情報<NO.81>

みんながパソコン大王
総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
情報NO.82
1030 <シニア狙う「特殊詐欺」>国、大手キャリアの対策で詐欺撲滅なるか<?> シバケン 23/07/30
1029 らくらくホンを作っているFCNTが破綻(?) 磯津千由紀 23/07/04
1028 ≪情報≫キオクシア株式会社 磯津千由紀 23/07/02
1027 Blanccoデータ消去ソフトを買いました Taktanel 23/06/01
1026 LibreOffice 7.6 リリース Plamo方面名倉 23/05/16
1025 FAX複合機のリプレース(キヤノンMF4580dn→エプソンPX-M680F) 磯津千由紀 23/05/06
情報NO.80

NO.1025 FAX複合機のリプレース(キヤノンMF4580dn→エプソンPX-M680F)<起稿 磯津千由紀>(23/05/06)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/05/06 (Sat) 00:55

 こんばんは。


 不調のキヤノンMF4580dnがいよいよ重症となり、感熱紙の予備FAXを使っておりました。

<参考=「自説NO.360 [自説]再びA4判モノクロレーザーFAX複合機キヤノンMF4580dn故障」(起稿20/02/20)>

 重い(箱に17kgと表示されてた)ので躊躇してたのですが、思い切って、過月、買い置き(アウトレットのエプソンのインクジェット)にリプレースしました。

 今居る部屋に資料がないので、続きは追って。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2023/05/06 (Sat) 04:04

 MF4580dnの全体写真は、省略。

[MF4580dnのテンキー部]


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2023/05/06 (Sat) 04:10

[苦労して棚から降ろしたMF4580dn]


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2023/05/06 (Sat) 04:13

[別売のハンドセットを取り外し、梱包したMF4580dn]


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2023/05/06 (Sat) 04:49

【好きではないメーカの機器を購入】

 こんばんは。


 2年ちょっと前に、「Amazonアウトレット」より、ダンボール箱が潰れ本体に何箇所か傷があるエプソンPX-M680Fが13298円で出てたので、飛びついた。
 尚、別売のインクは、黒だけで1パック3500円前後である。
 ひところよりもFAX使用頻度は極端に下がってる(とはいえ田舎では必需品)ので、廉価だがランニングコストが高いインクジェットに切り替えたのである。
 早計だったのは、物理テンキーがなく、電話番号などを小さなタッチパネルで入力する必要があること。

[箱から出したPX-M680F]


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2023/05/06 (Sat) 04:56

[稼働中のPX-M680F]


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/05/07 (Sun) 00:49

<参考=「エプソン プリンター A4 インクジェット 複合機 ビジネス向け PX-M680F (FAX付)」(アマゾンジャパン)>

<参考=「エプソン 純正 インクカートリッジ 鍵 ICBK86 ブラック 大容量」(アマゾンジャパン)>


NO.1026 LibreOffice 7.6 リリース<起稿 Plamo方面名倉>(23/05/16)


【Plamo方面名倉 at Windows 10】 2023/05/16 (Tue) 12:04

今確認したら

LibreOffice 7.6.0.0.alpha1

が出ていた

<参考=LibreOffice 7.6 リリースノート

まだ英語版のみのようだ。


<参考=NO.1010 LibreOffice 7.5 リリース
(22/12/03)


【パソコン大魔神】 2023/05/19 (Fri) 01:44

昨日(5/17)7.5.3.2が降って来たゾ。


【Plamo方面名倉 at Windows 10pro】 2023/06/12 (Mon) 19:39

今確認したら

LibreOffice 7.6.0.0.beta1

が出ていた。


【Plamo方面名倉 at Windows 11】 2023/07/11 (Tue) 21:15

今確認したら

LibreOffice 7.6.0.1

が出ていた。

リリースノート日本語版もあった。

<参考=LibreOffice 7.6 リリースノート


【Plamo方面名倉 at Windows 10pro】 2023/08/03 (Thu) 20:11

今確認したら

LibreOffice 7.6.0.2

になっていた。


【Plamo方面名倉 at Windows 10】 2023/08/13 (Sun) 21:24

今確認したら

LibreOffice 7.6.0.3

になっていた。


【Plamo方面名倉 at Windows 10pro】 2023/08/22 (Tue) 06:34

さきほどディストロウオッチをみたら

LibreOffice 7.6.0

リリースになっていた。


【Plamo方面名倉 at Windows 10pro】 2023/08/31 (Thu) 07:09

今確認したら

LibreOffice 7.6.1.1

リリース前版になっていた。


【Plamo方面名倉 at Windows 10】 2023/09/08 (Fri) 21:06

今確認したら

LibreOffice 7.6.1.2

になっていた。


【Plamo方面名倉 at Windows 10 22H2】 2023/09/14 (Thu) 21:55

いま確認したら

LibreOffice 7.6.1

リリースに
手元dynabook T451/34DW更新中。


【Plamo方面名倉 at Windows 10pro 22H2】 2023/09/27 (Wed) 08:57

いま確認したら

LibreOffice 7.6.2

リリースされていた。


【Plamo方面名倉 at Windows 10 22H2】 2023/09/27 (Wed) 21:14

<参考=「WebPのゼロデイ脆弱性を修正した「LibreOffice」v7.6.2/7.5.7が公開 当初の予定より早くリリース」(窓の杜)>


【Plamo方面名倉 at Windows 10pro 22H2】 2023/11/06 (Mon) 09:10

今確認したら

LibreOffice 7.6.3.1

アップロードされていた。


【Plamo方面名倉 at Windows 10 22H2】 2023/11/22 (Wed) 20:13

今確認したら

LibreOffice 7.6.3.2

アップロードされていた。


【Plamo方面名倉 at Windows 10pro 22H2】 2023/11/24 (Fri) 08:38

朝一確認したら

LibreOffice 7.6.3

リリースいただいていたので
手元メインマシン更新した。


<参考=NO.1048 LibreOffice 24.2
(23/11/30)


【Plamo方面名倉 at Windows 10pro 22H2】 2023/12/05 (Tue) 16:51

今確認したら

LibreOffice 7.6.4.1

アップロードされていた。


【Plamo方面名倉 at Windows 10pro 22H2】 2023/12/08 (Fri) 08:15

朝一確認したら

LibreOffice 7.6.4

リリースいただいていたので
手元メインマシン更新済み。


【Plamo方面名倉 at Windows 10pro 22H2】 2023/12/13 (Wed) 07:20

<参考=「「LibreOffice」に任意のスクリプトが実行可能になる可能性のある危険な脆弱性 「LibreOffice 7.6.4/7.5.9 Community」への更新を」(窓の杜)>


【Plamo方面名倉 at Windows 10pro 22H2】 2024/02/03 (Sat) 17:55

今確認したら

LibreOffice 7.6.5.1

リリース前版になっていた。


【Plamo方面名倉 at Windows 10pro 22H2】 2024/02/25 (Sun) 21:22

いま確認したら

LibreOffice 7.6.5

リリースいただいていたので
手元メインマシン更新した。


【Plamo方面名倉 at Windows 10 22H2】 2024/03/08 (Fri) 21:10

今確認したら

LibreOffice 7.6.6.1

リリース前版になっていた。


【Plamo方面名倉 at Windows 10 22H2】 2024/03/23 (Sat) 20:50

今確認したら

LibreOffice 7.6.6.3

になっていた。


【Plamo方面名倉 at Windows 10pro 22H2】 2024/03/29 (Fri) 09:06

昨夜

LibreOffice 7.6.6

リリースいただいていたので
手元メインマシンいま更新したところ。


【Plamo方面名倉 at Windows 10pro 22H2】 2024/05/02 (Thu) 10:09

今確認したら

LibreOffice 7.6.7.1

になっていた。


NO.1027 Blanccoデータ消去ソフトを買いました<起稿 Taktanel>(23/06/01)


【Taktanel】 2023/06/01 (Thu) 04:00

 初めましてに見えるかもしれませんがご無沙汰しております。セツナと申すものです。この度ハンドルネーム統一と言うことでこちらの名前にて失礼致します。

 さて表題の通りBlanccoデータ消去ソフトを購入しました。
お値段大須にあるパソコンショップインバースで500円。

 正式な名前としてはBlancco File SELECTIVE DATA ERASUREという物らしく、ハードディスクのデータを米軍準拠方式や米国国防総省方式、英国政府準拠方式など世界的な消去基準に則って完全に消去してくれるソフトらしく、どうやら綺麗さっぱりデータを消去してくれる物らしいとのこと。

 ディスクでのソフト配布になる物なので、ちょうどディスクが読み込めて可搬性も高く、拡張性も優れている以前磯津様から頂いたCF-MX3にインストール。試しにミュージックフォルダ(Windowsデフォルトのもの)を消去したところ当該ディレクトリは利用できませんなどと言った表示が出てきてかなり強力にデータを消去している様子。
 もちろんのことデータ消去に際しかなり強く消去をかける関係で時間はかかるものの、跡形もなく消し去ってしまうこのソフトの威力は非常に強いものということも分かりました。

 ひとまず備忘録的な感じのものとして。
 在庫は未開封でかなりの数ありましたが、果たしてどこから出てきたものなのでしょうか?


【シバケン】 2023/06/01 (Thu) 21:59

Taktanelさん、こんばんわ。

イヤ、
最初は、新人かと<笑>

「この度ハンドルネーム統一と言うことで」
とは、そちらでの、ハンドルネームの統一ですねえ。
こちら、「シバケンの天国」内では、

<1>セツナ@凜⑦
<2>セツナ
<3>Taktanel

となりまして。此度で、3つめです。


で、
データ消去ソフト<Blancco>=500円

の、紹介ありがとうございます。
500円なら、ダメ元の範囲かと。

イヤ、この手のは、使た事、ありませんでして。投稿して戴いたの内容からは、個別に消去出来るのみたいですねえ。ファイル単位、フォルダ単位と。


当方の場合、
基本、パソコンは、自身のみで使用ですので、データを消去する事、ありませんです。
但し、パソコンの廃棄の場合、HDDなら、取り出し、物理的破壊するです。
手段なら、簡単明瞭の、金槌、ニッパ、ラジオ・ペンチを引っ張り出して来まして。場合に寄り、キリで、穴を開けたり。


で、
HDDから、SSDの時代になりましたので、SSDに装換結果、HDDも、用事なくなりましたが、容量のデカいのは、保有で、小さいのは、廃棄したり。
の、上で、SSDは、現時点、まだ、1個も、廃棄してませんです。

とするのか、余ってるのが、ありませんねえ。

で、
そんな事からは、SSDの方が、物理的に、破壊は、HDDよりも、簡単かと。
物理的破壊の場合でも、最低限、ドキュメント程度は、削除してるですが、そのドキュメントについては、「Blancco」なりで、消去するなら、取り出し、破壊まで、せずとも、すむですねえ。
てな事、チラと、考えたです。


【Taktanel】 2023/06/12 (Mon) 06:48

 シバケン様、おはようございます。

 色々ハンドルネームなどあったのですが、この度SNSや掲示板などに使用する名前はこちらに、今までのハンドルネームはブログ用に使用することにしまして結果こうなった次第です。

 当方今までストレージを処分したことはないのですが、如何せん中古ストレージを取り扱うことも仕事であるので果たしてこのソフトがどの程度役に立つのだろうという興味本位で(500円という価格もあり)購入するに至りました。

 まぁ結局のところ、様々なリユース関連が利用している企業でも使用されているソフトが新品だと1本数万円とするところが500円ともなれば安価にかつ安全にデータが処分することできるとのことで、今後ストレージを処分する際はこちら使用していこうかなと思っている次第です。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/07/02 (Sun) 13:30

 セツナ様あらためTaktanel様、こんにちは。


 お久しぶりです。高級機のCF-MX3とCF-B11の調子は、如何ですか。旧式機(Core2Duo)のThinkPad R61は、Linux試用用には大容量すぎるHDDが搭載されてますがマルチブート(Windows 10や各種ディストリビューションのLinuxたち)にできましたか、マトモなレスポンスは得られてますか。

 閑話休題、所謂HDDスタンド(HDDを裸で挿して稼働させる機材)が何種類も出回ってきて(私も最初の1台は玄人志向のを商売柄買いましたが、アマゾンジャパンから別メーカのを2台サンプルで貰いました)、其れらの多くにデータ消去ソフトウェアが付属してるので、単品ソフトウェアは需要がなくなって、叩き売られてたと、推察します。
 尚、威力(完全消去されてるか)は、Windowsから見えなくなってるか程度の確認では分からないですよ。現に中古HDDには、手許の(1万円超だった記憶あり、Windows 8.1まで)「ファイナルデータ10+特別復元」でサルベージできるデータが入ってるものが幾つかありました(検査の序でに完全消去してから、フォーマットし直しました)。

 ところで、脳梗塞を機に、負荷が高い(買い替える方が安いがそれでも直すかと予めことわっておいても、工数を多く掛けても直らずでデータのサルベージだけした際に文句を言われることが多く、工数が多いのに直っても料金が高いと言われることが多い)パソコン修理業から撤退しました。
 自分のパソコンの故障も他の業者に頼むようになりました。
 ところが、一作月~昨月の自分のパソコンが壊れた際は、赤貧のために外に頼めず、ブランクのせいで酷く手間取りました。


NO.1028 ≪情報≫キオクシア株式会社<磯津千由紀>(23/07/02)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@PC-DA370CAB(無理矢理Win11)】 2023/07/02 (Sun) 07:34

 おはようございます。


 最近、キオクシア製のSDHCカードやSDXCカードやUSBメモリーなどを見掛けるようになりました。
 聞いたことがない社名なので、避けてらっしゃる方も多いでしょう。
 ご安心ください、この会社の前身は、かの東芝メモリなのです。


NO.1029 らくらくホンを作っているFCNTが破綻(?)<起稿 磯津千由紀>(23/07/04)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/07/04 (Tue) 07:57

 おはようござい9ます。


 まだ、フェイスブックの「竹田恒泰切り抜きチャンネル」で見ただけで、信頼できるソースは未確認ですが、取り敢えず一報。
 京セラも撤退し、国産ケータイで残るのはソニーだけとのこと。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@PC-DA370CAB(無理矢理Win11)】 2023/07/04 (Tue) 10:46

副題=国内シェア3位、「らくらくホン」のFCNTが1431億円の巨額負債で経営破綻(日経XTECH動かないコンピュータ、6月30日)>

 こんにちは。


 間違いないようです。尚、ソニーだけでなく、シャープも生き残っていますが、竹田氏は国産とは看做さなかったようですね。
 有料記事のため、尻切れです。


> 携帯電話メーカーのFCNTが2023年5月30日、民事再生法の適用を申請した。親会社を含めた3社の負債総額は約1431億円だった。原価率の上昇に部材費の高騰、円安が重なり、収益が急速に悪化した。端末の製造・販売は停止したが、携帯大手はサポートの継続を表明している。FCNTはスポンサーの支援を模索しており、一部事業の承継を目指す。


> 携帯電話メーカーのFCNTは2023年5月30日、東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請した。同じく民事再生を申請した同社親会社のREINOWAホールディングス、REINOWAホールディングス子会社で端末の開発・製造を手掛けるジャパン・イーエム・ソリューションズ(JEMS)を含めた3社の負債総額は約1431億円だった。内訳はREINOWAホールディングスが290億円、FCNTが872億円、JEMSが613億円(グループ内の重複分を含む)。

> 経営破綻の影響は取引先各社に及んだ。トーメンデバイス(売掛金が38億5100万円)やシンデン・ハイテックス(同4億7500万円)、菊池製作所(同2400万円、棚卸在庫は1900万円)、エージェント(同1700万円)などが債権が回収困難になる可能性があると相次ぎ公表した(金額はいずれも公表日時点)。

> FCNTはもともと富士通の携帯電話端末事業が母体で、2016年に富士通コネクテッドテクノロジーズとして分社化された。その後、投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループの傘下となっていた。

[画像]



> 同社はシニア向けの「らくらくホン」「らくらくスマートフォン」「arrows(アローズ)」などで知られ、らくらくホンシリーズは累計2000万台、らくらくスマートフォンシリーズは累計700万台を超えるロングセラー商品となった。調査会社のMM総研によると、2022年度の携帯電話端末の国内出荷台数に占めるFCNTのシェアは9.9%(316万台)。米アップルやシャープに次ぐ3位だっただけに衝撃が走った。FCNTに一体、何があったのか。


> 2023年3月期に赤字が急拡大

> FCNTは5月30日の報道発表で経営破綻の理由について、「携帯電話端末市場の成熟化などで売り上げが伸び悩む中、昨今の円安の進行、世界的な半導体不足などの影響によって原価・費用が急激に高騰し、REINOWAグループの収益・資金繰りは急速に悪化する事態となった」と説明した。

> まず大きな流れとしてあるのは携帯電話端末市場の縮小である。MM総研によると、10年前の2012年度の国内出荷台数は4181万台。これに対して2022年度は3193万台と同社の2000年度以降の調査で過去2番目に少ない水準だった。スマホは既に多くの消費者に浸透しており、「最近は目新しさも少なくなってきた。バッテリーも長持ちするので買い替えサイクルが長期化する傾向にある」(MM総研の横田英明副所長)。

> 実際、内閣府の「消費動向調査」における携帯電話の平均使用年数(2人以上の世帯)は2023年3月で4.4年。20年前(2003年3月)の2.2年、10年前(2013年3月)の3.2年と比べて大幅に長くなった。携帯電話メーカーにとってこの差は大きい。足元では「物価の高騰で消費者の目がスマホに向かなくなってきている」(横田副所長)。MM総研によると、2023年度の国内出荷台数はさらに減少して3113万台と、過去最低の記録を更新する見通しだ。

> もっとも、携帯電話端末市場の縮小は急に始まったわけでなく、ある程度想定できたことだ。2019年には10月施行の改正電気通信事業法でスマホの値引きが最大2万円(税別)までに制限されるようになり、同年度はMM総研の国内出荷台数調査で過去最低(3125万台)を記録していた。事前に備えられたはずである。


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<参考=「国内シェア3位、「らくらくホン」のFCNTが1431億円の巨額負債で経営破綻」(日経XTECH動かないコンピュータ、6月30日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@PC-DA370CAB(無理矢理Win11)】 2023/07/04 (Tue) 12:56

副題=FCNT破綻で残るはソニーのみ 国内スマホメーカー栄枯盛衰(政経電論、6月24日)

 こんにちは。


 シャープは、外資系と看做すようです(私は「かんたん携帯9」を使ってます)。
 「カードケータイ」(私も過年まで使ってました)や「DIGNOケータイ」(私の現在のメイン端末です)の京セラの撤退は、今年3月のようです。
 iPhoneが最初のスマートフォンであるようなことが書かれてますが、iPhoneは後発です。ノキア9000コミュニケーター(日本では使えなかった)や、松下電器産業ピーターパン(此の機種はP105などと違って松下通信ではなかった、私は短期間だが使ってた)や、東芝Dialo(私は、2台、使い継いだ)などの、先駆者があります。


> 「らくらくホン」や「arrows(アローズ)」シリーズ、「らくらくスマートフォン」で知られた携帯電話ベンダーのFCNT(神奈川県大和市)と親会社のREINOWA、スマホ製造子会社のジャパン・イーエム・ソリューションズ(JEMS、兵庫県加東市)の3社は5月30日、東京地裁に民事再生法を申請し、倒産した。 負債総額は保証債務を含めて3社合計で1775億円に達していたという。携帯電話がスマートフォンになってから国産メーカーの撤退が相次ぎ、FCNTは“最後の砦”とも言われていた。かつて隆盛を誇った国内メーカーはなぜここまで縮小したのだろうか。


> 国内シェア3位だったFCNTもコスト高に勝てず

> FCNTの経営破綻の原因は、原材料費の高騰や円安などによるコスト高に伴い資金繰りに窮したとされる。だが、FCNTのスマホは、国内シェア3位のメーカー。売れないどころかシニア層に広く浸透しているブランドだ。「調査会社MM総研が5月に発表した2022年度までのデータによると、FCNTは全携帯電話で3位、スマホに絞っても5位につけていた」(大手信用情報機関)という。特に「らくらくホン」は2012年に発売したスマホ版だけで700万台を販売した大ヒットブランドだ。

> 幸い「らくらくホン」などを取り扱うNTTドコモは、「端末の利用者向けのアフターサポート体制を整、販売を継続していく」とコメントしたことで、シニア層は安堵したが、修理やサポートは、メーカーではなく、購入ルートに依拠する状況だ。

> また、FCNT自体は、携帯端末の製造販売を続けることは困難として事業を停止。販売済みの携帯端末の修理・アフターサービスについても一旦停止するとしている。「FCNTは、主要事業の端末製造はスポンサーが見つからず撤退する。事業価値はほぼ毀損しており、限りなく破産に近い撤退戦との印象を受けます」(大手信用情報機関幹部)という厳しい状況に変わりはない。


> FCNTの前身は富士通 携帯電話事業の黄金期

> FCNTは、富士通の携帯電話事業が母体。その凋落は2018年1月に富士通グループが携帯電話事業からの撤退を表明し、投資ファンド傘下での再スタートを切ったことに始まる。しかし、「群雄割拠が続くスマホ市場で、独自性を出してシェアを伸ばすことが難しく、FCNTは費用負担がかさむなかで事業開始から2022年3月期決算まで継続して最終赤字を計上。採算ベースに乗せることができないまま、次第に経営が不安視されるようになっていった」(大手信用情報機関)という。

> そもそも、FCNTの前身である富士通グループの携帯電話事業がスタートしたのは、1991年と古い。NTTドコモ向けの第1世代携帯電話の発売を皮切りに、時代の変遷に合わせて「ガラケー」(フィーチャーフォン)から「スマホ」(スマートフォン)に至るまで豊富なラインナップを展開してきた。

> 端末はスマホに不慣れなシニア世代にも使ってもらえるようシンプルな仕様で、老眼で小さい文字が見にくくなったシニアにも使いやすいように文字やアイコンを大きくしたり、シニア層が使いたいと思う機能を増やすなど、きめ細かい対応を図った。例えば、通常のスマホよりボタンも押しやすく、相手の声をゆっくりと聴きやすいなどの機能を拡充した。

> こうして培ってきた「arrows」や、シニア世代をターゲットとした「らくらくホン」「らくらくスマートフォン」シリーズは一定のブランド力を有し、グループの代名詞的な存在に成長した。1990年代~2000年代初めのこの時期、国内の携帯電話市場では、NECや日立製作所、シャープ、ソニー、パナソニック、京セラ、三菱電機など、大手電機メーカーを中心に10社を超える企業とともに携帯電話市場で凌ぎを削った。まさに黄金期だった。


> 国内のガラケーを海外スマホが駆逐

> ところが、ガラケーからスマホへの移行期を境に、国内の携帯端末市場は大きな転換期を迎える。ガラケーで一斉を風靡した国内メーカーだったが、割安な海外勢に押され、急速に競争力を失っていった。

> 「国内メーカーは、NTTドコモが1999年に携帯端末を使ったネットサービス『iモード』、を開始したほか、カメラやワンセグ視聴機能、『おサイフケータイ』などの独自の機能を世界に先駆け開発、リードしてきたが、スマホへの移行に遅れ、劣後していった。その様は、外部から隔離された生態系が残るガラパゴス諸島になぞらえて『ガラケー』と呼ばれた」(ITアナリスト)。

> さらに、当時の国内の携帯電話端末メーカーは、NTTドコモやKDDIなどの通信キャリアに対し、端末をOEM(相手先ブランドによる生産)供給するスタイル。通信キャリアは原則として年2回、夏と冬に新製品発表会を実施し、各社はそれに合わせて端末を供給していた。通信キャリアごとに“ガラパゴス化”されていたのだ。

> しかし、アメリカのアップルが2007年に初のスマートフォン「iPhone」を発売。翌年には日本でも「iPhone3G」がソフトバンクから発売された。それを皮切りに、韓国サムスン電子や台湾製のスマホなど中、韓メーカーも台頭。潮目は大きく転換し、競争環境は激変した。

> キャリアの開発費が縮小する一方、メーカー側の体力がモノをいう時代になった。潤沢な開発費を持ち、体力に勝るアップルは日本のスマホ市場を席捲していき、一時は7割近いシェアを持つほど巨人化した。対照的に、競争に負けた国内メーカーは携帯端末生産から次々と撤退していった。

> まず、三菱電機が2008年に早々と携帯事業から撤退。その事業を京セラが買収した。NECは2010年にカシオ・日立製作所の携帯事業と統合し、規模の利益を追求するが、2013年にスマホ事業から撤退を決めた。時期を同じくして、パナソニックも一部法人向けは残るものの、国内個人スマホから撤退。残る携帯電話メーカーは京セラ、シャープ、ソニーグループ、FCNT、そして2021年に新規参入したバルミューダとなったが、2023年に入り、5月12日にバルミューダがスマホ事業からの撤退を表明。京セラも2025年3月までに、個人向けスマホ事業からの撤退を決めた。

> 残るシャープはアップルに次ぐ国内シェアを持つが、同社は台湾の鴻海精密工業の傘下になっている。最後の希望は「エクスペリア」シリーズのソニーグループとなるが、同社はエクスペリアシリーズを国内外で展開しているものの、販売は芳しくなく、むしろ海外のハイエンドモデルに注力している。

> そしてFCNTは、前身の富士通携帯が2010年に東芝の携帯電話事業と統合され、富士通が引き継いで以降、ソニー、シャープなどとともに国内スマホメーカーの牙城とされてきたが、2018年にはついに携帯電話事業からの撤退を表明した。経営権が、投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループへと移ったためだ。それに伴い、製造部門のJESとともに、富士通グループから離れることになった。 その後もFCNTは、メイドインジャパンにこだわったものづくりを前面に押し出して事業の継続を模索したが、それから5年。業績がふたたび浮上することはなかった。


> 国内メーカーのスマホ移行を阻害したレガシー

> 民事再生法は、あくまで“再生”を前提としており、スポンサーを見つけることができれば、事業継続できる。FCNTの引受け手はいないのか。

> 「韓国メーカーが引き受ける可能性はありますが、LGエレクトロニクスもスマホ事業からは撤退済み。残るはシャープくらい。今でもシャープはスマホのAQUOSシリーズだけでなく、子ども向けケータイのmamorino(au)や、シニア向けのかんたん携帯(ソフトバンク)などを手がけています」(メガバンク幹部)という。

> 2022年の国内携帯電話出荷台数(スマホと従来型携帯電話の合計)のメーカー別シェアは、首位が11年連続でアップル(48.4%)。以下、シャープ(11.1%)、FCNT(10.3%)、韓国サムスン電子(9%)、ソニーグループ傘下のソニー(7.5%)の順となっている。まさにアップルのiPhone一強という状況だ。

> スマホ開発で、アメリカに遅れをとった日本の携帯電話メーカー。そのツケは時間とともに広がり、ついにFCNTの経営破綻となって顕在化した。「ガラケー時代は、開発から製造、ソフトウェアまで1社で手掛ける垂直統合が主流で、日本勢の独壇場だった。それがスマホ時代に入り、役割を分担する水平分業に移り、日本勢はレガシー(成功体験)が大きかった分、移行に乗り遅れた」(ITアナリスト)とされる。割安な端末では、中華系スマホの台頭も顕著だ。日本勢の生き残りは容易なことではない。

<参考=「FCNT破綻で残るはソニーのみ 国内スマホメーカー栄枯盛衰」(政経電論、6月24日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/07/06 (Thu) 23:07

 追伸です。


 書き忘れましたが、母はFCNTのらくらくスマートフォンを2代、使ってます(其の前は、FOMAらくらくホンでした)。但し、92歳なので、電子メールもWebブラウザも使えないから、宝の持ち腐れです。料金高いから、4Gのらくらくホンに機種変更しようと思ったのですが、本人が格好つけてスマートフォンを使いたがったので。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/07/06 (Thu) 23:55

 こんばんは。


 iPhoneは、当初は欧米でしか使えませんでしたが、世界共通通信規格「3G」に対応した「iPhone3G」から、日本でも使えるようになりました。

 他のスマートフォンや日本のiモードが携帯電話を高機能化するアプローチをとっていたのと違い、パソコン大魔神質問コーナーでパソコン大魔神様が仰られたのは間違いで、「iPhone」は音楽プレーヤ「iPod」を多機能化してPDAにしたものに後から携帯電話機能を付加したものであり、出自が違います。

 日本のフィーチャーフォンを「ガラパゴス・ケータイ」と揶揄する人がいますが、iPhone登場前は世界最先端であったため、真似る相手が居らず(国際標準が存在せず)、独自進化したのです。

 私事ですが、私はマイナーチェンジされたiPhone3GSから使い始めましたけど、巷でスマートフォンが流行り始めたので、フィーチャーフォンに変更しました。
 尚、私は「3G」(「IMT2000」とか「FOMA」とかの異称あり)の開発メンバです。日本の無線通信の開発拠点として横須賀市の山を切り開いて開設されたた「YRP」(横須賀リサーチパーク)内の会社支所に勤めてました。野比に、20世紀末に2年ほど、住みました。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/07/08 (Sat) 22:35

 追伸です。


 書き忘れましたが、母はFCNTのらくらくスマートフォンを2代、使ってます(其の前は、FOMAらくらくホンでした)。但し、92歳なので、電子メールもWebブラウザも使えないから、宝の持ち腐れです。料金高いから、4Gのらくらくホンに機種変更しようと思ったのですが、本人が格好つけてスマートフォンを使いたがったので。


NO.1030 <シニア狙う「特殊詐欺」>国、大手キャリアの対策で詐欺撲滅なるか<?><起稿 シバケン>(23/07/30)


【シバケン】 2023/07/30 (Sun) 17:23

電話での、詐欺行為に引っかかるは、金持ち故と、思うです。
相応の金出せるが故、そかと。
逆立ちしても、ないなら、さあ、殺せと。好きにせよと。


での、
パソコンに乗っ取りの表示ねえ。
何回か、あるです。
特段の、変なサイトに接続しておらずの、当方的、主たる、Web新聞でして。それでも、表示されるです。

当方の場合、
その手、奇妙なるのが、表示されたならばの、ブラウザなり、何なり、左クリックで、プロパティをば、表示させまして、元がどこかと、調べるです。

パソコン内なら、そこに、怪しいのを、ブチ込まれたを意味するが故、エクスプローラにて、しかるべくの、探索をと。
残念乍ら、大抵の場合、わからんですが。
単に表示画面、消したいのだけなら、パソコンをば、強制終了で、収まるです。


>「ダウンロード開始押したらいいです。『はい』を押したらいいです」

>「問題解決するために遠隔操作が必要なんです!」

>「コンビニに行って2万5000円のGoogle playカードを買ってきてください!」

>「私の時間を無駄にしないでください!」

>「お客様、頭はないんですか?」

>インターネットを利用していたら突然、パソコンの画面に「ウイルスに感染しました」と警告が出てしまった。

>表示された、某大手ソフトウェア会社を名乗るサポートの電話番号に慌ててかけてみると、カタコトの日本語を喋る女性が出た。彼女はパソコンを遠隔操作しようと執拗に迫ったり、プリペイドカードを購入させようとしたり、そして最後は激しく罵倒してきた――。


>いまだに「オレオレ詐欺」被害は増えている
>この驚くようなやり取りは、迷惑電話をはじめとするセキュリティ領域のシステム開発を担うトビラシステムズ株式会社が、同社のYouTubeチャンネルで公開した動画(「【詐欺音声】サポート詐欺の番号に電話をかけると何が起こるか調査してみたら、最終的に詐欺師に怒られた!」)によるもの。80万回再生(2023年7月27日現在)と大きな反響を呼んでいる。

>動画に出てくるのは、昨今急増している「サポート詐欺」と呼ばれる特殊詐欺で、利用者をニセのサポート電話番号に誘導し、パソコンを遠隔操作しているフリをしながら不要なソフトの購入やサポートのための契約をさせて、お金を巻き上げる手口だ。高齢者を中心に被害者は後を絶たない。

<図1>
サポート詐欺相談件数と契約購入金額の平均金額



>筆者は、当社で迷惑電話や迷惑SMSの対策サービスを提供している。セキュリティの観点から、減ることのない特殊詐欺について、傾向と対策を解説していきたい。

>特殊詐欺はなかなか減らない。警察庁によると、2022年の被害額は、前年より88億円増の370億円で、8年ぶりの増加に転じた。

>例えば、2000年代初頭から話題になった、家族を装う電話をかけてくる「オレオレ詐欺」。すでに全国での啓発活動が活発に行われ、いまどきこんな電話に引っかかる人がいるわけがないと思う人も多いだろう。しかし、2022年のオレオレ詐欺被害額は129億円(警察庁公表)と、特殊詐欺被害額の中で最も大きな割合を占め、いまだ被害者が減ることはない。

>また、昨今は広域強盗事件、いわゆる「ルフィ事件」も問題となった。ルフィ事件の指示役は複数の特殊詐欺にも関与していたという。

>最近の犯行グループは、まず「アポ電」を仕掛けることがある。ターゲットの在宅状況や資産を確認するため事前に電話でコンタクトを取るものだ。

>例えば、「犯行グループの名簿にあなたの名前が載っている」などと不安をあおり、「今、自宅に家族はいるか?」など、在宅状況や資産状況、家族構成などを言葉巧みに聞き出すのである。金銭を要求される電話ではないため、うっかり回答してしまう人もいる。電話口で安易に応じるのは、もちろん危険だ。


>犯罪に使われる「電話番号」の変化
>電話が、特殊詐欺や強盗等の犯行のきっかけとなることは多い。当社で、月毎に新たに出現する迷惑電話番号の動向について調査したところ、電話の発信元に変化が見られた。

>これまでは固定電話番号(03などいわゆる0ABJ番号)が多かったが、2022年9月ごろから徐々に050番号が増えはじめ、その割合が逆転したのだ。2023年4月に新たに出現した迷惑電話番号は、固定電話番号よりも050番号が約9倍多かった。

<図2>
月毎に新たに出現した迷惑電話番号の種別動向



>また、調査対象の050番号の中には、サポート詐欺や架空料金請求詐欺などに使用された可能性があるものも多数見つかっている。未納料金があるなどとウソをつき金を騙し取る「架空料金請求詐欺」は、警察庁調べで、2023年5月末時点で2055件が認知されており、前年同期比2倍となっている。

>当社の調査員が、架空料金請求詐欺の番号へ騙されたふりをして応答調査を行った際には(「【詐欺音声】不審なSMSの番号に電話してみたら驚くほど丁寧な説明で架空料金を請求された!」)、某大手企業のカスタマーセンターを名乗る男性が「有料サイトで未納料金が29万円」「今支払えば国の救済制度で95%返金する」「守秘義務があるので誰にも相談しないで」など、言葉巧みに誘導してきた。


>050番号のIP電話は、電話回線や設置工事が不要で、申し込みからわずか数日で使用できる。加えて固定電話より安価な料金で使用できることから、利用者を大幅に伸ばしてきた。

>これらのコスト面や利便性のメリットから、050番号はビジネスの開業時や新規事業開始時、事務所の移転拡張時などに広く活用されている。また、IP電話専用アプリをダウンロードしたスマホやパソコンで使用できることから、コロナ禍でテレワークを始めた企業が在宅勤務者に付与するなど、本来はとても利便性の高い電話番号だ。

>一方で、その利便性を逆手に取り、特殊詐欺などの犯罪にも悪用されるケースが散見されるようになっているのも事実だ。

>現行の携帯電話不正利用防止法では、050のIP電話は、契約時の本人確認義務の対象外となっていることが1つの大きな要因だろう。手軽に番号が取得でき、安価であることは、大きなメリットである反面、「使い捨ての番号」として犯行に使用されやすくもなってしまう。

>詐欺などの悪用防止のため、本人確認をしっかり行っている事業者も、もちろんいる。しかし、中には特殊詐欺グループに050番号を大量に卸している悪質な番号再販事業者も存在しているようだ。過去にはそういった悪質な事業者が逮捕された事例もある。


>「050番号」の規制で犯罪を未然に防げるか
>このような状況を受け、行政機関や民間団体なども対策に動き出している。

>総務省は6月に、これまで契約時の本人確認義務がなかった050番号のIP電話について、本人確認を義務化する方針を発表した。まずはこの方針に対する国民からの意見を受け付け、その後、法律施行規則の改正に動き出す予定だ。

>また、行政機関だけでなく、民間団体も対策に力を注いでいる。

>IP電話サービス提供事業者が複数加盟する「一般社団法人日本ユニファイド通信事業者協会(略称:JUSA)」は、総務省や警察庁と連携して、特殊詐欺などの犯罪に悪用された番号を停止する「番号停止スキーム」を2022年12月から運用している。

>この「番号停止スキーム」について、2023年6月には、悪⽤された電話番号だけでなく、悪⽤した契約者や再販事業者がすでに保有する電話番号(在庫番号)を⼀括停止できる仕組みも追加された。これは、特殊詐欺に対する小さくない抑止力となるはずだ。

>行政機関や民間団体により、特殊詐欺防止の取り組みは進んでいるとはいえ、犯行グループは、つねにあの手この手で抜け道を見つけ出し、ターゲットを狙っている。私たち1人ひとりが、日頃から防犯を心がけることも忘れてはならない。

>対策として、不審な電話に出ない・応じないということは大前提である。知らない番号からの着信は、番号をネットで検索してみて、発信元に心当たりがあるか確認してみるのもいいだろう。

>不審な電話を自動で遮断する対策もある。例えば大手携帯キャリアでいうと、NTTドコモは「あんしんセキュリティ」、ソフトバンクは「迷惑電話ブロック」、KDDIは「迷惑メッセージ・電話ブロック」という、セキュリティオプションがある。

>これらを利用すると、データベースに登録のある迷惑電話が自動的に警告される仕組みだ。特に1人暮しの高齢者などは、「アポ電」相手につい話し込んでしまうことや、不審な電話を受けても相談する相手がいないこともある。テクノロジーをうまく活用し、危険な電話を察知することは有用な対策だといえる。

>ただ、新たな電話番号も日々発行されている。すべてを遮断できるわけではないということを念頭に置き、気を緩めてはならない。詐欺にあった人のほとんどが「自分だけは大丈夫」と考えていたと話すという。自分は大丈夫と過信せず、テクノロジーもうまく活用して自分自身や家族を守っていきたい。


>それでも詐欺に遭ってしまったら…
>冒頭に出たサポート詐欺については、そもそも警告メッセージに慌てない心構えも必要だ。インターネットを利用していて、突然パソコンの画面に「ウイルスに感染しました」といった警告画面が出てしまったら、慌ててクリックしてしまうなど、その先に進んではいけない。

>「タスクマネージャー」を立ち上げて、警告が出ているブラウザを選択し、「タスクの終了」をクリックすれば画面は消える。

<図3-1>
警告表示の消し方(1)



<図3-2>
警告表示の消し方(2)



>また、万が一、何らかのソフトウェアをインストールしてしまった場合は、まずは外部からパソコン内部を見られたり操作されるのを防ぐため、インターネットを切断していただきたい。そのうえで、ソフトウェアのアンインストール(削除)をしたほうがいいだろう(手順は以下の画像の通り)。

<図4-1>
ソフトウェアのアンインストール方法(1)



<図4-2>
ソフトウェアのアンインストール方法(2)



<図4-3>
ソフトウェアのアンインストール方法(3)



>超高齢化社会となった日本では、高齢者を狙う特殊詐欺や犯罪が深刻になっている。行政機関や通信事業者、民間団体などの対策推進や、テクノロジーの活用、個々人での意識の底上げなど、全方位的な対策が求められるだろう。犯罪被害者が減ることを期待したい。

松原 治雄 : トビラシステムズ株式会社 取締役 技術部長
(構成:井澤 梓)

<参考=「シニア狙う「電話使った特殊詐欺」その驚く手口 国や大手キャリアの強化対策で詐欺撲滅なるか」(東洋経済)>
(23/07/29)


【シバケン】 2023/08/04 (Fri) 18:29

副題=「ウイルスに感染しています」表示された画面の連絡先に電話したところ…70代男性が電子マネーで146万円だまし取られる(TBS・テレビ高知)

へえの、146万円もの大金を騙し取られたですて。

諸般、パソコン画面に「ウィルスに感染しています」の表示でねえ。
そこまでは、当記事に記載されてませんですが。「動画配信サービス」ねえ。
どんな哉の、あからさま、明確に、どんな、どこの、とは、はばかれるの、ではないの怪<?>


と、同時に、
当方的、何度でも、この手の被害者、例外なくの、金持ちやなあと。
146万円やでと。1460円でも、14600円でも、あらへんでと。
当方、万が一の、万単位の金銭要求された、ならばの、さあ、殺せ<!>遠慮すなと。
ない袖、振れずと。イヤ、ほんと。

セキュリティ・ソフトが入ってませんねえと、言われたならばの、最初っから、入れてえへんわと。
当世、Windowsも、Xp以降で、何で、必要かと。

決まってるです。
何ちゅうかの、公言し難いの先程の、「動画配信サービス」ねえ。加入なりしてるのからでして。
イヤ、言えるなら、明確に、「YouTube」も、動画配信サービスやしねえ。有料のもあるですが。
有料ねえ。こんなので、勿体ないねえ。

>パソコンの画面上に「ウイルスに感染しています」と表示されたことをきっかけに、高知市の70代の男性が146万円をだまし取られていたことが分かりました。

>高知県警によりますと、今年7月17日、高知市の70代男性が自宅のパソコンで動画配信サービスを利用していたところ、画面上に「ウイルスに感染しています」と表示されました。

>画面上には連絡先とともに電話番号が表示されていたことから男性が電話をかけたところ、片言の日本語を話す男に「ウイルスソフトが入っていない。ソフトの代金は4万円。支払いは電子マネーになる」などと言われたということです。その後、男性は電話をつないだままコンビニエンスストアで電子マネーカード4万円分を購入。指示に従いパソコンにカードのIDを入力したものの「番号が違う」と指摘された上、再度、電子マネーカードを購入するよう指示され、別の店舗でカードを購入。IDを入力すると、「海外送金が必要で8万円かかる」「もっと新しいセキュリティソフトがある。20万円かかる」「海外送金に10万円かかる」と言われ、それぞれ指示通りに別の店舗で同様に電子マネーカードを購入しIDを入力したということです。

>翌日、同じ男から男性に電話があり、「保険金80万円が必要」と言われ、指示通りに数件のコンビニエンスストアを回り、80万円分の電子マネーカードを購入しIDを入力したということです。男性は2日間で19枚の電子マネーカードを購入し、146万円をだまし取られました。

>その後、「さらに100万円追加が必要」と言われ、払えないことから知人に相談したことをきっかけに詐欺を疑い、先月19日、男性が高知南警察署に相談したことから被害が発覚しました。

>高知県内では今年に入り、特殊詐欺の被害が21件起きていて、被害総額は4842万円を超えています。

>高知県警は、「ウイルスに感染しているなどと表示された画面上に連絡先がある場合、すぐにかけるのではなく、まずは家族や警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。

<参考=「「ウイルスに感染しています」表示された画面の連絡先に電話したところ…70代男性が電子マネーで146万円だまし取られる」(TBS・テレビ高知)>
(23/08/03)