シバケンの天国
騒慌珍嬉ThailandNO.5
<at Thailand>

ThailandNO.3 ThailandNO.4
ThailandNO.1 ThailandNO.2

ThailandNO.6

<at Thailand>

NO.100 ホテルの周辺探索(3) 見に往っただけの大通り

NO.99 ホテルの周辺探索(2) Imperial Queen’s Park

NO.98 ホテルの周辺探索(1)

NO.97 部屋のテレビが映らん(2)

NO.96 部屋のテレビが映らん(1)

NO.95 タイ式シャブシャブ(3) 話のネタ

NO.94 タイ式シャブシャブ(2) 単なる鍋料理

NO.93 タイ式シャブシャブ(1)

NO.92 豪雨と洪水と

NO.91 バンパイン離宮にも往った(2)

NO.90 バンパイン離宮にも往った(1)

NO.89 象に乗った話(5) 高貴な人のお乗り物

NO.88 象に乗った話(4) カメラに向かって、ハイ、ポーズ

NO.87 象に乗った話(3) 象さんの歌とサンペイです

NO.86 象に乗った話(2) 乗象券

NO.85 象に乗った話(1)

NO.84 ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット寺院(7) 境内の出店

NO.83 ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット寺院(6) トイレの話(3)

NO.82 ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット寺院(5) トイレの話(2)

NO.81 ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット寺院(4) トイレの話(1)

ThailandNO.4


NO.81 ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット寺院(4) トイレの話(1)

サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
WhihamPhraMongkhonBopit寺院、ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット寺院とは、モンコン・ボピット仏をヴィハーン、礼拝堂に祀ってある寺院の事で、モンコンとは王冠或いは吉兆を意味し、簡単にはお目出度い仏様を祀てある寺院となり、奈良東大寺に相当してる。
しかるにですが、勿体ブル程の事ではナイけれど、実君を引き合いに出してまでのトイレの話を致します。
実君も顔負けの往った先、往った先でのトイレですが、ソしとくのが無難でもありまして。
何故ならば、次なる場所に到着までの所要時間が分からんやんか。
実際には乗ればスグに到着、降ろされたのですが、そんな頻繁なるトイレ通いは我が御一行様六名くらいなものでして、男と違いまして、女性陣は長い。
加えて、一斉に五名様です。女子用個室トイレの数が人数分、あれば佳いけれど、下手したら、観光してるよりもトイレ時間のホウが長かたりしまして。其処まで云うたら大袈裟なれど、トイレが印象に残る旅ではアタ。
ワット・プラ・モンコン・ポピット寺院では時間的余裕はありましたが、境内も広そ。バスから遠く離れ、不案内の処で迷子になても問題やから、引き返そかと。
そしたら、姉さん、トイレに往きたいな。姉さんが一番にトイレが近いのです。黙って行動されても困るから、ソやったら、一緒に行動せねばならぬ故、この際やからと連れションでして。
バスから大仏殿に向かう途中でラシキ場所は見つけてましたから、こっち方向にあったでと。
私等のアトにはバスで一緒の一団がくっついて来てまして、様子から見ても、十中八九は連れションや。
トイレの場所はそっち方向にありまして、ラシキ表示で矢印で示されてるから、迷う事もなく、ツカツカとまっしぐらで突き進めば、トイレらしき建家の手前に少年二人が居てる。
ご当地の少年でして、居てると云うても、突っ立ってるのでなくて、長机を前にして、椅子に腰掛けてるから明らかに陣取ってる。
何のためかは分かれねど、用心棒にしては心許なき陣容でして、委細構わずツカツカと、目的地、トイレを目指して早足で。
左程切迫してるのでもないけれどや。此奴等ナニをしてるのかと横目で様子を伺いつつ。
胡散の臭い、屈強の、人相も極悪非道のなら警戒心で以て身構えるけれど、顔つき、表情からしても、不良少年でもなさソやけれど、分からへんぞ。
一見した処ならばです。喧嘩しても勝てる筈やけど、素手が絶対的条件でありまして。
ナイフを持てやがたら、抵抗セズに即降参やナと。何れにしても、こんな場所、トイレのソバで、ナニしてやがるかと思案巡らせ乍ら。
イヤイヤ、云うたら何やけど、私なんか、無視してクレたら佳いのに、少年二人もジッと私の様子を伺おてやがる。
イヨイヨ、机、二人の面前を通過の段階である。日本人の子ならです、
「こんな処でナニしてんのや。」
とか、ニコリと一発、言葉でも掛けたるけれどです。Thailand語なんか喋れへんやんか。
チラリと気持ちだけの会釈、反対には言葉は掛けてくれるナよと念じつつ。先方もチラリと会釈してクレまして、
やのに、ナニ事か言葉を発しやがたから、ギクリ。
ギクリはギクリでもです。椅子に座ったママではあるしです。表情からしても、危害を加えたりと云う雰囲気ではナイし、困ったなあ。Thailand語なんか分からへんやんかと。
しかるに、モ一度発されたのが、ニBahtと聞こえたゾ。何人、ナニジンとお読み戴きたいのですが、私を何人かを見定めてヤガタのか。二度目は明かなる日本語やんか。
二Bahtねえ。もしかして、トイレ使用代金かいな。要するに有料のトイレなんかと。
そやけど、悪いのですが、小銭は持ってない。
正確には、タイBaht硬貨を持ってない。二Bahtなら六円やけど、一円玉、五円玉はナイし、十円玉なら有るけれど、出すのが邪魔臭いし、外国硬貨はアカンのやろな。下手に出しても揉めるヤロ。
タイのお札なら持てるけれど、百と五百のBahtやで。幾ら何でもトイレ一回で三百円、千五百円を出すまでには切迫してナイわい。
お吊りを戴けば佳いカモ分からんのですが、机のウエには小銭が数枚しかナイぞ。何処かで両替も時間が掛かるし、勘定も邪魔臭いし、言葉が通じひんやんかと勝手に考えまして。
「ウシロから一杯来るから其れに請求してクレ。」
意味が分かろが分かるまいが、委細構わず、日本語で応戦してやた。
ウシロと申しましても、当然ですが、女性陣は別の建家でありまして。
バスでご一緒のお互いに素性も知らぬ他人様の事を意味してますが、男が居たかいな。
もしかして、納豆さんが居てたよおにもと想いつつ、強引にトイレに入ってヤタ。
しかるに、二Bahtクレとトコトンです。トイレのナカにまで追い掛けて来るのなら、所詮は連れションや。途中で辞めても構へんゾと覚悟も決めて。
かと云うて、説明するにも言葉がや。二Baht、六円相当額で、ヤリトリが通じヌ同士。
しかも、オッサンが少年相手に口論もナンやなあと考えつつ。
(03/04/28)


NO.82 ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット寺院(5) トイレの話(2)

大型連休の谷間の四月三十日。
私の当てにならぬ予感が見事に的中。
Thailand土産のハンカチ、三枚目が裁けてしもてスキリした。(「騒慌珍嬉のThailandNO.4」NO.75山田長政記念館参照)
半年掛かって二枚目の実君から十日してやから、私の予感も満更でナイ。
一枚目はロームの元生産システム、房雄君で帰国してスグの十一月でした。
二枚目がナカナカで、既出の実君で、半年経ってからですが。
三枚目は学生時代からの親友、信之君。ホーム・ページにもタマに登場してますが、辞めずにロームに在籍。筑波に出張では無くて、出向でして。
大型連休で自宅に戻り、久し振りにと会いに来てクレ、会うのは一年半振りとなる。
開口一番、大夫マシにナタけれど、五十肩で腕が上がらん。
オマエはドやと聞くから、五十肩とはどんなんか知らんから、飛び越してしもて、既に六十肩。
もしかして、七十肩で苦労するカモ分からんけれど、其処から先、余り長生きしたくもナイけれど、自殺はハタ迷惑で、寿命は独自独断で決められん。
いやまあ、実君はトイレが近いの話で、信之君は腕が肩からウエに動かんの話。年齢と共に爺臭い話題が主となりまして。
そして、駐車場での姉ちゃんの話(「単なる雑談NO.24」469470471.大型連休の谷間での不愉快なる話参照)をしたりで、今時のは甘やかされ過ぎてるナと。
信之君のお子さんは娘さんでありまして。既に嫁いでますが、承知の上での話題ヤタ。
オマエの処、とは私の事ですが、息子ばかりやから、女の子を育てる大変サは分からへんやろ。イヤまあ、大変なんやで。
しかるに、息子の嫁はんに来るのも駐車場で遭遇の程度と考えといて丁度佳いのや。期待をしてたらアカンし、想像を絶する大変サやから、今から覚悟してオケ。覚悟しとけば、チとマシで感激、感動出来るから幸せなんや。期待し過ぎたら、生き地獄を見るゾ。
そして、少子高齢化のため、両家の爺婆が孫の取り合いで、メタメタのダダ甘になる。
孫が可愛いのは当たり前なれど、責任のナイ甘さ故、孫のためにはナラヌ。
とは分かりつつ、ツイツイやから、自制せねば。
とも想てるけれど、益々そんな傾向が強まって、我が儘気儘の甘ちゃんばかりになるカモな。
とも申してましたが、私は孫以前の息子の結婚以前。マズは息子共に対象の相手が要る。友達程度なら居るのか居てないのか、ドなんやろ。
トカトカ、話は多岐に渡り、Thailandに往った話もしてたのに、いつもの調子。肝心のハンカチの事はスカリと忘れてまして、危うく、別れる間際に想い出し。
斯くなる次第の、「騒慌珍嬉のThailand」です。
実君を引き合いに出してのトイレの話の二Bahtを無視しての有料トイレに突入です。
BKKのワット・ポー、涅槃仏のお賽銭トイレ(「騒慌珍嬉のThailandNO.3」NO.56ワット・ポーの涅槃仏(4)お賽銭トイレ参照)もソやったし、Manila空港の胡散の臭いトイレ(「騒慌珍嬉のThailandNO.2」NO.29NO.30NO.31NO.32タイ航空TG621便胡散の臭いトイレ参照)もソやったのですが、有料のは、有料とか、二Bahtとか、明記してるかも分かりませんが、読めて、聞いて、分かっての事でして。
私なんか、Thailandでは文盲で痴呆で御座います。文字は読めズ、言葉も理解してませんので、ツタツタと入ったのですが、番人の少年が日本語で二Bahtと訴えたのに、持ち合わせがナイと無視してしもた。
勝手都合、一人や二人負けてオケ。逃げも隠れもしやへんぞ。
処が、トイレに入ってる人は居てなんだ。日本ので有料は知らんのですが、チョッとした施設のトイレで誰も居てナイのは珍しい。
ワット・プラ・モンコン・ポピット寺院の界隈を彷徨く人数からしたら、満員御礼とまでは云わんけど、何人かは居てると想たのに、有料トイレなんか馬鹿々々しいて現地の人は入らんのか。
居てたら居てたで鬱っとおしいですが、誰もも心細いモノでして。後続部隊は何してる。早く来てクレたら佳いのにと、トイレを見渡せど、男子用の立ってスル式のがナイのです。女子と同じで個室の座ってスル式が幾つやろ。
五室か六室ですが、Manila空港みたいに隙間だらけでナイのでホッとしたけど、方式がです。
和式の座ってスル式に近いのですが、所謂、金隠しがナイ。但し、下に排泄物が見える式ではなくて、水洗式ですが。
此れが噂の便器かと。変な話、嬉しくナテしもて。異国方式の便器が体験出来ると。
日本のよりは小振りの便器の両端には台がありまして、丁度足の大きさの程度やから、足を載せる台やろか。
載せれば、グラグラしてて不安定。ホントに載せて佳いのか悪いのかと想いつつも、載せまして。壊れるよおでもナイからやし、滑り止めみたいに溝がつけてあるからですが。
便器の中央真ん中にも台みたいなんがついてまして。構造が佳く分からんのですが、有るべき場所に穴がナイ。穴とは流すための穴ですが、暫し観察、覗き込めば、台の下に流れるよになってるみたいに見えたけど、其処しか流れる場所がナイからですが、小さな穴でして。小なら佳いけど、大きさにも寄るけれど、大は通過するのかと、心配にナタリして。
私は小用ですから確認出来ませんが、処替われば品替わる。色んな方式が有るのですが、ソ云えばManila空港のトイレでは個室に入った奴が立ったままで小用を足してましたが、大きさ、構造からしたら、周辺に飛び散るのにナと。
私なら和式的にチョチョクバってヤリましたが、足元グラグラやから、もしかして、チガウのやろかと、落ち着かん。
用を足してる真っ最中に、二Bahtを請求しに来やがったらと、尚更落ち着かん。
(03/05/02)


NO.83 ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット寺院(6) トイレの話(3)

サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
チョチョクバルはチョチョコバルでも佳しとする。
何れにしても、しゃがむの格好の意味ですが、京都弁らしいから国語の字典、字引、大英百科事典にも載ってませんのでドチラの云い廻しが正しいのか分かりませんが、私は頑として、チョチョクバル。
さりとて、ショッチュウ、口にする言葉でもあらへんし、悲しいかな、下手に云うても通じひん事もある。
そんな事はドでも佳い。
ワット・プラ・モンコン・ポピット寺院の有料トイレに拘りますが、ホテルでは洋式ですし、出先、観光地では男子用のバカリでしたから、タイ式トイレは初体験。
日本人としての習慣、形式ならばです。扉を正面とするか、横手であります。
むしろ、チョチョクバルの和式のトイレでは横手が多かった。和式ですから、伝統的なる古き日本の建家となる。
むしろ、むしろ、和式では横向いてヤルしか知らんのや。云うとくけれど、念のためです。親戚縁者、友達の家から町内会全部のトイレを借りまくってないから例外もある。カモ分からんけれどや。
トイレ、トイレとイツから便所をトイレと云い出したのか。便所とは厠の事なるぞ。厠とは、別棟にするか、理想的なるは川のウエ。
よって、川の屋を厠としたと勝手に想てますが、眼下が川なら気分が佳いやろし、流す手間も省けるし、アトは魚の良質なる餌となて、自然界での循環や。
ではありますが、家屋が悉く川面に有るワケでナシ。京都での我が家も川面にはナカタけれど、狭く小さく、壊れたよな家で、鰻の寝床でしたが、厠だけは贅沢に別棟で、扉に鍵なんかナカタけれど横手は横手。やたけれど、厠も壊れソで床が抜けソで怖かった。嘘やない自慢やないけどホンマやで。
そんな事はドでも佳い。扉をヤル体勢の真正面に位置させるよにナタのは洋式が普及してからでないかと。
よって、基本原則、和式なら横手。洋式なら正面が正しいのでないか。
しかるにタイ式は扉をウシロにするか横手。とは希薄なる私の予備的知識ですが、一応はタイ式便器ですから尊重しまして、扉に対してウシロ向きでシヨとしてみたけれど、位置関係に慣れてないので落ち着かん。
ヤパリ、落ち着く方向にと転換したりで、切羽詰まってナイので、種々体勢を試みまして、トイレの中でクルクル回転して忙しい事。
実際問題、扉に対してウシロ向きとなると、万が一です。イヤ、佳くありますが、元々の鍵が不安定でシカリと掛からんとしたらです。
誰か見知らぬ人が開けてしもたらと、ウシロ向きでは具合が悪い。真正面か横手の扉なら、入ってまっせと扉をガチリと保持して防戦出来る。流石に有料ですからそんな心配ナカタけれど。
用を足し、しかるに、しかるにですが、トイレには私以外誰も居てませんし、チと余所のを探索したろかと。
居てないからと、全部の扉を開けてまで、ではなくて。出しなに開いてるのを適当にですが、何種類かあったのです。各地各国からの参拝者が多数故ですが、和式以外が揃ってました。
マズは標準的なる洋式トイレ。こんなモノ、説明するまでも無しですが、有料でも公衆トイレで洋式はなあ。誰のアトか明確なら気にしませんが、分からんと気持ちが悪いやんかいさ。
さりとて、バイ菌がと、消毒薬で何回も消毒せねばと云う程の潔癖性ではナイけれど。便座にチとでも異なる汚れは厭やワイ。勿論、扉に向かってスル式の位置関係。
次には、便器の高さが高く、簡単には便座のナイ、洋式風トイレ。早い話が代表的なるタイ式トイレですが、中途半端な高さと見た。
跨いで跨げる高さではアタけれど、無理矢理跨げば、便器がペシャリと股に、足に、お尻に接触してしもて。
其れこそ極めて気色の悪い結果になるからには、跨ぐわけにはイカンので、便器に登ってヤルしかナイのですが、便器の縁が広くなて、足の置くラシキ場所があるから、其処に足を載せるのかと。
便器のウエにチョチョクバルなら余りに高いと怖いヤロ。足場が濡れてて、且つ滑りやすい靴ならば。クシャミでもして、想わず落下してしもたりと、要らぬ心配致します。
そして、便器の中央には何もナイのです。ナイのが自然と思いますが。
モ一つは、私がヤタのに似た形式。要はタイ式便器が床に埋め込んであるだけでして、和式から金隠しを取っただけの形。
足の置き場も見てスグ分かるし、ヤパリ、便器中央には何もナイから、どお考えても、見ても、私が用を足しのだけが特殊やんか。
足の置き場は固定してナイし、中央には陶器製の板様のが置いてアタし。
されど、されどです。原型を見れば疑問も氷解したし、推測も出来る。マズは、足を置くベキ位置に陶器製の板が置いてあたダケ。
便器中央の板は誰かが悪戯してるか、何かの都合で置いてあるのでないかと。
トイレ一つの話で延々ですが、トイレは重要なる生活の一部。
洗面所で手を洗ってましたら、次第に外界もガヤガヤし出してまして、後続部隊が到着してたのですが、皆様、お釣りが何たらカタラ。
足るとか足ってナイとか、二Bahtなら有るとか揉めてしもて。揉めてるを尻目にコソコソもセズ、正々堂々通過して。
トイレ代金二Baht、六円也の踏み倒しに無事成功。
(03/05/03)


NO.84 ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット寺院(7) 境内の出店

果てサテ、「騒慌珍嬉のThailand」です。
旅は道連れ、世は情け。
一人旅ではナニかと心細いと想います。
よって、旅には道連れ同士が助け合い、旅先では色んな人情にも触れられる。
と云う意味ではなくて、前半はそのままやけど、後半は世渡りの話でありまして。世渡りはお互いに情をもて仲よくやるのがよいと云う意味やけど。当世、世知辛い渡世になってまして。
世渡りの話は暗くなるから辞めにして、見知らぬ異国に一人で旅されるは相当なる度胸が要るやろと。
寝袋一つで何処でも寝られて、昆虫、ボッカブリと云うたら何処まで通じるのか。
ゴキブリの事やけど、御器カブリで食器をかじってるみたいに見えるのが語源とか。
コオロギに源五郎にヤモリにイモリの爬虫類に両生類。蛇でも鰐でも、狐に狸に犬、猫、鼠でも白鼻心でも。
下手に喰たっら、SARS感染の危険があるけれどです。
ナンでも食する勇気があれば何処ででも生きられるのですが、私は至って保守的でして。そんな度胸も勇気もナイので、とても耐えられん。
ホカに食するモノが無くて、生死を彷徨う事態なら、一か八かでSARS覚悟で贅沢なんか云うてられん。イヤイヤ、白鼻心なんか高級料理で贅沢品。らしいけど、私の喰ってナイのは高級でもナンでも下手物やワイ。
異国どころか、日本語が通じて、習慣も大差のない筈の日本国内でもアキマセンのです。
イヤ、出張ならば営業担当も同行やし、仕事やから厭応なしですし、クレームであれナンであれ、煮て焼いて喰われるのでナシ。日本語も通じて意志の疎通が図れるやんか。
とは想てても、出張以外では日本国内でも一人旅をした事が無い。元々が出不精で旅には興味がナイものでして。根本的には旅慣れてナイせいもありますし、旅の佳さも分かってない。
韓国出張の際には一人ででも外には出ましたが、何回も往き来してたら周辺の状況にも慣れて来るやんか。
タマに早くホテルに戻っても、部屋で一人寂しく、テレビをつけて。
言葉の分からん歌にドラマ、ニュースを見ててもナニが楽しいモンかいな。
とは想いつつも見てましたが、折角やし異国情緒でも見聞するも結構と。何回かは外出したし、地下街も探索したで。
そやから云うて、お酒は呑めへんし、人並み以下の処理能力の我が胃袋。持ち合わせの金銀財宝も微々たるもので、根が小心者故、ブラブラ歩くだけやった。
にも関わらず、方向音痴なモンでして、道を間違おたりもしたけれど、迷子にナテ泣いてませんのは、用心のために行動範囲も極狭い。
パシフィック・ホテルから一歩でも外に出れば、明洞峯の繁華街。人通りは激しいし、色んな店がありますし、喧噪凄まじく、一時の四条河原町状態。
頻繁に出張してた当時なら、四条河原町も引けは取らんし、もっと賑わってたのではないかと想てますが、夜の遅くになれば、酔っぱらいも多くて、真っ直ぐに歩くは辛かった。
イヤ、私が酔っぱろおての千鳥足ではなくて、夜も人が一杯と云う意味や。
同時にイザコザも頻繁で、不心得者がガラを悪くさせてたのですが、韓国ではそんなイザコザには遭遇してない。
遅くに彷徨いてないのもあるけれど、至って健全なる首都SEOULと想てます。ナンせ軍隊が目を光らせてるから怖いです。
しかるに、Thailandの話。
Thailandでも夜中に彷徨いてませんが、有料トイレの有るのは知ってたけれど、持ち合わせがナイから踏み倒したけれど。此の一件も其処等に日本語の通じる一団が居てるからで。イザとなれば二Bahtを誰かに借りるか戴く事も出来るがな。
つまる処、ナンやカや云うても、多人数やから気も強く居てられるのですが、一人ならどしてるやろ。私が異国を一人旅するのは考えられんけど、咄嗟に十円玉でも渡してしもて、揉めてるカモ分からん。
揉めても言葉が分からんかたら、先方が諦めてクレるか、切羽詰まってないから私がトイレを諦めるかでして。
トイレから出ても、御一行様を待つ事数分。兎に角女性も団体さんやからトイレの時間が掛かるのや。
一団揃って、バスの方向に向かいましたら、寺院境内には出店が一杯並んでまして。チョッとしたシルクの生地を売ってまして。其方は女性陣に任せてしもて。
興味津々、奧のほに侵入したら、有るは有るは、並んでるは。
豚の丸ごとに首だけとか。ホカにはナンやろねえ。矢っ張り、生きた昆虫が並んでたりして。気色の悪い事。
豚なら食べてるけれど、原形そのままは見るだけでも、気色が悪くてどもイカン。昆虫は見てるだけで充分で、食べるのは遠慮しとく。
其処へ外人、私も外人ですが、英語を喋る外人が寄って来て。お腹が出っ張った体重私の三倍はある爺さんですが、気さくに話し掛けて来て、多分なら、
「食べてみるかい。」
分かったよな分からんよな、曖昧なるジャパニーズ・スマイル。正直云うたら苦笑いで誤魔化してたら、またもや、ナニか云いやがて、多分ならですが、
「アレと一緒に写真でも撮してやろか。」
イヤ、私が使い捨てのカメラを手にしてたもんでして。撮してやろかと云うのです。
そんなモン、相手が悪いし、結構で御座います。
と云いたくても言葉に成らず。英語が出て来やへんし、も一度ジャパニーズ・スマイルの苦笑いしてたら、消えてもてほっとして。
言葉の通じん相手は苦手の苦手の超苦手。
私にしてみたら、愛想笑いするだけでも精一杯なんや。
(03/05/30)


NO.85 象に乗った話(1)

五月十六日に手を挙げた、「りそなホールディングス」への政府派遣の会長が決まった。
JR東日本の副社長の細谷英二氏ですて。どんな人かも知らんけど、マズは外人で無くて佳かった。(「憂国NO.9NO.10」りそなホールディングスの挙手参照)
此の機会に関連会社も含めて約百名の役員も退任させるのですて。しかも年齢六十歳以上が対象やて。
関連会社が何社あるか知らんけど、六十歳以上と限定しての百名やで。
総数では何百名飼おてるのか知らんけど、穀潰しの寄生虫役員をそんなに抱えてたらアキマセン。
合併、合併の合い言葉で、重複する支店、役員、行員、従業員を減らしてナカタのかとビクリした。此れで削減してたんやたらエライ事です。勘違いも甚だしいし、融資先の会社の指導、採点なんか出来るかい。
自分の処を厳格に査定、評価してからにしてクレ。と相手先から想われてたんや。
マダあるぞ。行員、従業員が実に二万五千名。平均年齢四十歳での年収が一千万円やて。
金融会社のクセに人海作戦の製造工場を幾つ持ってるのかと、想う程の大人数と高級取りが揃てます。
凄いを飛び越してひっくり返って気絶した。私でなくとも卒倒するし、万歳三唱して当たり前やんか。
賃金三割削減を打ち出してるから七百万円になるけれど、七百万円でも世間の並以上。
日本で第五位のが此の調子やたら、四大銀行も似たもんやろし、庶民が戴くべき金利の横取りまでして、高額の手数料から金融庁の過保護で甘やかしで、注入された公金までをボッタクリの只喰いやから、官僚、政治家となら図々しさで並んでる。
考えれば考える程、阿呆らしいて、阿呆臭おて、やてられんナと。ぼやかされてるダケでもケタクソ悪い。
サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
国民性とするのか、人柄なんか。私なんか見も知らヌ相手さんに話掛けるのはども辛い。
ましてや、外国人には尻込みするし、イキナリの英語で来たら慌ててしもて頭のナカが真っ白ケになて。
別段、煮て焼いて、丸めて串刺しにして喰われるワケでナシ。間違いがアテ、前科一犯、牢獄に放り込まれたり罰金刑が待ってるのでもナシ。理屈では分かっててもアカンなあ。
タイ語ならナンと云われよが頭っから分かってませんので、考える材料がないけれど。英語は中途半端に理解出来るだけに困ってしまう。
理解云うても単語だけ。折角相手にしてくれる巨漢爺さんには応答も出来ず。悪いナ、スマンなと想てますが、聞き慣れず、喋り慣れてないのがありますし。慣れてナイと云うたら聞こえが佳いけど、慣れる以前に逃げてるし、試す勇気も出て来やへんし。
英語、外国語を喋るには虚心坦懐、阿呆にならんとアカンのや。
とも云われるけれど、阿呆、馬鹿、賢こなら賢いとは想てない。単純明快、慌ててしもて、失語症になるのんや。そやから、分かったよな分からんよな曖昧なる苦笑い。世に称するジャパニーズ・スマイルで逃げてるだけ。
寺院の出店も適当に引き払い、バスも発車したら、イヨイヨでして。
私がThailandで大いに期待してるのは象に乗る事や。
馬には高校の修学旅行、九州の阿蘇山で白馬に乗った。多分乗ったと想てるけれど、定かでナイです。
アルバムを見直せば記念写真が有る。カモ分からんけれど、乗った云うてもホントに乗っただけで、動いたとしても一歩か二歩。
動物に乗ったは其れ一回だけ。やから、是非にも、絶対にも。ナニがあても、ホカはナニも要らんから乗りたい、乗せてクレと。
嫁はんがオプション選択で悩んでるのに、其れだけを断固主張した。
しかるに、亀岡のサティ、JTBで雨なら中止ですよと云われてたけど、異常気象で梅雨明け遅く、天空、晴れたり、曇り空になたり、チラリ、ポツリの降ったりの誠に悩ましい空模様。
周遊船ではドッかと降りよったし、気が気でなくて。昼からも曇天ではあたけど、ナンとか保ちそで、此処まで来たらナンとか保ってクレ。神様、仏様、キリスト様よ日頃の精進佳いのやからナと懇願してる間もナク、バスが動いたと想たらスグ降ろされて。
イヨイヨですが、遂にです。天空、正しく曇天やけど、雨は降ってない。
納豆さんのご指示に従いまして、象乗りの列に並ばせて戴きまして。
乗るのは一人でも二人でも結構。但し、三人までにしてクレ。体重の重い人、英語の爺さんみたいなんは遠慮してクレ。
とまでは云われてませんが、我が御一行様は概ね小柄としておいて、六名やから二人一組となりまして。
先陣は義姉と姉御さんでして。続いて我が夫婦で、妹と姪の順にですが、梯子で櫓に登るまでは佳いけれど、象に乗るのが怖い。
下を見ても救命具はナンにもナイし。足を踏み外したらどするのか。そのまま地べたに落下やないか。土やしコンクリートでないだけマシやけど。
櫓の高さは背丈以上はあるし、其処に自分の身長、幾ら私が背が低くとも、子供やないのやし、ソコソコやし。
閉所に高所の恐怖症ではナイけれどや。気持ちの佳いものでナイ。
象の背中に座席が設えてあるけれど、大丈夫かいなと。チャンとシカリと動かんよに、くくりつけてあるやろナ。
皆様、乗ってるのやから大丈夫。とは想てるけれど、象は間違いナク生き物やし、動物やし、ジッとはしてへんし。
感情もある筈やし、こんな奴等に乗られて堪るかと、気を悪くして、突然にでも暴れられたら大変と。
櫓にはタイ人担当者と象には象使いさんが居てまして。
象使いさんは手招きをして、サア乗れと。
櫓の担当者が体を支えてくれて、象使いさんは手を引っ張ってくれて、無理矢理にも座席に放り込まれてしもて。嫁はんも泣きそな顔して乗って来た。
乗ってしもたらですが、左程でないにしろ、乗るまでが恐怖でどなる事かと。
(03/05/31)


NO.86 象に乗った話(2) 乗象券

愛機はマダ五年。
やのに、ノート・パソコンが異常音。
コトコト、カタカタ、カタコトのコトとカタが回転部分の異常を告げたんや。イヤ、ソ想たんや。
遂にHDDが壊れたのか、壊れソになてるのかと。パソコンとしては正常に動作してるから、壊れてはナイけど、ご臨終が近づいて来ての前触れかと。
以前にもあったのです。ギヤでも外れたよな極めて大きな異常音。外れたりしたら、ご臨終やけど立派に動きはしてた。
バリバリ、ガクガク、ガクバリのバリとガク。までの音はしてなくて。
ゴトゴト、ギシギシ、ギシゴトのゴトとギシまででして、パソコン自体が振動してたから、横に縦に斜めにしたりしたけれど、治る気配がナイもんで、分解してHDDの留め具合いと外観は見たけれど、HDDの中身までは分からへん。
其処まで分解したら、引導を渡す事になるからですが、一か八かでコンコンと手で張り倒したら、治ってしもた。多分なら、運と偶然が重なった結果で治ったのですが。ナニが原因かは分からんでも治ってしもたら文句云う事は無いのです。
この度の異常音は其れよりも遙かに小さい。
ナニもしてないのに勝手に治ってしもたり、電源を入れただけでも音がしたりのコトコト、カタカタ、カタコトのコトとカタとでありまして。
矢張り横に縦に斜めにしたりの手で軽くコンコン、ポンポン、ポンコンのコンとポンと叩く前に収まる事もあるけれど、兎に角パソコンとしたら正常に動いてクレてる。
ナンでカナ、何でヤロと、悩み続けて延々一ヶ月。
パソコンの裏手の蓋が閉まらんよになっててなあ。ヤニコイ造りの側、ガワとお読み戴きたいのですが、殊に裏手のコネクター部、殆ど使う用事がナイのですが、蓋が佳く壊れてしもて、どにもならん。
何度かは部品調達して治したけれど、五年も経ったら邪魔臭い。調達するにも、桂のサービス・センターは撤退してるし、伏見まで往くは面倒やし。往ってたらガソリン代のほが高い。
そこらの電気屋さんでも佳いけれど、部品云うても裏手の蓋やし、NECで数百円が百層倍もしたら阿呆みたいやし。そのままにしてたのがツイに閉まらんよになたし、有っても無かっても実害もあらへんし。
蓋がブラブラ、パタパタ、パタブラのブラとパタでは格好悪いと外してしもたら、ピタリと異音が収まってもた。
原因はそんな事かと、気分爽快と云うのか、バカバカしいとするのかダケの話です。
其れにしても、外れは外れも三十八年振りの季節外れの五月台風も何処へ往ったか、消えたのか。宇和島上陸とマデは知ってたけれど。
二十八日から二男、九州の熊本に往ってまして。ナンとか学会で発表のためですが、薬学やから其の関係に決まってますが、院生の二男が主人公ではないです。
教授がですが、お手伝いとその他諸々の内容サッパリ知らんのですが、台風の到来予定の土曜日に帰宅すると嫁はんに携帯メールで連絡して来よた。
台風で飛行機が落ちた話も知らんし、飛ぶのやから大丈夫なんやろと想てたら、温帯低気圧になて消滅してた。
其れやたらと台風準備で雨戸を閉めてたのを元に戻そとしてましたら。
してたのは嫁はんですが、奇妙なる小さな物体を発見したと。処分してクレと云う事やけど、覗きに往ったら確かに奇妙なる物体。雨戸を仕舞う僅かな隙間の壁面にピタリと張り付いてるのが居てまして。
生きてるのか死んでるのか、毛の生えた動物のよな気配もするし。気色が悪いから手袋して、グッと掴んだら生暖かいし、生意気に抵抗までしやがた。
生暖かくて、且つ抵抗しやがたからには生存してると判断。外に向かって握った手をパと解放すれば、飛んでった。飛んだからには鳥やろかと。
得体不明の小動物の正体は蝙蝠の小さい奴やった。
そんな話はどでも佳いです。台風到来の日はその他諸々の野暮用続きもどでも佳い。
サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
馬に乗ったは高校時代。乗ったと勝手に想てるのですが、馬と象は相当にチガウ。
ナンせ図体がデカイ。象に踏まれたら怪我するやろな。馬に踏まれても怪我するけれど、怪我の大きさがチガウがな。怪我で済まへん事もあるやろな。蝙蝠になら抵抗されても知れてるけれどや。
象使いさんが操ってるとは云うものの、信用するしかナイし、上手下手は経験年数だけでもナイのやけれど。産まれて即でも二十年しか経ってないお年頃の象使いさん。
象にしたかて御機嫌斜めのトキもあるやろな。私なんかショッチュウ御機嫌斜め。
気分爽快なんかタマの事で、最近ならばノート・パソコンの異音が解消した瞬間だけや。
象は大人しい動物であっても鼻が長いし、悪戯でもされたらエライ事やんか。砂を振りかけられたら、雨は降ってなくとも土砂降りで。とまでは考えてないけれど。
イヤまあ、流石に象です。想像以上に図体がデカイ。
象なる動物、岡崎の動物園でしか見た事がナイのんや。
息子共が小学生のときの六年生でもや。二男は十三歳やから十年前。ましてや相手さんも五メートルは離れてるし、檻のナカやんか。
そやからこそ、Thailandに来たからには是非にも絶対にも乗りたかったのや。
いやまあ、確かに凄いし、想てたよりも高かった。高いとは料金ではなくて、地上からの高さで、料金が幾らまでは知らんのです。
乗象券とでも云うのか。納豆さんから一人一人に手渡された券で乗せてもろたんや。
(03/06/01)


NO.87 象に乗った話(3) 象さんの歌とサンペイです

熊本には学生時代の同窓生が居てまして。
私と違って、努力家で。九電工では相当なるエライさんになってるから、其奴が近所なら雇てクレと頼むのにと、至極残念。
学生時代には帰省する度にお土産として持って来てくれたのが、ざぼん漬け。
其の当時にしか喰ってないけど、ざぼん漬けを簡単には夏蜜柑の皮を砂糖漬けにしたモノで、熊本特産の晩白柚と称する柑橘類としては最もデカイ品種でバッテンなるぞと自慢の一品やた。
熊本となれば其奴の事とざぼん漬けしか出て来やへん。
其れしか知らんからでして、二男が熊本のお土産にはナニが佳いかと。
火の国肥後の名産馬刺にしよか、芥子蓮根か焼酎か。
酒の強い二男と私では発想からして全然チガウのや。
馬刺は高いやろし、芥子蓮根もどやろかなあ。焼酎は家では呑まんし適当にと。
結果、お土産に買おて帰ったは鰯の明太子漬けで、そんなモンが有ったのかいなと。ついでに、当人用の子守唄と称する球魔焼酎。ソ云うたら五木は九州熊本かと。
学会会場が熊本市内やし、熊本城も見たで。綺麗やたでと申してましたが、私は熊本城も見た事ないし、知らんのや。
果てサテ、「騒慌珍嬉のThailand」です。
象の背中の座席とするのか、籠か輿か。意外に安定性がありまして。
動き出しても落ちるよな気がしやへん。
ノッシ、ノッシと荘厳勇壮なる動作の象も走れば速いラシイのですが、走って戴かなくて結構です。
素直に象使いさんのご指示に従ってクレと願うのみ。
イキナリ聞こえて来たのが、五木の子守唄。ではなくて、象さんの歌。
「象さん、象さん、お鼻が長いのね。
そおよ、お母さんも長いのよ。」
イヤイヤ、象に乗れた嬉しさで以て、調子にも乗ってしもて。ツイツイに浮かれてしもて、下手糞で音痴の私が鼻歌を披露したのでナイです。其れなら唄たと云いますがな。
象使いさんが唄たのや。
象さん、象さん、お鼻が長いのね。
までですが、日本人の私等に其れと分かる発音やた。
そやから云うて日本語を理解してるワケではないのです。オマケでモ一発、日本語を放た。
「サンペイです。」
サンペイとなれば、落語の林家三平を想い浮かべたけれど。
ども三瓶友敬なる人物の真似とは後で知ったのですが、落語家でも俳優でもナイのですて。
そしたら何者かと云えば、図体は象みたいにデカイけど、相撲取りでもナイし、CDは出してるけれど歌手でもナシの吉本興業所属の若手のお笑い芸人さんやて。
丸坊主で愛嬌のある器用なるデブとして超人気、大売り出しで。
そんなんやったら、私なんか正反対。
痩せのガリで、無愛想で気難しいて、喋りが下手の不器用で。
歳は若くはないしの髪の毛はあるしので。そやけど加齢と共に気苦労も重なりので、白髪と多少の抜け毛がチと気になり出してるしので。
歌は音痴で唄た事は無いしの、他人さんの唄たCDさえ一枚も持ってナイのでの。
息子に頼んで、お父さんの聞けるCD、ナンか持ってへんか。
持ってたらコピーしてクレのでの。ピンク・レディーでもビートルズでも。アバでもプレスリーでも園まりでも、クイーンでも。ナンでも構へんで。
そんなん有らへんわと一言で片付けられてしもての。のでの、お金を出してまで欲しい事も無いしので。
早い話が、象使いさんの象の歌と台詞は皆様一律に聞かされたみたいで、ソか、そんなよなのもテレビで見た事があるナと。
乗客の緊張を解きほぐす、或いは一種サービス精神で以て、お国の言葉を一発、二発と披露してくれたのですが、童謡は普遍なれど、お笑い芸人は人気も下火になてそおで。
かと云うて、サンペイはサンペイでも落語家の林家三平は過去の人。
他界して二十年は経ってるから知ってる人は其れなりの年齢やろし、我が御一行様、観光バスの一団ですが、若手が主力故、林家三平なんか知らへんやろ。
いやまあ、三平も型破りで面白かた。
やたらにヨシコさんを連発、高座で転んだり、寝転んだりの猿と競演したりで、ソ云うたらCDならぬレコードも出してたで。
林家三平なら知ってるけど、其処までのファンでないから買おてない。
(03/06/02)


NO.88 象に乗った話(4) カメラに向かって、ハイ、ポーズ

サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
往ってた当時には、Thailandには無関係。
とは云うものの、アルカイダに寄る米国の同時多発テロで旅行客激減。やっとの事で戻り掛けつつあた矢先にイラク問題が勃発。
国連ではイラクの生物化学兵器、大量破壊兵器の査察実施を決めて。
片やイラクのフセイン大統領は強靱姿勢崩さず。ならばと米国は着々と中東に軍隊を派遣。更に特殊部隊を投入と報道され、風雲急を告げてた時期ではありました。
とは云うてもイラク戦争三月二十日に勃発の前年十月末の話。戦争回避の可能性は充分にあったのですが、テロの危険性も孕んでた。
追い打ちを掛けてのThailandの異常気象で雨期が明け切らん。観光に来て戴いても土砂降りでは象乗りも出来ひんし。
象乗りの座席に屋根はついてるけれど、簡単な物。吹き込む雨には対応してないし、合羽を着ての象乗りではツマランやろな。傘は持って来てるけど合羽までは準備してないし。
お陰様で、観光客も比較的少なかったのですが、トバッチリを喰ってたのは象さんでして。
巨漢だけに喰う食料の分量も尋常ではなくて、食料代の調達が危機に瀕してる。
とは、納豆さんの解説でチラリとですが、雲行き怪しい曇天も降らずに保ってました。
象使いの兄ちゃんは短い鞭みたいなんを片手に、象の首辺りに乗り、其の後に私等が鎮座してるのですが、二言だけの日本語を喋ってクレて、アトは振り返ってはニコニコと愛想笑い。
ナンと云うのか、言葉の通じぬ同士が一緒に象に乗ってるのも異なものでして。
振り返ってはニコニコして戴いても、ニコッと笑い返すしかナイやろな。
しかるに、兄さんは若ソやけれど、お名前とお歳を聞かせてクレ。
結婚はしてるのかいな。子供さんは何人や。
手にしてる鞭はナンのために持ってるのや。そんな小さな鞭で叩いても、象なんかには応えへんやろな。叩いて無理矢理にでも云う事を利かせるためではなくて、指示用かいな。
象使いの仕事は何歳の頃からやってて、私等の乗せてもろてる象は何歳で。いつデビューしたのやな。象は経験豊富で大人しいのかい。
それとも、気紛れで云う事を利かん暴れ象のジャジャ象かいな。そんなんやたら怖いなあ。
こんな仕事をしてたら、実入りが良いのとチガウかい。
もしかして、貴君は超高給取り。そやけど、餌代に殆ど取られてしまての微々たるもので、歩合性賃金かい。
イヤイヤ、象使いとは特殊技能故、誰でもがポッとでは出来ひんし、ガッポリと戴いてるのとチガウのかい。
しかるに、周辺見渡しても中年の象使いさんが見当たらんけど、象使いに定年制とかがあるのかい。
象にしても何歳までと決まってるのかい。歳喰った象が居てないみたいにも見えるけど。
ヤタラ、そんな事に目が往き、気に掛かる。乗せてもろてる象は体格、顔つき動作からしても、青年かと。雌か雄かも分かりませんが。
そんな話も聞きたかたけれど、言葉が通じひん。
処で、我が御一行六名様全員が使い捨てカメラを手にしてまして。
オソラクは、あくまでもオソラクはですが、生涯只一回。
象に乗るなんか、アトにも先にも此れ一回切りの貴重なる体験となるのが分かってます。
そもそも、Thailandに二度と来る事が出来るのかと。
イヤ、全員と云えば姪に対し、至極失礼千万。彼女は若いです。可能性は幾らでもありますが、ホカの面々はヤヤ可能性薄。
イヤイヤ、人生、先はマダマダあるからにして、断定よしませんが。Thailandだけでなく、世界を百周出来るかも分からんけれど、其の前に日本やなあ。
そんな事はどでも佳い。
追い抜かれてはパチリ、振り返っては此処ゾとパチパチのパチリとやてましたら、象使いの兄ちゃんがカメラを貸せと。
手を伸ばすから嫁はんが察知してカメラを手渡せば、悪戯、意地悪っぽく、ニタリと微笑み。カメラを持った手を大きく振って、遠くに放すよな仕草をしたもんや。
超真面目、ド真面目、糞真面目、無類の真面目過ぎる嫁はんや。私なんかが逆立ちしても其処までには成れへん程の生真面目やから、ビクリしてしもて。
血相替えて、ナニするのんと大声出してしもて。云うても日本語は通じませんが、ホントに放されてしまうのかと勘違いしてしもたんや。
嫁はんの真剣なる表情、反応で遣りすぎたかと想たのか、兄ちゃんもビクリの苦笑い。
すみませんです。放してナイです。サッキのは嘘です。冗談です。演技です。堪忍して頂戴。
とは云うてませんが、云われてもタイ語ではサッパリ分かりませんが、手に持ってますと見せてクレて。
私等夫婦の記念写真を撮ってやるゾとカメラを構え。
嫁はん、スグにも気を取り戻し。ニコリと会釈のハイ、ポーズの変わり身の早いのも私には真似出来ん。
アトから写真を見たら、私のほが表情強ばてた。
(03/06/03)


NO.89 象に乗った話(5) 高貴な人のお乗り物

道を歩いてたら、真っ白な道路にぼやけた斑点状のものが見えたんや。
直径大凡十センチ。
ぼやけてるから佳く分からんのですが、塵、埃が落ちてたり風に舞ってるのではナイ。
延々と全面真っ白な道でもないから歩いてると見え隠れするから、ナニかいなと注視したら動きやがる。しかも目の動作と一緒に動く。
タマタマですが、NHKの番組を呆けっと見てたら、そんなよな現象が起これば要注意。
但し、お星様が見えタラでして、初期段階故、速やかに病院に往ってお医者さんに診て戴けば大丈夫ですと放送してました。
お星様ではナイけど、もしかしての脳梗塞の前兆か、目の病か目脂かと。
しかるに、朝起きたら一番に顔くらいは洗てるし。歯磨きもして、髭も剃り、髪の毛の寝癖は霧吹きとブラシで対処してる。
目脂には歯磨き、髭に髪の毛は関係ナイけれど、目を擦っても治らへんし、イヨイヨかなと覚悟して、天上向いて、下向いたら治ってしもた。目脂でもなくて、目に微少なる塵か矢っ張り目脂かナと。ぼやけた斑点、原因不明の話です。
サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
Thailandに往ってるトキには、只々、事故に遭遇せぬ事。巻き込まれぬ事。
転けて怪我セヌ事。無事に帰国する事が最重要でありまして。何事か有れば楽しい旅も一瞬にして地獄と化す。
旅先では大きな病気よりも、マズは風邪を引かぬが念頭にありまして。バスのナカで次々に戴いた喉飴は遠慮セズ、口に放り込み。
そんな意味なら、象乗りでは象の背中から落ちぬ事が重要ですが、シート・ベルトをしてるワケではないですが、身を乗り出さぬ限り、無茶セヌ限り、象が振り落とす気にならず、転ばぬ限りは落ちそな気はしません。座席とは云え、其れ程に安定感のある象の背中でありました。
無事に記念撮影も完了、カメラも戻って来て一安心。
更に、ノッシ、ノッシと象が勇壮に突き進めば川辺に辿り着き。其処には何頭も集合してまして、順々に記念撮影をしてるのです。
其れ屋さんがやってるのでなくて、其処等の少年。と想うのですが、象使いの兄ちゃんが再度カメラを貸してクレと手を伸ばす。
取られる心配はナイので私のを手渡せば。兄ちゃんの指示で少年が近づいて来て、カメラを受け取り、パチリ、パチリと二枚撮してクレました。
勿論、其れだけでは収まらん。
兄ちゃんがチップ、チップとチップをやってクレと催促でして。チップは万国共通語。
私は小銭を持ってないから嫁はんが、一枚の硬貨を象使いの兄ちゃんに手渡した。幾らの硬貨か知らんけど、ニBahtの小さいのでは無かったゾ。
果たして、渡し過ぎか少な目か。こんな場合のチップの相場が分からんし、相手さんに寄って少年達の実入りもバラバラとなる。
象使いの兄ちゃんはそのまま少年に手渡してくれて、再びノッシ、ノッシと勇壮に。
誠に勇壮と表現するに相応しく、象の歩きも次第に調子づいて早くなり、座席も大きく揺れるから、象の背中は大丈夫かと心配になる。落ちそうで、ではなくて、座席の動きが激しくなって、スレテ、コスレテ痛くないのかと。
折り返し地点でも又もや記念写真。
撮すのは其れ屋さんでありまして、出発地点に戻ってから幾らか出して買いました。
事程左様に此処ぞとばかりに写真ばかり。沢山の写真を撮ったのではないか。ナンせ一世一代の記念するべき象乗りです。
しかるに、帰路が又早い。揺れに体を任せたら鞭打ちになるのでないかと想うクライの激しい揺れ。
象にとって、ドチラが佳いのか分からんのですが、抵抗する事もないので身を任せ。
実際に乗ってたのは十分か十五分と想うのですが、無事に出発地点の櫓に帰還。
タイ国での象は身分の高い人、高貴なお方のお乗り物。
日本でなら牛車、ギッシャと読んで欲しいのですが、御所車に該当かと。
御所車に乗せて戴いても見物客が見て物珍しいだけで、構造上、ナカからは景色は見えん。
見えても見難いし、観光なら人力車で我慢セヨ。
(03/06/04)


NO.90 バンパイン離宮にも往った(1)

米国の株式市場は昨年十月初旬に底打ちした。
一旦は年明けの二月中旬に下降場面を迎えたけれど、底値を下廻らず。以降順調に上昇。
ニューヨークは最高値、三年前の一万二千弗から七千三百弗に下落して、九千弗にもう一歩にまで接近。此の勢いなら明日にでも到達の可能性大ですが。
Nasdaqは五千ポイントから千百ポイントに下落したものの、千六百ポイントに到達。
Nasdaqの下落は凄まじいけれど、上昇の勢いも凄い。
日本では何事でもそですが、遅れる事の約半年。
最高値は十四年も前の事やから除外してしもて。三年前なら二万円で、小泉政権発足時では一万四千円からの下落。
四月下旬の七千六百円を底に終値では八千六百円に今一歩までは回復。矢っ張り、米国次第で、明日にも達成するカモ分かりませんが。
其処から先がシンドイのですが、千円も上がってるから、四月下旬で底打ちかとも想うのですが、ソなってて欲しいのですが、印象的には米国市場に引っ張られる形でありまして。
ではあるけれど、理屈はどであれ、回復と云えるのなら文句はナイし、明るい話題。
願わくば、彼方様の勢いだけの追随では早晩息切れするから、此処等で一発。
日本独自の政策的後押しが欲しいけど、無茶で無理な注文故、米国に頑張ってクレと願うしかナイです。
ナンせ、日本独自の持病。
熱し易く冷め易く。下落するとマスコミも連日の如くの大騒ぎ。政府も仕方なく格好だけでもするけれど、チョッとでも回復したら、マスコミは沈黙。
早い話が此の水準に慣れさせられてしもて、常識化して。思いつきの株価対策工程表さえ何処かに消えて。
出て来るのは消費税の見直しと年金支給額の減額論議。
塩爺さんは台所具合が厳しい故、生活保護世帯への支給額と比較して、厚生年金の支給額を若干上回る程度の額にまで減額しよかと。
ニタニタして呆けた話をテレビで披露してましたが、誠にお目出度いオツムの経済閣僚でも堂々と勤まるお国であります。
そんな事を実施にでもしやがたら、誰が阿呆らしいて、厚生年金も国民年金も支払う気になんかになるもんか。
サテ果て、浮き世、現実の生活も将来戴けるのか、戴けんよになるのかの年金の話も暫し忘れてしもての、「騒慌珍嬉のThailand」です。
時間的には僅か。ではありましたが、Ayuttaya、アユタヤでの象乗りが一番の成果。
其のアユタヤに半年も居てた長男に聞きましたら、象には乗ってないし、多少なら観光もしたけれど、殆どしてないのやて。
立場は違たけれど、私は韓国工場にDIODEの製造移管確認の品質確認で初めて渡韓した際にSEOULから一泊旅行で韓国の京都、慶州から釜山まで連れってて戴いた。
イヤイヤ、誤解のないよに云うてオク。休みの日やで。
私一人でなくて、工場指導に出張してた四国工場の班長さん女性二名、工程監督者一名とロームから生産管理担当と私とで。
慶州ではオンドルの部屋に泊まらせて戴いた。冬ではないので暖房に用事はなかったのですが、連れてってくれた製造課長が事細かく解説してくれたんや。
日本で称する処の旅館に相当する宿であると。本来なら熱風を循環させるのですが、旅館ではスチームでないかと。あくまでも推定ですが。
釜山にも慶州にも其れ一回だけやけど、佳き想い出となってます。
イヤむしろ、仕事での赴任ならばです。個人、団体さんの旅行では体験するのが難しい事を見聞出来るのが有り難いのであって。方々に往ってないのは勿体ない。
かと云うて、象乗りなら観光でイツでも出来ますが。
象乗りが終われば、Bang Pa-In Palace、バンパイン離宮。
広くて綺麗な処でありましたと云うだけで。象乗りさえ終われば、私にとっては興味がなくて、草臥れただけ。
印象に残ってるのは只一つ。雨が降り出したと云う事や。
イヤまあ、危ない処でありました。
バンパイン離宮がアユタヤ最後の訪問先でしたが、一通り見聞して集合場所に戻る途中での雨やんか。
歩いてたトキにはパラパラで傘を差すべきか、差すのも面倒の程度。
離宮内出入り口にある、土産物屋で物色中から次第にキツクなり、バスに乗るトキには豪雨化して。走ってバスに駆け込むか傘を差そか。
観光は滞りなく完了してる故、好きに降ってクレ。アトは夕食喰ってホテルで寝るだけや。
と想てたのはチとだけですが、甘かった。
(03/06/05)


NO.91 バンパイン離宮にも往った(2)

果たして、米国の株式市場、一気に九千弗を奪還。
日本もビクつき乍らも八千六百円を突破。勢いづいて来たら誰でも予測は出来るけど、こんな低水準で満足してたらアカンのですが、果てしないトンネルから脱出の方向に向かえば結構です。
そやから云うて、現段階では我が実生活には影響ナシ。
其処等が苦しい処でありますが、暗い話題よりも、明るいのが佳いに決まってる。
このまま、右肩上がりで失われた十四年を元に戻し。バブルの再来にでもなれば、雇用も増えて景気も回復。増税の話も掻き消えて。
ついでに戴ける年金もバブルになれば万歳やけど、今の政府存続の限りはそはいかんやろし、バブル再燃は気が早過ぎる。
サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
バンパイン離宮は西欧式と中国式の欧中混在。
大きな池があって、其処には英国風白亜のお館がありまして。さながら童話かシェークスピア物語の舞台になりそな風情。
片や中国式と云うか赤めでチと派手めの寺院風建物もありまして。
草木生い茂るお庭には象の形をした置物があったりして、誠に優雅で、俗世間から隔離されたる別世界。見せて戴けるだけでも有り難や、嗚呼アリガタヤの天子様。
実にタイ国は王家の国。主要な大通りには王族の肖像がドカンと飾られてますし。
しかるに、タイ国の王族は人間臭い。勿論、サンテグジュペリの星の王子様やあるまいに、同じく地球に棲息の人類やけど。
さりとて、其処等の人が王家の仲間入りは難しい。タイにも先祖代々からの身分、家柄があるやろし。
家柄でなくとも、世界屈指の金満家か有名人。歌手とかスポーツ選手にお笑い芸人等々、王家の仲間入り、玉の輿、逆玉でも相応のナニかが要るやろな。
王家出身の嫁はんを喰わせるとなたら大変やで。
ホントの平均的サラリーマンでは無理やんか。
お言葉どおりに文字どおり。
三食喰わせるにも、インスタント・ラーメン、お茶漬け、コンビニ弁当でも佳いのなら、喰わせるだけならナンとかなっても、棲む家が四畳半一間、バス、トイレ共同では周囲が五月蠅い。
着る衣装にしてもユニクロ一手では世間体もあるやろし。
一時的、仮住まいの一ヶ月なら我慢してクレても、未来永劫、宝クジでも当たらんかたらそのままではアカンやろ。
王家でなくとも良家の子女に、チョッと有名にナタ、美人歌手でも女優でも一緒やで。
記者会見で、結婚相手は普通のサラリーマンです。
云うても、一介のサラリーマンではあるまいに。マサカの製造工程で機械の作業者に私みたいな品質管理でクレームがあったら顧客に謝りに往ったりの。
家々に飛び込みで注文取って来てる営業ではないやろし、本業だけでは喰わせへんと、副業のアルバイトでYahooBBのモデムのバラ撒きもしてへんやろな。
王家の人が自称サラリーマンでも同様でして。
勿論ですが、そんな仕事をさせるは勿体ナイし、ご当人様が希望されてもさせられませんし、無二の国家的お家柄故、肩書き後ろ盾は積極的果断に有効活用させて戴いてこその値打ちが生かされる。
しかるに、タイ王家の誰其れが結婚されて。浮気して、離婚して、再婚して云々と。
納豆さんの話ブリからしても、国民から慕われてるのと、離婚、再婚も意のままで、開かれ過ぎたる英国王室に佳く似てる。
過ぎたるは佳いとは想わんし、日本の皇室のほが倫理観からしても本来の有るべき姿。
堅苦しく、自由のないのはお気の毒やけど、好むと好まざるに関わらず、注目されるご身分です。
幸運か運命か、宿命なんか。数限られた人だけの世界。
イヤイヤ、余所様は余所様ですし、ど考えても別世界故、私に心境推測すら出来ん。
処で離宮と云えば京都桂の離宮しか想い浮かばん。桂離宮のソバには佳く往った。あくまでもソバでありまして。
家庭教師に往ってた先が桂駅の西の先の物集女街道のほやったし。
ざぼん漬けの熊本出身のが九号線から桂川の側道を下った農家の離れに下宿してたから、家庭教師の帰りには必ず寄り道してた。
オイ、居るかと。
留守のトキが無かったのですが、一人ポツリと勉強してるか本を読んでて、余程に大人しく超真面目。
ほっつき廻れる程の資金が無かったのが原因やけど、今とは違い桂近辺ド田舎やた。云うても亀岡よりはマシやけど。
今でも其の近辺、交通量が多いだけで、交通の便は悪いけど、其れでも亀岡よりはマシやけど。
主力の交通機関はバスやたし。今でもバスが主力やけれど、本数が少なかた。クドイけれど、亀岡よりはマシ。
今時みたいに自家用車なんか持ってないし、殆ど誰もが免許証さえ持ってなかったのに。
私は原付バイクで走り廻ってたけれど、其れだけの話でありまして。
桂離宮のソバなら厭と云う程通ってるのに、一度もナカには入った事がナイ。
イヤ、桂の離宮ではなくて、バンパイン離宮。
其れも過ぎてのBKKに帰るバスのナカやった。しかも豪雨やた。
(03/06/06)


NO.92 豪雨と洪水と

嫁はんの電話が掛けられへん。(「パソコンあれこれNO.4」無線LANが異常参照)
此の一言が発端での無線LANの大騒動もトリアエズは終焉。
した筈ですが、大騒動のお陰をもちまして、夜更かしで頭がクラクラ。
寝るのにも体力が要るのか、夜が遅くても朝起きるのは一緒。日の出に合わせて眼が醒めてしもて。一旦眼が醒めたら寝られへんし。朝から曇天、雨模様なら周辺暗いから寝てられるのですが。快晴なら明るいので目覚めの時刻が早くなり。此処数日は快晴故、余計に睡眠時間が短くナテ、寝不足も手伝おての頭が呆けてしもて。
異常発生の真っ直中の六月八日には伯父貴のお骨納めもありまして、母方の親族一同お寺さんに集合でした。(「不可思議の世界NO.3NO.4」伯父貴が逝きよった参照)
場所は京都国際会議場のソバの妙満寺。
集合時間の関係で朝の八時に嫁はんと母の三人で家を出発。
JR嵯峨野線で円町まで出て来いと、円町で妹を拾て。
諸般の事情に寄りまして。私が円町を知らん云うたら嘘やけど、妹は円町が初めてなんやて。
ホンマかいなと云いつつも、兄妹揃ての方向音痴も加算され、京都国際会議場への道を間違おたりの。
京都国際会議場なんか、出来た頃にはドライブがてらに何回往った事か。数え切れん程でして。ナニが、何処かと聞かれても困るけど、そもそもが此の周辺好きやた。クレグレも暴走族ではナイです。往ってたのは真っ昼間。其の界隈、夜には暴走族の溜まり場やたけれど、今現在はそんな道路状態にはナイです。
妙満寺にも数回往ってるのに、元々が用事があるとしたら法事で妙満寺ダケですが、京都国際会議場のナカにも一度だけ入った事もあるけれどです。
次第に足も遠退き、妙満寺に来る度に何処やたかいなと頼りない事で。地下鉄烏丸線もこんな処にまで来てるのかいなと。何回も通過はしてるのに気がついてないから浦島太郎状態。
弁解すれば、年々とまでは云わんけど、数年単位で道の状況がチガウし、其れも見越しての余裕を持っての出発やから、着いたのは一番手。
伯父貴のお骨も滞りナク、お墓にお納め致しまして。
しかるに、妙満寺には花登筐のお墓が在るのんや。
花登筐とは、ハナトコバトと読んで欲しいのですが、演劇、テレビを主体にした小説家で、船場、土性っ骨、番頭はんと丁稚どん、細腕繁盛記等々が有名でして。
お墓の存在ダケは知ってたけれど、場所が分からんカタのが、遂に発見。お参りしておいた。
サテ果て、曇天、雨天となた、「騒慌珍嬉のThailand」です。
雨の中、観光バスでアユタヤからBKKへの帰路。
京都の国立会議場さえが佳い加減やのにアユタヤからBKKの行程もどの程度の距離か、何処を走ってるのかも知るもんですか。
途中、水牛が沢山居てると大騒ぎがアタけど、見てなんだ。
嫁はんが、長男の会社の制服を着た一団がバスに乗ってるのを何台も発見。会社のバスなんやろなあ。
もしかして、長男の会社は此の辺りやろかと大騒動。私は此れも見てなんだ。寝不足で呆けっとしてたのではないです。座席が窓際でなかったダケ。
しかるに、長男との連絡がマダ取れてない。
明日の日曜日には宿泊先のImperial Queen’s Park Hotelに来てくれる事になってるけれど、何時頃になるかが分からんのや。
時間が分からん事には予定が立たん。本来なら日曜日の朝は水上マーケットに往って、昼からと心積もりしてたのですが、連絡が取れん事にはナ。往ってる最中にホテルに来たらアカンやろな。ホテルの何処で待ち合わせも決まってナイし、要はBKKに来て以来、一度も連絡が取れてない。
此の一週間は夜間勤務。との事で出勤前と想うのやけど、マダ寝てるのか。ハタマタ、携帯電話を切ってるのか。
バスのナカで納豆さんの携帯電話を借りて何度も電話してるのに出て来やへんのや。勿論、嫁はんがしてるのですが。
雨は凄いし、次第に天空も暗くなり、暗くなったのは夜になっただけですが、雨は上がっても低い道路は水没して、バイクも人も車も大変。
其れ程に凄い雨が降ったのですが、観光バスは高速道路を走ったりで雨の影響は大丈夫。
やけど、土曜日の夜も重なり高速道路から降りたBKKは水ではなくて、車の洪水。
元々が右も左も分からんのですが、飯を喰いにの何処かに往くのに何分。
イヤ、何時間掛かるのか。
(03/06/12)


NO.93 タイ式シャブシャブ(1)

サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
喧噪の首都BKK中心街。かどかは分からんのですが、古都アユタヤとは雰囲気からしてチガウのですが。
BKKに戻って来たら、兎にも角にも忙しないし、信号が替わっても車は動かんし。
バスも車もナニもかもが凝として動かんかたら忙しくないけれど、単に凝としてるのとチガウがな。周辺の状況をシカリと見据え、臨機応変に対抗せねばならんのです。
私が運転してたらイライラやけど、他人さん任せで気楽なモンです。
云うてもバスはよ運転しませんし、何処に往くのかも知りませんが、相当なる強引さと図々しさ、且つ沈着冷静さがなくては勤まらん。からと、急いで何とかなるワケでナシ。バスから翼を出して、飛ぶワケにもイカン。サンダーバードみたいにや。
タイ国の交通規則がどんなかも知らんのですが、信号も在ってないよなもんで、無茶苦茶で御座います。
お互いが無茶苦茶の無視やから、余計に渋滞するのに慣れてしまえば常識化して。かと云うて、日本人みたいに身勝手でカリカリしてる人が居てるよには想えん処が不思議の国Thailandです。
車間距離がチョッとでも空いたら割り込まれるし。
其れなら日本と一緒やけれど、器用に割り込みして来るけれど、日本と大きく異なるのは割り込みを邪魔する雰囲気がナイ。
日本で割り込みする奴は無遠慮で運転が下手糞。指示器も出さずに強引、身勝手、コセコセ、セコセコしてる輩と相場は決まってる。
反対に車線変更で指示器を出しても邪魔しやがるし。明らかに入れささんゾと邪魔してやがるのが見え見えでして。車間距離を詰めたり突然速度を上げやがたりで、阻止してる。
お断りしておきますが、運転の技量と人格、方向音痴は無関係である。そやから云うて私が人格温厚とは云うてないけど、方向音痴は認めてる。
日本では運転する資格に人格的、常識的素養の試験も要るのでないかと。
運転の未熟な若手が我が儘気儘で強引と想たら違うのや。
若手も強引やけど、古手も負けてない。むしろ、白髪の爺さんのほが強引で荒っぽいし、割り込んで、当たり前みたいにしてやがる。
爺さんだけでなく、若手、古手に無関係に女性はもっと強引で、強引処か傍若無人なのが目立って来た。
最近、特に目立って来たのが擦れ違いのチと厄介な狭い道路。
通り過ぎるのを待ってやても会釈一つもしませんです。会釈してクレと強要するのでないけれどや。双方車のナカやから強要の手段がナイけれど。
イヤ、気持ち佳く双方会釈で挨拶の一つ、してくれても損しやへんやんかと想てるけれど。
イヤイヤ、譲ってくれた先方の好意には感謝の意がなくてはならぬ。たとえその場だけの関係であてもと想てます。
かと想えば此方が先に狭い道路に突入してるのに、無理と分かってナイのか無理矢理突入して来る馬鹿が居る。
運転が下手糞やから状況判断も出来てない。すんなりとは通過出来んクセして、突入しては停まってしもて、睨みつけるのが居てるから信じられん。
云うとくけれど、野郎が睨みつけてくるのでないのです。女でしかも嫁入り前の妙齢の美女やけど、心のナカはヘチャムクレ。
かと想えば走行中にどうぞと割り込みさせてヤテ、パーキング・ランプで合図。有り難うと返礼してくれるは少数派で若手男性に多く、白髪の古手に女性は十中八九は挨拶なんかしてくれへんで。してクレと云うのでないけど、する人があるから落差が大きい。
さりとて、前に割り込みされてるからには、ぶっつけたら、ぶっつけたほが悪い。所謂前方不注意でありまして。
兎角に日本では割り込み、車線変更に気を使うし、事情も年々悪化の一途。其れだけ我が儘気儘が多くなたと云う事で、佳くなる要素が皆無で心配でして。
さて、喧噪のBKK。
自然に進路変更割り込みしながら、やっとの事で本通りから脇道に逸れても、道の両側には隙間もナシに車が停めてあり、バスが一台通過するのがギリギリの道幅。
進行方向にも車が一杯で僅かな距離を進むにどれ程の時間が掛かるのか。とは云え、脇道に入ったのやからボチボチやなと。
其の間に納豆さんは携帯電話をしてまして。言葉は分からんのですが、現在地の説明とアト何分掛かるけれど席を確保セヨ。ではなかろかと私が勝手に解釈して。
でなくとも、オソラクは相当なる遅刻。お店のほも来るのか来やへんのかと、心配やろし、現状一報入れるも佳い事です。
斯くして着いた先の屋号は知らんのですが、タイ式シャブシャブの専門店。バスの人数分のお席が確保されてて、テーブルを配分されて。
我が御一行六名様は丁度一つのテーブル。何事に寄らず、人数揃てたら結構な事です。
(03/06/13)


NO.94 タイ式シャブシャブ(2) 単なる鍋料理

実際問題として、日本人の人情、気質が変化してる。
佳いのか悪いのかとなれば、明らかに悪いほに移行してる。
どんな具合にかと云えば、唯我独尊的志向が顕著になて。我が儘気儘で身勝手が蔓延ってしもて。
エラソに云うて、私も唯我独尊の我が儘気儘で身勝手で。
余所様の事をとやかく云えへんけれど、当人が自覚してるだけチとマシかと。
度々引き合いに出すけれど、韓国に往くとナニかしら心の落ち着く場面に遭遇する。
町中では無理やけど、少し郊外に往くと何処とはなしに昔懐かしの光景に出喰わしまして。
道端に手動式メリー・ゴーランドが在ったりして、子供達もお外で元気にホタエテル。
私にしても幾らナンでも手動式に乗った事ないけれど。メリー・ゴーランド自体に縁が薄いにしても、手動式は見始めやけど、子供時分に家のナカなんかに居てなんだ。
タダイマの声のした頃には姿はかき消え、外に遊びに出てたんや。何のためかと云えば、近所の幼友達を集めて遊んでたからで、勉強なんかしてるもんですか。
クレグレも小学生時分の話やで。中学生でも其の傾向はあったけど、塾なんか算盤しか往って無いです。
遊ぶのに忙しい故でして、学習塾の存在を知らんかた。知らんかたのはホントで、知ってても往ってないやろ。
テレビは小学生高学年か中学生時代には有ったけど、見たい番組しか見てなくて、外での遊びが数段面白かた。
当世、テレビ・ゲーム、パソコン・ゲームが蔓延ってまして、人間関係希薄になてるのではと危惧してる。
手動式のメリー・ゴーランドにしても、日本なら危険とされて販売停止になるのでは。
一度事故があったら、対策は要るけれど、何でもかでもを危ない危ないと、過剰に反応してしもて、結果、人畜無害の遊び道具がテレビ・ゲームでは様にはならん。
お金が要るばかりの遊びです。かと云うて当世外に一歩出たら車が一杯。人間様より車が威張ってる車社会で御座います。
よって、家にバカリ居て、ゲーム三昧やからお友達とのお付き合いは希薄になるし、友達同士で喧嘩もしやへんかったら、大きくなても喧嘩の限度が分からんゾ。
昔もゲームはやってたけれど、一人では出来んゲーム。とは云わずに遊びばっかりで。
隠れん坊、トランプ、メンコ、ビー玉、玉投げ、しりとり、綾取り、おはじきに。いやまあ、女の子のする遊びにも付きアワさせられた。
テレビ・ゲームにしても対戦式が流行れば佳いのに、一人でやるのが殆どやし。
兎に角、韓国では一つ一つの光景が懐かしさを感じたのです。早い話が一昔前の日本の姿でありまして。
会社では韓国式将棋、チャンギ、漢と楚の戦いで取った駒は再使用不可の大陸的規則、規則はサッパリ分からんのですが、やってたし。
そもそも、将棋とは印度渡来であて、取った駒の再使用は日本独自の規則やけれど。
考え方としても、韓国人のほが日本人より割り切ってる。とも云われてるけれど、そんな事は無い。
表現が可笑しいけれど、日本人よりも日本人的で人情味があって、家族想い。
日本人でも家族想いばかりやけれど、質がチガウよに感じてる。
但し、十年も前の事でして、極最近は知らんのや。
其の辺り、タイ人がどかとなれば、飛行機で六時間も掛かる遠隔の地故、どしても身近に感じてない。
悉く異質であって、眼にし耳に入る情報からは胡散の臭さダケが目立つし、事実、胡散が臭いけど、人間的には大らかさが有るよに想うのですが、たったの数日の旅行では本質までは分からんワイ。仕事でなら色んな話も出きるし、真剣勝負やし。
サテ果て、胡散の臭い、「騒慌珍嬉のThailand」です。
タイ式シャブシャブ、まるっきり中華料理の店みたいな内装でして。
そもそも、シャブシャブとは大阪のスエヒロ本店が「肉のシャブシャブ」として商品登録したのやて。しかも半世紀もの昔でありまして。私がお外でホタエテタ時分。現在では無類の出不精となてるけど。
シャブシャブやから鍋が沸騰するまで待たねばならぬ。席に着いた瞬間には女性陣の皆様消えてもた。
何処に消えたか。お外でナイです。トイレに決まってる。
バスに監禁状態の三時間か四時間は経ってたし。おまけに冷房ガンガンやから、冷えてしもて保つかいな。私は例の如くに一人ポツリと取り残されて、お席の確保で御座います。
お飲物はナニにしますか。烏龍茶なら只ですが、アルコール類は別料金。
とは納豆さんですが、呑み助の姉さん、すかさずビールを注文。
私もお付き合いで小さいのを。私は弱いから、ドチミチ余るのですが、余れば姉さんが控えてるし、多少なら嫁はんでも佳いし。
肝心のタイ式シャブシャブとはどんなもんかいなと。興味津々、されど胡散の臭い下手物は厭やでと。出て来た物をジックリ観察してみたけれど、心配した程の特異物質ではナカタ。
お肉は少なかたけれど、目立ったのは肉団子。何の肉かと恐る恐る喰えば、豚にお魚。
不満を漏らしてるのではナイです。肉団子は嫌いでナイし、安心して食べられる食材ばかりで、蟹もあったし、お餅も貝もあった。
タイ式シャブシャブのタイ式とはナニを称してかが分からん。単なる鍋料理やんかいさ。
イヤイヤ、繰り返す。不満を漏らしてるのでナイです。安心して食べられる食材です。
(03/06/14)


NO.95 タイ式シャブシャブ(3) 話のネタ

ご当地では一般的食材で、日本では超高給料理。
そんな物、私のお口に入るワケがナイ。
ご当地では一般的食材で、日本でも一般的食材。
そんな事もあるけれどや。
食材は一般的でも調理の仕方がチガウ事もある。
韓国に出張のトキ、先方の製造部長韓氏、日本に実習しに来てた実習生の一人ですが、仁川、ニンチョンと発音するのですが、往った事があるかと尋ねるから地名は聞いた事はあるけど、往ってナイと返答したら、夕食を兼ねて往ってみるかと。
そもそも、他国で一人方々に往く程の勇気はナイし、SEOUL以外に連れてってくれたは韓氏一人で、韓とはハンと発音します。
勿論ですが快諾したら、SEOUL郊外、加理峰洞から結構時間が掛かり、車で小一時間。
現地のQC課長も係長も一緒に来ての総勢四名ですが、往った先には射撃の遊技所も有りまして。
遊技場には間違いナイけれど、日本みたいにコルクの玉ではなくて、空気銃。玩具のではなくて、ホンマ物。標的も距離がありまして、十メートルは有ったのか。単純に缶ジュースの空き缶を狙うのやけど。
流石に徴兵制度のあるお国です。製造部長は五発を全て命中させまして。現地のQC関係者も何発か当てましたが、私は無茶苦茶で一発も当てられへんかたけれど。
ソラ、コルクのも祇園さんで見て知ってるだけでヤタ事がないのに、空気銃も持つのさえが初めてやのに。
意外に重たいし、照準を合わせるだけでも苦労した。合わせても引き金を引くトキまで持続が出来ひんから当たらんけれど。
製造部長曰くに日本と戦争する事があてば、勝てるなあ。
仰るまでもナイです。平和呆けしてしもた日本人では戦争には勝てません。其の前に韓国と戦争する理由がナイけれど。
そんな話はどでも佳い。射撃遊技のアトの事です。
食事でもとなて、遊技場にある食堂に入ったのですが、製造部長曰くにタコは好きかと。タコとは海の幸の鮹ですが。スグ側が海なんですて。新鮮なる鮹が一杯なんやて。
鮹ならタコ焼きにして喰ってるし。煎餅にしても美味いし、刺身にしても、寿司のネタにも佳いし、佳く喰ってるがなと。
注文して大丈夫かと尋ねるから勿論結構と返事をすれば、付き添いの連中、辞めたほが佳いのではと忠告するし、製造部長は物は試しやし、話のネタに出来るがなとニタニタするし。
チラリと悪い予感の胸騒ぎ。
しかるに、水槽に居た鮹一匹。此奴にしましょかと注文して。鮹は鮹やから心配無用の筈の、出て来た鮹は生きてるのをブツ切りにしたダケやんか。
茹でタコにするとか湯がいて、焼くとかや。タレでもつけてとかの加工はしやへんのかいな。ブツ切りにされた足、動いてるのをそのまま皿に置いてあるだけのを喰うのやて。
幾らナンでもブツ切りされた足がウニュウニョ動いてるのを見てるだけでも気色が悪いし、口に入れるは言語道断、殺す気かいな。
イヤイヤ、大丈夫ですと、製造部長が一番に毒味して。生鮹喰て死ぬ筈がナイけれどや。
私にも一口、小さいのでも佳いから話のネタやんかと強力推奨。
お言葉どおり、以来の十数年を経て、目出度くも遂に話のネタとなたのやけれど。
折角やしと、小さなのを必死で選び、死ぬ覚悟で口に入れるにも、箸に吸い付きやがて。
箸から無理矢理引き離して口に入れたら舌に吸い付きやがて、何処が美味いのや。気色が悪いだけやんか。
噛む気にもならんし、呑み込むにも口のナカで動いてるのが感触、触感で分かるしホントにどなる事かと。どもならんけど。
一切れで許してクレルと想たのに、マダ沢山残ってるし、勿体ないしと、私も喰うからモ一つ喰えと強要されて、泣く、ナク、口にしたけれど。相当に情けない顔してたと想てます。
事程左様に韓国での鮹は鮹でも鮹であて、想てるよな鮹に非ず。
サテ果て、鮹もあったし、烏賊、イカですが。
あったけれど、動いてナイのばかりで安心の食材、タイ式シャブシャブの、「騒慌珍嬉のThailand」です。
と云うよりも、タイ式シャブシャブとするよりも、日本人の食感に合わせてあると想うのですが。
何せ、食堂の二階に上がった我が御一行様、バスの一団だけでなく、ホカの団体さんも来てますが、ど見ても二階に居てる客全員、日本人。
安心して喰えたから云えるのやけど、チとは気色の悪いのが出て、話のネタに出来るのがあても佳いのではと、贅沢云うて。
さりとて、何の説明もナシ。実際にはナニを喰わさせられてても分からんのや。
(03/06/15)


NO.96 部屋のテレビが映らん(1)

六月十五日は父の日。
其の数日マエ、掲示板に長男から初の書き込みがあた。
家族からの書き込みはチと狼狽える。
内容たるや、個人を特定出来る掲載がどのこので、伏せ字が何たらでと忠告されまして。
全部は無理やけど、殆どの相手には掲載の事は云うてるのです。勿論事後通告やけどです。
当たり前やけど、姓名を掲載すると問題やから、苗字は避けて名前だけにして、とかや。一応の配慮はしてるのや。
尚且つ、公人は別として、内容的には罵倒してないから大丈夫と私のナカでは想てます。
場合によては年賀状で見てクレと請求してるのに、残念乍ら中年諸氏諸君、老眼がキツイのか覗いてないみたいで、困ったもんですが、一部の面々は覗いてる。
そかと想えば、久し振りに会った友人、一通りの愚痴話、ご当人の家の事情等々零したアトで、ソヤソヤ、今の話は掲載するナと釘を刺されたりしまして。
そんな話こそは実名入りで掲載したいけど、しても誰とは特定してないです。一応は配慮してます。
長男、一頻りの注文してからに、父の日のプレゼントが準備してある云々で。
と云う事は父の日には帰って来るのかと。イヤ、此処数週間は帰ってナイのです。
六月十三日の夜遅くに戻って来まして。父の日には早いのですが、早速、プレゼントをクレました。
掲示板で書いてあたからナニかくれるのは分かっててもナニをくれるのかと、期待と不安がゴチャ混ぜ交錯でして。
イラン物をくれても困るし。かと云うて此れが欲しいとネダル物もナイのやけれど。
とも想いつつも、包み紙から出した箱には江戸情緒、時代見聞録、東州斎写楽、「市川鰕蔵の竹村定之進」の絵があって。
まさか浮世絵やあるまいにと、箱から中身を出してみれば、甚平羽織。
この手のは持ってませんでしたし、此れから益々蒸し暑くなる故、丁度ヨイです。重宝させて戴きます。
サテ果て、タイ式シャブシャブも喰い終わっての。甚平羽織も年がら年中着てても佳い程の気候の、「騒慌珍嬉のThailand」です。
アユタヤでの象乗りもバスの一団の何名様かはお乗りに成らず。タイ式シャブシャブもバスの一団の何名様かは直前にバスから降りられてまして。
各人各様の嗜好に合わせての計画に沿っての事ですが、朝から一緒であた妙齢の美女お二人さんも途中で降りられたみたいで、お店から、Imperial Queen’s Park Hotelまでは、我が御一行様六名のみの乗り慣れたるマイクロ・バス。
帰途、納豆さんと明日の予定の打ち合わせ等々でして。
午前中は水上マーケットになってるのですが、今だに長男との連絡が取れてないから我が夫婦は取り止めにした。連絡が取れてても参加は無理と想定してたけど。
しかるに、嫁はんの提案。
時間的余裕があったらの条件付きで、皆様水上マーケットに往ってる間にでも長男馴染みの足裏マッサージに連れてってもらおかと。
こんな機会にしか往けへんし、ホテルに出張して戴いてのマッサージは経験したけれど、本場、現地、現場でのも興味は有るし。其れも妙案、大賛成の異論ナシ。
しかるに、ホテルの部屋に到着で、昨日の今日やから、マズ一番にベッド・メーキングにトイレット・ペーパー、塵の処分を確認しまして。万事、順調に滞りナク。
しかるに、しかるにですが、其れで終わらんのが此の高級ホテルの高級ホテルたる所以。
テレビが映らん。
映ってはいるけど、画像が流れてしもて、静止セズ。真剣に見てたら眼を悪くしてしまう。
よって、即刻のHelp電話。
二度目やから、迷う事は無いです。委細構わず、ルーム・ナンバー、英語の羅列で何とか番室。相手様は英語で、チョッとだけ待てクレ。
チョッとでも幾らでも待つけれどや。
ドチミチ、現地のテレビ番組を見ても意味不明。日本のBS放送、NHKなら分かるけどです。
兎に角、スンナリとは往かん高級五つ星のホテルで、私の評価は三つ半。
日本のとある、ビジネス・ホテルやあるまいに。ビジネス・ホテルなら何度も経験してる。
日本語は通じるし、大抵なら治す手間暇無駄ですから、交換のテレビを持って来てくれるのですが、Help電話では何の説明もしてないからナ。したくとも言葉が通じません。
来てから何と説明して佳いのやら。現物を見せるしかナイけれど。
(03/06/16)


NO.97 部屋のテレビが映らん(2)

アカンかった筈の二男の無線LANが何にもしてないのに繋がるのです。
アレから一週間、問題無く繋がってるからホボ大丈夫。(「パソコンあれこれNO.4」73.無線LANが異常(5)参照)
サテ果て、無線LANではなくて、ホテルのテレビがアカン、「騒慌珍嬉のThailand」です。
早いもので、TahailandはBKKでの三日目の夜と相成った。
お隣の部屋の姉さんは連夜の出張タイ式マッサージでありまして。
よくぞまあと想うけど、タイ国に来てるから出来る贅沢三昧でもありまして。
日本では出来ん事を味わうのも一興。元々がタイに来たのも一世一代、日本では味わえん体験をしたいからであて。
ホカの面々にしてもホントは連日のタイ式マッサージをやて欲しい。とは想てるけれど、有り余る資金で来てるのでもないし、各人各様の優先順位もあるやんか。其れにしても流石は姉さん太っ腹。
姉さん以外、当日の夜は予定はなくて、只々大人しく寝るだけやけど、我が部屋のテレビが美味く映らんので、Help電話。
したは佳いけど、またもや、呼んどいて風呂に入ってるワケにも往かんし、着替えるワケにも往かんやろな。
中途半端な状態で待つ事十分。部屋の呼び鈴、ピンポンと鳴ってお出迎え。
扉を開ければ、妙齢ではないタイ国の美女でして。勿論ですが、ホテルの従業員さん。
お顔をシカと拝見すれば、廊下で度々擦れ違ってる女性。度々と云う程は頻繁に部屋を出たり入ったりはしてへんけれど、見掛ける女性です。
しかるに、言葉の通じぬ美女の何かご用でしょか。
尋ねるが如くの表情でジッとつまらん顔、私の顔の事ですが、見つめられても言葉に窮ス。
「テレビがなあ。美味いこと映らへんねん。何とかしてえな。」
京都弁で喋っても佳いけど、通じひんやろな。標準語でも通じひんけれど。よ喋らんけれどや。
さりとて、知ってる限りの英単語を羅列して、速射砲で英単語で返礼されたらモゴモゴ、マゴマゴしてまうし。タイ語が喋れへんのは相手様も分かってますから考える事は無い。
テレビなる単語は万国共通語と信じて、分かろが分かるまいがです。
「テレビがねえ。」
とだけ言葉を発して、現物のテレビ。
画像が流れる状態を確認して戴ければ不具合状況一目瞭然であると奧のほにご案内。
と云う程広くないお部屋。三人も居たら荷物もあるし、満杯のです。
相手様を誘いつつ、部屋の人員確認したら、全員揃てる筈が例の如くに妹は雲隠れしてまして。居てもお役に立たんけど、嫁はんは居ててクレまして。確認したは人数が多いほが心強いやんかいさ。
しかるに、テレビの前に連れて来て。
ホレ、見てクレと指で示したのに、困った事になってるやんか。
こんなトキに限って、調子が宜しい。画像がチャンと映ってる。そんな筈はナイとチャンネルを次々に切り替えても映るのやんか。説明のしよがないやんか。
妙齢でナイ美女はナニが可笑しいのですかと尋ねるみたいな、責めるみたいな表情しやがるし。言葉は通じひんけど、想た通りに云うたった。
「可笑しいなあ。サッキまではアカンかったんや。」
ドチミチ、通じひんけれど、気持ちだけは伝えてやらんとアカンやろな。
何の用事もナイのに興味半分、からかい半分、悪趣味で以て人様をお呼びだてなんかしやへんわいな。
妙齢でナイ美女、ナニも異常はないですね。そしたら用事もナイですね。
そんな素振りで両手をパと大きく拡げ、ウンウンと二度頷いて踵を返してサッサと退散やて。
云うたら何やけど、異常があるからHelpの電話をしたんやで。異常がなくとも、故障のテレビを交換するとかや。
何か対策してクレても損しやへんと想たけど。其れが伝えられんのが辛い処。
男の従業員やたら、日本語でも何でも、交換してクレと言語明瞭、手真似足真似、何としてでもして訴えたるけれど。
相手が女の人やし、キツイ事云うのも気が退ける。云うても分からへんのやけれど、表情に出てしまうやんか。
イヤ、私にしてもテレビの難しい事までは知らんけど、同期調整用のツマミ、水平、垂直はドレかいなと。裏面、前面、探しまくて調整もしてたんや。一応は英単語やし、水平、垂直くらい分かるワイ。ホテルの灯りは暗いから老眼の目には見難くかたのはあたけど、テレビが可笑しいと、即の電話はしてないのやで。
かと云うて正常に戻ったら文句はナイけれど、何もナシで回復するのが気に要らん。来た丁度其のトキに回復するのが尚気に要らん。二男の無線LANが正常になたのとは意味が違う。
お客様、とは私の事ですが、訴えを解決、解消させるためにです。即刻、故障のテレビ一台、交換してやるのが手っ取り早い苦情対策やんか。
ホントやで。日本のビジネス・ホテルではテレビの可笑しい事が佳くあって。推定原因、先客が無茶苦茶してる事がありまして。下手な事はセズ、連絡するのが宜しいのです。
先方も不具合症状再現出来よが出来まいが、黙って交換してくれるし、其のほが埒があいて佳いやんか。
部屋で長時間、悪戦苦闘、汗かいて、ゴチャゴチャやられてたら、ご苦労様です。お茶でも一杯どですかと、気も使うしなあ。そんなんを一度だけ経験したけれど。
今回の場合は二日間、どもなかったから調整に挑戦しただけやけど、私にしてみたら、イツ何時不具合症状再発するかと気が気やない。
そもそも、イチャモンつけて、交換されたテレビを何度も何度も可笑しいから交換セヨ。無理難題、駄々こねる、悪質なる客とチガウわい。
しかるに、嫁はんはお隣の部屋に往ったり来たりで、妹はスグ寝てしもて。テレビ番してるは私一人。
トリアエズ、其の日は異常再現セズで、テレビも程々に寝てしもた。
モ一度、繰り返す。其の日はです。
(03/06/17)


NO.98 ホテルの周辺探索(1)

サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
アユタヤ観光では船に乗せて戴きまして。
考えて見れば船は宇高連絡船以来です。宇高連絡船よりも小さいけれど、周遊船は船らしい情緒タップリの船やった。タプリ過ぎて眠たかた。
アユタヤに到着してからは観光バスに乗ったり降りたりの歩いたりので草臥れてしもて。
辿り着いたホテルの部屋ではテレビが映らんとからに。Help電話で来て戴いたけれど。ホンマに来たら治りやがて。治ってもNHKのBS放送ではつまらんし。
夕食ならタイ式シャブシャブを喰てますが、テレビ番をするチョッと前にです。
寝るには相当に早いのや。現地の時間では九時やけど、日本やたら七時やで。七時に寝てたら病人さんや。熱を出して唸ってたらしょがないけれど、五体満足、風邪は引いてないし、熱も出てないし。
体の悪い処は見当たらん。耳鳴りと痔以外はですが、痔は大丈夫やし、部屋に居ててもしょがないし。何か適当に夜食でも買いに往こかと嫁はんとです。喰うかどかは別にして。
右も左も分からへんから遠くまで往く筈がないやんか。
ホテルのソバのコンビニに往ったのですが。従業員さんは暇そで。若いのが四人居たはるのですが、談笑に耽ってまして。お客が誰一人も居てないからや。
イヤ、私等夫婦は居てますが。完全無視されて談笑そのまま続行してやがてからに。
オソラクは観光客相手、しかも日本人相手で値段もタイの相場では相当に高いのやろなと。
其れでも日本と比べたら格段に安いのですが。二度目の訪問やから落ち着いて観察出来ました。お菓子にしても何にしても、包装の具合が悪いです。
破れてるのでなくて、印刷が不味い。光沢がなくて、くすんでまして。如何にも古い製品のよな感がする。実際にも古いかも分からんのです。品数は豊富なれど、売れてなさそで賞味期限も読めへんし。私はこんなもの気にはしてません。牛乳、パンは困るけど、腐ったり味が落ちたりする以外はです。湿気たオカキはアカンし、黴の生えたのもアカンけどや。
何を買おたか忘れてしもたけど、多分なら呑めへん缶のビール一個です
出張の際には呑めへんのを無理して呑んでました。コンビニで調達しまして、お弁当をビールでチビリチビリ。そしたら、眠とおなって寝てしもた。
夕食兼の睡眠薬。至って簡単でありました。
睡眠薬替わりでもないけれど、時間さえ掛けたらですが、一個なら呑めます。ツイデに寝てしまえるし丁度佳い。
嫁はんに此れを頼むと任せまして。折角やたら、Thailandの像のシルシのにすれば佳いのに迷た挙げ句にAsahiです。
無難を選択したワケや。其の気なら帰りの飛行機で呑めるやんか。Asahiなら日本で呑めるけれどです。
嫁はんは勇気があるから、委細構わず買い求めまして。他にも何点か買おてましたが、何かはよお知らん。
部屋に戻っても、嫁はんは隣の部屋を往ったり来たりしてますが、私がそんなワケにもイカンし、缶のビールをチビリのチビチビと何時の間にやら、ウトウトと。妹は遠の昔に寝てまして。
極楽天国の当人の曰くに風邪薬のせいです。風邪薬とはドリンク剤。部屋に一箱、ホテルから支給のティッシュ・ペーパーは独占されてもて。塵箱はティッシュ・ペーパーですぐに満杯。
明くる日曜日は二手に分かれて、私等夫婦は息子を待ってやるためホテルで待機する事にしてます。
ホカの女性四名様は水上マーケットにお出掛けでして。一足お先に朝食して出発でして。
私等は遠慮せんでもマダマダ寝てられるのやけど、貧乏性故、起きてしもて。朝食だけはズラしたけれど、皆様が出てからすぐにもボチボチ朝食にでも往こかと。
息子はホテルは知ってるのですが夜勤です。工場が終わるのが八時。やけどすぐには出られんと、九時までは解放されへんのですて。
工場からはタクシーで三十分は掛かるらしく、九時半から十時になるのでなかろかと。
兎に角朝食ですが、二人だけやから、寂しいよな、気楽なよなの心細いよな。
大テーブルではなくて、二人用の小こぢんまりしたテーブルに案内されまして。其のトキだけは新婚気分みたいになったがな。
イヤ、云うたら何ですが、夫婦ダケで出るのは珍しいのです。此処数年マエからです。
そんな話は辞めまして。食べるものは普段と一緒。喰てしもたら、サテ時間までどないする。軽く一時間以上はあるのです。
部屋に戻っても何にもないし、其処等をブラブラしてみるかと。其処等云うても矢っ張り遠くに往くよな勇気はないし。往ってしもたら戻るに大変やし。迷子にでもなたら一大事やし。
ホテルの食堂から庭が見えてるし、ソッチにでも往こかとなりまして。もしかしたら、位置的にホテルの裏手にはJTBの店長が云うてたマンボなるオカマ・ショーの劇場が有るかも分からんのです。
朝の早くからオカマ・ショーを見る気はないです。朝っぱらからやってませんが、どんな感じかと想ただけで、探してません。ホテルから出た瞬間からマンボの事は忘れてしもた。
外ではThailandでの季節外れの雨がショボショボ降ってますが、準備万端、傘は持って部屋から出て来てまして。
ホテルで時間を潰すのも勿体ないしと、息子との待ち時間は外に出る事にしてたんや。
(03/07/29)


NO.99 ホテルの周辺探索(2) Imperial Queen’s Park

近畿地方も梅雨明け宣言されまして。イヨイヨ猛暑の町中では日傘も花開き。
日傘を差された妙齢の若奥様。小学生のお子さまを連れてですが、お知り合いを見つけられ。
いやあ、コンニチハ。どしたはりますのん。お元気でしたか。
其れだけなら佳くある光景やけどです。私との擦れ違い様でありまして。
日傘の先が目の前を鋭く通過したんやで。
反射的に顔を逸らし。逸らしても尚接近して来る故、お傘を我が手で防いだら。妙齢の若奥様、何しやはるのん。
カクカクで危ないからや。
フンとそっぽを向かれてしもて。諾のフンではないです。花ならぬ鼻先のフン。この手の親が主流やから世も末でして。
余所様の邪魔で危ないからと、傘を避けてクレるのは少数派。
サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
例年なら十月は梅雨末期。ですが、梅雨でもThailandの梅雨はアサリとしてる筈が異常気象に寄りまして、末でもまだ雨が降ってましての十月二十七日の日曜日の朝も雨模様。云うても小雨。
日傘ではなくて雨傘、携帯用のをパッと開けまして。
Imperial Queen’s Park Hotelの裏手、花壇みたいになてるのですが、裏門から脱出すれば広場です。
外周だけは舗装されてて、ジョギングしてる人。たったのお一人様ですが、テニス・コートもありまして、一組様がテニスをされてます。
のどかな光景でして、木々も一杯。晴れてたらもっと佳いのですが、傘指しての適当にブラリと一周、Imperial Queen’s Park Hotelの二倍程の広さ。
ホテルを基準にしての広場の向こう側に往けば中央部に池があて。池に突き出た処にベンチが設えられた小屋がありまして。
どんな具合かと覗きに往ったら、人が寝たはってなあ。嫁はんと顔を見合わせて、目配せしての無言のままにコソリと引き返してしもたりで。
どんな人かも分からんのやし、触らぬ神に祟りなしの近寄らぬが無難。
もっともと、人が多いのやたら佳いけれど、得体不明の一人だけ。言葉も分からへんし、何か云われても、あっても困る。
武道の心得でもあたら敬遠しませんが、何の心得もなくての逃げ足超鈍足。体力気力にも自信なし。用心深いが一番や。
更に突き進めばと云うよりも、裏手の通りが見える位置に差し掛かれば、胡散の臭いのが居てまして。若手の二三人。格好だけからしたら、服装乱れてまして、ヤパリ近づかんほが懸命也と。
何処が裏手か分かりませんが、裏手には道路から見える場所に大きな石碑、三抱えもあるよなのがありまして。
見れば、「Imperial Queen’s Park」としてあるやんか。
そのまんまのホテルの名前で公園の名前。どちらが先か知らんけど。多分なら公園のほが先なんやろ。
裏手と想たは表でありまして、丁度公園の出入り口の付近に胡散の臭いのが居てますから、道路に出るのは辞めにして。再びホテルの裏門に出戻りで、ホテルの中を真っ直ぐ、正面玄関に向かいまして。
往く充てはないけれど、ホテルの正面玄関を出て、右手に往けば大通りがあります故、適当に見聞でもするかと。
要するに時間待ちの時間潰しです。
(03/07/30)


NO.100 ホテルの周辺探索(3) 見に往っただけの大通り

サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
ホテルの正面玄関から正々堂々と。
宿泊客やから当たり前ですが、誰に咎められる事もなく。ボーイさんに話掛けられる事もなく。
やのに、玄関から一歩出れば通りの向こうから胡散の臭い小父さんが手招きして。何か云うてますが意味がサッパリ分からへん。
ホテルの前の道を挟んでタクシー乗り場があるからにして、タクシーの勧誘と想うけど。タクシーに乗って往くよな予定ナシ。ホンの二三百メートル先の大通りに往くだけやんか。往って何をする充てもないけれど。
下手な仕草をしてしもて、誤解されてもイカンと想てるのに習慣とは恐ろしい。
手でスマンなあと拝むよな仕草して。ついでに首は横に振りまして。小父さんに通じたのか諦めてクレてホッとして。追い掛けられでもしたら、ホテルに逃げ込むしかないけれど。
止んだり、ショボショボ降って来たり、大粒になたりの傘を差したり、閉じたりのハッキリしやへんお天気でして。
馴染みのコンビニを通過したら、其処から先は未知の世界。バスからは見てるけれどです。
道を歩くと歩道は有ってないよなの。途切れ途切れで、壊れてたり傾斜してたりしてのガタガタなんや。
滑って転んで、足を骨折でもしたら阿呆みたいやし。慎重に慎重にです。
車も結構走ってるし、車道を歩くワケにもイカンし、道には犬の糞がパラパラと転がってるし。ホントに全く歩き難い。
ソ云えば、Thailandの犬は大人しく、鳴き声も聞いた事がない。
お寺では見てましたが、町中では見てないのです。見る程に出歩いてないけれど、糞があるからには居てるのですが。
気候が高温多湿のために元気がないとされてますが、日本でも夏には此の程度の暑さもあるし、雨が降ったら凄い湿気やで。真夏ならもっと暑いけれど、犬は元気に吠えてるし喧嘩もしてるし。簡単には表情からして違うのや。此方のは何かオドオドしてて、覇気がない。
犬の一匹、吠えてるのも聞こえてないのに糞だけは沢山に。
そやから云うて繋いでないのがウロウロしてたら怖いけど、此処の犬なら応戦可能。犬が好きやから掛かって来られたらの話です。
糞を踏んだら汚らしいし、避けるに必死。通りの向かい側には超の特大が一個、ゴロンと転がってました。
昨日の帰りしなですが、マイクロ・バスから見てたのです。象が歩いてるのをで、こんな処にまで遠征して来るのかと。
大通りの手前にはバイクが数台。通りの向かいにはバイクの持ち主が数人。暇そに談笑してまして。神風バイクの運ちゃんなんやろ。ヤパリ、近寄らんのが無難。
大通りに出ましたら、角にはコンビニがあて。あるなあダケで入ってませんが、大通りに出ても見るべきものはナシ。
お土産屋さんでもあたら時間潰しに覗くのですが、字が判読不可の看板を掲げたお店は沢山あるけど、開いてないし。
単に雨が沢山降って来ただけやから引き返す事にしまして。
いやまあ、こんな空き時間にしか出歩く事はないのです。夜にはコンビニだけで、見知らぬ土地で其れ以上は怖い。Thailandを佳く知った人と一緒なら構いませんが。
ホテルに戻ってもする事は無いのです。息子をヒタスラに待つだけですが、何時に到着か分からんし、嫁はんがホテルの公衆電話から電話をしたら、もおボチボチ工場を出るみたいな話。
傘は邪魔やから部屋に戻しまして、玄関前のロビーにはテーブルが幾つもあて、其処で待つ事に。
結構満席で、旅行社の人が多いみたいな雰囲気でして。
玄関に近くて玄関が見易く、玄関からも見られ易いが佳いに決まってる。
ボチボチでは分からへんのに、すぐにでも三十分あるのにロービーの席を確保です。
空いた都度、ジワジワとよりよい席に移動して。
(03/07/31)



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