みんながパソコン大王
雑談<NO.66>

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表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.67
957 スマートウオッチ、正直なところ、どうですか?(PC Online) 磯津千由紀 14/10/31
956 国民性調査:「他人の役に」45%「自分のことだけ」超え(毎日新聞) 磯津千由紀 14/10/31
955 ホンダジェットに刻まれたロッキードの流儀(日本経済新聞) 磯津千由紀 14/10/30
954 <今日のクロ現>子どもって迷惑? ~急増する保育園と住民のトラブル 磯津千由紀 14/10/29
953 うつ病が私にもたらしたもの (ゆるゆる倶楽部) 磯津千由紀 14/10/29
952 兵役を拒否し、刑務所入りを望むユダヤ人の若者たち イスラエル(Kayoko Teshigawara) 磯津千由紀 14/10/28
951 米ツイッター:赤字2.7倍に 7~9月期、売上高は倍増(毎日新聞) 磯津千由紀 14/10/28
950 高齢者用GPS:平塚市が貸与 常時携帯難しく利用低調(毎日新聞) 磯津千由紀 14/10/28
949 訃報:赤瀬川原平さん77歳=美術家、作家「老人力」(毎日新聞) 磯津千由紀 14/10/27
948 大臣補佐官:いい人いないのか…選任が進まず 誕生は3人(毎日新聞) 磯津千由紀 14/10/26
947 トラック:集まれ若手!新免許導入へ業界期待 懸念の声も(毎日新聞) 磯津千由紀 14/10/26
946 米アマゾン、赤字が10倍に スマホ「ファイア」大不振(朝日新聞) 磯津千由紀 14/10/25
雑談NO.65

NO.946 米アマゾン、赤字が10倍に スマホ「ファイア」大不振(朝日新聞)<起稿 磯津千由紀>(14/10/25)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/10/25 (Sat) 23:58

 こんばんは。


 凄い赤字ですが、スマートフォンだけに起因するのかしら<?>。

> 米流通大手アマゾンが23日発表した2014年7~9月期決算は、純損失が4億3700万ドル(約470億円)となり、赤字額は前年同期の約10倍にふくらんだ。7月に発売した同社初のスマートフォン(スマホ)「ファイア」の販売不振は、深刻になっている。

> 売上高は20%増の205億7900万ドル(約2兆2225億円)だった。「ファイア」は、アマゾンで買い物をする人たちをさらに囲い込むはずだったが、スマホとしての機能は評価されず、発売後2カ月足らずで199ドル(約2万1500円)から99セント(約107円)に値下げするという、投げ売り状態になっていた。在庫は8300万ドル(約89億6400万円)にのぼるという。(サンフランシスコ=宮地ゆう)

<参考=「米アマゾン、赤字が10倍に スマホ「ファイア」大不振」(朝日新聞)>
<消滅・削除・15/11/08>


NO.947 トラック:集まれ若手!新免許導入へ業界期待 懸念の声も(毎日新聞)<起稿 磯津千由紀>(14/10/26)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/10/26 (Sun) 18:00

 こんにちは。


 私は大型免許を持ってる(但しトラックではなくマイクロバス運転のため)けど、大きくなるほど事故が怖いということは実感してます。
 20歳にならないと中型免許を取れぬため、若年層の運転者が不足してるので、法改正を考えてる由。しかし、折角事故防止のために導入した中型免許制度が骨抜きになってしまう。朝令暮改の前に更なる検討が必要と思う。

> 政府がトラックの新たな免許制度導入の検討を進めている。来年の通常国会に道交法の改正案を提出し、18歳で運転できる範囲を総重量5トン未満から7.5トン未満に広げる方針だ。運送業界は若いドライバーが不足しており、高校の新卒者などが運送業界に入りやすくするのが狙い。業界は「人材確保につながる」と期待を寄せるが、規制緩和が事故増加につながらないような仕組み作りも課題になる。【鈴木一生】

> 「ドライバーを募集しても、20歳前後の若者が来ることはほとんどない」。福岡県内の中規模トラック会社の社長はため息交じりに話す。保有するトラックは約60台で、ドライバーは70人前後。募集は40代までとしてきたが、人数が集まらず昨年から50代までに広げた。「若年層不足で高齢化が進み不安を覚える」と言う。

> 現行の運転免許制度は総重量別に、普通(5トン未満)▽中型(5トン以上11トン未満)▽大型(11トン以上)−−の3区分。以前は普通免許で8トン未満まで運転できたが、普通免許のドライバーによるトラック事故が多発したため、政府は2007年、普通と大型の間に中型免許を設け、取得条件を20歳以上で運転経験2年以上とした。

> 一方で、中型免許制度導入は若年ドライバー不足の一因となった。高校の新卒者が普通免許を取って運送会社に就職しても、中型免許を取得するまで最短2年は5トン以上のトラックを運転できない。コンビニエンスストアの配送などに使われる小型トラックは近年、保冷装置やパワーリフトを装備し、総重量が5トンを超えることが多くなり、業者側も即戦力にならない若者の採用を見送らざるを得なくなったという。

> 全日本トラック協会によると、運送業の就業者構成比で10〜20代は03年に18.5%だったが、13年は10.1%に下がっている。

> そこで政府が検討しているのは、普通免許と中型免許の間に3.5トン以上7.5トン未満の新たな免許を設けることだ。普通免許取得後の年数は問わず、18歳から取れるようにする。

> ただ、トラックは重くなるほど事故が増え、死亡事故の危険も高まる傾向にあり、中型免許導入も事故防止が目的だった。免許制度見直しと共に安全対策強化も求められる。

> 制度見直しについての警察庁の有識者検討会では、交通事故遺族がヒアリングで「若年層ほど事故率が高くなる」と事故増加の懸念を訴えた。委員からは「安全水準を崩すことは許されない」として「例えば中型免許の20歳までに2年間、初心者としての期間を設けて、一定のスキルが養えた場合に中型を取得できるといった継続的な教育にしていった方が、規制緩和と共に安全性を高めることができる」といった提案が出た。政府は、新区分の免許を取得する際には実際にトラックを使った試験や教習を課すことなども検討している。

> 福岡県トラック協会の川崎和文専務理事は「新たな免許制度が、若者がトラック運送業界に戻るきっかけになれば」と期待する。その上で「新たに業界に入ってくる若い人たちに運転技術や安全意識の向上を図る研修を設けるなど、業界としても支援態勢を整えていきたい」と話している。

<参考=「トラック:集まれ若手!新免許導入へ業界期待 懸念の声も」(毎日新聞)>
<消滅・削除・14/11/29>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/04/11 (Sun) 18:44

 こんばんは。


 2021年3月29日(月)に運転免許更新に行った際に此処5年間の道交法の改正点を教わったのですが、「準中型免許」が出来ておりました。
 2017年3月12日施行。
 車両総重量3.5トン以上7.5トン未満、最大積載量2トン以上4.5トン未満、乗車定員10人以下。

 新たな普通免許で運転できるのは、車両総重量3.5トン未満、最大積載量2トン未満となりました。

 準中型免許は、年齢が18歳以上なら普通免許を受けてなくても取得可能です。


NO.948 大臣補佐官:いい人いないのか…選任が進まず 誕生は3人(毎日新聞)<起稿 磯津千由紀>(14/10/26)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/10/26 (Sun) 18:59

 こんばんは。


 官僚政治からの脱却の一環なれど、人材が見付からないようです。

> ◇難しい人選、「民間人縛り」が足かせに

> 国家公務員制度改革関連法(4月成立)で新設された「大臣補佐官」の選任が進まない。9月の内閣改造後、誕生した補佐官はわずか3人。閣僚の大半は様子見を決め込んでいる。制度設計が悪いのか、それとも閣僚のやる気の問題か。「政治主導」への道のりは険しい。【宮島寛】

> 安倍晋三首相には5人の首相補佐官がいる。大臣補佐官制度はこれを各省に広げるもので、18人の閣僚は1人ずつ補佐官を置くことができる。特定の政策の企画・立案や政務で閣僚を助けるのが補佐官の仕事。官僚組織とは違った発想を期待されている。

> ところが、閣僚の腰は重い。下村博文文部科学相は「せっかく制度ができたのでぜひ活用したいが、すぐに決められる状況ではない」(9月16日の記者会見)と歯切れが悪く、岸田文雄外相も「ほかの閣僚の対応を注視しながら、検討はしてみたい」と消極的だ。

> 最大の原因は人選の難しさにある。副大臣と政務官に加えて、大臣補佐官を政治家から選ぼうとすれば、対象はどうしても若手議員に偏り、「先輩」に十分ものを言えなくなる恐れがある。かといって官僚OBを起用しては本末転倒だ。そこで、菅義偉官房長官は内閣改造翌日の臨時閣議で「大臣補佐官は民間人を軸に検討せよ」と指示した。

> これを受けて、塩崎恭久厚生労働相は9月26日、経済同友会の菅原晶子執行役を補佐官に選んだ。「妊娠、出産、子育てを切れ目なく支援するには、女性の視点が極めて重要」(塩崎氏)というのはあくまで表向きの理由。政府の産業競争力会議の事務局に出向し、労働時間規制の適用を除外する「ホワイトカラー・エグゼンプション」の導入などを進めてきた菅原氏を改革の起爆剤にしたいという深謀遠慮が透ける。

> ただ、閣僚の誰もが民間ブレーンを抱えているわけではなく「民間人縛り」は人選の足かせになっている。しかも大臣補佐官の報酬は政務官や事務次官クラス。副大臣らとのすみ分けがはっきりしない補佐官をうまく使いこなさなければ世論の批判を浴びかねない。

<参考=「大臣補佐官:いい人いないのか…選任が進まず 誕生は3人」(毎日新聞)>
<消滅・削除・14/11/25>


NO.949 訃報:赤瀬川原平さん77歳=美術家、作家「老人力」(毎日新聞)<起稿 磯津千由紀>(14/10/27)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/10/27 (Mon) 07:31

 おはようございます。


 速報です。(冒頭パラグラフ以外は、予定稿と思います)

> 前衛美術の旗手として頭角を現し、小説家として芥川賞を受賞、エッセーでも「老人力」という流行語を生むなど幅広く活躍した美術家・作家の赤瀬川原平(あかせがわ・げんぺい<本名・克彦=かつひこ>)さんが26日午前6時33分、敗血症のため東京都内の病院で亡くなった。77歳。葬儀は近親者で営む。喪主は妻尚子(なおこ)さん。

> 1950年代末から無鑑査の美術展に出品を始め、60年、同世代の芸術家と「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」を結成。既成の価値観や表現にとらわれないオブジェを発表した。63年には故・高松次郎、中西夏之さんと結成した「ハイレッド・センター」で、さまざまなものを梱包(こんぽう)する立体作品を発表。都心部でのパフォーマンスを通し、東京五輪を前に急変する社会に疑問の一石を投じた。

> 63年に千円札の片面を原寸大に印刷し、個展の案内状デザインに利用したことが、後に「通貨及証券模造取締法違反」に問われ、「犯罪か芸術か」をめぐる「千円札裁判」として注目された。70年、最高裁で執行猶予付き有罪が確定した。

> 70年代には「尾辻克彦」のペンネームで小説の執筆も開始し、81年、「父が消えた」で芥川賞を受賞。また、老化の兆候をポジティブにとらえたエッセー「老人力」(98年)がベストセラーとなり、翌年の毎日出版文化賞特別賞を受賞した。

> 散歩を愛し、路上観察を提唱したほか、日本美術の面白さを分かりやすく説く文章やトークが人気を集めた。2006〜10年、本紙夕刊(東京本社紙面)でコラム「散歩の言い訳」を連載。著書に「超芸術トマソン」「千利休」「東京随筆」など。直木賞作家の赤瀬川隼さんは兄。

> 11年の胃の全摘手術以降、体調が悪化。25日夜、容体が急変したという。18日から東京都の町田市民文学館ことばらんどで個展を開催中。千葉市美術館でも28日に美術展の開幕を控えていた。

<参考=「訃報:赤瀬川原平さん77歳=美術家、作家「老人力」」(毎日新聞)>
<消滅・削除・14/11/29>


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/10/27 (Mon) 07:36

副題=赤瀬川原平さん死去:並外れた面白がり方(毎日新聞)

> 美術家・作家の赤瀬川原平さん(77)が26日亡くなった。異能の人、天才肌と称されたが、作品では人間から小動物、物品まで等しく優しい視線で見つめ、家族の前でも決して声を荒らげない温厚な人柄が広く愛された。常にユーモアを絶やさず、2011年に胃がんと脳卒中をわずらった後は、それぞれの病気から回復した王貞治、長嶋茂雄両氏にたとえ「いやあ、ON(王、長嶋氏)両方やっちゃいました」と周囲を笑わせた。

> 多彩な創作活動で知られる赤瀬川さんは「ある程度やると飽きちゃうんです」とも語っていたが、対象への執着、集中力、面白がり方が並外れていた。作品は肩の力が抜け緩そうに見えるが、2Bのシャープペンで書きつづる執筆では一字一句にこだわり、小さな修正も厳しく抵抗した。

> 昨年夏、入院先で妻の尚子さんに「赤瀬川原平をやめようかな」と漏らした。脳卒中の後、友人には「言葉の面白さがわからなくなった」と話している。それでも療養中、医療情報誌「からころ」に書いたコラムは、持ち味の諧謔(かいぎゃく)が光っている。

> <病気はチャンスだと思う(略)一定期間、病気の世界を通り抜けていく。いわば病気観光、病気旅行だ><病気をくぐり抜けた人の話は面白い。(略)病気でなくて貧乏もそうだ。貧乏を知らない人の話はいまひとつ味わいがない>(「健康半分」)とつづり、例として内田百ケン、熊谷守一を挙げていた。

> 文章には赤瀬川さんらしさの「核」があるが、「原平をやめたい」と吐露したのは、自分が厳しく敷いた面白さのレベルを「維持できないと悟ったからではないか」と尚子さんは言う。表現への深い情熱、真摯(しんし)さの表れだった。【藤原章生】

<参考=「赤瀬川原平さん死去:並外れた面白がり方」(毎日新聞)>
<消滅・削除・14/11/29>


NO.950 高齢者用GPS:平塚市が貸与 常時携帯難しく利用低調(毎日新聞)<起稿 磯津千由紀>(14/10/28)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/10/28 (Tue) 18:54

 こんばんは。


 当地でも、毎日のように、同報無線で行方不明者の放送を聞くです。

 GPS、服に縫い付けるなどの、話も聞くですが。

> 神奈川県平塚市が昨年度から貸し出しを始めた高齢者用のGPS(全地球測位システム)機能機器の使用が、家族などが「徘徊(はいかい)の恐れがある」として届け出た登録者の4割以下にとどまっている。携帯していれば、認知症による徘徊などで行方が分からなくなっても居場所が確認できるが、持って外出することを忘れる場合が多いためだ。市担当者は「お守りの中に入れるなどして」と呼び掛けている。

> 平塚市では、認知症の高齢者の徘徊を防ぐために、FMラジオ局やタクシー会社などに情報提供を呼び掛ける「はいかいSOS平塚」を実施。身長や体重、好んで行く場所、言葉遣いの特徴、カラー写真などの情報を提出し、警察などにも協力を求めて早期発見・保護を目指すシステムで、現在78人が登録している。

> 登録者が希望するとGPS機器が貸与されるが、実際の利用者は28人と全体の36%に過ぎない。市高齢福祉課は「携帯すれば夜間でも瞬時に居場所が分かる。見つかってよかったという声もかなりある」とメリットを強調するが、ネックとなっているのが「本人が身につけることの難しさ」という。認知症のため持つことを忘れたり、服を着替える際にポケットに入れたままだったりするため、家族が常時注意する必要がある。「せめて腕時計のようなタイプにしてくれれば」などの指摘があり、多くの家族は「GPSは無理」とあきらめてしまうという。

> 同課は「GPS機器を持てば防災無線での行方不明者の放送も少なくなる可能性がある」として、さまざまなアイデアを出しながら貸与の普及に努めるという。利用料は月額300円。問い合わせは同課(0463・23・1111)。【渡辺明博】

<参考=「高齢者用GPS:平塚市が貸与 常時携帯難しく利用低調」(毎日新聞)>
<消滅・削除・14/11/29>


NO.951 米ツイッター:赤字2.7倍に 7~9月期、売上高は倍増(毎日新聞)<起稿 磯津千由紀>(14/10/28)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/10/28 (Tue) 19:37

 こんばんは。


 赤字拡大と聞いて驚きましたが、投資額が嵩んだためと聞いて納得。

> 短文投稿サイト運営の米ツイッターが27日発表した2014年7〜9月期決算は、純損益が1億7546万ドル(約189億円)の赤字となった。赤字額は前年同期の約2.7倍に膨らんだ。事業拡大に伴い研究開発や市場調査といった費用がかさんだ。

> 売上高は約2.1倍の3億6126万ドル。主力の広告収入が順調に伸びた。平均月間利用者は23%増えて2億8400万人となった。

> ツイッターは売り上げを伸ばす一方、事業拡大による費用の増加で、赤字から脱却できない状態が続いている。(共同)

<参考=「米ツイッター:赤字2.7倍に 7~9月期、売上高は倍増」(毎日新聞)>
<消滅・削除・14/11/15>


NO.952 兵役を拒否し、刑務所入りを望むユダヤ人の若者たち イスラエル(Kayoko Teshigawara)<起稿 磯津千由紀>(14/10/28)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/10/28 (Tue) 23:29

 こんばんは。


 FBより。

> 若い彼女、彼らを孤立させてはいけない。ここには「パレスチナ・イスラエル問題」の解決の方向が示されているのだから。日本国憲法の不戦を、戦争国家イスラエルの中で実践している若い人たちがいることが、「イスラエルにとっても」希望であり、現実的なのだ、と思う。在特会を支持したり、イスラム国に行こうとしたり、田母神氏に投票したり、安倍政権を支持したりする人々と対極のところに、誇りが存在することを身を持って示している若者たちが、私たちを励ましているのだから。

<参考1=「Kayoko Teshigawara」(FaceBook)>
<https://www.facebook.com/kayoko.teshigawara/about>
<表示せず・18/11/20>

<参考2=「兵役を拒否し、刑務所入りを望むユダヤ人の若者たち イスラエル #zionism」(Youtube)>


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/10/28 (Tue) 23:36

 追伸です。


 下記に日本語字幕版があるとのことでしたが、見当たりません。
 しかし、英語テキストがあります。

<参考=「FREE THE SHMINISTIM – ISRAEL'S YOUNG CONSCIENTIOUS OBJECTORS.」(december18th.org)>
<消滅・22/12/16>


NO.953 うつ病が私にもたらしたもの (ゆるゆる倶楽部)<起稿 磯津千由紀>(14/10/29)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/10/29 (Wed) 06:36

 おはようございます。


 無理解な人からは「なまけ病」と言われてしまいます。

 しかし、指圧で治ったという点は不可解ですが。


> 読者様からの投稿です!


> その日の朝も、心に鉛が入っているかのようでした。

> しかし、這いずってでも学校へ行かなければ。

> 小学校の教頭でした。

> いつものバス停に到着し、バスを降り、学校へ向かおうとしたけれど、足が動かない。

> もう限界だったのでしょう。

> 反対側のバス停には向かえました。そのまま、精神科へ。

> 診断は極度のストレスによるうつ状態でした。

> 仕事を休むわけにはいかないと言うと、医師は「あなたは足の骨が折れているのに山に登らなければならないと言っているのと同じです」と告げました。


> その日から、うつとの戦いが始まりました。

> テレビの好きだった番組を見ても楽しくない、音楽を聞いても心に響かない、本など開こうという気も起こらない、身の置きどころがない、横になっていても苦しさから逃れることができない・・・・・


> こんなうつの苦しさもさることながら、さらに苦しかったのは自分の状態をなかなか理解していただけないことでした。

> 怠けようという気持ちがあるのではないですか、気持ちの持ちようでどうにでもなりますよ、気晴らしに温泉でもいきませんか・・・・

> 皆さん、よかれと思い言ってくださることはわかるのですが、私の苦しさは増すばかり。

> 特に「がんばれ」といってくださる言葉が一番つらく、そのことをわかっていただけないことが、さらにつらくのしかかってきました。

> そんな私の症状でしたが、私にとっての適切な治療は、意外な専門医からの手当てだったのです。

> うつに陥ったことすら、人生の無駄ではなかったと思える今

> 幸い、適切な医師の治療が受けられ、うつの治療を得意とする指圧の先生に懸命の施術をしていただき、1か月で職場復帰ができました。

> 今考えると奇跡ともいうべきものでした。

> 私の幸いなケースがどなたにも当てはまるわけではありません。

> しかし、その後の私の、殊に教師生活における知恵は、この1ヶ月の闘病生活で得た収穫とも言えるものだったのです。


> うつの方への、適切な言葉かけができるようになりました。

> 不登校の子どもたちは、ただ怠けているだけではないことがわかるようになりました。

> 学校に不適応状態を示すお子さんには、そうなった状況を今まで以上に知ろうとし、また、どこまでも心に寄り添っていかなければならないことがわかりました。


> 精神疾患は外から見ただけではわかりません。

> また、刺激に対して、疾患を持たない人と異なる反応をするため、「変な人」「おかしい人」等の思いを持たれやすいことがあります。

> 人の状況を全て理解することは困難です。

> また、周囲に自分を全て理解していただくことは不可能です。

> しかし、人は、他者に対して、自分の理性、感性を最大限に生かして他者を理解する努力をしなくてはならないと考えます。

> 足の骨折と精神疾患との違いは、足の骨が折れているか、心が折れているかの違いだと思います。

> 骨折はわかりやすいですが、精神疾患はわかりにくいので、誤解されやすいのかもしれません。

> しかし、テレビで「○○容疑者は、精神科の通院歴がありました」という報道は控えていただきたいと思います。

<参考=「うつ病が私にもたらしたもの」(ゆるゆる倶楽部)>
<消滅・17/09/14>


NO.954 <今日のクロ現>子どもって迷惑? ~急増する保育園と住民のトラブル<起稿 磯津千由紀>(14/10/29)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/10/29 (Wed) 23:43

 こんばんは。


 送迎の路上駐車やラウドスピーカは迷惑ですが、子供の声を微笑ましいと思わなくなった風潮は困ったものです。

> 今、「子供の声がうるさい」と地域でトラブルが相次いでいる。神戸市や練馬区などでは、保育園を相手に訴訟を起こす事態にまで発展している。こうした事態に対し、子供を抱える施設では、外遊びを制限する保育所など本来の保育の質を落としたり、地域の中で孤立したりしている状態に陥っている。問題の背景として専門家が指摘するのは、「地域社会の人間関係の希薄化」と「少子高齢化による子供の異物化」。特に、少子化によって子供の声が少なくなっていたことに慣れていた地域では、子供の存在を排除する傾向が強いと指摘する専門家もいる。現在、各地で頻発する保育所などのトラブルの実情と、地域住民が「子供の声」こそ自分たちの将来を支える存在として“騒音”問題を解決した事例から、社会の寛容力の必要性を見つめる。

<参考=「子どもって迷惑? ~急増する保育園と住民のトラブル」(クローズアップ現代)>


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/10/30 (Thu) 23:05

 こんばんは。


 放送まるごとテキストです。

<参考=「子どもって迷惑? ~急増する保育園と住民のトラブル」(クローズアップ現代)>


NO.955 ホンダジェットに刻まれたロッキードの流儀(日本経済新聞)<起稿 磯津千由紀>(14/10/30)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/10/30 (Thu) 00:45

 こんばんは。


 上流工程から下流工程までを知り尽くさないと、「良い設計」は出来ません。
 それにしても、良い設計者の育成は大変です。

> ホンダ入社3年目に米国に派遣され、航空機開発の研究を始めた藤野道格氏(54)。当初は研究というより機械加工など地味な作業が多かった。だが今思えば、当時の経験と恩師との出会いが、その後の「ホンダジェット」開発のバックボーンとなったと振り返る。

> ■「こんなことやってていいのかな」

> ホンダグループのモータースポーツ施設、ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)にあるテーマ館「ファンファンラボ」を訪ねると、シュールな飛行機にお目にかかれる。ホンダが1990年代に独自開発した6人乗りの小型ジェット機「MH02」。今のホンダジェットにつながる実験機だ。

> ホンダは1986年、社員5人を米ミシシッピ州立大に派遣し、航空機の研究に当たらせた。入社3年目だった藤野道格(現・米ホンダエアクラフトカンパニー社長)はメンバーの一人。東大工学部航空学科を出た藤野は最先端の飛行制御技術を学んでこいと言われたが、米国に着くとガレージのようなところで材料にやすりをかけるなど手作業で飛行機をつくる日々。「こんなことやっていていいのかな」と思い、夜は航空機設計を独学していたという。

> MH02はそうした渡米メンバーが設計・開発し、1992年に完成させた。翼が胴体の上部にあり、やや前方に向いた独特のスタイル。エンジンは翼の付け根の上に置いた。構造部材をすべて複合材にするなど、当時の先進技術を数多く取り入れる意欲的な試みをしている。1993年に初飛行に成功し、1996年まで170時間の飛行試験を続けた。

> 実用化に道を開く機体ではなかったが、藤野は「今思えば、手作業で飛行機をつくったことが、設計者として非常に貴重な経験になっている」と振り返る。航空機の世界では専門分野が細分化され、設計者が飛行機をつくる経験はなかなかできない。ホンダジェットのプロジェクトリーダーとして航空機開発の全体を見渡す立場になってからは、このときに積んだ経験が大いに役立っているという。

> とりわけ渡米後の10年間で藤野が最も大きな財産になったと話すのは、米国で航空機の世界を開拓してきたトップエンジニアとの交流だ。なかでも米ロッキード(現ロッキード・マーチン)で軍事用巨大輸送機「C5」のチーフエンジニアだったレオン・トルベに学んだ経験が、藤野のその後の運命を大きく左右した。

> ■巨大輸送機のチーフエンジニアに学ぶ

> トルベは当時70代。航空機研究のコンサルタントとして、MH02の開発などを指導する。「最初は距離を置かれていた」と藤野は感じた。トルベは自分の部下たちのことを「キッズ」と呼んでいたが、「我々はキッズ以下のベイビー。飛行機のことをほとんど知らない日本の自動車メーカーの人間と見られていたのだろう」。

> だが仕事を一緒にするうちに距離は縮まっていく。「すべて言われたことはきちんとやった。明日までこの仕事をしろと言われれば、徹夜してでもやるようにした。やり直せと言われればすべてやり直す。とにかく信頼を得られるようにした」。のちに航空機開発の世界はリーダーの権限が絶対との話をトルベから聞かされるが、藤野は知らないうちにロッキード流の開発手法を学んでいた。

> トルベの自宅はミシシッピから約400キロ離れたアトランタにあり、藤野は出張して指導を受けていた。MH02の設計などで問題が発生すると泊まりがけが続く。トルベがあるとき「自分の家に泊まっていい」と藤野に告げた。アトランタに行くと問題が解決するまで何カ月も家族のように生活を共にした。「1年のうち半年はアトランタにいた」

> トルベは若い藤野のことを弟子として認めたのだろう。航空機業界のことを色々と教えてくれるようになった。ロッキード時代のこと、巨大輸送機「C5」の設計時に判断したこと、エンジニアとしての倫理観など。「通常の人には話さないようなエピソードも語ってくれ、初めて飛行機を設計することがどういうことかが分かった気がする」と藤野は言う。飛行機を設計するうえで必要な基礎的技術や倫理観をたたき込まれた。

> 時が過ぎて2003年12月、藤野らが開発したホンダジェットが初めて空を飛んだ日のことだ。偶然、トルベから電話がかかってきた。「今日、ファーストフライトをしました」。藤野が報告すると自分のことのように喜んでくれ、「ぜひ機体を見たい」と話したという。残念ながらそれから半年ほど後に、トルベは亡くなった。実際の機体を見てもらう機会はなかったが、藤野は亡くなる前に恩師を訪ね、ホンダジェットのビデオを見せた。「本当によくここまでやったね」との言葉が藤野の心に染みた。

> 「今、誰に会いたいかと言われれば、トルベさんに会いたい」。藤野は恩師に学んだ航空機開発のノウハウや現場感覚を刻み込み、ホンダジェットの開発と事業化に突き進む。=敬称略

> (映像報道部 松永高幸)

<参考1=「刻まれたロッキードの流儀 ホンダジェットの革新(4)」(日本経済新聞)>
(閲覧には会員登録が必要)

<参考2(映像)><消滅・18/12/13>
<ホンダジェットの革新(1)小型機の2強に挑む>
<ホンダジェットの革新(2)航空機の常識覆す>
<ホンダジェットの革新(3)事業化の壁を突破>
<ホンダジェットの革新(4)ロッキードの流儀>


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/31 (Tue) 17:49

副題=「HondaJet」が間もなく最終の型式証明へ(日経ものづくり)

 こんにちは。


 いよいよ、羽ばたきます。


> ホンダの航空機事業子会社である米Honda Aircraft社(以下HACI)は現地時間の2015年3月27日、小型ビジネスジェット機「HondaJet」に対する事前型式証明(Provisional Type Certificate、以下PTC)を米国連邦航空局(以下FAA)から取得したことを発表した(ニュースリリース)。PTCの取得は、HondaJetの設計が安全性および耐空性の基準を満たしていることをFAAが認定し、最終の型式証明が間近であることを意味する。

> HondaJetの開発責任者であり、開発・製造・販売を担当するHACI社長の藤野道格氏は、今回のPTC取得を「HondaJetにとって非常に大きな節目」とコメントした。同氏によると、FAAから要求される各種試験や書類審査をほぼ完了しており、間もなく最終の型式証明を取得できる見通しを得たという。

> HondaJetは、これまで全米70カ所以上で2500時間を超える飛行試験を実施。生産工場では既に12機が最終組立工程にある。今後、FAAによる最終の型式証明を取得した後、顧客への機体の納入を開始していく予定だ。

<参考=「「HondaJet」が間もなく最終の型式証明へ」(日経ものづくり)>


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/02/22 (Thu) 19:27

副題=ホンダジェット 出荷数が倍増 初の世界トップに(NHK)

 こんばんは。


 正直、意外です。


> 大手自動車メーカーのホンダは、「ホンダジェット」の去年1年間の出荷数が前の年から倍増して43機となり、小型のビジネスジェット機の分野で世界でトップになったと発表しました。


> ホンダジェットは、ホンダが開発から生産、販売を手がける小型のビジネスジェット機で、3年前からアメリカ市場などに出荷しています。

> ホンダによりますと、去年1年間の出荷数は、前の年のおよそ2倍の43機となり、重さが5.6トン以下の小型ジェット機の分野で、初めて世界でトップになったということです。

> ホンダジェットは、翼の上にエンジンを取り付けているのが特徴で、室内のスペースが広く、最高速度も速いことなどが評価され、アメリカやヨーロッパを中心に販売を伸ばしています。
> 今月には、フランスの企業から過去最大となる16機を受注していて、ジェット旅客機、MRJの開発の遅れなどで業績が悪化している三菱重工業と明暗が分かれる形となっています。

> 小型のビジネスジェット機は、企業の経営者や富裕層の間で、需要が高まっていて、ホンダは、今後、市場の拡大が見込める中国や東南アジアで販売を強化していくとしています。

<参考=「ホンダジェット 出荷数が倍増 初の世界トップに」(NHK)>
<消滅・18/03/01>


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/05/28 (Mon) 19:29

副題=ホンダジェット:新型機「ジェットエリート」を公開(毎日新聞、5月28日)

 こんばんは。


 売れてるようで、なんともうモデルチェンジしました。


> 航空機事業を手掛けるホンダの米国子会社「ホンダ エアクラフト カンパニー」は28日、最新の小型ビジネスジェット機「ホンダジェットエリート」を公開したと発表した。従来機より航続距離が約17%延び、約2661キロの飛行が可能。空気取り入れ口の改良により室内の静音性も向上した。


> 機体色はアイスブルーなど3色を追加した。スイス・ジュネーブで28~31日に開催のビジネス航空ショーに展示し、北米と欧州で525万ドル(約5億7000万円)で販売する。藤野道格社長は「性能、移動効率、環境について新たな価値の創造を追求し続ける」とのコメントを出した。(共同)

<参考=「ホンダジェット:新型機「ジェットエリート」を公開」(毎日新聞、5月28日)>
<消滅・18/06/12>


NO.956 国民性調査:「他人の役に」45%「自分のことだけ」超え(毎日新聞)<起稿 磯津千由紀>(14/10/31)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/10/31 (Fri) 07:25

 おはようございます。


 かつて日本では広まらないといわれていたボランティアが、阪神淡路大震災以降、激増しました。
 私事になりますが、掛川市の茶室に詰めているのも、小学校に茶道体験をさせに行っているのも、明後日の掛川市文化協会芸能祭の司会をするのも、ボランティア若しくは僅か(昼食代で消える)な謝礼でやっています。
 私が、明日の掛川市防災リーダー養成講座のスタッフを務めるのも、ボランティアです。
 考えてみれば、日本人は昔から「親切」でした。

 しかし、私も含めて、努力しても報われないと感じてる人の増加は、日本社会の文化が失われつつあることを危惧させます。

> 「他人の役に立とうとする日本人が増えている」と感じる人が半数近くに達したことが30日、文部科学省所管の「統計数理研究所」が発表した「2013年日本人の国民性調査」で分かった。同研究所は「東日本大震災などでボランティアが活躍する姿を見てそう感じる人が増えているのだろう」とみている。一方、「努力しても報われない」と悲観しながらも「将来は幸せになる」との願望を抱く若者像も浮かんだ。

> 調査は1953年から5年に1度実施。今回は20歳以上85歳未満を対象に6400人を無作為抽出し、面接方式で3170人から回答を得た。

> 自分も含めた周囲の人について「他人の役に立とうとしている」と感じる人は45%。前回(08年調査)より9ポイント増えた。逆に「自分のことだけに気をくばっている」と感じている人は42%で、前回より9ポイント減。78年にこの質問項目を設けて以降、初めて「他人の役に立とうとしている」と感じる人の割合が上回った。

> 「努力しても報われない」と考える人は26%で、88年調査より9ポイント増。特に20、30代の男性はいずれも88年より1.5倍増の約4割を占めた。一方、将来の見通しについて「人々は幸福になると思う」と感じる人は27%にとどまるが、20代は42%と多かった。同研究所は「今は苦しくても将来は良いことがあると期待する『自己高揚』傾向の表れではないか」と分析する。

> 「もう一度生まれ変わるとしたら日本か他国か」も質問。「日本」を選んだ人は83%(前回比6ポイント増)と8割を超えた。前回54%で他の年代より低かった20代男性が今回は75%にまで増えた。日本人の長所(複数選択)を聞いたところ「勤勉」「礼儀正しい」「親切」が上位を占め、それぞれ7割を超えた。【三木陽介】

<参考=「国民性調査:「他人の役に」45%「自分のことだけ」超え」(毎日新聞)>
<消滅・削除・14/12/03>


NO.957 スマートウオッチ、正直なところ、どうですか?(PC Online)<起稿 磯津千由紀>(14/10/31)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/10/31 (Fri) 07:45

 おはようございます。


 日本語でメールを読めるようになるまで、私は買わないですね。(巨大でも許容)

> Android Wearのスマートウオッチ「LG G Watch」をまだ評価しています。その大きさや面倒さゆえにときどき、普通の腕時計に戻したくなることがあります。たとえば、飛行機にのる場合などです。というのは、スマートフォンだけでなくスマートウオッチも「フライトモード」のオンオフをするのが結構面倒だからです。せめて、再度オフにするのは手動でもかまわないので、フライトモードのオンぐらいはスマートフォンと連動してほしいところです。大きさが気になるのは、たとえば、スーツケースに荷物を詰めるときや、PCに拡張ボードを取り付けするようなときです。普通の腕時計のときにはあまり気になりませんでしたが、スマートウオッチは大きくて、作業中にどこかに引っかかることが少なくありません。

> 自宅にいるとき、筆者は、腕時計をすることはありませでした。なぜなら自宅にはあちこちに時計があるし、手首にバンドの感覚があるのが煩わしく感じるからです。しかし、スマートウオッチの評価で自宅でもずっと手首にはめたままにしていると、便利なこともあることに気がつきました。Bluetooth 4.0 LEは、低消費電力ながら、わりと到達距離があるようです。見通し範囲ならば、自宅マンションの端から端ぐらいまでは電波が届くようだし、壁の陰でも届くところもあります。スマートフォン本体を充電する場所をうまく設置すると、自宅内では、スマートウオッチのみで用が足りることも多く、かなり便利な感じです。

> カップ麺を作るときでも、「タイマーを3分に設定」でできあがりを教えてくれます。料理するような場合には、結構便利な感じです。ただ、すでに自宅には、スマートフォンやタブレット、さらにはPCなども多数あるのに、特定のスマートフォンとしか接続できないというのはちょっと不便です。たとえば、キッチンなら防水のタブレットといった使い分けが可能なぐらい、タブレットの低価格化はすすんでいて、一人でスマートフォンとタブレットの両方を持っている人も少なくありません。もちろん、外出中はスマートフォン1つだけという人もいるでしょうが、自宅などの環境を考えると、一番手近にあるデバイスと連動してくれると便利な感じがします。

> スマートフォンには、電話の契約があるので、SIMカードなどを装着した1つのハードウェアが特定されてしまいます。ですが逆にSIMが入らない機器は、一人が何台、同時に利用してもかまわないはずです。

> スマートウオッチには、音声入力というユーザーインタフェースがあり、たんなるスマートフォンのセカンドディスプレイとは違います。いわば、マウスやキーボードの同類といってもいいかもしれません。だとすれば、そばにある機器に接続してくれてもいいでしょう。実際にできないこともないのですが、Bluetoothの接続が早い者勝ちとなるために、これまで接続していたスマートフォンと切断して別の機器と再度接続しなければなりません。場合によっては、再度ペアリングする必要もあります。できれば、複数の機器と接続可能にしておいて、自由に切り替えることができるようになると便利でしょう。実際、ヘッドホンやヘッドセットには、複数の機器と同時にペアリング状態を保っておける機器があります(通話や再生はその中の1台のみになりますが)。

> 後述するように手首の位置は、ウェアラブルデバイスにとって重要な位置です。その位置に置かれるデバイスには、近くにあるさまざまなデバイスに接続して利用できるような「汎用性」があってもいいのではないかと思っています。


> 手首は誰のモノ?

> いろいろと意見もあるようですが、筆者は、ウェアラブルデバイスの「一等地」は手首だと思っています。これ以上ウェアラブルデバイスにとって有利な場所はありません。もちろん、なにも表示せず、操作もしないデバイスならば、その他の場所でもいいのでしょうが、ユーザーに情報を伝達し、操作するのに「手首」以上の場所はありません。「メガネ」という意見もあるでしょうが、世の中にはメガネをしていない人もいます。初めてメガネをかけたときのことを思い出すと、普段メガネをしていない人に常時メガネをかけさせるのには無理があります。とはいえ、メガネの位置はウェアラブルデバイスの次の候補地にはなると思います。

> 手首に装着するとなると、少なくともすでに普及している「腕時計」以上でなければなりません。時刻を見るのに操作が必要では、腕時計の代用にはなりません。その上で、どれだけ便利な機能を提供するかという点につきるでしょう。ある意味、ウェアラブルデバイスは手首に装着するなら現時点では「時計」であらねばならないのです。もちろん、何十年も経過してスマートウオッチが当たり前となった世界では、時計である必要はないのかもしれません。また、最近では、腕時計をしない若者が多いと聞きますが、就職するなどして仕事をするようになると、おそらく悠長にスマートフォンで時刻を見るなんてことができないことや、あからさまにスマートフォンを見るのが相手に失礼にあたる場面もあるので、腕時計を使うことになると思います。ある意味、ウェアラブルデバイスは、腕時計に勝って、その場所を取り上げる必要があるのです。

> そうなると、やるべきことははっきりとしています。まずは、時計としての機能充実と、腕時計を越える機能や使い勝手の提供です。機能については、スマートフォン側の機能を利用する「アプリ」に期待でき、時計としての機能の充実は、「ウオッチフェイス」アプリと呼ばれる時計表示アプリで対応可能でしょう。しかし、時計を越える使い勝手の実現は、少し道のりが遠そうです。たとえば、筆者が普段使っていた腕時計は、俗に「ソーラーウオッチ」と呼ばれるもので、電池交換の必要がなく、明るい方に文字盤が向いていれば、部屋の蛍光灯でも充電してくれました。このため、バッテリ交換(やねじ巻き)といった日常的なメンテナンスには何も関わる必要がありませんでした。また、電波時計でもあったので、時刻合わせの必要もありません。ユーザーが行うのは、自分で腕に付けるぐらいで、あとは何もする必要がなかったのです。

> スマートウオッチが戦うのは、こういう「使い勝手」です。現状では、難しい部分もあるでしょう。しかし、腕時計に「勝つ」ためには、ここまでできないと難しいでしょう。あるいはバッテリ交換まで、2~3年という期間にまで到達できるかです。この程度であれば、実際にそういう腕時計もあるので、問題にはなりません。サイズに関しては、現在のものが上限でしょう。ダイバーウオッチなどで大型の腕時計もあるので、比較は難しいですが、もう少し小さくなってほしいところです。

> そう考えると、現在のスマートウオッチに求められているのは、CPU性能と機能のバランスでしょう。高い機能を必要とするなら高性能なCPUが必要で、消費電力も増え、バッテリが大きくなり、サイズも増大します。これに対して、CPU性能を押さえれば、バッテリの小型化や長時間動作が可能になります。しかし、CPU性能が低くなると、できることに限界ができてしまいます。

> Android Wearの問題点の1つは、比較的高い性能のCPUが必要になる点です。他のスマートウオッチでは、それほど高い性能のCPUを搭載していないことも少なくありません。たとえば、カシオなどの時計メーカーが販売しているBluetooth対応の腕時計は、Android Wearのように高機能ではありませんが、太陽電池で動作しているものがあります。たとえば、EQB-500Dなどです。Bluetooth経由でスマートフォンから正確な時刻を得られるため、電波時計になっている必要がなく、一日一回の電波受信を待つ必要もありません。携帯電話の着信通知などもなく、スマートウオッチといえるかどうか微妙なところですが、少なくとも時計の電池を心配する必要はなさそうです。こうした超低消費電力動作が可能なのは、利用しているプロセッサが超低消費電力で、時計全体としても低消費電力だからです。なので、モーターで針を動かしても、太陽電池で駆動可能なのです。

> また、同じカシオのスマートウオッチ製品では、携帯電話側からのさまざまな通知が可能ですがバッテリ寿命は2年ほどあります。その代わり、音声によるコマンドも実行できないし、時計側でできることは限られていて、文字盤が全面液晶というわけでもありません。

> では、これを買いますか? と聞かれるとその点ではノーです。ある程度の機能があるとはいえ、腕時計というカテゴリーを脱していないからです。普通のソーラー電波腕時計でも時計としての性能に変わりがなく、あとは、限定された通知の表示やリモコンとして利用できるだけだからです。いま気に入って使っている腕時計を永久に置き換えるには、やはり「強力」な理由が必要でしょう。

> スマートウオッチに求められるのは、使い勝手と機能の妥協点というバランス感覚なのではないかと思います。いまのところ、機能的には腕時計に勝っているのですが、使い勝手の点では、腕時計に劣る部分があるからです。使い勝手で腕時計に追いついてこそ、機能の違いが、どちらを選ぶかの理由になるわけです。

> 現時点での「落としどころ」は、たとえば、スマートウオッチ上で動作するウオッチアプリをあきらめてでも、CPU性能を落としてバッテリ寿命を延ばすことだったと思えます。スマートフォン側のソフトウエアと連動したり、スマートフォン側にコマンドを送るのには、それほどのCPUパワーは必要ありません。組み込み向けのもう少し非力なプロセッサでも十分可能でしょう。ですが、現在のAndroid Wearは、アンドロイドをベースにスマートウオッチ側でもアプリが動作できるような構造になっていますが、そのために高性能なプロセッサを使う必要があります。

> もちろん、プロセッサもバッテリも表示デバイスも年々進歩します。このため、落としどころはゆっくりではあるでしょうが、1つのところにとどまっているわけではありません。今年の最適バランスと来年の最適バランスは違ったところになるでしょう。今はウオッチ側でのアプリ実行の負荷が重くても、そうならない時期は必ずやってきます。ただ、それは今ではないし、来年でもなさそうです。個人的には、ウオッチ側にスマートフォンに搭載するようなアプリケーションプロセッサを搭載するのはあと2年ほど先なのではないかと思います。そういう意味では、まだどこのメーカーにも、参入のチャンスはあるのではないかと思われます。

> ですが、現実の「競争」を考えると、Android Wearのように先行してプラットフォームを提供することにも意味はあります。アプリの開発を早期にスタートさせることができるからです。なので、来年発売の商品を早々と発表するメーカーもあるわけです。

> 現在のスマートウオッチは、そういう意味でまだ実験段階にあり、他人に見せて優越感に浸る以上の見返りはないのかもしれません。もし、スマートウオッチに興味があったとしても、少し様子を見ても問題ないでしょう。もちろん、今買って、人に自慢したいというのであれば、それはそれでかまわないんですが。


> 著者プロフィール
> 【塩田紳二(しおだしんじ)】
> フリーランスのテクニカルライター。雑誌編集者、電機メーカー勤務を経て、現職。ITや通信、ハード、ソフトなどデジタル技術全般の解説などを雑誌、Webサイトなどに執筆。1961年生まれ。コンピュータとのつき合いは、いわゆるマイコン時代から。ラジオ少年がマイコン少年になり、以後、成長が止まったまま。座右の銘は「漁夫の利」。主な著書には、「図解 携帯電話の技術とサービス」(技術評論社)、「コンピュータの名著・古典100冊」(共著。インプレス)などがある。

<参考=「スマートウオッチ、正直なところ、どうですか?」(PC Online)>
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