不可思議の世界NO.11

京都・亀岡の良く当たる占い師の話

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目次

不可思議NO.12

NO.140 本神輿ご奉仕の話(7) 神社に帰還の話

NO.139 本神輿ご奉仕の話(6) 我が町内会に到着の話

NO.138 本神輿ご奉仕の話(5) 神輿で担がれるの話(2)

NO.137 本神輿ご奉仕の話(4) 神輿で担がれるの話(1)

NO.136 本神輿ご奉仕の話(3)

NO.135 本神輿ご奉仕の話(2)

NO.134 本神輿ご奉仕の話(1)

NO.133 余談・ツイデの話(15) 続・本神輿本番前日の話

NO.132 余談・ツイデの話(14) 続・本神輿の話(3)

NO.131 余談・ツイデの話(13) 続・本神輿の話(2)

不可思議NO.10


NO.131 余談・ツイデの話(13) 続・本神輿の話(2)

ソラナア、諸般諸々、「通報」だけなら、酔っ払いか、通りすがりのイタズラかと。
気紛れ、勘違いの、相手違いかと。
ソレでも、気分、宜しく無いけれどの、ソレで、チョンでしてと。

アトから、諸般諸々あったとしても、実害無ければ、ソレで、チョンでしてと。単純に、チョンでも無いけれどの、変な人やなあで、万が一の相手が分かっても、落ち着いた話も出来るかと。
されどの、実害あって、諸般諸々あってみい。収まらんです。

話簡単の、よくぞマの、見当違いでと。
実害無く、以降、アトが何も無ければ、笑い話の世界かと。
実は、「通報」しましてと、云うて戴ければ、事を荒立てるもしやへんわと。万事、丸く収まれば、結構でと。されどの、相手違いで、実害与えてしもたら、云うに、云えへんやろと。

モっと、云うたら、酒は怖いしと。
向こうさんが、酒を飲むかどかは、知らんですがの、飲めば、豹変の、人間が替わる事もありましてと。
実は、飲んだ勢いでと、云い訳するのが居てるですが。嘘を云えと。飲めば、飲む程に、理性が消滅、本音が出るです。本性がと。つまる処、飲んで、酔おて、云うてる事、やってる事は、云いたい事を云い、やりたい事をやってるだけでありましてと。
車に刃物で、傷も、パンクも、「通報」にしたって、万事、気があるからでしての、怖い話やでと。普段は大人しい人やのにの、評判なんか、嘘でしてと。
内面、内実、実態をば、知らんだけでしてと。

その点、我輩なんか、飲めへんしと。飲めへん乍らに、飲めば、大体は、三種類に分類可能の、一番の困るは、悪酔いで、気分が悪くなっての、へたり込むがあるです。
気分が良ければ、饒舌、雄弁になるか、大して飲んでえへん場合は、白けてるかと。元々が飲めへん故に、白けてる場合が多いかと。
或いは、飲んだフリして、話を合わせてるだけの事もありましてと。
どっちにしたって、人間が替わる程には、飲めへんですがと。あらぬ事を、しでかす、云うまでには、遙か手前で、くたっばってるですと。下手したら、パトカーやなしに、救急車。

されどの、タイヤをパンクさせるは、酔おては大変ゾと。
以降の、事情によりの、掲載せずの、諸般諸々なるは、当然にしての、素面での行動やしと。云うたら、当家の事を、知りもせず、調べもせずの、一方的、思い込みだけやしと。
以降の、一発目の件は、何の話かと、こっちが、ビックリ仰天のと。見当違いに過ぎましてと。

どっちにしたって、警察も頼り無いとするのか、以降一度、電話があったですが。その後、どんな具合ですかと。
どんな具合と問われてもナと。返答に困るです。当然にして、諸般諸々の経過も伝えたですが。何ででしょおねえと。ソレはこっちが聞きたいですと。

忌憚(きたん)無くの申せばの、申してませんですがと。最初に煙幕張られてましてと。
要は、「通報」なるを、匿名では受付けんよにされたら如何かと。正々堂々の実名でと。偽名(ぎめい)を使われたら、分からんですがと。
イヤ、匿名でも、構わへんけれどの、単なるの、「通報」だけに止まってたらで、実害をば、与えるよな、事態になれば、匿名では、通用しいひんですと。
犯罪故にと。此度の如く、犯罪を犯しても、匿名で、犯罪者を保護するのかと。
少なくともの、折り返しの電話一発、通報者の実態、所在を確認せよと。

但しの、問題は、「通報」者が、傷を付けたの証拠がと。されどの、状況証拠では、明らかでしてと。「通報」があっての、直後やでと。
他に何があるかと。ド素人推理でも明々白々の、但しの、物的証拠がと。されどの、証拠不要の、「通報」の記録と、被害届けで充分かと。
少なくともの、「通報」者に、問うだけで、圧力は掛けられるですがと。牽制にもなりましてと。
更には、「通報」者には、結果報告して差し上げませんとと。云いっ放しで、「通報」の結果はどでもええのなら、最初っから、「通報」なんかすなと。

こっちにしたらの、諸般諸々の話が、合致してみいと。
複数の、点が結ばれての、線となりの、99%の確率、確信が、100%の完璧になるですがと。この、1%が大きいゾと。
100%になっても、物的証拠がと。

されどの、現行では、匿名でも、何でも、「通報」があれば、警察は動くですて。調べるですて。へえと。優しいなあと。
さりとての、緊急を要するの場合、根堀りの、葉堀りの、「通報」者の事を確認も出来ませんですがと。手遅れになったりでの、ソレこその、警察官に、状況判断を求められるんやと。
車の駐車の話なんか、急ぐ用事と違うわと。事実ならばの、時間が経っても、動かへん分、重罪かと。よって、形式ではあっても、実名を尋ねての、記録に残しておけと。

デデデの、前段、後段が無くの、その他、諸々の、諸般の一発だけなら、滑稽なるの話やでと。
前段があり、後段があるがために、奇っ怪の、気色の悪いの、腹が立つのと。こっちの事を、何も、知らんと、調べもしんとからに、でっち上げの駐車違反で、通報したりの、傷付けたりの、よおやるなあと。
間違いの可能性を微塵(みじん)も考えてえへんのが、理解不能の、刃物が関係してるだけに、こっちも、対応に、困るんやと。
一番良いは、先方が、余計な文言不要の、先日はスミマセンでした。人違いでと。云いに来てくれたら、こっちも、必要以上に責めへんわと。
ソラ、ソレ以上の事は、証拠は無くの、線で結びつきはしてへんしで、事実は当人しか、知らんしで、線ではあっても、口が裂けても云えへんやろしと。
諸般諸々の、状況からして。来てくれるは、マア、無いですがと。

イヤイヤ、デデデの、そんな次第での、口直しの、イヨイヨの、中二日。
早いモンやねえ。
話が来た時には、来月の話かと、思てたですがと。

諾と返答したからには、参加出来るが最低条件での、怪我したり、病気、風邪もアカンわと。
怪我なら、いの一番、「町民大運動会」でやってしもてるですがと。「綱引き」で、頑張り過ぎての、左腕の手首近くを、擦り剥いてと。
以来、既に、二週間が経っての、どんな状態かとなればの、痛さは無いけれどの、瘡蓋(かさぶた)が出来たの状態でと。要は、膿まず、酷くもならずに、済んでるですがと。
若い頃なら、一週間もあれば、瘡蓋も取れてるのにと。この調子では、本番までに完治は程遠くと。更に、二週間は掛かるかと。
ではあっても、痛くも無いし、良かったと。
されどの、「本神輿」で、同じ箇所を擦ってみい。悲惨ゾと。

アト、何がとなればの、別途の怪我せぬよに。風邪引かぬよにと。当世、新型インフルエンザを騒いでるですがと。
私にしたら、風邪の方が怖いかと。一寸の、歩きで、汗かいて。油断してたら、この季節、忽ちにして、風邪を引くです。特に、晩は肌寒いしと。
ホンマやでと。
ご本の、ゴホゴホ、ゴッホンと、咳してて、熱出して、「本神輿」もやってられへんわと。ハタ迷惑でもありましてと。
そんな意味からも、参加出来るは、健康なればこそで、当日も、出る体力、気力があっての事でしてと。
その状態を、維持しんならんなあと。朝の9時半に集合での、11時40分に神社を出発で、17時過ぎに戻るになってるですが。大体は、毎年、毎年、遅れてるです。

余計な話の、町内会での、子供神輿は、朝方に大方の行事、儀式は終わりまして、町内会に戻っての、昼食喰て、昼一番には、サア、行こかと、町内会を巡行での、一回り30分。二度回って、1時間。
話簡単の、二時には、一通り、終わってまして。
対象が、子供故に、昼飯が慰労会みたいなモンでの、町内会巡行を終えたら、スグにも解散状態となりましてと。

次には、四時半頃に、「本神輿」の巡行が、町内会に到着の、マア云うたら、我が町内会は、アトの方でしての、主たるは、役員の奥方様が接待担当しましてと。
云うても、約の10分でして、「本神輿」が行ってしもたら、更には、役員だけが、「本神輿」の参加者の帰るを待ちましてと。
変な話の、役員にしたって、そんなに延々の、飲み、喰いも、してられへんしで、待ち草臥(くたび)れてしもてと。

変な話の、主役の、「本神輿」の奉仕者が戻った頃には、喰いモノ、飲みモノなんかと。よって、急遽の、調達のと。
かと云うて、巡行先の各町内会で接待受けて、町内会に戻っての、飲み、喰い出来るかとなればの、私め自信は無いなあと。
初体験やしで、分からんですがと。分からんでも、相当に草臥(くたび)れてしもてるかと。
足はパンパン、千鳥足の、腰はグニャグニャ、ヨレヨレの、思考回路、支離滅裂のと。元気溌剌、意気軒昂、元気百倍、勇気凛々であろお筈があらへんわと。
想像するに、モええから、早く帰って、風呂にでも入って、引っ繰り返って、寝てしまいたいが、本音かと。

そんな先の話は結構の、前日、一寸、頑張っての、結果的、約の5キロに距離を延ばしたですが。
結果の結果、本日、足の脹ら脛(ふくらはぎ)に身が入ってしもての、アカンなあと。
とも、云うてられへんです。
巡行が、14キロになったからには、距離は短くしてでも、足腰、多少なりともの、鍛えませんとと。約3キロをと。
(09/10/14)


NO.132 余談・ツイデの話(14) 続・本神輿の話(3)

一般論的、近所付き合いは重要でして。
特に、新興住宅街では、町内会の用事、行事は、参加に意義ありましてと。さもなくばの、同じ町内会でも、顔だけは、知ってても、一言も、話をしん事もありまして。
下手したら、顔すらも、知らんしと。
知らんでも、参加さえしたはったら、嗚呼、町内会の人やったかと。苗字までは、知らんでも、道端、出先で合おても、会釈程度は出来るです。
そんな意味ならばの、最低限、同じ組の面々ならばの、家族構成まで、承知でと。

区長をしたし、我が町内会についても、相当数の宅様は承知したですがと。
或る意味、ソレも、責務でと。全然の知らんでは、お話にならへんしと。知るの努力も致しましてと。更には、人間性まで、見えたですがと。
モっと、云うたら、隣り近所には、相応にと。裏手にもと。迷惑掛けぬよにとしてるツモリでありましてと。

対して、ご近所さんに全然の、気を使わんお宅様もあるですがと。
不可抗力ではあるですがの、犬が矢鱈、吠えたり、土日とならばの、窓を開けての、音楽、ガンガンとと。土日やしで、仕方が無いけれどの、何処様とは、云わんの、家庭内での、喧嘩口論が聞こえたりと。仕事にならんし、何とか、せよと。
とか、云われてもなあ。
イヤイヤ、区長時代、そんな話までが、飛び込んで来たですがと。

そんな次第の、我が家ならばの、犬は現在、飼おてえへんし、飼おても、躾が重要でしてと。
音楽にしても、息子共は、ガンガンでは無くの、ヘッド・ホンかと。
喧嘩口論ならば、全然とは、云わんの、日常茶飯でも、あらへんしで、されどの、茶碗が、灰皿が、御膳が、箸が、飛び交いの、バットを、包丁を持ち出しての、刺し合い、殴り合いの大喧嘩等々、余所様に聞こえ、分かるよなのは、してへんしと。精々が、意見の食い違いで、言葉がチと荒っぽくなる程度かと。
ソラ、全部が全部、意見一致はあらへんわと。
よって、世間体、至って、静かなる一家でと。
云い出せば、母のテレビの音が一寸、大きめかと。
モっと、云うたら、朝晩の、玄関の門扉、雨戸の開け閉めの音でさえ、一寸は気を付けてるですと。音がしんよには、無理やしと。

ホンマやでと。
町内会の用事にしたって、無下に断ったりはしてへんしと。むしろ、気が良過ぎるかと、反省してる程でありましてと。
されどの、イザの時、助けて戴きたいがためもありましてと。
されどの、されどで、気を良く、助けて戴けへんけれどと。では、あっても、助けて戴ける事もありましてと。日頃の精進第一でと。
とするが、信条でして。

ソラそやでと。
町内会の用事、用件一つ、ケチョン、ケチョンに、蹴飛ばしといて、イザの時、お世話にと云うても、アカンやろと。
とは、思えど、私め、冷たくは出来ひん性分でと。

そんな一家に、突然のと。
邪気プンプンの、迷惑も、度を超しての、事件が舞い込みのと。厭でも、周辺に目が行くわと。
余所の町内会なんか、と云えば、失礼でもの、目には入っても、気にもしてへんかったのが、俄然、注目してしもてと。
ホンマやでと。
従前ならばの、視界に入ってても、余程で無ければ、無視の、記憶に止めてえへんです。見た瞬間で、チョンの、嗚呼、井戸端会議したはるなあで、チョン。
歩いたはるなあで、チョン。町内会の、草刈りか、溝掃除かで、チョンの、精々が、我が町内会も、溝掃除もしんならんなあで、チョン。我輩が決める事と違うわと、数秒で、チョンの、無縁の世界でと。

云うたら、変な話の、オッとの、下手したらの、我が家、丸見えかと。スカスカかと。
裸でウロウロなんか、してへんけれどや。着替えくらいはしてるですがと。
逆立ちも、水泳、スキーも、スケートも、とっ掴(つか)み合い、殴り合いの喧嘩もしてへんやれどや。この、ン十ン年もの間、一度たりともの、全然の、気にもしてへん事が、気になり出してと。困ったなあと。

モっと、云うたら、こんなにスケスケ、無防備の我が家やでと。
一寸は、観察してから、暴挙に走ってくれと。観察したら、出来ひんわと。むしろ、大いに、観察して頂戴と。
マデは、思わへんですがの、この辺り、世が世の、考え方、性格等々、色々あるしで、我が家も一人前に気にもし、防備を致しませんとと。夏場の目隠しのための、蔓程度では、追い付かへんゾと。
イヤイヤ、全面、透明のガラス戸でも無いし、カーテンもしてるですがと。カーテンで、全てを隠しもしてへんなあと。二階の雨戸も、閉じるは、タマでの、そんな目で、周辺見渡せばの、全てを隠してるの家バッカリ。
隠しもしてへんの我が家をば、何にも観察しんとからにの、見境無くの、決め撃ち、襲撃、攻撃が気に入らんわと。

自分だけの範疇ならばの、思い立ったが吉日の、善は急げで、ご勝手なれどの、余所様を対象の、決め撃ち、襲撃、攻撃なるは、相応の覚悟が要る筈の、慎重の上にも、慎重なるが、世間の常識でありましてと。
北朝鮮でさえ、脅しはしても、他国に打撃を与えるよな、襲撃、攻撃までは、してへんゾと。
どっちにしたって、先々の事も考えずの、暴挙に走るの、存在自体が怖いんやと。

斯くなるでの、諸般諸々の、何とは、云わんの件ならばの、状況証拠的、近くではあっても、我が家の状況をば、知らんの人でしてと。
ソラ、近くでも、縁(えん)も、所縁(ゆかり)も処か、町内会が違えば、無縁でと。全くの無縁でも無くの、喋ってる人もありましてと。母と親しい人が居てたりの、息子共の同級生宅もありましてと。
ソラナア、小学校区は違えど、中学校区は一緒やしと。

母が玄関先で、転けた際、ご親切にも、いの一番に飛んで来てくれやはった、宅様もありましてと。イヤ、母と親しい宅様では無いですがと。
まさかの、そんな宅様が、「通報」したりの、車に傷はしやはらへんわと。二重人格やあるまいにのと。
近所付き合いの何たるか、方法、意味が分からず。車は大切にしてへん人に決まってましてと。大切にしてたら、余所様の車に傷は、トンでも無いですと。

そんな次第での、消去法的、ソラソラ、全くの知らんの、印象に無いの宅もあるなあと。正直には、余所の町内会やしで、知らんの方が多数なれどのと。
元々が、無関心過ぎたかと。今までは、平穏無事の、無関心で過ごせたのにと。厭な事になったなあと。

イヤイヤ、デデデの、口直しの、元々が、この件、招かざるの件、災い、邪気払いの目的もありましてと。どこから、どんな具合に見ても、邪気、悪鬼、魑魅魍魎の仕業でと。
平穏無事、家内安全を破られたからには、欣求(ごんぐ)修復、元通りにと。最早の、元通りには、ならへんですがと。ここに、住む限りは、呆けへん限り、記憶にありましてと。鮮明にありましてと。
我が家で、最大とは云わんの、大きな出来事でしてと。アトに尾を引く、引かされるの、事件でと。

されどの、やられたら、やり返すも、事が事だけに、出来ひんしと。何がため、今日(こんにち)まで、真面目一方の、精進して来たかと。同類に思われるだけでも、ゲの、侮辱でと。
そもそもの、クドイけれどの、そんな発想、微塵もの、刃物なんか、持ち歩いてえへんわと。用事で探すでさえ、ハサミ一つ、どこにあったかいなあと、一苦労やのにと。

されどの、されどで、モ一発、やりやがってみいと。気配を見せてみいと。待ってましたの、飛んで火に入る四季の虫けらの、それこその、あっさりの、警察に逮捕、後ろ手の、お縄にさせてやるわと。市中、引き回しの上、磔、獄門、晒し首ゾと。
それこその、警察が二の五の、三の四の、苦のと、難しいなあと、証拠がと、ゴタゴタ云うても、引き下がらんわと。聞かへんなら、警察で、寝泊まりしてやるわと。
ツイデにの、京都新聞の記者を呼べと。
犯人さえが、忘却の、器物破損罪に絡むの、細かな話までを、線で結びましての、述べ立ての、ゾとさせてやるゾと。
ご心配無用の、私めは、断じて、手は出さへんわと。下らん事で、犯罪者になりての、前科一犯、戸籍を汚すは末代の恥でしてと。
そんな概念あらば、下らん犯罪は犯せへんのにと。

正々堂々の、正面攻撃でと。
加えての、犯人の目を正視の、ドンと、見据えましての、断じて、逸らさんですと。
出来るなら、やってみいと。目を逸らさずの、我が目を、正視せよと。

デデデの、ここで、一発、災い転じて、福と成しの、以降、平穏無事、家内安全。願わくばの、招福万来をと。
「秋祭り」の、「本神輿」に参加で、ご奉仕をと。気は心の、行動をと。誰にも、迷惑掛けへんわと。慶んで戴けるの行動をと。

コレも、間近に接近の、中1日となりましての、気合い一発、当然にしての、自分なりの基準での、本日、5キロ強を一気にと。
とは、云うても、果たしての、ケータイの歩数計の、係数をば、どのよにするかがありましてと。一歩、60センチならばの、数値通りの、50センチならばの、4キロ程度になりましてと。
実は、設定すべきの数値が良く分からんですと。

自分で、歩幅を見てるの範囲では、50センチもあるのかなあと。40センチくらいと違うかと。イヤイヤ、もしかしたらの、30センチかと。
思えどの、最初っから、60の数字がありましてと。標準かと、そのままにしてるですがと。
ホナラの計れば良いけれどや。邪魔くさいわと。

どっちにしたって、万歩には、届かんですが、脹ら脛(ふくらはぎ)の状態なるは、起きての、朝一番は、凝(こ)ってましてと。時間と共に和らぐですと。
にしても、本番なるは、14キロの、何を基準かが、不明の、一応は、単純計算、この、三倍の距離かと。
ゲゲゲの、ゲと。
(09/10/15)


NO.133 余談・ツイデの話(15) 続・本神輿本番前日の話

イヨイヨの、明日が、本番かと。
前日、一寸、頑張り過ぎたのか、益々、脹ら脛(ふくらはぎ)が痛くなりまして。
されどの、最後の訓練の日となりての、モ一発、頑張っとかんとと、距離は短めでの、3.2キロをと。
お陰様で、更に、痛くなりましてと。困ったモンやと。
脹ら脛だけでは無くの、アキレス腱の辺りも、辛いかと。困ったモンやと。明くる日には、回復をと、風呂で、ジックリ、足揉みでもするかと。
イヤイヤ、歩いてる道中、足のスタミナ切れをチラと感じたです。足が次第に重く感じましてと。困ったモンやと。

足が棒の如くと云われてるですが。
棒と形容するよりは、辛いんやと。足の運びが、体重を感じまして。軽い体重やのにと。
イヤ、歩いてる内に解消の方向には、あったですが。信号で停まったりしたら、歩くが邪魔くさくなったりと。

そんな事よりも、本番での、装束、格好でして。何を着るのかと。
イヤ、法被(はっぴ)を着るですがの、その下はと。シャツだけでええのかなあと。
上着とするのか、別途の上着のシャツを買い求めと。ユニクロで、白のを千円でと。まさかの、柄の派手、ハデはと。要は、薄いのと、厚いの、シャツ二枚の上に、法被をと。

下は、パンツに、その上にも、上のとするのか、戴いたの長めのパンツの二枚だけで、ええのかなあと。二枚では、寒いかと。何せの、パンツやしで、長さは、膝上でと。
イヤ、一応のユニホーム的なるの、パンツなれどの、寒いかと。下に、何か、履かんでもええのかなあと。下半身から、風邪引きそでと。
迫って来たら、諸々、真剣に考え出しましてと。
履くのは、二手あっての、一つがパンツで、モ一手は、褌(ふんどし)ですて。
副区長が、パンツの方がええやろと、パンツを選択してくれたですて。オッとの、我が期では、どしたかなあと。褌は採用してへんかったみたいに思てるですがと。

デデデの、パンツの下に、ジャージにしても、履くは、異様やしと。履いてた人も居てたよな気もしてるですがと。
とりあえずは、一発、一式、着てやろかと。着たけれど、正直、寒いナと。ホントに、下から、風邪引きソでと。

当然にしての、戴いたの、地下足袋(力王タビ)も履いてみたです。コハゼ、真鍮(しんちゅう)の、停め金具が付いてまして。
脹ら脛(ふくらはぎ)までので、地下足袋なるを、履くは初めてでの、単なるの、足袋なら、私めも、昔、昔の大昔には、履いてたです。
町内会の観音寺のお稚児さん。聖護院での、山伏のお稚児さん。その他、祇園祭りの宵山、宵々山では、絣(かすり)の着物を着まして。先代のお下がりなれどの、先代も、オヤジか、爺さんか、その先かは、知らんですがの、和装の際は、足袋でしてと。

されどの、地下足袋は、初体験の、履いてみるに、要は、足袋の長いヤツ。
靴なら、靴擦れがあるですがと。足袋で、足袋擦れは知らんですがと。されどの、14キロやし、履き慣れてえへんしと。足に慣らしとかんとと。
安全のため、バンド・エイドも、準備しとこかと。ツイデになら、靴下もと。
ソラ、何があるか、予測が付かんです。

一番に困るは、足のスタミナ切れで、動かんよになったらと。
過去一度も経験無いけれどの、ン年前の、ンとは、「7」の、町内会の、レクリエーションにて、出雲大神宮さん方面に行ったですが。その際、落伍者が数人での、救出のための、車が大活躍。
結果的、ソレが最後で、レクリエーションも終焉したですがと。落伍者が原因では無いですがと。レクリエーションの意義についての、アンケートの結果でと。

コレが、往復で、10キロくらいかなあと。計ってえへんしで、適当なれどの、方々に寄ったしで、モっとかなあと。
イヤイヤ、我が夫婦は完走に非ずの、完歩したですがと。ソラ、しんどかったですがと。
云うたら、まとまった距離を歩くは、久し振りでと。出雲大神宮さん以来かと。
されどの、我が家から、並河駅までが、1.4キロでしてと。往復5回分かと。そんな具合に考えたら、マア、何とか、なるのと、違うかなあと。

只ナ、足のスタミナ切れで、動かんよになったら、大変やと。格好ワルツの、後々まで、云われソで。
本日なるは、足が重くなりの、腰が曲がったみたいな状態になりましてと。屁っ放り腰で、困ったなあと。
されどの、云うたら、知れてるです。訓練故に、自分で、経路は決められるし。ヤバイとなっても、救援は無いですが。勝手に適当に休めば宜しいですがと。

何であれ、明日が本番。
三日前から、ヤヤ、風邪気味とするのか、危険信号、要注意の、黄信号が点灯し掛かってまして。
寝しなに、葛根湯一発、凌(しの)いでるです。マア、安全のためもありましてと。台風一過で、グンと寒くなりましてと。

斯くしての、明日は晴れですて。
祭礼で、雨天中止、延期はあらへんしで、良かったなあと。雨やってみい。寒いし、悲惨ゾと。
傘も差せへんしと。
兎に角、一発、どんな事になるのやらの、想定外の事態だけは避けたいナと。

しかるにの、風呂に入って、足揉みするに、凝ってるは、左足。骨折した方でして。
してたら、ポロリと、腕から、何かが取れたです。変なモンがと。デカイの黒い虫状のと。あくまでも、そんな形状の、良く見たら、オッとの、過日、「町民大運動会」での、綱引きにて、名誉の負傷の、腕の擦り傷の、瘡蓋(かさぶた)かと。
全治18日間かと。

オッとの、オッとで、「本神輿」で、怪我せぬが何よりの、一番重要なる事かと。
関係者一同の責任となるしで、怪我してるよりは、救援車に一時的に、乗せてもらう方が、マシでしてと。
イヤイヤ、我が期では、余所の町内会の誰とも知らんですが、踏切で、鉄柱と、大神輿に挟まれ、怪我された事があったんやと。入院やでと。
ソレこその、後々まで、語り継がれるですと。記憶に残るですと。
怪我の詳しい中身までは知らんですがと。
そんな事にならぬよにと。祈願一発、最初にと。さもなくばの、邪気払い以前の、何してる事かに、なるですしと。

どちにしたって、風邪引いたらアカンしと、葛根湯一発。
オマケで、左足脹ら脛に、湿布を貼って寝よかと。明日のタメにと。
(09/10/16)


NO.134 本神輿ご奉仕の話(1)

斯くしての、本番。
一応の準備万端の、指定の時刻に、指定の場所にと。あくまでもの、皆で一緒にの、町内会のン組周辺。
正確には、誰が参加か知らんですがと。Tさん、Uさん、Oさんまでは確定承知のアトが、副区長の息子さんが参加で、総勢、5名様と相成ったです。
イヤイヤ、副区長の計画通りでありましてと。結構でと。

と思てたら、朝の早くから、マタモヤの、ピンポンと。呼び鈴がと。
左程にヒツコクは無いしで、常識の範囲の、ピンポンでと。多分なら、本日の、「本神輿」の件やろと。
イヤ、副区長の奥方様が玄関先に、居てまして。9時半の予定でしたが、15分に早めて欲しいと。
要は、指定の時刻が、早まりまして。ハイ、承知と。

斯くしての、集合場所に集まれば、参加予定者が既に居てましての、サテ、どするんと。行くのやなあと。歩いてと。へえと。
正直には、神社まで、送ってくれるのかと、思てたですが、甘かったなあと。
イヤ、14キロが、一寸、伸びるだけでしての、大勢に無関係なれどのと。
イヤイヤ、4名にての、道中、Oさん曰くに、足には自信あると。へえと。毎日か、どかは知らんですが。約5キロ・コースの歩きをば、20年かそこらやってるでと。へえと。大したモンやと。

Tさんは、何度も参加で、経験豊富で、Uさんは、お若いしと。
残る、私めが、一番に不安を抱えてましての、足には、湿布を貼ってるしと。雨蛙公園までで、この状態でと。
されどの、第一目標、最優先事項なるは、怪我をせず。ソラ、初体験やしと。
第二目標なるは、リタイヤせず。この、リタイヤせずが、実は、最大の難関であると、自認してるです。

そんな事は結構の、Tさん曰くに、神社には、9時45分までに集まれで、特に点呼無く。出発が、一寸、早まっての、11時40分に出発なれどの、出発までに、弁当(神社から支給)を喰てと。
その前に、お祓いをして戴きの、御神酒を戴きましてと。云うたら、9時45分に集まっても、11時頃まで、何にもあらへんでと。
ホナラ、何のために、こんなに早くにと。
マア云うたら、子供神輿が集まるしと。本神輿が無ければ、格好つかへんかと。
何でも結構の、暇やなあと。暇やでと。
とかとかの、無駄口叩き乍ら神社には着いたです。

さての、結論から云えば、第一目標も、第二目標も達成したです。無事に帰還もし、くたばっても居てへんです。誰とは、云わんですが、脱落でと。
イヤイヤ、脱落者とするべきか、各町内会で、消えるのも居たです。
ソラ、点呼も取らへんし、勝手やしと。
私めなら、最初っから、最後まで、ご奉仕させて戴いたですと。
正直には、途中、危なかったです。足が痛あてねえ。地下足袋を素足で履いてたしと。余りに足が痛く、仲間に聞けば、靴下を履いてるでと。へえと。そやろなあの、矢っ張りかと。

聞かずに足の痛さを我慢してたら、我慢も限度の、前半終了段階にて、足が悲鳴で、脱落してたかと。
イヤ、靴下と、バンド・エイドなるは、安全のため、持参でと。持参してたし履いたけれどの、既に、左足がビッコ状態。ではあっても、或る意味、前半となれば、後半は、帰路でしてと。
我が町内会は、帰路の途中での、こんな場で、リタイヤ出来るかと。格好ワルツで御座候のと。
ソレこその、我が町内会まで、到着ならばの、そこからは、神社までは、1.7キロ程度かと。コレ又、直線では戻らんですが。大した事はあらへんわと。
イヤイヤ、余りに痛いしで、アトでやけれど、左足を見たら、薬指に豆が出来てたです。地下足袋の底が指に引っ掛かるナと、思てたです。ソラ、痛いわなあと。

デデデの、当初、130名とされてたですが、そんなには居てへんしなあと。大体は、御神輿を引っ張るは、50人程度でありまして。
交替、出入り自由なれどの、アトは適当に伴走してな仕方があらへんしと。
人数は大した問題でもあらへんですが。
途中、何度も、走らさせられるし、振り回わされるし。ええのかと。
マアねえ、実際には、御神輿は、担がず、台車に乗せて巡行での、私等は、縄を手に引っ張ったり、引っ張られたりと。

結果、歩数、約3万3千歩。計数上の、距離数、約24キロでしてと。
オッとの、幾ら何でもの、距離数が、多過ぎるです。
イヤイヤ、きつかったです。行程は、約14キロでも、直線では行かへんしと。各町内会での接待での、休憩時間、約10分も、ジっとは、してへんしと。
座るの場所があったり、無かったりと。コースも先導者が替えたりの、好き放題。マア、構わへんですがと。
にしても、10キロも多くには、成ってえへんかと。表示の数字が可笑しいゾと。

何でも結構の、完走に非ずの、完歩での、我れ乍らに、脱落せずの良くやったかと。
イヤ、諸般の顔見知りも沢山居たし、適当に楽しめたしと。
以て、一番には、家内安全、平穏無事、一家安寧(あんねい)、子孫繁栄の、招福万来祈願。
結果的、オマケで結構の、諸般諸々、邪鬼、悪鬼、邪気払いの、駆除、退散祈願で、我が視野、眼中から、消え失せよ。
(09/10/17)


NO.135 本神輿ご奉仕の話(2)

斯くなる次第の、斯くなるでの、何のご縁か、大井神社の、「秋祭り」の、「本神輿」の話が舞い込みまして。
クレグレもの、話そのものが、初めてでしてと。
よって、話が来るの自体が、想定外の、夢にもと。
言語明瞭には、出たいとも、思てえへんかったです。さりとての、絶対に厭とも、考えずの、形容難しくの、自分には無縁としてたです。

只ナ、区長の立場で、町内会の面々に、「本神輿」に出てくれへんかと、お願いに上がった経験からしたら、出て戴くは容易で無いは承知でと。
ソラ、目処も無くには、お願いに上がってえへんです。この人ならと、可能性があるなあと、思うの面々でしてと。されどの、悉(ことごと)くに、体(てい)良く断られてるです。

結果、元々が出て戴いてるの、Tさんは一番にで、モ一方(ひとかた)は、区長経験者で、当時役員の、Uさんにお願いしたです。
処がの、区としての、子供神輿の担ぎ手が手薄になっての、更に、本神輿は無理として、子供神輿をと、相当数の宅様にお願いに上がったですがの、ナカナカでと。
イヤ、実はの、我が期では、諸般の事情にての、参加の出来る役員数が充分では無かったです。
イヤイヤ、日曜日やでと。日曜日でも、仕事の関係で、休めへん人もあるし、女性役員では、子供神輿は担げえへんしと。
云うたら、我が町内会の子供神輿なるは、立派に過ぎましてと。子供で扱えへんです。余所の町内会のは、子供でも、女性役員でも充分に扱えるのにと。

何で、こんな話を述懐してるかとなればの、当期副区長が、某さん、某さんに頼みに上がったけれどの、来年やったらと。
そんな返事でと。来年からは、出てくれる人が多くなるかと、云うてたですが。
折角、そんな具合に、断られて尚の、善に解釈したはるしで、アノナアと、我が期の状況、強いては、歴代区長の愚痴話は一言も触れてえへんですがと。
事実は、事が、事だけに、すんなりとは、受けてくれやはらへんです。
原因明白の、地(ぢ)の人間とは違いましての、所謂の郷土愛、地域愛なるは、希薄でと。私にしたって、郷土愛を持てと云われるは無理の、持てえへんです。

さりとての、区長経験にて、沢山の人を知ったです。
神社にしたって、宮司さんを知ったしと。云い出せば、「大井神社神輿奉納会長」が、我が期の自治会副会長でありましてと。知らんの人とは違うしと。
更には、我が町内会から、今回は、5人を出したいと。ソラ、多い方が出るにしたって、出易いしと。
当然にして、諸般諸々の、私事(わたくしごと)の要因なるが最大ではあるですがと。全ては、私事なれどです。色んな条件が重なりましてと。
そんな意味では、区長経験してへんかったら、私になんか、話も来てへんかったかと。してたから、諸々をも考慮の、役員の大変さも承知で、諾としたかと。
さもなくばの、私事と、「本神輿」を結び付けの、邪鬼、悪鬼、邪気払いに、思いも至らんですと。自分の参加への、納得材料には成らへんですと。

デデデの、そんな次第での、風邪も引かず。
「町民大運動会」での、「綱引き」での、腕の擦り傷の、瘡蓋も、前夜になって、お見事、ポロリと、取れましてと。
良かったなあと。神様の手助けかと。
ホンマやでと。中途半端に瘡蓋が取れ掛けて来てみいと。服に引っ掛かって痛いは困るしの、腕には、バンド・エイドのお助けを拝借かと。

イヤイヤ、明くるの本日、足がパンパンの、痛あてねえ。パンパンとするよりも、身が入ってと。歩くが辛いです。
とは、覚悟もしてたですがと。誰にも文句は云えへんしと。歩行困難も、次第に回復の、されどの、豆が辛(つら)いかと。
せめてもの、寝しなにでも、湿布を貼っとけば、良かったのにと。帰ってスグに、取ってしもての、張り忘れ。

イヤイヤ、デデデの、マアナアの、そんなに詳細、クドクドも何やしでの、概略ならばの、結果的には、一人で歩いてるよりは、100名程度でなら、変化もあるし、励ましにもなっての、案外に、草臥(くたび)れは少なかったです。
イヤ、100名とするのは、本神輿の奉仕者の話でありまして。
コレは、神輿と共にありましての、歩行(かち)部隊。

どんな名称かは、知らんですが、羽織袴の軍団も、自力でと。コレも大変やろなあと。神輿は、激走の、走ったりも致すですしと。
ピタリと、付いて来るのがと。

ソレ以外は、乗り物に乗っての移動の、何十名かの、子供達も同伴の、別途の、所謂のお稚児さん、宮司さん、警備関係、警察、パトカー、白バイ、先導舞台、太鼓部隊(大井太鼓)等々、合わせればの、もしかしての、200名近くになるのかと。
お稚児さんは、馬に乗ったりの、色々なれどの、そのための、馬も同伴。結果、馬子さんも同伴でと。他にも乗り手があるのかの、二頭が同伴してましてと。
私め、一々、観察してへんしで、よお知らんです。自分の事で、精一杯でと。

斯くなる次第の、斯くなるでの、集合場所で、待機してる間にも、知り合いとするのか、元町内会の面々であるとか、現町内会でも、消防団での参加があったりの、区長時代に知り合おた面々と会いの、嗚呼、アンタもかと。
殆どは、何回も参加されてましてと。初体験なるは、私くらいかと。

皆様、どこの何が楽しみでと、接待の品目を楽しみにして居られましてと。
そんな次第での、知り合いが多い分、励ましにもなりましてと。コレで、町内会の面々しか、知らんかったら、バカ話をするの相手もあらへんしと。
ソラ、歩行部隊、神輿の、100名。加えての、ソレ以外が加わっての、200名程度ともなればの、町内会の面々でも、何処に居てるやらと。
歩行部隊は、全員、法被やしと。
イヤ、中には、白のトレーニング・ズボンが居てまして。賢いなあと。経験値がモノを云う世界かと。
私なら、小物であるの、煙草、ライター、ケータイに、小銭、喉飴なんかを、ポシェットに入れて、腰にブラ下げてたですが。

そんな話は結構の、正直、出だしはきつかったです。
慣れてえへんのもありましての、歩行訓練での、疲労の蓄積もありましての、こんな調子、足のやけれど。走破出来るのかと。
加えての、各町内会での、接待での、酒に、ビールに、その他諸々の、果物、おつまみにしたって、最初っからは、飲みも、喰いもは、出来ずの、果物だけは戴いたですが。

元々が下戸やしと。要は、神社での、御神酒を戴いただけで、真っ赤の、ソレも、一口だけの、形だけに止めの、境内の玉砂利の上にパと、撒きましてと。
実は、皆さん、飲める人が多いかと、思てたですがの、そんな人も方々にと。
町内会によったら、最初に町内会の会議所で集合の、一寸した、壮行会を催されるのも、あるですて。ホントか、冗談、大袈裟かの、出来上がってるとか、云うてた町内会もと。

そんな話も結構の、町内会によったら、狭い道がありましてと。こんな場所、突破出来るかのを、アノ手、コノ手、奥の手にて、行くべきは行かんならんしと。
私等なら、若手に任せとこかと、神輿から離れましてと。くっついて行くにも、道幅狭けりゃ、邪魔やし、危ないし、歩くに歩けへんしと。

イヤイヤ、ビックリは、神輿通過途中で、JRの遮断機がと。降りて来ての、サア、突破の急げ、急げの、遮断機を突破。コレは、ソは簡単には、通行止めには出来ひんしと。
イヤ、国道9号線の交差点を突破の際には、同伴の警察官が、赤でも、青でも、無関係に、通行止めに致しましてと。ここを突破は気分爽快やねえ。普段出来る事と違うしと。

何よりもの、一番にビックリは、「さと」の交差点にて、赤信号でも、突破は結構の、交差点の真ん中で、御神輿を回転させやがってねえ。
私めは、この時、後ろの綱を持ってたですが。
真っ直ぐに一気にと、思いきやの、ソ信じてたですがの、回転でと。振り回されての、オトトのトットの、トのトのトットで、引っ繰り返りソになりましての、実際、モ一寸、離さへんかったら、間違い無くの、国道九号線の、信号のド真ん中かどかは知らんですがの、転けて、只では済んでえへんです。

誰かが、受け止め体制に入ってくれて、お陰様で、受け止めて戴く必要も無く、転けずに済んだですが。私はで、一人、若手が転けたかと。マア、常連さんで、元々が、一寸、御神酒がの気配があっての、勢い良くでは無く、無傷でと。
アトで、誰かが曰くに、次ぎは、「王将」の交差点やしナと。後ろの綱は、離さんとアカンでと。
最初っから、云うといてくれよなあと。ホンマやでと。
後生大事に綱を持ってるのにと。初参加やのにと。殺生やなあと。
とりあえずは、ホンの一寸、縄で膝小僧辺りを擦ったですが。傷にまでは至ってえへんです。唾でチョイチョイで、元通り。
(09/10/18)


NO.136 本神輿ご奉仕の話(3)

斯くなる次第の、斯くなるでと。
「神輿奉納会長」が、スピーカー片手に、陣頭指揮の、ソラ、凄いです。我が身、一つだけでも、シンドイのに、歩行(かち)組と一緒に行動でと。相当なるの、体力、気力でと。

全員を叱咤、激励の、指示致しまして。
前に人が足らん。前に行け。道が狭いし、神輿の横を歩くなと。ソラ、片脇の塀等々との間で、カラダが挟まれたら、エライ事でしてと。その狭い道を曲がったりも致すしと。

イヤイヤ、顔見知りが居たら、挨拶するにしても、関所、関所(接待所)、道中でする事もありましてと。
出発前、神輿奉納会長を見掛けたしで、黙礼だけはしてたですが。接待休憩の居り、煙草を吸うてたら、先様から、「柴田はんが参加してくれやはるのは、二日前に、名簿を見て、知りましたわ。」と。へえと。
「一寸、甘かったですねえ。キツイですわ。」と。「そんな事、云わんと又、出てくださいな。」と。
対して、私め、お愛想であれ、へえとの、無責任なるの、返事はしてへんですがと。

理由は簡単の、一つには、話があればが大前提の、自分から、出るとは云えへんわと。
二つ目には、健康で、諸般諸々の条件下で、動ける状態であっての、矢っ張り、町内会からの多数の参加があればと。この多数の参加は難しいゾと。

何度も申すの、役員が参加が、簡単なれどの、我が町内会なるは、子供神輿との、兼ね合わせがありましてと。余所の町内会とは、事情がと。
よって、お子さんが神輿に出られる宅様の親が担ぎ手に出るが、一番の記念になるのになあと。
とは、思えど、ソレは、区長一年生、一年間では、分からんわと。お役目全うで、精一杯の、要は、我が町内会の場合、町内会の行事、子供神輿か、「秋祭り」のどっちが主体か分からんしと。

分からんの以前の、子供神輿が主体でと。実際には、町内会としてなら、「秋祭り」になるですがと。子供神輿は、子供会が主体が本当なれどの、組立、担ぎ手の問題にて、こっちが主体となってましてと。
よって、区長を筆頭に、役員もそっちに想念なるが、行ってましてと。

ソラナア、郷土愛なるは、別としても、誰しもの、多少の興味、関心なら、あるです。
我が期でも、余所の町内会の話なれどの、役員会にて、参加を募れば、沢山の希望があったですて。日曜日やったしと。役員でありの、ええ機会やしと。
町内会から、人数さえ出るなら、お仲間が居て、出易いしと。人数が人数を呼ぶですと。

そんな事は結構の、自治会が、会計をしてると思てたですが。違うかったです。
矢っ張り、我が期、自治会の会計が、御神饌を集めるの、「会計」車両に乗ってたです。イヤ、既に、お役目ご免でありましてと。タマタマとするのか、神輿奉納会長との関係にて、頼まれたはったんかと。
イヤイヤ、道中、関所、関所の、接待所にて、挨拶方々(かたがた)、方々(ほうぼう)で、よお会うなあと。ホンの一寸、談笑でと。
そんな次第での、顔見知りを見つけては、挨拶をと。

デデデの何です。
道中でも、接待所でも、当時の区長、自治会役員が出てましてと。規模の小さな町内会では、そんな事になりましてと。
当然にして、見つけたら、手を振ったり、挨拶したり、話掛けたりと。

更には、何処でかは、忘れたですが。宮司さんの一人が、「柴田さん、お久しぶりです。」と。
イヤイヤ、若手の宮司さんでして。私めが区長時代、消防分団員やったです。亀岡市長賞受賞の祝勝会の折りに、諸般諸々の話をしたです。
何のかとなればの、神主とするのか、宮司でええのか。名称の問題では無くの、神主っさんに成るには、どするやと。
そんな質問をしたですがと。
云うたら、坊主になるに、京都には沢山の大学がありましての、大谷大学、仏教大学、龍谷大学でと。

ホナラの、神主になるには、東京の、國學院大學。奈良には、皇學館大學なるのが、あるですて。へえと。
ソレ以外にも、養成所的なるのがありましてと。へえと。

そんな次第での、若手の主力なるは、消防分団でして。
そもそもが、歴代分団長が多数参加の、神輿奉納会長そのものが、OBでしてと。
マア云うたら、地方、地方の祭礼の、主力、先頭部隊は、消防分団かと。

ソラなあ、云うたら、坂道を、大神輿を引っ張って、走るです。私めなんか、何にも無しの、身一つで、付いてくだけでも難儀でと。
正直、付いて行けへんわと。
特には、国道九号線の、「さと」の交差点から、薬の、「ダックス」、家電の、「ミドリ電化」、日用雑貨、万屋(よろずや)の、「コーナン」から、更には、バイパスを突破での、一気、坂道を突っ走るなんか、とてもや無いけど、よおやるなあと。
私めなら、ここで、足が悲鳴を上げたです。
とは、云え、経路からは、モ一寸で、折り返し地点とするのか、半分でと。

正直、正直の、正直のと。
もしかのための、安全のためとしての、靴下を持って来てえへんかったら、この段階で、脱落してるかと。
接待所で、休憩の際、Tさんなんかに聞けば、履いてまっせと。履いたあらへんのかと。へえと。履かんと、保たへんがなと。知らんがなと。地下足袋を履くは初めてやと。

まさかの、足袋の下に、靴下なんか、履かへんしと。
足袋は、更には、下駄を履きまっせと。ンの成る程、納得に、地下足袋では、地面の起伏がモロの、足裏に伝わりの、走ったりしたら、余計に、モロに、モロの、ドスンと来るし、底のゴムで、足が擦れるしと。
嗚呼、良かったの、皆さん、素足で、よおも、頑張ったはるなあと、思てたですが。違うかったんかと。

早速にも、地下足袋の下に履いたです。
正直、正直の、正直のと。ここまで、前半、良くゾ、素足でとするのか、頑張ったナと。我れ乍らに感心したです。
既に、左足には、豆が出来てたですがの、豆が潰れるまでで良かったですと。潰れたら、お手上げでは無くの、足上げでと。

されどの、靴下を履いたら、数段のマシとなりましてと。
マシには成っても、足の疲労は蓄積するですが。では、あっても、痛さ、辛さが大いに緩和されたら、こっちのモンでと。声も出るし、引っ張りも、引っ張られも出来るです。

特には、若手、消防分団が走っても、綱を持って、後方にて、引っ張られてたら、楽やなあと。
ホナラの、神輿奉納会長、発破を掛けるに、前列部隊に、引っ張られたら、綱を離したれと。オッとの、危険が一杯でと。
実際には、離せへんけれどや。危ないわと。
そんな屁理屈、憎まれ口は、一切のと。思ても、口には致さずのと。

斯くなるでの、主力は、30代から50代での、中には、もしかしての、後期高齢者かと思しきのが、一人、二人の、当然にして、縄は持たはらへんけれどの、60代のも案外にと。

一番に困ったは、我が期当時の、余所の町内会の副区長でと。
何かと、気さくに喋って戴きの、こっちも、喋ってい乍らの、先様は、柴田はん、柴田はんと。苗字を呼んで戴きの、私め、正直、苗字を知らへんでねえ。
実は、方々の出先で、良く合いまして。
又、一緒になりましたねえと。挨拶もしてて、苗字がと。
失礼乍らの、区長なら、承知でも、副区長までは、覚えてえへんです。
(09/10/19)


NO.137 本神輿ご奉仕の話(4) 神輿で担がれるの話(1)

ソラねえ、辻々では、本神輿の軍団が通り抜けるまでは、パトカー、白バイ、警察官が待機で、通行遮断でと。
直線道路では、走れ、走れとなって、当然かと。一寸でも、迷惑を掛けぬよにと。結果、付いてく方は大変でと。
云うたら、我れ乍らに、こんなに走った、走らされたも初めてかと。近来、希でありましての、自分でも、ビックリしてるですがと。何よりも、集団で、走ってるしで、走れてるですがと。

豆が出来て、足はパンパンで、引きつってるのに、良くゾまあと。
ソラなあ、走るも、延々には、走らずの、適宜なれどのと。何カ所回るのか、休憩があるしで、やれるですが。15箇所かと。
我が息づかいも、ヒイ、フウ、ハアともなってえへんです。多少はなってても、息切れで、へたり込んではいませんでしてと。不思議やねえと。
訓練の際は、足のスタミナ切れも味わってたですが。実際には、切れて、動けんよには成ってえへんけれどの、足の状態から、限度近しを、感じてたですが。

本番では、スタミナ切れは全くのと。
単純には、足が痛いだけ。ビッコ、チンバを引きましてと。ソレでも、走る時には、走ってたです。表現変更の、走れたです。走ってる時は、豆の事も忘却のと。
途中で、持参の靴下を履いたからと、遅れてしもて、置いてけぼりも困るしと。最後尾には、別途の面々が居てるですがと。
イヤイヤ、脱落は居てへんとするよりも、調子が悪い。気分がとなれば、ご自由にお帰りをになるのかナと。強制でも、何でもあらへんの、点呼もあらへんしと。
云うたら、町内会を巡行での、地理が分からんでもあるまいにの、歩いて帰れるの距離でして。
実際にも、後半には、相当数が消えてたかと。

斯くなるでの、云うたら、何ですがの、誰しもの、共通の、最重要なるの、問題点。
正確なる人数は知らんですが。総勢、150名、200名程度が一斉の移動。一定場所に集合でと。
私自身は下戸故、接待にて、アルコールを勧められても、ナカナカに手は出さんですがと。特には、ビールなんか、缶で、勧められたって、10分の休憩時間では、飲み干すに四苦八苦の、所詮は勿体無いです。
イヤ、何よりもの、トイレがと。オシッコがと。
よって、鯖寿司、オニギリ、果物を主として戴いてたですがと。時には、お茶、水、缶コーヒー。
ソラなあ、ええお天気でしての、喉が渇くです。法被故に、帽子を被ってもいてへんしと。手拭いを頭巾替わりには出来るですがと。

イヤイヤ、正直には、お酒、アルコールも適宜戴いたです。
マズは、神社での出陣式とするのか、神前での、御神酒。何処であったか、白と、赤のワインを一寸。
イヤ、ホントに一寸だけ。小のプラスチックのコップの底にチラとの、口に全部を含んでも、一口程度の量でしてと。口当たりが結構でと。
モ一発は、極小、一番に小さいの缶ビール一個。
イヤ、この程度なら、苦労せずに、美味しく戴けるかと。

要は、動きっ放しで、汗ダクダク。ソレでも、出るモノは出るです。
9時15分に集合の、神社境内での待ち時間の間に隣りの小学校で一回。ソラ、晴れてるとは云えどの、待ってるだけの二時間でして。大して動いてえへんしで、寒いです。

続いて、二度目は、田んぼやったかなあと。
何人かが、一斉に、田んぼの方に走って行くしで、何かいナと、覗けば、やってるしで、便乗でと。成る程の男はコレが出来るし、便利やねえ。皆でやれば、怖くも、恥ずかしくも無しと。

そもそもが、関所、関所、接待所にトイレがあるで無しの、あっても、人数居たら、間に合わんです。
そんな次第での、慣れてる人は、何処の町内会では、どの辺りで、隠れて出来るか、トイレがあるかを、良くご存知でしてと。
私め、三度目は、京都縦貫道路の下でと。コレ又、何名かが、遠くに行くしで、見てたら、嗚呼、やってるなあと、便乗でと。
結果的、家を出て、帰るまでは、この三回でと。
内の二回なるは、軽犯罪法違反なれどの、正々堂々の、パトカー、警察官の面前でと。イヤ、真ん前では、してへんけれどや。真上に居たはったかと。

斯くしての、次ぎは、我が町内会となりての、出る前に、ご当地、奉仕人は、神輿に上がるが定番らしく。
Tさん曰くに、柴田はん、上がりいなと。えと。上がれてかいなと。上がるは、考えてえへんかったです。若手が上がれば結構の、一人か、二人が上がるだけと思てたら、神輿は四角故に、四人までが、上がれるですて。へえと。
語尾の上がる方の、へえでしてと。

マアナア、次回、有りや、無しやの、有ったとしたって、歳喰ててみい。気があっても、よやらんわと。
Tさんの後押し、背中を押しの、やるが義務みたいな説得されての、皆がやるならと。
オッとの、我が町内会からは、5人が居てたですがと。マアええかと。仕方があらへんの、一人が、神輿の周辺に居てへんしと。

イヤイヤ、上がるはええけれどの、何処から、上がるのかと。
誰にとでは無くの、神輿の周辺の面々に問おたならばの、ここに足をと。へえと。一気、上がらせて戴いたです。神輿、全面、左手にと。後方には、Tさん。向かいに、Uさんで、対角線には、副区長の息子さんがと。
イヤ、私め、場所なんか、選ぶも何も、Tさんに引っ張られて、停まった位置で、乗っただけでしてと。
Uさんなるは、高所恐怖症と自称してたですが。扇子まで持ちましてとするのか、持たされてと。

さての出発、動き出せば、足元が怖い、怖いの、下からは、振れ、振れ、振ったれ。落としたれと。ホンマかいなの、そんな事したら、アカンでと。
下からは、神輿にしがみ付いてバッカリしてたら、アカンでと。手を離せの、落ちても知らんゾ。怪我するゾと。
勝手な事、云われましての、私にでは無いです。四人にでしてと。

この町内会から、我が方には、スグでしてと。加えての、我が家のあるの道から、突入で、コの字に進路で、会議所とするのか、公園に到着するですがと。
話簡単の、我が町内会やしで、経路は承知してるですと。

イヤイヤ、派手がましいてねえ。
ソラ、知ってる面々、バッカリやしで。流石に、ガチガチになっての、顔を強(こわ)ばらせ、引きつらせての、神輿にしがみついても居てられへんわと。
さりとての、扇子を振るの勇気は無いけれどの、一応は、精一杯に、手を振りましてと。
神輿に乗ってて、何もしいひんかったら、反って、変でしてと。

デデデの、改めて、知ったです。
神輿の上から、見下ろすに、前後の綱を引っ張ってるのと、神輿本体の周辺に居てるのは、人が違うナと。
イヤ、原則、誰でも構わへんですが、私なんか、神輿本体には、接近さえしやへんかったですが。
ソラ、足が縺(もつ)れでもしたら、大変の、危ないしと。結果、触りもしてへんですと。
イヤイヤ、町内会で、誰が居てる。誰が神輿に乗ると、声掛けたはったは、この一団でして。私らを、冷やかし、煽り、叱咤、激励、注意深く見てくれてるのも、この一団でと。
そんな事、初参加、ド素人の私らで出来ますかいなと。
自分の身一つが精一杯やのにと。
(09/10/20)


NO.138 本神輿ご奉仕の話(5) 神輿で担がれるの話(2)

斯くなるでの、前半を過ぎ、後半に向かうの途上、要は、靴下を履くを決断の道中。
マダ、靴下は履いてえへんかったですが。
マア云うたら、足は痛いけれどの、ここまで来たら、靴下さえ履けばと、自分としても、行けそおやと、自信めいたモノを感じてからです。
周囲の状況も見え出してと。

イヤイヤ、自分の身一つで精一杯は、精一杯に替わらへんけれどや。
幾ら何でも、集合して二時間。神社を出発して二時間の、都合の、四時間も経ってみい。多少は周辺も見えて来るです。
何が見えて来るとなればの、神輿の方向は、天辺(てっぺん)の鳳凰の向きで決まりの、鳳凰が向けられた方が前と成りと。云うたら、自由自在でありましてと。

コレは、神社の境内にて、Tさんから既に聞いてたですがと。聞いて、成る程のと。成る程での、こんな狭い道を突破出来るのかと。危惧するの道をと。
或いは、関所、関所の接待所では、方向転換頻繁での、私め、神輿が方向転換するモノとは、想像だにもの、実際には、行ったり、来たりの場所では、鳳凰を触ったはらへんけれどや。
面倒以前の、危険もあるし、やってられへんしと。

何が云いたいかとなればの、「本神輿」の歩行(かち)組であるの、奉仕者にも、種類があるですと。
若手、精鋭部隊の消防分団が居てるですが。この一団は、精鋭は精鋭でも、あくまでもの、若手、馬力が売りの精鋭でと。

実は、手拭いの色が二種類ありましてと。
私らみたいな、ヘナチョコ、寄せ集め、一見さん的面々なるは、要は、数の内の、賑わし手でありましてと。
イヤ、何をしたらアカン、遠慮しとけは一切無いですがと。
手拭いの色が黄色でして。全員、黄色で統一かと、思いきやの、赤組が居てましてと。

イヤイヤ、当初、目立ってえへんかったです。
こっちも、気さえ、付いてえへんしと。そんな気分的余裕があらへんわと。
処がの、次第、次第に人数がと。気持ち、減り出しの、相対的、目立ち出したが、赤組での、この軍団が、本当の精鋭部隊であるを、知ったです。

イヤ、町内会からの参加の、副区長の息子はんが、赤組でと。
綱を握りの、走ってる時に、ソバに居て、一緒に伴走の際、イヤ、事実、歩きでは無くの、走ってたですがの、激走では、話するの余裕は無いけれどの、駆け足程度やったしで、紅色の手拭いをしてたし、聞いたです。
「その、赤の手拭いは、何なんと。」
何の意味があるのかと。私らのとは、違うけれどと。

ホナラの、実行委員なんですて。
彼の場合、本来的、オヤジさんのモノなれどの、代行で出てるしで、赤をと。
イヤイヤ、実際には、各町内会には、実行委員なるが居てましてと。居てへんの場合、区長なりが、兼務致すですが。地(ぢ)の町内会ならばの、何人もが居てまして。
我が町内会は、新興住宅街故に、居てへんだけの、我が期、私自身が区長時代、私が、「本神輿」に参加ならばの、話単純には、紅組になってたかと。
されどの、我が町内会では、子供神輿で、出られへんしで、奉仕者として、登録せずの、何にも無しとなったのかと。
とまでの、説明は聞いてえへんけれどの、類推したです。

ソラ、当時、実行委員会に出席してたしと。黄色、赤色までは、知らんかったけれどや。
イヤイヤ、実行委員の全員が、実行委員会に出席では無いです。町内会の代表的実行委員が出席で結構でしてと。
そんな次第の、区長が兼務の、或いは、長老が実行委員ならばの、精鋭とは云えへんけれどの、実働部隊が、町内会には、居てましてと。組織されてましてと。
我が町内会では、組織があらへんしで、常連の、Tさんも、黄色組。

イヤイヤ、クレグレもの、正確なるは、知らんですと。
町内会だけでは無くの、消防分団もありましてと。その他、諸々の組織、地域の環境保全のボランティア組織、ふる里の会やとか、何やとかの、一杯あっての、何が何かは、知らんのやと。
実行委員会にしたって、そんなに沢山の人数は出たはらへんし、若手は少ないしと。
私め、地(ぢ)の出身とは違いましてと。
何度でもの、郷土愛には、希薄の、せめて、住む地の事を一寸でもの気持ちと、町内会以外でも、多少は顔見知りも出来たしと。従前が、知らん過ぎただけなれどと。

要は、単純明解の、黄色と、赤色の手拭いがありましてと。ベテラン組が居てこその、神輿が動かせてるです。私らみたいなのが、バッカリやってみい、動かへんです。
下手したらの、怪我人続出でと。

その面々が、入れ替わり、立ち替わりの、神輿本体を動かしてるです。時には、後ろから、くっついて来たりと。後ろから、煽ったりの、多少は休みませんとと。
私らなら、手抜きの、休みっ放し。どちかとなれば、先頭には行かずの、避けましてと。危ないしで、安全なる方の、後ろの縄を掴んでの、引っ張って戴きましての、神輿の、足をば、引っ張ってと。

斯くなるでの、我が町内会に来たら、アトは知れてましての、疲労感もあらへんわと。
予期せぬの、神輿に上げられ、手を振ってと。我が町内会を神輿で、闊歩の、ソラ、派手がましいてねえ。
とりあえずは、慣れるに、従いの、手も振れて。
とか、云う程の距離はあらへんです。精々が、400メートルでしてと。

そんな次第での、副区長の息子さんも、ええ息子さんでしてと。
私らの話にチャンと返答してくれてと。
当たり前は、当たり前でも、無視するのが多いんやと。そんな意味では、「大神輿」の奉仕者なるは、云うたら、義理と人情に弱いの面々ではあっても、悪人は居てへんかと。
とは、我が独断と偏見なれどです。

デデデの実際には、神輿は台車に乗せられてまして。担がれてるのでは無いですがと。
担ぐは、神社の石段だけでしてと。台車が使えへんしで、主力が、赤色、消防分団かと。別段に、私らでも、構わへんですが、最初の、出しなの、朝はメンバーに加わったですが。
掛け声、方々からの、手で持て。肩を掛けるな。潰れるゾと。潰れるとは、肩でしてと。
オッとの、怖い事、云うなあと。途中で、サと、抜けたです。階段の遙か、手前でと。
イヤ、元々が、階段なんか、参戦の考えは毛頭のと。いきなりの、怪我でもしてみい。目も当てられへんわと。
(09/10/21)


NO.139 本神輿ご奉仕の話(6) 我が町内会に到着の話

「秋祭り」
とは、通称でして。
正式には、例祭<神幸祭(しんこうさい)>と称するです。
神幸祭とは、「神霊の移動そのものを神威の顕れとしてまつる神事。神体を神輿などに載せ、近辺を巡行。歌舞・囃子を伴うものもある。渡御祭。お旅。」の事なるゾ。
とは、広辞苑に記されてるです。

マア云うたら、この季節、実りの秋ともなればの、方々でやったはるです。
五穀豊穣、子孫繁栄、招福万来、家内安全、無病息災、健康長寿、平穏無事、商売繁盛、福寿円満、満願成就、交通安全、合格祈願、子授安産、子育守護、夫婦円満、除災開運のと。
更には、水難火災除去退散、災厄消除、邪気悪鬼なるは、退散除去撃破駆除絶滅壊滅の、阿鼻叫喚(あびきょうかん)の、無間(むげん)地獄へと。
表現なるは、何でも結構の、祈願、願望をば、欲深くも、ペタペタ、くっつけましてと。

加えてのこの季節、台風が多いのに、イヤ、少なくともの、従前はと。ここ数年は、季節外れの台風になってるですが。
されどの、雨で、台風で、行事が中止になったを知らんです。
イヤイヤ、私めが、子供会役員当時、二十年前になるですがの、小雨なら、降ったですがと。珍しいかと。

囃子なら、ドンドコ、ドンドン、ドコドコ、ドンドンと、大井太鼓でやってまして。
イヤ、トラックに何名やろか、男女で、10名程が乗ってまして。叩きっ放しで、大変と思うです。この太鼓で、各町内会が、接近を知るですしと。接待所で以外では、休めへんです。
面々のと、するよりは、内の一名様、見覚えがと。
独特の髪形、風貌での、思い巡らす事も無いです。矢っ張り、我が区長時代の、敬老会、大井神社の花祭りにて、披露されたです。
イヤイヤ、経緯を、良くは知らんですが、所謂の大井太鼓と称するの、同好会でして、神事で、太鼓を奉納されてるかと。

我々、その他大勢も、ワッショイ、ワッショイと、掛け声掛けましてと。四六時中では無いですがと。適当でと。
デデデの、云うたら、若干一名、何処の、誰とは知らんですがの、30代後半かのお若いのが、神社に集合段階の、最初っから、顔がほの赤くの、酔っ払おてるのが居てましてと。手を振り上げ、掛け声を請求するのが居てましてと。
面白い兄ちゃんやなあと。お祭り好きのと。

イヤイヤ、何とは、言葉にはしやへんのですが、綱を持てとか、下手したら、持つなとか。一寸、意図が分からんの、この兄ちゃん、「さと」の交差点で、神輿を回転された時には、転けてたです。
皆から、大丈夫かと、心配されてたですが。ども無いみたいで、良かったですがと。コレで、怪我してたら、負傷一名かと。

そんな次第での、この兄ちゃん、初参加か、常連さんかが不明のと。あそこで、転けてたしと。
イヤ、私なら、初参加で、要領分からず、すんでで、転けかけたですがと。危ない事、するなあと。ビックリしたですがと。あんな時には、綱を外せと、アトから云われたって、知らんがなと。
先に云うてくれと。辛うじて、転けずに済んだだけでしてと。

そんな事は結構の、酔っ払いの兄ちゃんや無いけれどの、神輿と共に巡行してましたら、案外に、気分高揚するです。
コレ又、四六時中はしてへんですがの、最初の、接待所、出先への道中、沢山の人が見守るの前を通過の際には、へえと。派手がましいなあと。
時には、お年寄りが、椅子に座らせてもろての、見物に出ておられての、拝んだはる姿を見て、へえと。
イヤイヤ、御神輿を拝んだはるは承知のと。

そして、我が町内会への道中、神輿に担がれての、上がった最初は、足元が怖いの、落ちたらアカンぞで、ソレが主の、小一分もしたら、揺らされるのにも、慣れましてと。
慣れたら、慣れたで、町内会に突入の頃には、手を振るの余裕は出来たですがの、イヨイヨの、気分高揚の、顔は緊張にて、引き吊り、強張ってしもてと。困ったなあと。
顔の状況、自分で分かるしと。

コレ又、小一分もしたら、慣れまして。慣れた頃には、公園前で神輿から、降りましてと。降りる方が緊張の、神輿の周辺には、ダアレも居てへんしと。
されどの、降りてしもたら、神輿に乗ったゾ、上がったゾの、えも云われんの充実感も漂いの、ホと、安堵の、一息、二息でと。

デデデの、云うたら、何やけれどの、役員のご主人と、奥方様が主力の接待にての、ダアレも私らには、気も付いてえへんしと。私らとは、町内会から、5名が出てるのにと。
イヤ、理解してるですの、接待の本番でして。戦場状態での、誰がとなんかは、眼中に無し。兎に角の、お役目全うに精一杯での、我が町内会では、飲み物に、果物に、売り物なるは、冷たい、おしぼりでしてと。

イヤイヤ、私めも、その他大勢として、戴きましての、実際には、クレと取りにで。おしぼりをで、強張り、引き吊り、汗ダクになったの顔をば、拭けば、スと致しまして。
スとしてから、お茶でもと。コレ又、自分で取りに行ったですがと。請求してるよりはと。変に酒を持って来られてもの。安全確実に自分で、お茶碗に、お茶をと。
ソラそやでと。下手に戴き、日本酒、ビールやってみいと。
マアナア、ここまで来たら、ゴールも近いの、残り三箇所の、神社までの所要時間も、一時間かと。云うたら、四分の三を過ぎたんやと。
多少は飲んでも、ええけれどの、変に酔おても、危険でと。元々が飲めへんのに、御神輿に乗りついでに、調子に乗ったら、エライ事。

とかとかの、接待場所、内容熟知はここだけでして。我が町内会やしで。
他は、全然とまでは申さんの、こんな場所があるのかと。へえと、感心したりの、正直には、公園的なる場所があれば、くつろげるですが、無い処もありましてと。

デデデの、我が町内会から参加の面々が居てまして。
Tさん、Oさんなれどのと。何とか、ここまで到着したなあと。
当然にしての、完走、完歩が、目標なれどの、途中退場、棄権、音(ね)を上げるにしたって、最低限、我が町内会までは、来たかったです。
ソラなあ、私らが参加は何人かが承知の、消えててみい。恥ゾと。
ハタマタの、どしたかと、心配掛けてもナと。

イヤ、出る前の、神社では、副区長が会いに来たですがと。適当なる雑談してたら、ヒョコっと、現れましてと。スーツを着てましてと。お世話になりますと、云うたのか、別の台詞であったか忘れたですが。
ソ云うたら、私めも、区長時代、祭礼に列席での、町内会の面々を見つけまして、表敬の挨拶しに行ったかと。
ソラ、町内会からの代表でと。出て戴きたくと、お頼みしたのでありましてと。
見つけて、知らんフリはしてられへんわと。見つけてと、するよりは、探しましてと。

そんな次第の、一服をと。
一服故に、煙草をで、関所、関所で、吸うてるですが。一寸、吸い過ぎの感もあるですがと。
吸う云うても、大抵ならばの、煙草に火を点けたと思たら、サア、出発でと。Tさんには、又やなあと、笑われっ放しでありましてと。
ソラ、マズは接待を受けるが第一でして。煙草は第二でありましてと。休憩時間もバラバラでと。トイレのある会議所では、時間が長いかと。長蛇の列でしてと。
ソラナの、まさかの、女性がそこらで、適当も。神主さん、警察官も、そこらでと。
とは、立場的、事情的、出来ませんしと。大真面目な面々もと。
ホナラの私め、適当人間かとなればの、ここ、ン十年で、立ちションなるは、初めてやと。久し振りでと。ホンマやでと。大体が、こんなに大勢で、行動するのも、トイレの少ないの方面を行くは、初めてかと。

デデデの、そんな関所、関所、接待所を退散の折りには、神輿奉納会長が、お世話になりました。有り難う御座いますと、大神輿巡行者全員を代表しての、御礼申し上げましてと。
ホナラの出発かと。
イヤ、我が町内会、会議所は公園に隣接してましてと。トイレもシッカリ、ありましてと。比較的、休憩時間もありましてと。
煙草一服、充分でと。
(09/10/22)


NO.140 本神輿ご奉仕の話(7) 神社に帰還の話

そんな次第での、我が町内会に到達での、ここまで来たら、アト、僅か。
正直には、ソラ、草臥(くたび)れてるですが、思てた程ではあらへんわと。
行程、約14キロを、所要時間、5時間強の巡行でと。関所、関所の接待所が、16ヶ所もありましてと。原則、10分の休憩にての、都合の、160分にも達してましてと。
話簡単には、半分が休憩やでと。

思た程ではあらへんわと、強気な事を云うてるですが、出だしの頃はきつかったです。
返(かえ)す返(がえ)すの、国道九号線の、「さと」の交差点を突破で、そこから先はきつかったです。保つのかと、危惧したですがと。保つとは、体力そのものでは無くの足の方がと。

前半で、早くも、左足には、豆(肉刺)が出来てたしと。靴下を履いて、緩和されたですが。
結果的、走れ、走れの時なんか、走れへんでねえ。イヤ、一緒に走ったけれどの、大股では、走れへんでねえ。足にドスンと来る故での、痛いしで、面々が一歩を、私めは、二歩でしてと。
且つの、左足が、ビッコを引き乍らでの、ハタから見てたら、コチョコチョと、大人に混じって、子供が走ってるよな風情かと。
そんな走り方してる故に、法被が、ズレて来るとするのか、Tさん曰くに、女形(おやま)みたいやでと。法被を直してくれたりと。
オッとの、法被がズレて来てるは承知の、女形みたいになってるかと。格好ワルツと。素直に直して戴きましてと。

デデデの、果たしての、豆が出来てえへんでも、素直に、大股で走れるかは分からんですがと。
ソラナア、ここ、ン年、ン十年、走るの用事があらへんわと。皆と一緒やしで、走ってるだけでしてと。走れてるですと。
走らへんかったら、取り残される恐怖がと。
そんな意味では、軽くの70代の面々は如何かと。とてもや無いけれどの、走るに走れへんですと。
イヤ、知らんです。自分の事で、精一杯の、一々、監視も、観察もしてへんわと。多分ならばの、当然にしての、ユックリ、歩いて、来たはるかと。

とかとかの、そんな年寄りに負けてられるかと。
とまでは、考えてえへんですがと。居てるを知ったは、「さと」の交差点から先、付いて行けへんで、アトから、小走り、足を引き摺り乍らの必死の形相の時でしてと。

イヤイヤ、我が後ろにそんな人が居ててみいと。後期高齢者に、抜かれてたまるかと。ホンマやでと。されどの、この面々が、案外に健脚でと。
加えての、我が同年代と思しきのが、小走りに接近して来ててみい。尚更の、抜かれてたまるかと。沽券に関わるわと。
かと、云うて、走り、早足に自信は無いけれどと。大体が、小学校の運動会では、100メートル走で、下位常連でと。
結果、以降、出来る限り、綱を手に巡行をと。
その方が気楽でと。

されどの、されどで、Tさん、曰くに、バテるで。やめとけと。
口には出来ひんしで、言葉にはせずの、顔の表情と、横に手振りでと。
イヤイヤ、有り難い事です。嬉しい事です。仲間内であればこそでしてと。余程で無ければ、知らん人には、云わへんわと。余計なお世話でありましてと。

Tさん、曰くに、ここからは、綱は持たん方がええでと。
理由は簡単の、国道九号線の、「王将」の信号を突破故の、又もやの、神輿を回転させるからでありましてと。
云うたら、こんな交差点のド真ん中で、黄でも、赤でも、青であっても、無関係に警察官が、車を停めましてと。御神輿最優先の、本来ならばの、迷惑掛けぬよに、大急ぎで、突破するならなれどの、回転やでと。

マアナア、そんなに、時間も喰わへんですがと。歩いて、ユックリ、牛歩でもあらへんしと。精鋭、若手の、消防分団、実行委員の黒色組が引き回す故にと。
イヤ、知らんですと。私めなら、サッサと、前を、信号赤でも、何のそのの、常には、キチガイ沙汰のド真ん中を正々堂々の、闊歩でと。
云うたら、法被、地下足袋、白いパンツの、祭り姿故に、出来るの事でしてと。別段に、私服でも、構わへんけれどや。オイオイと、停められは致しませんですと。
とかとか、雑談は、Tさんと一緒に渡り乍らでと。

デデの、良く見たら、後ろの綱は、延ばしてえへんかったです。
ここまで来て、ド素人が引っ張り回され、転けての、怪我でもされたら、何してるかと。
云うたら、最初のは、手配、注意喚起を忘却してたかと、思わんでも無いですがと。最早の、疲れもあるやろしと。
ソラナア、私にしたって、草臥(くたび)れは、相当の、モ、ここまで来たんやしの、達成感とするのか、無事に、付いて来られての、ここで、ギブ・アップの、バテてられるかの、思いだけでしてと。
関所、関所の接待所も、アト、三ヶ所でしてと。
云うても、そんなに飲み食いも出来ませんですがと。胃袋が中途半端でと。

イヤイヤ、Tさん、曰くに最後の方でなあ、サンドイッチがあるでと。
へえの、ソレは又、結構のと。
マア云うたら、鯖寿司があったし、新米のオニギリがあって、おこうこ(たくあん)も一緒に戴きの、ワインもあったしと。おでんもあったし、酒に、ビールなら、ミニ缶を一個だけ戴きのと。飲み易いしと。
缶コーヒーもで、おしぼりに、お茶、水も戴きのと。
おでんは味も染み込みの、美味やったです。

そんな具合の、各町内会、ご自慢の労作がと。堪能までは、してへんですがと。ソラ、多少の遠慮もありましてと。遠慮は損慮(そんりょ)で、折角のご厚意をば、有り難く、受け取ればええのやけれどの、遠慮とするよりは、酒にビールばっかりを、勧められての、スミマセンです。結構ですが、多かったかと。
何分の、下戸での、トイレの心配もあったしと。

デデデの、サンドイッチも一個戴きの、Tさんがソバに来て、柴田はん、喰うたかと。
ンの、喰たでと、返事をしたなら、美味いし四個戴いたと。へえの、四個もと。ソラ、何の遠慮も要らんですが。流石にベテランは、堪能とするのか、楽しんだはるなあと。
イヤ、参加の皆様、ソレが楽しみでと、口々に云うてるですと。
私めなら、初参加で、要領がと。そもそもが、足が豆で痛いしと。

そんな事は結構の、若干の一名が見えへんなあと。Oさんがと。
何やら、諸般諸々での、「さと」の交差点で、転けてと。我が町内会で、止めとくと。へえと。
多分ならばの、転けたのでは無くの、転け掛かったかと。転けたは一名様だけでの、そんな意味なら、私も転け掛かったですがと。一緒に居たのかなあと。
そんな細々は覚えてえへんですがと。
イヤイヤ、一番に自信の無いの、私めが、完走とするのか、完歩が出来て、その段階では、マダ、神社には戻ってえへんですがの、目と鼻の先でして。

デデデの、この道も、車の通行が多いしで、走れ、走れとするよりは、急げ、急げの、早足でと。JRの並河駅のローターリーを一周の、何処をどんな具合にかは、忘れたなれどの、無事に神社に到着の、神輿をば、台車から外して、石段を登りの、私めは、見てるだけの、一同、無事に怪我も無くと、神輿奉納会長の挨拶がありましてと。
一同、注いで戴いたの、〆の、杯を一献の、私めなら、口に数滴での、パと、地面に撒きまして。

以て、神社での儀式は終了の、アト片付けは、実行委員に任せましての、退散なれどの、町内会等、各代表は、御神酒と、しかるべくの、撤饌(てっせん)<お下がり>を受け取ってくださいと。
ホイと。
云うても、代表は誰なんやと。実行委員かと。ハタマタの、ベテランの、Tさんかと。
実行委員は、神輿の後片づけしんならんしと。ホナラの残りの三人様での、「会計」の、軽トラックに向かえば、酒、一升瓶二本と、撤饌をば、人数分5個を戴きまして。
中身なるは、スティックのお砂糖でしてと。コーヒー用のと。

日本酒、御神酒が、二本ねえ。
難しいねえ。四本、五本なら、個人で持ち帰るも可能なれどの、一人、脱落での、どっちにしたって、中途半端でと。
まさかの、半分ずつにも出来ひんしと。
言語明瞭の、ソラ、Tさんと、私めは、役員とは違うしナと。ホナラと、戴いてもええけれどや。別段に、酒好きでも無いけれどの、正月用にでも、残しておけるですがと。
とは、Tさんと、チラと、密談をと。されどの、一応は、町内会やしと。
(09/10/23)