある便が、更に固おなって、出るトキに、痔だけでなく、肛門そのものが、破壊の恐怖に見舞われそお。
イザとなれば、お浣腸なる手段もありますが、お世話になったことがナイのです。
チナミニ、京都inetで、我がサイトの真下にお浣腸ならおまかせサイトが控えてるから、余計に気分悪し。
(01/08/16)


234.お盆の話(4) 尾籠なる話(1)

お盆の時期にお坊様と殺生に泥棒のお話。加えて、痔がドオコオと尾籠なる話。
などと、反省はしてません。単なる雑談ですがな。
泥棒と云えば、我が家には未だかつて泥棒に入られたことがナイのです。と、多寡をくくってはいけませんが、それこそ、京都、宇治時代を通じ、現在の亀岡に至る、向かい三軒両隣を含め、親戚縁者、知人にまでやられてませんのです。但し、余所さんにつきましては、単に聞いてないだけかも知れません。
がしかし、息子共が駐輪場に置いてた自転車は窃盗されましたが、無事、戻りました。高級自転車でなかったためか、極めてボロ自転車のためか、定かでないのです。いずれにせよ、餓鬼の悪戯ですが、発見されただけマシと云うてヨイのか悪いのか、二男のは、それこそサビサビのボロでしたから、いっそのこと、新しく買うキッカケになるかと思てたのです。
事程左様に自転車なら昔からヨク聞くのですが、駐輪場でとは云え、当家のが盗られたのですから、確かに気を許せぬ物騒なご時世となりました。
家に忍び込み、金品物色のコソ泥でも、それなりの危険を冒す見返りが期待出来る門構えのお屋敷、邸宅、豪邸を物色するやろから、我がボロ屋では徒労に終わるとなるのかなあ。
自慢にはならんけど、骨董的価値の品物どころか、お値打ちの逸品は一切ナシ。現金も肌身離さず、寝るときも枕元に隠す程もナイのです。
銀行預金はありますが、公共料金をナンとか引き落とせて、不渡りにならぬ程度ですから、我乍ら、ヨクぞ生活してると思てます。それどころか、住宅ローンが、マダ数年残ってるから、内情を知れば、幾らかでも置いてくれるやも知れません。とまあ、近頃のコソ泥はそんなに甘くもナイよおで、お坊様の話のとおり、下手に出喰わしたり、金品が無ければナイで、命を盗られそお。この世に執着ナシとは云え、殺されるのはイヤやから、自然淘汰まで待ってクレ。
兎にも角にも、ここ、二三年で治安が極端に悪くなりました。よって、戸締まりもキチンとしてるのですが、単に窓を閉め、出来合の鍵を掛けてるだけですから、その気なら、侵入するのは簡単です。
さて、お坊様も冷茶をお飲み干されましたから、お布施にお車代も差し出して、お菓子も半紙に仕舞われた。
ならば、ボチボチ、お暇の体制となりました故、こちらも、ボチボチ、ボロ車の準備です。この段階で、息子に代行させるのもナンですから、最後までお付き合いと覚悟を決めて、駅までお送りしたのです。
国道は大渋滞。横断するだけですが、ホンの三十分マエにはナンとも無かったのに、エライ違いです。イヨイヨ、お盆の帰省ラッシュ突入モードとなりました。
お坊様には、「有り難う御座いました。」と駅でお別れで、その段階で、お役目完了で、無罪放免、アトは、お手洗いに突入モード。
イヨイヨ、話が尾籠になりますが、出物、腫れ物、処嫌わず。別段、我が家のお手洗いのナカですから、遠慮は無用なれど、便秘そのものが二三日続いてしもて、出物はそのままの出物だけで、出したい現物はすんなり出ずで、出ては困る腫れ物だけが余計に出てしもて、腫れてねえ。
とは云え、この段階までは時折あることで、気にはしてません。兎に角、現物を出すことが先決です。
頑張った結果は、ウサギの糞程度のが二三個だけで、云うたらナンですが、本来の物ではナイから、不愉快千万。
不愉快だけではナイのです。一旦は小休止と、トリアエズ、ウォシュレットと称する奴で、洗浄のため、お湯を出したなら、当たった場所が飛び上がる程の痛さでねえ。
イヤ、実際に飛び上がってしもて。
勿論、痛いのは患部ですが、アトが大変、そこらが水浸しになったから、拭き掃除せねばならんがな。
イヤハヤ、お湯かけて、お尻がこんなに痛いのも、お尻の状態を心配し乍らの、便座の拭き掃除も初めてのことやで。
(01/08/15)


233.お盆の話(3) 唐草模様の風呂敷

小泉首相の靖国神社参拝。
公約の八月十五日の終戦記念日を避けて、十三日やて。ナニやら肩すかしのよおな、だまし討ち、不意打ちみたいです。
選挙戦を通じ、首相たる立場の人が、終始一貫、終戦記念日に参拝すると公約した限りに於いて、本来ならば、正々堂々、十五日に参拝しなくてはならぬのです。
お断りしておきますが、私は参拝されよおが、されまいが、どっちでも宜しいのですよ。
沈思黙考、熟慮に熟慮を重ねて、虚心坦懐で、こんな程度のことに時間を割かれてたら困るのです。
熟慮に熟慮を重ねて戴くべきことは、こんなことではナイ。日本の将来である。
ところで、竹中大臣殿の改革工程表は今月末やてなあ。首相は八月とだけ仰ってたから、間違いではないけれど、重要なことは遅いのや。必ずや、日本再生論の青写真は具体的で、実現性のあることと期待する。
その改革には痛みを伴うらしい。失業者が数十万人とも、百数十万人とも云われてる。その中心は中高年となることは明白で、中高年世代が失業して、次なる職業にと、そんな生やさしい情勢ではナイのやで。若年層さえ、職が難しいのに、ダレが好き好んで柔軟性乏しく、口ばっかりで、えらそうにした、扱い難いオッサン連中を雇うのやな。
よって、改革により、予測される事態は、倒産と、解雇により、浮浪者は巷に溢れ、日本は犯罪列島と化す。イマでも多いのですが、我が同胞中高年者の自殺急増。マサシク、自殺者を誘発する政治家となるべからず。
靖国神社参拝問題は、近隣諸国を初め、内外からのご意見百出万出で、それらを考慮してとのことですが、今更ナニを云うてるのや。最初っから考えてオケ。
マスコミも、馬鹿の一つ覚えで、公人としてか、私人かなどと、首相に私人も公人もナイわいな。公人に決まってる。そんなことも知らんと政治記者してるのかと、怒鳴ってやりたいわ。知ってて聞くのはイビリです。
小泉首相もそんなことで頭を悩ます時間があるならば、掲げた公約である改革を有言実行、さっさと済ませ、犠牲者、自殺者を一人でも少なくさせることが寛容です。兎に角、泥沼に落ち込みそおな日本経済をナンとかしてクレよなあ。
サテ果て、靖国神社は、私がとやかく云うてもショウガナイ。当事者がしかるべき対処されるべき問題で、ヘマして、貿易に関係したりして、倒産、解雇の嵐に拍車さえ及ばねばヨシ。
お寺さんに泥棒闖入も、余所さんと云えば余所さんですが、お話し相手のお坊様から聞いたからには、聞き流すワケにも行かんがな。
「ナニを盗られたのですか。」
私も、檀家、檀家と云うてますが、極めて不熱心なる檀家故、光圓寺さんに狙われるよおな、年代物の骨董品に、国宝級の仏像が有るのか無いのかどころか、お寺の歴史さえも知りませんので、不躾にも、お尋ねしたのです。
「現金です。
値打ちのある骨董品を盗るためには、相応の目利きでなくてはいけませんし、売りさばくツテがなくてはいけません。現金なら、家の者に見つからんよおに盗めばヨイのですが、どおも、玄人の仕業で、以前から下調べをしてたよおです。
それにしても、下手に出会わんでヨカッタのですよ。出喰わしてたら、危害を加えられる可能性もあります。お向かいさんも、入られたのです。」
成る程、素人の泥棒なら、現金が何処に有るのかも分かりませんで。
不熱心とは云え、私もお寺に何回か行ってますが、お通し戴いたお部屋と、そのソバにあるお手洗いしか知りませんのです。お部屋には、置物も沢山有りましたが、ボンクラ故、価値も分からず。
私が出来心で泥棒に入ったとしても、お寺のナカで迷子になったりして。運良く、現金を見つけても、体がガタガタ、足はワナワナ、手が震てしもて、札束握れず、家の人に鉢会わでもしたら、腰を抜かし、痙攣状態。逃げることも出来ずに、即、ご用。
それにしても、お手洗いねえ。頭のナカは、そっちのことばかりですが、お坊様の冷茶はまだ残ってます。
しかも、無口なお坊様がご雄弁になられまして、話は続くのです。
「昔みたいに、風呂敷を背負た泥棒ではありませんから、ナニされるか分かりませんから、怖いですよ。幸、お向かいさんも現金で。」
そお云えば、昔乍らの泥棒とは、唐草模様の風呂敷持参で、抜き足差し足忍び足。物音も立てずに、こっそりと、見つかれば、家人の両手両足、ぐるぐる巻きの猿ぐつわ。
現金を幾ら盗られたかまでは、聞き過ぎですし、国宝級の仏像所蔵の有り無しもナンですから、グッと堪え、
「現金だけでヨカッタですねえ。」
(01/08/14)


232.お盆の話(2) お坊様との雑談

ご職業とは云え、お坊様は大変です。
このクソ暑いのに、正装、正座で、汗もかかれず一生懸命の読経をされ、私は痔が痛いから、一生懸命、こらえるがため、脂汗タラタラで。
正直云うて、早よ終わってクレと、心のナカで叫んでました。お盆のことですから、読経も短いハズですが、そやから云うて、一分二分で終わるわけがナイ。
最低限、お線香が燃え尽きるまでの時間と勝手に推定してるのですが、その時間の長いこと、長いこと。
お尻が痛いのと、出そうで出ない苦しさに耐えねばならぬ艱難辛苦。禅宗でもナイのに、荒行苦行させられてる気分です。
お線香もまだかまだかと睨んでたら、減るのも遅いしなあ。それがそおやく燃え尽きてくれて、さて、どおされるかです。トキとして、新たなるお線香に火をお点けになられることもアル。全てはお坊様のご気分次第故、そこから先はナンビトたりとも干渉するワケにはイカンのです。
さて、その心配も、「アナカシコ」となりまして、ホッとして。
さっさと、冷茶にお菓子をお出しして。本来なら、ここから、お説教となるのですが、このお坊様はされたことがナイのです。
先代様は、延々三十分はされたのです。イヤ、小一時間であったかも知れません。祖母が取り仕切り、孫の私めも無理矢理同席させられてたのですが、お説教の内容など一切覚えてませんです。
トリアエズ、痺れが切れて、四苦八苦のガマン我慢のため、やっぱり、脂汗タラタラだけは覚えてます。
そんなトキでも、一切、早よ終わってクレなどと、不謹慎なことは夢想だにしてなかったのですが、イマや、純粋さも消え失せて、慇懃無礼尾籠もヨイ処です。
お説教がナイとは云え、冷茶とお菓子をお出したからには、お飲みになられるまで、ホナ、サヨウナラとはなりませぬ。
息子共は読経が終われば、用事ナシと、雲隠れしてしもて。お説教でもあれば、聞けと云うのですが、単なる場持ちの雑談ですから、居てることもありません。
場持ちの雑談もお相手がお坊様だけに、話題に困るのです。しかも、ご自身からお話されることは一切ナシやからなあ。私も話題豊富でもないからなあ。
「暑いですねえ。」
「そおですねえ。」
「今年は特に、猛暑で、雨も少ないですねえ。」
「そおですねえ。」
こんな具合ですから、話が続くワケがナイ。七十歳を軽く過ぎたお歳ですから、パソコンはされてナイやろしなあ。イヤ、万が一されてたら、話が長なってしもて、我がお尻が耐えられんし、冷茶もまだまだ残ってますが、早く飲んでクレとも云えませんしねえ。
「最近は、世の中、物騒になりましたねえ。
大阪の池田ではキチガイが小学校に乱入しよって、児童を殺しよるし、北海道の広尾でもありましたよねえ。出刃包丁で、ご近所のお子さん二人を刺し殺しやがりましてねえ。」
云うてしもてから、お坊様に殺生の話は禁物やったかいなあ。されど、云うてしもたもんはショウガナイ。
「そおですねえ。最近は物騒になりました。」
「同じ犯罪でも、やることがやることがエゲツナイですねえ。幼い子にまで危害を加えることもナイですのにねえ。
米国の真似して、学校に金属探知器を導入するよおになったら、オシマイですよ。せめて、そおなってくれるなと祈るだけです。」
「そおですねえ。現金自動支払機も、金庫でも、そのまま持って行くくらいですからねえ。」
「この不景気で、治安も悪くなりました。親の躾、教育方針も可笑しいですよねえ。」
「そおですねえ。女の人が夜一人で歩くことも危険になりましたし、お寺にも、泥棒に入られましてねえ。」
泥棒に入られたとは、お坊様も、エライことを仰ったぞ。
(01/08/13)


231.お盆の話(1) お坊様のお迎え

当家でも、お盆の恒例行事として、お坊様にお越し戴き、拝んでもろてます。
京都下京は松原通りの光圓寺さんの檀家ですから、亀岡まで遠路遙々JR嵯峨野線でお越し戴きまして。
最寄りの駅からなら、徒歩二十分。お坊様はヤヤご高齢故、軽く三十分。当然のこと、我がボロ車でお迎えするのですが、お布施とは別にお車代も準備しましてねえ。
京都の頃なら、交通機関抜きで、徒歩二十分でしたから、お迎えに行くこともありませんでした。よって、お盆と、ご先祖様の命日と、年に幾度も来て戴きましたが、イマは、お盆だけですから年一回。
本日も、午前中にお越しくださるとのことで、お仏壇のある部屋、そこには私が鎮座してるのですが、朝から掃除したり、片づけたり。
お寺を出られるトキか、乗車の予定時刻でも教えて戴ければ、対処出来るのですが、イツも駅にご到着されてから着いたぞの電話ですから、時間が分からんのです。
それはそれとして、実は、数日まえから便秘気味でして、トイレに出たり、入ったり。出そうになったら、二男がトントン、まだかいなあ。出そうやったのに引っ込んでしもて。
も一度入ったら、長男がトントンで、まだかいなあ。出そうやったのに、又、引っ込んでしまいましてねえ。
今度こそと思てたら、電話が鳴りまして、お坊様が駅にご到着とのことで、スグにもお迎えに行かねばならぬと、又、中途半端に終わってしもて。
それはヨイのですが、トイレに出たり、入ったりしてる間に、お尻のホウが、調子が悪くなって来たのです。ハッキリ云うて、痔が出てしもて、ボロ車の運転席に座るのも痛いくらいでして、これは困ったなあ。
息子共に替わりに行けと、命令してもヨイのですが、トイレが終われば、又、寝よりまして、お迎えに出る前に、駅に迎えに行くから、起きろよなあとだけ云うて、尤も、運転席に座ってから痔に気が付いたのですが。
駅ではお坊様が待って居られまして、
「お忙しい処、有り難う御座います。」
「イエ、イエ、どお致しまして。」
と一言二言、ご挨拶して、ボロ車に乗れば、又、困ったなあ。痛いなあ。
車は、まだよかったのです。お仏壇の部屋に案内して、座ると、このホウが痛いがな。
正座に耐えられませんので、申し訳ナイのですが、胡座をかきまして。お坊様は勿論ですが、息子共も正座してるのにねえ。親父だけが行儀悪く、格好悪いこと。されど、胡座でも痛いのです。もしかして、正座のホウが楽やろかと思たりして。
どっちしろ、座ってること自体に耐えられんのですが、読経の最中に立ったり座ったり、ウロウロも出来ませんから、こらえて、耐えて、脂汗が出そうな程。
エライときに来て戴いたなあ。
(01/08/12)


230.MUSE389(16) BREMEN頑張れ

何処かのオッサンが、暗い場所で、フラッシュも炊かんと、写真をバシャバシャ。
変態趣味の赤外線やろか。
そんなこと思てたら、コンドはコテッチャンが掲示板に、書き込みしたのです。内容は、
フラッシュもなしにカメラの撮影は出来ます。フィルムの感度もありますが、露出も関係してます。最近のカメラは優秀やさかいにカメラ側が勝手にしてくれます。
ちなみにうちは普通のカメラの一眼レフやから、すべて手動でつこうてます。
だから、思ってもいない露出やらで撮れているのが多いですわ。
何せ素人やさかいなあ。

左様ですか。私は素人以前に持ってナイ。どちらかと云うと、何処へでも、可能な限り、手ぶらで彷徨きたいホウで、当然、ビデオも持ってナイ。そのマエに出不精です。
それにしても、コンカイは、ホウボウから、イロイロ出て来ることで。
それだけ、眼を通して戴いて、嬉しいこと。加えて、我が記述が出鱈目なのか、無知なのか、早合点もあるから、その全部が該当です。
ソレはソレ。お知恵に、ご意見は、遠慮なく、頂戴してしもて、話は、このまま、続行することにスル。
さて、私なんか、ある種、先入観が存在する。
こんな場所に出入りする連中は、ハデハデ、ケバケバの連中。単的には、茶髪に、黄髪に、白髪まで、してるのではナイか。服装も、革ジャンに、チェーンをガシャガシャ唸らしてと、ソオ、思てたのです。
実際には、舞台に出演の連中は、揃いも揃て、黄髪。これは、立場上、ショウガナイよなあ。
観客のホウは、セイゼイ、茶髪まで。ソレも、場内が暗いから、ヨオ分からんのです。
服装としては、概ね、大人しく、普段着です。若干一名、革ジャンに、チェーンみたなモンをぶら下げて。コレも、出演者のダレかやろ。幕間で、トキタマ、見掛けただけで、違和感もナシ。
いわば、拍子抜けする程に大人しいのです。家に帰れば、普通の子。
さて、順序がチガウけど、お先に、大魔神の後日談など、紹介してオク。
あのライブは動員数がヤタラ多かったので、MUSE側も大喜び。
何とギャラが10万円も頂けたと狂喜乱舞したようで、ホカのバンド連中も引き連れて、打ち上げをやったそおです。
ところが、いい気になってはしゃいでいたら、BREMENとFull Contactの機材車が事も有ろうにレッカー移動され、みんなでガン首揃えて「五条署」に出頭する羽目になったという”落ち”がつき、折角のギャラもパアになったとか。これもBREMENの歴史に記録される”大ボケ”となる事でしょう。
それと、バンドのLot Crueも、MUSE側に評価され、ツギの出演が決まりました。いよいよBREMENを追いかける体制になりましたので、逆にBREMENの方が慌ててます。
ちなみに、今回の、BREMENの、私の評価ですが、勢いは合格点だが、演奏は、ハチャメチャで、このままだとMUSEの出演は危ないゾ。と、脅しておきました。しかし、ライブは勢いですので一応、”良し”としておきましょう。
更には、MBS(毎日放送:4チャンネル)の何かで「Fire」が採用されるという話が決まったのと、秋にはMUSE389で念願の”ワンマン・ライブ”が決定したと言うことです。
昨年の秋にやった京大ライブもすでに今年の出演が決まっていて、着実に「武道館ライブ」の目標に1歩づつ近づいています。
Lot Crueも、MUSE389に出演が決まり、BREMEN同様、MUSEのレギュラー・バンドとして活動を開始出来そうです。
兄に言わせると「弟の方が先にヒットを飛ばしそうな気がする。」と恐れています。
私の方は、久しぶりにピアノの練習を再開しようかと変な事を考えています。

大魔神がピアノまで、ヤルとは知らなんだ。一つの楽器に精通したら、ホカのでも、ナンとかナルとは聞き及ぶ。私など、頭っから、拒否反応で、全身痙攣硬直脂汗。
それにしても、MUSE389に出場するだけでも大変とは、知らなんだ。テレビに出るのも、大したモンやし、武道館にでもなったら、私の感覚からしたら、ビートルズ、プレスリーと肩を並べることにナル。そこまで云うと、チと、飛躍し過ぎではありますが、マダ、若いから、夢と、目標は、デカイほうがヨイ。
それでは、ハナシを戻すことにする。
予想二時間。実際四時間。やっとのことで、オワッテくれて、早、十時。晩飯がお預けになってるから、ソソクサと、ホナ、さいならです。
BREMEN演出の、アナウンスではナイですが、人数のワリには、ナンの混乱もナク、係員も現れず、誘導もナシ。
帰るトキくらい、大魔神に、挨拶など、しときましょう。
「帰るわなあ。」
「大音響で、耳が痛かったやろ。」
「ウン、まあ、なあ。」
これから、飯を喰ったウエ、亀岡くんだりまで帰らんならんのや。悪いけど、適当な返事で、お暇です。
ではありますが、確かに、耳鳴りはしてるのです。されど、昨日、今日のことではナイ。
四年マエから、鳴り止むことナク、四六時中やで。
(01/02/21)


229.MUSE389(15) 音曲の世界

そんなことで、技術云々はベツ問題。
折角なら、バックがBREMENで、ボーカルは京の小娘。リーダーを、LotCrueの兄ちゃんなんかドオですやろか。
これが、我が、独断と偏見の、最強の組み合わせ。などと、ソオは問屋が許さんやろ。相性と、年齢の問題も絡みます。
イヤまあ、ソレ程に、BREMENのボーカルが気に要らんのです。顔も不細工で、悪いけど、TRASHの、類人猿ギタリストとヨイ勝負。
ついでに、真向かいの席には、私等夫婦より、一足お先に入場の、ご年輩のご婦人が鎮座されてたのです。このご婦人は、ドオも、このボーカル君のお婆さんみたいです。
ナンで分かったか。そんなことまで云うまい。呪い殺され、採って喰われてしまいます。お返しに、アホ抜かせ。オマエこそ、鏡を見たらドオナンヤと云われそお。
私のスグ側にも、中年のオッサンが居たのです。ナニブン、席がナイモンで、立ったり、しゃがみ込んだり。ソバの若い連中を捕まえては、ビートルズがなあ云々と、演説などしてました。
細かいことまでは、聴いてません。そこまでの、ソバ耳も立ててません。このカタも、BREMEN関係者で、対象は、ギターの子みたいです。
この段階になったら、狭いホールも満杯で、熱気ムンムン。沢山のヒトになってます。
それでも、喚声を上げるワケでナシ。予想以上に、静かで大人しい。舞台の真ん前以外はです。ここには、LotCrueが陣取って、一生懸命に、盛り上げてます。
そこに、突如、入場の、一人のオッサン登場。コレが又、ナンの迷いも、遠慮もナク、ドカドカと、ホール中央に陣取るや、超高級一眼レフやろか。デカイ、カメラなど携えて、舞台目指して、構えては、バシャ、バシャと、写真を撮るのです。
私は、カメラには、趣味もナイから、近世のカメラ事情などには疎いけど、フラッシュもナシに写真が撮れるモンかなあ。
それとも、単純ミスしてるのか。単に、見せびらかしてるだけか。これが、ある種、特殊趣味の噂が飛び交う、赤外線カメラなるものか。それも、ヨオ分かりません。赤外線とナルと、フラッシュは要らん替わりに、白黒やで。余所事やから、ホットケ、ホットケ。
こちらさんの狙いの対象は、ボーカル君ではナサソオで、ドラムの兄ちゃん。少なくとも、両側のギターには向けてナイ。ムシロ、ボーカル君を避けてるよおではありました。
と云うことは、BREMENは四名編成で、全員の、血縁者が来てることにナル。
私もイロイロ、イランコト申しましたが、BREMENは、上手と、評価しております。
そして、何度も触れておりますが、ホールには、若い連中が多いのに、意外や意外、大人しいです。もっと、ワーワー、キャーキャー、乗り乗りで、五月蠅いものと覚悟してたのに、拍子抜けです。
極端には、こんな場所、ソコラの、チンピラ、不良の溜まり場みたいにも、思てたのです。イランことしたり、云うたりしたら、絡まれたり、オヤジ狩りされたり。そんなトキには、大魔神に云いつけてヤル。そこまで、覚悟してましたが、そんな様子はナイのです。
実際には、缶ビールも売ってるし、ドンドン、飲んでます。飲んでるのは、大学生か、社会人風で、ドオと云うことはナイ。ただ、時間と共に、酔いも廻り、荒れるのではナイか。我が心の片隅に、チラリと心配は、ありました。
ちなみに、後日、大魔神がメールを送って来たのです。内容は、
「大津少年鑑別所」の職員も後ろで見てたのです。
もちろん、そんな事とはツユ知らず前の方は大暴れをしていたのですが、柴田さんから見ればイカレた連中に見えるガキ共でも、鑑別所に入所するような連中とは全然違うという話です。
少なくとも、あの会場に来ている連中は絶対に悪い事はしないと太鼓判を押しています。
当人曰く「目を見ると、それぞれ目標を持って来ている」「演奏が始まると全く私語が無い」、犯罪を犯す子供はライブハウスにも来れないくらいの弱い子なんだそうです。
とのことで、異議はありません。
私もトヤカク云うてますが、ウラヤマシイ面も有るのです。
青春の一時期。その有り余る、情熱を注ぐモノがあればヨイ。その情熱を向ける対象のナイ連中が可哀想なことに、イジメ、非行に精力を傾けてしまう。そのホウが、考えることナイし、楽でもある。
そやけど、私を始め、世間一般的な親ならば、イジメ、非行も困るけど、ライブ・ハウスも、ゲーム・センターも、似たよおなモンとの先入観が有る。
こんなことに、ウツツを抜かしてんと、勉学にでも精力を注いでクレ。これが本音やろ。
自宅で、静かに、拝聴してくれてる分には結構なことやけど。
(01/02/20)


228.MUSE389(14) BREMENのボーカル君

懐かしの旋律のホウが、エエなあ。
そんなこと、云うてたら、歳なんかなあ。
そやけど、エエもんはエエなあ。私みたいに、音楽に無関心な者でも、イツまでも、イツまでも、頭の片隅に残ってるしなあ。
ソレに引き替え、イマの流行歌なんか、覚えてられませんで。原因は、寿命が短か過ぎるし、複雑やし。加えて、我が所有の記憶回路が老朽化し、拒否反応してしまう。
それでも、流行ってるのが有りますが、私なりに考える処では、歌詞が理解し易いもの、その旋律が、耳に馴染み易いものとなる。
ここで、チと話を逸らしてしもて、イマもムカシも、受験生がやってることがある。
私が受験勉強してたトキも、真夜中に、ラジオで音楽は聴いてたで。そこには、一つの共通項が存在する。無意識のウチに、日本語のは避けて、英語のか、曲だけのを好んでる。
その理由は、英語を覚えたいなどと、そんな高尚な事ではない。マズは、静か過ぎては、寂しく、ワビシイから、音を流してる。折角、音を流すなら、雑音より、音楽がヨイに決まってる。
その音楽も、出来れば余計なことまで、考えんでもヨイ奴で、右の耳から、左の耳へと、筒抜けてしまうモノ。
日本語なら、ツイツイ、台詞が耳のナカで、留まり、グルゴルと、回転してしまう。これでは、困るよなあ。
そのウエで、英単語の一つでも、頭の何処かに、引っ掛かってくれたらヨイと云う程度。
イマでは、FMも受信出来て当たり前。テレビの音声まで、受信可能です。当時など、AMが一般的で、FMが受信出来るヤツなど、高級ラジオ。よって、所持してナカッタで。
勿論、αステーションなど、陰も形もナシで、NHKだけが試験的に放送してたハズ。ナニブン、NHKのことやから、お堅いのです。クラシック音楽主体やから、下手に聴いたら、寝てしまうがな。
クドイけど、そんな高級ラジオは持ってナイ。ラジオの深夜放送と云えば、AM放送のことで、悩める受験生からの投稿が主体。
リクエスト曲と云うたら、アッチのヤツで、その合間に、投稿者の紹介等、しよるけど、ナニブン、日本語やから、邪魔やった。ツイツイ、聴いてしもたりして、記憶に残る処では、「衣笠山の狸オヤジ」なるヤツが、やたら、投稿しやがって、勉強の邪魔された。又、アイツやなあ。
それでです。BREMENのボーカル君は、ヨク喋るのや。
開口一番、こんなこと云うたのです。
時間も遅いから、イツもみたいに喋ってたら、アカンのや。そお云い乍ら、マクドナルドの話など、延々とするのです。
ドライブ・スルーでのことやで。注文したのと、現物がチガウやないか。しかも、場所はベツやけど、往復で、間違われてしもてなあ。マジで、ホンマのことやで。とのことやけど、詳細なんか、覚えてません。
それで、マクドナルドが、ナンやな、ドオしたんやな。私はそんな話を聞きに来たのではナイ。
そのウエ、場内にまで、話掛け、ミンナも経験してるやろなと、無理矢理、同調を求めたり。悪いけど、私は、そんな経験なんか、有りませんです。
息子共が、高校生程度まででした。多いトキには、週一回。ナニかと、マクドナルドは利用してたけど、ソレも、成長してしもて、イマや、「さと」に、「王将」、「フレンドリー」。
その他、諸々のファミリー・レストランになってます。それも、最近は、皆さん、ソレゾレに、お忙しそおで、全員が揃うことも、珍しい。
マクドナルドも、ある年齢からは、子供と一緒でもナイと、入り難いよなあ。
そんなことで、月に一回は、墓参してますけど、ファミリー・レストランも、そのトキ、居たらのことで、お金も掛かってなあ。
よって、ここ数年、ドライブ・スルーさえも、ご無沙汰やで。それでも、間違われることなんか、ナカッタで。そこまで、間違いがあるとしたら、この数年で、店長から、アルバイト諸君の質までが低下したことになる。或いは、注文の仕方が紛らわしかったのやろ。
ボーカル君の、話のネライは理解してます。場内と一体になることを、意図してる。されど、スター気取りとはこのことを云う。
どおしても、喋りたいのなら、練習裏話に、CD発売までの失敗談、苦労話、メンバーの話等々を、オモシロ、可笑しく、すればヨイ。
私が云いたいことは、喋りなど、所詮は、ド素人。それこそ、米朝一門、笑福亭一門、噺家志望でもあるまいに、ライブに無関係な話で時間を喰うてるよりも、ソッチのホウが身近で、宜しいで。勿論、私の見解です。
レイによって、文句ばっかりやけど、このボーカル君の雰囲気が、ドオモ、私好みでナイ。ハッキリ云うたら、気に喰わん奴。
話を聞けば、大凡の人間性が出てしまう。基準不明朗な評価ではありますが、コイツは、単なる目立ちたがり屋さん。
もっとも、衆目の面前で、演奏、お喋りすること自体、そのケがナイと出来ませんし、それなりに、度胸もナイとアキマセン。されど、そのウエで、さわやかさと云うか、そんなモンが欲しいのやなあ。
ツイツイ、こっちと比較してしまうけど、あの京小娘の愛らしいこと。
ナニ云うてよっても、憎たらしさを感じません。それは、喋りの中味が、自分等の宣伝と、BREMENのことやったから。
LotCrueのリーダーにも、好感を抱いたのは、構成員を誉め讃えてたからです。
このBREMENのトキなど、誠心誠意、全力で、応援してましたよ。
私なんか、ソッチのホウに感激してた。
(01/02/19)


227.MUSE389(13) 毛沢東の人民服

あのBREMENがCDを出す。
あの京都で一番熱いBREMENがCDを出す。
あの京都で一番変なBREMENがCDを出す。
あの平均年齢若干20歳のBREMENがCDを出す。とにかくCDを出す。
しかも初回ツアーに限ってライブに行けばCDがもらえるという気前の良さ。
こら行かなしゃーないでしょ。とにかく来てーや。マジで得するから。
かなりカッコエエし。CDもらえるし。待ってるで。

コレを何処から引っ張って来たかと云うと、MUSE389のホーム・ページに掲載されてた、BREMEN自作の宣伝文句。
そして、マエの掲載分で、パステル・ナーキーさんから、TRASHの名ラッパー「Peanuts」はαステーションの人気番組「リクエストスクエア」(月〜木PM4〜7)のDJ。同時に、久米村直子さんも紹介されてたから、私は、オナジク、TRASHの構成員かいなと解釈してしもて。
早速、ナキさんから、この女性は、チガウでとのご指摘受理。よお見たら、「DJ専門です。」と、シッカリ、書いてあるではナイですか。ウン、まあ、マタモヤ、私の早合点、早とちり。
さて、場内が暗くなり、コンドこそ、ホンマに女性の声で、アナウンスが流れました。
「ご来場の皆様。長らくお待たせ致しました。
これより、BREMEN、ファーストCD発売記念ライブを開催致します。
この開催につきましては、スポンサーのローソン、引っ越しのサカイ、アイフル、各社様の、ご協賛を頂戴しております。
BREMENのライブが終了し、ご来場の皆様が退場されます際には、混乱が予測されますので、カナラズ、係員の誘導に従って戴きますよお、お願い申し上げます。
それでは、BREMENのファーストCD発売記念ライブを心いくまで、お楽しみください。」
そんなことで、嫁はんと、大したモンやなあ。モオ、スポンサーがついてるのやなあ。フーン、と、感心してしもて。
アトになって、このアナウンスは、悪い冗談と分かりました。混乱はナク、係員の誘導もナカッタから。
さて、アナウンスもオワリ、イヨイヨ、開幕。ところが、舞台に、ダレも居てませんがな。単に、音楽が流れ、煙がモウモウと炊かれてるだけ。装置だけは配置完了の気配。
BREMENに、ナニか有ったのか。イツ、出て来るのかと、心配してたら、皆が一斉に、舞台の反対側を振り向いて、拍手するのです。早いハナシが、観客の裏をかいたウエ、プラカードを掲げて、入場です。まあ、イロイロ、やりますなあ。スンナリ、出て来いや。
それでナンです。云うたら失礼ではありますが、一番最初の学芸会の、SPACENOIDが云うてたことです。毛沢東の格好で出て来ます。
それならば、中国の人民服かと、想像してたのに、ナンでもナイのです。各自バラバラの格好で、余所行きではナク、自宅でも、外にでも、気楽に出掛けられる程度の普段着です。
段じて、毛沢東ではありません。イランこと、吹き込むなよなあ、学芸会諸君。
私はクソ真面目。ドンな格好かと、大いなる、期待をしてたのです。まあ、ドッチも、お金は掛かりませんが。
ここまで来て、ようやく、この手の公演の構成を合点した。
SPECENOIDは前座で、ご来場の皆様も、マバラ。悪いけど、単なる、幕間の時間ツナギ。
次第に、場慣れもしたグループが登場して、その分、格も上がり、迫力も増し、最後になって、トリとなる。
私なんぞは、この歳に至るまで、ナニを鑑賞したかと云えば、最初が、中学時代に、南座で、都蝶々に、雪村いずみ。勿論、私の意志ではナイ。
都蝶々のトキなんか、我が母は、楽屋にまで押し入って、強引に握手したりして、キャーキャー唸ってました。物好きやから、困ります。
雪村いずみは、ウシロのホウの席で、舞台までが遠いから、見える姿は小さかったのに、口を開けたら、顔が隠れてしまうから、そのデカイ口だけが印象に残ってます。
時期は、飛び離れ、嫁はんとは、京都会館で、桂米朝独演会、笑福亭松之助独演会。アトは、ポール・モリアに、ベンチャーズ。
ナニも、特別に、落語が好きとか、米朝、松之助を目当てではナイのです。ナンで見に行ったのか、その経緯さえ、忘れてしもた。
タブン、タマタマと思います。結果、落語は面白かったです。ヨオ、あれだけ、台詞を記憶してること。流石、噺家。されど、ソレッキリ。
ポール・モリアは、エーゲ海の真珠、オローブの首飾り、シバの女王、白い恋人達、恋は水色、シェルブールの雨傘等々。ヨカッタで。
ベンチャーズのテケテケ・サウンドでは、、二人の銀座、ダイヤモンド・ヘッド、蜜の味、京都慕情等々で、これも、ヨカッタで。
このベンチャーズが直近となり、それが、約十年マエのこと。
目の当たりにする、音色など、それ以来の鑑賞となる。
音色と云うには、大音響で、五月蠅いけど。
(01/02/18)


226.MUSE389(12) TRASH

ダレがナンと云おうと、TRASHなんか、ゼンゼン、知りません。
私にとっては、初耳、初見参。云い出せば、本日のグループなんか、ゼンブ、知りません。
そやのに、追い打ち掛けて、我が掲示板にパステル・ナーキーさんが、こんな書き込みしたのです。内容は、
TRASHのライブは三度行きました。
アルバムも全て所持しております。
アックンのエネルギッシュなギターサウンド。
コムラさんの「タメ」の効いたリズム感溢れるサウンド。
そして、正確にリズムを刻むテラシマさんのベース。
何と言ってもTRASHの名ラッパー「Peanuts」
この人は、αステーションの人気番組「リクエストスクエア」(月〜木PM4〜7)のDJなんです。
もうひとり、久米村直子さんもいらっしゃいますが、この方はDJ専門です。

TRASHとは、そんなに有名でしたか。女性も居たのですか。シツレイ乍ら、目のマエで、やってたのに、これ又、気がついてませんでした。
ナニブン、黒人ボーカルはベツにして、演奏者は、皆さん長髪です。アックンと称するギターなら、如何にも、髪の毛、女性さながらの、顔だけオトコです。
万が一にも、コイツが女性なら、不細工過ぎて、可哀想で、哀れで、情けなく、見てられん。類人猿かと、錯覚しそうやったで。
アンマリ、無茶苦茶云うたら、抹殺されそおやけど、私なんかにしてみたら、そんなモンやないですか。ファンにしてみたら、この馬鹿、ナニ抜かすとなるのやろ。
そしたら、云い返してやりたい。Trashなどと、横文字でやられたら、分かり難い。翻訳したら、クズ物、駄作、無駄話に、やくざ者ですがな。
ツイデには、Netscape Messengerで取り込んだ、不要メールの収容先ホルダーが、そんな名前になってるで。
どれを採っても、ヨイ意味がナイ。グループ名とはそんなモンで、意味合いを、ヒツコク、考えたら、ナンのこちゃ、ワケが分からんよおになる。ナンでやなと、悩むだけ、損します。
和製グループも、皆さん、コゾッテ、真似して、横文字にして。ここまで氾濫してたら、漢字のホウが目立つがな。
不協和音、魑魅魍魎、妖怪変化、輪廻転生、羅生門、金閣寺、我が輩は猫である、蓼食う虫、伊豆の踊子、付和雷同。
ナンでもヨイで、適当にやっても、山程あるし、覚えやすいし、格好宜しい。
アホな屁理屈はベツにして、不思議なくらいに、迫力はありました。
ボーカル君が構成メンバー紹介の都度、ホールの連中など、拍手喝采してました。それでも、私にしてみたら、京の小娘が、余程、ヨカッタです。価値感がチガウもんでなあ。
トリアエズ、日本語やし、絶妙の京都弁やし、可愛いだけでも、見てられる。これは、嗜好の世界になるのか。されど、嫁はんもソオ云うてるから、味方が有って、一安心。
お間違いナキよおに。けっして、メールの削除先が、下手とは申してませんで。迫力は有ったと云うてます。悲しいかな、こんな場に来ること事態が初めてのこと。タダタダ、次元のチガウ、不可思議の世界に迷い込み、右往左往してるだけ。
掃き溜め、TRASHも、よおやく、オワッテくれて、イヨイヨ、本命BREMENの番。
これも横文字やけど、独逸国の何処かの地名やで。ナンデヤナとは、もお、考えるマジ。
ハテサテ、腹も減り、時間も遅なるけど、イマ更、もお帰るでと、云うワケにもイカンのです。そんなことしてたら、ナニしに来たとなる。
云うたらナンやけど、イチオウ、券に記載の場所的には、京都の中心部に位置してるから、ダイタイの場所くらい分かりましたが、こんな事情でもナイことには、MUSE389の名称も、存在さえ、感知セズ。
遅蒔き乍ら、ヨイ、社会見学として、覚悟は決めて、やって来たのです。
それにしても、幕間が長い。単に待ってるだけやから、ソオ感じるのか、凝としてるから、ソオなんか。兎に角、待たされること。
余所さんの、大切な楽器を借りるワケにはイカンやろしなあ。
兎に角、早よ、幕開け。腹減った。
(01/02/17)


225.MUSE389(11) 黒人ボーカル(2)

「皆さん、ナンで、大人しいのかなあ。
立って、くださいよ。オネガイ、します。皆さん、一緒に、楽しみましょう。」
コイツ、そんなこと、ブツクサ、云いくさり、周囲を見渡してやがるのです。
オマエさんは、ヒツコイぞ。そんなこと、私に向かって、云うてみい。ソレ以上、接近してみなさい。蹴飛ばしたるからなあ。
その決意をした甲斐が有ったのか、我が面前、約1メートルに接近した段階で、ナンとか、寸止め、舞台に戻りよって、ホッとした。
「お金を払って入場してるのです。皆さん、楽しんでください。」
マダ、云うてます。如何にも、不満顔。私の知ったことかいな。
それにしても、お金の話をされたら、困るのです。
私なんか、「サンデー・サン」の昼食代だけで手に入れたのです。私も食事をしたから、実質、その半額。ナニやら、後ろめたい気分にさせられて。
「ドオしたら、皆さん、楽しんでくれるのかなあ。
ここで、Stripでもしたら、悦んでくれるのかなあ。アトで、してあげますから、是非、是非、楽しんでくださいねえ。」
エライことを云いやがった。そんなモン、見に来たのとチガウし、見とおもナイ。サッサと、唱て、早よ、オワッテくれ。
ホンマやで、イマ、ナンドキやと思てますか。ボチボチ、九時になるのです。
「サンデー・サン」で、思い出したけど、我が夫婦は、クソ真面目を地でいってます。イツ、終わるのか、八時と予測してたから、晩飯も後回しにして、開演まえから、入場してるのです。
勝手にソオ思ただけと云われたら、それまでで、事情を知らんからやけど。
さっもき、隣近所から、八時四十五分には、オワルかなあと、ヒソヒソ話が聞こえてました。その時間も軽く突破して、この調子なら、十時にはなるのやナイカイナア。腹減ったで。
それにしても、TRASHは、人気だけはアリソオです。
踊ったり、喚いたり、そんなこと、してませんが、人数的には、沢山の面々が、立ってはいるのです。極めて、物静かではありますが。
LotCrueの連中は、FullContactの応援で、精も魂も使い果たし、クタビレ果て、しばしの、休憩で、床に、ベッタリ、座ってます。
それでです。TRASHのボーカルが、ナニやら、怪し気なことをやり出した。
ホンマに、衣服を脱いでます。口にはしてたけど、そこまで、やりますか。辛うじて、限度一杯、パンツ一枚で、留まったけど。
ソラ、そおや。私もやけど、入場者は、オマエさんなんかの、StripShowを、見に来たのではナイ。そもそも、オトコのナンか、バカバカしいて見てられますかいな。
やりやがってみい。出してはナイけど、入場料を返却させたウエ、警察に通告してやる。
トリアエズ、そこまでは、到達しませんでしたが、この寒いのに、パンツ一丁で、ワメキ散らしやがってなあ。
一月の寒い時期ではありますが、舞台で、動き回ってたら、さぞかし、熱うなるのやろ。
私なんかにしてみたら、こんなバンドの何処がヨイのか。ハッキリ云うて、分かりません。
ところが、大魔神に云わせれば、この、「TRUSH」なるグループはモノ凄いインパクトが有って、最近の若い連中が棒立ちになる程の強烈なメッセージを感じたと評価してるのです。
棒立ちと云えば、棒立ちですが、私には、単に立ってるだけにしか、見えてませんでした。
更に、大魔神は続けるのです。
日本ではラップ・ミュージックがどうしても定着しませんが、これは日本が平和だからで、アメリカの黒人達にすれば日頃差別された上に、戦争では常に最前線送りという、やり場の無い不満の爆発です。
それを若い連中が感じれば100%意義が有るワケで、下手な学校の教師より、「TRUSH」はインパクトが有った筈です。
あれを「音楽」として聴いてはいけません。あれは、まさに、「魂の叫び」です。
それにしても、あのオッサン・パワーにガキ共が圧倒された様は、後ろから見ていても面白かったです。
少なくとも来ていた連中はオッサンの怖さを感じたと思います。
とか、申してますが、私にしてみたら、兎に角、早よ、オワレ。腹減った。
ラップなるものは、リズムに合わせ、単にオハナシをしてるだけに聞こえてる。二度三度と、繰り返し、聞けば、ゼンブ、台詞がチガウのではないか。
そしたら、こお云いかえされるやろ。そのトキの、気分で、変化を付けてるのやと。
分かった、分かった、そんな議論は後回しで結構です。マダ、BREMENが残ってるから、早よオワレ。
私は、腹が減ってるのや。
(01/02/16)


224.MUSE389(10) 黒人ボーカル(1)

FullContactのCDが欲しいなどと、とぼけたこと云うて。
鳴らす道具もナイくせに。そやけど、ラジ・カセなら、ボロ車にもついてます。そしたら、CDと云うたらアカンのやた。
FullContactもオワッテしもて、舞台の盛り上げに、頑張り、勲一等、LotCrueの面々など、疲れ果て、床にベッタリ。特に、ボーカル君は、ぐったりしてる。茶髪に染めた、長い髪の毛を、振り乱して、飛び跳ねてたから、無理もナイ。
ツギは、ゲスト出演のTRASHなるバンドです。幕が開くや、ホールの雰囲気が、異様に変化した。
FullContactのトキから、隣に座った、20代ソコソコの兄ちゃんなんか、こんな演奏、つまらんなあと、その連れと、ブツクサ囁いてたのが、スックと立ち上がり、マエに出よるのです。
ホカにも、ナン名か、何十名かが、マエのホウに歩み寄ってます。
幕が開いたら、ボーカルは、黒人でした。チョッとだけやけど、コイツはホールに居てましたで。
外人までが、見物に来るのかと思てたら、出演者やったんや。
コレがマタ、流暢な日本語で、又、喚く。
「オール・スタンダップ、all standup、All Standup、ALL STANDUP。
コレカラハ、ALL STANDUPデスヨ。皆サン、All Stanupデ、オナガイシマス。
オネガイ、シマス。オネガイ、シマス。タッテ、クダサイ。オネガイ、シマス。
ミナサン、オネガイ、シマス。タッテ、クダサイ。タッテ、クダサイ。オネガイ、シマス。」
コンドは、ヒツコイ奴です。さっきのFullContactは、舞台から飛び降りて来そうな勢いやったけど、勢いだけで、降りては来ませんでした。
コイツは、ホンマに、降りやがったのや。そんなこと、してくれるなよなあ。この、バカタレめが。
兎に角、イヤな奴です。近づいたら、アカンぞ。コッチにだけは、来てくれるな。シッシや、シッシ。アッチ、行け、アッチや。余所へ行け。
MUSE389なんか、そんなに広いホールではナイ。収容人員なんか、満席でも、高々、250名。座席が足らんから、立ち席含むです。こんなことになったら、要するに、狭いのです。逃げ場がナイぞ。
私の場所から、舞台まで、何メートルか。セイゼイ、5メートルやで。
流石に、身の危険を感じました。人食人種やあるまいに、万が一にも、コイツになど、獲って喰われる心配はナイ。
タダタダ、私の鼻先に、この顔をヌッと突き出され、普段には、聞くこともナイ、外人にしては流暢で、日本人にしたら、タドタドしい、独特の抑揚で、まくし立てられ、怒鳴られ、睨まれて、Stand Upと、云われたら、ドナイする。ナニも、悪いことなんか、してないでと、弁解したりして。
それよりも、小さなこの身を、更に、小さく。縮んだこの体を、もっと、収縮させ、出来ることなら、この場より、かき消えてしまいたい気分です。
神様、仏様、キリスト様。ナンなら、オウムの松本智津夫でも結構ですよ。上祐クンでも構いませんです。法の華三法行の福永法眼君でも許します。ついでに、定説の、高橋グルでも、ナンでも構いません。
南無阿弥陀仏、ジュゲム、ジュゲム、アブダカダブラ、悪魔退散、鎮護国家。ナンでもエエから、アッチへ行け。
バカバカ、近づくな。無礼者。馬鹿者。蹴飛ばすぞ。シッシやぞ。
「オキャクサン、タッテ、クダサイ。オネガイ、シマス。スワッテ、ナイデ、タッテ、クダサイ、オネガイ、シマス。」
勿論、私に云うてるのではありません。舞台のシタで、座ってる連中が居て、ソレの手を引っ張って、云うてるのです。
そこで、踏み止まってクレ。一歩も、近づいてくれるな。
アト、2メートルの空間では、気が気やナイで。
(01/02/15)


223.MUSE389(9) カリスマ京小娘(2)

もお、チョッと、京の小娘について、語りたい。
とにかく、淀みナク、とちることナク、その特有の喋り口で、やるのです。
「それでやんか、もお一つ。
入場してくれやはったトキやんか。BREMENのCD、貰らわはったやろ。
そのCD、聞いたんや。こっそり、封を開けて、聞いてしもたんや。
そしたらなあ。エライことに、なってたわ。一曲だけ、エライことになってたわ。そやけど、云わへんのや。ミンナ、アトで、聞いたら、分かる。」
コレコレ、コレです。京の小娘の、嫌たらしさ。小出しにして、勿体ぶって、ナニかいな。そお期待させといて、結局、ナンにも、云いよらへん。ホンマに、ケタクソの、悪い子や。
「ソヤソヤ、もお一つ。大切なことが有るのんや。
そのトキ、一緒に、パンプレットも、沢山、タクサン、貰らわはったやろ。一杯、イッパイ、貰たやろ。そのナカにあったやろ。あるはずや。
私等のアンケート用紙があるねん。それになあ、感想とか、どの曲がヨカッタて、書いて欲しいなあ。
絶対に書いてな。帰るトキには、忘れんよおに、出しといてな。お願いやし、出してな。
絶対、絶対、忘れたら、アカンしな。
書くモンがナカッタら、事務所にあるのやで。遠慮せんと、借りよしな。そやけど、持って帰ったらアカンのや。チャンと、ナンバーが書いてあるのやて。取られんよおに。
持って、帰られたら、アカンのやてえ。」
そんなモン、有ったかいなと、手にシッカリ、握ってた、パンフレットの束を確認したのです。
仰るとおり、間違いナク、FullContactのアンケート用紙がありました。まあ、ピンク色の紙に、手書きの可愛いイラスト入りで、有りましたがな。きっと、この子が作成したのやろ。
曲目も書いてある。ヨオ見たら、ナルホド、イキナリの、「立って、立って。」も、合点した。
一曲目のお題目が、「STANDup!俺!!」
それで、演奏に合わせて、やりよったのや。エライ上手に曲に合わせてと。これで、分かりましたで。
「さあ、立って、立って、立って、立ってえな。ミンナ、お願いやし、立ちよしな。
立って、立って、立って。みんな、お願いやし、立ってえな。」
そやけど、皆さん大人しいのです。呼びかけに応じて、チラホラと、立つ人は居てましたが、無言のままの集団です。
私なんかの態度は、もっと悪いです。席から、立ちもセズ、一歩も動かず、声上げず、タダ、無表情に見てるだけ。一曲が終われば、拍手だけはしてました。
「そこに、柵があるけどな。入ったらアカンこと、ナイのんえ。そんな規則、あらへんし。遠慮してたら、損え。
もっと、もっと、カマヘンし、こっちに、来てえな。カマヘンやないの。
なあ、なあ、来てえな。お願いや。さあさあ、遠慮してたら、アカンしなあ。」
そこで、LotCrueのリーダーが、奮起一発、立ち上がり、一生懸命、人数を物色、動員したのです。
そして、舞台の真ん前にまで、引っ張り出して、舞台を盛り上げよった。コイツもヨオやりよる。
「もっと、もっと、もっと、ギョウサン、カマヘンのんえ。アカンてそんなこと、何処にも書いてへんやんか。ダアレも文句も云わはらへん。」
兎に角、唱てるのか、喋ってるのか、曲に合わせて、やってるのです。
アッチに跳ね飛び、コッチに突進。もしかして、会場にまで、雪崩込むのやないかと、心配になる。流石にそれは、ナカッタから、ホッと、一安心。してる場合でもナイですが、まあ、兎に角、仕草、喋り口に、絶妙の京都弁。嫌味がナイから、感心する程に、可愛いです。
テレビ・ドラマみたいに、京都弁を、下手に強調してしもたり、アクセントがオカシかったら、カチン、コチンと、ソコラで、引っ掛かっり、頭痛がスルわ、吐き気はスルは、クシャミして、腰痛まで、引き起こしそおやけど、この小娘のは、快適、快走、快感。兎に角、気分が宜しい。ドンドンと、喋ってクレ、イヤ、唱てクレ。
コレなら、ソックリそのまま、テレビに出しても、大丈夫。
その京都弁を丸々、生かすため、髪は染めることナク、黒髪で、可愛いおかっぱ頭の、京人形、ソックリ、そのままにしてるのや。それで、ナンの違和感もナイ。クドイけど、色白で、お目々は鈴みたいに、ぱっちりと、こけしみたいに、可愛い京美人。
その調子で、ドンドンと、生の京女を世間に知らしめてくれ。京都の小娘の、伝統と、真骨頂を世間に見せつけてヤレ。
私も、久方ぶりに、うれしい気分。これで、もお、ン十歳若ければ、一緒に唱いたいくらいやけど、ナニブン、音痴で、歌苦手。
おまけに、歌詞知らず。加えて、こんな、小娘言葉など、私が真似したら、オカマになってしまうがな。
オカマなら、まだマシで、少女趣味の変態とレッテル貼られて、カドにも出られんよおになるやんか。
そのアトのことやけど、ホンマにCDが手に入るのか。インターネットで、探索したけど、FullContactはアップしてナイのです。
そのためだけに、ワザワザと、MUSE389に、出掛けるのも、ナンやしなあ。
邪魔くさがりの虫がムックと顔出した。
(01/02/14)


222.MUSE389(8) カリスマ京小娘(1)

幕間に、大魔神が寄って来て、コンニチハ。
嫁はんを紹介したら、
「パソコン大魔神です。」などと、自己紹介しよった。折角やけど、嫁はんは、私がホーム・ページを運営してることは知ってますが、そこまでの、中味までは、知りませんのです。
さりとて、幾らナンでも、本日の概要は伝えてますから、理解はしてくれたと思てます。
「息子さんは何処やな。」
「イヤ、御免。後期試験の真っ最中で。」
「そおか。これが、BREMENのCDやからな。そしたら、楽しんでください。」
はい、そおですかと、簡単に、挨拶はオシマシです。
さて、ダイブ時間も経過して、その分、次第に人数も増え、ホールの床にドカッと座る若い連中も出現です。クドイけど、座席が少ないから、下手に移動することも、出来ません。表面上は静かなれど、座席の争奪戦が凄いです。一度確保した座席なら、シッカリ確保しとかんと、隙あらば、即、横取りされる。
女の子が、私のマエで、スックと立ち上がった、その瞬間には、ホカの人が座ってた。その女の子も、最初のSPECENOIDのトキだけで、気がついたら、消えてたのです。
座席を取られたら、床にでも座りましょか。そんなこと、若い子なら、極、自然に出来るけど、私等の歳では、チと、不格好で、やってられませんで。座席を取られたり、アトから来たのでは、ウシロのホウで、立って見てるしかナイのです。大魔神みたいになあ。
そんな意味からも、開演前に到着しといて、ヨカッタと、思てます。
しかも、予想以上に時間が掛かって、この段階で、七時半。アト、三組有るから、とてもやないけど、八時になんか、終わりそおにナイ。
そして、周囲が暗くなり、ツギのバンドの出番です。幕が開くマエから、音楽が鳴り響き、女の子が、唱ってます。
「タッテ、タッテ、タッテ、タッテエーナ。
タッテ、タッテ、タッテエーナ。タノムシ、タッテ、タチヨシナ。
ナア、ミンナ、ミンナ、タッテ、タッテ、タッテエーナ。サア、タッテ、タッテ、タッテーナ。タッテヨナアー。」
イキナリやから、ナンのことか分かりますかいな。
幕が上がるマエから、演奏のリズムに合わせて、女の子の声が、場内にワメキ散らされてます。ナニ事かいな。
幕が上がって、その動作から、云うてる意味が、やっとこさ、分かった。ホールの全員に向かって、「立ってクレ。」と、懇願請求命令してるのです。
イヤ、正直云うて、お見事なまでの、小娘京都弁。ご立派なデショウで、お金持ちの、オバハンの、ご丁寧過ぎて、嫌味まで含んだ、京言葉ではナイのやで。
ソコラの、京の小娘が、見事な喋り口でやってます。うら若き、女の子、独特の京言葉やから、私にはとてもやナイけど、真似出来んませんのです。近頃は、殆ど、聞いたこともナイ、懐かしき、我がご幼少時代の感触が鮮明に蘇る。
私は感心を通り越して、感動してしもた。そのオツムも、おかっぱ頭で、色白で、仕草から、ナニからナニまで、ホンマに可愛い、オテンバ京人形。
所謂、正真正銘の京美人で、コケシみたい。ナニよりも、淀みのない小娘お得意の京都弁。下品でナク、お上品でナク、ナンと形容したらヨイのか、分かりませんです。
これが、一つ間違おたり、余計な恥じらいを抱いたら、アカンよおにナル。そんな、微妙なアクセントで、まくし立てるのです。
沢口靖子の京都弁は綺麗です。アレは、ドッチか云うたら、ヤヤお上品。この小娘のは、ソレと比較して、早口で、如何にも、そこらの小娘です。舞台で、京都弁丸出しは難しい。ドオしても、中途半端になってしまう。
京都弁を意識的にやろおとしたら、アクセントが狂うことさえ有るのです。ソレを思い切って、飾ることナク、地でやってます。そんな小娘の度胸と意気込みさえ、感じたのです。
「嬉しいなあ、今日はイツもより、沢山、来てくれたはって、ホンマに、嬉しいなあ。
みんな、BREMENのファンやなあ。聞いて、聞いて、そやけど、私等も、CD出すのやで。
イツやったんかなあ。来月の、土曜日なんや。
BREMENとオナジよおに、ココで、やるのやで。コレとオナジ感じでやるのやで。来てくれたら、タダでCDあげるしな。お願いやし、来てな、来てな、お願いやしな。
ソヤのに、パンフレットが間違おてて、金曜日になってしもてるのや。
それは、間違いで、土曜日やで。土曜日やしな。これは肝心なことやしな。日付は合おてるけど、曜日がチガウのや。」
まあ、このバンドはナンと云うのか、「FullContact」
ボーカル小娘は、カリスマ性も素晴らしい。
一発で、この京小娘の大ファンになってしもた。そのCDなら、私も、欲しいなあ。
ナニを血迷うたか、この、時代遅れのアホめが。
CDラジカセなんか、持ってナイのに。
(01/02/13)


221.MUSE389(7) 素晴らしいリーダー

ショボイ、演奏も、次第に、落ち着いて、喋りも入ったのです。
「途中、音が飛んだりして、ゴメンナサイね。」
そんなこと、云わんかったら、私なんかには、ナンにも分かりません。相手が私で無ければ、分かってたのやろかなあ。
「今日は、BREMENの、ファーストCD発売記念です。
それにしても、タクサン来て戴いてます。タブン、BREMENのファンばっかりなんやろなあ。BREMENは、最後に出て来ます。
ナンと、毛沢東の服装で出て来ます。あの毛沢東ですよ。皆さん、拍手で、迎えてあげて、くださいね。」
毛沢東の格好とは、人民服やろか。凝ってるのか、経費を削減したのか。それにしても、これで、入場者が、いつもより多いのかい。
ザッとでは、百人を越した程度で、満場には程遠く、隙間が多いです。されど、座る席はナイですよ。モトモトが数少ないからですが。
こんな場では、座席に座ってと云うよりも、舞台と観客が一体となり、同化し、融合して、場を盛り上げるのが本来の姿なんやろ。テレビで見てる範囲では、ソオですけど、そんな雰囲気には、程遠いです。
それこそ、物知らずの私でさえも、ナンかで、顔を見たことがあり、名前も、何とはなく、聞いたことのあるよおな、出演者なら、ソラ、盛り上がるやろ。ここまで来たからには、一目だけでも、顔形を見てみたいです。
ソヤのに、眼のマエには、姉ちゃんが、スックと立ってくれてなあ。こんなことされたら、イマドキの雌餓鬼は、非常識も甚だしいやないかと、罵倒し、蹴飛ばしてやれ。とまでは、イザ知らず。
顔面真っ赤に、怒りに、狂い。ハラワタも、煮えて、くり返り。ついでに、そのハラワタを、顔面にでも、塗りたくったろ。とまでも、ヨオやりませんです。
せめて、最低限、見える場所まで、移動することでしょう。それが知名度、人気と云うモンで、これをバカにしてはイケマセン。実力が無ければ、アキマセンのです。
悪いけど、顔は初めて、名も知らず、声を張り上げ、唱てる台詞さえ、ナニを宣おてるのやら、サッパリ分からず。一曲の演奏が、一体、イツ、オワルのか。失礼乍ら、ナンでもヨイから、早よ終わってクレ。やってるのも、そこらの兄ちゃん風ではシンドイよなあ。マア、これからや。頑張ってクレと、同情して。
その演奏もナンとか終ってくれて、ツギが、Lot Crueです。どんなんかなあと、心配してたけど、以外と云うたら、これ又、失礼やけど、迫力が有ったのです。
私でも、マエとの差がハッキリ分かる程でした。マズは、リーダーがシッカリしてます。
メンバー全員の紹介をして、しかも、誉めっぱなしです。メンバーのナカには高校生も居るらしいです。そして、大魔神の息子さんのことも、云うてたで。彼の性格は、頑固で、妥協セズ。
可哀想に、ソックリ、そのまま、大魔神のことやんかいさ。
これから、演奏する曲目にも、案を出してくれ、彼が居なければ、ここまで到達することさえ出来んかったと、ベタ誉めやないですか。
このリーダーについては、その行動が注目されました。ナカナカ、どおして、見上げた、リーダー・シップを発揮して、自分達の出番が終わっても、アトの舞台を盛り上げるため、尽力してましたで。
一番は、構成員に、ツギには、点在してる、顔見知りの連中を物色し、背中を叩き、押し出し、突き出し、舞台のマエまで連れてって、自らも、一緒になって、カラダ一杯、跳ね飛び、両手を上げ、拍手して。まあ、シンドイことやなあ。
幾ら若くとも、精一杯やってたら、疲れてしまう。そやのに、一服したら、又、再起して。相棒が、クタビレた素振りでもしたら、そんなことではアカンやないかと、叱咤激励して。
モトモト、オトコ前やけど、余計に、面構えも精悍に見えて。オトコの私でさえも、惚れ惚れしてしもて。勿論、私にその手のヘンな趣味はナイですよ。そのウエで、エラソウな表現やけど、気に入った。
この世界のことやから、基本的には、最低限、実力と、天賦の才能、強運が要るけど、オウオウにして、鼻高の自慢しいで、出しゃばりで、自分ばっかり、エエ格好して。兎に角、自分だけがよければヨイ。そんな連中バッカリと、思てたけど、そんな面もあるから、こんなことしてるけど、犠牲的精神も持ち合わせてます。こんなリーダーが、ホウボウの世界に居たなら、どれほど、この世が住みやすいことか。
世に多い、大きな図体した、極悪非道の人相の、ヤクザ三軍型ではナシのです。ムシロ、小柄で、愛嬌が有る。弱いモンの面を張ることもナク、損得勘定抜きで、所謂、懐かしき、隣近所の頼りになる兄ちゃん型です。されど、魑魅魍魎が闊歩する、この俗世間では、悲しいかな、実力を発揮することは難しいのやないか。
会社では、我が手柄を、同僚、後輩に譲ってやり、悪いことなら、自分が引き受けてしまう。そんなことしてたら、ダレかさんみたいに、損ばっかりしてしまう。そんな、難しい世の中ではありますねえ。しかし、ソレも世の構成には必要です。ソオでナイと悲し過ぎ、寂し過ぎるやないですか。ナンの話してるのや。
ところで、肝心の大魔神は、ナニしてる。オヤジのクセして、無責任の、バカタレめが。
と、思てたら、暗闇のナカやのに、サングラスを掛けた、それこそ、ヤクザ二軍面した、どっかのオッサン一人が居たのです。
そのヘンなヤツが、コッチを見て、手を振りよったがな。
(01/02/12)



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