M社のISO物語NO.4

ISO物語NO.1 ISO物語NO.2 ISO物語NO.3
ISOとは

目次

PS12 「規定」「標準」とは

PS11 「管理番号」について

PS10 「管理規定」について(4)

PS9 「管理規定」について(3)

PS8 「管理規定」について(2)

PS7 「管理規定」について(1)

PS6 組織運営(3)

PS5 組織運営(2)

PS4 組織運営(1)

PS3 構想(2)

PS2 構想(1)

PS1 冒頭


68.区切り宣言

67.内部監査員養成講座(5)

66.内部監査員養成講座(4)

65.内部監査員養成講座(3)

64.内部監査員養成講座(2)

63.内部監査員養成講座(1)

62.「調査表」のコダワリ(2)

61.「調査表」のコダワリ(1)

ISO物語NO.3


61. 「調査表」のコダワリ(1)

「調査表」の「評価基準」の表現変更くらいは簡単です。
「〜で良い。」を、「〜であること。」にする程度。
翌日にはやったけど、引っかかってる部分がある。
どっちみち、手直しするのやったら、そんな部分もスッキリさせたい。
「品質マニュアル」「管理規定」「作業標準」はその殆どが社内的に適用されるもの。
この「調査表」は、「購買先」と「外注先」が対象。
「外注先」は社内と同等ではあるけど、独立性もある。
「購買先」というのは、全くの社外。
「教育指導」が主眼やから、云うべきことは、予め、教えておいてあげて欲しいなあ。
それもあるし、ワザワザ、「〜について、教育指導すること。」とか、記載したけど、こんなことは、当たり前云うたら、当たり前。
忘れんように書いといた方がエエかも知れんけど、「調査」以前の問題でもある。
常識と云い出したら、「調査表」で調査する項目そのものが、全部、常識になる。
それと、「新規」の「外注先」には、慎重に対応して欲しいという気持ちもある。
常識ということで、説明もせんと、問題が発生してから、ゴタゴタ文句云うても、お互いに気分を害するだけ。信頼関係に響くこともある。
実は、私自信、そういうのが一番キライ。
最初から、云うといてくれたらエエのに、そんなことが度々あった。逆に、そういうことを、云われたこともあった。
私は、クレームとかで、対会社と打ち合わせた事項は、その場で復唱してメモしてた。
それをすると、先方も安心出来る。漏れてるとか、云い忘れがあったら、その場で追加してくれたらエエ。
更に、回答のときは、最初に、前回の質問事項を再確認する。形式的なことやけど、極めて重要。そんなこと、ダレでもやってるやろうけど。それでも、手違いが起こることがある。
重要度によったら、「そうですか。」で終わることもあるし、そうはイカンことは、そのときの会話状況とか、お話して、理解を求めることもある。
これは、カリカリせんと、失礼にならんように婉曲にハナシせんとアカン。下手したら、相手の自尊心をキズ付けることもある。
基本的には、相手がどんな地位の人でも、なめられたらアカン。なめたら、モット、アカン。
困る問題は、一つの言葉でも、解釈がチガウことがある。自分は常識でも、相手は非常識やったり。認識の差があることもある。
注意とか、覚えておいて欲しいことは、最初に、ハッキリ云うとくべきや。
そんなこと、先方が承知であろうと、なかろうと、そうするべき。
それが、結果的に親切というもんです。「承知」やから、「出来る」ということではない。それやったら、不良なんか出えへん。ミスも起こらへん。
エライ、クドクドやったけど、教育云々は、削除してしもた。
やっぱり、「調査表」の全体の構成から、調査する人に任せましょ。
「調査表」の評価欄に、「問題ナシ」「要指導」「不適合」としてるし、「要指導」やったら、繰り返し、やらはったらエエ。
重要なことは、「調査」以前に説明しとくことや。
ナンとか、自分なりに納得して、誤植の確認もして、専務宛にメイル発信。
先日のお礼(講習会参加)もしとかんとアカンし、電話もしたけど、もう、ダレも出ません。
時計を見たら、まだ、夕方6時(月曜日)やで。イツモ、遅いはずやのに、珍しい。
メイルには、用件はコメントしてるし、まあ、エエカ。
その他のこともあったけど、アトは、専務に任しましょ。
(99/02/03)


62.「調査表」のコダワリ(2)

「調査表」のコダワリはマダある。
まず最初に、「調査表」という表現が、「管理規定」にある。
それで、「調査表」。
私が、銘々した表現ではナイ。
ナンでこんなことを説明したのかというと、「調査」という文言に引っかかりがある。
本来、「評価表」とチガウんかなあ。そういう背景もある。「監査表」でもエエ。
「調査表」には、ナニをドウ調査するのか、調査項目と基準があって、合否を判定する構成になってる。
これは、原案での構成やから、M社で、どう手が加えられて、どう運営されるのか。
それと、専務の云う、「調査表」の表現を、もっと厳しく、という要望の真意は聞いてないけど、私の勝手な判断では、調査担当者の姿勢の問題もあるやろ。
表現が軟らかいと、調査の眼もそうなってしまうことがある。
それと、「曖昧」と、「断定」の差やろなあ。
「〜で良い。」より、「〜であること。」のほうが、断定的やから。
やるときは、断定的に、厳しい姿勢で、やった方が宜しい。
そして、「管理規定」によれば、「調査」は、「既存」の「外注先」「購買先」に対して、品質問題が、あったらやることになってる。「新規」は、新規に取引するとき。
さて、文言について。
「調査」「評価」「監査」そして、「査察」とか、似たような表現が幾つもある。ナニがチガウのか。そういうことを、考えてもオモシロイ。
「評価」というのは、比較する対象(基準)があって、「価」値判断をする。
「調査」というのは、ナニか起こったら、その原因「調査」。
「審査」というのは、「作品を審査」するとか。合格やとか、順位を決めること。
「監査」というのは、指導的要素を含んでる。「監」督し、検「査」すること。
「検査」というのは、合否判定や。「車検」とか。その総合判断で「評価」する。
「査察」というのは、「北朝鮮の核疑惑」にこれが使われてる。アルか、ありそうか、ナイか。調「査」したり、観「察」すること。
「視察」というのは、エライさんがやらはる。現地での状況を眼で「視」て、観「察」することや。ナンにもナイ。そうか。頑張って。で、おしまい。
ハナシがナンやけど、IOCの委員さんが長野でやらはったんは、「視察」やろなあ。基準は特にナイやろ。
もっと、似たようなんがアルやろうけど、これだけを列挙しても、分かったような、分からんようなことになる。そやけど、やっぱり、どこかがチガウ。
M社の云う、「調査」というのは、「監査」的な意味合いがある。「評価」的な意味合いもある。この範疇やったら、「調査」という表現が一番、柔らかいことになる。
ただし、「管理規定」で、品質問題があればヤルということになってるし、「調査」かなあ。
「外注先」というのは、M社のグループやから、「監査」でもエエのやないか。
外部の取引先にも、それでエエのやないか。「監査」も「調査」も「評価」も、やることは、一緒なんやから。とか。
このことに、こだわるのは、言葉の意味というのは、出来る限り区分しといた方がエエと思うからや。適当というのは、イカガナモノカと思うだけ。分かったうえで、コウスルというのとでは全くチガウ。
M社が、「調査先」に、「調査」すると連絡して、
「それは、どういう目的ですか。」
「社内的には、調査と云ってますが、監査と解釈して頂いても結構です。」
はっきり、そう答えてもエエ。目的がハッキリする。
相手が「購買先」で、アル程度の会社やったら、それなりに対応してくれる。
それと、M社の「調査」は、ナニかあったら。ということになってるけど、こういう機会(ISO取得)に、全面的に、やらはったらエエのに。
理由は、「調査(監査)」するにも技術が必要。されるときの参考にもなる。
M社かて、しゅっちゅう、監査を、やられたはるやないか。
まあ、視察みたいなんもあったけど。


63.内部品質監査員養成講座(1)

ここで、「RMI」主催の「内部品質監査員養成講座」
昨年末に、専務の配慮で、お誘いを受けた。
アリガタイことやし、喜んで受講させて頂くことにした。
専務の配慮というのは、受講して、「修了書」を貰といたら、私がこの先で、ISO関連の仕事に従事する場合、有効になるということ。
私としても、この関連のことやったら、過去の経験が生きるし、好きな道でもあるし、やれることなら、やってみたい。という気がある。
7年程前、ロームに在籍してたとき、この講座は受講した。
滋賀県の「ラフォーレ琵琶湖」。そこで、研修があって、3日間、缶詰にされた。
そやから、「修了書」は受理してるけど、何処かえ行ってしもた。
その場で貰て、会社が一旦収集して、又、戻してもらったような、戻ってないような。
エエ加減なことやけど、当時、そんなことは気にもしてへんかった。
それよりナニより、会社を辞めることになるとは、夢にも考えてないからや。
更に、「社内監査員」ということやから、その会社に勤務してたら有効やけど、辞めたら、関係ナイというのもあった。
又、その気やったら、もう一度、家中を探して、ナイようやったら、会社にでも問い合わせて、再交付してもらうとか、戻してもらうか、したらエエやろ。
イザとなれば、そうするツモリ。
ただ、ヘンなもんで、会社としてのローム(個人は別)には、あんまり、電話とかしとおない。
会社と、ケンカはしてないけど、陰湿なリストラで、退職に追い込まれた。表面的には自主退職やけど、会社にナニかを頼むというのは抵抗がある。
個人的に、ダレかを通じて、依頼するという手段はアル。
そやけど、M社で受講させて貰えるのやったら、それでもエエ。まず、手に入れとくこと。
その上で、ロームのはどうするかやなあ。
「修了書」というのは、講座を受講して、試験があって、それに合格したら、貰える。
貰たら、「内部監査員」として、社内監査をする資格が得られる。
それが、どれだけの価値があるのかとなると、ナンとも、評価は難しい。
「国家資格」とはチガウし、合格率ナン%とかいう、そんな難しいモンではナイ。
難易度云うても、受講して、落ちたというハナシは、聞いたことナイ。
ロームのときも、QC関係の連中を主体として、50名ほどが受講。全員、交付されてる。
関係会社でも、やったけど、落ちたというのは、聞いたことナイ。
試験そのものも、そんな大したモノでも無かったように記憶してる。アンケートみたいやった。
当時、「ISO」そのものはナントナク、知ってたけど、9000番というのが、どんなもんか、漠然としたイメージしか無かった。
講座を受けた結果、QCの立場としては、理想的なシステムと解釈した。実際に、そのシステムが動いたら、QC業務は楽になる。ハズや。
その講座というのは、ある一定の理解度を要求しているのではなく、ISOの考え方がどんなもんか、認識を持って欲しいという主旨。と、解釈した。私がQCやったから、特に、目新しいことが無かったし、そう思たのかもしれん。
そやから云うて、講座の最期には、試験がある。無茶苦茶な回答は出来ん。
「修了書」は貰えても、アトで、まともに採点されて、「ナニ、コレ。」では、沽券に関わる。
そういうことで、「修了書」というのは、その関係のことに携わるんやったら、それなりに、有効な存在。
そやからて、アルから出来るもんでもナイ。
実務経験がモノを云う世界やから、私の一つの選択肢ということになるやろ。
専務のハナシでは、ISOの審査員として活動(社外審査)するためには、審査員と一緒に審査しに会社へ行って、その監査先でヤッタという証明印を貰うらしい。
それを幾つか貰て、実績を積んだら、単独でもやれるらしい。そんなこと知らんかった。
ところで、講座を受けたら、「修了書」は貰える。云うても、結構な金額で、二十万とかいうことらしい。個人ではとても無理です。
これは、固定費で、会社単位やったら、プラス、三千円/一人の資料代とか。
M社のメンバーは八名が受講。プラス、私。
社長は受講セズやて。
こういう機会に、受ければエエのになあ。
(99/02/07)


64.内部品質監査員養成講座(2)

「講座」は、二日間で、初日が1月9日。
二回目が30日。3週間も空いてしまうことになる。
M社の土曜出勤日の都合ということらしい。
私自身は、以前に参加した、三日間缶詰のときと、どうチガウのか、興味もあった。古いことではあるけど、状況くらい覚えてる。
M社での講師は、原田先生、辻先生のお二人。原田先生は、今回が初対面。
講座の内容を、ここでやってもしょうがないみたいやけど、しばし、オツキアイを。
結論的に云うと、時間が短いのが響いて、充分では無かった。これは、最終日のアンケートでも、そう回答した。
「テキストの何ページの何行目からの、ナニナニが重要。」
先生が、そう仰るのやけど、その何行目が、時々、チガウ。
生徒はまごついて、何処かいなあと、探しさんとイカン。当然、私も。
チガウチガウ、場所が違います。一行程度のズレやから、すぐ分かるけど、そんなんが多いのです。
ISOの要求事項を、初めて、見る人やったら、ナンのことか、かさっぱりでしょう。
M社では、ISOの要求事項を全員に配布されてるようで、眼を通したはったら、ナンとかなるやろうけど、これではタイヘンやなあと思いました。
ISOの項目毎にナニが要求されてるのか、ドコソコの会社の誤解とか、監査時の質問例を基にやられたらヨカッタのに。それこそ、自慢話でも宜しい。
少しは、交えておられたけど、全般的にはテキストに忠実。講座とは、そういうモンと、理解はしてるけど。面白くはナイなあ、悪いけど、下手やなあという印象。
M社は、ISO9002やから、設計審査の項目はナイし、そこを飛ばしただけ。
限られた時間で、講師がアレコレ、欲張るから、中途半端になったなあ。
生徒の方は、熱心です。ダレとは云わんけど、寝かかってるのも居たけど、生徒9名、先生2名。これでは、目立ってしまうし、完全には寝てられません。
初日後半には、演習があって、2チームに分かれた。
演習は、内部品質監査する場合の質問事項を作成するのがテーマ。
私は、宮垣、山崎、森氏が一緒のチームになった。
「どういう組み合わせなんやろ。」
宮垣君がそう云うし、
「若手グループと、年寄りグループとチガウか。こっちは、平均年齢が高いみたいやなあ。
専務がコッチに来たら、完璧にそうやで。」
そんなことはどうでもエエけど、こっちは、総務の森、工程の宮垣、生産技術の山崎氏やから、各部署が入り乱れてる。
アッチは、専務(生産統括)、QCの竹上、工程の藤原、福嶋、小市谷氏。まあ、業務内容としては、まとまってる。
そして、テーマ毎にリーダー、書記、発表者を決める。
ジャンケンで決めて、初回のリーダーが私。書記が山崎、発表、森氏。
私も、つき合いは浅いけど、メンバーのオオヨソの性格は分かってるツモリ。
宮垣クンは、ほっといたらエエ。経験者でもあり、講座はマエにも受講してる。
森さんというのは、工程も見たはるらしいけど、本業は総務で、どっちかと云うと大人しい。
それはエエけど、ISOがどんなもんか、多分、まだ、理解されてないやろ。
山崎さんは、技術者肌で、着眼点がどうなるか。予測が出来ん。
そして、演習スタート。まず、各自がテーマを考えて、マトメの時間になった。
さーて、どうしたもんか。
(99/02/08)


65.内部品質監査員養成講座(3)

演習問題の「まとめ」。
どうなるか、リーダーとして、どうしたもんか。
そらそうや。正直云うて、私にも遠慮がある。
M社だけのメンバーやったら、気心も知れてるし、ワイワイ、ガヤガヤ出来るやろうけど、余計なんが一人、混じってる。勿論、私のこと。
やりにくいやろなあとは思う。
そやから云うて、今更、帰ります。ともイカヘン。ジャンケンで、一発目のリーダーになってしもたんやし、進めましょう。
かと云うて、どっちかと云うと、こういうのは得意です。
何回も、この手の演習はやってます。ISOの要求事項は、「品質マニュアル」の作成、修正とかで、何回も読んでます。
そんなことで、どんな意見が出るのか、そっちに興味がありました。
演習のまとめには時間の制約(30分)がある。
時間ナイに、どんな具合に終焉(まとめ)させるか、リーダーとしては、想定しとかんとアカン。その過程で、メンバーの意見を出してもらい、ヨイ意見があったら、そっちを採用する。
それをメンバーに、
「これで宜しいか。」
と、説明して、了解を得てから、採用せんとアカン。各自、案は考えたはるのやから、それを尊重せんと。
かと云うて、アッチにフラフラ、コッチにズルズルでは、もっとアカン。
逆に、共同作業やというのに、リーダーというのを勘違いして、勝手に独断専行するのが居るけど、あれもイカン。
そんなこと云うたら、ISOはトップダウンなんやでとか、云われそうやけど、それはISOを取得するゾとか、大きな方向性を決断するときのこと。トップダウンとリーダーシップは発揮する次元がチガウ。
こういう演習みたいに、決められたテーマを推進するときは、メンバーの「納得」が重要。
ナンのハンシやな。小難しいこと云うて、演習に、関係ナイなあ。
とりあえず、リーダーが迷てたら、収集は付かへん。それだけのこと。
「どうですか。どう進めますか。」
まずは、そう聞いて、メンバーの様子を伺おたけど、そんなんで、意見が出るワケがない。
初っぱなやし、お互い、要領も分かりません。
「そしたら、私から質問事項を発表します。」
さっさと、云うて、私の案を簡単に発表した途端、堰を切ったように、意見百出。
四人やったら、四つの意見やから、「百」ということはナイけど。
山崎さんのはオモシロイし、森さんは、まだ迷ってるという感じの意見。
宮垣君は、私と、ほぼオナジ。
アトは、出た意見の真意を確認して、一緒にしてしまうか、分割するだけのこと。
云わんとすることはオンナジやのに、表現がチガウだけのことが多いしなあ。
途中、山崎さんが、困惑した表情で、
「こんな意見がバラバラで、どう書け云うのやな。」
山崎さんは、書記。その責任上、「まとめ」を考えたはったけど、まだ、意見の調整段階やから、無理なんやねえ。
「まだ、それを考えることはありませんよ。まとまってナイんです。アトで、云いますよ。
今は好きなように意見を出して下さい。」
それで、山崎さんも安心された。
そう云えば、先生から、進め方についての説明は無かった。単にリーダー、書記、発表者を決めなさいというだけで、それで、ナニをするのか。
こういうスタイルの場合、リーダーは「まとめ」役。書記は、まとまった意見を、清書する。
発表者は、清書されたヤツを発表する。
ミンナ、自分の役目の概要は分かるやろうけど、先生が最初にどういう手順でやるか、説明しとくべきやろねえ。いきなりでは要領がつかめん場合もある。
とは云え、意見を調整して、ナンとかまとめてしもた。
「まとめ」というのは、発表者が読めて、理解出来たらエエ。
最低限、公衆の面前で、恥をかかさんことです。
一段落して、我に返ったら、ナント、早すぎた。
予定は30分間やのに、15分で清書まで出来てしもた。
私も、慌てん坊やからなあ。これでは、リーダー失格。
(99/02/09)


66.内部品質監査員養成講座(4)

「社内監査員養成講座」二日目(1月30日)のハナシ。
その前日夕方から降雪。
M社へは、家から、自動車で、10分程度。
廃校になったけど、オクラホマ州立大学の近くにあって、山間の坂道を通らんとアカンのです。
雪が積もってたり、凍結してたら、どうしたらエエのやろ。打ち合わせとかやったら、延期してもらうとか、出来るけど、講習会やからなあ。
M社がISOの取得準備を開始したのは、昨年6月頃。要するに夏。
そこから、取得まで、最低、約一年、掛かるはず。雪の問題は、その準備段階から、考えてたこと。一年後の6月頃までと云うと、当然のことながら、冬場があるし、雪は降る。
それがトウトウ、現実になった。
M社の人やったら、この時期、それ用のタイヤに交換したはるのやろなあ。
私はノーマルタイヤ。車が動けんような雪やったら、M社に電話でもして、確認せんとアカン。
どっちみち、そんなんやったら、先生方も行けへんやろ。そしたら、講座は、どうなるのかなあ。そんな心配してた。
それで、朝一番、家の外を伺おたけど、まず、雪は降ってない。積もってはいる。
この辺りは住宅街で、車の通行量は少ない。国道とか、通行量の多い道は問題ナイやろうけど、気掛かりは、アノ坂道。
不安なまま、出発したけど、坂道も、綺麗なもんで、何事も無く、M社に着いた。
まだ、安心出来ません。今度は、帰るまでに、雪が降るかどうか。
講座は、M社倉庫二階でやるのやけど、まだ、時間マエ。その倉庫前に竹上、福嶋クンが待機してた。
顔を合わすと、竹上クンが、
「HPが変わったんですねえ。ソフトを換えやはったんですか。」
「もともと、IBMのヤツやけど、そのバージョンアップ分なんや。」
そう云うたら、前回、顔を合わしたのは、1月9日やった。HPの更新は16日。この日は30日。
福嶋クンも、最近、インターネットをヤリ出したらしい。前回の帰りしなにそう聞いた。私のHPも覗いてくれたとか。
「M社のISO物語やて。エライ題を付けたもんですねえ。」
「知ってる人やったら、M社でも、バレバレやけど。」
そんなハナシやった。
年末に宣言したけど、もう、ボチボチ、M社というのを、ばらす予定。オクラホマがどうとか、やり出してるけど。
というより、私を知ってる人は、「M社」でも分かる。
それどころか、私の認識を、遙かに越えて、伝わってしもてるみたい。アリガタイことやけど。
M社の、ISO取得計画を隠すこともナイ。大いに宣伝したらエエことです。
この「M社のISO物語」をスタートする前に、専務に、その旨、伝えたけど、専務の考えもそんなことやった。それでも、伏せてたけど、ドッチミチ、分かるという気もあった。
「それはそうと、雪とかで、来られへんようになったら、ミンナ、どうしたはるん。
あの坂道はどうなるん。凍結とかもアルやろ。」
「ソラ、ありますよ。そうなったら、ヤスミ。
社長が迎えに来てくれんと、これませんよ。来やへんかったら、ヤスミ。」
そうか、なるほど。それにしても、雪が降ったら、社長がタイヘンやなあ。
社長はこの近所に住んだはる。車もRVやけど、そのためやろか。
先生も私と、ホボ同時にM社には到着されてる。予定時間になって、講義は始まった。
三週間という間合いは長い。
ISOの概要は前回の繰り返しの説明。
ISO要求事項の解説は、前回の続きから。のはずが、講義が始まらんのです。
私は、テキストを開けて待ってるのに、どうしたんやろ。
そしたら、宮垣クンが、私の方を見てナニか云うた。
「前回、何処まででしたか。」
「エッ、4.7まで、やったなあ。」
そういうことやった。前回、何処で終わったか、先生、メモされてなかって、席が前列の宮垣クンに確認しておられた。
私は、演習のリーダーになってしもたから、責任上、覚えてただけ。
そんなこと、どおでもエエけど、講座二日目は、先生も生徒もリラックスムード。オオヨソの雰囲気が分かったからやろ。
演習二回目は、私が発表やけど、これが一番、気楽。イランことまで考えることない。
ところが、まとめの時間が足らん。時間切れ状態で、資料を先生が回収してしもた。
私は、発表用の資料に目を通すヒマもナシ。
まあ、演習には参加してるんやし、概要くらい、分かってる。そんな調子で、気楽に前に出て、さあやろか。
資料を見たら、アレー、オカシイ。ISOの要求項目がNO表示になってる。まあ、エエカ、関連資料は全員持ってることや。やってしまえ。
ところが、先生、
「NOではなく、要求事項で説明して下さい。」
それやったら、先生が、資料回収段階で分かるやろに。
とはいえ、早速、書記の森さんが、資料を手渡してくれた。
三回目は書記。これが実務的に、一番、難しい。
まとまったことを書かんとイカン。山崎さんが悩んだはったのが分かります。
云うても、リーダーの指示に従おたらエエはずなんやけど、そのリーダーが、指示してくれません。要領は分かってるやろ。そんな感じ。しょうがない。
討議の様子を伺いながら、発表担当の宮垣クンに説明しながら、資料の作成。
そんな具合に、講座は進行した。
演習結果発表については、その都度、先生が講評。
「内部品質監査の質問事項は、こんな抽象的なもんではあきませで。
もっと、具体的にせんとアカン。
相手が、コッチの期待する回答が出来ん場合は、時計を止めて、打ち合わせして、こういう具合に答えて欲しいとか、こうしたらどうやとか、一緒に考えてやるんですよ。
内部品質監査というのは、仲間内のことやから、あんまり、杓子定規にやらんと、練習のつもりで気楽にやったらイイんです。」
先生の講評のキーワードは、この三つです。
「質問事項は具体的に」「相手が困ったら、時計を止める」「仲間内やから、練習のつもりで」。勿論、先生のアドバイスとしては、それでエエのやろうけど、演習目的は、質問事項作成の手順をどうするかです。
まあ、参考書もあるやろうし、それを組み込んだら、ある程度のモンは出来るやろ。それでも、簡単な予行演習が欲しいなあ。
「時計を止める」という表現はオモシロイ。
ただ、お互い、初めてなんやから、先生前提の、監査される方が分かってナイとは限りませんで。下手したら、監査する方が分かってナイ場合もアル。
「仲間内やから」というのは、ドウカと思う。
私みたいな単細胞やったら、ナーナーでエエのかな。と、解釈してしまう。仲間内やからこそ、ナーナーにならんように心掛けるべきです。
「内部品質監査」の目的である、品質システムの問題点が抽出出来んことがある。
講座の方は無事終了で、イヨイヨ、試験。


67.内部品質監査員養成講座(5)

「それでは、休憩時間が終わったら、試験を行います。
試験は、原田先生が、講義で何回も繰り返したり、白板に書かれたような箇所から出ます。
私が、線を引いて下さいとか、強調した箇所も重要ですからですからね。もう一度チェックしといて下さいよ。」
との、辻先生のおハナシ。
私の隣が竹上クン。
「何処が出そうです。」
「そんなもん。分かるかいな。
そやけど、何回も繰り返したて、原田先生のは、前回も今回もテキストそのまま、全部や。
線引いたて、それも、アッチもコッチも引いてる。参考にもナンにもならへんなあ。」
休憩時間で、生徒は、ほぼ全員愛煙家。室外で、喫煙。
先生と、森さんはタバコは吸われませんから、室内。
「どんな問題やろ。」
「難しいかなあ。」
「○Xとチガウか。」
「修了書は持って来たはるみたいやしなあ。」
「終ったら、渡さはる予定なんやろ。」
「不合格の人の分は、持って帰らはるんやろか。」
「持って帰っても、しょうがナイで。せっかく持って来たんやし、ここに置いとくとか。」
そんな会話。
予定時間が来て、再び、隣の竹上クン。
「柴田さん。答えを、見せて下さいよ。」
「読めるもんなら読んでみいな。自分でも、ナニを書いたか、読めへんときがある。
下手に見て、修正したら、それが、間違おたりしてなあ。」
「○Xやったら、読めるでしょう。」
そんな冗談を云うてるうちに、問題が配られた。
「まだ、問題は、伏せておいて下さいよ。
こっちから合図するまで、問題を見たら、あきません。
試験はキッチリ20分間です。計りますからねえ。こっちから、合図するまで、やったら、ダメですからねえ。
テキストとか、参考書とか、そういうものを見てはいけません。横に置いて下さい。
一旦、ソトに出たら、試験が終わるまで、この部屋に戻ってはいけません。トイレもダメです。
問題用紙は、二枚ありますから、その二枚に氏名を先に記入して下さい。」
問題を、伏せた状態では、氏名の記入は出来んのやけど、指示やから、開けて、記入した。
ザッと、見ると、ナンのことはない。
一枚目は、竹上クンの予想どおり、○X方式。もう一枚は記述方式。
○X方式は、講義の内容とはかけ離れた、引っ掛けモン。
こんな形式のは、迷うことはない。分かるモンは分かる。
分からんモンというか、アレッと疑おたモンは、全て「X」。
アレッということは、チガウということや。チガウという、その最初の感覚が大切。それで、「X」にするのが、私の基本方針。
問いを、自分の都合に合わして、読み違えたらアカン。アワテモンは引っ掛かります。
二枚目は、記述方式で、「内部品質監査の手順を列記せよ」やけど、こんなもん、どの程度書くんやな。計画、準備から、マネジメント.レビューまで、大項目から、小項目まで、どうにでもなる。
そう思うてたら、先生のスタートの合図もナイけど、やり出してる人もあるやないか。
竹上クンに、
「まだ、合図したはらへんよなあ。」
「エエのんとチガイますか。ミンナ、やり出してますよ。」
厳重な注意事項のワリには、曖昧なスタート。こういうのはキライ。云うたことは守って欲しいもんや。「キッチリ20分」のスタートが、イツなんか、分からへん。どうでもエエけど。
そして、せいぜい、5〜10分経過くらいの段階で、
「分からへん。考えることもナイ。」
とか云うて、退場するのが居た。そのとおり。分からんときは、考えてもしょうがない。それにしても。エライ早いなあ。
私なんか、問題一枚目の半分しか出来てナイ。
それがきっかけで、退出者が増える。それにしても、ミナサン早い。
こっちは、一枚目がようやく終わり、二枚目に掛かったくらいの段階で、隣の竹上クンも出てしもた。
途中先生が、
「記述方式のも、ナニか書いて下さいや。
書いてもらわんと、採点のしようがありませんからね。」
ダレか書いて無かったんやろか。
そやから云うて、戻ったらアカンのやろな。そういうことは、最初に云うたげて。
私は、どうかというと、二枚目の「手順」をやってたら、時間が足らん状況。
それに掛かるマエは、適当に、大項目だけを列記するツモリやったのに、突然、テキストがドーンと頭に浮かんでしもて、細かいことまで書き出してしもた。
記述方式は二問。もう一問は、
「内部品質監査で注意するべき事項」
「マネジメント.レビューはどのようなときに行うのか」
このドッチカです。
エエ加減なことやけど、一問目も二問目もそう、大差なかったように思う。
二問目は、一問目にも共通するなあというような問いやったから、正確には覚えてナイ。
先生がこんなときだけ、
「アト一分です。」やて。
スタート宣言も、正式にしてナイのに、ナニがアト一分なんやろ。何処が基準やな。先生が基準やから、それに従わんとしょうがない。
とりあえず、二問目の答えのツモリで、数行だけやけど、書いてる真っ最中に、
「ハイ、おしまいです。回収します。」やて。
箇条書きやし、途中で終わるのもナンやし、その書いてる途中の行だけは、書いてしもた。キタナイ字で。
立ち上がって、周囲を見たら、ナーンヤ、私だけやないか。その部屋で、最期までやってたんは。
部屋のソトでは、
「難しいかったなあ。」
「アレ、ナンヤ、ゼンゼン、講義の内容と違うで。」
「20点もあらへんで。」
トカトカ、愚痴の嵐。
それにしても、20点て、ヨオ分かることや。採点基準もナイのに。
確かに、○X方式は、30問くらいあったけど、講義とかけ離れたような問題が主やった。白板に掲示され、テキストの内容に沿った問いは数問。殆どは、引っ掛け問題中心。
先生方から云えば、常識問題やから、講義内容を記憶しとかんでも答えられる。ということになるんやろ。
私に、自信のホドは、と、聞かれたら、最低点が何点か、基準が分からへん。多分、ナイのやろから、答えようがない。
試験については、厳格なハズの、注意事項は説明あったけど、ここで、何点以上とか、基準の説明は皆無。そやから、ナイと判断した。通常は、試験マエとかに、説明がアル。
それと、前例では落ちた人を知らんし、その基準はドウナンカなあと注意してたんや。
ただ、アトで、まともに採点されて、ナンやこいつは。それだけはイヤ。というだけのこと。
専務が、
「もう、採点が、終わってる頃やで。」とか、云いながら、様子伺いに入室。
「オオ、全員、合格やて。」
そういう結果やろうとは思いつつ、私も安堵。
M社のISO推進委員会(仮称)のメンバーは、万が一にも不合格は恐怖。
少なくとも、ホカの受講者より、詳しいハズやから。
私と同様、竹上クンも立場上、安堵したやろ。
(99/02/24)


68.区切り宣言

「内部品質監査員養成講座」は全員、無事、「修了」。
講座の、「修了書」は、受講者全員からの拍手を受け、辻先生から、一人一人に手渡され、目出度く、「終了」。
サイゴに先生から、
「ご協力下さい。」
と、アンケートが配られた。
そこで、ハタと気が付いた。
小市谷クンから、どんな問題やったて、聞かれたとき、私がアンケートみたいと答えたけど、このことやった。全員、修了やからヨカッタけど。
このアンケートの質問事項は、講座のサイゴにやることが義務付けられてるような内容で、講義時間は適当やったか、内容は分かり易かったか、受講したことで、内部品質監査員に指名されても、自信を持って、やれるかとか、そういうこと。
「内部品質監査員」に指名云々の質問なんか、私の立場で、答えられますかいな。
お声が掛かるのか、掛からへんのか、分かりません。雰囲気としては、掛かることはナイやろうけど、とりあえず、「やれる」と回答せんとしょうがない。
アンケートやから、そこまで真剣に考えることでもナイけど。
その、アンケートも、まだ、記入途中やのに、原田先生が回収。
「まだ、書けてませんけど。」
「まあ、結構ですよ。」
この場合、どっちの、ケッコウなんやろ。
書いてもエエというのか、もう、書かんでもエエというのか。
どうも、書かんでもエエという意味でした。
「ミナサン、全部は書いてくれてナイですわ。」
アンケート用紙をサッと、取られてしもた。ホントウ、取られた。
残りは、「感想、ご意見」程度やったけど。
先生も、早いこと回収してしもたら、ヤルベキことは完了する。
ところが、専務の方が騒がしい。辻先生にナニやら、クレームをつけてるみたいやで。
どうも、「修了書」に記載された、専務の氏名が間違ってるらしい。
名前がドウコウ聞こえてる。
私のはどうかいなと、確認したけど、大丈夫。貰たとき、そんな処まで、見て無かった。
ホカのメンバーも、どうもナイようで、結局、専務のダケが、手違い。
先生と専務は、ショッチュウ、連絡取ってたハズの関係やのに。
M社の受講生は、全員、「修了書」を総務に預ける様子。
竹上クンが、
「登録して貰わんとあきませんからねえ。自分で持ってたかて、失おてしまう。」
「そうやなあ、登録せんとアカンのやなあ。」
「登録」云々は、「教育・訓練管理規定」で、そう規定したけど、「修了書」を総務に預けることまでは、規定してないで。
「資格認定登録台帳」も原案は作ったけど、あのまま使てくれるのやろか。どうするのやろ。
預けたりしたら、私みたいなことになる可能性もある。とか、思いはしたけど、専門でやらん限り、無関係。私も、どうなることか、分かりません。
ところで、私は、M社の社員でもナシ、「登録」してもしょうがナイ。預けることもナイ。
ハテサテ、これをもって、当面、M社に来る予定がナイ。
そやから、専務に、
「又、何かあれば、連絡して下さい。」
とか、区切りの挨拶でもしとこかな。
シバラク、室内で待ったけど、先生とのハナシが、終わる気配がナイ。ナニをやってるのやろ。もう、受講生は退室してしもてる。
内容は、ナニか知らんけど、先生との、ハナシやのに、ノコノコ、余計なんが近づいて、割って入るのも失礼。
今度は、倉庫のマエで、タバコを一本吸い乍ら、待ったけど、もめてるのか、ホカにもナニかあるのか、まだ、出て来る気配がナイ。
事務所で待つという手もあるけど、そっちに戻るかどうか、分からへん。
専務のハナシも長いしなあ。待ってもエエけど、イツ終わるかも、分からへん。出て来ても、マダ、続行中かも知れん。
さーて、タバコは吸い終わった。
ホカのメンバーも、一服スンデ、退散です。そやのに、専務は、マダなんや。
ナニしてるんや。まさか、察知して、避けられたとか。イヤ、分からんけど。
幸い、心配した、雪も無し。
一時なんか、夕方5時にでもなったら、駐車場も、真っ暗。足元が怖かったけど、まだ、充分、明るい。
駐車場には、千代川工場の福嶋クンが居た。RV車です。
彼も、無事修了して、表情がニコヤカです。私も、一応、ニコヤカ。
お互い、会釈で、サヨウナラや。
そして、一人で、会社に向こおて、自己満足の挨拶や。
「M社さん、頑張って下さいヤ。専務もお声を掛けてくれてありがとう。
ミナサンも、私で出来ることやったら、云うて下さいや。ナンでもホイホイやりまっせ。竹上クンも頑張りや。」
相手がナンやし、声まで、出してはイヤヘンけど、ケジメは大切です。
ああ、これでスッキリした。
私の任務終了段階で、公開するて、宣言してたしなあ。そやから云うて、「完了」したワケでもナイ(ラシイ)。一応、区切りなんです。イヤ、私の都合で決めたのではナイヨ。
スッキリついでに、云うてしもたら、私の気分は、ナンヤシラ、生煮え状態。
ナンでやて、そら、そうや。
軌道修正はしたらエエのやけど、準備段階の構想なんか、飛んでしもたわなあ。それで、ナンヤナてか。
この「物語」では、この程度で止めておく。知りたければ、全編、通して読んでんか。その変遷が分かるでしょう。読むのも、ケッコウ、タイヘンやけど。
まあ、ナンであれ、結果、ISOが取得出来たらヨイのです。
ナンと云うても、その、本命の、ISOの取得はどうなるのか。それがナイことには、ドウショウモナイ。そやから云うて、「同時進行物語」やし、マダ、もうチョット先。初期の計画は知ってるけど、実際の予定は、どうなるのやろ。
とりあえず、一応の区切りがやって来た。ここで、経過を振り返るのもヨイでしょう。
そっちの方が、ホンネが出て、オモシロかったりしてなあ。ソラ、ドウナルカ、分からんけど。
これで、区切り宣言もやりました。予告も致しました。
云うても、そんな、長いこと、続けるツモリはナイのです。
(99/02/16)


PS1 冒頭

掲示板に「M社のISO物語」でお馴染みの、竹上クンが登場。
実名で落書きするとは、予想してなかったけど。嬉しいことです。
隠すこともナイけど、「物語」の登場人物が、名乗りを上げたし、リアルになってしもた。
リアルと云えば、この「物語」は、出来る限り、経過事実を忠実にリアルに「再現」して、「記録」するような気持ちで掲載してたのです。実際には、ナカナカ難しく、そうは、行きませんでした。と、自分では、思ってます。
理由は幾つかあります。
私は、M社の社員ではナイので、出社については、専務から要請があったトキだけで、得られる情報も、左程、多くありません。
ですから、あくまでも、「私の目線」からの、「物語」。
「物語」ですから、経過事実だけではダメ。オモシロイこともナンともナイし、脱線したり、茶化したりしたわけです。
とは云え、こういうのは文章化が難しい。
「同時進行」ですから、先々のことを、私なりに予測、計画したり、メンバーとの打ち合わせのもとで、準備しても、アトで、予定がズレたり、ハナシが違ってしまったり。等々。
自分一人でやってるのとはチガウので、困りました。これが、「同時進行」のオモシロサと云えば、それまでですけど。
HPでは、あたかも、私の気持ちを正直に掲載してるようですけど、ソレハ、それなりに限界があります。
ウソは掲載してないけど、アル程度、「慎重」な表現になります。自分だけのことやったら、勝手にしたらエエのですが、相手のアルことですから、誤解があっても、されてもいけません。
こんな調子でやってるのに、ホンマかいな。と、声が聞こえて来そうですけど、ホントウです。
先が読めませんから、どうしてもそうなります。
一応、HPとして、公開してるのですから、何処で、ドンナお方が覗いていらっしゃるか、分かりません。そんなことも、配慮してたのです。
掲載した以外にも、オモシロイ、ヤリトリはありました。
もっと、正確、鮮明に、私の見解を出したいと思うことが、度々ありましたが、ドウスルカ、出そか、出さんとこか、結局、修正したり、アト回しにして、ハナシの進行上とかで、削除したりもしました。実は、そういうのが、多いのです。
クドクド、前置きばっかりして、ナニが云いたいのかと申しますと、前回に説明の通りり、今までの経過を振り返っるのもオモシロイということです。
その振り返り方ですが、単に振り返ったところで、しょうがない。
それで、誤解されたらイカンとか、そういうことで、安全策を採ったり、掲載を見送ったようなことを中心にやってみたいのです。
それを踏まえて、コレは、コンナ誤解をしてた。コレはコウやのに、コンナことになってる。
このトキは、コウ思た。コレはコウするべきや。
そんなことを、誤解を恐れず、やってみます。
とは云うても、どんな話題をどんな具合に取り上げようかと、まだ、思案中。
M社のISO取得とか、これからの展開が、分からんモノもあります。
いずれにせよ、「M社のISO物語」としては、前回、関係者には感謝の意を表し、締めくくりました。
今度は、視点と、気持ちを切り替えて、掲載します。
(99/02/20)


PS2 構想(1)

掲示板に、Mr.Xなるニックネームで、ロームの現役QCマンのコメントがありました。
後輩で、QCをやってるというメンバー。
噂でこのHPを知ったと云うしなあ。ダレなんやろ。まあ、詮索しても仕方ナイ。
そのコメントに触発されたワケでもないけど、
早速、「M社のISO物語」の追伸をやります。
私が、手直した、「調査表」をメイル(メイルは、2月1日)したことまでは、掲載してます。
その一週間後(8日)、その件を含めて、専務から電話がありました。
内容は、こんなことです。
「調査表」は、基本的に、あれでやってみる。問題があったら、改正したらエエこと。
RMIの先生は、「調査」として、事務用品、消耗品みたいなモンはイラン。
顧客支給品の購買先も、顧客指定やったら、やらんならんこともナイでしょう。
と、仰ってるとのこと。
すると、実際には、極一部の、「購買先」と「外注先」が対象になる。
次に、私の件で、一旦、ここで、〆にする。
これは、「調査表」「購入依頼書」を作成依頼(1月6日)されたとき、当面、頼みたいことは、こんなモンです。と、聞いてた。
専務は、それで、ハイ、さようなら。
というのではなく、ナニかあれば、これからも、相談にも乗っても欲しいし、ISOの審査結果とかも、連絡さして貰います。という、主旨。
アトは、専務からの連絡待ちとなる。これをもって、「M社のISO物語」そのものの進行は、しばし中断となったワケです。
電話では、それ以外にも、ハナシがあった。
必要性が出て来たら、詳細にやるけど、現段階では、ドウコウ説明するのは伏せときます。
さて、「まとめ」。
「物語」の最後で、私の気分は、「生煮え状態」としたけど、原因は、当初の私の構想からのズレが大きいからです。
どんな構想やったか。
そもそも、私の構想と云うのは、専務との打ち合わせに基づくものです。
当時、殆ど全てを私にヤッテクレと云うことでした。のツモリになって、構想しただけのこと。
「どんなモン(標準書)があるんです。」
「ナイと思って下さい。全部、作らんとアカンのです。」
とのことで、それこそ、工程で使う、「作業標準類」の作成までを要求されてた。
ただ、私は、M社に、「作業標準類」が全くナイと云うことはナイ。一部、「作業標準」があることは知ってた。
クレーム、工程改善等があったら、対象となる工程の「作業標準類」の改訂をすることになる。
その都度、竹上クンを通じて、見せてもろたことがある。工程でも、見てる。
それは、当時、私が関係した部署だけで、それ以外がどうなってるかまでは知りません。
そやから云うて、これはオオゴトやと思たワケでもナイ。そのツモリで構想しました。
実際、当時作成の、「認証実施計画(ISO9002取得までの日程計画)」は、その前提で日程を組んでます。
計画では、実質的なスタートは7月で、その月内に、「品質マニュアル」の素案を作成して、8月からは、素案の原案化と、順次、「管理規定」の原案を平行して、やることにしてた。
「管理規定」は10月末に終わってしまう予定で、ズレても、11月末という計画。
この11月末には、アル程度正式なモンにしておきたかった。
そして、12月からは、「作業標準類」をやるツモリで居た。
これも、頭のナカでは、「管理規定」に目鼻が付けば、もっと、早期に、そっちに移行する予定やった。
そやから云うて、私一人でやれるとは思てナイけど、原則、その心づもりで臨んだ。
イザとなれば、援助を求めることも考えてた。
そうせんと、計画が遅れて、M社に迷惑が掛かってしまう。
自分自身の日程には、1回/2Wの頻度で、自己チェック日まで入れてたのです。
当初、私の打ち合わせ相手は専務だけやったけど、「品質マニュアル」も、素案段階はそれで充分やけど、原案段階になったら、詳細になる。
専務が全ての詳細を知ってるハズはナイ。それで、「標準化委員会」なるものも提案した。
その原案(社内標準化委員会規定)を作成して、提示したワケやけど、RMIの先生方も、M社も、私とは、まるっきり、見解が違たようです。
「そんなタイソウなモンを作る必要ナシ。」と云う感じ。
特に、RMIの辻先生からは、
「大会社やあるまいし、責任者が、そこらのメンバーに、チョット集まってくれですむハナシやないですか。それに、委員会みたいなもんは、責任の所在が不明確になりまっせ。」
との意見が出た。
私は、そんなタイソウには考えては無い。名称がタイソウやったら、タイソウでナイように変更したらエエと思てた。
いわば、アトで結成された、「ISO推進委員会」みたいな組織を想定してたけど、これも、私の思惑とは、違た。そこに、ルールが欲しかったわけや。
結果的には、「標準化委員会」なるモノは、ミゴトな空振りに終わったけど、この「ルール作り」は、今現在でも、やるべきと思ってます。
(99/03/05)


PS3 構想(2)

私が構想した、「標準化委員会」。
名称なんかはドオデモよかった。
ISOの取得を目指して、計画的に進めたかっただけ。
私が狙った、「標準化委員会」の主目的は、専務との打ち合わせに基づいて、私が作る予定の、「品質マニュアル」、「管理規定」の原案を吟味してもらうこと。
そうでないと、単に、
「作りました。ハイ。」
そんなことでスムはずがない。ヨイのかワルイのか。それをハッキリ示して欲しい。
ヨイなら、ヨイで、制定して、運用して欲しい。
ワルイなら、何処をドウ手直ししたらエエのか。それを期待した。
勿論、作成の進行具合とか、ジャンルによったら、私だけでは無理な状況が出て来る。
それもあるし、「管理規定」によったら、あるいは、そこから派生する、「品質記録」、「関連文書」等、実際に使うM社のメンバーに委ねた方がヨイこともあるハズ。
それを、メンバーに協力依頼して、手伝って欲しい。
あるいは、それに近い資料があるとか、そういう情報提供の期待もある。
つまり、M社が、ISO取得と云う目標を設定したんやから、その目標が予定どおり進行することが最重要課題。
それを念頭に、定期的に、1回/1〜2W程度の頻度で打ち合わせの場を設けること。
私にとっては、その開催日が期限となるし、その開催日をターゲットに作成、修正せんとイカンことになる。
要するに、「委員会」のメンバーに委ねられたテーマは、その場で進行状況を発表してもらう。
「認証実施計画」についても、その都度、進度状況をチェックして、今後の優先順位とか、方向性を討議して欲しい。
場合によったら、仕事の状況とかで、余裕のある者が手助けする。そう云う場を考えてた。
構想だけではアカンし、「社内標準化委員会規定」なる文書を作成して、専務に提示して、検討依頼もしたわけです。
RMIの先生と、M社から、「標準化委員会」みたいな、タイソウナと、否定されてからも、ヒツコク、「報告会」と云う表現で、その必要性と目的を専務には要請した。
それでか、どうか、専務から、
「柴田さんを無視するワケではナイですけど、何名か、投入することにします。
メンバーとして、竹上と宮垣を予定してます。」
という内容の電話があった。
私が、その体制を進言してたのに「無視」という表現はどういう意味かなあと、疑問やった。
電話のとおり、8月21日に、新体制が決まった。
当日、「品質マニュアル」の素案をM社全員に説明と意見を求めたアトで、専務から、
「QCから、竹上クン。工程代表として、宮垣クンに参加してもらう。」
との発表があったワケや。
ここまでは、私の期待どおり。これで、ISO取得の推進体制が出来たと思った。
実際、この組織の働きは大きかったと云える。
ところが、肝心の機能面が、私の構想からはズレてしもてた。
(99/03/08)


PS4 組織運営(1)

スタート当初、専務との打ち合わせから、私への要求は、文書類を、ホボ全面的に作成することやった。
M社としては、資金的体力のアルうちにISOを取得したいけど、それに充当する人的余力がナイ。それで、私に支援要請したという説明。
ただし、修正とか、清書程度やったら、女の子に応援させる。
そんな提案があったけど、当面、それはお断りした。パソコン入力が前提やから、自分でやった方が早いやろ。ただし、
「状況から判断して、そうせんとアカンようになったら、お願いします。」
この専務のハナシは、ヤリ甲斐がある反面、矛盾も感じた。
矛盾と云うのは、云うまでもナク、ISOは、構築したシステムを運営することにある。
その前提にあるのは、構築過程の紆余曲折にあって、第三者に対して、全面的にヤッテクレはオカシイ。
そういう見地から、M社の「ISO推進委員会」なる準備体制を要請してたワケです。
サキの説明のとおり、基本的な実務は私がやるけど、その過程で、知恵も欲しい。可能な範囲で協力もして欲しい。これは、人的余力の許す範囲とです。
その「ISO推進委員会」を通じて、システム構築過程が私と同期することになる。
もっと、追加すると、「品質マニュアル」の素案作成段階では、
「全面的にお任せします。作ってくれやはったシステムで、出来るもんはやってみますわ。」
そんなにまでいうてくれやはって、ヤリ甲斐もあるし、張り切りもした。
その分、責任も重大やなあ。と、思いもした。
そやからて、構築したシステムが、実状から、乖離してたら、ナンにもならへん。
出来そうなことは、エエけど、現実離れして、実際にヤル人が、アッチ向いてしもたら、意味がない。
どんなシステムでも、やれてナンボです。
出来んかったら、見かけは立派でも、砂上の楼閣。とはいうても、約束事が完璧に実行出来るシステムはナイ。
ナニも決めんかったら楽やけど、複数でナニかをする限り、約束事は必要。
それを文書化するのが、標準化。
捨てるべきは捨て、修正すべきは修正せんとアカン。
期待され、要請された課題をコナスというのもある。くどいけど、M社での推進体制の必要性を説明し、何回も要請したワケです。
ところが、前回に掲載した、「ISO推進体制(仮称;ISO推進委員会)」が設立されたけど、その機能とか、運営内容が、私の思惑とはマルッキリ違た。
それで、「生煮え状態」と表現したワケです。
(99/03/12)


PS5 組織運営(2)

「IOS推進委員会」が、どうもヘンやなあと云うのは、スグに分かった。
初っぱなから、ドウスルツモリヤロと思いました。
まず、専務から、二つの提案があった。
一つは、「品質管理責任者」を竹上クンにしたいという問題。
これは、テーマとしては重要やけど、当面の展開を左右することではナイ。
「品質管理責任者」は、もともと専務がやることになってた。
ただ、「ISO推進委員会」の開催マエにやった、「品質マニュアル」素案の、M社全体での打ち合わせで、生産技術の山崎さんと、工程監督者の宮垣クンから、異議が出た。
「品質管理責任者」の任は、本来、QC担当者がヤルベキと云うもの。
この意見から、専務は、それもそうやなあ。となった。
専務は生産管理業務を担ってる。
品質問題があった場合、それを無視してまで、出荷指示はしやへんけど、組織上はおかしいのでは。との言(げん)。当事者としては、無理からぬこと。
この問題について、私は、専務であろうが、竹上クンであろうが、その範囲なら、異議ナシ。
M社の好きなようにしやはったらエエ。どちらでも、一長一短はアル。
一番肝心なことは、会社幹部のポリシーに大きなブレがないこと。何処の会社でも、これがアル。幹部の心変わりです。
そういうことで、なるべく職権の強いヒトが好ましいとなる。
ただし、ISOの全容を、QC担当者は熟知してる必要がアル。
ISO管理は、現実問題として、QCの竹上クンがやることになるハズやから、その任務を委ねられても違和感はない。実際、そんな組織にしてる会社が多い。
と、思てたら、途中、そのシステム管理方法を巡って、QCが外されたり、とんでもないことになりかけたけど、最終的には、私の描いたシステムどおりになって、安堵した経緯もある。
結果的には、RMIの先生の頑強な意見で、「品質管理責任者」は、専務に再決定された。
専務の、もう一つの提案は、「ISO推進委員会」の責任者を宮垣クンにするということ。
この提案にはビックリした。
そもそも、「品質管理責任者」をQCの竹上クンがやるべきやないかとしながら、片方で、「ISO推進委員会」の責任者を宮垣クンというのは矛盾がある。
竹上クンに負荷が掛かり過ぎと云う配慮かなあ。それやったら、専務がやったらエエ。
別段、私でもカマイマセン。
実は、私が適任なんです。
負荷の面からも、サキの打ち合わせ内容からも、私にやらせたら宜しい。
そんなことしたら、M社の自主性が損なわれるからアカンやないか。
そんなことくらい、最初から分かってる。
M社独自でやるのがエエに決まってるし、それやったら、最初に、私に声を掛けること自体が間違ってるのや。
ということで、私との打ち合わせ内容と違う方向に行くのやったら、専務としては、私に予め、ネライを打診してからメンバーに通告するというのが筋です。
アトは私がどう判断するかです。
それが、サキの電話やったとしたら、単に、何名か投入するハナシだけで、「責任者」云々までのことは知らされてナイ。
私からしたら、宮垣クンは経験者やから、メンバー参加は大いに歓迎する。
外されたとしたら、ナンデヤロ。勿体ないなあとなる。
それと、「ISO推進委員会」の「責任者」というのは、意味がチガウ。
更に、そのときの専務の説明では、
「宮垣クンがリーダーとして、どういう具合にやって行くか決めてくれ。
そやからいうて、(専務が)こっち(ISOのこと)から手を引くとか、もう知らんとか、そんなことは云わへん。何でも云うてくれたら、協力する。」
これを素直に解釈すると、アトは、宮垣クンの思うようにヤレ。専務は全面的にバックアップするよ。ということになる。
指名したからには、バックアップするのは当たり前やけど、私との打ち合わせはドウナッタのでしょう。
その場で、専務に詰問して、私の立場を明確にするという手段もあったけど、実際には、しませんでした。
専務の立場も考慮せんとイカンし、無難なセンで、少し、様子を見てから判断することにした。結局、この件について、口にすることは無かった。
さて、ここで、竹上クンが「責任者」なら、異議はナイ。
竹上クンは、QCやから、どっちみち、何時かバトンタッチせんとイカン。
それより、サキを見越して、一緒にやった方がエエのに決まってる。
専務の意図も見える。
M社の実状に詳しいのやから、彼と相談しながら、やってくれ。とのことやろうから、私も、その方が都合がエエし、「責任者」として、バックアップする。
私も、組織云々以前から、ISOに引き込むつもりで、彼にはイロイロ質問とか、参考資料を準備して貰たりしてたのやから。
それだけに、宮垣クンを「責任者」に指名というのは以外な展開。
おそらく、専務は、彼の経験を買おたんやろうけど、やっぱり、おかしなことです。
ナニかが欠落してまっせ。
(99/03/14)


PS6 組織運営(3)

「ISO推進委員会」は、そんなことになったけど、一番の問題は、宮垣クンがどんな具合に進めるのか。
願わくば、私の心配なんか、払拭してくれたらエエことです。
ところが、運営そのものは、事実上、専務が主で、宮垣クンは従。
かと云うて、宮垣クンがナンにも、センかったわけではナイ。
予め、一覧表とかを作成してくれたりして、それを基に進めることが出来た。彼は、こういうのを作ることのが、好きみたい。
「管理規定」の担当割り振りは、彼の作成した一覧表に、シッカリ、表題まで決められてて、それに担当者を書き込んだらエエだけの状態。
その担当割り振りはどんな具合に決めるのかなあと思てたら、各自の持ち場で決められた。
つまり、経営、購買、外注関係は専務。製造に関することは宮垣クン。QC関係は、竹上クン。
そんな決め方やから、私の持ち場は残ったヤツになる。どっち付かずのと、総務関係。
それで、「製品管理規定」(材料、半製品、製品の取り扱い方法を決めた規定)と、「教育・訓練管理規定」。
アトは、もともと手がけてた、「文書管理規定」。
担当が決まってから、専務が、
「用語の使い方とか、表現が、バラバラやったらアカンなあ。
それは、シバタさん、見てもらえますか。」
とのハナシやったから、当然、了解したのやけど、やっぱりと云うたら、ナンやけど、このハナシも、何処かへ行ってしもた。
「管理規定」の原案は、メンバーの努力で、予想以上に早いこと出来た。
これは、大したモンです。
問題は、その中味と、すり合わせです。
中味は、どう表現したもんか、まあ、イロイロあった。
ヨイように表現したら、個性がある。ただ、専務のハナシやないけど、用語の使い方がバラバラです。
四人がやったから、四つの表現がある。それこそ、ソレゾレの表現があってもエエ。細かいことを云い出したらキリがナイ。
そやからて、せめて、主要用語は統一するべきやで。
アッチではコウ云い、コッチではアア云うではイケマセン。意味さえ、分かったらエエと云うものではナイ。
それと、「品質マニュアル」が無視されてます。読んでナイ人がありました。
まあ、実際には、「管理規定」で運用するのやから、こっちに「品質マニュアル」を合わせるべきやけど。それは中味のこと。
主要用語の統一、表現については、打ち合わせをしたかった。
実は、「文書管理規定」以外は、飛んでしもたのです。
ロームからの工程見直し要求とかで、工程監督者の宮垣クンが忙しいとか、専務が風邪引いたとか。
正直云うて、それやったら、竹上クンと私にさしたら良かった。
それしてたら、10月末には、出来てました。アカン。私は、WORDを知らんかったなあ。
それでも、11月末や。
なんでやて、担当割り振りのときの、専務の依頼事項(用語統一等)なんか、原案をメイルして貰た段階でやってしもてたで。
この組織運営やったら、その段階で、私の「用事」が無くなる。
年末に専務にしたハナシです。私がM社の支援することはナイでしょうと伝える時期は早まってました。
これは、「用事がナイ」云々以前に、「管理規定」担当割り振りの段階で、「品質マニュアル」と「管理規定」に目鼻が付いたら、そのことをハッキリさせる予定にしてたからです。
当初は、専務と打ち合わせた内容と、ゼンゼン違うやないかと云いたかったけど、もう、切り替えた。
そんな、アホなこと云うてもしょうがない。
要するに、M社のISO取得に目鼻が付いたらエエ。その目鼻とは、サッキのこと。
そうせんと、私が、無責任になってしまう。
(99/03/18)


PS7 「管理規定」について(1)

ここで、「管理規定」の「表現」の問題について、私の考えを説明する。
せっかく、作成するのやったら、主要用語を統一することと、読みやすい日本語にすること。
主要用語が、「管理規定」によって違てしまうと、参照した規定によって、関連書類の使用用語が違て来る可能性がある。実害はナイこともあるけど。
次に、「読みやすい日本語」にするとは、エラソウな云い回しやけど、「目的」とか、「適用範囲」は、その「管理規定」の玄関とか、顔みたいなものです。
特に、「目的」は、紹介文なんやから、簡潔、明瞭、適切に表現して欲しい。
これも、実害はナイと云われたら、ソレマデ。
ではあるけど、云いたい。
監査する人は、この手の文書は、見慣れてるし、そこで、おおよそのレベルは判断出来てしまう。見てくれたらのコトやけど。
見てくれたとしても、「上手やなあ。」とか、「ナニコレ。」とか、そんなこと、間違おても、口にはしません。加点することも、減点になることもナイ。
基本的には、人それぞれの表現方法があって宜しい。監査員の志向もある。
そんなことくらい、先方も承知してます。
つまり、ある程度の知識があったら、すんなり読めて、概要が理解出来ることが望ましい。
そういう、心配りが欲しいと云う意味です。
ド素人にまで、分かってもらうことはナイ。そんなこと当たり前です。分かってもらうことは、所詮、無理です。
アル程度の知識があるヒトに分かってもらう方法は簡単です。
「品質マニュアル」との整合性を取ったらスム。
この、「品質マニュアル」は、RMIのセンセイも交えて、メンバーが練った文章やから、表現方法は、あるレベルには達してる。そやから、もっと有効利用スベキです。
「管理規定」の表現を、「品質マニュアル」から流用することは、結果的に、整合性が計れることになる。
こんなもん、手間暇の掛かる作業でもアラヘン。最初に、「品質マニュアル」を読んで、参考にしたらエエだけのこと。
「日本語になってない」「整合性」が取れてない。
こういうのが、ロームの標準類でもありました。
そもそも、日本語になってないから、すんなり読めません。引っかかって、引っかかって、イヤになった。これは、関連標準との、整合性が取れてないケースが多い。
しかも、不親切な記述が多いのです。
傾向としたら、「総則」的なものホド、無理のナイ表現になってる。ナンデかと云うと、手慣れた連中がやってますから。
反面、「技術標準」とか、機種(製品)毎に、担当者が作成したり、色んなヒトが絡むものホド、ミスが多い。
はっきり云うたら、担当者のレベル、経験の差が出てしまう。
これは、改正もしょっちゅうやし、私も、見ることがある。
多少の表現の問題は、仕方ナイけど、材料品名の間違いやとか、条件がチガウとか、要するに、「技術標準」の生命線の間違いが度々アル。
もっと、はっきり云うと、丁寧さ(確認)がナイ。
対策は簡単。早いハナシが、もう一回、読み返せばエエのや。第三者が真面目に見直したらエエことです。
勿論、見かけより、中味が重要やけど、顔とか玄関が立派でも、中味がアテにならんかったら、家のナカなんか、おおよそ、推測出来てしまう。そこに、姿勢が見えてるのやから。
そんな小難しいこと云わんでも、家として、機能したらエエやないか。そんなもん、文章表現より、実際やで。
それ、云われたら、それまでやけど、まだ、意味が分かってもらってナイ。
そもそも、そんなタイヘンな作業ではナイ。
「品質マニュアル」の表現を流用したらエエだけです。
なんで、こんなことをクドクドやってるのかと云うと、実は、こんな「目的」とか、「適用範囲」なんか、実際の運用には弊害がナイ。
それだけに、関係者も、真剣に、眼を通すこともナイ。
たまに、読んで、オカシな日本語やなあと、気が付くことがあっても、オカシいなあだけで、終わってしまう。
気付いたヒトが、記憶してくれてて、ナニかのついでに改訂してくれたらエエのやけどなあ。
そやから、最初の段階で、日本語にしととくベキと、主張してるのです。
年末に、専務には、云うたけど、もうエエでしょう。とか、云うしなあ。
やりにくいもんやで。
ヒトが練った文章を、あんまり、ドウコウ、云い張ることも出来ません。
時間の問題だけと違て、こんな理由もあって、あっさり、引き下がったけど。
(99/03/23)


PS8 「管理規定」について(2)

さて、「管理規定」と称する文書類は、何処までを記述すのか。
部外者とか、新入社員に分かってもらうことはナイという考え方がある。
その業務に携わってるヒトでも、そんなことを仰ることがある。
それが、間違いと云うのではナイ。
「標準類」を、アル程度、書き慣れた相手やったら、どうとでも云うたらエエけど、そうでナイ相手にそれを云うと、誤解されてしまう。
例えば、私が、外部審査機関関係者から、そんなことを聞いたら、このヒトは、書き慣れてないか、書いても、重要なモンを作成してない。あるいは、相当な経験者で、所詮、そこまでを対象にするのは無理と考えてる。と、思う。
そもそも、「新入社員」とは、ナニか。そんなことになる。
つまり、その言葉には、間違いはナイけど、もし、それだけの説明で終わってしもたら、誤解されてしまうと云いたい。
現に、M社でも誤解してます。
現実問題として、どれだけ、懇切丁寧な「規定」を作成しても、ある程度、業務内容を知ったヒトでナイと、その会社独自のシステムとか、専門用語みたいなもん、分かるハズがナイ。
表現をかえたら、「規定」そのものが、社内に適用する、独自のモンやから、相手がオナジ分野のヒトでナイ限り、社内でも、理解が難しいことがある。
逆に、社外のヒトでも、経験者やったら、内容は分かる。
それと、懇切丁寧にやり過ぎると、肝心のことが曖昧になることもある。
私らも、新入社員のとき、新入社員を対象にした、社内教育があって、参考資料にも、標準書が使われたけど、意味なんか、分かるもんですか。
ただ、標準書は、独特の言い回しがあって、エライ、お堅い文章やなあと思ただけ。
つまり、アル程度、社内経験を積んで、「標準書」に書かれた意味が理解出来て、初めて、新入社員の仲間入り。それまではお客さんです。
そういう解説をしとかんと、マトモに「新入社員」と解釈してしまう。
「新入社員」と云う表現が問題やねえ。この言葉の定義をしとかんとイカンのかなあ。
そういうことを云うと、QCは難しいことを云うヤツや。とか、云われてしまうど、重大な誤解の原因は、ここにアル。
ISOの専門家から、部外者とか、新入社員に分かってもらうことはナイ。
そんな発言を聞いたら、当たり前やと解釈する。
経験してないと、そんなコト細かに、神経質にセンでもエエのやなあ。と、解釈する。
(99/04/11)


PS9 「管理規定」について

「管理規定」のことで、一番、強調したいことは、この種の文書類の内容は、その企業のレベルを示す。と、云うこと。
分かりやすく説明すると、ある製造会社に、「技術標準」がアルとしたら、それが、その会社の技術水準を示す。
「技術標準」なんか、社外秘に属する文書やから、ヨソのヒトに見せることはナイ。
仮に見せたとして、それが、開発担当者とか、そういうレベルの関係者が、これは参考になると、評価されるようやったら、それだけ、レベルが高いことになる。
そんな、書きモンがナイとしたら、それは、ISOとは無関係の問題。
どないして、製造し、管理したはるんやろねえ。
そして、その「技術標準」を基に、製品を作るのやから、「ダレ」にでも理解して貰わんと困る。
「ダレ」と云うのは、それを、実行するヒトのこと。
実行するヒトとは、まるっきりの、新入社員でもナク、作業者でもナイ。製品を製造する監督者とか、スタッフのこと。
そんな特定のヒトやけど、その相手の思考が、文書作成者とマッタク一緒やったら、問題ナイけど、そんなこと、あるはずがない。
そやから、作成者は、ダレにでも理解して貰えるようにという姿勢で、「標準類」を作成せんとアカンのです。
理由は簡単。そうせんと、間違いが起こる。
ヨク、あまり、堅っ苦しい表現したら、読みヅライ。平易にせんと、読む気にもならん。自分の言葉でやったらエエ。
そんなことを云うヒトがある。それは、そうです。
漢和辞典で、調べんと読めへんような難しい語句を並べられたら、たまったモンやない。
そやから云うて、このHPみたいな表現にしたら、関西のヒト以外には理解が出来ません。
つまり、どっちも、行き過ぎやけど、言葉の解釈は、百人百様です。誤解されんように表現せんとアカンのです。
新入社員にまで、ホンマに分かってもらえることは、至難のことやけど、それにも、分かって貰えるようにという「姿勢」で、作成せんとイカンのです。
そもそも、文章は、自分以外のヒトに、分かってもらうことを目的にしてます。
「技術標準」は、そういうことで、ある程度、対象が限定されるけど、その目的は、その文書で、モノを造ることにある。実際には、文書だけで、製造出来たら、ダレも、苦労はナイ。
それは、ベツの次元のハナシ。
「管理規定」の類は、対象の範囲が広い。基本的には、会社としてのルールを、社員に、誤解ナク、分からしめることにある。
「技術標準」みたいな、特定のモンを対象にしても、予期センような、解釈をされてしまうことがあるのに、「管理規定」なんか、尚更です。イヤと云うほど経験してます。私も下手やから。
何回も、説明して、確認して、それで、実際にやって貰たら、デタラメ。そんなもんです。
再度説明します。公式文書は、新入社員でも分からせるくらいの気持ちで作成するべき。
文書の内容を誤解されるのは、相手のレベルではナシに、作成者のレベルの問題です。
ここで、誤解のナイように、断っとくけど、クドクドやるのがエエと云うてるのではナイ。
簡潔明瞭に、新入社員にでも、分かって貰えたら一番エエ。
それでも、間違いは起こるけど、その間違いを最小限に食い止めることが大切です。
(99/04/15)


PS10 「管理規定」について(4)

RMIの辻先生です。
「管理番号」の改訂桁数を、原案では、二桁(99まで)にしてたのを、三桁(999まで)にするよう指導された。
「そんなモン(二桁)では収まりませんで。」
そんな発言やった。
殊更、問題にするほどのことでもナイけど、三桁になるほど、改訂されることは、まずナイやろねえ。
あったとしたら、その改訂者のレベルが、余程、低いか、センスがナイか、意見を吸い上げてナイことになる。
あるいは、諸般の事情やろ。
事情とは、トップが方針をコロコロ変えること。これは、「管理規定」のハナシやで。
「管理規定」は、「総則」的なモンです。
制定当初は、関係者全員が興味もあるし、運営し出したら、色んな問題が吹き出して当然。
そもそも、最初から、完璧なモンが出来るハズがナイ。
そんなこと、出来ません。矛盾がある。ヌケがある。誤解される表現がある。分かり難い。
そんな意見が出て来る。それで、改訂することになる。
つまり、より多くのメンバーに、誤解がナク、素直に理解して貰え、運営出来るようにする。
いくら、新入社員にまで、分かって貰う必要ナイと主張したところで、結果的には、そういう思想が必要になる。思想とか、姿勢のことを云うてる。
作成者(改訂者)とか、一部のヒトが理解してても意味がナイ。
自己満足の、「管理規定」になってしまう。
ミンナが、間違いなく、ルールどおり、やってくれて、価値がアル。
そして、作成者の意図なんか、そう簡単には、第三者に通じません。
対応としては、より、簡単に理解をして貰うため、視覚に訴えること。
表とか、フローチャートを駆使することになる。
表は、私も、素案とか、そんな段階では、挿入してないけど、見直し段階からはやってます。
理由は、文書化してる段階では、作成だけで、頭のナカが一杯やけど、文書化してしまうと、全体が見えてくるし、見直し段階では、分かりやすくしようと、工夫するからです。途中から、メンバーも入れ出したけど。
フローチャートも、導入するべきです。これは、書式を統一した方がエエ。
作成者によって、フローチャートの書式が違うかったら、運営する方も混乱してしまう。
私は、見直し段階では、作ったけど、添付してナイ。
正直云うて、フローチャートを付けんとアカンなあ。とか、ハナシは出てたけど、M社の進め方が流動的になってしもて、打ち合わせの場も無かった。
統一という見地から、独走を避けただけ。ハナシだけでは、どうしょうもないしねえ。
そもそも、一番最初に、「社内標準化委員会規定」なるものを作成して、専務に見せたとき、フローもあったんやで。あっさり、反古になったけど。
まあ、そんなことはベツにして、「管理規定」を実行に移すトキの、一番ヨイ方法は、システムを作成したヒトが、まず、対象者に内容を説明する場を設けること。
そのウエで、一定期間、実施するなりして、再度、検討会を開催して、メンバーの意見に、謙虚に耳を傾けること。
アトは、そのヒトのセンスです。せっかく、エエ意見があっても、それを無視したり、説明で誤魔化したりしてはいけません。
出た意見を、調整して、改訂内容を明確にすること。この姿勢が大切。
「管理規定」とかの、制定当初は、それをセンと、いつまでたっても、定着しません。
そういう手順を踏まへんと、二桁以上の改訂番号が必要になる。
とは云え、三桁にしたからて、特に、実害もナイけど。
尚かつ、M社で、時々、見受けられたけど、初期段階では、勝手な判断で、改訂内容を変更せんこと。
制定マエの原案やったら、罪は軽いけど、そういう場で調整して、決めたことは忠実に改訂を実行することです。それでナイと、調整の意味がナイ。
そもそも、意見を出してくれた、メンバーに対して失礼やで。
定着して来たら、その運営方法が、そう度々、変わるモンではナイわなあ。
(99/04/18)


PS11 「管理番号」について

別の角度から、「管理番号」にこだわってみる。
まず、文書で、頻繁に改訂されるのは、「技術標準」(M社は作成しません)で、それを受けた、「作業標準」です。
M社では、「作業標準」の改訂が最も多いハズ。
「技術標準」だけではナク、工程改善等でも改訂される。
実は、M社の技術の蓄積がここにある。
それでも、改訂連番三桁(999)はどうかと思うけど、積極的に異論を唱えるホドのこともナイ。
余裕を持つのもヨイでしょう。
基本的に、管理番号は普遍的で、簡潔が一番と考える。
そのウエで、将来を見据えて、どうするか。
メンバーの意見で、管理部署を管理番号に組み入れることになったけど、これは意味がナイ。
管理部署は組織で、組織は変動することがある。
変動するものを管理番号に入れることは避けたい。管理番号を煩雑にするだけ。
改訂番号は最後にくっつく連番やから、二桁が三桁になっても、実害はない。
一文字多い程度で、意味も、何回、改訂したかを示すだけの単純な意味。
そのマエの管理番号は、意味がチガウ。
一連の数字記号に意味がある。複雑なことは避けた方が宜しい。
意見を出したヒトはそれなりに考えてのことやろうけど、どう考えても、思いつきの感がする。
便利なはずと、アレコレ、入れると、ヤヤコシくなる。
運用し出すと分かるやろ。積極的に反対するのも難しい。
慣れてしまえばどうでもエエし、M社の組織が大幅に変更されることもナイとは思うけど、その保証もナイ。
自社の特色を出すことは重要やけど、こんなことで出しても仕方がナイで。
もっと、中味で出して欲しいものです。
再び、「改訂」のこと。
文書類の改訂はドシドシやるべきやけど、意味のある改訂をせんとイカン。
検討セズ、推敲セズ、独断と偏見(思いつき)で改訂を繰り替えしたらアカン。
実は、このことを、大いに危惧してる。
改訂が繰り返されるようなら、新たに作った方が早いと云うハナシもあったけど、それは意味合いがチガウ。
新たに作っても、規定の名称がオナジなら、改訂の範囲。
理屈を云い出したら、前面見直しのウエ、別の名称にしたらエエのやけど、文書類には改訂履歴が重要。
それも、カバーするのは管理部署(QC)の手腕。
簡単には、「参考資料」として、マエの規定のことを記載し、原本は保管しておくこと。
オーバーではナク、改訂履歴は、その企業の歴史とも云える。
改訂すら出来ナイのは進歩がナイことになる。
マエのハナシとチガウみたいやけど、意味合いがチガウ。改訂で、前進することを云うてる。
ヨクあることで、周り回って、元に戻ることがある。こんなことを、度々やられたら、困ります。
実際、原案作成段階でもあったやないか。
改訂案はダレかが考えんと進みません。それでも、一部のヒトが、エイ、ヤーはダメ。
三桁に近づくようなら、運用方法が下手を意味する。
問題ばっかり出てることを意味する。
(99/04/30)


PS12 「規定」「標準」とは

「規定」とか、「標準」
そもそも、私はどのように見てるか。
それを作成し、運用する、組織の実力、思想を反映すると見ている。
製造工程を知る。あるいは、文書類を見慣れたヒトが、それ見れば、対象となる組織の実力と思想の概略は察知する。
中味については、ここでの説明は難しい。それはベツにして、まずは、読みやすいこと。
これは内部的に評価出来る。
正式版を、当事者ではナク、第三者が通読して、すんなり理解出来れば最高。
ここで、当事者とは、文書作成に関係したヒト。
第三者は、新入社員を意味しません。M社の場合は、社長が適任。
社長は、「管理規定」の作成には無関係で、会社の内容は熟知してる。
そういうヒトが通読して、誤解ナク、理解出来ることが必要。
ホカにも、そういう適任者があれば、確認して貰えばヨイ。
ひねくれた表現をしたら、文句を云えるメンバーが適当。
それと、ご当人も含めて、実際にやってみることやなあ。
そして、改訂する。
「管理規定」とかの文書類が改訂されることは、その組織体が生きてる証拠で、基本的には進歩向上してることになる。改訂も出来んかったら、進歩がナイことになる。
初版(新規制定)が、改訂もされんと、そのままやったら、おかしい。
ナニも検討してないことになる。悪い表現をしたら、ほったらかし。
むやみやたらに改訂番号が増えるのも問題やけど、それ以上に、改訂されんことはアカン。
いわば、「管理規定」は、M社の思想を反映する。
「作業標準類」は、管理、技術水準を示す。
だからこそ、「管理規定」は、最低限、表現の統一(思想の一貫性)が要求される。
このことは、理屈では分かるやろうけど、ナカナカ、実行出来ません。
(99/05/07)



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