シバケンの天国
騒慌珍嬉ThailandNO.2
<at Thailand>

騒慌珍嬉ThailandNO.1

ThailandNO.3

<at Thailand>

NO.40 出張タイ式足裏マッサージ(1)

NO.39 Imperial Queen’s Park Hotel(2) 風呂場での悪戦苦闘

NO.38 Imperial Queen’s Park Hotel(1)

NO.37 車中での相談

NO.36 JTB現地担当者(2) 納豆さん

NO.35 JTB現地担当者(1)


<to Thailand>

NO.34 BKK空港に到着

NO.33 タイ航空TG621便(8) イヨイヨ、Thailandに向かう

NO.32 タイ航空TG621便(7) 胡散の臭いトイレ(4)

NO.31 タイ航空TG621便(6) 胡散の臭いトイレ(3)

NO.30 タイ航空TG621便(5) 胡散の臭いトイレ(2)

NO.29 タイ航空TG621便(4) 胡散の臭いトイレ(1)

NO.28 タイ航空TG621便(3) Manila空港

NO.27 タイ航空TG621便(2) ビールの話

NO.26 タイ航空TG621便(1) コーヒーの話

NO.25 関空にて(5) イヨイヨ離陸

NO.24 関空にて(4) 免税店

NO.23 関空にて(3) 煙草を二服

NO.22 関空にて(2) 義姉引っ掛かった

NO.21 関空にて(1) 皆様、トイレ往き

騒慌珍嬉ThailandNO.1


<to Thailand>

NO.21 関空にて(1) 皆様、トイレ往き

御一行様、六名揃いまして。
義姉の騒動で、寝ボケも解消。佳かったナと、一気にThailand往きムード。
処で、妹は私共夫婦しか知りませんのです。
とは云え、義姉には結婚式に一度と、比地木に里帰りする時、今の婿はんと、結婚前でしたが、一緒にくっついて来たから、都合二回顔を合わせてますが、二十数年前の事です。覚えてる筈がナイ。
姪は産まれる前の事ですし、義姉の友達、以降姉さんとしますが、当然初対面。
そんな意味からなら、私と嫁はんだけが全員を知ってる事になる。
義姉に姪は問題ナシとしてもです。姉さんと妹が性格的に合うのか合わんのか。
姉さんは結構個性的でもありまして、云うたらナンですが、自説を強力推奨するホでありまして。妹も負けず劣らず、我が儘気儘の傾向アリ。
此れヨリ先の五日間、毎日行動を共にせねばならぬとなれば、ドなる事かと心配。三日四日ならナンとか成っても、五日となれば結構長いです。
とは云え、皆様大人。妙齢の美女、姪以外は中年でアル。
年齢的には、私が一番の年寄りで、ン歳離れて、義姉と姉さんで、次が妹で嫁はんが一番歳下とナル。
中年ともなれば、ナンとかナルとは思いツツ、反面では中年だけに我が出てしもてト。救いは皆様、アッサリしてるホでも有りまして。
人数が多いとなれば、そんな事も、チと気掛かりでしたが、「はるか」に乗り込み、サテ果て、旅行鞄をドするかも心配してた。
ツマランと云えばツマラン事ですが、ナンせ初めてです。
嵯峨野線は朝が早かったセイもありますが、混んでなかったから旅行鞄は余所さんの邪魔にはナランかったのですが、「はるか」ではドするかです。
こんなデカくて重い荷物を棚のウエに上げるのは辛いがな。男がモ一人居ればナンとかナルけれど、私一人やで。
そもそも、「はるか」にそんな大きな棚が有るのやろか。有って、置けたとしても、棚から落ちたらドナイする。頭のウエからドスンと来たら、怪我してしまう。
さりとて、座席の側に置くにも六人分。チョッと其処等にとも往きませんので、デッキにでも置いといて、停車の度に盗まれぬヨに監視かナあ。
内情バラせば、そんな事まで心の片隅で心配してたのです。心配症故ですが、乗り込んでスグに取り越し苦労も氷解してしもた。
デッキに有ったのです。旅行鞄を保管する場所がです。流石に関空往き専用列車やなあと感心したで。
京都始発でもありますし、保管場所はガラガラ状態。そしたら置きましょカと、当然私がヤルのですが、此の程度のお役に立てんことには男の存在価値が薄くなる。
車内に乗り込んでも、ガラガラ状態。こんなに空いてて佳いのかと思た程ですが、気が付けば、ホボ七分の入り。
此れヨリ一時間と数十分。ナニが辛いと云うて禁煙が一番辛い。
そもそも、当日、家を出て以来、禁煙ですが、JTBの店長さんは申してました。関空は禁煙ですし、飛行機も禁煙デスからネ。往きはManila経由で、八時間。
此処数年、そんなに長く禁煙経験ナイのですが、そんな不満も顔には出さズ。我慢ガマンと堪えまして。首からブラ提げる用の鞄には、煙草新品二箱と使い捨てライター、予備も含めて二個も入れてますが、役に立つのはイツかいなと。頭のナカは其ればかり。
しかるに、「はるか」も無事、関空に到着。マズは、JTBの受付が四階と聞いてますが、旅行鞄を携えた、ラシキ一団も其処彼処に居てますし、流れに従い、迷う事も無く、適当に突き進めば、人が大勢で、ザワザワしてて、カウンターには航空会社のマークが一杯。
間違いナク目的地の側まで到着してますが、付くヤ否ヤの女性陣の第一声。云うても代表者の姉さんですが、
「トイレに往きタイけど、何処ヤロねえ。」
そんなモン、私に聞かれても知るワケないやんか。アンタこそ何回も来てるのやろナ。
さりとて、マサカ全員、ゾロゾロと、様子の分からん関空のトイレ探しで旅行鞄を押して、ウロウロするワケにはイカンがな。慣れぬ関空です。Thailandで迷子にナル前に関空で迷子も戴けません。
よって、男一匹、佳い格好せねばナラヌ。
「荷物は見ててヤルから、往きたい人は往って来たラ。」
そしたら女五名全員が、口々に、何処ヤロなと云い乍ら、荷物を置いたら、忽ちにして消え去った。行き先が分かって消えたのでナイ。適当な方向に歩いて往っただけ。ナンや、そんな事やったら、私モと、付いてくワケにもイカンがな。
矢っ張り、モ一人男が欲しかった。煙草も吸えず、様子も分からん場所で、たったの一人で旅行鞄のお守り役。余り気分のヨイものではないわいナ。
二人やったら、効率佳く、一人が番して、一人がJTBの受付でも探せるのですが、六個の旅行鞄。担ぐにしろ、押すにしろ、荷が重たく、多過ぎるワイ。
イツ戻るのか見当もつかず。戻って来るまでは場所移動も出来ず。ボケッと待ってねばなりませヌ。
(02/11/21)


NO.22 関空にて(2) 義姉引っ掛かった

私は「はるか」で用は足してたから、切羽詰まってませんでしたがネ。
皆様、お揃いで消えてしもて、お揃いで戻って来れば、早速荷物の割り振り開始。
息子に頼まれた焼酎を機内持ち込み用の手荷物にするタメですが、その場で旅行鞄を拡げ、紙パック三個ですから三人で分配ですが、持つのは決まってまして、私と姉妹。
割り振りが終われば、JTBの受付で航空券の引き替え。場所は何処ヤロなと、説明書を見乍ら探し、「F」としてるから彼処ヤロ。
パスポートと引き替え券をJTBの受付に渡して、航空券を戴くのですが、私にはモ一件の重大なる頼み事が有る。
忘れ物のJTBのバッチ、有りますかとJTBの小父さんに尋ねれば、
「どんなんですか。大きいのですか。小さいのですか。」
バッチに大小が有るのは知らんけど、此れクライのですと手で示せば、有ったかなあと探してクレまして、お見事頂戴仕りましたです。此れにて私の憂鬱解消。
航空券を戴けば、デハでは、搭乗手続きに往ってクレと小父さんに云われても何処に有るかが分かりません。
「何処へ往くのですか。」
「タイ航空は彼方です。」
兎に角、一々分からんのです。
搭乗手続きの際、マズは荷物のX線検査をされますが、旅行鞄には整髪用のムース。イツもは使ってませんが、一応ですが、持って来たのです。金属製ボンベ、横から見れば、恰も銃身のヨな形状故、妖し気な物と引っ掛かるかなと思てましたが無事通過。ヘンな物は入れてませんので引っ掛かっても慌てる事も有りませんがネ。
私が一番最後の筈が、一人だけモタモタしてるのが居てまして。義姉ですが、引っ掛かったのヤテ。
ナンですか此の妖しいのと、係員から聞かれたのはハンガーですて。針金のハンガー形状が妖しく映ったラシイ。ホテルで洗濯するツモリやろ。
ソ云えば、韓国に往くトキでした。外国人の旅行鞄ですが、伊丹空港のX線に妖し気の陰。
妖しい処か、ハタが見ても小さなピストル。即刻、警察と係官に取り囲まれ、中身を出セ。
当人慌てる様子ナク、ニタニタ不適な笑みを浮かべ、旅行鞄を開けたら、間違いナク、ピストルが入ってる。
イヤ、正直云うて、エライ事になったナと、此奴強盗かハイ・ジャックでもするツモリかと。其れにしては機内持ち込みの手荷物でナイしと、不思議でありましたが、ピストルはピストルやし、X線で映像明らかに映ってるから、プラスチック製の玩具でナイ。出されたのも水鉄砲ではなさソやし。
発砲されたり、人質にでもされたら大変ですから、周辺、一斉に後ずさりで、遠巻きです。
さりとて、外国人、慌てる様子ナク、不敵に微笑んでるから尚更妖しい。
実物ソックリのピストルの形をしたライターでしたが、人騒がせな奴。チョッとした悪戯かも分かりませんが、日本を馬鹿にシテヤガってと腹が立ちました。
確かに、強盗やハイ・ジャック犯が見つかるヨな方法で武器を運ぶ筈がナイのですが、其れが狙い目カモ分からんゾと思たりもして。
モ一回も韓国出張で、搭乗手続きするため行列に並んでましたら、見知らぬ小母さん、ツタツタと近寄って来まして。アンタ、何処へ往く。
韓国SEOUL往きの搭乗手続きに並んでるのやから、韓国SEOUL往きに決まってますが、韓国SEOULですと返答したら、カクカク、シカジカの事情で此れを娘に渡して欲しいと頼まれた。手提げ袋一個でしたが、中身は下着なんやて。
オイオイ、そんなモン、男の私が女物の下着を持つのは恥ずかしいやんか。手荷物確認でナニか、ナンのためかと問われたら、お答えに窮するからお断りショとしましたら、強引な小母さんで。
娘さんがSEOULでお世話になってる先の電話番号と娘さんの名前を書いたメモを背広のポケットに押し込まれ、妖しい者ではありません。
SEOULの大学に通てるのです。貴男が泊まるホテルは何処ですか。お名前はと一気に尋ねられ、勢いに押され、正直に返答してしもて。
ご都合のヨイ時間に娘に電話して戴ければ、取りに往くヨに云うときます。
クレグレも宜しくと、お礼に高級ライターを戴いてしもて、アッサリ快諾。高級と云うてもダンヒルでないゾ。使い捨てでナイだけヤ。使い捨てなら、十個は買える程度の高級ライター。
考えて見れば危険な事でした。密輸、麻薬に荷担させられてたヤも知れませんです。
高級ライターに目が眩み、預かった限りは忘れぬヨにシッカと袋を抱え、搭乗して。ホテルはPacificHotelでしたが、到着して部屋に入るや否や娘さんに電話。
出てきた相手に、モシモシ、私は此れコレと云う者です。妖しい者ではありませんです。本日、お母さんに頼まれまして云々と、一気に喋ったら、お商売でもされてるのか周辺ザワザワしてて、日本語が分からん女性でして。
ヨボセヨ、ナンとか。
要はモシモシ、チョッと待ってクレやろなあ。
日本語の分かる女性が電話口に出ましたから、娘さん、学生にしてはチと声が歳往ってるみたいに思いツツ、同じ台詞を申しましたら、話は聞いてますが、本人マダ帰ってませんので、帰り次第、電話させて戴きます。至って流暢な日本語で、何号室ですか。
そんな事で、部屋を出るワケにも往かず。電話を待つしか仕方がナイ。部屋を出る用事はナイけどモや。
そして、電話はマダやシ、時間も遅いシ。明日にでもスルのかな。そしたら、風呂にでも。と思た矢先にピンポンと呼び鈴が鳴ったから、ボーイさんかいナと扉を開ければ、扉の向こうに妙齢の美女。
トリアエズ、ビックリしたデ。電話なら丸裸で応対してもドもナイけど、電話もナシにイキナリやし、風呂に入ってナクて佳かったなト。
見も知らぬ、初対面の女の子、妙齢の美女に部屋に入ってクレと云うのもナンやから、外で待っててクレと、大慌てで下着入りの袋を手渡し、ホナ、サイナラ。
夜も遅いし、気をつけて帰れヨ。イヤ、工場から帰ってからですから、十時頃でした。
心残りは慌ててしもて、飛行機のナカで読んでた文庫本二冊。下着入りの手提げ袋に入れたママ、出すのを忘れてしもて、渡してしもた事。
モ一度電話して、頼むから文庫本、読みさしやから、返してクレ。とも云えズ。
タブン、お母さんからのと思われたヤロ。其れにしては小説でも童話でも、人生訓でも、落語でもナシ。お堅過ぎる文庫本二冊やった筈。
其れにしても、私も不用心、アノ母と娘も不用心。事件にならずに佳かったですが。
(02/11/22)


NO.23 関空にて(3) 煙草を二服

京都嵐山の紅葉も益々見頃で観光客はワンサカ、ワンサ。
テレビで中継したりして、宣伝するから尚更でして。
十一月に入った途端に連日の如くドノ局でもです。
正しく、観光シーズンで、嵐山界隈、人が一杯、車も一杯、自転車も一杯。人道も車道も車と人と自転車で入り乱れて、人も車も双方交通渋滞。
JR嵯峨嵐山駅なんか、立錐の余地ナシで、ナカに入れば息苦しい程で、券売機だけでは保たんから、駅員さんが駅前の一角に臨時乗車券販売所設営。観光シーズン、いつもの光景ですがネ。
確かに、嵐山の紅葉は綺麗。落葉して、散策するには格好の季節。
ではありますが、人、車、自転車が多過ぎて、人混みばかりでは景観紅葉、落葉を踏みしめる感覚、愛でる風情もナイのでないか。
しかも、何故か観光客、年々傍若無人ブリ目立つ。二人なら二人が横一線。二人なら邪魔にはならんのですが、三人でも、四人でも、横一線。団体さんになるとお行儀が極端に悪くなるのは日本人の特性やろか。
団体さんで多いは中年老年仲間で、道のド真ん中でアッチに往こか、コッチにしよカ。
婆さん、何処にでも往ってくれたら佳いけれど、チと余所さんの迷惑にナラヌよにしてクレ。ベタベタの化粧では景観を損なう故、年齢相応に薄化粧が宜しい。
一番に行儀が悪いは、ナニを隠そお、隠す事も無い。女子中高生の一団が一番に悪い。数十名も居てたら無茶苦茶の糞雌餓鬼。
其れこそ、車が来てヨとも、自転車でも、正面に余所の団体さんが居てヨとも、道を空けたり避ける気配もナシ。天下の公道、我が道也。オマエがドケ。でもナシ。眼も遣らずに完全無視。
意識的か、目でも悪いくて周辺が見えんのか、見る気がナイのか。ハタマタ、最も悪いは頭蓋骨の中身、脳味噌か。そんなんに限って、ヘチャムクレ。日頃はアナ恥ずかしヤの深窓のご令嬢なれど、知能程度、パンパラパンのカランカランになってるワイ。
兎に角、集団、一塊りで移動するから邪魔になって、邪魔になって。さりとて、車で轢き殺すワケにはイカンしなあ。擦れて、怪我されても、風圧で転ばれてもアカンしなあ。
土下座して謝れ、痴漢と騒いだろか。オッサン、金出したら許してヤルとカツアゲでもされたら、阿呆臭い。
要は余所様には無関心のママ、一塊りが移動したり、突然立ち止まったり。婆さんと同様、道のド真ん中で相談したり、談笑したり。
車にしても、ナカには警笛、プップッと五月蠅い程に鳴らすのも居てますが、私は鳴らされたら腹が立つホですから余程の事でも無い限り、鳴らしませんが、アノ態度見てたら、鳴らしてヤロかと。
実際に鳴らしてるのは地方からの車で、慣れぬセイも有るとは思うけど、此れ又、鳴らしっぱなしで、団体さんの一団が居ても速度は緩めず。其処ドケ、ソコどけ。車が通るゾと、そのまま直進。佳くゾ、人身事故にならんナと感心する。
そんな奴にこそ、無視してやれば佳いと思てましたら、そんなんと、あんなんが、口喧嘩してました。
大いにやってクレ、双方、阿呆丸出しを世間に知らしめてクレ。されど、景観愛でる、マトモな観光客の目障り、耳障り。
サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
我が一団、御一行様もチとした団体さんで六名様ですが、云うたらナンやけど、横一線で歩いた事無いゾ。縦一線は有ったけど。
記念写真でさえも、二列が相場。狙いの景観背景にしたいのに、余所様の邪魔にナラヌよに遠慮ばっかりしてるから、ナカナカ撮影出来ずに、時間ばかり喰たり、遂に諦めてしもたりしまして。
悪う云うたらバラバラなんやけど、余所様の迷惑にはなってナイ。自慢やないけど、揃いも揃て、至って品行方正、常識人揃いであると自負してると、此処では云うてオク。
とは云え、マダマダ、Thailand処か関空のナカ。
飛行機の座席を確保すれば、大仕事も一段落ついたし、ホッとしたら、腹減った。
朝が早いのと、搭乗手続きさえ終わってしもたら、時間が有り余る故、其の間に朝食でもとなってたのです。
私も計画の一端聞いてた。のカモ分かりませんが、朝食抜きでソソクサと我が家を出発しましたから、ドするのかと内心心配してたんヤ。
食べる事に関しては流石に女性主力の我が一団。シッカリしてまして、トイレだけに往ってたのでなくて、喰い物の売店を見つけてた。但し、トイレの側でしたが、搭乗手続きが終わったら、佳い場所が有ったワと、縦一列になって、一直線に移動。
出発までには二時間も有りますし、朝食もユックリです。上手い具合に席も空いてまして、適当に注文しまして。云うても単なる売店ですし、ジュース類にコーヒーとパンと豚まんと。餡まんにウドンにラーメン、お握り程度。どっちみち、二回の機内食が出るらしい。
一食では不足と追加注文しましたり、ナカには出入国カードを書いてナイのも居てまして。姉さんですが、豪傑です。
皆様、一度は書いてますから、アやコやと、寄って集って教えまして、無事書き上げまして。
そんなナカ、私は異様な光景見つけたなあ。
関空内は禁煙と聞いてましたが、JTBの店長にですが、煙草を吸うてる紳士が居るゾ。
ト云う事は側に灰皿が有って、喫煙場所が有ると云う事ヤ。
チョイと其方の方向を探索に出掛けましたら、換気扇はついてナイのですが、灰皿が有って、長椅子も有って、愛煙家がコソリとタムロ。私は此方が佳いと愛煙家の仲間入り。
さて其処で、囲いもしてない喫煙所ならドノ範囲を喫煙所とするのかです。
原則、灰皿のある場所から歩いて数歩が限度と思うのですが、遠くからでも見える範囲であると、勝手に解釈してる中年紳士が異常に多い。そんなんやったら、喫煙所は何処までも拡大してしまう。
私は気真面目故、空きスキの長椅子、灰皿の前の席確保で気分爽快。
煙草を一服では物足らんから、まとめて二服。
(02/11/23)


NO.24 関空にて(4) 免税店

勤労感謝の日に小学校の合同同窓会に往って参じましたが、開催地は京都市内。
私は亀岡くんだりから故、朝十時に家を出て、帰宅は夜の十一時。チと草臥れてしもた。
無芸小食、酒呑めず。のクセして三次会までホイホイ参加ですから、当然の事。
昭和三十四年格致小学校卒業の三クラス合同。
小学校の同窓会ともなれば、数十年会ってませんのに、余所のクラスなら四十三年間、一度も顔を会わしてなければ皆目見当もつかず。
イヤイヤ、中学校も高校も一緒なら其処からで、同窓会も中学のなら何回かは開催してますから、お互いに来てれば分かるし、男なら多少なりとも話もしてるから、ナンとはなく想い出しはするけれど、余所のクラスの女性はサッパリ分からず。
正直云えばお、名前お聞きしても、当時の残影、引っ張り出すのに苦労するまでも無く、完全消滅してしもてます。
私はそんな状況にも関わらず、アレはナンとかサンでと、全員の姓と名を完全に記憶してる奴が存在してるから、驚くべき記憶力と特技ヤナと羨ましい。但し、間違いがあろおとも、私は正誤、分かってませんので、皆正解。
この話は別の機会、気が向けばですが、「単なる雑談」にでも廻す事にして、サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
関空の売店で簡単な朝食、一息入れば、そんな処で時間を消耗してるのも勿体ナイし、様子の分からぬ関空でもあります。
「モオ、往こか。」
往こかとは出国手続き等々、免税店見学。免税店では眼の保養と共に、煙草も調達せねばなりません。
御一行様、セキュリティ・チェックに到着。手荷物、ポケットの中身を出しまして、無事通過ですが、此処でも伊丹での一件を想い出す。
韓国往きの際の小母さんからお預りした、娘さんの下着入り手提げ袋。勿論、下着は包装されてますし、X線で見えるワケがナイ。ホカにはアタッシュ・ケース一個だけですから、荷物は通過。
ズボンのポケットからは、大銭、小銭、ハンカチにティッシュ・ペーパーまで、一切合切、出してしもて。我が身と着てる衣服以外、ナニもナシの筈が金属探知器のアーチを潜ると、ピピピと鳴って、引っ掛かってしもた。
心当たりがナイものでして、ナンでかナと想てる間も無く、係官に両手万歳体制で神妙に棒で調べられたら、背広のポケットにナニかの塊が在る。
背広のポケットにネエ。ナンやろかと塊を探せば、小母さんに強引に頼まれた娘さんの連絡先のメモ一枚に高級ライター一個。アア此れか、忘れてた。出してしもて、モ一度金属探知器のアーチを潜れと命じられ。
金属探知器で引っ掛かったのは二回。電子卓上計算機は引っ掛かるのや。小銭ジャラジャラ、ポケットに入れたままの事もありましたが、引っ掛からんかった。
電子卓上計算機は出すのを忘れる事、ママありましたが、通過したりシンかったりで、金属探知器の精度もバラバラで佳い加減。
そもそも、会社からの出張の際にはアレ頼む、此れ頼むと沢山運ばされたし、中身もペレット、半導体素子の事ですが、有ったりして、気が気でナカッタ。
取り上げられでもしたら、仕事にならぬ故ですが、遣られた奴も居るのです。
今回はポケットにはナニもナシ。冷や冷やの物もナシ。機内持ち込み用の手荷物は首からブラ提げる用の鞄と焼酎一パックとその他諸々入りの手提げ袋だけ。
セキュリティ・チェックを通過して、出国手続きも無事通過。単なる旅行者ですから、ナンの心配もしてませんが、字が読めんゾとイチャモンでもつけられたら困りますが、出国手続き完了さえすれば、其処から先は日本であって、日本でナイのです。
ならば、外国かと云えばソでもナク、至って、曖昧なる中間地帯に我が身を置く事になる。
飛行機出発までに搭乗すれば佳いだけですし、ナニよりもブランド物の免税店が一杯ですから、女性なら、見るだけでも楽しいとは思いますが、男の欲しいのは殆どナイのやなあ。
酒、煙草が一応、対象にはなりますが、酒は呑まんし、買うとしても帰りシナ。
煙草も珍しいのがあるでナシ。有っても、味が分かりませんし、チと試してみよかの類の物でナシ。一箱なら試すも宜しいですが、一カートンでは多過ぎるのや。好みに合わんかったらの事ですが、外国産のは不味くてマズクテ、一本だけで悲劇になる事がある。勿体ナイから吸てしまえ。そんなワケにも往かんのや。
マズは息子への手土産、煙草の調達ですが、処で彼奴はナニを吸てたのか。Marlboroであったヨな、MildSevenも吸ってるのを見たヨな。CasterMildも私のを取られたと云えば語弊がありますが、溜置きのをクレとか、一本頂戴とか。
結論は簡単、迷う事は無い。私が吸うのと同じのCasterMildにしとこと、一万円で買える範囲で、日本で課税されたら四カートン、キッチリですが、免税なら六カートン買えて、お吊りが四百円也。
阿呆らしいて其処等で買おてられませんが、そおはイカンし、持ち出せるのは一人で二カートンまでとなってます。
運び役の三人で分配しまして、さて、皆様、色々見たいと消えまして。
有名ブランドのお化粧品が主たる目的ですが、女がこの手のお店に入ると掻き消えてしもて、イツまで経っても出て来る気配ナシ。
念のため、何分後には何処其処に集合とは決めてますが、伊丹の頃の免税店と比べても、規模は大きくも、多くもナシで、チと覗いてみたくなるヨな目新しい物もナシ。
そもそも、お店の数が少ないし、ハッキリ云うて力を入れてナイ証拠。
こんな事では関空も累積赤字拡大で地盤沈下ナラヌ、海面下に沈没も当然。
先の話ではあるけれど、ThailandはBKKの免税店のホが、圧倒的に充実してるし、魅力も有った。
(02/11/25)


NO.25 関空にて(5) イヨイヨ離陸

果てサテ、「騒慌珍嬉のThailand」です。
鳴り物入りの関空。見参、ケンザンも想てた程には大した事ないナ。
エラソに云うても一見さんヤ。右も左も一歩一寸の先さえ分かってナイわい。知ってるのは浮島と云うダケで、御一行様が通過した処だけやワイ。
搭乗予定はタイ航空のTG621となってます故、只々電光掲示板だけが頼りにアッチやな、コッチやなと。ご指示の方角に突き進むだけ。
辿り着いた処は入り口みたいな感じで、扉は閉まってまして。乗務員さん、つまりはスチワーデスさんですが、待っておられます故、右に倣えで佳いのやなと、待つことタッタの数秒。
扉の向こうに無人で赤色の電車が現れ、ピタリと扉の真ん前で停まるがな。停まってからハタと想い出したのが、カノ有名なるウィング・シャトルかナと。
もしかして、此の入り口は乗車口やったのかいな。恥ずかし乍ら電車到着まで知らなんだ。単に右に倣えで並んでただけ。次の展開はドなるのかと。そしたら、搭乗口までは電車で往くのか。遠いのやナあ。
先客には乗務員さんが居られます故、逸る心をグッと抑えまして、紳士淑女面して大人しく、乗り込まれるのをお待ちしてれば、お先にドゾと促され。
ニコリ、左様ですか。ではデハ、ご遠慮ナク佳い席獲得したれ。
御一行様六名先陣争い。ドッと雪崩込めば、車内には誰も居ませんから拍子抜け。専用列車状態やんか。イヤ、もしかして、此処が最初の乗車口かと思案を巡らしたり。
座席も四人分しかナイですから、単なる輸送車やんか。先陣争いする事もなかったデと、ガクリとしたり。
味も素っ気もナイ電車やなあ。目的地まではドレくらいかと、想てましたら、ヤヤゆっくり目の速度で五分も乗ってたやろか。タッタの一駅で到着。一駅しかナイのカモ分かりませんが、物足りんナと勝手なものであります。
歩いても佳い程の距離ですが、浮島ですから面倒な事や。時間的余裕は有りますからどちらでも構いませんが、歩けば矢っ張り遅刻で積み残される危険性大。
ウィング・シャトルから降りれば、又マタ電光掲示板を頼りにアッチやナと。一見さんは辛いです。様子がサッパリ分からぬママ、ナンとか機内に潜り込めば、タイ美人のスチワーデスさんが綺麗、華麗、民族衣装で身を飾り、両手で拝むヨにお出迎えして戴きまして。
一段とイチダンと、幾重にも重ねて数十段、Thailand往き気分に相成り申した。
座席は決まってますが、我が御一行様、先着順にお気に入りの座席に座ってられますので、空いた席に着席。当然通路側でありますゾ。
久しぶりの飛行機です。十年ブリでありますれば、正直云うて浮きウキ気分。天にも登る心持ち。飛行機ですから、正しく、雲のウエ、天空に登るのですがネ。
座席のポケットには案内書が何冊か有りますれば、機内でナニを売ってるのかと、帰りしなもタイ航空です。興味津々、免税品のカタログを見たけれど、此れと云うのはナカッタなあ。
飛行経路の地図もありますから、Thailandは何処やいな。Manila経由やから、こんな具合に飛ぶのかナ。等と手当たり次第に取り出しまして、一々物珍しく、お上りさん状態。
云うても、案内書は二冊ダケ。ホカにはゴミ入れ袋と、ヘッド・ホン。ゴミ入れはマダ用事がありませんので、折角やからと、ヘッド・ホンを袋から取り出し、ドするのかナ。
此処等にジャックを差し込むのヤロと、差し込めばキッチリ差し込めますから間違いでナイのですが、ピーピー、ジャージャー、雑音だけで、音楽もナンにも聞こえてナイ。
適当にツマミにボタンを弄くりましても、消えたりするだけで、相も変わらず、ピーピー、ジャージャー。
ツマミとボタンには文字が書いてるのは分かってますが、読解不能。タイ語か英語かとは思いますが、擦り切れてるのや。ツマミはチャンネルか音量かドッチかヤロとは思いツツ、ドしても鳴ってクレませんから、故障ヤデ。
さて果て、我が席の横手は嫁はんで、窓際にはシッカリ、妹が着席。我が前には姉さんで義姉で、姪が窓際の布陣でありました。
乗り込んだが最後、煙草がネ。吸えませんです。愛煙家の仲間が居てれば、搭乗前にチと其処等を探索、喫煙所を探すのですが、女性主力の布陣ではなあ。
念のため、確認しました。座席には灰皿の名残は存在してますが、封印してやがってからに、ケチなタイ航空メ。
嗚呼、此れからナン時間もの禁煙かいな。ナニが辛いと云うて禁煙が一番に辛い。
女性陣からはのど飴が廻って来たりしますから、口が寂しいので遠慮ナク戴きまして。
サテ、アナウンスがサッパリ分からず。英語、タイ語、ハングル語にその他諸々、Manila経由ですから、フィリピン語、とは云わずにピリピノ語ですが、やってるのかナと。日本語になればホッとしまして。
結果、内容ナンにも聞いてませんが、トリアエズ、ベルトを閉めろと云うてるのヤロ。禁煙の印も表示されてますが、意味無い表示なんか消してマエ。イツ消えてクレるのかと、期待だけさせやがって。手違いか故障で、印が消えても灰皿がナイやんかと、腹が立つ。
腹立ててる間にも、飛行機はおもむろに動き出し、イヨイヨ、日本脱出かと感無量。涙がポロリとまで云うたら嘘にナル。
願わくば、何事も無く、無事に日本に帰還したいナと、早くも帰りの事をチラリと念じタリ。ナニせ、テロと事故、頻発の時期でした。(NO.0の一覧表参照
首からブラ提げる用の鞄は嫁はんの云いつけどおり、座席でも肌身離さず、首からブラ提げてます。
鞄には入れてた筈と、中身を確認すれば有りました。メモ用紙とサイン・ペン。
遺言ならイツでも書けるけど、ヨ考えたら嫁はんも一緒やった。そしたら息子宛かいナ。されど、文面までは考えてナイ。
(02/11/26)


NO.26 タイ航空TG621便(1) コーヒーの話

サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
往きがManila経由で八時間。
タイ航空TG621便、機体が動き出し、速度を増して、ガタガタ振動、バリバリ唸り。
関空の滑走路はそんなにガタガタ道かいな。車輪には空気が無くて、タイヤは金属製で、機体は風圧に耐え切れズ、離陸するまでに分解しソな程に悲鳴を上げ乍ら、アレよアレよと思う間にもグングン、グングン、高度上昇。
旋回すれば、只でさえ方向音痴故、何処が何処やら分かりませんが、チラリと見える下界は綺麗です。
常々想てます事の一つに離陸の際の旋回は乗客へのサービスでないかと。証拠には、右に左に何回も機体を傾け、見易いヨにしてクレてます。
妹が凄いナと一言。ナニが凄いのかと問えば、主翼のナカの配線丸見えなんやて。此奴は窓際ですから、佳く見えるのですが、私の席からは見難いのやワイ。
さて、韓国SEOUL往きならば、一時間で到着ですから、スチワーデスさんは大変ヤデ。
ベルトは閉めてるか、新聞、雑誌はドかと、救命道具の取り付け方法。
離陸したと思えば即刻です。キャンデーは、お絞りはと、機内食を配り出し。或いはお飲み物は如何かと巡回したり、免税品の注文に大わらわで、殆ど動きっぱなし。
しかるに、韓国便の免税品は充実してますから、私も往く度に女性陣のために土産物を買いました。
特には口紅が安いし、手頃でナニよりも嵩張ってナイし、機内限定販売のも有りまして。買うならばですが、嫁はんのが一番ですが、一人に買えば、佳い歳した婆さんですが、我が母にも要りまして。妹のモとなれば、トキたまですが、先方の母上様にもとなったりで、口紅を貴重なる土産物にしてたのヤ。
比地木に里帰りする予定が有るならば、義姉が二人居てますので、其の分モとなったりして、流石に、里の婆さん、義母は使いませんので要りませんですが、其れだけでも軽く足が出てしまう。足処で無くて、ヘソクリ散財無惨霧散。
お土産も同じ口紅バカリとも往かズ、トキには予算の都合にもよりまして、二度に分けて調達した事もありました。
Gucci製袋に入れられた化粧品セットが有ったのですが、値段がネ、チと高目でネ。
チと処か可成り高かったのですが、一大決心したは佳いのですが、嫁はん、母、妹、義姉の分も含め、五人分ともなれば、掛けるの五ヤデ。多少のお小遣いで足るもんか。
アイタタタのタと、清水の舞台処か、飛行機からパラシュートなしで飛び降りる程の決心。そんなら、アイタタタで済みませんがネ。
私の物はと云えば、梨泰院でWorldHuntingの小銭入れ一個とReebokの運動靴。
運動靴は千円でしたから、家族五人分買おた。ナンでも母用が要りますのや。履きもせんクセしてナ。
梨秦院ですから当然贋ブランド品也。当時は贋ブランドでも税関では引っ掛からんかった。但し、一個や二個、三個かでありまして。五個ともなれば、限度ギリギリ、係官の気分一つであったヨな気がしてる。
まあ、云うたら商品、商売用と判断されれば没収でしたが、家族の分でアルと云い張れば、片目二つ共で、両目を瞑ってクレたヨな感じ。
間違い無く、五足の運動靴は家族分でありましたが、分かったワカッタ、モオ佳いからサッサと往けと、幸な事に押しやられてしもた。
イヤ、云うたらナンですが、真偽の程は分かりませんが、彼方様の話では韓国にReebokの工場が有りまして、其処で製造されたモノの横流しでアルと。にも関わらず、細工が悪いのか、材料が悪いのか、矢張り贋物であったのか、スグにも擦り切れてしもた。
しかるに、WorldHuntingの小銭入れは皮は柔らかくて、丈夫でネ。重宝してましたが、イツの間にやら、母に取られてしもた。
ナンでも取られてしまうのです。家のナカに正体明確なるドロボが居てるのヤ。
何れにしましても、免税品は化粧品と洋酒は種類も豊富やったけど、我が息子共用のはナイのです。飛行機の模型も有りましたが、一度買えばオシマイやしねえ。
結果、彼方の空港の免税店で習字用の筆に硯、墨を買おたりしたなあ。ナドと、韓国での事に思いを巡らしてましたら、廻って来まして。
お菓子であります。戴きましたら、飲み物は如何と廻って来まして、タイ人スチワーデスさんにホットをクレと注文したなら、怪訝な表情されまして。
ソバには日本人スチワーデスさんが居てますから、彼女にホットをクレと云うたなら、
「コーヒーのですか。」
外国往き飛行機に乗ったが最後、日本的感覚は通じません。
と思てたら、そもそも、コーヒーは運んでナカッタ。別途、厨房に取りに往かねばならぬラシ。
運んでる飲み物の種類は、ジュースと缶ビールなんやて。
イヤイヤ、ソ云えばですが、話のツイデのツイデ、ではありますが、韓国便ではホット・コーヒーでも通じなんだんや。
コーヒーでダメなら、カフェか、コウフィか。でも通じませヌ。マサカ、漢字で珈琲はナイから、アルファベットを並べて、Coffeeクレ。そしたら、
「コピですか。」
とはハングル語で返事されたのですが、Copyなんかして要らん、Coffeeや。
「ハイ、コピですね。」
お国が替われば発音が異なる。韓国では、「コピ」、ラシかって、コーヒー一杯飲むに草臥れてしもた。こともありました。
(02/11/27)


NO.27 タイ航空TG621便(2) ビールの話

サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
タイ航空のTG621も雲のウエを飛行してれば、景色を横目で見ても変化が乏しいからショオモナイ。
機内食は喰ってしもて、お国が替われば発音の難しい単なるCoffee一杯。
米国便のJuneさんの奥様の発音ではColaが出て来たんやテエ。
私も若い時ならば、Colaの瓶一本でも軽く飲めたけど、加齢と共に欲しくもなくなってるし、飲んでも数口が佳い処となりましたし、韓国便でCopyと聞いても、機内にCopy機が有るワケないけれどヤ。マゴツクわい。
思うに、スチワーデスさんたる者、日本人乗客に接するは一度や二度でもあるまいに。発音にも慣れてクレと想うは私だけやろか。
ホット・コーヒーにしてもツイツイと日本の喫茶店かファミリー・レストランで注文するみたいな調子でホットとだけ云うてしまうのヤ。
其れで充分に通じてるからで、ホット・ココア、ホット・ミルクにホット・コーラに暖かい紅茶に熱燗が出て来た事無いで。そやけど、ホットと云えばコーヒーでアルと思い込んでる私もイカンのですが、顔だけ見ても日本人とも分からんやろけど、そしたら私はナニ人に見えるのヤ。
とは云え、此れも又、旅の想い出にはなります。そしたら、其れを意識してのスチワーデスさんの高等戦術かと想たりモして。
兎に角、日本人、スチワーデスさんにお願いしまして、無事にホット・コーヒーも戴きまして、一息ついて。
暇なら、寝てたら佳いのですが、寝る気にもナラズ。周辺見渡せば、毛色のチガウ乗客が多いのに気がついた。
明らかに日本人ではナイぞ。さりとて、韓国、中国、欧米人でもナシ。そしたら、フィリピンか、タイ国人かとも想うのですが、若い女の子が矢鱈に多い。
若いとは高校生か大学生程度の年齢。言葉を聞いても国籍不明。タイ国民族衣装のスチワーデスさんには話をセズ、其れ以外の乗務員さんにナニかと注文してたから、タブン、フィリピン人かナと。
連中の忙しい事、忙しい事。喋ったり、音楽を聴いたり、Colaを飲んだり、お菓子を喰ったり、お化粧をしたり。
ナニナニ、お化粧するなら社会人カナ。等と暇に任せて余計な事まで考えて。
早い話が何処の国の人かと観察してたのですが、韓国、中国、日本人ともなれば、外見だけでは区別出来ませんが、ナンとはナシに、日本人ではナイぞと想うのですが、アンタ何処の国の人と、確認スルわけにもイカズ、勝手に思案を巡らすダケやんか。
飛行機で長時間となれば、ハワイがソでした。
私共夫婦だけで往ったのですが、同じツアーには大勢さんが参加してまして。其れは佳いのですが、飛行機のナカで一番辛かったのは座席が六人掛け中央ド真ん中。つまりは、我が夫婦の両脇にお二人様ですから、トイレに往くにも見知らぬお方に断らねばナラヌ。
知ってる相手なら、チとトイレやスマンノオ。退いてクレですみますが、何処の何方様か知りません故、起きて居られれば佳いのですが、寝てられたら、起こしてまでは申し訳ナシと想うがな。切羽詰まったら我慢堪らず、退け、ノケ、漏れてしまうと飛び跳ねますが。
反対方向のが起きてたら、其方から往ったりしましたが、お二人様となれば、どちらかが寝てるとか。寝てるフリしてやがるトカ。
コーヒーを頼むにもチと遠慮が有ったりしましてネ。イヤ、下手に飲めばトイレが忙しなるやんかトまで考えますやんか。
其の点、御一行様六名ですから、気は楽でして、私はナン回立たされた事か。こんなトキの通路側は忙しいのやワイ。
そしてです。ハワイのトキには通路側の連中、起きてるトキには、只なモンやからビールに洋酒をガバガバ呑みやがって。
私等は酒には弱いけど、弱いのと、呑めんのと、呑まぬのとはチガウわい。チと呑みたいナと想ても、トイレの事を考えてしまうやんか。
ビールと云えば、韓国出張のトキですが、止せば佳いのに缶ビールを呑みまして、真っ赤っ赤になってしもて。元々、真っ赤っ赤になるホですが、途中でイカンぞと半分で辞めたのですが、上空では気圧の加減で酔いの廻りが早いのか。私の面の皮が薄いのか。
イヤ、観光なら構いませんが、仕事ヤ、出張ヤ。
空港から其のママ、ホテルに直行とか、工場に自分一人で往けるなら、其処等で適当に酔い醒ましも出来ますが。
其れこそ、HotのCoffeeでも、Colaでも、Copyでも飲みましテ。となるけれどヤ。空港には工場からのお出迎えが来てるのです。ハングル語が分かってませんので、拉致されてはイカンと安全のタメです。
トイレで時間を潰したろ。云うても五分か十分が限度です。三十分も一時間もトイレに隠れて、意図的行方不明。そんな事して、ホントに拉致行方不明者として捜索願い出されてしもたら困ります故、勇気を奮て出口に到着。一発で悟られてしもた。
「顔が赤いですネエ。」
デハと工場には直行セズ、寄り道して戴きまして、喫茶店。HotのCopyクレと三十分。
以来、周囲の雰囲気に吊られ、ビールは呑まヌよにしましたが、其のトキは夏場で喉が乾いてて、欲しいトキも有りますやんか。
そんな意味なら、Thailand往きは観光ヤ、観光ヤ。
ナンの気兼ねも要るもんか。ましてや、有利な通路側やし、折角や。Thailandのビールはどんな味か呑んだろかいなと。像の印のビールを戴いた。
カと云うて、日本のビールの銘柄の、麒麟にアサヒ、サントリーの差さえ分かりませんし、ビールはビールの味しかしてナイけれど。
前の席の姉さんはお強い故、自分も呑んでるクセして、どんなカな。チとクレと、半分取られてしもた。欲しいのなら、何個でも戴けますが、私は半分で充分。
矢っ張り、トイレ往きとなりまして、トイレを求めてフラフラと、酔おては居てない筈ですヨ。
我が現在地は機内です。機体そのものが不安定なる空中に存在故、地に足つかずに揺れてるダケ。
トイレは何処かと、探し求めてたらスチワーデスさんが沢山居てまして。往き過ぎてしもて、厨房やったりしまして。堪忍ナと引き返し。
ラシキ場所には、「Vacant」と表示されてますから、空いてるナと。されど、扉をドして開けるのかが分からんのや。取っ手がナイもんでして。
マゴマゴしてましたら、厨房に居たスチワーデスさん、
「Push、Push」
と英語で教えてくれた。
兎に角、押せば佳いのやなと、扉を押すのですが、押しても開かんから、又々マゴマゴしてましたなら、しっかり見てたスチワーデスさん、「Push」と扉を押せば、一発で空いてしもた。
押された場所を佳く見れば、英語で「Push」としてあるがな。
ナンのナンの。多寡が像の印の缶ビール半分如きで酔っぱらうもんか。馬鹿にスナ。
さっきから云うてるやんか。機体上空故、揺れてるダケや。
(02/11/28)


NO.28 タイ航空TG621便(3) Manila空港

想わぬ出費があって、金欠病。
金欠病は昨日今日の話でなくて、慢性的。
ではありますが、二男のバッテリーの件もありましたので(「騒慌珍嬉のThailandNO.1」NO.18 出発間際の大騒動(2)参照)、我が愛車のバッテリーも替えたのです。
希しくも、あの日はネッツ・トヨタの案内状が届いてまして。
洗車、オイル交換、点検諸々同封の券を持って来て戴けば、相当なる値引きをシタルから超お得ヤゾ。との殺し文句と、ホットのコーヒーも戴けます故、帰りしなにチと寄ったのです。
緊急事態発生で、案内状一式、持って往ったのですが、袋のナカには色鉛筆一本。削って出た色で景品がアルのですて。結果は歯磨きチューブ一本。ホカにナニがあるかまで見てませんでした。鉛筆で抽選が出来るのも知らなんだ。
点検して戴けば、ナンとかの部品がボチボチ寿命です。ホットきますと、ハンドルが取られますから今のウチに交換を。
バッテリーも弱くなってますネ。今ならサービス期間です。ン千円の処、約半額で四千五百円ですが、ドされますか。
バッテリーは交換予定にしてましたが、此の際、万事宜しく頼むと返事してしもて、総額二万円でお吊りが少々。忽ちにして自粛緊縮困窮財政。
当面は欲しいモノも控えねばナラヌ。本屋にもコンビニにも立ち寄ってませんでしたが、ドしても要るモノがありまして。
単四の乾電池数個とセロテープ一巻ですが、セブン・イレブンに入ったツイデにアレもとなりまして、総額締めて八百円也。予算チと苦しい故、ドしょかナ。返品シヨか。今更ナと想い切って買う事に。
そしたら、レジの姉さん。ドゾと箱を出して来た。明かに抽選の箱やんか。
七百円以上の買い物ですから一枚取ってクレ。返品せんといて佳かったなあ。
ご指示どおりに一枚取ったのですが、破ったら佳いだけの三角クジでナシ。マクドナルドがやってるヨな十円硬貨で隠シ塗料を剥がすのでもナシ。数字、記号の羅列でもナクて、私にとっては、新種のクジやんか。
加えて老眼故、細かな文字まで判読出来ず。恥を忍んで、助けを求め、
「ドするのですか。」
美人の姉さん、厭な表情一つセズ、クジを渡せば、メクッてくれた。ソか、メクルだけかと。
「お目出とう御座います。当たりです。」
私がクジ引きで当たるのは珍しい事。
マクドナルドのでさえ、当たった事ないですから、年末ジャンボ宝クジ処か、宝クジそのものを買おた事がナイ。
そんな私でありますが、信者ではナイけれど、正月元旦には大本教本部で福引きがありまして(「単なる雑談NO.14」267.大本教での福引き大当たり参照)、今年は上等が当たったのですが、今まで大して佳い事無かったけれど、此の事かナと。ハタマタ、Thailandに往った事かいナと。
コンビニで当たったのは、果たして豪華景品、新車一台獲得したのカモな。マサカなあ。とは想いツツも、淡い期待を抱いてましたら、姉さん、商品棚に向いまして、
「此れです。お目出とう御座います。」
戴いたのは、「元気発進、エスカップEC」なる医薬部外品のドリンク剤一本。只ですからナニを戴いても万歳ですヨ。そやけど、私は飲む習性がありませんので、二男にやろか。
イッソや、ツイデや。ドリンク剤一本当たった勢いヤ。一生一度の大勝負、二千二年の締めくくりで、年末ジャンボ宝クジを十枚買おて。
十枚は辛いから五枚にして、運が佳ければ一枚でも当たるヤロ。
運任せで、一攫千金、一億円でも当てたろカイな。一千万円でも、百万円でも当たればナンでも構いませんです。文句は申しません。
そしたら、慢性金欠病も一気に解消しますから、毎日でもセブン・イレブンで七百円以上の買い物しまして、売り上げ向上のお役に立たせて戴きます。其の頃にはクジは無くなってるカモ分かりませんが、宝クジはイツから発売されるのかいナ。当たっても、生活費に廻ってしまうと想うケド。
チナミニ、上等はプリペード・カード、三千円、千円、そして、スカは鍋物五十円引きですて。私のはスカではナイです。商品無料引替と云う事で、引いたクジに、「ドリンク剤」としてあったのですて。見てナイけどナ。
サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
機内食を喰った途端に、トイレが一斉、数珠繋ぎの満員御礼状態故、空くのを待ってただけですが、待ち過ぎた。
我慢はしてませんが、何人かでも先客居てれば、場所も分かったシ、コソリと覗き、開け方学習出来たのにト。
トイレは何処かと、観察もしてませなんだ。大抵なら機体最後尾にあると思てましたのに、厨房になってたダケやんか。
真っ赤な顔した、ヘンなオッサン、ノコノコと、厨房に迷い込むから、スチワーデスさんも驚いたヤロ。
無事に用足しシタ頃には機内の大画面に映し出された飛行経路の現在地がManila上空になってます。
なってからダイブしてからのアナウンスで、Manila空港では給油しますから、乗客は降りてクレ。BKK空港まで往く人は荷物はそのままで結構。Manilaまでのお方は、お忘れ物ナキよに注意セヨ。
アナウンスはシカと聞きましたが、其れでドしたら佳いのか心配してましたら、日本人スチワーデスさんが、「TransitPassenger」と書いたプラスティックの札を渡してクレて、再度TG621に乗るトキまで大切に持ってて頂戴ネ。
兎に角、此の札を無くしたら乗れへんのやなと、シカと握り締め。
(02/11/29)


NO.29 タイ航空TG621便(4) 胡散の臭いトイレ(1)

イヤハヤ、「騒慌珍嬉のThailand」です。
我が御一行様は、乗り継ぎですから、機内から持ち出すのは首からブラ提げる用の鞄だけ。
ですが、出て何処へ往って佳いのヤラ。ロープで区分されてますので、アッチかな。
と想てましたら、其のアッチの方から、コッチやコッチと手招きする人が居てまして。手招きの方法は手首ブラブラ、招き猫のオイデ、オイデ。ではなくて、我が首にロープでもくっつけ、強引に引っ張るヨな所作。
如何にもフィリピン人風、初老の小父さんですが、首からデカイ身分証明証をブラ提げてますが、制服を着てません。人相は穏やかソですが、胡散が臭いヤンカいさ。
親切ぶって、ヘンな処に誘導されても困ります。さりとて、ソッチに往くしかナイよな雰囲気ですから、トリアエズは信用しまして。
イヤ、大勢はチガウ方向に往くのですが、手荷物を持ってますから、Manila空港マデの人故、ついてくワケにもイカズ。逆らわずに従いましたら、其れだけの事でナニもナシで一安心。
ですが、ナンやいな。又かいな。
早速にも、姉さん始め女性の皆様、トイレに往きたいのやて。機内で往っとけ。往く先、往く先、此れでは堪らんゾ。
私は出来ればですが、一時間もあれば、空港内をブラブラしたかった。
一人ではヨやりませんです。迷子になったら怖いですが、六人も居たら気丈夫、大丈夫、心強いモノがある。ですが、ソソクサ、連れだち消えてモタ。
関空みたいに荷物は預かってませんが、又もや一人でボケッとしててもショがナイやんか。
ソやから云うて一人で遠くに往くワケにもイカズで困ったもんヤ。ホントに困ったモンなんやで。皆様が用足で戻って来ても、見える範囲に居てなんだらアカンやろナ。
トイレの近い女性陣。男みたいに早いのなら、待っても知れてますが、女性はトイレで小用以外にナンの用事があるのか知りませんが、矢鱈長いやんか。しかも五人一斉ですから余計に長い。五人分空いてたら、一気に終わりますが、ソは往かんヤロに何故か一緒に往って、一緒に帰還。
そしたら、私もツイデや。往っとこかいな。イヤイヤ、我慢堪らんのでなくて、社会見学や。
外国です。Philippineです。Manila空港のはどんなトイレか興味アリ。
折角、Manilaに来て待合所しか知らんかったより、せめてトイレだけでも見学しとこ。往けば多少なりとも小便も出るヤロしと。
待合所は人も多いし、明るいのですが、トイレへの通路は狭くて薄暗くて、通行もマバラ。云う程に遠い距離でナイですが、目印に従い突き進めば、一段と暗い場所にラシキ入り口発見。男であっても見知らぬ場所で、薄暗いのは気持ちの佳いものでナイ。
ナカを伺えば、勿論、男子用トイレと分かってますが、ガラガラやんか。
ガラガラとは誰も居てナイと云う意味ではなくて、空きスキと云う意味であって、広くて、明るくて。されど、綺麗でないトイレに三人居てる。
イヤイヤ、こんな場所での若い衆三人はチと気を使う。ましてや、相手は外国人也。
イヤ、私が外国人ですが、ナニやら彼方語で喋ってますから、知り合いナンやろカ。
話てる言葉が理解出来れば左程でナイけれど、サッパリ意味不明ですからナニを相談してるのか。余計な相談してくれるなヨ。此のオッサン、襲たろカとか、脅迫でもシタロかとか。でなくても、下手には声掛けんといてクレ。私は言葉は分かりませぬ。
しかるに、日本でも見知らぬ男三人衆がトイレに居たら、気持ちが悪いやろな。
ヘンに広いし、明るいし、ホカには第三者も居てナイし。入って来る気配もナシ。お互いが赤の他人なら佳いのですが、三人衆なら、三対一。一人でも相手をヨしませんのに三人ではコテンパンに遣られてしまう。
トイレで話をしてるだけでも胡散が臭い。しかも、三人は小用を足してるワケでナシ。手洗い場にタムロしてるだけ。此処は会議室でナイのやゾ。
しかるに、ウチ一人、私が入るなり、ニコリとしやがった。
知らん奴からのニコリだけでも気持ちが悪いのに、物腰柔らかに手でドゾと促しヤガル。促された先には小汚い小便用便器が十程並んでまして、ガラガラなんヤ。便器は誰も使てナイのやで。
ワザワザ、ドゾと促されんでも、私にも両眼がついてるから、入った瞬間に分かってますが、促されて、逆らう事はないのです。逃げるにも遅シです。
平静、平然、オマエ等なんか、ドもないぞを装いまして、屈強の三人衆の中央突破したれ。其のウエで、我が身に指の一本でも、触れやがってみい。
三人束になって掛かって来い。ナンやな意気地ナシめ。こんなオッサン一人が怖いのかいな。剣道、柔道、空手にレスリング、少林寺拳法なんか知らんワイ。
日本語で、タスケテクレ。英語でなら、ナンと云う。HelpMeやろか。残念無念、ホカの外国語を知らんのや。
兎に角、ナンでも佳い。口から出任せ、ワーでもギャーでも、救いを求め、大声で悲鳴を上げたるからナ。
どっちみち、喧嘩しても大敗、ボコボコにされるダケ。サア、ドにでもシヤガレ、覚悟しての蛮勇奮ての中央突破。
やのに、三人衆、我が身に触れる処か、我が進むべき路を大きく開けやがる故、余計に胡散が臭いやんか。
ましてや、往くべき先はトイレの奥でドンツキで。
背後には外国人三人衆、イヤ、私が外国人やけど、我がホを見つめてるワ、退路は断たれてるワ。ナニを相談してるのか分からんし。
此んな戦況で落ち着いて小用足すなんか無理なるゾ。
(02/11/30)


NO.30 タイ航空TG621便(5) 胡散の臭いトイレ(2)

イヤハヤ、「騒慌珍嬉のThailand」です。
乗り継ぎのためのManila空港にて、女性陣、皆トイレで私もツイデのトイレです。
明るくて、広くて、チと小汚いトイレに正体不明だけに胡散の臭い三人衆。
小汚いと申しましても、汚れてるのではナイのです。
古くて汚くなってるダケでありまして、床は綺麗に水拭き、清掃され、汚いなりにも清潔感がありまして。
便器も詰まったりはしてませヌ故、もしかして、三人衆は清掃屋さん。と想たりもしましたが、広いとは云え、三人は人数多過ぎるし、そもそも清掃用具を持ってないやんか。
空港自体が古いみたいで、待合所も古くて、椅子も小汚いけれど年季が経ての事。
しかるに、トイレに居てる胡散の臭い三人衆の視線を感じヨが感じマイが、此処はトイレであるからにして。
彼方様は雑談、私は小用。ホカには誰も居てませヌ故、ドンと構えてド真ん中。ナンならサア来いと度胸タップリ。三人衆から手が届く範囲の一番手前。
とは往くもんですか。一番遠い場所、近寄って来られても、ワーでもギャーでも叫べる時間的余裕の確保出来る位置。一番奥の片隅に遠慮深くに陣取りまして。
出よが出まいが、邪魔ヤなと、首からブラ提げる用の鞄の位置を気にし乍らも、小用準備体勢に突入。此の段階で、胡散の臭い視線は我が右手になってます。
チラリと横目で奴等の様子を伺いツツ。急襲されても逃げ道は閉ざされてるけれど、襲われるにしても、心の準備が欲しいし、頭のナカでは、こんな体勢で襲われたらドショ。
Help Meと大声出して、助けを求め。イザ、援軍来てくれても恥ずかしいやんかいさ。されど、生死に関わる緊急事態で、格好なんか、構てられるもんですか。
三人衆は我が心境に斟酌も無く、雑談してやがってからに、ハハハと笑てもいやがる。
ソカ、Philippineでも笑うトキはハハハかいな。日本と替わらんのやナ。
場の雰囲気にも抵抗力がついて来たのか、慣れて来たのか、多少の気分的余裕も出て来たけど、視線を感じ乍らでは出るモンも出るもんですか。
元々、切羽詰まってナイのやワイ。単に暇に任せて、Manila空港のトイレはどんなんかナと見学しに来たダケやんか。にしては、マダマダ雰囲気異様なために緊張感で一杯で、ナカナカ出てクレませヌ。
要らぬ社会見学、するのでナカッタ。矢っ張り、男がモ一人居てればこんな胡散の臭いトイレにでも一緒に探索出来るし、三対二なら襲うにしても逡巡。襲われるにしても、応戦可能。拳銃、ナイフが出て来たら、ドショもナイけど、気の持ちヨがチガウ。
等と考え乍らもヤットコサ、出ソになったのにです。一人がハハハと笑い乍らツカツカと、移動開始しやがったから、パタリと収まってしもて。
移動の方向は我が背面でアル。妖怪でもあるまいに、背中にまで眼はありませヌ。
全神経を其奴に集中。耳鳴りしてる耳を研ぎ澄まして足音を頼りに距離感を探れば、数歩以内に接近した処で足音途絶え、バタンと扉を閉める音がした。
背面には四室に区切られた大便用トイレが存在してる故、入りやがったのかと。確認のために振り向けば、我が真後ろの小部屋に入室してやがる。矢っ張り、一番奥の端。
しかも、体勢までが明確に分かるのです。入ってナイから構造までは知らんけど、扉の幅が中途半端にも三分の二程度ですから、完全には閉められんから鍵もナイのかな。上下に隙間があって、ウエには首から先、下には足元、膝から下が見えてるやんか。
要は、キッチリ閉められん扉に其の身を隠すが如くに突っ立ってやがる。突っ立てては大便出来んやろにナと想てましたら、聞こえて来たのは放尿の大きな音。落差が有るから仕方がナイけど。
彼方さんのホが遠慮して、小部屋に入ったのかいな。或いは、背面にて小用してから急襲計画してやがるのカ。
イヤイヤ、次第にそんな危惧も感じんヨになって来たのです。チラリ、チラリと背面伺うに、真下の便器に狙いを定め、小用に集中のご様子。
高さの低い便器ねえ。どんな便器か見てみたい。とは想たけど、そんな事出来る気分的余裕はナイわいナ。
私も負けずに集中せにゃならぬ。単なる社会見学だけのツモリであります。用事完了次第退散せねばナと、想た瞬間にチラと出たか出てナイのか分からんクライに出てクレた。
背面の若い衆はマダ小部屋。右手を伺うに、一人が消えて、一人ダケになってます。
手薄になった今のウチに退散したれと、予めハンカチも準備して、緊張感漂う面持ちのママ、洗面所に直進する事にした。
残ってたのは、ニコリとしてドゾと促しやがった奴で、我が動作を察知するや否や、ニコリとしやがり物腰も柔らかくに、洗面所の水道蛇口を捻り、水を出してクレル。オマケに、ドゾ、此方でお手をお洗いなさいマセと促しやがってからに。
ナンやな此奴、そんな事くらい自分一人で出来るワイ。蛇口の捻り方クライ、知ってるワイ。
とは想いツツも折角やから、出してくれた蛇口で手を洗えば、手際佳くも、お見事、早業、ロール紙をパッと拡げて、ドゾ。
私も負けずに手際よく、ハンカチで手を拭いてるのやで。指し出された紙を戴いても佳いけれど、結果、料金ナンボと請求されても言葉が分からんやんか。
此奴を真正面から見据えれば、身分証明証を首からブラ提げてるのです。矢っ張り、トイレの清掃担当者か。ハタマタ、ナニ者かいな。紙で手を拭けが分からんし、ハンカチで拭いてるから勿体ナイやんか。悪人では無さソですが、意図不明。
もしかしてですが、此処は外国です。チップが要るにしてもです。フィリピン通貨のPesoやCentavo貨幣なんか持ってナイ。日本円にしても、幾ら払えば佳いのヤラ。こんな場所で、財布を出すワケにも往かんヤロし、ポケットに小銭を入れる習慣もナイものでして。
よって、お手拭き用ハンカチなら、ホラ、此のとおり。持ってるデと、示してやって。委細構わず、ホナ、サイナラ、堪忍ナ。理解出来ヨが出来まいが、堪忍ナだけですが、京都弁で言葉を発して、アトは一目散。
匂いはしてないけれど、胡散の臭いトイレから大急ぎ。
走ってはいません。短い足で大股脱出。
(02/12/01)


NO.31 タイ航空TG621便(6) 胡散の臭いトイレ(3)

イヤハヤ、「騒慌珍嬉のThailand」です。
お国が異なれば風俗習慣、顔つき、言語に考え方も異なる。
分かってますが、トイレだけに胡散の臭い三人衆はナンやった。
我が箪笥は小さく狭く、引き出しの数も少なくて。元々外国情報、国内にしても乏しいけれど、斯様な情報、整理整頓処か未入力。
反対に、小用に切羽詰まってましたら焦ってしもて。余計な事考えてる暇さえナクて、脇目も振らずにトイレに駆け込み猪突猛進一直線。
タムロしてる若い衆が三人が十人でありましても、三十人なら入り口が満員御礼状態ですが、人相が悪かろが佳かろとも、手にはナイフに拳銃持ってヨとも、目に入らず、目もくれず。
空いてれば、頼むから其処退いてクレ、漏れソなんやとカキ分けまして。漏れても困るし、効率佳く一番手前、至近距離の小便器で用を足し。
落ち着いてから周辺見渡し、ギクリ、ドショとなってたカモ分かりませんが、ナニも見てないフリして逃げてマウ。
しかるに、折角やからと、社会見学、トイレの内部状況不可解故、気持ちだけの小便チョロリと出して、無事退散しましても、アレで佳かったのか、悪かったのかと悩みますがな。
もしかして、日本円であってもチップを幾らかでも渡すベキであったのかと。
チップとなれば、想い出すのはハワイでの宿泊先のホテル名称忘れましたが、一度クライ、ロブスターを喰おかと、注文しましたら、デハと案内されたのは設えた水槽の前。
其処に居てるロブスターのドレにするかと問われ、適当に嫁はんと二人分を指名。其れ以降もロブスターなんか喰った事無いけれど、更にウェイターからロブスターには白ワインが合いますですが、如何で御座いますかと英文ズラリのワインの一覧表を見せられ、チンプンカンプンで眼は点と成り。白ワインがナニかどころか、赤、黒、緑に黄色の区分も分からんクセして佳い格好して、この際ツイデで、佳きに計らえ。
ドせ、グラスにホンの一杯と想てたのが、ドカンと瓶が一本来てしもて。勿体ナイとは思いツツ、ドチミチ呑めませんから、テーブルに残したままの料金精算のトキでした。一体幾ら取られるのかと、数少ないDollar紙幣を握り締め。高ければクレジット・カードにしよかト迷いツツ。
会計担当の妙齢かドかまで分かりませんが、超美形の白人女性でしたが、お食事合計金額、ポンポンと金銭計算機のキーを叩き、此れに掛ける事の税金十%也。
当時の日本の消費税三%の時代故、十%とは一割相当やから、ボッタクリに想えたわいナ。
にも関わらず、ポンと加える事の一Dollar戴きます。ナンの一Dollarかと考える間もクレずに、一Dollar紙幣を私共夫婦に見せまして。
此の一Dollarは貴方様から私へのチップで御座候。ニコリと微笑み、有り難う御座います。出し手の返事は待たずして、その場で彼女のポケットに消えてモタ。
都合、ウニャムニャDollarです。手持ちのDollar紙幣で足るのかなと想てましたら、サイン一発と部屋ナンバーを書けヤテ。
英語で流暢に、ハワイは米国ですから当たり前ですが、立て板に水で機関銃、速射砲で喋られたら、頭のナカで辞書探して、翻訳してる間もナシ。理解出来たのは、手振り、身振り、所々の分かる英単語で、ソか、チェック・アウトで精算したら佳いのか。会計さんにもチップが要ったのか。
何せ、日本人にはチップの習慣がないモンでして、頭のナカでは理解してますが、肝心なトキには忘れてモテ。
先方も日本人の物忘れに自己防衛。取りっぱぐれナキよに言語明瞭、意味明確に徴収しやがったのか。ナルホド、賢いナ。此の姉ちゃん、美人だけにシッカリしたはるナ。不細工なら気分悪かったけど。
勿論ですが、ウェイターさんにはチップを渡してますから一度渡せば此れにて義務完了。私共にとりましてはチップは得体の知れヌ義務的出費。彼方様にとりましては、給料以外の臨時収入やないか。佳い目しやがってと想てます。私なんか戴いた事無いからナあ。
されど、ハワイではトイレに正体不明の担当者までは居てなんだから、Manila空港のトイレに人が居てる。カモ分からんゾとは、事前予測もしてなんだ。海外経験乏しいとは云え、ハワイに限らず韓国でもです。
韓国は米国的になってます故、チップの習慣有るとの事ですが、食事でチップを渡した事ナイです。自前ではチップの要るヨな高級料理店に往った事無いからやけど。
イヤハヤ、Manila空港のトイレに陣取った愛想の佳いのはナンかの担当者である確率高いと想えど、そしたら、アトの二人はナンやった。単なる知り合いかドかは、永遠の謎と化す。
正体が、トイレ掃除の担当者にしてもです。掃除道具も手にしてないし、日本では掃除スル人が洗面所の水なんか出してクレへんし、紙をドゾとも渡してクレませんで。
ManilaがコならThailandでも似た職業、担当とでも云うべきか、有るのかナ。居てたら、気になってモテ、出先の観光地で小便一つ、落ち着いてやってられへんゾ。
想うに若き頃は余計な事、ナニかされるのではまで考えませなんだ。
私なりに分析するに、日本での事ですが、昔なら其処等でイザコザが発生したとシテ、体力腕力体格的に自信はナイけれど、ナンか有っても応戦してやるゾの向こっ気の強さが有った。
気だけでは怖い事になりますが、幸にして、そんな場に遭遇した事も無いけれど。
加えて、世間一般、思い遣りの気持ちが有ったし、其処等で誰かが遣られてたとしたら、見知らぬ通行人、他人さんが助けてクレる期待感も有ったがな。私にしても事あれば、無力であれど、助けネバナラヌの心構えは持ってます。
前提としては、ボコボコにされても、命まで無くさずの確信と、暴力沙汰にも限度が存在。
しかるに、近年、些細な事で死に至らさせられたり、正義漢が犠牲になったり、警察も通行人も当てにナラヌ時代になってモテ。見知らぬ相手には気持ちからして警戒態勢。
ましてや、人情計り知れぬ言語不明の未知の国。私にしてもタブンに加齢。
果たして、此の先、ドなることかと、不安と興味津々の気分で満ち満てり。
(02/12/02)


NO.32 タイ航空TG621便(7) 胡散の臭いトイレ(4)

イヤハヤ、「騒慌珍嬉のThailand」です。
Thailandにはマダ到着出来てませんのに、飽きずにManila空港は胡散の臭いトイレの続きです。
トリアエズはトイレから無事脱出。胡散の臭いトイレに居た奴がナニ者であるか、思案巡らし乍ら、元居た場所に戻ったけれど、先発女性陣は誰一人見当たらず。
いつまでトイレに居てるのかいな。ホントにマッタク、厭になる。
とは想えど、女子トイレはドンナ具合かなと気にもなるやんか。
さりとて、女子トイレに胡散の臭いトイレ三人衆が一人であっても男は居てナイ筈ですし、屈強かドかまで分かりませんが、口数では負ける事のない日本女性五人衆。
男子トイレに頼りナイ私一人よりは余程気丈夫、安全。ではあるけれど、其処は矢っ張り女性だけに心配ですから、チとだけでも様子を伺おてヤレ。
イヤイヤ、伺うのは外からの様子だけ。ナカに入るツモリはありません。下手にノコノコ入ってしもたら、痴漢、覗き魔、異常者としてManila警察に逮捕され、言語不明の国語で尋問されたら、TG621に乗り遅れてマウ。
外からでも騒動勃発してるかドかは充分に分かりますし、万が一にも大騒ぎになってたらエライ事。犯罪者扱い覚悟で突入せねばならぬと、薄暗い通路を女子トイレに向いましたら、出入り口付近に嫁はんと妹を発見。
至って表情平静、穏やかで、ホカの連中を待ち乍の談笑してます故、無事に用足せたてるみたいです。
ナニもナカッタとは想いツツ、ソッチはドんな様子かと。男子トイレの話をチラリとしましたら、そんな事、ナンにもナカッタえ。
ではありますが、入り口付近には首から身分証明証をブラ提げた正体不明の若き女性が一人立ってるデ。明らかに彼奴と同業者でアルと断定。
女性は我々のホを見て、愛想佳くニコニコしてますが、ナニかスル様子も、シテル気配もナク、単に居てるダケですから、余計に分からん。
事程左様に女五人連れだっての至ってノンビリ、ユックリの用足しは、鬼気、危機、迫った我が男子トイレとは大違い。
残る三人様、トイレの居心地余程良好か、一向に出て来る気配ナシ。
何れにしても、女共、トイレ一回で此の調子では先が想い遣られます。時間を喰てショがナイやんか。落ち着いて観光なんかやってられへんで。
サテ果て、Manila空港、チと探索も全員揃た頃には時間的余裕も乏しくて。待合所近辺軽く一周しただけのManila空港でしたが、見渡しても此れと云う物もナシ。
有るには有ったのです。飲み物、ジュース類ですが、売店が有りまして、アクセサリー類も売ってましたが、品数少なく、物色したいとも想わず。
酒、煙草の免税店も有りましたが、一度、胡散が臭いと想えば全てが胡散が臭く見えるのか、煙草なら沢山持ってますし、酒は要らんし、近づく気にもなれず。
そもそも、売店で買い物してる客が居てないのです。売り子さんも売る気が無さソで、免税店は狭いし、此処でも胡散の臭い男二人が談笑してるし、そんな雰囲気では辛いモノがある。
一周グルリと廻って待合所に戻れば、目の前に周辺隔離された喫煙所。
外から見る限り、愛煙家で満員御礼状態故、用を足してからと想てましたが、ナカに入れば、外国人ばかり。
私も外国人ですが、隔離されたウエに灯りが無くて薄暗くて、狭い場所、四畳半程の広さですが、其処に二十名程がひしめき、煙草の煙が充満して、利きの悪い換気扇の音だけが鳴り響き。
こんな場所で落ち着いて煙草なんか吸てられるカイな。とは想いツツも、誘惑には喫煙所を見つけた段階で負けてます。
ナカには日本人ラシキのも居てましたが、一切言葉を掛ける事も無く。日本人ラシキとは漫画本を持ってたからですが、此の親父、エロ漫画を後生大事に抱いてやがってからに、日本人の品性問われるワイな。持つなら、袋にでも入れて隠してクレ。
ところで、胡散の臭いトイレの後日談。
知り合いにManila空港の胡散臭いトイレの話をしましたら、ウン、ソやなあ。
彼もManila空港の胡散臭いトイレに入ったのやて。矢っ張り、同種の胡散の臭い奴が居てたのやて。
トイレに入れば、ドゾと促され。洗面所の水も出してクレて、お手拭きの紙までクレましてと、状況ピタリと合致する。
チップとして、幾らかでもやらんならんナと、日本円で幾らであったか、十円かそこらですが、渡したろとしたら、イランと断られたんヤテ。
十円では不足不満、馬鹿にスナ。最低でも百円出せ。等と金額の多寡ではナイのです。そもそも、外国硬貨は受け取ってクレへんラシイです。
受け取っても銀行では外国硬貨を自国貨幣に両替してクレませんので、硬貨なら幾らであってもフィリピン通貨のPeso、Sentavoが宜しい。外国貨幣なら紙幣、札でなくてはナラヌ。但し、PhilippineではDollerも通用するのヤテ。
ナルホド、了解。
ソやから云うて、日本国の紙幣なら千円札が最低になる。胡散の臭いトイレでタッタの一度の小用で、千円もとなれば阿呆臭いやんか。
そして想い当たった事がある。待合所に居てた人数、推定二三百名からしても、男子トイレがガラ空きであったのは、事情熟知ならバカバカしくて、ナルホド、了解。
入るのは私みたいな一見さんか、切羽詰まったお方様。
更には、平然と無視、断る勇気を持ってるか、Philippineの貨幣を持ってる人か、札束でチップを出せる太っ腹の大金持ち。
(02/12/03)


NO.33 タイ航空TG621便(8) イヨイヨ、Thailandに向かう

民主党のゴタゴタで、鳩山悠紀夫代表が辞任やて。
新生党、新進党を旗揚げして、一世風靡の小沢一郎氏。日本新党の細川護熙氏を首相にしたけれど、小父さん、任期途中で投げ出してモテ。
次に羽田孜氏を首相に担ぎ上げたけど、社会党をコケにしたばかりに反旗を翻され、自民党と手を結ばれて、石原慎太郎氏に好々爺と称された村山富市首相誕生。
激動の時代を駆け抜けた策士、自由党小沢党首と手を結び、野党統一を図って与党連合、自民党、公明党、保守党と対決する。
ナルホド、野党連合の新党結成。豪腕、クセモノ、小沢党首を担ぎ上げるの策。
自民無能腐敗無惨党に風穴空ける方法論にはそんな手も有ったなあ。
道路公団民営化でも七人の侍、名前だけは黒沢映画で中身は茶番劇の我田引水大混乱。配役選出の小泉首相も収集させるの気配ナシ。
お得意の台詞の今に分かると横向いて。確かに時間は充分に有るのヤロ。嬉しい事に民主党が勝手に転けるから、競争相手も居てません。
鳩山氏も根回し不味くて策謀空中分解。政争の具にされて、辞任に追い込まれてしもた。
ドモ、鳩山氏は詰めが甘い。詰めに無関心なる小泉首相となら佳い勝負。
相談した相手、羽田氏からは一考に値すると持ち上げられて、梯子を登ったら、外されたトカ、京都新聞に掲載されてましたです。
小沢氏が政権を盗ったなら、消費税が、福祉目的税と名称変貌し、増税の可能性がありますが、ドチミチ、ズルズル、チビチビ、姑息な手段で負担の増額、増税、国民の年金支給額も減額されるなら、其のホが佳いカモ分かりませんが、瞬時処か話が出るトキには消えてモテた。再度点滅するやろカ。民主党議員様も口先だけで、自民党と同様、国家国民はドでも佳く、我が身だけが大事ならアカンやろ。イヤ、政治家の皆様、同類ですがネ。
果てサテ、「騒慌珍嬉のThailand」です。
待合室周辺、一巡すれば、すぐにも飽きてモテ。
ボチボチ、TG621の搭乗口に並びましょか。
TransitPassengerの待合室も、Manila空港から搭乗する人もロープ一本で区切られてるのですが、面白いモノで、誰かが動けば全体が動き出す。
其処で現れたのが、先刻のフィリピン人風初老の小父さんですが、何処からともナク、私服のママ現れ、手振り身振りで手荷物を見せなさい。一緒に女性も現れまして、TransitPassengerを対象に二人で検閲。
大した事は致しません。単に手荷物も開けなさいと、ウエからチラリと見ただけで、通過して佳し。
此の小父さん、色んな事をするのですが、制服を着て欲しい。係官か其処等の小父さんかの区別がつかんがな。其処等のオッサン、姉さんに持ち物の中身を覗かれたら気分が悪いやろな。
胡散臭いManila空港のトイレでもソです。ラシキ制服を着てれば、職員さんと判断出来ますから、身構えズに済みましたのに。佳い加減なお国柄なんヤデ。
御一行様六名様は搭乗口の先頭集団。予定時刻には十数分ありまして、腕時計は現地時間に合わせてますが、ThailandとPhilippinは日本との時差二時間遅れ。
待ってる間に、如何にもイメルダ、故マルコス大統領夫人の如く、ドカンと恰幅の佳い派手ハデのご婦人と車椅子の爺さん。とてもやナイけど、爺さんは故マルコス大統領には程遠い風貌なれど。
モ一人、妙齢の女性、娘さんやろカ、メイドさんやろカ。様子伺うに遠慮深く、メイドさんヤロな。
現れまして、イメルダ風のが搭乗口の係員に一言二言交わし、真っ先に乗り込みました。
タブン、大金持ちなんやろなあ。ファースト・クラスにでも乗るのやろカ。
ソ云えば、マルコスさんも一世風靡。大日本帝国軍部の隠し埋蔵金を手中に収め、私物化、約二十年の長期独裁政権で、国家の財産も我が物とした。トカの風評でしたが、政変、暴動勃発で命からがら米軍に守られハワイに亡命。
ハワイで他界し、金銀財宝も最早昔話と化してモテ。結局は何処の国でも盗り得かいな。
そんな話には一切無関係、夢のThailand往きの我が御一行様六名。
すぐ後には頭にターバンを巻いた、そしたらインド人かいな。数名居てましたり、国際色豊な搭乗口近辺となり。
益々、此処も外国なんやったナと、認識も新たに。それは佳いけど、まだ入れてクレへんのかいなと愚痴零し。
(02/12/04)


NO.34 BKK空港に到着

十二月ともなれば、紅葉の観光シーズンもマバラ。落ち葉も綺麗に掃除され。
イヤまあ、十月中旬から十一月末までは、凄い事になってました。
下手に車で出たら、戻るのが大変。
車での観光客が多いタメですが、数珠繋ぎ状態で身動き取れズ。シモタと想てもアトの祭り。気を落ち着けて、渋滞につき合うだけのこと。
そんな嵯峨嵐山界隈も平静を取り戻し、トロッコ列車も水曜日は休日と相成りました。
本来は、嵯峨嵐山からトロッコ列車で亀岡まで。実際には亀岡の馬堀ですが、馬堀からは嵐山までを保津川下りが一般的コースになってますが、私は両方共乗った事ナシ。
サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
イメルダ夫人のソックリさん御一行三名様は機内に消えて、一般客も搭乗開始。
元の座席に着席すれば、周辺の顔ブレもスッカリ替わり、搭乗員も入れ替わってますが、日本人とトイレの扉をPush、Pushと教えてくれたスチワーデスさんはそのままで、佳く観察すれば、男は総入れ替えで。女性はそのままみたい。
二度目の搭乗ですから、特に目新しいモノもナク、機内食を喰て、コーヒーと像の印の缶ビールを戴き、止せば佳いのに、ついでのワインも頂戴して、又もや真っ赤っ赤。
上空では矢っ張り廻りが早いナ。イヤイヤ、赤くなったのはドでも佳い。機体が上空を飛んでるトキには耳鳴りがしてなんだから、至って爽快、気分上々。
高度が下がって来たら、嫁はんと妹は耳が痛いと泣き出して。
Manila空港での搭乗までの一時間で多少はマシになったみたいですが、モ一度あんな事になったら厭ヤと云うてましたが、上がって下がらん事にはBKKに到着しやへんシ。
気圧調整のタメ、口をポカンと開けてたら解消される筈ヤと教えてやったけど、効果はナカッタみたい。コーヒー、ビールにワインを呑んだりしてましたから、口を開けてた事になるのか、私はドもナイのです。呑んだ云うても知れてますがネ。ワインは小さなグラスでチビチビと、ビールは缶を半分で、コーヒーは二杯だけ。
ManilaからBKKまではナン時間であったのか。酔いも醒めた頃にはBKK空港に着陸。
イヨイヨやナと感慨無量。ですが、不安は一杯。ナンせ、右も左も分かりませんシ、在らぬ方向に往ってしもたら大変ですがな。さりとて、案内人もナシで自力で出口まで到着せねばなりませヌ。
飛行機から降りたら、サテ、何処に往くのヤラ。席が後方でして、降りるのが最後なんです。しかも、六人も居たら歩くのがユックリなんです。ナニをさせてもユックリですが。
英語表示を頼りにキョロキョロしてたら、Baggageなる表示が有ったから其方に往けば佳いのヤロ。突き進めば、入国手続きラシキのが有ったがな。
韓国はSEOULの金浦空港では質問を佳くしやがった。滞在先は何処ですかヤテ。
そんなモン、書いてるやないかと、出入国カードを見たら、書き忘れてたりしましてネ。シカリと見られてたんや。すぐに記入しなさいと指示されまして。
一応は全て記入してますが、其れ以外のワケの分からん質問したらアキマセンでと、念じてましたが、質問なんかナンにもナシで、六名全員通過。
此れにて、目出度くThailandに入国した事になったのです。なっても実感沸いてナイ。
それで、次は何やろか。云うまでもナイ。兎に角貴重品、旅行鞄の回収ですからBaggageですがな。何処やろナと、人集りの場所に向いましたら、運佳く正解で、TG621の表示で旅行鞄六個を回収。
サテ、其れで、何処に往ったら佳いのヤラ。兎に角、BKKにはお初で、サッパリ分からん。
案内所が有ったから、両替は何処でするのですかと、英単語の羅列で尋ねましたら、出て左に往け。
何処から出るのかいなとウロウロしてましたら、税関が有りまして。ソやったナと、パスポートを示して、サア殺せ。矢でも鉄砲でも持って来い。
処がナニやら小声で説明してクレルのですが、ナニを云うてるのか、意味が佳く分からん。
ナンやろな、ナンやろなと、マゴマゴしてる余りに頼りなき御一行様六名故、係官、苦笑いしツツ、アッチへ往けと指示されまして。
ドモ、其処は税金の掛かる税関やったラシイです。されど、税金が掛かるか、掛からんのか、ナンで分かるのかいな。ソモソモ、ナンにも調べてナイやんか。
煙草は二カートンと酒は一パックですから、税金は掛かりませんが、調べてから分かる事とチガウのかいな。
とは想いツツも、逆らう事も無い。示された処は隣です。旅行鞄をゴロゴロと、ソッチに移動。
準備するべきモノ、パスポート。示さんウチに、モオ結構や、サッサと往てまえとばかりに振り払われてしもて。
云うたらナンですが、韓国、ハワイではヒツコかったのです。旅行鞄から、手荷物、全部開けて調べられたのですが、そんな気配皆目でして。
商売不熱心な奴ですが、さりとて、逆らう事も無いのです。イチャモンでもつけられ、足止め喰らうヨリは結構な事で、出口です。
マズは日本円をタイBahtに両替せねばなりませヌ。聞いた通りの場所、出て左。ご説明に従えば、在りました。
サテサテ、其れで幾ら両替するのやな。一万円もやったら充分ヤロ。イヤイヤ、二万円は両替しとかんと。そんな沢山両替するのかいな。
トカトカ、相談してましたなら、先客の女性、ホテルより、ココで両替しとくホがお得ですヨ。一言、日本語で助言を戴きまして。
先方も日本人ですが、我が御一行様、日本語でワイワイ、ガヤガヤですから、日本人とすぐ分かる。
日本語さえ、マトモに喋れてませんケド。
(02/12/05)


<at Thailand>

NO.35 JTB現地担当者(1)

サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
BKK空港、国際便搭乗者出口左手には妖し気の連中多数です。日本語でにこやかに接近して来ても断じて無視、相手にスナ。
JTB店長の力説、助言でしたが、両替所が在っただけで、左手は真っ暗で、誰も居てませなんだ。居てない処か周辺見渡しても御一行六名様だけやんか。
機内から出たのが後のホでしたが、加えて歩く速度もバラバラでして。誰とは申しませんが、足の遅いのに合わせにゃならぬ。
入国手続きは並びましたが、列の一番最後尾。其処と彼処が外国人用と数カ所に分かれまして、旅行鞄は要領佳く取り出せましたが、数が少なかったダケ。税関に来た頃には私等だけやったから、係員も暇ソにしてたがな。
大波去って、一息ついてるのにケッタイな一団現れたから、邪魔にされたダケなんやろ。
両替も一番最後でありまして、我々以外、待つ人も居てないので気楽は気楽。
ですが、幾ら両替するかで揉めたりですが、余所さんの懐まで決めてクレるな。各自勝手にやってクレ。
しかるに、JTBの店長さんが云うてたには夫婦で一万円も両替されたら充分ですヨ。タイでも日本円は使えますし、千円札を沢山お持ちになれば佳いのです。万円札沢山の持ち出しは苦しいですが、千円札ならと集めまして、二三十枚程度持ち出してます。
更に店長さん曰くには、日本円で支払おても、お吊りはタイBahtになります。何万円も両替して、余ってしもたら、又日本円に両替ですから、往復の手数料だけでも損します。交換レートは一Bahtで三円と少々ですが、概算三円と考えてクレ。
との助言を戴いてましたが、無視してしもて、夫婦で一万円づつの両替しましたが、結果的には全然足らんかったから、何度も両替に往きましたがな。先客の女性の仰るとおり、ホテルではやってません。至る処に両替所があったのですが、両替は、勿論、嫁はんがです。
その他諸々、知人から聞いてるのです。両替も用心せねばならんゾ。お国柄にも、人にも寄るけれど、何処かの国、亜細亜の超大国ですが、空港での両替にも関わらず、一割、二割でナイのやて。三割もピンハネされたから、計算間違いの筈はナシなれど、アトから気付いても遅いのや。
私にしても為替レートではイツも損した気分になってました。ホテルでは円を安目、安目に換算されるから、文句云うたった。
そしたら、回答がです。銀行に両替に往かねばナラヌ。その手間と、其の時点での為替レートが円安なら丸損やがな。よって、リスクを勘案してのホテル・レートでアル。
反対に円高になってる場合もありますが、ホテル・レートに手間賃が含まれるとされたら反論出来ず。シブチンめと、想ただけ。何せ、一Dollarでなら、一円、二円ではなくて、三円か四円はピンハネしてやがったからボッタクリやんか。
マダ有るゾ。韓国のホテルで日本円で支払おたのですが、レートは先のとおりの厳しい目で、一週間分で、契約宿泊料金で一泊、八千円ですからキツイのや。
お吊りはWonで、間違いでないかと詰問した事がありました。一万五千Wonのお吊りの筈が五百Won硬貨一枚やで。一万Won紙幣一枚ならそんなモンかなやったけど、五百Wonしかクレへんかたっら、幾ら私でも分かるワイ。
請求して返して戴いたから、単純なる思い違いであると解釈してますが、兎角、外国通貨は計算がヤヤコシイのと通貨を見慣れてナイだけに頭のナカがグシャグシャになる。加えて、工場から派遣の運転手が車で迎えに来てクレるから待たせるのも悪いと大急ぎしてしもて。
ならば、ナンでクレジット・カードを出さんかったのか。聞いてくれるな。持って来るのを忘れたダケやんか。常には持ち歩く癖がナイものでして。されど、Thailandには忘れずに持って往きました。
其の点、外人は注意深く、遠慮セズ。両替所が長蛇の列であろおとも、札束、硬貨、一枚、一枚、数えるのですが、日本人は人が佳過ぎて全面的に信頼してしもて。委細構わず、ポケットに仕舞い込み、アトから遣られたナが大半ですテ。気がつくだけでも上等ですが。
事程左様に両替所にて、一万円札を黙って出せば、言葉が分からんからですが、タイBaht、大銭小銭、取り混ぜての交換で、数字さえが佳く分からん文字ですが、千と五百と百の紙幣と、硬貨が数枚。結果、此れがThailandの貨幣なるかと見ただけで、合計幾らは数えもセズに仕舞い込み。使たのも適当故、万が一、誤魔化されてても皆目分からず。
されど、貨幣を手にし、イヨイヨ、Thailandに来たのヤなと実感沸いた。
沸いても仕方がナイのです。JTBの現地担当者を見つけねばならぬ。見つけて戴かねば、宿泊先にドして往って佳いのやら。
又々、JTB店長のお話に寄れば、現地担当者は出て、右に居るとの事ですから、一直線に其方に向かえば、ロープで仕切られた先に目に飛び込んだのがプラカード。
伊丹空港でも佳く見掛けたけれど、ナニかいなと、文字を見れば、カタカナで我が苗字を掲げてる男性二人。御一行様の代表が、一応ですが、私になってるからですが、プラカードで遣られたのは初めてやんか。気恥ずかしい想いとホッとしたのが混在で。
見れば、首からブラ提げた身分証明証。シカと凝視すれば、JTBとしてあった。
「シバタと申しますが、JTBの方ですか。」
「はい、六名様ですね。お待ちしておりました。」
宜しく、お願い致しますと、簡単な挨拶しましたら、アトは旅行鞄も手荷物も、貴重品以外、荷物は一切、任せてクレ。車に積み込みます。
サテ果て、人気のThailandです。現地でナン名かと合流するかと思いきや。当日到着のお客は私共御一行様だけなんやて。此れ又、気楽と云えば気楽ですが、心細い感もした。
しかるに、ホテルまでは交通事情にも寄りますが、一時間以上掛かる事があります故、ご遠慮ナク、今のウチです。トイレに往っておかれたら宜しいです。
其れ聞いた、女性五名、ソかと云うなり、瞬時に掻き消えてモテ。
クドイけど、機内でやっとけよなあ。
私は云うたらナンですが、身分証明証、確認したとは云え、用心、ヨウジン。預けたとは云えど、荷物の番人せにゃならぬ。
何せ、初対面であります。贋物JTB現地担当者ならエライ事ですヨ。ソではナカッタですが、云うたらナンですが、用心と挨拶、雑談、トイレ待ちを兼ね、JTB現地担当者と立ち話をした場所はBKK空港の裏口みたいな場所。
空港のガラス戸を開けて外に出た処ですが、出た途端、ムッと来た。
イヤイヤ、気分を害したのではナイ。外気の凄い湿気でムッと来た。
(02/12/06)


NO.36 JTB現地担当者(2) 納豆さん

サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
ムッと来た、凄い湿気。
此の時期、十月下旬の事ですが、Thailandは梅雨明けの筈ですが、今年は異常気象のために長引いてまして、遂サッキ、雨が降ったのですて。
Thailandの梅雨はスコール的なもので、サッと降って、パッと空く。日本の夕立もソですがネ。云われてみれば路面濡れてましたが、Thailandは高温多湿と聞いてます。
外に出れば蒸し暑く、屋内は冷房が利き過ぎて寒くナル。原因は冷房機の温度調節幅が広過ぎるためなんやて。
よって、屋内、車中では長袖、重装備。屋外では軽装で結構ですヨ。トハ、JTB店員さんからの情報で。素直に従い、衣装は帽子に至るまで。持ってませんから、ワザワザ、サティで調達したから、準備費用も高かったワイ。
どんな帽子かと云えば、映画、インディ・ジョーンズでハリソン・フォードの被ってたヨなの。が欲しかったけど、ナカッタから似た格好ので妥協した。
新調の帽子を被りまして、雑談方々、Thailandの気候に大歓迎され。ムッと来たのは瞬間だけで、すぐにも慣れてモタ。
まあ云うたら、滞在期間は日本の梅雨時期と替わらん気候でありましたが、日頃の精進佳くて、雨には祟られてナイ。
雑談の途中でありましたが、例の如くにトイレ往きの一団戻りましたラ、即出発準備。
車はマイクロ・バスで、荷物の積載。気持ちだけ手伝いまして。出迎えて戴いた男性二人はガイドさんと運転手でした。運転手さんのお名前は聞いてなくて、年齢二十歳代前半。
乗るや否や、ガイドさん、マズは自己紹介からで、お名前、正式にはナッターホンと称するのですが、Thailand的発音がヤヤコシイからナットと呼んでクレ。
日本語的発音なら食べる納豆が近いから納豆で結構です。との事でしたが、皆様、呼び方バラバラでしたが、以降、納豆さんで統一する。
関西人は納豆嫌いと云われてますが、私は納豆嫌いではナイ。大好物でもナイけど、佳く食べてます。玉子なんかと一緒にしまして、熱ご飯にまぶしたら美味しいやんか。
そんな事は佳いのです。年齢不詳の自称独身男性ですが、左程若くもナシ。見掛けは、三十代後半と推測。大人しい性格と想われますが、仕方のナイ事なれど、日本語の発音がチと可笑しくて。
比較対照すれば、ハワイに到着、ホテルに案内のガイドさんは素晴らしかった。殆ど、日本人と替わる事のナイ、流暢なる喋り方で魅了してクレた。イヤまあ、運転し乍らのガイドとは器用やなあと、感心したで。其のトキ、聞いたのが、「この樹、ナンの樹、気になる樹。」でお馴染みの日立製作所の樹のCMソング。
其の樹はハワイ、オアフ島のHonolulu空港のソバに生えてるゾ。との話でありまして、アトは時差ボケで眠たかったから、寝てしもた。ガイドさんも寝てクレと云うてたワイ。
しかるに、納豆氏は喋るだけで運転しませんが、BKKで運転し乍らの喋りは命取りやんか。
殆ど車間距離取らず、四面楚歌のナカを右に往たり、左に往たり、乗ってる私等が怖い程。オイオイ、大丈夫かと肝冷やす。流石に首都BKKではありますが、運転乱暴過ぎて。
右ハンドルで、日本の交通規則とホボ同じ。日本は英国式故、Thailandも英国式かいな。
ハワイは米国ですから、左ハンドル、右側走行。韓国も同様でして、慣れてナイから怖かった。通を曲がるトキなんか、目を瞑ったのが何回有った事か。
韓国の二十五年前は電話、自動車は超高級贅沢品。身分相応、お金持ちだけの所有物。
其れでも首都SEOULである。交通量が多かったし、工場長でも乗れませんでしたが、渡韓の度に増加。マズは電話が一般的となり、自家用車も課長クラスが乗り出し、係長、主任でも所有するヨになって。
正直云えば、日本から遅れる事、二十年。見る物、聞く事、懐かしい想いであったのが、瞬く間にも経済成長の時代を疾走。既に十年前には、差がナイぞと実感してた。
結果、SEOULは車の数激増で大渋滞。紅葉の時期の京都嵐山界隈の比ではナイ。
観光地などは時期的、局所的現象。ですが、云うたらナンやけど、首都SEOULでは信号なんか有って無いヨなで。赤信号で突入するワ、青信号でも身動き取れずは時間帯にも寄るけどナ。何処の国でも一緒ですが、通勤、退社時間帯は無茶苦茶にナルけれど、其れを考慮しても酷かった。
ついでの昔話やけど、韓国のタクシーはボロボロでした。
1988年、開催国韓国でのオリンピック、通称パルパル(88の意)オリンピックの頃ですが、乗って、ビックリしたのはドアが閉まらん。正確には、ロックせんと開いてしまうのヤ。ロックは自動とチガウのや。窓ガラスは手動で反対方向に回転させて。
チと解説すれば、昔の日本車も手動でロックで、窓ガラスも回転させたんヤ。その方向が日本車と反対なんヤ。そやけど、車の形は日本車ソックリ。
お断りしときますが、そんなタクシーが有ったと云うダケです。タマタマ乗ったのが其れやったから、ビックリしたけどナ。
ついでにですが、工場の連中と何処かに食事に往った帰りでありましたが、連れてってクレた車の所有者が用事で消えてしもた。
私はハングル語分かりません故、タクシーには工場の連中が何処其処に往ってクレ。料金は三千Won以内であると。
イヤ、彼の帰宅の方向が我が宿泊先のホテルとは反対であるのと、当時の韓国タクシーは神風で、言語、土地不案内の、特に外人には遠回りして、ボッタクリとして有名でしたから、タクシーに乗るのは避けてたのですが、運転手に所要料金まで、厳重に確認してクレた。
一番ビックリしたのは、私が乗ってるのに、タクシー待ちの乗客を発見すれば停めるし、方向が一緒なら乗せるし、五人乗りやのに、乗客五人も乗せて大入り満員とナル。そやのに、料金は安くはならんのや。
(02/12/07)


NO.37 車中での相談

Tahilandか韓国の事か分からんヨになってますが比較検証であるからにして我慢セヨ。
韓国通貨で三千Wonは日本円なら約三百円。日本的感覚ならタクシー代金は三千円見当の距離やから、一桁安いケレドです。外人の場合、ナン倍も請求される可能性があるゾの話が有っただけ。
現在唯今の事情は知らんけど、公共交通機関ダケは安かった。バス料金は五十Wonであったヨな。地下鉄は距離にも寄るけれど、似たヨな料金であったヨなで。
そして、お断りしとくけど、SEOULオリンピックは観戦してナイで。往ったのは開催直前でありまして、テロに対し厳重なる警戒体勢の元、出来上がったスタジアムなら見学させて戴いたし、タクシーの問題は彼方でも日本でも、大騒ぎされてました。オリンピックともなれば、外国からの観光客が沢山来るから、神風、ボッタクリをナンとかせにゃならぬと。
以降、タクシーは利用してナイけれど、オリンピックをキッカケに外観は見違える程に綺麗になりました。
サテ果て、「騒慌珍嬉のThailand」です。
BKK空港を出たのは現地時間で、十七時。周辺マダマダ明るくて。
郊外に位置してたのか、道中、日本企業、日立であるとか、SONYとか、一々覚えてナイけれど、名だたる電気屋さんの大看板を目にし乍ら、暫くは四面楚歌も車は猛スピードで流れてて、乱暴と評するよりは器用に運転するナと、感心ばっかり。韓国の神風タクシーも負けソで、私なんかはヨ運転しませんデ。
大阪の環状線を運転するのも怖いノニ。僅かの車間距離でもあれば、軽く割り込みされるシなあ。イヤイヤ、BKKはそんな比ではナイ。前方で追突事故でも勃発したら、忽ちにして、玉突き衝突になってしまいソで。其の割りに滞在期間で、放置された大破の車は見たけれど、事故には遭遇してません。
一応、我々御一行様のお命預かってる事情もありますが、信号も厳守で、無視する車も見てナイなあ。
次第に天空薄暗くなり、信号で引っ掛かるヨになって。遂に、交通渋滞に突入。中心部に来たのやナと。
そんなナカで、BKKのタクシーも、チラチラ、増えて来て。SEOULはパルパル・オリンピックの頃の韓国タクシーよりは、若干ですが綺麗ですが、商用車はボコボコが多いけど、自家用車は外車、BMW、ベンツにボルボとか、高級車が目に付くし、ピカピカやし。一番目立つは外車である日本車でして。実際にも日本車が一番多いのですて。
日本でガタガタ、ポンコツ、スクラップ往きの車でも、修繕、改造、キチンとしまして、外観的には新車並にしてしまうのですテ。しかるに、外観、BMWでありましても、エンジンは別のはザラらしい。
よって、高級車の本物のエンジンはチェーンでグルグル巻きにして鍵を掛けるラシイですが、其れでもエンジンを盗難されてモテ、チェーンだけが残ってタリ。とは、納豆さんの話です。
私はそんな事に興味津々、ソかソかと、交通渋滞も苦にならず、BKKの風情、車に建物、お店の景観眺め乍ら、韓国ではボッタクリは有るけれど、エンジンにしても、車本体も、盗難されたとは、聞いた事ナイぞ。そしたら、Thailandの治安は相当に悪いのかト。
そんな具合に、納豆氏は観光案内ではなくて、滞在中の注意事項が主たる内容で、日本は経済大国でアル。所得もThailandとは比較するのも失礼な程に格差が有って、理想の国、夢の国、日本となってます。しかるに、大国日本のパスポートは亜細亜諸国の羨望の的故、高値で売れるのです。
よって、クレグレも持ち歩いてクレるな。ホテルに預けよ。ホテルも、フロントを信用するな。お部屋には暗証番号で操作する金庫があるから、必ずや其処に入れてクレ。出先でパスポートが要る事は無く、要ってもコピーで事足りる。
JTBで聞いた話、そのままですが、現地の人から聞けば、矢っ張りかと。
その他、諸々、ホテルの部屋のテレビのチャンネルの話から、気候の話、人情の話。親切で笑顔の女性が多いトカ。口数だけなら負けぬ日本女性が五名も居てますのに。
そして、Thailandはナニよりも、国王様の国である。公共施設は全てが国王に絡むし、禁煙でアルので要注意。
其処の下りでギクリ、ガッカリ、困ったナと。
処で、仕切屋姉さん、突然云い出した。夕食をドするのか。本日、ホテルで寝るだけは勿体ナイし、タイ式足裏マッサージをして欲しいなあ。ヤテ貰いに往かへんか。
忽ちにして現実の世界に引き戻されて。
マズは食事に関しましては、機内食で中途半端に食べてるし、大して欲しくはナイし、多少は食べたいし、ドショ。
納豆さんの話に寄れば、今からでも食事の予約出来るケド、値段も高い故、コンビニで調達されたらドですか。Imperial Queen’s Park Hotelのすぐソバに有ります。との事で、ソしょとなって。
タイ式足裏マッサージにつきましては、予約は出来ますが、何名様がされますか。
全員挙手しまして、都合六名となり。
六名様ともなれば、予約出来ても一斉は難しい事もあるシ、マッサージは二時間も掛かるのですて。下手したら、四時間にもなりまして、短縮コースはありませヌ。
しかるに、ホテルにチェック・インして、食料調達して、喰て、マッサージ前に風呂には入っときたいシで云々で。
ホテルは二部屋との事やから、風呂も一部屋三人様では、時間が三倍掛かるシ、トイレも往きたいシ、又もや時間が三倍掛かるシで云々で。
二十時からの予約にしても、下手して四時間も掛かってしもたら、ホテルに帰るに午前様となり、ソレでナンやな。ドもナイし、構へんけれど、ボケッと待ってるのも厭やしなあ。
さりとて、ホナ、サイナラ、お先に失礼。不案内な場所やのに一人お暇するのも怖いしなあ。
そしたら、ホテルに呼んでクレ。
六人やから、マッサージさんも六人やゾ。ドですか。出来ますか。
納豆さんよ、ツベコベ云わずに、やってクレ。仕切屋姉さん、詰め寄って。
(02/12/08)


NO.38 Imperial Queen’s Park Hotel(1)

果てサテ、「騒慌珍嬉のThailand」です。
タイ式足裏マッサージの出張マッサージ師さん、六人が二十一時にお部屋に来て戴く事になり、全員女性ですヨ。
との納豆さんの話で、佳かったナと、私一人が祝福されまして。
話が決まったら、美味い具合に、Imperial Queen’s Park Hotelに到着。
荷物等、宿泊手続きはお任せで、御一行様は、其処等で小休止してて頂戴で、Manila空港以来、一本も吸ってナイから、真っ先に灰皿を見つけて、スパスパと。
其処で又もや、仕切屋姉さんからの提案で、納豆さんにチップでもドやろか。一人頭、百Bahtで、都合六百Baht。
日本円でなら、千八百円となりますが、果たして、チップとして妥当額かドかも分かりませんが、其の程度ならと同意。
JTBからは仕事です。商売です。給料は戴いてますから、チップなど一切不要で御座います。
とは聞いてますが、同業者故、気持ちが有れば、やったってクレ。とも云えませんがね。
枕銭については、二十Bahtが妥当で、時間当たりの賃金に該当と助言して戴いてます。
所得水準、日本の十分一の情報もあって、時間六十円ならそんなモンかナと想えるし、納豆さんが車中講義、日に千Bahtが標準的収入でアル。ならば、時間百二十五Bahtとなりまして。
其れを云い出すと、韓国も佳く分からんのです。マズは日本以上に男女間差が有って、日本の高度成長時代と同様、一時はベース・アップ三割。人件費高騰で、韓国からも中国進出の原因ともなったのですが。
物価については、贅沢品は高いけど、生活必需品は安いし、どの層、どの段階を捕らえるかにも寄るけれど、現在ならば、所得、日本の二分の一程度の説がある。
要は収入が少なかっても、物価が安ければ生活は楽なれど、日本のデフレは収入のデフレが際立ち、生活必需品のデフレは殆どナシで、家計が苦しくなってるダケやんか。
イヤイヤ、話がチと逸れた。
想うに、海外での日本人は兎角、日本的感覚でのチップを出してモテ、日本人全てが大金持ちで、お人好しと見成されて。一部海外から見れば間違いナイですが、結果ボッタクリに遭う事になるから、常識の範囲を考慮せねばナラヌ。
がしかし、納豆さんにしても、Thailandでは高級取りカモ分からんシ。お金の価値観は収入にも寄るしと、無理矢理納得したりして。
理屈は辞めといて、納豆さんが手続き完了し、部屋割りは我が夫婦と妹と、アトはモ一部屋となり。
朝食の食事券と、部屋のキー、カード式ですが全員に一枚づつ戴いて。ソか、最近のホテルはこんな事になってるのかと。イヤ、カード式も知ってますが、全員に渡されるのがネ。
部屋は二十二階で、意気揚々、浮きウキと、三人部屋やから、三倍の広さで、三倍の豪華さと、期待で一杯、部屋に入って、云うたらナンやけど、ハワイのトキより狭いのや。
風呂、トイレは別として、八畳の間程度。元々がツゥィンの部屋にベットが三つやから、くつろげるテーブルに椅子ナクて。旅行鞄が三つの中身を僅かにでも放り出せば、調度品の上まで占領されてモテ。正直云えば、大きく期待外れの部屋やけど、ショがナイか。寝るだけの場所です。我慢、ガマンで、早速トイレで用足しで。
ソオソオ、貴重品を金庫にですが、電子式で扱い方が分からんのや。現金、パスポート等々貴重品を入れてモテから、失敗シタ。開かへんゾでは相済まず。フロントに助けてクレと救援要請すれば佳いですが、格好悪いがな。
部屋にまでご同行、ご案内して戴いてる納豆さんに操作方法お聞きし、暗証番号、此れ此れと周知徹底。
そしたら、納豆さんには有り難さんでした。お疲れ様でした。又、明日お合いしまショ。
イヤイヤ、忘れてはイカン。明日は何時に集合ですか。七時半にロビーやて。チと早いけど、ショがナイなあ。
さて、皆様揃て、コンビニに食料調達のお出掛けです。コンビニは車中で見つけてまして、ホンの其処。ホテルを出れば、通りを渡り、一分も掛からん。
いやまあ、便利な世の中になりました。海外にもセブン・イレブン、ローソン、ファミリー・マートが有るのやなあ。
元々が米国発祥ですが、日本人の買い物客が多いのか、中身は日本製品で溢れてた。云うても、入ったコンビニが何処のか忘れてモタ。
ランニング・スタイルで万歳、一粒三百米突、昔懐かしの景品つきグリコ、不二屋のペコちゃん、ポコちゃんのお菓子が有る。日本でもマダ売ってるのかも分かりませんがネ。
更には、ビールが有りまして。ビールは像の印のも、アサヒに麒麟もありますし。ナニからナニまで、日本のコンビニと替わりませんが、韓国に出張の頃には、コンビニはナカッタのです。
SEOUL、PacificHotelの裏手でしたが、スーパー・マーケットが有りました。
ホテルの周辺、ウロウロしてなんだから、可成りアトになってからですが、余所の部署のが教えてクレて、以来、食料、主として朝食を調達してた。
処が交通渋滞が酷くなり、工場に近い場所が良かろおと、往く度に知らぬホテルに放り込まれ、スーパーを探し求めて彼方此方と彷徨おては迷子になりソになった事もあったりで、結果、発見出来ずに、ホテルでの朝食、トースト、ホット・コーヒー、サラダ付きで千円也で、日本のホテルと替わらん値段やんかいさ。
そんな事は佳いのですが、スーパー・マーケット、コンビニなら、店員さんと言葉を交わす要もナシ。料金が表示されます故、黙って支払えば済む。
しかるに、韓国ではナニ事か喋られてモテ、ナニを云われてるのやら、ナニをシテ佳いのやら。慌ててシモタけれど、もしかして、小銭を出してクレやったのかと、部屋に戻ってから想いついたりして。パンと牛乳、数個で一万Wonを出したからですが、韓国人も日本人も、パッと目では区別出来ひんしなあ。
タイ人となら、顔形、格好で概略分かる故、お互いに一言も喋らず買い物出来ました。其の前に、一団、ドッと繰り込み、アやコやと日本語連発で騒がしかったけどナ。
結果、オムスビが有ったらよかったのに、タイ米では難しいし、ナカッタし。
弁当も、サンドイッチもナカッタし、適当な菓子パンと牛乳を買おて、ホテルの部屋で喰ったけれど、喰う場所は手狭で、灯りは暗いし、味気ナク。
私は甘党ですが、菓子パンが甘過ぎて。牛乳も、味がなあ。合わんかって、豆乳と間違おたのかと想た程。
其処で、コンビニに並ぶ商品、物にも寄るけれどです。彼方様、タイ国の商品ならば、ザッで、日本の十分の一。高い物で六分の一の値段。矢っ張り、納豆さんは高級取りなんや。
(02/12/09)


NO.39 Imperial Queen’s Park Hotel(2) 風呂場での悪戦苦闘

イヤハヤ、「騒慌珍嬉のThailand」です。
無事にホテルに到着。部屋も決まり、食料は調達。見事に選定失敗しましたが、無理矢理喰てモテ、タイ式足裏マッサージ。
と往きたいけれど、ソ簡単に話が進むもんですか。ジックリ、ホテルのコキ落としでも。
イヤ、総合評価ではマアマアなれど、佳かったとは絶対に云わん。兎に角、あてがわれた部屋が方々に気に入らんノヤ。
第一印象悪ければ、不思議に気に入らん箇所彼方此方で発生。感情的にでナイぞ。立派な原因が存在してるワイ。其の一つが風呂場でアル。
中途半端な夕食、パンと牛乳ですが、不味いナと想いツツ、喰てマエば、嫁はんと妹から早くお風呂に入ってしまえと急き立てられて。
デハ、ご指名に預かりまして、一番風呂に挑戦。
と云うワケでもナイけれど、時間がナイからと、着替えを渡され、チと失礼と下着だけになりまして、個室に侵入。裸になってから、シモタな。お湯を出しとかんとアカンかった。とは想いツツ、風呂場を見てビクリしたデ。正直云うて汚いのヤ。
湯船の底と周辺、数カ所に汚れを発見。汚れなら洗い落とせば佳いのですが、色具合がマサカ、マサカを連想させる故、我が匂わぬ鼻先を接近させたけれど、特には臭い匂いはして無さソで、チと安心した。こんな場所にくっついてる筈ないヤンカと。そやけど、色具合甚だしく酷似してたんヤ。
ドチにしても、お風呂の掃除はしやがったのかと不信に思いツツも、手で擦ってヤレば、多少は取れるのですが、綺麗には取れんノヤ。
家のもやった事ないのに、ナンでホテルの湯船を掃除せにゃならぬと想いツツ、入るにはお湯出し、温度調節せにゃならぬ故、一番風呂は辛いのヤ。
処が、ホースを固定する場所がナイのです。あるにはあるけれど、上のホですからシャワー用です。私にとりまして、お風呂なるもの、全身を湯に漬け、ユッタリ、ノンビリが習慣でアルからにして。
と云いたいけれど、烏の行水ですが、首までドプリと浸からんと、入った気が致しませんので、シャワーなんか、大嫌い。真夏の一時期、昼間っからナニかして、汗かいてモテ、ザッと流すなら許せますが、ドチミチ、夜にはお風呂に入るのやワイ。
そんな事はドでも佳い。蛇口付近にもホースを取り付ける、ラシキ金具があるのです。アやろか、コやろかと悪戦苦闘も連戦連敗。
知恵の輪でもあるまいに、紛らわしい金具やなあ。ドしても填ってクレません。
填ったと仮定してもです。お湯の出るべき方向が横向いてしもて、湯船には向かんのヤ。チョロチョロ程度なら出来ますが、そんな調子なら、お湯を満たすに日が暮れるし、ヒツコク挑戦して、金具とホースを壊してもアカンやろな。弁償させられたらエライ事ですし、壊しやがったと末代まで云い振らされでもしたら、日本国の恥でアル。
そもそも、時間的にも制限が有りますがな。タイ式足裏マッサージさんに来て戴くまでに三名様全員、お風呂から上がってなくてはナランのです。こんな事をナン十分もやってたら、叱られてマウから、知恵の輪の回答出しは休戦で、浸かるのは諦めて、シャワーに切り替えまして。
イヨイヨ、温度調節ですが、冷たい、熱いナと蛇口を締めたり、開けたり廻してたら、スポンと抜けてモテ、ギクリ。日本から来た、阿呆なオッサンが非力なクセして壊しやがったと末代まで云い振らされたらドショ。
冷静に構造観察すれば、シャフトの天辺に溝切ってるダケ。単に上に持ち上げてしもただけなんやと判明で、一件落着。したけれど、温度幅が微妙なんやなあ。お湯を大目にすれば熱過ぎるし、少な目にすれば冷たいシ。
一番風呂、ましてや大ホテルのは、お湯がお湯らしく、満遍なく適当なる温度にまでには相応の距離通過故、時間が掛かるのかいな。
デハナイ筈とは想いツツも、汚れの正体も気になるし、湯船の底にお尻をベタリとくっつける気にもナラズ。丁度、其の位置に汚れがあるだけに厭なんや。
避ければ、頭の上から湯が掛かり、正しく、シャワーになってマウし、高い位置からのシャワーは気に入らん。理由は我が背が低いだけですが。
ソレなら、ホースを手に持ったら佳いのですが、不器用故、我が体、小さな面積でありましても、下手したら、床から洗面台から、トイレにまで湯が掛かって水浸しになってマウがな。嫁はん、妹が滑って転びでもされたらと、責任重大。有ったアッタ。足拭きマットがありましたと、洗面台の上のを敷きまして。
周辺見渡せば、カーテンも有った。カーテンしてのシャワーも慣れてナイから気に喰わん。ナニもカもが気に喰わんけど、飛び散るのは防がねばナラヌ。
カーテンも湯船の外にしたのでは、床が濡れるし、裾を湯船の内側にしなくてはナラヌとか。
ビジネス・ホテルなら、ユニットですし、水が漏れても我一人故、委細構う事ないけれど、大ホテルのは気を使う。
シャワーだけしててもショがナイやんか。体も洗わねばナラヌ。石鹸は、シャンプーはと、洗面台を探せば、一番向こうの端に発見。
湯船から出たり入ったり。又、出たり。
云うたらナンですが、素っ裸で、日本でこんな事してたら風邪引きますが、Thailandならチと温暖故、大丈夫。
(02/12/10)


NO.40 出張タイ式足裏マッサージ(1)

スッカリ寒くなりまして、コートを着て、脇目もふらずに一心不乱。
JR嵯峨嵐山駅の踏切を渡り、駅に向かうのか、一人の妙齢の美女。
美女は携帯電話で話をし乍らでして、佳く見掛ける光景でありまして。
パッと見では事実、妙齢の美女でありまして、うつむき加減、早足で真っ直ぐに歩いてル。
レンタ・サイクル辺りに差し掛かったトキですが、別方向から六十代中場の初老の男性。人相、ブルドックみたいで、顔だけなら威圧感充分のが、グリーン・オアシス方向に歩いて来た。
ソレだけなら、ナンにもナイけれど。双方徒歩やし、体が不自由でも、覆面してるワケでナシ。目隠しもしてませんし、身動き取れヌ程の荷物を持っても居ませんがな。
女性はハンドバックは手にしてますが、モ片方の手で携帯電話してるだけ。ブルドックは完全なる手ブラの至って見慣れた光景でアル。
広大なる大草原でナシ。歩いてる人、自転車、車も走行してますから、常に周辺に目配りしてる筈やから、ナンとも想てへんかったのに、見事に交錯してしもた。
「アイタ。」
と携帯美女、叫んでから、
「ナニすんの。足踏んだやんか。痛いやんか。」
ブルドッグを睨みつけて、抗議した。ドも初老のブルドックが美女の足を踏んだみたい。
ソヤケド、通を歩いてて、足を踏みますか。踏まれてしまいますか。双方、余程に注意力散漫で、大したモンです。
「真っ直ぐ歩いてたダケや。」
ブルドックも応戦しましたが、チと屁理屈。通路の構造からして、位置関係からも、双方途中から斜めに進行方向変更してる。
ソヤケド、足を踏んでしまうか。踏まれてマウか。ド考えても、注意力散漫やで。
「足踏んだんやったら、謝りヨシ。此の、呆け親父。」
呆け親父とはネ。お口の悪い携帯美女。
ブルドックも負けジと応戦するかと見えたのに、尻尾巻いて逃げるが如くに消えてモタ。但し、捨て台詞一発。
「何処に目がついてるのヤ。」
そんな事云われたからには、携帯女性も収まらず、追い掛けソになったけど、想い直したのか、駅のホに向い。そして、電話の相手に、
「堪忍ナ。ヘンなオッサンがなあ。足踏みよったんや。何処見て歩いてヨルのやろ。
慰謝料でも請求したろかと想たけど、逃げられた。」
突然大きな声で、聞こえヨガシにネ。相手さんは其処等に居てナイのに。私等に聞かせてもショがナイやんか。
怖い世の中となりましたが、一部始終、でもないけれど、見てた後続部隊。私も含まれてますが、お互いに見知らぬ間柄ですが、顔を見合わせて、凄いなあ。凄いとは、双方凄いと云う意味でして。人通りの多い場所です。お互い様に周辺には注意を払わねば。
初老のブルドックはソレせずに余所様の足踏んで、御免ナの一言もナシやんか。
女性も携帯電話だけに夢中になってからに、文句云えた筋合いでナイだけに、注意散漫の阿呆同志。もっと派手にやってクレたら数秒だけなら見物してやったノニ。
されど、ブルドックが訴えられたら、傷害罪になるのカナ。馬鹿バカしい故、証人になるのは辞退。気がスムまで二人でやって欲しいけど、ブルドックも相手が通を譲ってクレルと過信し、携帯女性は自分だけの世界に埋没。
矢っ張り、踏んだのは事実なれば、スマンノオの一言、要ったのでないかと。素直でナイ初老のブルドックと気儘な女性の組み合わせ。
私なら、通を歩いてて足を踏まれた事も、踏んだ事も無いけれど、電車のナカでなら踏まれたのが何回有る事か。踏まれてるのに、何故か反射的に謝ってしまうのや。謝ってから此方が被害者であるのに気がつくけれど。先方様、知らぬ存ぜぬ、フリしやがったり。
下手したら、イツまでも我が靴の上におみ足乗せてやがるから、オイオイ、汚れたのを拭けとまでは云わんけど、チと謝れ。何故か電車では気のつかんのが居る。床と靴の段差、硬さクライは分かるヤロ。足の踏み場もない、満員電車ならショがナイ面も有るけれど。
果てサテ、「騒慌珍嬉のThailand」です。
コートどころか、蒸し暑く、冷房せにゃならぬ程のThailandです。裸になって、風呂場をウロウロしてても苦にならぬThailandです。但し、十月二十四日の事ですが。
皆様の話に寄ればです。最初っからシャワーしかしてナイのやて。そしたら、私だけが風呂場で悪戦苦闘してたみたい。
全員が風呂から上がれば、パジャマ姿ですからマッサージさんに支払うべきお金、Bahtですが、ドショナと相談。
枕のシタにでも隠してオコかとなりました。マッサージが終わればスグ渡せるヨにです。
しかるに、納豆さんからは、通常五百Bahtですが、出張ですから、交通費等々往復の所要時間も含め、倍額の千Bahtにチップを百Bahtを載せて戴いて。都合千百Bahtを渡してやってくださいネと云われてます。
此れが高いのか安いのかと云えば、高いラシイ。
後日、息子に話をすれば、出張して戴いても同一料金で、三百Bahtにチップが五十Bahtとの事やった。ヨクヨク、納豆さんは高級取り。
此のトキは知らんから、教えられた通りに料金千百Bahtを準備して、枕のシタに隠して、準備万端、イツでも結構の体制と相成った。
(02/12/11)



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