シバケンの天国禁談奇談
−明日は我が身の話−

−見える、聞こえるの話NO.2

見えるNO.1

要介護1NO.3 要介護[2]NO.1
番外・爺さん・婆さんの話 母入院NO.4

題目一覧表

目次

見える、聞こえるNO.3

NO.20 調剤薬局での話(3) 中年の面々の話

NO.19 調剤薬局での話(2) 足組の40代男性の話(2)

NO.18 調剤薬局での話(1) 足組の40代男性の話(1)

NO.17 お父さんと、息子さんの話(2) 親子の口喧嘩の話

NO.16 お父さんと、息子さんの話(1) 実のお父さんの話

NO.15 お父さんと、若奥様の話(6) 義理のお父さんの話

NO.14 お父さんと、若奥様の話(5) 余談の話

NO.13 お父さんと、若奥様の話(4) 老人の特性の話

NO.12 お父さんと、若奥様の話(3) タクシーで帰れの話

NO.11 お父さんと、若奥様の話(2) 完全別会計の話

見える、聞こえるNO.1


NO.11 お父さんと、若奥様の話(2) 完全別会計の話

そんな次第の、斯くなる次第での、当時、40年の昔<1970年>の頃の、80代と、当世の80代を比べてみればと。
正直、そもそもがの、昔の、80代ともなればの、居たはるのが、珍しかったわと。
それでも、同じの町内<約40軒>で、7軒はと。
ソラ、子々孫々が同じ家で住むが、常識の時代やしと。ソレを云い出せばの、現の我が町内会で、我が世代と、親世代が一緒に住んでるとなればの、約100軒で、何軒かと。5軒かと。
但しの、諸般の状況にての、全くの一緒のは、内の3軒かと。<我が家を含む。>

圧倒的に比率が異なるですがの、ソラ、我が町内会なるは、新興住宅街やしと。
歴史が異なりの、よって、同じにしての、近隣の、地(じ)の町内会の世帯ならばの、軽くの半数以上かと。オッとの、同じの敷地内での、別棟もあるですがと。
ソレ程に土地が広いもあるですがと。狭くとも、同居のもあるですがと。

での、祖母なるは、1971年、82歳で、他界したですが。当然にして、孫たるの、私も、マダ、23歳かと。若かったナと。厚かましいけれどの、云うだけ、願望だけならばの、只でしてしの。
出来る事なら、モ一度、その当時に戻れたらなあと。

オッとの、そんな話に非ずの、当時の、80歳ともなればの、婆さん、婆さん、したはったかと。爺さんは、それこその、見掛ける事は少なかったかと。
当世での、80歳も、婆さん、婆さんしてるけれどや。印象的、相当に違うナと。
祖母の唯一、苦労してたは、肩凝りかと。灸(やいと)をしてくれと、良く頼まれたかと。
イヤイヤ、藻草(もぐさ)ので、火を点けるです。祖母の背中は、灸の痕(あと)だらけ。それでも、繕いモノを日課としてたかと。少なくともの、交通事故で、骨折するまでは、毎日、やってたですがと。

手先を使えば、ボケへんしと。
事実、ボケてえへんかったかと。
そんな意味ならばの、当時、ボケ老人も知らんゾと。絶対数が少ないとは云え、本当に知らんナと。
イヤイヤを、モ一発、イヤイヤでの、ソラナア、祖母が居てたら、祖母のお友達をも、承知はしてるわと。近所の、婆さんも見てるわと。
ソラ、我が祖母との、比較もするしで、話もするし、用事を頼まれ、訪問も致すしで、婆さん連中なるは、承知の範囲で、ボケてるを知らんし、繕い物を、死ぬまでしてたかと。
イヤイヤ、ソラなあ、応答、返答、話が噛み合わんけれどの、ボケてるのか、ボケてえへんの違いは分かるわと。

そもそもが、我が祖母なるは、病院通いもしてへんでねえ。健康そのものやったかと。
一時、病院が、年寄りの集会場の如くに、揶揄(やゆ)されてたですが。間違いは無いけれどの、ソラ、歳喰たら、方々が痛むやろしと。
での、当世と、大きく、違うは、歯の問題かと。
当時の人は、大体が医者嫌いと、する以前の、少々の事では、医者には通わんかったかと。懐具合の問題が大きい事もあるけれどの、歯の手入れも、下手やったかと。
イヤイヤ、歯磨きならばの、毎日やってるけれどの、入れ歯とするよりは、総歯抜けの婆さんが、相当数に居たのでないかと。

以来、40年経って、歯の治療法も相応に改善、進歩の、歯抜けは歯抜けでも、総の歯抜けは少ないかと。差し歯であれ、何であれ、歯はありましての、結果、硬いモノでも食する事が出来るです。
結果の結果、栄養もで、肌の艶が、違うナと。所謂の、梅干し婆さんは、居てへんかと。
そんな意味ならばの、我が祖母なるは、名、実、共の、歯抜けの、口元なんかからして、シワシワの、梅干し婆さん、そのものやったです。
そして、加えての服装が全然の異なりましての、40年の昔の婆さんなるは、揃って、和服やったかと。今時、和服の婆さんなんか、知らんわと。

オッとの、での、ででの、亀岡シミズ病院での話やわと。
クドイけれどの、この時、私めは、通路側にあるの長椅子に座って、母の薬の処方箋を待ってたですが。
その、スグのそば、手を伸ばしても、届かんけれどの、1メートルしか、離れてえへんの場所、通路のド真ん中で、誰様とも、知らんの、車椅子の爺さんと、若奥様が居たはってと。

爺さんの方は、天井向いてしもての、明かなる、痴呆の気(け)があってねえ。
よって、若奥様、「お父さん」「お父さん」を連発の、されどの、耳の聞こえが悪いしで、大きな声になりましてと。
只でさえ、スグのソコやのに、全部、見えるし、聞こえるわと。丸々の全部は見てへんけれどと。

タクシーを呼びますしねと。
へえと、車で来たはるのと、違うのかと。こんなお年寄りをタクシーでは大変やと。
での、それこその、私が座ってるの長椅子の横手の方には、公衆電話があっての、タクシー会社に電話をしやはっての、某ですが、病院のどこそこで、待ってますので、宜しくと。

電話が終わってからの会話は、「お父さん、お父さん。」
電話代、10円、戴きましたしねと。残りは、オ財布に間違い無く、戻しましたしねと。
へえと、キッチリしたはるなあと。しっかりしたはるなあと。例えの、10円たりともの、会計は、別かと。マアナア、一切合切、別なら、別で徹底したはるのやなあと。
何やら、寂しいモノを感じたですがと。

ソラナア、我が世帯、原則、母のモノは母の年金で、支出はしてるですがと。
足らんわと。足るの筈があらへんわと。
話簡単の、薬を戴きにの、病院への、ガソリン代なんか、取らへんやろなと。処方箋で、130円やったか、要るですがと。薬代で、1140円掛かるですがと。

都合の、1270円也<後期高齢者は、1割負担のため、実際には、12700円>なれどの、母の実質的出金なるは、千円ゾと。千円しか、預からへんしで。
無ければ、預かりよがあらへんですがと。
ホナラの、足の出た分はとなればの、我がお小遣いからかナと。或いは、家計からかと。
云いよによったら、丼勘定の、ええ加減かと。されどの、母が損は一切してへんわと。させてえへんわと。母が承知か否かとなればの、多分なら、知らんやろと。
一々、精算金額なんか、云わへんしと。繰り越しで、戴きもしやへんしと。そんな発想があらへんわと。
薬の件なるは、4週間で、1回やしと。

そんなに細々してたら、食事代が、オヤツ代が、下着代で、散髪代でと。ホカロンが、ピップ・エレキバンがと。そんな事、一々、やってられるかと。云い出せばの、水道代が、電気代がと。
計算するも、管理も、大変の、よって、一発、嗚呼、別居やなあと。
イヤ、別居でも、ここまではと。

イヤイヤ、そんな世帯もあるですがと。
電気、ガスの、光熱費は、相応に、幾らと決めましての、食事に関しては、一切の、勝手にやってくれの、同居だけのも承知してるですがと。
それでも、電話代まで、別家計での、出させはしやはらへんやろと。

斯くなる次第の、そんな次第での、様子、会話からは、息子の嫁で、別居かと。
加えての、今時の、50代の奥様が、ケータイを使わんとはナと。ケータイも、相手が、固定電話ならばの、料金が高いかと。
どっちにしたって、徹底的に、シッカリしたはるなあと。
されどの、ホッタラカシにせずの、付添で、来たはるだけでも、数段のマシの部類かと。

そやけどなあと。
こんな場で、衆目の場で、通路のド真ん中で、やったはるのやしで、この家族、若奥様からしたらの、至って、常識の話で、世界なんやと。
とは云え、義理の父母なんかの、面倒なんか、トンでもの、若奥様が多い中、花丸を幾重にも、差し上げたいわと。
ところがの、だけでは、終わらんの、マダ、先があったです。
(10/05/10)


NO.12 お父さんと、若奥様の話(3) タクシーで帰れの話

ソラナア、自分の子や、配偶者ならばの、同じくの、「お父さん」と呼んでても、言葉の端々がキツイのやと。
孫子なら、親を、祖父母を捕まえの、エラソにやってるわと。
ソラ、親密度の問題やしと。血のつながりが、濃い程にと。

息子の嫁であっても、同居なら、矢っ張り、「お父さん」は、「お父さん」でも、言葉使いは、「ですか」「しますか」「ですねえ」等々、丁寧でも、語調は、多少は、キツイの面があるんやわと。
ソラ、毎日、毎日、顔を付き合わせてて、一々、ご丁寧にも、やってられへんわと。
よって、言葉使いを聞いてたならばの、娘か、嫁かも、嫁が別居か、同居なんか、一発、分かるわと。

イヤイヤ、でででの、病院内の公衆電話の壁には、タクシー会社の電話番号が掲示してあっての、若奥様、云うても50代の、されどの、美人で、気品、上品、理知的なるの、加えての、化粧も薄化粧かの、全くの派手では無いの女性でしてと。
派手で無いから、貧乏の意では無いわの、必要以上に華美では無いの、単に地味目かと。

「お父さん」に、電話の代金の、残りを財布に入れましたよと。宜しいですかと。
何回も、何回もの、念には、念の、ヒツコイ程にで、聞いてて、そこまで、念を押さんでもと、余計なお世話の考えも、チラと。
「お父さん」が返事をしやへんから、尚更の。見てて、返事をする体制とするのか、気力とするのか、云うてる事をどこまで理解してるのかと。
ハタから、見てたら、可哀想にと。「お父さん」がと。

更には、「3千円も出せば、行けますよねえ。」と。
嗚呼、5千円札がありますし、コレにしましょうねえ。コレです。宜しいですか。5千円ですよ。コレで、支払ってくださいねと。
コレ又、念には、念の、5千円札を、「お父さん」に見せましての、宜しいですかと、元通りに、「お父さん」の財布に入れますのでね。ここに入れましたしね。見てくださいよ。入れましたよ。宜しいですかと。
財布の、5千円で、支払ってくださいねと。一番外に入れてありますしね。分かりますか。見ててくださいねと。

オッとの、ソかと。
ここからは、我が推測の話の、タクシーを呼んで、乗せるだけかと。
だけでも、付添に来てるだけでも、エライけれどと。
されどの、この一連の話、光景にて、沢山の事をば、考えさせられたです。

マズは、只ナで、ホナラの、この2人は、どんな手段で、病院に来やはったのかと。
まさかの、タクシーやあるまいにと。「お父さん」が、1人で、タクシーで、来たのかと。
オッとの、クレグレもの、退院の様子では無いです。しかるべくの、荷物はあらへんしで、外来やと。
必ずしもの、3千円も掛かるとはしたはらへんです。3千円もあればとしたはるです。よって、来しなは、タクシーでは無いゾと。
での、当たり前に、タクシーで、3千円ともなればの、近くでは無いです。遠くでも無いです。要は、ええ加減の、3千円分の距離なんやと。

そやけど、タクシー代で、3千円も出させるは、勿体ないなあと。お爺さんが、余程の資産家、公務員、議員を歴任での、年金がガポリと戴いたはるなら、知らんけどと。
コレ又、失礼乍らの、相応の資産家なら、こんな扱いはされへんかと。

イヤイヤ、どこの誰様かは、全然の、あくまでもの、勝手推量の、この若奥様なら、車の運転なんか、出来るわと。想像逞(たくま)しくならばの、車で来てるわと。
多分ならばの、車で、「お父さん」を迎えにで。病院まで、連れて来ての、診察か、治療かは、知らんわの、終われば、1人で帰ってくれかと。

されどの、若奥様の声は、びんびん、言語明瞭の聞こえても、「お父さん」の声は全然の、返事さえ、してへんよに思うですがと。
返事どころか、頷きもしてへんわの、天井向いたままでしてと。失礼乍らの、ボケ症状の気配濃厚での、殆ど、会話は成立してへんの、そんな、「お父さん」を、タクシーの運転手1人に任せられるやと。

私め、自他共に認めるの、冷血漢で、極めての、水臭いの息子なれどの、そのよに、母から、ショッチュウ、云われてましての、ドツイタロかと、思う程にの、ドツいたりは、した事は無いけれどの、この若奥様の如くの考え方には、着いて行けへんなあと。微塵たりともの、理解が出来ひんなあと。
オッとの、クレグレもの、我が母、資産家に非ずの、無産家、借金家。代行にて、返済させて戴いた事が、過去ン回の、ボーナスが軽くの、ン回分、飛んだですがと。
オッとの、とっとの、ン十年の、昔の話やでと。

そんな話は結構の、そもそもが、1人で、タクシーで帰れは、考え、及ばんわと。
万が一の事でもあってみいと。万が一とは、転けられてみいと。
しかるにの、車椅子なるは、病院の所有での、院内でのみ、借りるのモノでして。
天井向いたままの、「お父さん」を、とてもや無いけれどの、1人で帰らせられるの、考えがあるのかと。タクシーの運転手さんが大変ゾと。転けられてみいと。
運転手さんが加害者とまでは、云わんの、白い目で見られ、責任も感じてしまうかと。そんな配慮もして欲しいナと。

イヤイヤ、私め、水臭い、冷血漢、何にも云う事を聞いてくれへん。世話にも、一切なってへんのと、無茶苦茶に云われ、ソかと。
も二度と、薬をもらいになんか、行ってやらへんわと。
母の、身勝手なるの、口撃に、腹が立って、腹が立っての、口では云うても、しかるべくの、薬は戴きに、診察が要るなら、連れて来てましてと。
諸般諸々の一々、何をと、云うてられへんの、細々、色々、云われてるわの。それでも、一切、当たり前に、やってるわと。
嫁はんは、ソレ以上にやってるわと。

ソラ、母1人、自分1人で、何が出来るやと。
飯喰う、トイレに行く、着替えする。
テレビを点ける<リモコン>で、電灯の取り扱い<リモコン>さえが、無茶して、何とか、してえなの、口やのにと。
リモコンの電灯にしたは、嫁はんの案にて、夜中、トイレに行くに、寝惚けてしもての、紐のブラ下がってる箇所に手を伸ばして、ドスンと、再度のベッドから落下したら、今度こそ、再起不能やしと。
とは、ならせとは無いしで、ゴタゴタ云うてるですが。アカンなあ。聞く耳、持たんです。屁理屈、都合勝手な文言並べて、こっちを逆撫でするが、イツもの事でと。

オッとの、近頃では、余程で無いと、云わんよにしてるですがと。どっちにしたって、聞かへんのやしと。云うだけ、無駄の、返される言葉で、腹が立つだけやしと。
文言、全て、先読み出来てましてと。

での、リモコンが見つからんけど、どこやろなあと。寝床<ベッド>に決まってるやろと。
マアナア、ボケてえへんしで、自分で、喰えるし、一応はトイレにも行けてるしで、助かってるですが。喰えて、行けて、助かりはしても、後始末は大変ゾと。

実の息子やし、自分の親やしと、当然やと。ハタから、云われて、思われてもの、何ともの、云いたいヤツには、云わせておけと。
ホンマやでと。
一言だけ、云うならばの、同居の家族でありましてと。
時間が無いから、1人で、病院に行けとは、云わんわと。云うても、出来ひんのやしと。連れて行って、帰りは、1人で、帰れとは、毛頭のと。家族でありましての、そんな理不尽な事が出来るやと。

ソラ、ソやでと。
例えばの、転けて、足を骨折で、救急車だけ呼ぶしで、アトは、1人で、救急病院にと。
そんなアホなと。

されどの、別居ならばの、救急車を呼んでやるも、出来ひんわと。
救急車に一緒に乗って、しかるべくの、付添の、様態を聞くも、入院の手続き等々も、出来ひんわと。別居でも、ホンの近くに住んでたら、出来るですがと。
連絡があっての話やけれどと。大腿部骨折にて、動けへんかったら、連絡も、どするやと。

母の骨折なるは、大きな、ドスンの音で、察知したですがと。部屋に見に行ったら、ベッドの下で、座ってまして。
「何をした。」
「何にも無い。どもない。ベッドから、落ちただけや。」と。
「足を動かしてみい。」
母の、「ホラ、動く、動く。」で、「嘘や、動いてえへんゾ。右足を動かしてみい。」と。

イヤイヤ、ホンマやでと。
部屋から、何かの、物音聞けば、様子を見にで。
朝でも、起きて来るが、遅かったら、余りに、静かならばの、もしかしての、生きてるのかと、動いてるか、息をしてるかの、様子を見にでと。大体が、ディー・サービス以外の日は、遅いけれどと。
起きるのがと。
ディー・サービスの日は、楽しみにしてましてと。起きるのが早いかと。

オッとの、マダ、見方はあるです。
若奥様の、念には、念の、ヒツコイ程の、ダメ押しの理由がと。
(10/05/11)


NO.13 お父さんと、若奥様の話(4) 老人の特性の話

そもそもが、付添で、病院に来て、診察が終われば、タクシーをば、呼んで、ハイ、サイナラで、付添たるの、役目が完結するのかと。
矍鑠(かくしゃく)として、杖無しでも、1人で歩けてるよな、「お父さん」ならナと。
大丈夫、大丈夫の、嫁に別途の用事があるなら、気にするなの、ここから、1人で帰るし、タクシーでも呼んでくれと。
そんな、「お父さん」なら、ソですかと、なるけれどの、モ一発の、そんな、「お父さん」なら、自分で、タクシーくらい、呼ぶですがと。
何なら、パチンコ屋にでも、寄って、帰るわと。
何々、パチンコかと。好きにせえと。

オッとの、適当なる話やでの、例えばやでと。
オッとの、とっとの、そんな調子ならばの、何をしにの、病院かと。
イヤイヤ、諸般の持病もあるやろしと。診察を受けて、ども無いと診断されて、ホと安堵もあるやろしと。

での、時刻ならばの、11時半かと。モすぐにも、昼飯時やでと。タマには、「お父さん」と一緒に、飯でもと。この、「お父さん」なら、下手に同席にて、喰たら、ボロボロ、こぼされて、後始末が大変かと。
とまあ、そこまで、細々を、第三者が考える事も無いけれどと。

さての、ここからが、問題かと。
表現は悪いけれどの、ボケ老人とは、どんな具合かと。
別段に、ボケが入ってえへんでも、こんな老人は多いゾと。
云うたら、四六時中、延々の、ボケては居たはらへんです。正常なるの、場面もありましてと。下手したら、ボケてる方が楽やしで、ボケた、フリしてる事もあるのかと、思わん事も無いですがと。
話簡単には、勝手ツンボに、勝手ボケ。
とまあ、自分でボケてるなあと、感じてたら、ボケてえへんのかナと。

イヤイヤ、クレグレもの、私め、ボケの専門家に非ずの、単なるの、我が印象だけなれどと。専門家とは、お医者さんだけに限らんです。介護士さんであるとか、しかるべくの、施設の面々は、実体験として、相当に詳しいかと。
私は、介護士でもあらへんしで、承知してるは、狭い範囲やけれどです。
されどの、家の中と、しかるべくの、他人さんが居たはるの場では、違うんやでと。どっちかとなればの、他人さんの居たはる場では、マトモやったりと。

他人さんでは無いの、孫、曾孫でもが、居てみい。ええ格好ばっかり云うてからに、喜色満面かと。私らの面前では、ムツっとしててと。誰に面倒掛けてるのかと。
ホンマやでと。
我が息子共の方が、云う事、何でも聞いてくれると。
当たり前やないかの、タマやんかと。
イヤイヤ、クレグレもの、嫌がって、逃げてるよりは、数段に有り難いかと。一寸でも、やってくれる方がこっちも助かるですと。

での、変な話、介護認定を受けるがための、審査の時なんか、しかるべくの担当者が来られての、質問されるの時なんか、元気、元気で、手は上げられますかで、ハイと、万歳三唱したりして。
簡単な計算はで、ご名答でと。生年月日もスラスラと。
オッとの、我が母は、ボケては居てへんですがと。
モっと、云うたら、我が親族に、ボケは居てへんですがと。
介護認定にて、上位<重度>を受けたいならばの、ボケてたらと、されてるですがと。

されどの、簡単なるの、足し算が出来ず。自分の生年月日が、イツやったかと。家族の、兄弟、親や子の名前を忘れる。徘徊(はいかい)し出す。
等々の症状が出て来たら、要注意かと。
実際問題、家族にボケられたら、大変ゾと。

での、金銭の話なれどの、良くあるです。聞くです。聞かされるです。
お金が足らん。無いと。ここに置いてなのに。財布の中に幾ら入ってたのにと。更には、財布が無いと。
下手したら、真剣、真顔で、この人が盗らはったんやと。家族の面前にて、名指しでやられたりと。
イヤイヤ、余所様から、聞いてるだけの話やでと。
ツイデになら、都合の悪い事は、忘れたりと。実際に、忘れたかは、分からんですが。一説では、ボケても、自分の失敗を、取り繕(つくろ)うは、出来るですて。
要は誤魔化しは出来るです。或る意味、人間の本能、自己防衛、自尊心かと。

云うたら、お金を受け取り、お釣りをキッチリ、返却しても、返してもろてえへん。
金銭の授受はしてへんのに、あの人に、お金を盗られたと。
突然に云われたりしての、とかとかで、厄介なんやと。
或る意味、使た事を忘れてしもて、入った金額のみを覚えてたりと。

若奥様が、念には、念の、ヒツコイ程に、お釣りはここにと。5千円札はここにと。チャンと、見てくださいねと、大きな声でやってたは、ソレもあるのかと。
聞こえてよが、聞こえまいが、では、困るですが。兎に角、返しましたよと、明確に云うとかんとと。
ソレで、当人、「お父さん」が、理解してるかとなれば、極めて怪しいわと。
そんな事が、度々、あったのでは無いかと。お金を盗(と)られた。盗(ぬす)まれた。返してくれへん。自分で出来る。帰れる。ホットイテくれと。

一部は、ボケての事と、虫の居所が悪かったの、感情論もあるのかと。
ソレを一々、根(ね)に持って、ソかと。ホナラと、勝手にせえと。売り言葉に、買い言葉までは結構の、実行に移してたら、年寄りの事が分かってえへんなあと、なるですがと。
分かってえへん以前の、出来る、出来んは、様子を承知なら、分かるかと。
そやけどナの、頭の中では、ボケの事を承知でも、聖人君子やあるまいにの、ソは易々に、対応出来ませんですがと。
云うたら、特には、身内の場合、余計にやでと。他人さんなら、フンフンと、聞き流しも、出来るですがと。但しの、金銭以外、盗(と)った、盗(ぬす)んだの話は困るですがと。

での、ででの、我が母なら、他の薬はどでも結構の、睡眠薬命でありましてと。
亀岡シミズ病院に入院するまでは、一旦は収まってたですが。悪いけれどの、病院で、請求して、戴きましての、再発かと。

そんな次第の、ええ加減に睡眠薬は止めたらと。
忠告したなら、意地悪ばっかり云うてからにの、自分は、どなっても構わへんの、そんなにゴタゴタ云うなら、病院へは、自分1人で、睡眠薬を取りに行くと、好き勝手を抜かしてからにと。
ホナラ、行けるモンなら、行け。
とは、申さんです。
行けへんのは、分かってまして。

イヤイヤ、ソレで、実際に行く気もあらへんし。
睡眠薬が無くなればの、凄い形相にての、何をするか、口走るかの、さながらの、覚醒剤でも切れたかの如くになりましてと。
での、マア云うたら、先生、亀岡シミズ病院の先生では無く、別途の目的の、掛かり付けの町医者なれどの、相談<こちらでは、睡眠薬は出さず>したならばの、睡眠薬を欲しがるなら、飲ませて上げたらと。
歳なんやし、好きにさせて上げたら、宜しいがなと。悪いモノのなら、処方箋から、外さはると。

ソレも一理なれどの、とは、云われても、こっちにしたら、管理が大変なんやと。モノがモノだけに、母には管理をさせてえへんですがと。
但しの、以来、母も強気になりましての、頑として、譲らずの、どしてもの、毎日、毎日、とあるの時間になればの、忘れもせず、睡眠薬を、出してクレと。

ホンマやでと。
他の本命の薬なら、多少は余るのに、睡眠薬だけは、キッチリ、キッチリとで、一回くらい、忘れたらと。
結果、連休等々で、病院が休みになれば、大変の、予め、余裕を持って、取りに行ってるですが。
一度、取りに行くを忘れててねえ。
結果、ゴタゴタ、キチガイみたいに、唸(うな)られるは承知で、こっちも、閉口故に、事前に、市販の、睡眠導入剤を買い求めに行ったりと。当たり前に、我が自腹で、保健は利かへんしで、アイタタ、タッタの、タのタのタと。

ソレで、調剤薬局から、戴くの、睡眠薬が、利いてるかとなれば、一旦は寝ても、ン時間後の、真夜中、12時頃には、起きましての、フラフラと、寝惚け眼で、トイレにと。
兎に角、危ないしねえ。
最低限の、その時間までは、寝ずの番。
(10/05/12)


NO.14 お父さんと、若奥様の話(5) 余談の話

過日。
過日とは、過ぎたるの話。
如何程(いかほど)過ぎたかは、どでも結構の、過日。

イヤ、近所のコンビニに、タバコを買い求めにの、既に、常連さんになってまして。
イヤイヤ、近所のコンビニも、栄枯盛衰甚(はなは)だしく、一箇所は撤退の、セブン・イレブンでして。新たには、ミニ・ストップが出来てまして。サンクスもありましてと。

ソレ以前には、所謂のタバコ屋はんで、買おてたですが。正確には、タバコ屋はんでも、買おてたですが。
私の銘柄なるは、キャスター・マイルドでして。タバコ屋はんに行ったら、あらへんでねえ。マイルド・セブンにしたですがと。結果、1箱290円が、10円高くなるんやわと。
オッとの、一々、買いには邪魔くさいしで、1カートン<10箱>単位で買うですがと。

タバコ屋の小母さん<お婆さん>、曰くに、売れ筋の悪いのは、要らんやろと、卸し屋はんから、回収されたですて。へえと。
話簡単には、キャスター・マイルドは、安くて、売れ筋から外れてるのかと。余所様は金持ちやなあと。
オッとの、とっとで、タバコそのものが、嗜好品で、税金を吸うてるよなモンでの、嫌煙権で、副流煙でと。
嫌われモノなれどと。

での、以来、タバコ屋はんからは、足が遠退きましての、タバコの買い付けなるは、コンビニでと。特には、一番に近いの、ミニ・ストップなれどの、内の1人の店員さんが、私の顔を見たら、これやなあと、サと、キャスター・マイルドを出してくれまして。
中年の小母さんなれどの、ソラ、私よりは、お若いかの、50代でしての、下手したら、マタモヤの、年下と思われてるの可能性大かの、そこまでは、考え過ぎかの、吸い過ぎに注意しなアカンえと。

行く度、買う度、サと、キャスター・マイルドが出て来るのは、有り難いけれどの、若い店員さんでは、キャスター・マイルドが通じいひん事がありましての、横から、出してくれやはっては、注意とするのか、云われてねえ。
その度、反射的に、スミマセンと。
イヤ、構わへんえで、下手したら、モ一発の、もお、あれが、無くなったんかと。1カートン<10箱>が、10日も経ってえへんえと。

あのなあの、10日は経ってるですがの、変な話、10日以内では、行き辛(つら)あなってねえ。早めに無くなった時には、コソリと、他のコンビニへと。
加えての、タバコ以外も買おてるのに、タバコを先に出されたりと。
だけの話やわと。

斯くなる次第の、そんな次第での、ソラ、お年寄りが、ボケもせず。
家族の面倒不要で、常にニコニコの、翁(おきな)、媼(おうな)顔で、無茶を云わずに、周囲に気配り出来てたならばの、聖人君子、天使様でありましてと。
子や、孫から、心底の、尊敬されてたら、エライです。立派ですと。

イヤイヤ、そんなお年寄りは居てへんとは、云わんです。
数は少なくとも、存在してると、確信してるです。私自身も、そんな具合に歳を取り、子や孫に、尊敬されての、死ぬる時には、惜しまれ、悲しまれてと。
とは、思うですが。
理想とし、目標とも、してるですが。果てサテ、そんな年寄りに成れてるかは、自信は無いなあと。
加齢と共に、若干なりともの、耳が遠くは、耳鳴りにて、尚更に酷くの、云われてる事が、聞き取り難い事が度々でと。オマケで、短気とするのか、気を使うが、超面倒にもなって来てましてと。

オッとの、お年寄りの事なれどの、お年寄りとは、後期高齢者年齢の話やでの、只ナで、人品、実態なるは、外からでは分からんわと。
どこの、どこ様の、お年寄りも、ハタ目からでは、ええお婆ちゃん、ええお爺ちゃんでありましてと。
云えば、我が母も、多少の難はあっても、余所様からは、明るく、元気の、元気は足以外がで。誰とでも、話の出来る、面倒見の甚だの宜しい、お婆ちゃんかと。
イヤ、そんな具合に、ケア・マネージャーさんが仰ってましての、私め、へえと、感心してるですがと。

ディー・サービスで通うの、「こもれび」では、人気者で、同じくの通うのお年寄りに対するの面倒見が宜しく、助かってますと。へえの、へえのと。
誰の事かと。
まさかの、人間違(ひとまちが)い、聞き間違い、勘違いでは無いやろなあと。
オッとの、ホナラの、口も方便の、オベンチャラかと、思わん事も無いですがと。イヤ、ズバリやでと。
されどの、そんな風にあくまでもの、余所様からが前提での、云うて戴ければ、母も至って能弁となりての、云わんでもええ事まで、申しましてと。

イヤ、一ヶ月に一度、三者面談なるのがありましての、当人を含め、家族と、ケア・マネージャーさんとで、面談とするのか、どんな具合ですか。何か、ご希望、ご不満はの、話をされるですがと。
毎月、毎月となればの、話も無くなるですがと。
ソラ、退院直後ならばの、どんな具合かと。日常の事から、細々なる情報も伝えるですがと。正確に伝えると、不機嫌になりましてと。

での、介護認定のための、調査も、ケア・マネージャーさんが代行されまして。
云うたら、何が出来ますか。出来ませんですかで、何でも出来ますと。ええ格好云うてねえ。
トイレは、1人で行けます。朝の洗顔、歯磨きも、1人で出来るし、食事もと。着替えも、何でも、1人で出来ますで、ホナラの、何でも完全に1人で、出来るみたいな事を云うてねえ。
イヤ、出来るに間違いは無いですがと。中身が問題やのにと。

只ナで、1人で何でも出来るならばの、生年月日も、簡単なるの計算も出来て、手足もホレ、この通りの、ベッドの上での話なれどの、やってたら、如何にもの、健康なるの、お年寄りかと。
イヤイヤ、健康には、間違い無いですがの、入院はしてへんしと。
そんな意味ならばの、健康で、怪我せず、風邪も引かずに、そもそもが、入院してへんからこその、ディー・サービスに通えるです。ショート・スティにも、行ってもらえるですと。

ホンマやでと。
介護サービスなるは、健康で、介護認定を得られたからこその、受けられるです。
結果的、健康に過ぎてもダメでしてと。不健康になったら、通えへんしで、案外に難しいかと。

オッとの、での、但しの、1人で動けるだけでは、介護認定も受けられへんしで、足が不自由にて、補助具としての、杖があったらの話やなあと、一言付け加えまして。
イヤイヤ、冗談に非ずのホンマやでと。
こんな具合に、自分自身の日常的、二本の杖は必須の、前提での、杖が外せえへんは、本人の口からは、出て来ませんです。

調査のための、ケア・マネージャーさんにしたって、ツイツイに忘れてしまうの件でして。
ソラ、言葉上ならばの、ボケてえへんです。
1人で、トイレにも、洗顔にも、食事も出来るし、着替えも、何でもと。
ホナラの、何でも自分で出来て、介護、付添も要らんのかと。
問われたならばの、ツイツイの、ハイと、返答してしまうの勢いやでと。
事実、当人からしたら、日常的なる事柄なら、介護も、付添も一切不要の、何でも、自分で1人で出来てると、勘違いしてましてと。

ソラナア、電子レンジで、加熱の、チンでさえも出来ん事は無いけれどの、危なっつかしいが故に、家の誰かが、してるですが。チンをする前段階の食事の準備は一切出来ませんです。
着替えは1人で出来ても、その前提の、洗濯のスィッチは操作が出来ても、干すが出来ませんです。
云い出せばの、近くのコンビニに、買い物にさえ、行けへんわと。家の中で、杖で、徘徊なら出来ての、ディー・サービスの送迎車が来たら、介護士さんには、玄関から、車まで。車から、玄関まで、シッカリと、腕を持ちの、介助をして戴いてるが故に、移動も出来てと。
そんな事は、生活の一部になってしもての、当人からしたら、歩けてるし、移動も出来てると。
事実、歩いて、移動してるですがと。介護士さんの補助があっての事でして。1人では、一歩も動けませんです。

オッとの、若奥様の、「お父さん」の話から、大いに、話が脱線したですが。
そんなモンやと。
人間、聖人君子では、有り得えへんわと。
家の中に一歩、入らんと、実情なんか、分からんわと。
我が一家の常識は、余所様の非常識でも、ありましてと。云い出せばの、そこまで、しんでもになるのか、冷たいなあになるのかの、基準なるは、千差万別での、見方も様々でと。

若奥様と、「お父さん」の家族構成、世帯の中身、人間関係、過去の経緯までは、知らんわと。
「お父さん」の状況なるは、見てくれだけからは、とてもや無いけれどの、我が母以上に日常生活を、難儀したはるかと。
そんな意味からは、もしかしての、しかるべくの、施設<特別養護老人ホーム等>に入所したはるのかなあと。
とも、考えられるですが。

但しの、そんな場合、原則、通院には、施設の職員<含む、看護師>が、付き添うですがと。
職員が、入所者を、「お父さん」はあらへんわの、タクシーで、1人、勝手に施設に帰れも、有り得えへんわで、職員では無くの、若奥様と、断定での、1人で、しかるべくの、施設に送るは、水臭いが、飛び越しての、私には、出来んの、芸当やと。
よって、家族、親族であっても、家の中、人間関係、過去の経緯が関係してるのかと。これは、ハタ目、第三者からでは、中身までは、皆目の分からんわと。
分からんでも、「お父さん」の介護度ならば、等級までは、分からんでも、見えてるの範囲で、要介護に該当は、誰にでも、分かるわと。
(10/05/13)


NO.15 お父さんと、若奥様の話(6) 義理のお父さんの話

くどい程に、過日。
云うても、今月に入ってからでして。
嫁はんと、そこらを歩きをしてまして。戻りの段階での、我が町内会に入って来まして。オッとの、夕方、6時頃でして。
町内会と云うても、真ん中では無いです。端の方での、見知らぬ子ども達が、道で遊んでまして。

オッとの、とっとの、更なる先を見れば、いつぞやのヤツが犬を連れて、散歩かと。
私め、目だけは宜しく、加えての老眼故に、遠くは、見えるです。
嫁はんに、アイツやなあと。犬がソレやしで、一発、間違い無いかと。

何の話かの、いきなっりの、我が家の子に、先様の子ども<小学生>が、虐(いじ)められたと、アホな話の、我が家に朝一番、呼び鈴リンリン、リインの、リンリンのと、どしても、出て来いと、くどい程に、恐怖を感じる程に、鳴らし続けたヤツでして。
昨年<2009年>の9月の11日、12日の事でしてと。
再度の、朝の一番やでと。面識もあらへんのやでと。当然にして、家族構成さえ、知らんくせして、調べもせずの、決め打ちして来やがったの、ヤツでしてと。

云うても、アレから、8ヶ月。
当時は、会えば、一発、その後、どでしたと。虐めた相手は見つかりましたかと。
イヤイヤ、そんな事以外にも、その他、諸々ありましての、その件は証拠があらへんしで、一切触れずの、面と向こての、マア云うたら、怒鳴り込みに来やがったの件だけをと。
詰問とするのか、問おてやるの、ツモリでは、居たですがと。
今でも、その気が無い事は無いけれどと。

嫁はんも居てるナの、子ども達もで、やった事が、やった事での、日も経ってるなあと。
モ一発の、イキナリでは、ヤツと一緒になるなあと。
されどの、黙って、見過ごすは私め断じて出来ずの、ソやなあと。一発、ブチ噛ましてやれと。

イヤイヤ、我が習性、習慣、至っての、常識的にやってやろと。
但しの、相手の目をば、見据(す)えたまま。極めて、厳しい表情崩さずの、ソラ、当方、認識した瞬間にも、血は逆流してるわと。ニコニコなんか、出来るモンかと。

での、知らんの子ども達が居て、その子ども達の、誰かの、犬が居てまして。
ヤツは、その犬を避けるが如くに、自分の犬をで、こっちは、その間に挟まった感の、辺りで、すれ違い様の、「こんにちは。」と。
小声では無いです。
嫌でも、絶対に聞こえる程の声にて、云うてやったです。
ホナラの、ビックリしたよな、表情での、目をパチクリの、「こんにちは。」と。瞬間、こっちを見て、次ぎの瞬間、下を向きやがってからにの、ざまあ見ろと。
イヤ、先さん、余所の犬に気が行っての、我が方を認識してへんかったかと。多分ならナと。その程度の注意力でありましてと。

或る意味、面と向かいの、こんなにの異常接近で、会話したは、アレ以来、初めてかと。
アレとは、去るの、9月11日。
以外となればの、矢っ張り、当方、嫁はんと、歩きの際、後ろから、自転車での、非常識にもの、犬は繋ぎもせずの、走り去りやがった時やと。

イヤイヤ、我が方、アンタを認識してるゾと、分からしめてやらんとナと。
ソラ、当時、尋ねてるのに、どこの何と、名さえ名乗らずやでと。
見知らぬ先様に、早朝一番、訪問がさえ非常識の、せめて、どこの某と、名乗りさえしてくれてたら、別途の件があったとしても、素性明確にての、警戒も、探しもしてへんですがと。
諸般の手で、情報にて、結集の結果、云うたら、すぐのそこやったんやと。全部、理屈も合致の、次第にの、嫌でも、分かるわと。左程に特徴のあるヤツなんやと。
従来ならばの、完全に無視の、知らんの人やったのにと。俄然の、注目の対象にと。

ホンマやでと。
その前夜<実質、9月12日>には、我が家の前に停めてた、息子の車は、鉄板にまで、達するの、横幅、目一杯の傷と、タイヤまで、パンクをされたんやでと。
お陰様で、傷は一発では消えずに、二度まで、塗装のし直しでの、オマケで、息子が置いてた車のソバとするのか、ガレージのフェンスの脇の、大型プランター三個を下に落とされてと。二個は完全に破壊されてと。
一旦は、プランターも引き上げたですが。諸般諸々の状況にて、一個は、元の場所に戻したですがと。やるなら、モ一辺、やってみやがれと。
イヤ、クレグレもの、犯人は不明なれどと。

以来、息子が車で帰って来ても、車を家の前には、置けへんわと。
夜には、別途の場所、駐車場を借りましてと。
イヤ、ホンマやでと。
不便も、不便で、大変ゾと。この事がさえ無ければ、単なるの、慌てモノでの、ご愛嬌かと。
だけの話の、顔さえも、忘却のと。

されどの、しかるべくの、被害届けを出しの、以降、要警戒でと。
イヤイヤ、コイツが犯人とは、断定出来ずの、よって、尚更のと。
云うたら、当方、アンタをチャンと認識してるを、念には、念の、何回でもの、百万遍でもの、私めヒツコイぞと。

何年経っても、絶対に質問してやるの、ツモリやわと。アンタのお子さんを虐めた先は、見つけたかと。コレで、決着付くまではと。
結果、何らかの形で、謝罪をされぬ限りは、許さんわと。
こっちも、延々の覚えてたらの話なれどの、加害者は都合勝手に忘れても、被害者は、忘れえへんわと。

での、ででの、そんな次第の、世の中には、色んな考え、見方があるは、承知の、私から見たらの話の、この若奥様は、口では、「お父さん」と、云うてるですが。
感覚的、親族であるとか、家族であり、父とは、全然の思てえへんわと。

ソラナア、家族、親族、義理であれどの、「親」と思てたら、タクシーを呼んで、勝手に帰ってくれは断じての、あらへんでと。
例えばの、一緒の屋根の下に住むの、我が子なら、どするやと。我が子と、義理の、「お父さん」を一緒に出来ませんですがと。
成人してたら、意向を聞くですが。小中学生程度、高校生、大学生でもや。
幼稚園児、保育園児ならばの、間違おても、タクシーを呼んでやるしで、勝手に帰れは、あらへんわと。

イヤイヤ、もしかしての、お母さんから、タクシー代として、5千円をば、戴ければ、タクシーにて、帰るの体(てい)で、歩いてでも、バスででも、帰るかと。
但しの、中学生以上ならナと。
ではあっても、このお母さんなら、自分で帰れと、云いかねんナと。

での、同じ屋根の下に住んでたら、こんな仕打ちはナカナカに出来ませんですがと。イヤ、仕打ちやでと。
ソラ、家族では無いからの、名実共にの、本当の、義理で、仕方が無く、付添に来ただけでの、用事が済めば、勝手に帰れでありまして。
されどの、此度の、義理の、「お父さん」の場合、自分の財布の5千円やしなあと。
若奥様、息子の嫁に、自分の小銭で、タクシーを呼ばれ。タクシー代の残金を、お小遣いにする訳にもナと。
そんな意味からも、せめてもの、お小遣いを渡すの感覚にて、自分の財布からの5千円ならナと。タマには、その程度の事をしてやれよと。
親から、取るバッカリが能と違うわと。

イヤイヤ、ホンマやでと。
当世、親にお小遣い、別居の替わりに、応分の生活費を出すを、異例と考えてるのが多いかと。
昔は、そんな事、当たり前やったですがと。出せずに、スミマセンと謝るの姿も散見してたですがと。
(10/05/14)


NO.16 お父さんと、息子さんの話(1) 実のお父さんの話

オッとの、ついでに、モ一発。
ソラナア、家の者は、相手しんときと。
オッとの、とで、昨年<2009年>の、9月の11日。
そして、12日の早朝の、突然のヤツの件でしてと。
諸般諸々の、状況より、常識の範疇を超え過ぎてまして。尋常では無いしで、ほっときやと。怖いでと。私も同感やと。異議無いわと。
前夜には、ミニ・パトカーの警察官2人が、来まして。神戸の息子がタマタマに来てての、家の前、云うても、道の向こう側、ガレージ側なれどと。車が駐車違反との、「通報」がと。
結果、特には、問題無しで、指導はせずの、帰らはったですが。

過去に掲載したか、してへんかも、忘れたですが。
警察官の件以外の、車にキツイの傷、タイヤのパンク、プランターを落とされてるを、マダ、知らんかったの、朝一番。
知ってたら、対応は全然の違うゾと。
私め、寝起きの、パジャマでも、パンツ一丁でも、丸の裸でも、羽交い締めにしてでも、住所、氏名、年齢をば、羽交い締めにしてでも、詰問してやるですがと。
逃げたら、追い掛けてやるですがと。

それこその、早朝から、非常識にもの、ヒツコくの、何度も、何度もの、呼び鈴にて、何事かと。もしかしての、「通報」の方かと。我が方、意図せぬの、迷惑行為、不都合でもあったかと。
思たは、思たの、突然に見知らぬ男性に来られて、用件をば、聞いての、へえのと。
先様の息子さんが虐(いじ)められ、魘(うな)されて。何を聞いても、返答してくれずのと。
との事で、同情さえしたですがと。可哀想にと。

での、先様曰くに、イキナリの、ついては、持参の、「お菓子」を皆様で、喰てくれと。
これから、<我が息子とも>仲良くしてやって欲しいと。
アホかと。
あのなあの、訳の分からんの話で、ハイ、ソですかと、戴けるモンですかと。戴けば、認めた事になるやんかと。
とは、言語明瞭に云うてやったです。

ソレでも、先様、結構です。皆様でと。
「何を訳の分からんの事を。」と。寝耳に水の、奇想天外ので、尚更に、「戴けませんです。」と、頑として、拒否の、「持って帰ってください。」と、突っ返したですが。
持参の、「お菓子」と称するの、モノをやわと。

での、ででの、一寸待ての、そもそもが、何で、我が家にと、問えば、虐めた相手は、青いシャッターの隣りの家の子ですて。
へえの、ででの、云われて、フと、隣家のシャッターを見れば、青おてねえ。モ一発、へえと。
その時、初めて、隣家の倉庫のシャッターの色は、どんなかと、確認のために、見たですが。確かに、青いと云えば、青いナと。
先様、更に、曰くに、この周辺、界隈をば、探したけれど、ここにしか、青いシャッターは無いですて。ホンマかいなと。どこの範囲を見たのか、知らんけれどや。

そんな次第の、我が家が、潔白であるが、分かったのか、分かってえへんのか、さえが、分からんの、早朝から、スミマセンでしたの一言でもあれば、なれどの、そんな一言も無くの、苗字を尋ねても、ソレは一寸と、返答もせずに、逃げるが如くに消えましてと。
まさかの、息子の車がそんなになってるとは、夢にもで、迷いつつの、パジャマではナと、どっち方向にと、だけを確認の、云うたら、全然の反対方向に消えやがってと。
単純には、遠回りかと。

イヤイヤ、でででの、そんな至近距離で、顔も、苗字も知らんかったのかと。
問われたならばの、全然の、過去一度も、喋った事も、縁も無いの、先様やでと。そこ以外の、周辺ならばの、承知はしてるですがと。
ホンマやでと。
同じ町内会の面々ならばの、全員とまでは、自信は無いけれどの、大概なら承知してるわと。
よって、同じの町内会で無いは明々白々の、全然の見覚えの無い風貌でと。
云うたら、特徴のある、顔と、毛髪での、髪の毛の色が二重になってまして。表現的、難しいけれどの、帽子でも被ってるよにも、見えたりと。

話簡単には、道を隔てた、向こうさんは、違うの町内会で、学区でありましての。されどの、何人かは、知ってるけれどの、知れてるわと。
ソラ、駐車場があって、車から、降りて来やはった人と、顔でも、会えばの、会釈とするのか、お辞儀程度はしてるです。してても、そんなに上手い具合に、会うは、ンヶ月に一回もあるのかと。

イヤイヤ、会釈、挨拶なるは、ヤツとは、全然の違う人の話やでと。
会釈し、お辞儀をするは、少なくとも、近在故に、知らんフリの、無愛想もナと、思うが故に、正直、形だけの事で、余所でスレ違ても、分からんわと。
面と向かいの、何度かでも、話をしたら、覚えるけれどや。

そんな次第での、近隣でも、町内会が違うし、愛想の無いのも居てましての、横向いたまま、こっちに顔を、向けてもらえへんかったら、会釈もお辞儀も、しよがあらへんわの、此度の、早朝の珍客なるは、その手の、知らんフリのヤツなんやと。
遠くを単に歩いてる。居てるだけで、顔さえ、合わさんかったら、記憶もするモンかと。
こっちも、ズっと、家の外で、監視、観察をしてるで無しと。

例えばの、車種が変更になっても、気も付かんわの、云うたら、関係無ければ、そんなモンやの、地形の都合もあっての、あっちの面々はこっちを散策しても、こっちの面々は、あっちに行く事なんかあらへんわと。
ソラ、我が町内会の界隈なら、通り抜けの出来るの状態での、人であれ、車であれ、余所のが、ドンドンと通行、散策もするですがと。あっちに、私らが行けば、全くの余所者的存在にての、目立つかと。

そんな次第での、もしかしたらの、その以前。
オッとの、嫁はんと歩きで、先様、犬を連れての、「こんにちは。」の大声の時の以前、一週間は経つの、ヤツと遭遇してるの可能性があったかと。
イヤ、当方が自転車にて、ヤツが前方を歩いてたですが。後ろ姿からは、ソかなあと。されどの、自信がナと。
理由なるは、毛髪がと。
印象が異なってましての、二重では無くの、完全とまでは申さんの、白髪状態で、犬も居てへんしと。

そんなモンやでの、良く承知のなら、後ろ姿からだけでも、髪の毛の状態が違うかっても、確信を持てるですが。
会話の成立が、昨年の、9月、突然ので、アトは、遠くで、チラと見えてるだけでは、分からんわと。条件が揃わんとナと。
大体が無愛想の、真正面から、こっちを見んヤツなんやと。下目使いでは、見てやがるですがと。

モっと、云うたら、引っ越して来て、10年程度<お子さんの年齢より>かと。余計に知らんわの、イツの間にやら、居たはるなあの、認識でと。
そのお子さんも、大人しいて、分からんわと。あの一件があるまでは、存在さえ、知らんかった程での、全然やのにと。
先様にしたって、我が家の家族構成さえ知らんとからに、云うたら、抗議に来やがったんやと。どかしてるわと。
こっちは、諸般諸々の、相応の手立てを尽くし、探索、調査しての、全部が合致で、間違い無くの、アイツと確認してるんやと。

オッとの、とっとで、話が、余計な方向にの、元に戻しての、若奥様の話は、そんなモンでの、亀岡シミズ病院の待合室で、単に、私のすぐのソコでの、たったの、数分の様子の事でしてと。
元々が、こんな話、一時間も、二時間もは、やったあらへんけれどと。

そんな次第での、次なるは、時々遭遇の方でして。
時々も、私自身が、亀岡シミズ病院には、原則、4週間に一回での、一昨年<2008年>、12月30日<実質的、31日>の、母入院から、明くるの年、5月3日までは、殆どは、病室に直行故に、待合室に出向いてるの、回数も知れてるですがと。
曜日もバラバラでの、気紛れの、ソレでも、過去ン回、見てまして。
先様は、余程に度々の通院かと。
実は、そんな感するのが、二組あっての、内の一組をと。

イヤ、今度も、「お父さん」なれどの、連れて来たはるは、息子夫婦やでと。
息子夫婦も、丁度の私の年代にての、マア、云うたら、同居一家と、一発分かるわの、言葉が、ぞんざいでと。
されどの、同居やしで、当然の、「お父さん」を、車椅子に乗せましての、車椅子を押すは、息子さんで。若奥様は、一緒に居たはるだけでして。
ダケか、どかは、知らんけれどの、待合室を通行、診察を待っておられる時には、そんな状態でと。

兎に角、息子さんの、「お父さん」への、言葉使いが、荒っぽくの、ぞんざいでの、「云うてる事が、分かってのか。このボケが。」と。
「このボケ」が余計なれどの、正直、そんな荒っぽいの事を云うたげんでもと、思いはしても、マア、傍目、愛情を感じてるですが。

オッとの、私のソバに居てたの、中年のご婦人の、2人。
タマタマの、長椅子に座ったのが、隣り同士になっただけの、顔見知りでは無いですがと。
小声、ヒソヒソの、「虐待やねえ。」と。
小声で、ヒソヒソでも、周囲には、聞こえてるですが。成る程の、この2人には、虐待に見えるのかと。

虐待してるの親を、度々の通院で、ご夫婦で連れて来るモンかと。
タマの、1回で、自腹で、タクシーで、勝手に帰れの若奥様が居てるのにと。タマの1回やからこその、そんな仕打ちが出来るかと。
ホンマやでの、若奥様の方が、金銭的、精神的、肉体的にも、虐待をしてるんやでと。
(10/05/15)


NO.17 お父さんと、息子さんの話(2) 親子の口喧嘩の話

この話も、イツまでやるのかと。
なれば、私にも、分からんわと。

何の話かとなればの、ヒツコイ程にの、早朝の訪問者の件。
そんな次第での、以来、息子が帰って来たら、車は、別途の駐車場を借りてと、してるですが。
ソラ、再度、再々度の、傷でも、パンクでもされてみい。大変ゾと。

ソレもあるし、任意保険での、自損<犯人不明のため>の修繕の場合、等級プロテクトで、許容されるは、年に一回やしと。二度となれば、等級を落とされるわと。
その保険の更新も過ぎたみたいで、一応は解禁かと。
私から、云わせて戴ければ、何なら、我が愛車をば、やられた場所にドンと置いてやろかと。やるなら、やってみいと。

とも、思たですが、犯人の事もよお分からんのに、余りに刺激するのもナと、回避したですが。
ホンマやでの、物品に危害を加えられてるの範囲なら、まだしもの、生身に来てみい。大変ゾと。この場合は、器物損壊では無く、傷害事件になるですがと。
警察も、本格的に動くですがと。

何分の、傷も、パンクも、相当なる、悪意、執念、異常、異様を感じたです。先の通りの、鉄板にまで段差が出来、塗装に影響する程にまで、えぐられてまして。
パンクも、千枚通しに非ずの、カッターで、させるに至らしめるは、相当ゾと。そんなモノを持ち歩いてるの可能性があると云う事やと。
少なくとも、思い当たりの、実行に移されたんやと。

よって、以来、玄関の廊下の電灯は、夜も点けたままに致しましての、目的なるは、防犯のため。
ソレもあるし、母が真夜中に、トイレに行く際にも、安全のためと。
イヤ、トイレは玄関のすぐのそこにありましてと。

イヤイヤ、云い出せばの、息子の車は、従来通りに、家の前に停めさせての、居間<道路側>の電灯をば、点けっ放しにしといてやろかの対策案まで、考えたですが。
家族の、ソレもなあの、反対意見多数で、止めたです。何で、アカンのか、私には、分からんです。家人が居てる雰囲気があれば、家の前に駐車の車に傷も、タイヤに穴も、開けてられへんけどなあと。
ソレでもやるよな、異常者なら、モっと、怖いナと。そこまでは、実験しんとこかと。
マアナア、やるヤツは見境が無いけれどと。思慮分別があれば、そんなアホな、犯罪行為を致しませんです。

オッとの、但しの、息子が停めてたの、ソバには、電柱があっての、防犯灯<町内会の管理>も点灯してるですが。反って、仇(あだ)となったかの、考えもあるですがと。
ソラ、真下に車で、明るいしと。悪さをするに、丁度宜しいかと。

補足をするならばの、この駐車の車が、我が家のと、第三者<傷を付けたの犯人>が断定したは、警察に、駐車違反の、通報にて、ミニ・パトカーが来ての、我が家以外には、立ち寄ってえへんの事実を、どこかで観察にて、判明するわの、この発想も、姑息で、陰険やでと。
私めには、全然の、思い付きさえしいひんわの、そもそもが、傷だけでは、飽き足らずの、収まらずの、パンクまでさせるの異常さやでと。殺人未遂やでと。

イヤイヤ、別途のヤツのイタズラの可能性もあるですがと。
さりとての、この一連の奇っ怪なるの事件連発なるは、ここに来て、約30年で初めてやしで、厄介なんやと。
オッとの、家の前に、車を停め出したは、卒業して、家を出てからやしで、9年になるのかなあと。当たり前に、毎日では無いけれどの、毎日なら、傷云々以前の、ガレージ法違反やわと。

イヤ、やられた時は、家の中の電気は全部消しての、最早の、全員が就寝を外部からも、分かるの状態になってたです。
当たり前の事やし、習慣やし、電気代が勿体ないわと。資源の無駄使いでもありましてと。

そんな次第の、隣り近所には、こんな事があったでと、事件の、直後に話をしてるわの、オッとの、一連の話、ミニ・パトカーから、車から、訳の分からんの、訪問者の件をで。
但しの、犯人がどこの誰かも、分からんの時やでと。

訪問者が、誰かが、分かってからは、防犯石<踏むと、ジャリジャリと音がする小石で、「防犯除草のジャリ石」>を、コーナンにて、3袋<1袋20リットル>を買い求めの、我が家の周辺に撒いたりと。
正直、その時、誰とは、云わんのが、犬小屋の塗装をし乍らの、大胆不敵にもの、缶ビールを飲み乍らの、大きな顔して、見てやがったですがと。腹の立つ。

モ、分かってるゾと、大声出してやりたかったですがと。オマエのために、やってるのやゾと。防犯石やと。
家に、放火でもされたら、大変やしと。
こっちからは、犯罪行為は一切の致しませんですがと。
クレグレもの、この時には、どこのヤツと、分かっただけでの、ソレ以上の事は不明やしと。
更には、防犯灯も付けてと、思たですが。高いしねえ。止めたですが。こっちが、付けるを止めたのに、アチラさんが付けたですが。何でやなと。

事程左様に、当初は、全然、分かってえへんと確信してやがったのやろねえ。
こっちも、あの時には、どこの誰やと、尋ねたですしと。事実、知らんしと。
目に余るの、行動での、よって、ある段階にて、居てやがったら、我輩、誰と思うや、シバケンぞと、ジッと、目を逸らさずの、見つめてやるにしてからは、ホンの多少は大人しくなったかと。
イヤイヤ、現在は、そんな事はしてへんですがと。イツまでも、やってられへんわと。バカバカしいわと。

オッとの、での、以来、別途の場所には、迷惑駐車をしてるのヤツも居てまして。町内会のヤツでは無いですがと。
別段にの、傷を付けられたの形跡も無しで、常習犯化してましてと。
ホンマやでと。
やるなら、コレをやったらと。
されどの、邪魔と、目障りと、警察には、通報もしてへんけれどや。云うなら、すぐの、ソバの家の人がやるべきでと。

どこ様とは云わんの、町内会のお子さん<成人>が里帰りをされたら、以前は、ガレージ側に車を停めてたのが、家側にと。
可哀想に、この一連の話を聞かされたんかなあと。犯人は分からんのやしと。
されどの、我が家では、家側には置けへんです。家の前には、消火栓がありましての、真ん前とは、出来ひんしで、道路の向こう側にと、してたんやと。

での、我が家の周囲に撒いたの、ジャリジャリの小石も、邪魔になってねえ。
踏めば、音はすれどの、崩れて、砂状になりましての、始末が大変での、健康的でもあらへんしで、ボチボチの回収でもしよかと。五色の砂利の方が、見栄えも宜しいかと。

での、ででの、そんな次第での、神戸の息子も、ソレまでは、ヒョイと、帰って来てたですが。駐車場の件もあっての、次第にの、足が遠退いてるですしと。
モ、ええかと。駐車場を借りんでもと。

事程左様にの、知り得る情報なるは、こんな程度と違うの、余りに赤裸々、あれも、これもは、避けてるだけの事でして。
実際には、理解不能、不可解なるの、モっと、凄い事もあったんやでと。コレを掲載するとしても、モっと、先かと。
とする程に、コレでも、自重しての、慎重なんやと。

での、ででの、亀岡シミズ病院での、待合室の話やわと。
「お父さん」と、息子夫婦の話での、「お父さん」は、ボケてえへんです。何やら、返答はしてるですが。年寄りの声は、声量の問題もあっての、聞き取り難いんやと。
オッとの、聞き耳までは、立ててえへんしで、尚更のと。

「そんなに云うなら、モ、連れて来てやらへんゾ。」
「何にも、云う事を聞かへんしや。どなっても、知らんゾ。」と。
「この、ボケが。」と。

息子さんの、この手の罵倒の言葉が連発での、「この、ボケが。」が、余計の、誤解を招くですが。
両手は、しっかり、車椅子の、グリップを握りの、歩き方も、ユックリやと。別段の、手を上げ、「お父さん」の頭を叩いてるで無しの、早足、駆け足にて、通路を突破の、長椅子にでも、壁にでも、柱にでも、ぶっつけてるで無しと。
要は、諸般の助言、無茶するなの、警告を一寸も聞かんの、「お父さん」に腹を立ててるだけなんやと。

ソラ、結果的、無茶されたら、当人は具合が悪くになって、家族は、こんな具合に、病院に診察等々、度々の、連れて来(き)んならんわと。正直、面倒やでと。
歳喰た、年寄りを、車に乗せるのも、降ろすのもと。

一度、来たら、軽くの一時間、二時間は覚悟やでと。
マアナア、大した、結果でも無くの、ホと安堵の愚痴なんやと。コレで、即の入院等々ならばの、こんな話はしてられへんわと。
家族なればこそ、親身に、「お父さん」の事、体調をば、心配したはるが故にの、ボロクソで、過激なる文言連発になりましてと。

どこぞの、息子の、若奥様みたいに、言葉としては、丁寧なれどの、やってる事は、無茶苦茶の、冷血でと。「お父さん」は、もしかしたらの、無言の抵抗か、ボケたフリかと。
まさかの、送って頂戴と、嫁に、懇願も、出来かねてと。どちみちの、意向無視の、一方的に、タクシーを呼んでやるから、1人で、帰れと、強制執行かと。

こっちの方は正反対だけなんやと。
多分なら、「お父さん」も、青二才のクセしやがっての、何をエラソに抜かすかと。精一杯の、応戦したはるわと。
「お父さん」の口撃が、こっちに、聞こえてえへんだけでしてと。
(10/05/16)


NO.18 調剤薬局での話(1) 足組の40代男性の話(1)

ソラナア、忘れなさいと、云われたって、無理なんやと。
従来ならばの、意識の外での、完全無視。
でも、無いけれどや。
オッとの、マダ、例の一連の件の話やでと。

駐車場の方で、人が屯(たむろ)で、井戸端会議をしたはっても、したはるなあの程度。
内の1人の、お婆さんが、声を掛けてくれまして。「お母さん、元気にしたはるか。」と。
このお婆さんなら、町内会の界隈で、遭遇したら、嗚呼、あの人やと、分かるですが。ソレ以外の場所でなら、分からんゾと。
その場からやしで、推定、概算、適当の、10メートルは離れてましての、姿、形の概要しか、分からんわと。
ソレ以外にも、長男の同級生<中学校>の先様がありましての、そこ様なら、顔が合えば、会釈はするです。先様もされましてと。

ソラ、そんなモンやで。
声を掛けて戴くとか、承知をしてて、双方、或る程度の注意をしてて、顔を合わせば、会釈程度をしてるならばと。
ソレ以外の、無視されてるの面々にまで、会釈もしやへんわと。見境無くのやってられるかと。

大体が、朝一番、ガレージを開けて、朝刊取って。雨戸を開けるは、我が日課。
夕方は、夕刊であり、雨戸を閉めるは、嫁はんであったりと。
朝一番の日課の際でも、道路の向こうの、駐車場の方なんか、全然の見てへんわと。見るの用事があらへんわと。
オッとの、見てても、人が居たはらへんなら、注目もしやへんしと。

精々が、嗚呼、車を出さはるなあの、持ち主がこっちを向いて、その気配を感じたならばの、双方、どちらからとも無くの、会釈をする程度の、何度でもの、あくまでもの、儀礼、習慣での、ソレが誰とも、知らんわの、気にもしてへんしで、一々、記憶もと。
オッとの、とっとの、我が知能、記憶力でも、多少は記憶もするですがと。この車は、どの人のかの、程度はナと。

とあるの家にしたって、出入りもしたはるを時々は見えてたですが。
そもそもが、先様はこっちを一切見いひんしで、顔が、視線が合わん事には、こっちも、延々の見詰めてるで無しの、意識外の、注目もしてへんわと。
そんな意味からも、先様は、当方をチラとさえ、顔を向けた事も無くの、完全無視したはったんやと。こっちも、先様から、完全無視され、顔さえ向けられん限りは、注目せず、目線(めせん)は切るしで、どんな人と、気にした事も無くの、家族構成から、年代に至るまで、意識外での、余所様から、問われたとて、オッとの、サテの、どんな人ねえと。全然の、思い描けへんかったかと。
左程に印象の薄い先様やでと。
表現、変更にての、余程の無愛想屋はんかと。

処がの、そんな件があっての、探索結果、遂に、どこのと、分かって以来、気にすなと、云う方が無理難題の、どしても、目が行くわと。
そもそもがの、あの一件をば、ご家族は承知なんかと。承知なら、多少は違て来てもええけれどの、そんな素振りが一切無しの、へえと。
信じられへんわと。
我が家ならばの、何事につけ、全部、嫁はんには、云うてるし。嫁はんからも、聞いてるしと。何事につけ、極めて、慎重ゾと。

での、玄関を出て、家の裏手に回る度、防犯のためとして、一件から2週間してから、バラ撒いたの、「ジャリ、ジャリ」の軽石みたいなのを踏む度、嗚呼、コレもなあ、どしょかと。
コレはなあ、実は、考え甘くの、踏めば、音がするだけと思てたですが。壊れて来るです。
踏む度、ジャリ、ジャリと、音がしての、その度、粉砕されまして。割れたり、粉々の砂になりましての、始末が悪いんやと。
反対には、この程度の音で、防犯になるは、相当ゾと。聞き耳立てて、注意してな分からんわと。

よって、普通の砂利にしよかと。
その前にと、過日。
過日とは、先日。
先日とは、昨日<土曜日、5月15日>に回収したです。
そして、本日<5月16日>には、コーナンにて、マトモな砂利を買い求めの、オッとの、特売での、10kgが、3割引きで、二百のン十円也での、一発、清水の舞台から、飛び降りるの覚悟で、5袋をと。

ツイデにと、云うたら、何やけれどの、プランターもと。三個落とされ、二個は完全破壊の、処分もソ簡単に出来ずに家に置いてたですが。この際と。
ご近所さんが、残土等々、処分されるらしくの、ホナラの、便乗させて頂戴と。イヤ、嫁はんからの情報やと。
オッとの、プランターも、その2個をと。新しく、してしまおかと。
実に、8ヶ月経って、ボチボチの、残務処理をと。

イヤイヤ、でででの、斯くなる次第での、今度は、目先を替えての、亀岡シミズ病院に隣接の調剤薬局での話をと。
での、最近は、この手のが多いんやでと。
何がとなればの、診察に来たか、薬だけを戴きにかの、腰の完全に曲がったの婆さんが居たはりまして。
杖突いて、ユックリ、ユックリ、マイ・ペースで歩いたはるですが。
当然にして、待合室でも、見てたです。
オッとの、婆さんが多いの意では無いです。話は順々にと。

での、ででの、云うたら、我が祖母が、骨折以前の、梅干し婆さんを彷彿の格好でして。我が祖母は、杖を突いてえへんかったですが。
外出の際には、孫であるの、私めが、身辺警護、ボディー・ガードとして、付き添う事が多かったですが。クレグレもの、我が祖母、達者での、病院にでは無いです。
墓参であり、親戚でありの、叔父宅であったり、婆さん仲間の先にやでと。
或いは、祖母の代行でと。

そんな事は結構の、私共、そんな事で、年寄りに対しては、慎重やったです。
慎重の意味は、一言での表現難しくの、この、調剤薬局での、一場面を紹介致すですと。
オッとの、とっとで、年寄りに対してだけに、限らんですがと。

イヤイヤ、調剤薬局に処方箋を提出の、コレ又、待合室にて、待ってましたら、腰が曲がりの、杖突いたの婆さんが、入って来まして。
イヤ、原則、婆さんの自主性に任せてるですの、手を取ったり、荷物を持って差し上げたりの、余計な事はしやへんわの、昔なら、してたですが。当世、変にしたら、疑われるわの、先様も、結構ですと、断らはるわと。
ましてやの、財布でも入ってたら、尚更やでと。

ホンマやでと。
年々、子どもにも、声掛けられず、年寄りにも、下手に声掛けもせぬ方が無難の、先様から、声が掛かれば、別段にで、応答、対応致すですがと。
ででの、腰を曲げた婆さんが、ユックリ、ユックリ、気が遠くなるよな、動作で、歩き方で、待合室の方にと。

オッとの、での、私め、そのままでは、通行がし難い故に、立ち上がりの、通路を空けまして。
ホナラの婆さん、ニコリと、お辞儀をされまして。
イヤ、有り難うの意での、実は、その先には、誰とは、云わんの同じ程の年代の、40代かの男性がと。
処方箋を提出して、座るなり、手に持ってるのケータイを覗き込みの何やら、してましての、十中八九までは、ゲームかと。
夢中であるが故に、婆さんの存在にすら気が付かずの、足を組んだままの体制にて、微動だにせず。

イヤ、話簡単には、若手なら、別途の経路に変更するですが。何分の、動作緩慢の年寄りでして。
私め、どしたモンかと。
知り合いならばの、組んだの、足にでも、チョイと手を触れ、足を退けて上げたらと、注意致すですが。知らんの人やしなあと、様子を見てたら、婆さんが通り抜けするに、出来ひんでねえ。狭い場所やしでの、立ち止まったです。

での、出番かと。
サテの、どんな具合にと、考えるまでも無いです。「一寸、スミマセンねえ。その方が通りたいみたいですよ。」と。
オッとの、「お婆さんが。」
とは、云えへんしで、での、ででの、40代男性、どんな反応するのかナと。
とは、考えてえへんわの、何らかの、対応して欲しいナと。だけでの、促したアトは、先様の考えに任せませんとと。
強制執行は出来ませぬ故で、その結果はと。
(10/05/17)


NO.19 調剤薬局での話(2) 足組の40代男性の話(2)

そんな次第の、斯くなるでの、玉砂利を5袋<1袋10kg>を、我が家の周辺とするのか、横手、裏庭に撒いたです。
での、余計な話の、「防犯除草のジャリ」は、単位が、「リットル」で、玉砂利は、「kg」やでと。防犯のジャリは軽いし、「kg」では、数字が小さくなるからかなあと。

オッとの、余計な話は、余計の、我が家のは、狭い場所やし、5袋もあれば、充分かと、思たですが。
ソラ、元々が玉砂利は撒かれてるですが。年数と共に、ハゲ、ハゲになって来てまして。地肌が見えてるです。地肌とは、地面がやと。
よって、その補充目的も兼ねて、「防犯除草のジャリ」を3袋<1袋20リットル>を撒いたですが。イヤ、安かったです。1袋、2百円見当やったかなあと。
さもなくばの、効能の程も分からんのに、3袋も買わへんわと。
正直には、半信半疑で、撒いたんやと。

イヤイヤ、そんな次第の、過日。
過日とは、昨日の日曜日であっての、5袋も、アッと云う間も無く、消えたとするのか、案外に少ないのやねえと。
とはとは、云えどの、お金を庭に撒くよなで、狭い庭と云えどの、キリあらへんわと。本気で、完全網羅なら、全部で、15袋程は要るかなあと。3千円も、4千円も、よ撒かんわと。

ではでは、あっても、5袋で、見栄えを良くしたいの、積年の思いは達成出来たかと。積年のとするなら、思い切って、15袋にしたらの話もあるですがと。
積年は、積年に間違い無いけれどの、そこまでの、強い、思いでもあらへんわと。強けりゃ、「防犯除草のジャリ」も、アッサリ回収の、遠の昔にやってるわの、単に見る度、モ一寸、撒かんとナと、だけでしてと。

そんな次第の、或る意味、イツでも出来るわで、ツイツイの、伸び伸びの、昨日になったんやと。
こんな事なら、昨年の、防犯対策を兼ねてのなんか、しん方が良かったのにと。そしたら、8ヶ月は早くに、スキリとしてたのにと。オマケで、防犯対策のためとしての、1袋、2百円見当の変な石の費用は余計で、回収も余計な手間やったの、ホントに、一々の腹が立つノリでと。

オッとの、そんな次第の斯くなるでの、話は変更の、ご近所さんとの、トラブルなるは、余程の事情が無い限りに於いて、避けるが大原則也と、我が一家は思てるですと。
ご近所さんであるが故に、無視も出来ずに気不味くなれば、困るしと。

イヤイヤ、簡単なるの話、我が家で、犬を飼うを極力避けてるは、ソレもありましてと。
ソラナア、一時なるは、我が家の両側の犬君か、さんかが、泣いてくれて、吠えもしまして。
現在ならば、片方は消えてるですが。
残った方は、二代目での、オマケで、大人しいですがと。向かいのは、五月蠅いですがと。コレ又、変な話の、昨年のあの辺りから、飼い出したのと違うやろかの、兎に角、躾(しつけ)が出来てえへんわと。

オッとの、ホンマやでと。
隣家のは、雷に弱い犬君でして。雷で泣きまして。
されどの、仕方が無いなあと。犬畜生に、諭(さと)して分かれば、大変ゾと。知能指数優秀ゾと。当然にして、先様も、分かってまして。
何をとなればの、ご近所さんにで、泣けば、一家で、一生懸命になだめたはったですが。
云うても、雷なんか、毎日、毎日も、光らへんわの、夏場の一時期だけやわと。

ソラ、雷となればの、五月蠅かったけれどの、一切の、苦情は云うてえへんです。
私め、犬は好きで、将来、飼うかも、分からんしと。変に、冗談半分にでも、雷でよお泣くねえと、不用心なる一言は禁句かと。
将来の我が相棒が、ソやってみいと。
よって、お互い様やと、考えてるですがと。

オッとの、クレグレもの、現在唯今は、泣いてえへんです。向かい以外は、吠えもしてへんです。
向かいのなら、隔たりとしての、防壁は無く、駐車場故に五月蠅いゾと。朝の早くに、人が通れば、ワンワンと、吠えましてと。あっちのだけでなく、遠く、こっちの道路の通行人に対してまでもで。お陰様で、睡眠妨害の、目が覚める事もと。
飼おてる、近くの、隣り近所は、モっと、大変かと。

されどの、諭してるの気配は毛頭のと。ホッタラカシかと。
大体が、敷地内での、放し飼いやしナと。散歩も下手したらの、鎖も無しの、要は、飼うの資格の無い一家かと。
さりとての、文句もナと。こっちは、子どもの虐(いじ)めが云々での、何をアホな事をの、濡れ衣で、やられたですがと。
イヤ、そんなモンかも分からんわと。
只ナで、我が家の隣りの、犬君よと。肝心の、あの時、昨年<2009年>の、9月の11日の時。怪しいヤツには、猛然と、吠えてくれんとアカンやないかと。大人し過ぎるゾと。

での、ででの、ソラ、事と次第での、下手に隣り近所に、自分の事をほっといての、苦情を申し出るは、相当に考えませんとと。超の慎重にと。云うにしたって、どんな具合にと。言葉も選ばんとと。
されどの、云うて来る人もありましての、相当なるの、過日。
軽くの、二十年以上の昔なれどの、母が二階の部屋に居た頃でして。その二階で、風鈴をぶら下げてたら、五月蠅いと。夜、寝られへんと、抗議一発、されまして。

イヤ、微妙なるの話やなあと。
とは云えどの、五月蠅いは、確かに、五月蠅いしと。重く受け止め、
母には、悪いけれどの、善処をと。風鈴を止めてくれと。
そんな事もあったなあと、云われた方は、覚えてまして。云うた方は、遙か彼方に忘却かと。

での、斯くなる次第の、斯くなるでの、亀岡シミズ病院に隣接の、調剤薬局での話。
腰が、「く」の字に曲がりの、杖を突いての、婆さん1人。
調剤薬局に、ユックリ、ユックリ、入って来やはりまして。
私なら、出入り口近くの、椅子に座ってまして。話簡単には、誰の邪魔にも、ならぬよにと。すぐに動けるよにと。大体は、その辺りに座るですが。
見えたし、サと、立ち上がりの、脇の方への、又、正直には、狭いの通路なんやと。向かい同士に椅子でして。

その狭い間に入って来やはったんやと。
とは、云えどの、調剤薬局が満員御礼になってる事はあらへんの、斜め向かいには、40代の男が1人と、更に、別途の場所に2、3人かと。
での、私の方はそんな事で、通行の邪魔にならぬよにしたですが。モ1人の男性は、ケータイのゲームやろかに、夢中でありましての、気付くの気配無くの、どっちにしたって、足を組んでたら、通り抜けは無理かと。
一寸、促し、通させてあげてと。

イヤ、兄さんとするのか、ケータイの兄ちゃんは、別段の嫌な顔一つせずに、サと、組んでた足を、揃えてくれたですが。
揃えても、婆さんが通行には、マダ、無理がありましてと。
マア云うたら、折角なら、移動するなり致しませんと、意味が無いのやけれど。

ここから先は、2人に任せとけと。
兄ちゃんも、婆さんを認識したんやわと。通れへんなら、今度は婆さんが、直接にお願い致しませんとと。第三者の私が要らぬお節介をコレ以上もナと。
ホンマやでと。
家族、親友、孫子ならばの、モ一寸、移動なりしてあげんと、アカンがなと、ズバリと云うですが。
云わんでも、気が付けば、やってくれるですがと。

オッとの、ホンマやでと。
幾ら何でもの、孫娘、孫までは、年齢的にも無理なれどの、自分の身一つがママに成らんけれどや。日本語も、分かってえへんのにと。息子共なら、私らにでも、サと、道を譲ってくれたりの、我が母にも、誰に対してでもの、場に応じの、相応にと。
特には、年寄り、我が母以外にも、区分無くの、対処してるですが。云うたら、この、待合室の兄ちゃんには、年寄りに対するの、状況判断出来てえへんかと。
での、運転中は別人故に、困るナと。すぐに、カリカリしてましてと。
オッとの、とっとで、私めも、エラソには云えへんですがと。

での、ででの、この40代の兄ちゃんも、気性的には、ええ兄ちゃんなんやでと。嫌な顔一つしいひんかったしと。
只ナで、教育、訓練が出来てえへんだけなんやと。
それは、ええ歳した、オッサン、オバハンも一緒やけれどや。下手したら、態度がデカクの、尚、悪質かと。
(10/05/18)


NO.20 調剤薬局での話(3) 中年の面々の話

後日、云うても、庭に玉砂利を撒いたの明くるの日。
見たら、撒いた石が白おてねえ。
あそこと、あそこにと、一発、撒いた箇所が分かるです。
撒いた時には、そんなに差は無かったですが。原因なるは、買い求めた時、撒いた時には、濡れてたですが。乾いたら、白さが目立ちましてと。
マアええかと。
日が経てば、そのうち、混ざりもするし、汚れもするかと。

一旦は、ソ思たですが、そやけどの、格好が悪いナと。
オッとの、我が家の、そんな横手、裏手には、家の者しか、回らへんですが。しかも、私か、嫁はんしか、通らんですがと。息子共なら、洗車の時に、道具を取りにで、ンヶ月に一回なれどの、砂利の色合いになんか、気が付くモンかと。
オッとの、とっとの、そんな事なら、嫁はんも、砂利の色合いになんか、気も付かんですが。気が付くは、撒いた当人の、私1人だけかと。
されどの、既に、気が付いたしで、以降、気になって、気になって、頭から、離れへんなあと。

ホナラで、一発、対策なるは、至って簡単の、ササと、かき混ぜるかと。
あっちの砂利をこっちにで。こっちの、砂利をあっちにで。正しくの、アトは、満足とするのか、許せるとするのか、妥協の出来るの、気が済むまで、移動させ、かき混ぜるかと。
それこその、大した、広さでも無いです。知れてるですと。

そんな事で、すぐにも、やったですが。
気が済むまでとなると、厄介やなあと。やれば、やる程に、細々と、気になっての、切りが無くの、それこその、アトは、気が向けば、適当に、一寸ずつでもやろかいナと。

での、やり乍ら、混ぜ乍らに、ハタと、気が付いたです。
「五色砂利」は、値(ね)が若干なりともの、高めなれどの、相応の値打ちがあったんやと。元々が、色がバラバラの、袋の中に、各種混ざってるしで、他のとの、差を少なく出来るのかと。
ソ云うたら、元々のが、「五色砂利」かと。そんな事なら、「五色砂利」を一寸だけでも、混ぜてやれば、益々の、差が解消されるのかと。
やるか、やらんかは、懐次第なれどのと。今度は、我がお小遣いやしと。

での、ででの、そんな次第の、近所の宅様に苦情の件をと。
オッとの、私めは、一度も、余所様に、苦情を伝えに、行った事は無いです。イツも、云われっ放しやでと。
云い出せばの、京都から、宇治槇島に引っ越した、その日にも、やられたかと。夜になって、ステレオの、スピーカーを二階の我が部屋に設置で、調整してたならばの、ドンドンと、玄関の扉を叩かれまして。向かってなら、左隣りの方が、来て、ステレオの音が、五月蠅いと。

マア、正直、次第、次第に、近所の事が分かって来たら、一寸変わった人でもあったですが。
反対の、右隣りの人は、面白い人でねえ。気易い人でねえ。理由は忘れたですが、一度、電話を貸してくれと。もしかしての、電話器が、故障でもしたのかなあと。
イヤ、原因は忘れたです。

での、音が云々なるは、何分の、連棟での、五戸一でして。お隣りさんとは、壁一枚。結果、ステレオは止めたですが。
亀岡に引っ越しても、やってえへんですがと。モ、ステレオ自体を廃棄したかと。揉めるの事は一切のと。

オッとの、亀岡では、連棟では無いですがと。
ホナラの今度は、斜め向かい<真向かいは、駐車場故>の宅様の息子さんが、土日となればの、大音響。
イヤ、文句は云うてえへんです。土日の昼間だけでしての、数年で、止まったですが。マア云うたら、そこの息子さんも、当時は、その年代やったかと。
大音響を卒業しやはったんやと。
云うたら、そこさんも、土日だけやしナと。延々の丸の一日とも違うしと。
イヤイヤ、余所様が、苦情を云いには、知らんですがと。そこまでの、情報網はあらへんわと。

そんな意味からは、向かいの犬の、通るの人とか、犬でも、見つけたらの、ワンワンと吠えるは、飼い主の問題の、意識の低さ、躾の無さの、苦情は、我が方よりも、モっと、近くの、隣近所の宅様に任すかと。

での、ででの、風鈴の件以外にも、モ一件、ありましての、コレは簡単なるの話に非ずの、云い方、伝え方が難しくと。
イヤ、多分なら、家人の方も承知かと。
思いはするですが、対策がと。

イヤイヤ、遠回しな表現ならばの、現在の家を終(つい)の棲家(すみか)とは、考えたあらへんの、宅様もありましてと。ここ様が、どかは知らんですが。
定年にて、実家に近い場所であるとか。子ども達の住む近くにとか。将来的、子ども一家と一緒の家に等々の考えもありまして。
結果、現在の家の補修は一切の、手を加えずの場合がと。
ハタマタの、家を新装改築されたりと。

要は、細々の補修等々、手を加えず。一気、解決される場合もありましての、或る意味、大したモンの、計画的やなあと。
私らなんか、その都度、費用工面で、屋根、ガレージ、物干し、壁の塗り替え、風呂を、キッチンをと。順々にやって来てるですがと。
ソラ、引っ越すの気があらへんとするのか、無計画かと。

オッとの、での、そんな次第の、直接的表現ならばの、どこ様とは、云わんの、先様の物干し台辺りが、腐って来ててねえ。
イヤ、その物干し台は、使たはらへんですが。にしたって、大丈夫かなあと。
最近では、物干し台の木片がポロポロと、落ちて来てましてと。ポロポロも、そんなに大量でも無いけれどの、落ちる先は、屋根の上であり、溝なれどの、木片故に、雨でも降れば、流れるですが。
降ったらの話の、ショボショボのショボいの雨なら、流れへんしと。

要は、斯くなるの状況をば、分かったはるのかなあと。我が家の二階、物干し台からなら、一発見えるですが。我が家で無くとも、周辺の家からでも、見えるですが。
分かったとて、事が事だけに、風鈴を外すの程度と違うしナと。さりとての、万が一の大規模の崩壊ともなればの、近隣の宅様、我が家を含めの、多少なりともの、被害がと。
成ってからでは、遅いし、どしたモンかと、沈思黙考のと。イヤ、屋根に木片がと。
だけに止めての先様に通報も、一法かと。アトは、裏手の状況をば、見て戴く事を期待でと。そやけどナと。
下手に物干し台に上がられたら、危険もあるしと。

オッとの、でででの、亀岡シミズ病院に隣接の調剤薬局での話。
話簡単の、待ち時間に、40代の、ケータイでの、ゲームに夢中の男性は、我が一言で、ンと、足組を解いたですが。
だけでは、婆さん、通過不可の、「スミマセンねえ。」と、促しまして。
ホナラの男性、立ち上がりまして。
イヤ、ニコニコしての話やでと。されどの、云われんと、分からんのやなあと。

以て、無事に通過の、受付にと。
只なあ、思うに、こんな動作緩慢の、歩くに難儀のお年寄りの場合、調剤薬局の受付嬢も、待ってるのが能と違うの、取りに行ってやったらと。
ホンマやでと。
一律、同じの扱いではナと。大した、手間と違うしと。オマケで、調剤薬局で、大入り満員の、列を成してるは知らんわと。精々が、先客、1人か、2人でありましてと。

での、考えよで、何もワザワザの、この狭い通路。向かい合わせになってるの椅子の真ん中を通過しんでも、広い方の通路もあるですが。
云うたら、「く」の字で曲がった腰で、杖では、回り道を行くにも、見えてえへんかと。
或いは、椅子席の間を通過の方が、転けるの心配も少ないのかと。ソラ、片方の手は空いた席に付きまして。慎重に、慎重に、一歩ずつかと。
イヤ、お年寄りは、いつもの薬を戴きにも、大変ゾと。
(10/05/19)