みんながパソコン大魔神
雑談<NO.149>

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総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.150
1684 ファンタジー嫌った高畑勲さん(毎日新聞,5月1日) 磯津千由紀 18/05/01
1683 今日4月28日のブラタモリは京都・東山 磯津千由紀 18/04/28
1682 アマゾンジャパンのWebサイトが落ちてる 磯津千由紀 18/04/28
1681 医療プレミア:高たんぱく質食、高齢男性の筋肉増につながらず(毎日新聞、4月15日) 磯津千由紀 18/04/26
1680 誰かを憎んだことありますか ドイツ人映画監督の「決断」に思う(毎日新聞,4月11日) 磯津千由紀 18/02/26
1679 統合失調症:実は「痩せ」と相関 藤田保健大が遺伝子解析(毎日新聞、4月5日) 磯津千由紀 18/04/25
1678 <衣笠祥雄>死去の報 シバケン 18/04/24
1677 掛川の「花まつり」は4月21日(土) 磯津千由紀 18/04/22
雑談NO.148

NO.1677 掛川の「花まつり」は4月21日(土)<起稿 磯津千由紀>(18/04/22)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/04/22 (Sun) 00:00

 こんばんは。


 花まつりは普通は灌仏会(4月8日)に行なわれるが、掛川では、多分歩行者天国の都合だと思うが、他のイベント(けっトラ市)に合わせて、4月21日(土)に行なわれた。

 4月20日(金)の徹夜明けの災害VC掛川総会とあつみクリニックの翌日で、酷く眠かったが、母も見たいというので、母の送迎で見に行ってきた。
 と言っても、会場(歩行者天国)は私には無理なので、白象の目的地である掛川城三の丸広場に行っただけであるが。

 軽量のミラーレスカメラのキヤノンEOS M2と、マウントアダプタと、タムロン18~270mmVC PZDを持って行った。後述のように、此れは失敗だった。

 1022三の丸広場で母車を下車。母は、けっトラ市と花まつり会場へ。
 ベンチに座る。日射が暑い。
 「天守閣と躑躅」や「新緑の天守閣」等を撮って時間を潰すが、直射日光でカメラの背面LCDファインダが殆ど見えない。重くても、接眼ファインダのカメラを持ってくるべきだった。
 1109白象が来た。
 ファインダが殆ど見えず、失敗写真しか撮れなかった。
 1117白象は去った。

 待てども母は来ず、喉カラカラ、眠い、暑い。
 1149やっと母車が来た。

 帰宅して昼食後、転寝。


NO.1678 <衣笠祥雄>死去の報<起稿 シバケン>(18/04/24)


【シバケン】 2018/04/24 (Tue) 14:35

イヤ、
特段のファンでもありませんですが。

実は、
誕生日=1947年1月18日

ン<!>と。
実は、当方、同年、1月11日でして、僅かなれどの、先輩怪と。

イヤ、
強面の人相故、軽くの、年上と、思てたですが。

加えての、京都出身で平安高校<現龍谷大学附属平安高校>であるの程度、承知してたです。

で、
平安高校なるは、京都では、野球の強い高校。
最近では、その座を他に譲ってるですが。

イヤ、
下記<参考>の、横浜球場での、DeNA-巨人戦のテレビ中継<4月19日>は、見てたです。
巨人戦故で。

イヤイヤ、
5対0で、巨人は負けたですが。

その時、ンの、解説者衣笠<敬称略>であるは、分かったですが、声がかすれてましての、元気無く。
体調崩してるは分かったですが。

それでも、球場に足運べてるし、解説の仕事受けてるが故、大した事、無いの哉と、思てたですが。

大腸癌で、24日に亡くなるとはと。

合掌


<参考=「“鉄人”衣笠祥雄氏が大腸がん死去、19日まで仕事」(日刊スポーツ)>


【FH】 2018/04/24 (Tue) 15:15

シバケンさん こんにちは。

シバケンさんがお書きのURLにも23日に死去と・・・。
ココ↓でも23日になってますねえ。

<参考=「“鉄人”衣笠祥雄氏が死去 71歳 2215試合連続出場 国民栄誉賞も受賞」(Yahoo!ニュース)>
<消滅・18/05/01>

24日は広く知らされた日かもしれませんね。

それにしましても71歳は若すぎます。


【シバケン】 2018/04/24 (Tue) 15:33

FHさん、こんにちは。

オッとの、
そですねえ。
23日が正解ですねえ<汗>

諸般、話の経緯ありますので、修正せず、そのままにしておくです。


イヤ、
当方的、諸般、この辺りの年齢の方、亡くなると、気分悪く。


【されど】 2018/04/24 (Tue) 16:59

一つの予告アナウンス!

まもなく、参りますと。

とするなりと。


【シバケン】 2018/04/24 (Tue) 18:03

特段の、ファンでもなく。

まだ、そこまでの気もなく。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/04/24 (Tue) 19:23

 こんばんは。


 私は覚えていませんが昭和39年、夏の甲子園で掛川西高と平安高が対戦、平安高の中心選手が衣笠氏だったそうです。

 ご冥福をお祈り申し上げます。


【シバケン】 2018/04/24 (Tue) 20:56

磯津千由紀さん、こんばんわ。

昭和39年<1964年>。
衣笠選手、高校3年生ですねえ。
早行きですので、17歳。


【シバケン】 2018/04/25 (Wed) 08:14

副題=モ1人の解説者は、槙原寛己氏

イヤ、
テレビ中継の解説者は衣笠祥雄氏と、モ1人は、誰であったの哉と。

イヤ、先刻、テレビで、やってたです。
元巨人の投手、槙原寛己氏<54歳>でしたです。


NO.1679 統合失調症:実は「痩せ」と相関 藤田保健大が遺伝子解析(毎日新聞、4月5日)<起稿 磯津千由紀>(18/04/25)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/04/25 (Wed) 23:10

 こんばんは。


 統合失調症患者には肥満が多いので、てっきり、遺伝的なものと思ってました。


> 統合失調症には肥満の患者が多いとされるが、体形に関する遺伝子を調べると、むしろ「痩せ傾向」の遺伝子を持っている人が多いとの研究成果を、藤田保健衛生大(愛知県豊明市)などの研究グループが発表した。4日付の国際医学誌「サイコロジカル・メディシン」電子版に掲載された。肥満は生まれつきの体質でなく、薬の副作用や生活習慣などが要因である可能性が高いことを示す成果で、今後、薬や治療法の開発、生活指導などに生かせるという。


> この病気は幻覚や妄想の症状が特徴的で原因は分かっていない。

> 同大の池田匡志准教授(精神神経科学)と名古屋大付属病院の田中聡助教(精神科)らは、白人とアジア人の患者・非患者計約8万7800人の遺伝子データを基に調べた。その結果、肥満度を示す体格指数(BMI)が低い「痩せ傾向」に関わる遺伝子とこの病気に関係する遺伝子との間に、関連性が確認できたという。

> 研究グループによると、20世紀前半にドイツのクレッチマー医師が自らの診療経験からこの病気と痩せ形の関連性を指摘したが、科学的根拠は乏しいとされてきた。現在の医療現場では患者に肥満の人が多いことが課題とされる。池田准教授は「肥満が遺伝的な体質でなければ、体重をコントロールできる可能性が広がる」と指摘。その上で「あくまで遺伝子解析の結果。もともと太っていればこの病気のリスクが下がるということではない」と説明している。【太田敦子】

<参考=「統合失調症:実は「痩せ」と相関 藤田保健大が遺伝子解析」(毎日新聞、4月5日)>


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/04/25 (Wed) 23:33

副題=統合失調症と誤診された“幻聴とけいれん”の正体 医をめぐる情景 上田諭(毎日新聞「医療プレミア」、4月5日)

 こんばんは。


 殆どの医師が、誤診すると思います。


> 映画「彼女が目覚めるその日まで」(2016年)

> 幻覚や妄想、躁(そう)うつなどの症状を、統合失調症に代表される精神病と診断するときには前提がある。それは、症状の原因となる身体疾患がないことだ。身体的な病気でも、精神病そっくりの症状が出ることがある。治療法があり短期間で完治できる身体疾患を、もし誤って統合失調症と診断したらどうなるか。治癒しないまま、間違った治療をずっと続けることになる。

> 統合失調症は、10代後半から20代の人を中心に発症する精神疾患で、原因はわかっていない。完治しづらく、生涯にわたり服薬と生活支援が必要になることが多い。

> 映画「彼女が目覚めるその日まで」は、21歳の女性に起こった「精神についての診断」をめぐる、実話に基づいた物語である。


> 原因不明のけいれんや幻聴に襲われたスザンナ

> ニューヨークの新聞社で記者生活を始めたスザンナは、ある時から体調や周囲の様子がふだんと違うように感じる。それは次第に不気味な感じに変わり、誰かにいつも見られていると感じ始める。何にも集中できない。医師を訪ね、診察や頭部MRI検査を受けるが、異常はないと言われる。しかし、症状は治まらない。

> 夜、自宅の水道の蛇口から水音が聞こえ、蛇口に向かって「静かにしてよ」と怒鳴る。街では人や車の音が耳に響き、道路に座り込んでしまう。大事なインタビューの途中に笑い出し、相手を怒らせてしまう。周囲に「二日酔いだ」「ドラッグのせい」と怪しまれる。

> まもなく、全身けいれんを2度起こす。てんかんを疑われ、脳波検査を受けるも正常で、原因は見つからない。アルコールやドラッグについて聞かれ、スザンナは否定する。それでも医師は、母に「遊びすぎです。若者によくあること」と説明する。母は納得できない。

> 職場で仕事中に突然叫び、怒鳴り散らす。両親と食事していると悪口が聞こえる。「いま私をわがままな娘だと言ったでしょ」と母を責め、物を投げつける。父が近づくと「誘拐される」とおびえる。

> 父の強い希望で入院するが、スザンナは医師に、「テレビに映っている人に悪口ばかり言われる」「全員が私のうわさをしている。はっきり聞こえる」と真剣に話す。逃げ出そうとして体を拘束され、縛られた四肢をばたつかせて「助けて!」と絶叫する。やがて体が硬直し、言葉もうまく出せない状態になってしまった。


> 統合失調症と診断する医師に父親は強く抵抗

> 病院の医師たちの診断は、統合失調症だった。統合失調症の初期には、周囲が不気味に感じられ、音や声に過敏になる。現実にはない声が幻聴として聞こえたり、自分のことを周囲がなにか言っていると感じたりする。感情も不安定になりやすい。スザンナの症状は、これらによく一致していた。なにより、診断の前提となる「身体的原因が何も見つからなかったこと」が大きかった。

> 医師たちは、精神科病院に転院するよう両親に勧める。「検査では原因は何も見つからない。身体的には健康だ」。しかし父は、「けいれんの原因は何だ? これまで一度もなかった」と疑問を呈し、転院を拒否して医師たちに迫る。「答えを探すのが君たちの仕事だろう」

> 医師の1人が、恩師で今は現役を退いたナジャー医師に診察を頼む。ナジャー医師は、ていねいに問診と検査をし、スザンナの脳に炎症があることをみつける。脳組織を調べた結果、まだ世界で200余りしか例のなかった「抗NMDA受容体抗体脳炎」という「脳神経の病」であることがわかった。

> 異物を排除するはずの免疫が、自分の脳を攻撃してしまう「自己免疫性疾患」だった。治療でスザンナは快方に向かい、7カ月後、仕事に復帰する。

> 医師たちが当初間違えた診断。彼らは、幻聴など精神病症状の出た患者で、身体的原因をみつける検査に異常がなかったので統合失調症と信じた。それは「医学の常識」としては正しかったが、医学知識は日々変化している。

> 身体的原因といっても、すでにわかっている医学的知識が基になる。解明されつつある病気や未知の病気を見いだす検査はない。スザンナがかかったのは精神病ではなく、統合失調症とよく似た初期症状を多く示す、発見されて間もない「身体(脳神経)の病」だったのである。


> 「抗NMDA受容体抗体脳炎」患者の8割は女性

> 医師を正しい診断に導いたのは、「けいれんは一度もないのにおかしい」という父親の直感だった。ただ検査結果を見ていた医師に対し、父は娘の生きた21年を見ていたといえるかもしれない。医学の専門性が若い女性を精神科病院に追いやり、その人生を壊しかねなかったのだ。

> 抗NMDA受容体抗体脳炎は今や、治療可能な脳神経疾患としてよく知られている。患者の8割は女性で、根治療法があり、75%は回復するが、4%は死に至るというデータがある。日本でも軽症患者を含め、若い女性を中心に年間500~1500人ほど発症していると推定される。2017年には患者とその家族の交流会も開かれた。

> 初期に精神症状が目立つため精神科を受診する人が多い。統合失調症との見分けが重要なのは、いまも変わっていない。

> (敬称略)

> メモ:ニューヨーク・ポスト紙のスザンナ・キャラハン記者が24歳(2009年)の時にかかった病気の経過を記した著書「脳に棲む魔物」(KADOKAWA/角川マガジンズ、14年)を原作とするカナダ・アイルランド合作映画。ジェラルド・バレット監督。スザンナを演じたのは、映画「キック・アス」などハリウッドで多数の出演作があるクロエ・グレース・モレッツ。作中スザンナを治療したナジャー医師はその後、世界初となる自己免疫脳疾患専門の診療所を開いたという。日本では17年12月、同じ疾患を扱った日本の原作(中原尚志、麻衣共著)による映画「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」(土屋太鳳主演、瀬々敬久監督)と同日に公開された。現在も一部地域で公開中。劇場はKADOKAWAのサイト(http://www.kadokawa-pictures.jp/official/kanojo/theater.shtml)で確認を。


> 上田諭

> 東京医療学院大学教授

> うえだ・さとし 京都府生まれ。関西学院大学社会学部では福祉専攻で精神医学のゼミで学ぶ。卒後、朝日新聞に記者で入社したが、途中から内勤の編集部門に移され「うつうつとした」日々。「人生このままでは終われない」と、もともと胸にくすぶっていた医学への志向から1990年、9年勤めた新聞社を退社し北海道大学医学部に入学(一般入試による選抜)。96年に卒業、東京医科歯科大学精神神経科の研修医に。以後、都立の高齢者専門病院を中心に勤務し、「適切でない高齢者医療」の現状を目の当たりにする。2007年、高齢者のうつ病治療に欠かせない電気けいれん療法の手法を学ぶため、米国デューク大学メディカルセンターで研修し修了。同年から日本医科大学(東京都文京区)精神神経科助教、11年から講師、17年4月より東京医療学院大学保健医療学部教授。北辰病院(埼玉県越谷市)では、「高齢者専門外来」を行っている。著書に、「治さなくてよい認知症」(日本評論社、2014)、「不幸な認知症 幸せな認知症」(マガジンハウス、2014)、訳書に「精神病性うつ病―病態の見立てと治療」(星和書店、2013)、「パルス波ECTハンドブック」(医学書院、2012)など。

<参考=「統合失調症と誤診された“幻聴とけいれん”の正体 医をめぐる情景 上田諭」(毎日新聞「医療プレミア」、4月5日)>


NO.1680 誰かを憎んだことありますか ドイツ人映画監督の「決断」に思う(毎日新聞,4月11日)<起稿 磯津千由紀>(18/04/26)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/04/26 (Thu) 19:44

 こんばんは。


 此れが日本人の国民性というものでしょうか。


> 原爆投下や原発事故を巡って外国人からこう指摘されることがある。「日本人はもっと加害者を、責任者を憎んでもいい。なぜそんなにおとなしいのか?」。私たちは誰かを、もしくはある国を憎むという意味を、その影響を心底分かっているのだろうか。「憎しみ」をテーマにした映画を撮ったドイツ人の映画監督、ファティ・アキンさん(44)と、社会学者、大澤真幸さん(59)と共に考えた。【藤原章生】


> アキンさんの新作「女は二度決断する」(14日から全国で上映)は、ドイツ人女性が主人公。思慮の浅いネオナチのカップルによる爆破テロで、トルコ系移民の夫と幼子の命を一瞬にして奪われる。自殺未遂を起こすまで追い込まれた彼女の苦境、証拠不十分で容疑者に無罪判決が言い渡される法廷、そして彼女自身の手による「決着」--が描かれる。

> 彼女が苦悩の末に導き出した結末を、アキンさんは撮影前から決めていたという。

> 「家族を奪われた後、彼女には幾つもの選択肢があった。苦しみから逃れる自殺。再婚などでもう一度、母になる道。上告して再び法の裁きを求める機会。そして、ネオナチのカップルを殺し、自分は生き延びることもできた。でも彼女は罪を抱えることを選ばなかった」

> 結末の評価は人によって分かれるだろう。アキンさんは「彼女の人生での決断であって、皆に奨励しているわけではない」と語る。私には、彼の中にある積年の憎しみが映画の底に隠れているように思えた。憎しみと報復心を抱いた者だからこそ撮ることができた、と。

> 冷戦が終わりドイツが統一された1990年、トルコ系ドイツ人のアキンさんは17歳だった。東西統一を喜ぶ間もなく「すぐにも差別が強まる」と悟った。「ネオナチが、トルコ系の市民の家に小型爆弾を投げ入れたのを目撃した。誰かが自分を攻撃してくる、トルコ系だから、黒髪で目が茶色いという理由だけで殺されるレイシズム(人種差別主義)の恐怖にさいなまれた」

> その恐怖から逃れようとしたのか。アキンさんはギャングの一員になったこともある。幸いにして映画界へと歩み「憎しみや怒りを作品にぶつけられるようになった。アートが自分の怒りを制御する手段になった」。それでも憎しみと恐怖の間には密接な関係がある、という考えは消えない。「例えば自分の子どもが性的な被害に遭ったらと想像するだけで恐怖が顔を出す。その恐怖には必ず憎しみがついてくる。だから自分には憎しみがあると認めねばならない。自分には憎しみはないと言う人がいるとすれば、それは偽善者だ」

> アキンさんの言葉には説得力がある。個人としてはそうかもしれないが、集団としての憎しみはどうなのか。第二次世界大戦当時、民族として日本人はいわばレイシズムの加害者であり、被害者でもあったが、ナチス・ドイツの虐殺に遭ったユダヤ人ほどの憎しみを抱えてこなかった。私たちはアキンさんが言うように単なる「偽善者」なのか。

> 著書「憎悪と愛の哲学」で日本人の憎しみの薄さを論じた大澤さんにその疑問を投げ掛けた。「アイデンティティーや信仰、世界観など、自分にとって一番大事なものが侵された時に憎悪は強まる。でも歴史を見ると日本人同士の紛争は領地争いが主だった。『相手も折れたから、折れなさい』という第三者の仲裁や、互いのメンツを立てる形などで解決してきた。そのような国民性だから、戦いの後に憎悪が少し残っても復讐(ふくしゅう)心をいつまでも抱くことはなかった」

> 50万人もの市井の人々が空襲や原爆で命を落とした太平洋戦争はどうか。「アメリカから見れば、民主主義に対する脅威と戦うという価値観を懸けた面があったが、日本人は『鬼畜米英』と言いながらも利害の戦いと見ていた。だから、米国に対する真に深い憎悪には至らなかった」

> 大澤さんは新作「サブカルの想像力は資本主義を超えるか」の中で、日本人の憎悪の薄さに驚いた経験を吐露している。終戦数カ月後に米国によって行われたアンケートの結果を見た時だった。「原爆投下に対して、アメリカに憎しみを感じますか」との問いに「憎悪を感じる」と答えた日本人は12%。<広島・長崎で調査しても、19%にしかならない。つまり5人に1人です。これはやはり驚きます>。一晩で10万人が亡くなった東京大空襲についても研究者は似た話をする。

> 何事も憎まない方がいい。水に流す--。日本人の特性としてよく語られることだが、「そこが日本人の問題」と大澤さんは指摘する。「他者への憎しみが弱いと、自己批判をしなくなるからだ。アメリカへの憎悪は自分たちへの反省、自己嫌悪として跳ね返ってくる。それは自分たちの弱さを乗り越える契機にもなり、批判力になるのだが、日本人はそこをすっ飛ばしてきたのではないか」

> その説明を聞くと、映画監督の伊丹万作が終戦1年後に記した言葉を思い出した。<(国に)「だまされていた」という一語の持つ便利な効果におぼれて、一切の責任から解放された気でいる多くの人々の安易きわまる態度を見るとき、私は日本国民の将来に対して暗澹(あんたん)たる不安を感ぜざるを得ない>

> 憎しみを抱えないためには、自分をごまかすしかない。「(戦争は)『負けるべくして負けた。もともとこんな腐った国は、自ら負けようと思っていたのだ』と考えると、恨みも出てこない」。日本人の多くが自らを欺いたと大澤さんはとらえている。

> そのような生き方は「飢餓海峡」「砂の器」「人間の証明」など、高度成長期に映画化されたベストセラー小説の主人公に投影されている、と大澤さんは指摘する。彼らは戦後の混乱期に、生きていく上で、成功を目指す中で決定的な「ごまかし」をしている。「そのようなごまかしが、日本人の集合的無意識に触れたからヒットしたのではないか」と分析する。

> 憎しみはやっかいな感情でもある。いくら「なかったこと」にしても精神状態が悪くなればぶり返す。個人ですらそうなのだから、敗戦時の「ごまかし」で消し去ったはずの憎悪が再び噴き出すことはないのか。

> 大澤さんは「嫌な予感がしますね」と応じ、こう続けた。「これまではアメリカに愛されているという前提があったから、憎しみが抑えられてきた面はある。だが、期待するほど愛されていないと分かった時にどうなるか。例えば、トランプ米大統領が関税引き上げによる輸入制限を打ち出したり、北朝鮮との対話を進めたりする中で、日本は全く考慮されていない。そんなことがさらにあからさまになれば、日本人は自己喪失感にさいなまれ、相手を憎むようになるかもしれない」

> そうならないために、大澤さんは「日本人が自信を持つしかない」と強調する。でもどうやれば?

> 「憲法の問題でも、北朝鮮の非核化でも、アメリカの属国という立場でなく、自ら課題を克服していく。それには胆力が必要だが、そういう成功経験が一つでもできれば、真の意味で憎しみを乗り越えられる」


<参考=「特集ワイド:誰かを憎んだことありますか ドイツ人映画監督の「決断」に思う」(毎日新聞)>


NO.1681 医療プレミア:高たんぱく質食、高齢男性の筋肉増につながらず(毎日新聞、4月15日)<起稿 磯津千由紀>(18/04/26)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/04/26 (Thu) 21:41

 こんばんは。


 蛋白質のサプリメントのサンプルが幾つも送られて来、サプリメントは兎も角、高蛋白は医学的に有効なのかと思ってましたが、少なくとも高負荷の運動を行なわぬという条件では効果がないようです。


> 「筋肉量を維持するには、たんぱく質の摂取量を増やせばよい」と考える高齢男性は少なくないだろう。しかし、少なくとも筋肉トレーニングなどの習慣がない高齢男性では、たんぱく質の摂取量を増やしても筋肉量には影響しないことが、小規模なランダム化比較試験(RCT)で示された。このRCTの成績は「JAMA Internal Medicine」4月号に掲載された。

> このRCTは、米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院のShalender Bhasin氏らが実施したもの。その背景について、同氏は「食事で必要なたんぱく質の量や、高たんぱく質食の価値に関するエビデンスは極めて乏しいにもかかわらず、多くの専門家が高齢男性にたんぱく質の摂取量を増やすよう推奨している。そこで、推奨量を上回るたんぱく質の摂取によって筋肉量や筋力、健康状態が向上するのかどうか検証する必要があると考えた」と説明している。

> 対象は、身体機能に制限があり(簡易身体能力バッテリー;SPPBで3~10点)、1日当たりのたんぱく質の平均摂取量が0.83g/kg以下の65歳以上の男性92人。

> 対象者を、1日当たりのたんぱく質の摂取量を1.3g/kgに増やす高たんぱく質食群と米国医学研究所(IOM)の推奨量(0.8g/kg)とする群(対照群)にランダムに割り付け、6カ月間介入した。なお、両群で高強度の筋肉トレーニングや持久運動は行わないよう指示した。

> 6カ月間の試験を完遂した78人を対象に解析した結果、ベースライン時からの除脂肪体重(lean body mass;LBM)や筋力、身体機能の変化量は両群間に差がなく、高たんぱく質食によるこれらの測定値の改善は認められなかった。

> このRCTの成績について、専門家らは「驚くべきものではない」との見解を示す。

> 米ノースウェル・ヘルス・ハンチントン病院の栄養士であるStephanie Schiff氏は「減量や筋肉量の増加、疲労の軽減、全般的な身体機能の改善などには高たんぱく質食が有効だと考える人は少なくない。

> しかし、たんぱく質の取り過ぎは特に腎機能が低下した人には有害な場合もある。筋肉量を維持または増やしたいなら、たんぱく質の摂取とともにレジスタンス運動を行うことが不可欠だ」と指摘している。

> 一方、米レノックス・ヒル病院の栄養士であるSharon Zarabi 氏も運動の重要性を強調し、「運動とレジスタンス運動によって筋肉は作られ、増えた筋肉を維持するために適量のたんぱく質が必要となる」と説明。

> 「今回の研究では運動習慣への介入は行われなかったが、今後、筋肉量を増やすトレーニングによる影響について検討すべきだろう」と話している。

> (HealthDay News 2018年4月3日)Copyright © 2018 HealthDay. All rights reserved.


<参考=「高たんぱく質食、高齢男性の筋肉増につながらず ヘルスデーニュース」(毎日新聞「医療プレミア」)>


NO.1682 アマゾンジャパンのWebサイトが落ちてる<起稿 磯津千由紀>(18/04/28)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/04/28 (Sat) 17:26

 こんにちは。


 得べかりし利益は、如何ほどになるのだろうか。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/04/28 (Sat) 17:49

 こんにちは。


 いつのまにか復旧しました。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/04/28 (Sat) 18:11

 こんにちは。


 また落ちてます。


【シバケン】 2018/04/28 (Sat) 18:26

現在唯今、
ども無いですねえ。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/04/28 (Sat) 18:37

 シバケン様、こんばんは。


 当方で見ると、まだ落ちてます。

 分散サーバの1つが落ちてるのかしら。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/04/28 (Sat) 18:55

 追伸です。


 其れとも、ルータ障害等でインターネット網の一部が切れたのか。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/04/28 (Sat) 19:14

 こんばんは。


 サイトが丸ごと落ちたら被害が大きいので、サーバは多重化されてるでしょう。
 インターネット障害の可能性が大きい気がしてきました。


【シバケン】 2018/04/28 (Sat) 20:02

ハイ、
現在唯今、尚、どもないです。


NO.1683 今日4月28日のブラタモリは京都・東山<起稿 磯津千由紀>(18/04/28)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/04/28 (Sat) 20:18

 こんばんは。


 ブラタモリが復活しました。
 夕食開始直前に始まったので、番組終了後の報告となって仕舞いましたが、再放送は火曜日の深夜です。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/04/28 (Sat) 20:25

 追伸です。


 再放送日時は未定の由。
 因みに、4月21日の京都・銀閣寺の再放送は、5月1日の23:55から。


【シバケン】 2018/04/28 (Sat) 21:37

磯津千由紀さん、こんばんわ。

ブラタモリのアシスタントが替わったですねえ。

イヤ、
先刻、タモリのブラブラ足跡マップを見たです。

「京都、東山」ですので、祇園界隈と、申しますか、三条から、五条。
知恩院から、清水寺の範囲かと、想像してたですが。
東山の、北部ですねえ。

簡単には、銀閣寺、南禅寺界隈。
南禅寺の方なら、岡崎公園<動物園、京都会館等々>、蹴上、平安神宮、哲学の道があるです。
その辺りの話のよです。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/04/30 (Mon) 00:23

副題=BS11・5月1日22:00-23:00『京都 奏の移ろい 第1回「妙顯寺」』

 こんばんは。


 BSイレブンで、首記の番組があります。


> 様々な分野で活躍する全国のアーティストたちが、現代に息づく京都の寺社を訪れ、四季に移ろう庭園や伽藍をステージに、華麗なパフォーマンスを繰り広げます。
> 季節ごとに違った表情を見せる京都。その京都の寺社を舞台に、様々な分野のアーティストたちが華麗なるパフォーマンスを繰り広げる『京都 奏(かなで)の移ろい』。
> 第1回の舞台は、1321年、洛中における日蓮宗最初の道場として創建された妙顯寺(みょうけんじ)。
> 「四海唱導(しかいしょうどう)の庭」を舞台に、日本を代表する声優・野沢雅子の語りと世界的二胡奏者ジャー・パンファンのコラボレーションでお送りするのは、赤穂浪士の討ち入りを描いた『組曲 忠臣蔵』です。
> 隠れた桜の名所としても知られる日蓮宗の大本山・妙顯寺で、“義"に生きた男たちの、悲しくも誇り高い物語に酔いしれて下さい。

<参考=「京都 奏の移ろい 第1回「妙顯寺」」(BS11)>
<消滅・18/06/04>


【シバケン】 2018/04/30 (Mon) 01:12

磯津千由紀さん、こんばんわ。

>「妙顯寺」

知りませんでしたです。

地図を見ますと、「宝鏡寺」の近所。
「妙顯寺」の方が、広いよです。

イヤ、
「宝鏡寺」なるは、人形供養で有名でして。
そこになら、数度、行ってまして。
イヤ、人形供養して戴くがためです。
人形なるは、下手にゴミとして、捨てるも、気が退けまして。
但し、手数料が要るですが。


【シバケン】 2018/04/30 (Mon) 09:04

話、逸れるですが、
「シバケンの天国」で、「宝鏡寺」に触れた箇所を。

<参考=「単なる雑談NO.134」NO.1602 石清水八幡宮の話(3)

<参考=「不可思議の世界NO.3」56.伯父貴が逝きよった(5) 空海と役行者

<参考=「孫娘の話NO.6」NO.58 初節句の話(4) お雛さんの話(2)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/05/05 (Sat) 19:05

副題=今夜のブラタモリは、京都・宇治

 こんばんは。


 京都が続きますね。

 1930~2015NHK総合。

<参考=「#103 京都・宇治」(ブラタモリ)>


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/06/02 (Sat) 03:14

 こんばんは。


 京都・東山の放映内容に触れたWebページを見付けました。

<参考=「ブラタモリ#102「京都・東山」の再放送・見どころは?哲学の道や琵琶湖疎水で見たものは?」(見逃したテレビを見る方法)>
<消滅・18/08/26>


【シバケン】 2018/06/02 (Sat) 09:41

磯津千由紀さん、おはようございます。

要は、「U-NEXT」<有料・基本料金1990円/月>なるのに、申込みまして。
ですが、31日以内に解約なら、料金発生せず。

の手があると。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/06/02 (Sat) 16:07

 シバケン様、こんばんは。


 該記事は、視聴方法にも触れてますが、4月28日の放映の内容について述べております。


【シバケン】 2018/06/02 (Sat) 17:53

磯津千由紀さん、こんにちは。

4月28日の放映内容なら、下記<参考>が詳しいです。

<参考=「#102京都・東山」(タモリのブラブラ足跡マップ・NHK)>

で、
実は、先刻、外部リンク・チェック<WebsiteExplorer>で、下記のは、URLに日本語が含まれ、エラーになりますので、困ったなあと。

<参考=「ブラタモリ#102「京都・東山」の再放送・見どころは?哲学の道や琵琶湖疎水で見たものは?」(見逃したテレビを見る方法)>


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/06/02 (Sat) 22:45

 シバケン様、こんばんは。只今、帰宅しました。


 シバケン様が示された公式サイトよりも、私が示した非公式サイトの方が詳しいですね。

 日本語URLの問題は、今後、ますます増えると思うので、悩ましいですね。


【シバケン】 2018/06/02 (Sat) 23:33

>シバケン様が示された公式サイトよりも、私が示した非公式サイトの方が詳しいですね。

ン<?>

当方的には、公式サイトの方は、地図で、示されてまして。
まあ、土地勘ありますのでねえ。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/08/29 (Wed) 19:52

副題=BS11・9月2日・京都浪漫 悠久の物語 第10回「鴨川〜清流が育む都人の暮らし〜」

 こんばんは。


> 2018年9月2日 日曜 22:00-23:00

> 京都の顔とも言える清流・鴨川の歴史に迫る。源流を守り続けてきた寺院・志明院や、世界遺産・上賀茂神社、夏の風情あふれる納涼床に伝わる、知られざる鴨川物語とは?

> 1000年の都・京都。そこには国宝や重要文化財、祭りなどの歳時、伝統工芸など、寺社仏閣を中心とした歴史と、生活の中に溶け込んだ永遠の遺産が受け継がれています。

> さらに京都には、四季折々に自然が織りなす美しさや思いがけない発見もあります。 悠久の歴史ロマンを紐解きながら、京都の魅力を再発見します。

<参考=「京都浪漫 悠久の物語 第10回「鴨川〜清流が育む都人の暮らし〜」(BS11・9月2日)>


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/09/02 (Sun) 22:53

 こんばんは。


 BS11、知らなかったことばかりで、京文化の勉強になりました。


【シバケン】 2018/09/02 (Sun) 23:30

アレマ<!>

イヤ、
録画予約した。
積もりが、出来てませんでしたです<汗>
残念<!>


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/09/23 (Sun) 22:51

 こんばんは。


 今、BS11で、山鉾巡行をやってます。


【シバケン】 2018/09/24 (Mon) 00:04

磯津千由紀さん、こんばんわ。

山鉾巡行は、「京都浪漫 悠久の物語 第11回「密着!平成最後の『祇園祭』」の事ですねえ。

コレ、再放送の分と、思うです。

実は、先週か、先々週<?>であったかの、放送分を録画してまして。

イヤ、
「太子山」も、出てまして。

この、「太子山」は、「聖徳太子」の、「太子」で、「太子山町<ちょう>」の、「山」です。

ここは、所謂の、仏光寺時代の、横町で、母校、「格致<かくち>小学校」のあるの場所です。

少々、説明致しますと、当家、「仏光寺通リ油小路西入ル」。
太子山町は、「油小路通リ仏光寺下ル」です。
よて、横手にある、町<ちょう>ですので、横町です。

ややこしいですが、「油小路通リ高辻上ル」とも、云えるですが。
理由は、「油小路」の、「仏光寺」と、「高辻」の間にあるです。


イヤ、ホンの、僅かに、ですが、小学校が、映ってたです。
知らねば、分からんの程に、僅かですが。


当然の、その町<ちょう>の方々<ほうぼう>も、チラチラ映ってたですので、懐かしく、見たです。
但し、「太子山」に関連で、諸般、話をされてるの方々<かたがた>については、全くの知らんの方でしたです。

イヤ、同級生なりが。
と期待し、注視したですが、残念<!>と。


【シバケン】 2018/09/24 (Mon) 00:13

<追記>

これは、
><BS11・9月2日・京都浪漫 悠久の物語 第10回「鴨川〜清流が育む都人の暮らし〜」>

が、録画出来ませんでした、ですが。
へえの、こんな番組があるのかと、注視してまして。

興味あるのは、予めの、録画予約してたです。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/10/09 (Tue) 11:22

 こんにちは。


 今日1110~1115のBSプレミアムは、京都の和菓子の話でした。再放送予定不明。


NO.1684 ファンタジー嫌った高畑勲さん(毎日新聞,5月1日)<起稿 磯津千由紀>(18/05/01)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/05/01 (Tue) 18:32

 こんばんは。


 ファンタジー嫌いだったとは意外です。
 私は、「火垂るの墓」を、最後まで見たことがありません。途中で辛くなってしまうので。


> 「火垂(ほた)るの墓」や「アルプスの少女ハイジ」で知られるアニメーション監督、高畑勲さんが82年の生涯を閉じた。映像作品の芸術性を極限まで高めようと挑戦し続け、現代社会に向けて強いメッセージを発信してきた巨匠が、私たちに残したものは何だろうか。【奥村隆】


> 訃報から1週間たった4月13日、日本テレビは予定を変更し、高畑さんの代表作「火垂るの墓」を追悼放映した。1988年4月の公開から30年。この映画を万感込めて見た女性がいた。原作の野坂昭如さん(2015年、85歳で他界)の妻暘子(ようこ)さん(76)だ。

> 「高畑先生が宝物を残してくださった。心からそう思いました。今もキナ臭い世の中で、いろいろ起こりそうな気配がしますから。この作品がもっと世界中で流れたらどんなにいいかと感じます」

> 作品の舞台は敗戦直前の神戸。親を失った14歳の少年清太と4歳の妹節子は、親戚のおばさんに引き取られる。だが、冷遇され、耐えかねた清太は家を出る。兄妹だけで防空壕(ごう)で暮らし始め、つかの間の幸福感を味わう。しかし、食糧難の戦争末期、子ども2人では食べ物を入手できない。衰弱した節子が「にいちゃん、おおきに」と言い残し、命を落とす。既に戦争は終わっていたが、清太も駅構内で息絶えてしまう--。

> ストーリーの基になっているのは、実際に幼い妹を亡くし、ひもじい環境で生き延びてきた野坂さんの半自伝的小説だ。実写映画化の計画は3回頓挫したが、アニメーションでの製作が決まると、野坂さんは、高畑監督らスタッフに作品ゆかりの地を自ら案内した。

> 「人間の絶望的な悲しみを感じていた野坂が、全てをつなげて作った本。それが高畑先生が生み出したアニメの幻想的な画面と合体して、何度見ても言葉にならない感動があります」と暘子さん。監督の訃報に接した時、真っ先にこう考えた。「ああ、向こうで野坂がきっとお目にかかって、お話ししているだろうなって。高畑先生が命を懸けて表現してくださった作品ですが『二度とこういう映画ができてはいけない』と」


> 自らの戦争体験反映

> 高畑さんも少年時代、岡山で大空襲に遭い、炎の中を逃げまどった。この体験が作品の細部に反映されている。

> 「子どもたちの視線で見て、戦争が誰を犠牲にするのか、誰を理不尽に巻き込むのかを私が最初に知ったのが『火垂るの墓』でした」と話すのは、フォトジャーナリストの安田菜津紀さん(31)。幼い頃に鑑賞した経験が今の仕事につながり、難民キャンプや貧困地帯で暮らす子どもたちの姿を伝え続けている。戦争報道は死者や負傷者の数字がクローズアップされがちだが、高畑作品に触れたことで、数字の背景には一人一人の人生があることを強く意識させられたという。「表現者は誰のために仕事をするのか、と悩んだこともありました。その中で、表現は優しい世界をつくるためにあるのだと、高畑監督に示してもらいました」

> 高畑さんは単に過去の戦争の悲惨さを描いたわけではない。

> 「『火垂るの墓』なんか見ても、全然戦争を止められないんだよ。あれは戦争を止められない映画なんだよ」。毎日放送と琉球朝日放送のアナウンサーを経て、映画監督になった三上智恵さん(53)は、高畑さんにこう語り掛けられたことが忘れられない。

> 「戦争を止められない映画」とはどういう意味なのだろう。三上さんの話で解き明かしていきたい。「沖縄では毎年6月になると、太平洋戦争を伝える番組が放映されます。その番組で視聴者に泣いてもらうことは簡単にできる。悲惨な話をして、戦争は本当に怖いもんだって泣いて。でも何十年も前の戦争はひどかった、今は平和でよかった、という戦争の学び方は破綻している。なぜなら目の前に基地があり、今まさに戦争の問題に直面しているのですから」

> 沖縄と戦争に向き合い続ける三上さんは、米軍ヘリパッド建設問題に直面する東村高江の住民らの姿を追い、13年に記録映画「標的の村」を完成させた。

> この作品を見た高畑さんは三上さんと対談し、次のように語った。「ドラマは人間の感情を揺さぶって泣かせることはできるけど、無駄が多い。たとえば『ひめゆりの塔』のような映画を見て泣くよりも、ドキュメンタリーを見る方が、よっぽど戦争を止める力になる。どうして沖縄戦に至ったのか、なぜ止められなかったのか、なぜ人間はこれを繰り返すのか。そういうことはドキュメンタリーに期待しているんです」

> 三上さんは今夏、沖縄戦の秘密を掘り起こすドキュメンタリー映画「沖縄スパイ戦史」を公開する予定だ。高畑さんからの激励の言葉が宝物だ。「『あなたが作る映画が戦争を食い止める』と話されたんです。私が見ている沖縄の事例からきっと戦争を防ぐ一番いい表現が生まれてくるのではないかという意味です」


> ファンタジーを嫌う

> 高畑作品の特徴について、映像研究家で「高畑勲・宮崎駿作品研究所」代表の叶精二さん(52)は「ファンタジーを嫌いました」と強調する。よくある日本のアニメは、心地よい架空世界を舞台にしている。「主人公がありえない超能力を駆使して危機を突破し敵を倒す。主観的に感情移入しやすい快楽原則に貫かれている。そうした作品に囲まれていると、現実的な諸問題に対処する力も人づき合いのスキルも育たず、むしろ社会不適応になってしまう。高畑さんはその危険性を何としても回避しようとしていたと思います」

> 高畑さんの最後の作品は「かぐや姫の物語」(13年公開)。「竹取物語」がベースで、美しい姫が竹から生まれるという一見ファンタジー仕立てだが、叶さんは「あえて登場人物の誰にも感情移入させず、これでよかったのかと観客に考えさせようとしていた」と指摘する。

> そういえば、昨年8月のトークイベントで美術作家の奈良美智(よしとも)さんと対談した高畑さんは「かぐや姫の原作はよく分からなかった」と述べていた。罪の償いが終わったとして月から迎えが来るが、どんな罪を犯したというのか。美しい姫が地球に現れたことで、育ての親である翁(おきな)と媼(おうな)、求婚者たちも結果的に不幸な目に遭う。

> 高畑さんはイベントでこうも話していた。「かつて女性は庇護(ひご)される存在だった。しかし今はそういう時代じゃない。かぐや姫も、とにかく自我が強かったことは間違いない。女は自由でなきゃいけない。僕もそういう女の子をたくさん描いてきた」

> 再び「火垂るの墓」に戻りたい。ラストシーンでは、赤い幽霊のようになった兄妹が、ホタルが舞う丘の上から、現代の繁栄する神戸の夜景を見つめている。つまり私たちが暮らす現代の日本だ。「決して過去の物語ではない」。高畑さんは、そう言いたかったのではないか。


<参考=「特集ワイド:「火垂るの墓」「アルプスの少女ハイジ」残した高畑勲さん 優しい世界目指した表現者」(毎日新聞)>


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